車を運転していると、どれだけ注意しても避けられない事故もあります。交通事故や自損事故後に車を修理する場合、どのくらいの修理代がかかるのか心配になる方も多いでしょう。
この記事では、事故後の修理代の相場や影響する5つの要因、修理費用削減の3つのポイントについて解説します。事故の過失による修理代についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。
また車をお持ちの方は、今乗っている車の買取価格を把握しませんか。年式や走行距離、さらにはその時々の中古車市場の動向を受けて日々刻々と変化します。また一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。特にカーセブンは大手買取業者で40万円以上も買取相場より高く売れることもあります。たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。
少しでも損をしたくない方は下記の「無料査定はこちら」から無料査定をしてみてください。
この記事でわかること
- ・パーツ別の修理代の相場
- ・修理代に影響する5つの要因
- ・修理費用を削減する3つのポイント
かんたん30秒! 愛車の高価買取なら【カーセブン】 | |
愛車を高額で売却するならカーセブンを選ぶことがおすすめ。古い車でも買取可能です! \簡単30秒/ |
目次
パーツ別の修理代相場
事故で車を破損した場合、修理にかかる費用は車両の状態によって異なります。また、修理代の相場は、パーツによっても差があります。ここでは、次の7つのパーツ別の修理代相場を解説します。修理にかかる日数の目安とあわせて、見ていきましょう。
・フレーム
・エンジン
・ドア
・ボンネット
・バンパー
・サイドミラー
・フェンダー
フレーム
・修理代相場:10万円~100万円
・修理にかかる日数:数日~1ヶ月程度
フレームは、車を安全に走行するための重要なパーツです。フレームにゆがみがあれば走行に支障が出るため、大きな事故につながることも考えられます。そのため、ほかのパーツにくらべると、修理代が高額になりやすいです。
フレームの損傷が大きい場合、修理代は高額になります。損傷が少ない場合でも、パーツや組み立てによっては高額になるケースもあります。また、修理にかかる日数もほかのパーツよりかかるため、フレームに異常をきたした場合は注意しましょう。
エンジン
・修理代相場:20万円~100万円
・修理にかかる日数:10日~1ヶ月程度
エンジンは車の心臓部分のため、不具合があれば走行自体が困難となります。そのため、エンジンの修理は部品交換ではなく、エンジンそのものを交換するケースも珍しくありません。
国産車の場合、エンジン交換費用の目安は20万円〜50万円ほどです。しかし、車の状態が酷い場合、100万円ほどかかることも考えられます。修理代によっては車を買い替えたほうがお得なことも少なくありません。高級車や外国車、ハイブリッド車などの場合はさらに高額になる可能性もあります。
ドア
・修理代相場:2万円~10万円以上
・修理にかかる日数:数時間~1週間以上
ドアの修理代は、ドアの軽いこすれ傷、凹みの場合は2万円〜が相場です。範囲が広ければ、修理代も高額になります。ドアの傷は放っておくとサビの原因となるため、早めの修理がおすすめです。
損傷が激しい場合は、修理ではなくドア自体の交換となるケースが多く、10万円以上と高額になるケースもあります。修理にかかる日数は程度にもよりますが、軽いものなら数時間です。ドアを交換する場合は、1週間以上かかることも少なくありません。
ボンネット
・修理代相場:2万円~10万円
・修理にかかる日数:1日~1週間程度
ボンネットは少しの衝撃でも吸収しやすく、変形しやすいパーツです。そのため、損傷の度合いによって修理代は異なります。小さな傷や凹み程度なら2万円〜5万円ほどです。しかし、損傷が大きい場合は新品に交換となるため、10万円ほどかかることも少なくありません。
修理にかかる日数は、軽い傷ならば1日程度ですが、大きな損傷の修理やボンネットの交換となった場合は取り寄せや塗装などで1週間程度かかります。また、修理を依頼するのが業者かディーラーかでも修理代や日数は異なるため、注意が必要です。
バンパー
・修理代相場:1万円~20万円
・修理にかかる日数:フロントバンパー2日程度/リアバンパー4日程度
バンパーは軽い事故やぶつけただけでも傷ができやすく、修理や交換が多いパーツです。修理代の目安として小さな傷や凹みの場合は1万円前後ですが、大きな傷の場合は、20万円かかる場合もあります。
