システム・サービス事業 事例紹介

【システム導入事例】 静岡県内No.1の買取店を目指すコヤマ・ミライエ。カーセブンの3つのシステム導入で、業務の効率も社員の意識もこんなに変わった!

2025.02.05
insmart system (インスマートシステム)・e-answer (イーアンサー)・買取smart-sign (買取スマートサイン)導入事例

株式会社 コヤマ・ミライエ様は、insmart system (インスマートシステム)・e-answer
(イーアンサー)・買取smart-sign (買取スマートサイン)と、カーセブンの3つのシステムを導入して1年が経ちました。
そこで、システムの導入を担当したコヤマ・ミライエの瀧様に、導入を決定するまでの経緯から、実際に導入したことで、何が大きく変わっていったかをお伺いしました。

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企業紹介株式会社 コヤマ・ミライエ
利用システムinsmart system (インスマートシステム)、e-answer (イーアンサー)、買取smart-sign (買取スマートサイン)
インタビュー実施2024年6月 ※文章内の記述は全てインタビュー当時のものです。

はじめに、御社の事業と、瀧様がご担当されている業務の範囲についてお伺いできますか

様:
当社の事業は、中古車の買取を主に扱っています。
私は、デジタル&クリエイティブコンテンツを担当しています。入社して今年で5年目になりますが、その当時から社内にシステム部署というものはなく、現在も私1人でシステム関係を担当しています。

カーセブンのシステムを導入する前は、システム関係はどのような状況だったのでしょうか。

様:
私が入社したとき、既存のシステムがあり、稼働していました。でも、従業員、役員、取締役など全員に意見を聞きましたが、誰1人としてそのシステムを気に入っていないことがわかりました。

例えば、仕入れ情報は登録できるけれど、肝心の売上情報は登録できませんでした。そのため、手作業で全部1件ずつ、売り上げを入力していかなければならなかったのです。手入力だとケアレスミスなど人為的なミスの心配もあり、営業スタッフ1人あたりの責任と業務負荷も多かったと感じていました。

また、当時の社内状況として、経理1名で対応しており、通常月もそうですが、特に決算期など繁忙期の業務負荷が激しく、このままでは会社全体の健全化にならないと危惧していました。

会社がスケールアップするためには、今のシステムを変える決断をすることが必要だった

既存のシステムを思い切って変えようとしたのは、何かきっかけがあったのでしょうか。

様:
ある日の役員会でのこと、「この会社のステージをもっと上へ、上昇させていく必要がある」、と今後の目標が決定されました。

それを聞いて、その目標を達成するために、「はたして自分たちの今のシステムで対応しきれるのだろうか」、という不安が沸き上がりました。まして、車関係は税制や車についてのルールなど、コロコロ変わる法令対応が非常に難しいという問題もあります。

それまでシステムの修正や変更に関して、多額の投資をし続けてきました。しかし、会社が上を目指すのなら、システムを乗り換えるのは今しかない、と痛感し、思い切って代表に話をしてみたのです。

新たなシステムを導入する際は、どのようにして決めたのですか。

様:
システムを探す際は、「自分がイチから車買取店を立ち上げるなら、どういうふうな調べ方をするだろうか」と、完全に素人の気持ちに立ち返って考えてみました。

調べるとなったら、やっぱりGoogleですよね。「車屋、買取り、システム、中古車売買」などの文言で検索して、数社がヒットしました。まずは、ホームページを探して、公開されている情報を見て、資料請求などを数社に問い合わせました。

その中で、一番レスポンスが早かったのが、カーセブンでした。

カーセブンのシステムを導入することに決めた、一番の理由は何ですか。

様:
カーセブンとは、それまでコネクションは一切なかったのですが、担当の方が店舗までおいでいただき、お話を伺いました。

そのときは、insmart system (インスマートシステム)、買取smart-sign (買取スマートサイン)、e-決済、ストアパフォーマンスを見せてくれたのですが、まさに要望したものが目の前にすべて準備されていたような感じでした。

見た瞬間、ビビッときて、「あぁ、求めていたのはコレだ!これなら大体のものが解決するな」と確信を持つことができ、自分の中ではほぼ即決でしたね。

同業だからこそ、同じ苦労を背負っている。これこそ、自分たちの仕事をより良くしようとして作られたものだ

カーセブンのシステムと他のシステムとでは、何が違っていたのでしょうか。

様:
一番、現実感があったのが、カーセブンのシステムでした。他の選択肢を蹴ってもいい、と思ったのは、私たちと同業であるカーセブンが、実際に直営店で運用し、悩みや課題を一つ一つ試行錯誤を繰り返しながら、作り上げたシステムということが大きな要因です。

システム屋ではなく、同じ悩みや苦労を抱え、現場を熟知している車屋だからこそ作ることのできた、まさに「自動車業界のためのシステム」と感じました。

システム屋さんは、結局のところ車屋さんではないので、不具合があっても、他人事だという感じなのでしょうか。

様:
そうですね。こちらの要望に対して、かなりの頻度でアップデートしていただきました。(企業ユーザーとSaaSベンダー)が互いにウィン・ウィンの関係になるのであれば、システム改良に際しての追加料金なし、というカーセブンの思いがあるようですね。

今後も、当社とカーセブンの2社で歩み寄り、いろんな機能を(協調して)開発していければいいな、と考えています。

でも、これまであった既存のシステムを構築するまでには、多大な額を投入してきたと思いますが。

様:
じつは、これまで当社がオリジナルで作ってきたシステムの投資額は、億に届くほどで、それを捨てることは本当に勇気が要りました。

でも、それを差し引いても、今後自分たちが同じものを作るには、一体いくら掛かって、何年必要なのか、と考えたときに、カーセブンのシステムを利用するほうが、絶対に利口だと思いました

