システム・サービス事業

【insmart system】査定情報をシンプルにデジタル化(査定アプリ)

2023.01.26

査定情報をシンプルにデジタル化(査定アプリ)

「短い時間で」「高い査定精度」を実現することの重要性

中古車買取ビジネスにおいて、「査定精度」は非常に要素となります。

例えば、売却予測が100万円の車両を買い取ったとします。修復歴や傷がついているのを気づかずに90万円で買い取ってしまい、実際に売却した際は80万円でしか売れず、10万円の損失が出てしまいます。そのため査定制度によって大きく収益が変わってきます。

一方で、これと相反するのが「査定にかかる時間」です。

当然ですが、査定にかける時間を短くすればするほど、査定精度は落ち、査定にかける時間を長くすればするほど査定精度が上がります。

また、査定の際に、「ここはどうだった?」などと、車の状態を聞いたりしてコミュニケーションの回数を増やすことでも査定の精度は上げることができます。

一方で、査定の精度を上げるためには、どうしても時間がかかってしまい、業務効率が悪化してしまいます。また、査定している間は、お客様をお待たせすることになりますので、いくらでも時間を掛けてよい、という環境はほとんどございません。

どうしても査定にそこまで時間をかけることはできないが、一方で査定に時間をかけないと査定精度が落ちるという、トレードオフの関係にありました。

そこで、カーセブンが開発したインスマートシステムでは、「査定精度」と「業務効率」の両立を目指して日々改善されています。

カーセブンのインスマートシステムが他と違うのは、現場の声を聴いて日々改善され続けていることです。現場で査定業務をしていると、システムに対する新しい要望は次から次へと生まれてきますが、カーセブンは定期的に現場からの声を聴いて、改善点を集め、常に改善し続けています。現在提供しているインスマートシステム(査定システム)は第5世代のバージョンとなります。

以下では、具体的に「査定精度向上」「業務効率化」がインスマでどこまでそれが実現できるのかをお伝えします。

査定精度向上に役立つ、「画像入れて100項目以上のインスマの登録項目数」

インスマの登録項目は、以下のように、かなり細かく登録できます。

  • 車両基本情報:26項目、うち14項目が必須項目
  • 書類:5項目、うち1項目が必須
  • 内装:13項目
  • 外装:15項目
  • 色:4項目、うち2項目が必須項目
  • 評価:24項目、うち7項目が必須項目
  • お絵描きできる展開図
  • 画像と動画の入稿:画像25枚(うち12枚が画像指定)、動画2個

これだけの項目数があれば、新人でも、この項目を生めるように注力するだけで最初から非常にリッチな情報を査定をする人に送ることができます。さらに、金額にかかわる部分は非常に細かく設定することができるようになっています。

★ワンポイント情報!実際のインスマの車両情報登録画面★
■車両基本情報

車両基本情報はグレードや型式、基本的な情報を網羅して入ることになります。ここでも、必須と任意はカーセブンの長年の運営でより分けられて設定できるようになっています。
基本情報は車検証QRコードを読み込むだけで、車種マスタとマッピングし、ほぼ全ての項目が自動で設定されます。
また、判断が難しいグレードの選択においても、メーカーサイトなどと連携し、判断がしやすくなっております。
リサイクル金額に関しても自動で設定されますので、調べる必要はございません!

■展開図

展開図は、ペンで書き込みできるようになっているほか、傷やへこみ、錆などを細かくマークできるようになっています。

■画像登録画面

画像登録画面は、直感的に、どのような画像を撮影すればよいか、初心者でも迷わないようにできています。最低限必要な画像はこれで撮影が可能で、あとは傷などの画像を13枚程度撮影可能なので、かなり細かく車の情報を査定する側に渡すことができます。

以上、見ていただけたかと思うのですが、未経験の方でも、何を確認すればよいかがわかりやすい構成になっております。
では、次にこれだけの項目入力が面倒ではないのか、という点について、業務効率化のポイントを見ていきましょう。

現場とのコミュニケーションで改善を繰り返した業務効率化のポイント

インスマートシステムを使って頂いた方にまず評価されるのが「車検証QRコードからの情報連携」機能です。車検証QRコードを読むことはもちろん、QRコードの情報をもとに自社独自の車種マスタとマッピングし、様々な情報を自動取得します。車両の基本情報は全て自動で設定されるため、入力漏れ、入力ミスを防ぐことが可能です。

■車検証QRコードの読み込みで自動取得できる項目

車両基本情報はグレードや型式、基本的な情報は自動で設定されます。毎回車検証と照らし合わせて確認、入力する必要もなく、大幅な効率化が見込めます。特に入力ミスが後々問題になりがちな車台番号を正確に取得できる点も大きなメリットです。

■リサイクル金額も自動で取得!

リサイクル券の金額を調べる必要もなくQRコードを読み込むだけで自動的に取得します。

■項目の並び順も徹底的に現場と会話して構築!

どの順番で査定するのか、どの順番で装備のチェックを行うのか、実際に利用するスタッフにインタビューを行いながら1つ1つ設定しています。
徹底的に査定の動きに合わせることで入力の流れをスムーズにすることで査定業務を大幅に効率化しました。

以上がカーセブンの査定システム「インスマートシステム」の大きな特徴となります。システム会社が作ったシステムではなく、現場を持っているカーセブンだからこそできる使い勝手の良さにこだわり尽くした結果が、FC加盟店の皆様の「システムが圧倒的に使いやすい」という評判につながっています。

ご興味がある方、デモをご希望の方、自社での使い方のご相談などお気軽にお問い合わせください。現場を知っているスタッフが細かくご説明いたします!