修理にかかる日数は、フロントバンパーは2日程度で、リアバンパーの場合は4日程度です。ただし、フロントバンパーよりリアバンパーのほうが高額になる点に注意が必要です。リアバンパーのほうが修理にかかる日数が多い理由は、パーツのデザインが複雑で、着脱が難しいためです。
サイドミラー
・修理代の相場:数千円~3万円
・修理にかかる日数:数時間~2日程度
事故によりサイドミラーに損傷があった場合、破損の程度によって修理代は異なります。サイドミラーカバーに傷ができたりカバーが破損したり、ミラーが割れた場合などは、数千円〜1万円程度です。
サイドミラーが動作しないなどの場合は中のモーターの異常も考えられるため、サイドミラー全体の交換となります。その場合の修理代は、1万円〜3万円程度です。修理にかかる日数は数時間〜2日程度ですが、在庫がなく取り寄せの場合はもう少し日数がかかるでしょう。
フェンダー
・修理代の目安:2万円~10万円
・修理にかかる日数:数時間~4日程度
フェンダーには、フロントフェンダーとリアフェンダーがあります。修理代の相場として、小さなすり傷程度なら2万円〜4万円で、凹みやゆがみなどの場合は3万円〜10万円です。
ただし、リアフェンダーはフロントフェンダーよりも安全面で重要なため、修理代が10万円程度と高額になります。修理期間の目安としては、傷の程度や状態にもよりますが半日〜4日程度です。ただし、ほかの部品と同様に、取り寄せとなった場合はさらに日数はかかります。
修理代に影響する5つの要因
事故後の車を修理する際、パーツごとのほかに、以下の5つの要因でも修理代に影響があります。
・車種
・ボディーカラー
・修理箇所
・損傷の程度
・作業工程
それぞれがどのように修理費用に影響するか、詳しく見ていきましょう。
車種
車の車種次第で、修理代は大きく異なる場合があります。たとえば、大量に流通している車の場合はすぐにパーツも手に入れられます。しかし、外国車やヴィンテージ車などの場合は外国からパーツの取り寄せになることもあり、手間がかかるため高額になりがちです。また高級車の場合も、同様に高額になる場合があります。
また、車種によって修理や整備でつけられる作業点数が異なり、部品代に加えて修理代を左右する要因となります。作業点数は日本自動車整備振興会が定めているため、修理代が気になる方は調べてみましょう。
ボディーカラー
車の修理代は、板金塗装で使用するボディーカラーによっても上下します。板金塗装の板金とは、損傷した部分をハンマーで叩いたり引っぱったり、パテで埋めたりしてもとの形に戻すことです。そして、板金した部分をきれいに塗り直し、もとの色調に戻すことを塗装といいます。
ボディーカラーにパールが入っていたり限定色だったりする場合は、カラーの取り寄せから作業まで手間も時間も必要です。板金塗装そのものが、ほかの修理工程より高度な技術が必要なため、ボディーカラーによってはより高額になる可能性があります。
修理箇所
修理箇所がどの部分なのかによっても、修理代に影響します。たとえば、サイドミラーやバンパーなどの場合は、簡単な作業で修理ができます。しかし、エンジンのように重要な部分や損傷が激しく修理では直せない場合は、パーツごと交換する必要があるため修理代は高くなるでしょう。
また、修理箇所が多数あったり範囲が広かったりした場合も、高額になる可能性があります。そのほか、修理が難しい箇所や手間がかかる箇所の場合も、修理代は高くなるでしょう。車の外装よりも、走行に重要な内部を修理する場合は、より高額になります。
損傷の程度
損傷の程度によっても、修理代の差は大きくなるため注意が必要です。たとえば、少しこすっただけの小さな傷や凹みなどの場合は簡単な作業のため、数千円程度で修理ができます。
しかし、損傷の激しい部分や大きな凹みやゆがみの場合は、修理ではなくパーツごと交換や板金塗装処理が必要です。そのため、修理する際にはパーツの部品代や技術、手間と時間がかかります。
損傷がどの程度かによって修理代は数万円〜数十万円以上、もしくは100万円程度とより高額になる可能性があります。損傷が大きい場合は、修理代が高くなることを想定しておきましょう。
作業工程
修理する場合の作業工程の複雑さによっても、修理代は異なります。簡単な作業なのかパーツの交換なのか、板金塗装が必要かなどにより修理代金はより高額になっていきます。作業中にほかの作業が必要となれば、そのぶんも加算しなければいけません。
また、作業する際の工賃は、業者によって異なるため「注意が必要です。車種や作業自体に点数が決められていますが、レバレートと呼ばれる「1時間あたりの基本工賃」は業者ごとに設定されています。「作業点数×レバレート」で工賃が決まるため、業者選びも慎重に行いましょう。
