更新日2024.03.06

【初心者必見】セルフガソリンスタンドでの給油ガイド!ガソリンの入れ方や注意点を解説

車を所有する方のほとんどが、給油するためにガソリンスタンドを利用した経験があると思います。しかし、セルフガソリンスタンドは利用した経験がないという方は意外と多いのではないでしょうか。

セルフガソリンスタンドは、通常のガソリンスタンドより割引制度や安くなるサービス提供していることが多いため、ガソリン代が高騰している今こそ利用をおすすめします。

そこでこの記事では、セルフガソリンスタンドでの給油の方法について詳しく解説します。セルフガソリンスタンドを利用するメリットやデメリットについても併せて解説しています。セルフガソリンスタンドを利用したいけれど方法がわからず不安、という方は、この記事をぜひ参考にしてください。

この記事でわかること

  • ・セルフスタンドの特徴
  • ・セルフガソリンスタンドの見分け方
  • ・セルフスタンドを利用するメリット・デメリット

セルフガソリンスタンドとは?

セルフガソリンスタンドとは、車のガソリンを自分で給油する形式のスタンドのことです。車の誘導から給油までフルサービスするガソリンスタンドとは違い、全ての作業を利用者が行う必要があります。

停車場所の誘導や、給油機への入金対応が無いことに不安を感じる方もいるのではないでしょうか。しかし、そのような対応をするスタッフが不要なセルフガソリンスタンドだからこそ、ガソリン代が安いというメリットがあるのです。

実際にフルサービスガソリンスタンドとセルフガソリンスタンドの給油代金は、およそ2円〜5円/Lほど金額に差があります。セルフガソリンスタンドは、少しでも燃料代を安くしたい方に最適な給油場所といえるでしょう。

セルフガソリンスタンドの見分け方

セルフスタンドとフルサービスガソリンスタンドの見分け方は、スタンドの看板にあります。セルフガソリンスタンドの場合、店の看板には大きく「セルフ」と表記されています。

そのため、車を運転しながら看板を確認するだけで、どちらの給油方式を採用したガソリンスタンドなのかを判断できるはずです。他にも、先述したとおり、フルサービスガソリンスタンドでは、給油場所までの誘導を担当するために入り口付近にスタッフが立っています。

セルフスタンドかどうかわからない場合は、上記の点を確認すると良いでしょう。

【初心者必見】セルフガソリンスタンドで給油をする前に確認しておきたいこと

セルフガソリンスタンドを利用した経験がない方のために、セルフガソリンスタンドを利用する前に確認しておくことについて詳しく解説します。

給油口の位置

セルフガソリンスタンドを利用する前に必ず確認したいことが「給油口の位置」です。基本的に大半の車では車の左後部側に給油口が位置していますが、車種によって異なる場合もあります。

給油口がわからない方は、燃料計から確認する方法もあります。給油計の給油機マークの横にある三角形のしるしがついている方が給油口のある位置です。ガソリンスタンドに入る際に迷ってしまうと危険なため、事前に給油口の位置を確認しておきましょう。

給油口の開け方

給油口の開け方は車種によって異なります。給油口を開けるスイッチの場所は、運転席の足回り部分やシートの横部分など、さまざまです。

給油口の開け方がわからず、セルフガソリンスタンドで困らないためにも必ず車の納車説明時には、給油口の開け方を教えてもらいましょう。

給油するガソリンの種類

給油するガソリンの種類を把握しておくことも重要です。給油するガソリンの種類を間違えると、故障や不具合の原因になりかねません。車の保証制度には、誤給油に対する内容がないため、セルフスタンドを利用する前には、必ずガソリンの種類を確認しておきましょう。

車種ごとに指定されたガソリンの種類は、取扱説明書や車種カタログに記載されています。車に給油する燃料は、大きく分けて「ガソリン」「軽油(ディーゼル)」の2種類です。さらにこまかくわけると、ガソリンにはレギュラーガソリンとハイオクガソリンがあります。

ガソリンと軽油は同じ石油ですが、それぞれ性質が異なります。セルフスタンドでの給油の際には、所有する車種に合わせた燃料を給油しましょう。

セルフガソリンスタンドでの給油の手順

セルフガソリンスタンドを利用した経験がない方のために、セルフガソリンスタンドを利用する方法を分かりやすく解説します。具体的な利用手順は以下のとおりです。

セルフスタンドで給油する際の利用手順

・給油レーンで停車する
・エンジンを切る
・タッチパネルで操作を進める
・静電気除去シートをタッチする
・給油口のキャップを外して給油する
・ノズルを戻して給油口のキャップを閉める