それくらい、自分たちの現在のシステムと、カーセブンが苦労して作ってきたものとの大変なギャップを感じました。

本格稼働して1年が経ったということですが、実際に、現場ではどうような反応があったのでしょうか。

様:
カーセブンから話を聞いたのが2023年8月で、導入が11月、稼働をスタートしたのが、2024年1月の年始からでした。

1月6日が業務開始日でしたが、その日、私の携帯の着信が社内だけで150件もあり、現場は多少の混乱はありました。

でも、インスマートシステムを利用した社員からは、「入力するところはいっぱいあるけど、必要な車両情報が抜けている項目はなく、すべて網羅されているね」という声が聞かれました

今も現場の方から、使い方などの質問は頻繁にくるのでしょうか。

様:
必要な車両項目を埋めていけばいいとわかった人から、どんどん慣れていきました。今では、システムの習熟度も上がってきて、私に質問がくることは滅多にありません。

作業もスムーズになり、かかる時間も短縮された。今までよりも、来客数も応対件数も増えている

これまで紙に記入していたのが、システム導入したことで、どんなメリットがあったのでしょうか。


今までは、紙の査定表ありきだったので、二重入力になってしまい、さらに契約書もボールペンで記入して作成していました。

システムを導入して、2ヶ月ほど経ったときに、「あっ、ボールペンを持つ機会が減ったな」ということを実感しました。査定から契約まで、ボールペンを一切使わなくても、契約を完了できるようになったのは大きなメリットです。

面倒な作業がすべて解消できるようになったので、今はスムーズに査定から契約まで進めることができます。

今まで大変だった、経理の方の負担も軽減されたのでしょうか。

瀧様
経理も、膨大な量を入力する、余計な作業や時間を掛けなくても良くなりました。そのため、経理部の人員を増やす必要もなくなりました

これまで、査定表や契約書などの紙を詰め込んだダンボールが、事務所に山積みの状態で、保管場所も大変でしたが、この問題も解消できました。

では、査定から契約までに掛かる時間についても、今までよりずいぶん短縮できているのでしょうか。


まず、インスマートシステムの車検証を読み取るQRコードは、驚くほど読み込みが速いのにびっくりしました。導入前も、QRの読み込みをするシステムを利用していましたが、読み込みスピードが全然違います。
読み込みが速く、ストレスフリーでできるので使いやすくて、非常にありがたい
ですね。

物理的な作業としてラクになっているので、査定から契約まで、1件あたりにかかる時間は減っています。今まで、予約時間は1時間ごとに区切っていましたが、15~20分は短縮できています。

実際、「1時間も掛からないので、予約時間を変えてもいいですか?」と要望をしてきた店舗が、何店か出てきています。

時間が短縮できた分は、受けられる件数を増やしてもいいし、その時間をリフレッシュする時間にあててもいいと思っています。また、常連のお客様にも、じっくりとお話できるようになりました。

効率が良くなり、時間が短縮できたということですが、お店に来客される人数は変化があったのでしょうか。

様:
来客数は1.25倍くらいに上がりました。これは、システムを変えたためかもしれないし、会社の知名度も上がってきたので、その影響があるのかもしれません。

車の査定をして契約まで行うのは、これまで1時間1件で、1日あたり、1人の営業マンが8件応対するのが限界でした。しかし、直近の半年を見ると、各店舗、応対件数が上がっています。やはり、システムのおかげかもしれないですね。

中期目標は、静岡県内で店舗数No.1になること。そのために、カーセブンのシステムは大きな力になる

イーアンサーについてお聞きします。実際にお使いになって、どのような点が気に入っていますか。

様:
電子版のアンケート自体は旧システムでもありましたが、肝心の集計する機能がありませんでした。イーアンサーは集計できるのが大変ありがたく、お客様の動向や意識調査に使いやすいですね。

コヤマ・ミライエ様の今後の展望をお伺いしたいのですが、具体的な目標などはありますでしょうか。

様:
静岡県内には、全国規模の大手の中古車販売・買取会社も多いのですが、当社が取り扱っている台数は負けていないと思います。

コヤマ・ミライエの中期目標は、静岡県内で店舗数No.1になること。店舗数を目標にしたのは、お客様の目から見てNo.1と認識する、一番わかりやすいポイントだと考えたからです。

2年前は6店舗でしたが、現在は12店舗・14拠点を運営中です。引き続き、カーセブンのシステムを活用して、目標に向かって進んでいきたいと思います。

今回は、静岡県にあるコヤマ・ミライエ様から、カーセブンのシステムを導入するきっかけと、導入して半年経って、どう業務を改善することができたかをお伺いしました。

それまでは紙に記入したり、二度手間になっていた作業時間がなくなったことで、仕事の効率がアップし、来客数も増えているとのことでした。

既存のシステムの使い勝手の悪さを感じながらも、変えることなく使い続けていては、現時点から上昇することはなかなか難しいでしょう。これまでとは違う新しいシステムへの転換、その一歩を踏み出すのは、非常に勇気がいることだと思います。

しかし、現状に甘んじることなく、改善や変革を意識して行動することは、会社の未来を築くために必要なことではないでしょうか。

現在お使いのシステムに満足していない方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度、カーセブンのシステムに触れてみてはいかがでしょうか。

今回、コヤマ・ミライエ様にお話を聞かせていただきましたが、導入2年後などに、またお話を聞かせていただければと思います!

カーセブンシステムについてお気軽にお問い合わせください!

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