【システム導入事例】 事業を広く展開するMOSSガレージ モビリティソリューションサービス。カーセブンのシステム導入で効率的な業務オペレーションが実現!

東京都足立区に拠点を置くMOSS ガレージモビリティソリューションサービス様は、インスマートシステムと買取スマートサインの2つのシステムを導入し、買取・販売事業の効率化に成功しています。今回は、システム導入を担当した代表の伊東様に、導入を決定した経緯やその効果についてお話を伺いました。
企業紹介 | モビリティソリューションサービス株式会社 |
利用システム | Insmart system (インスマートシステム)、買取smart-sign (買取スマートサイン) |
インタビュー実施 | 2024年8月 ※文章内の記述は全てインタビュー当時のものです。 |
はじめに、御社の設立の経緯をお伺いできますか。
伊東様:
MOSSガレージ モビリティソリューションサービスは、代表が新しい会社を立ち上げる際、私に声をかけたのが、このモビリティソリューションサービスの始まりです。当時、私は車に対する特別な知識はなく、ペーパードライバーだったほどです。しかし、代表のビジョンに共感し、ゼロから自動車業界に挑戦することを決意しました。MOSSガレージ モビリティソリューションサービスは、単なる車の販売や買取を超え、業界全体に革新をもたらすことを目指して事業をスタートしました。
設立にあたって中古車売買事業を選択されたのは、何が決め手になりましたか。
伊東様:
私たちが車業界を選んだ理由は、その参入のしやすさとビジネスモデルのシンプルさにあります。車の仕入れと販売という明確なプロセスは、複雑な手続きや知識がなくても取り組める点が大きな魅力でした。特に、車の売買は景気に左右されにくく、安定した需要が見込めるため、息の長いビジネスになると感じました。また、現代において車は生活必需品であり、特に中古車市場は今後も成長が期待される分野です。このような背景から、私たちは車の買取事業を核としつつ、駐車場事業やシステム開発など、多角的なアプローチで事業を展開していくことに決めました。
事業をスタートして最初の課題はどういったものでしたか。
伊東様:
事業を始めた当初、私たちは非常に小さな規模でスタートしました。スタッフはわずか4人で、代表と私を含めた少数精鋭のチームでした。車の買取業務も手探り状態で、初めは月に数台の取引から始まりました。一年ほど経って月に60台を超えたあたりからマンパワーでの管理に限界を感じていました。
特に大きな課題は、どのように効率的に在庫管理を行い、事業を拡大していくかという点でした。私たちは車の買取を行う一方で、業務の効率化を進めるためにさまざまなツールやシステムを模索しましたが、初期段階では手作業での管理が中心で、データ入力や管理に多くの時間がかかり過ぎていたため、とても効率的とは言えない状況でした。
事業の拡大や業務効率化のために良いシステムが必要になった訳ですね。
伊東様:
そんな中で、私たちはカーセブンの在庫管理システムを導入することにしました。同業者様からの紹介でシステムの利便性について伺う機会がありまして、導入を決意しました。このシステムは、車両管理を電子化することで、これまで紙ベースで行っていた業務を大幅に効率化することが可能でした。また、在庫データや顧客情報を一元管理できるため、取引の追跡や販売戦略の立案が簡単になりました。導入当初は、まだその価値を完全には理解していなかったものの、業務が増加し始めると、システムの重要性がますます実感できました。
カーセブンのシステムを導入されてから社内ではどのような業務の変化がありましたか。
伊東様:
システムを導入してから、私たちの業務は劇的に変わりました。特に、インスマートシステムによって車両の在庫管理が飛躍的に改善され、買取から販売までの一連のプロセスがスムーズになりました。以前は手書きで行っていた陸送の手配や、顧客情報の管理もシステムを活用することで作業効率が格段に向上しました。以前は1台ごとの車両データの入力や管理に多くの時間がかかっていましたが、今では月に70から100台の取引がスムーズに進むまでになっています。システムによって在庫状況をリアルタイムで把握できるため、適切なタイミングでの販売戦略が立てられるようになったという点もシステム導入のメリットとして挙げられるかと思います。