それぞれの手順を詳しく解説します。

給油レーンで停車する

まずは、セルフガソリンスタンドに車で行き、給油レーンの地面に描かれた印に従い車を停車します。停車する際には、給油設備と車が遠すぎない位置に車を停めます。さらに、給油設備と車の側面が平行に位置調整するように注意しましょう。

車種によって給油口の位置が異なるため、あらかじめ給油口の位置を確認しておきましょう。

エンジンを切る

給油レーンに車を停車した後は、必ずエンジンを切りましょう。

給油設備前での喫煙や火気は厳禁です。給油口からはガソリンの蒸気が発生しており、火の元を近づけるだけで引火する可能性が高いです。喫煙や火気の使用以外にも、スマートフォン操作もガソリン給油時には禁止事項のため注意してください。

タッチパネルで操作を進める

車のエンジンを停止した後は、給油設備のタッチパネルで給油操作を進めます。給油設備のタッチパネルでは、油種や給油量、支払い方法の選択を行います。給油量は「満タン・リッター単位・利用金額」の3パターンから選択可能であるため、希望する給油方法で給油を進めてください。

支払い方法は現金やクレジット、ポイント、ガソリンスタンド専用のクレジットカードなどから選択可能です。ガソリンスタンド専用のクレジットカードを利用すれば、1L当たりの給油割引が適用されるなど、お得なサービスがあることが多いです。

静電気除去シートをタッチする

給油設備のタッチパネル操作が完了した後は、静電気除去シートをタッチして感電対策を行います。静電気除去シートをタッチすることで、静電気による火災発生リスクを抑えられます。

セルフガソリンスタンドで給油する場合には、必ず静電気除去シートをタッチしてから給油を始めるようにしましょう。

給油口のキャップを外して給油する

静電気除去シートをタッチした後は、給油口のキャップを外して給油を開始します。給油口にあるキャップの外し方は、車種によって異なります。

セルフスタンドでの給油利用に対応するためには、自車の給油口を開ける方法を事前に把握しておくことが必要です。

ノズルを戻して給油口のキャップを閉める

給油が完了した後は、給油ノズルを給油設備に戻して給油口のキャップを閉めましょう。

給油口からノズルを取り出す際に、ノズルに残っている少量のガソリンが出てくる可能性があります。そのため、ノズルを戻す際には、給油口からゆっくりと取り出し、設備に戻した後にキャップを元のように閉めてください。

セルフガソリンスタンドで満タンまで給油する方法

セルフガソリンスタンドで満タンまで給油する場合には、給油設備の操作時に給油量を満タンに設定します。満タンボタンをタッチすることで、燃料タンクが満タンになるまで給油できます。

給油ノズルの先端には、燃料タンク内のガソリン量を自動で感知するセンサーがついています。燃料タンクが満タンになったタイミングでセンサーが自動感知して給油を終了してくれるため、不慣れな場合も安心です。

セルフガソリンスタンドで満タンじゃなくても止まる理由

セルフスタンドでは、燃料タンクが満タンではない状態でも給油が停止してしまうケースがあります。セルフスタンドで燃料タンクが満タンではない状態でも給油が止まる理由とは、どのようなものなのでしょうか。

セルフガソリンスタンドで満タンではなくても止まる理由

・給油ノズルのセンサーが反応したから
・燃料タンク内の空気が抜けきっていないから

それぞれの理由について詳しく解説します。

給油ノズルのセンサーが反応したから

給油ノズルの先端には、過剰給油を防止するためのセンサーが搭載されています。センサーが燃料に触れる、もしくは浸ると給油が停止する仕組みです。

給油ノズルのセンサーは、燃料タンクから燃料が逆流しないよう対策することを目的に設置されています。ガソリンは引火点が低く、静電気や火の元を近づけると大きな車両火災が発生する可能性が高いという特徴があります。

燃料タンク内の空気が抜けきっていないから

燃料タンクが満タンではない状態で給油が停止してしまうもう1つの理由に「燃料タンク内の空気が抜けきっていない」ことが挙げられます。

一般的に燃料タンクには、内部の空気を抜くためのブリーザーパイプが設置されており、タンク内が真空状態になっています。しかし、燃料タンク内の空気が抜けきっていなければ、ガソリンが満タンではない状態で給油が停止してしまう可能性もあるのです。

セルフガソリンスタンドで給油する際の注意点

セルフガソリンスタンドで給油する際には、どのような点に注意したらよいのでしょうか。セルフスタンドで給油する際の注意点には、以下のようなことが挙げられます。

セルフガソリンスタンドで給油する際の注意点

・給油口に火の元を近づけない
・火災事故を防ぐため子供を近づけない
・給油口のキャップは必ず閉める
・お釣りの受け取りを忘れない

ガソリンは引火点が低く、火の元を近づけるだけで大きな火災トラブルに発展する可能性があります。そのため、給油する際には子どもを給油口に近づけず、安全な距離を保った状態で給油を行いましょう。

給油キャップの閉め忘れは大きな火災トラブルに発展する可能性があります。セルフガソリンスタンドでは、給油に関係する全てを自分で行う必要があるため注意が必要です。また、現金でガソリン代を支払った場合には、お釣りの取り忘れにも気をつけましょう。

セルフガソリンスタンドでガソリンが溢れたらどうすれば良い?

セルフスタンドで万が一、ガソリンが溢れた場合にはノズルを給油設備に戻して一旦給油を中止しましょう。給油を中止した後は、溢れた部分を乾いたウェスなどで拭き取ります。万が一、溢れたガソリンが車やタイヤに付着した場合には、塗装に深刻なダメージを与えてしまう可能性もあります。

重大な車両トラブルに発展しないよう、すぐに拭き取り作業を進め、なるべく早いタイミングで車の洗車を行いましょう。

セルフガソリンスタンドのメリット

セルフガソリンスタンドを利用するメリットには、以下のようなものが挙げられます。

セルフガソリンスタンドを利用するメリット

・価格が安い
・営業時間が長い
・スタッフと会話しなくても良い
・短時間で給油を済ませることができる
・清算をすぐに済ませることができる

それぞれのメリットについて詳しく解説します。

価格が安い

セルフスタンドでは、ガソリンスタンドで働くスタッフを最小限に抑えられるため、人件費などの費用がカットできます。人件費が抑えられるため、フルサービスガソリンスタンドよりも燃料代が安くできるのです。

具体的にセルフ式ガソリンスタンドとフルサービスガソリンスタンドの給油代を比較すると、1Lあたり2円〜5円程度安くなっていることが多いです。

営業時間が長い

セルフガソリンスタンドは、フルサービスガソリンスタンドよりも営業時間が長い場合が多いです。セルフガソリンスタンドごとに営業時間が異なりますが、スタンドによって24時間営業の店舗もあります。

24時間営業のセルフガソリンスタンドであれば、車の給油を行いたいタイミングに合わせて給油できます。利便性の高さは、セルフガソリンスタンドを利用するメリットといえるでしょう。

スタッフと会話しなくて良い

セルフガソリンスタンドでは、店頭スタッフと話す手間がなく、給油だけに集中できます。フルサービスガソリンスタンドによっては、クレジットカードの発行やオイル交換実施勧誘などを店頭スタッフが行うことがあります。

セルフガソリンスタンドでは、店頭スタッフに勧誘される心配や車関連のセールストークをされる心配もありません。スタッフとの対話が苦手な方にはセルフガソリンスタンドがおすすめです。

短時間で給油を済ませることができる

セルフガソリンスタンドでは、給油だけの利用で済ませられるメリットがあります。フルサービスガソリンスタンドでは、車の窓拭きから支払い対応まで全て店頭スタッフが代行してくれるメリットがありますが、1つ1つの手続きに時間がかかる点はデメリットでもあります。