インスマートシステムはどのように運用されていますか。
伊東様:
現在代表を含めて9名で運営している中で、PC上でインスマートシステムを管理するのが基本的には私と代表のみになります。他のスタッフは現場ではスマホを使って査定に回るという状況です。PC側で入れた情報をリアルタイムで専用のアプリから確認できる点が非常に便利です。以前はチャットアプリのアルバムに画像を並べて管理をしていたので、それと比べると一目瞭然ですね。データとしてしっかり蓄積されていくというのも台数勝負のビジネスモデルにおいては重要な点だと考えています。
買取スマートサインに関してはいかがですか。
伊東様:
導入して効率化を実感できる場面が多々ありました。まず様々な情報から契約書をすぐにピックアップできる点。先ほど申し上げたデータの蓄積という面でも、スピード感の面でも非常に効率的に業務が進むようになりました。
また、約款をデータとしてしっかりお渡しできる点もお客様側から非常に好評を頂いております。紙での郵送の場合は人員的なコストもかかりますし、契約前に約款のデータを事前にオンラインでお渡ししておくことで契約当日もスムーズに取引が進みます。出張買取ではその場でお渡しできない場面もあるので、買取スマートサインに関しては導入当初から毎日活用させていただいています。
効率化が進むことで事業展開のスピード感にも変化がありましたか。
伊東様:
現在、私たちの事業はさらに成長を続けています。月に数百件の問い合わせを頂いておりまして、エリアも足立区、葛飾区、江戸川区を中心に、埼玉や千葉にも拡大しています。地域ごとのニーズに応じた買取戦略を展開し、効率的な在庫管理システムを活用してスムーズな取引を実現しています。特に、カーセブンのシステムを活用することで、車両のデータを簡単に管理し、販売機会を最大限に活かすことができています。また、システム上で顧客とのやり取りを記録しすることでお客様との信頼関係の構築にも貢献していると実感しています。
今後の事業展望をお伺いできますか。
伊東様:
MOSSガレージ モビリティソリューションサービスとして、私たちは今後さらに事業を拡大していく計画です。現在は自動車業界を中心としていますが、私たちの強みはシステム開発にあり、他の業界にも応用可能なソリューションを提供していきたいと考えています。リユース事業の可能性を広げ、車だけでなく他の物品の管理や販売にもシステムを導入することで、新たなビジネスチャンスを創出します。車買取のノウハウを活かしつつ、私たちはより広範囲な業界に対して効率的で革新的なシステムを提供していくつもりです。 私たちが目指すのは、単なる車屋ではなく、システムを活用してさまざまな業界に貢献できる「ソリューション」のリーダー企業です。今後も社員一人ひとりが自立し、成長できる環境を提供し、会社全体でさらに飛躍を目指します。今後のMOSSガレージ モビリティソリューションサービスの展開に、どうぞご期待ください。
今回は、東京都足立区に拠点を構えるMOSSガレージ モビリティソリューションサービス様に、カーセブンのシステム導入の背景とその効果について詳しくお話を伺いました。
同社は、駐車場事業から始まり車の買取・販売事業へと幅広く展開し、業界のリーディングカンパニーを目指して日々事業を拡大しています。そんな中でのカーセブンのシステム導入は、単なる業務改善にとどまらず、ビジネスの成長と効率化を支える重要なツールとなっています。
特に印象的だったのは、インスマートシステムと買取スマートサインの導入により、車両の買取査定から成約・契約までの全てのプロセスがシステム上で一元管理されるようになったことです。これにより、以前は手作業での入力やチャットアプリ上での情報のやり取りがシームレスに行えるようになり、業務フロー全体の生産性が向上しました。
買取事業の効率化や顧客対応の改善を検討している方、そして業務フローのデジタル化を考えている方には、ぜひ一度カーセブンのシステムを検討されてみてはいかがでしょうか。システム導入によってもたらされる業務の効率化と顧客満足度の向上は、ビジネスの成長に大きな力を与えるはずです。