清算をすぐに済ませることができる

セルフガソリンスタンドでは、クレジットカードから現金支払いまで幅広い支払い方法に対応しており、清算が短時間で済む点がメリットです。

セルフガソリンスタンドは、余分な手間やサービスを省き短時間で給油を済ませたい方におすすめのスタンドです。

セルフガソリンスタンドのデメリット

セルフガソリンスタンドを利用することには、メリットばかりではなくデメリットもあります。

セルフガソリンスタンドを利用するデメリット

・全て自分でやらないといけない
・給油以外のサービスがない
・点検してもらえない

それぞれのデメリットを詳しく解説します。

全て自分でやらないといけない

セルフガソリンスタンドでは、車の停車位置調整から支払い手続き、給油量の調整、給油口を開けて給油する作業まで全て自分で行う必要があります。フルサービスガソリンスタンドであれば、全ての作業を店頭スタッフが代行してくれますが、セルフガソリンスタンドで店頭スタッフが代行してくれることはありません。

長年、フルサービスガソリンスタンドを利用している方にとっては、セルフガソリンスタンドの利用方法に慣れるまで多少の時間が必要でしょう。給油手順に慣れてしまえば、意外とフルサービスガソリンスタンドよりも使いやすいと感じる方もいるのではないでしょうか。

給油以外のサービスがない

セルフガソリンスタンドでは給油以外のサービスはやっていません。タイヤ交換や車検整備、オイル交換などの作業を希望する場合には、フルサービスのガソリンスタンドを利用する必要があります。

しかし、セルフ式ガソリンスタンドは給油作業だけに特化していることもあり、給油代がフルサービス式ガソリンスタンドよりも安くなるメリットがあります。

点検してもらえない

セルフ式ガソリンスタンドでは、車の点検に対応していません。車の点検には、大きな設備が必要です。セルフガソリンスタンドは、給油サービスだけに絞っているからこそ、安価な給油価格や給油時間の短縮などのメリットが期待できます。

車の点車検を希望する方は、セルフガソリンスタンド以外のディーラーやカー用品店、中古車販売店などに作業を依頼しましょう。

ただし、大手チェーンが経営するガソリンスタンドの中には、セルフガソリンスタンドの敷地内に整備や車検が行える設備を整えているところもあります。

セルフガソリンスタンドを利用するメリットとデメリットを理解したうえで、利用することをおすすめします。

よくある質問

Q
セルフガソリンスタンドではクレジットカードを利用できますか?
A

セルフガソリンスタンドでクレジットカードの利用は可能です。ガソリンスタンドで給油する燃料代をクレジット支払いにすることでポイントが還元されます。 さらにガソリンスタンド専用のクレジットカードを作成すれば、1Lあたり〇〇円の割引制度が適用されます。クレジットカードのポイント還元を利用しつつ、ガソリン代の割引制度を最大限に活用しましょう。

Q
給油キャップを外した時に音が鳴っても大丈夫ですか?
A

給油キャップを外したときに音が鳴っても問題ございません。給油キャップを外した際に出る音は、ガソリンが気化する音であり、走行上、支障はありません。 ただし、ガソリンが抜けた際にはガソリンが大気上に気化するため、火気の使用には注意が必要です。給油口付近にわずかな静電気の火花が触れただけでも、引火して車両火災が発生します。

Q
携行缶でガソリンを持ち帰ることはできますか?
A

携行缶でガソリンを持ち帰ることは可能です。携行缶でガソリンを持ち帰る際には、携行缶を持参する必要があります。 さらに携行缶の給油上限量を給油する前に事前確認することが重要です。携行缶に給油できる上限量を把握していなければ、携行缶からガソリンが漏れ出す可能性も考えられます。 ガソリンスタンドによっては、安全面を考慮して携行缶へのガソリン給油を廃止している店舗や業者もあるため注意してください。

Q
バイクの給油方法は?
A

バイクの給油方法は基本的に車と同じです。具体的には、給油レーンに車を停車後、急行口のキャップを外してノズルを入れます。ノズルを入れた後は設定した給油量を給油する流れです。 バイクの燃料を給油する際にも車と同じく、ガソリンが吹きこぼれないよう注意してください。給油を終了した後はノズル先端にガソリンが残っている可能性があるため、ノズルをゆっくりと給油設備に戻しましょう

まとめ

セルフガソリンスタンドでの給油には、フルサービスガソリンスタンドで給油するよりも燃料代が安くなるというメリットがあります。さらに、車の給油だけの作業に集中できるため、時間の短縮にもつながるでしょう。

セルフガソリンスタンドの利用方法に慣れるためには、実際に利用してみることが最も効果的です。セルフガソリンスタンドを初めて利用する際には、この記事の内容を参考にしてみてください。

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