修理費用を削減する3つのポイント
ここからは、修理費用を抑えるポイントを解説します。修理費用を少しでも抑えたい場合、以下のような3つのポイントを押さえておくと良いでしょう。
・複数の修理業者に見積を依頼する
・中古部品を利用する
・適切な修理業者を選ぶ
それぞれ詳しく解説していきます。
複数の修理業者に見積を依頼する
修理費用を抑えるためには、修理業者を1社のみで決めず、複数の修理業者から見積を取ることが大切です。複数の業者に見積を依頼することを「相見積」といいます。相見積を取ることで修理費用の安い業者がみつかり、悪徳な業者を見分けられるなどのメリットがあります。
同じ内容の修理でも業者によって費用が異なるため、相見積を取ることで修理費用が安い業者がひと目でわかります。多くの修理業者で見積は無料ですが、より詳細な見積は費用がかかる場合があり、それぞれの業者に見積依頼をしなければいけないため。手間がかかります。
中古部品を利用する
車を修理する際は、新品や純正部品を使用することが多いですが、価格が高いため修理費用も高額になります。しかし、新品や純正の部品ではなく社外部品や中古部品を使うことで、修理費用を抑えることが可能です。
車の修理に使用する部品には、純正部品と同じ機能で価格を抑えた社外品や純正同等品、中古パーツやリビルド品などがあります。より費用を抑えたいならば、自分でパーツを持ち込むのも方法の1つです。
ただし、業者によってはパーツの持ち込みができないことがあります。また、修理箇所によっては安全性の面で断られる場合もあることなども考慮しておきましょう。
適切な修理業者を選ぶ
車の状態や修理内容によって、適切な修理業者を選びましょう。板金塗装が必要でない場合は整備工場へ、必要な場合は板金工場を選びます。
整備工場の場合、依頼した箇所のみを修理してくれるため、余計な費用はかかりません。また、中古部品の持ち込みもできる場合も多いため、より費用を抑えることができます。
ディーラーに依頼する場合は、注意が必要です。ディーラーは修理箇所以外のチェックや部品も純正となるため費用が高くなる場合があります。ほかにも、修理を外注していることも多く、仲介料を取られることもあるため注意しましょう。
また車をお持ちの方は、今乗っている車の買取価格を把握しませんか。年式や走行距離、さらにはその時々の中古車市場の動向を受けて日々刻々と変化します。また一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。特にカーセブンは大手買取業者で40万円以上も買取相場より高く売れることもあります。たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。
少しでも損をしたくない方は下記の「無料査定はこちら」から無料査定をしてみてください。
かんたん30秒! 愛車の高価買取なら【カーセブン】 | |
愛車を高額で売却するならカーセブンを選ぶことがおすすめ。古い車でも買取可能です! \簡単30秒/ |
事故の修理代を負担するのは誰か
事故が起こり車に修理が必要となった場合、誰が修理代を負担するのか気になることでしょう。以下の3つのケースを挙げて、それぞれ解説していきます。
・過失割合が10対0の場合は全額加害者
・自損事故の場合は自分
・被害者でも修理代を負担することがある
過失割合が10対0の場合は全額加害者
交通事故の場合、過失の割合で負担額が変わってきます。たとえば、過失割合が10対0で被害者にまったく非がないと認められた場合は、全額加害者に修理代の請求が可能です。過失割合が10対0になる例には、以下が挙げられます。
・信号無視の車が被害車両に衝突
・一時停止中や赤信号で停止中の車に追突
・センターラインをオーバーして衝突
・路肩やハザードランプ点灯中の停止している車に追突
・危険回避のための急ブレーキによる追突
過失割合10対0の場合は、被害者側にも責任がある場合に減額される「過失相殺」は適用されなません。そのため、修理代は全額負担してもらえます。
自損事故の場合は自分
自損事故とは相手のいない交通事故のことです。たとえば、以下のような例が挙げられます。
・車を運転中に誤ってガードレールや電柱に追突した
・家の駐車場でバック操作の際に家や塀に追突した
・運転ミスで崖へ転落した
自損事故の場合は、車両保険に加入していれば修理費を補償できます。車両保険とは、自分の車にかける保険です。車両保険は交通事故以外にも地震や津波などの自然災害やいたずらや飛び石による損傷などを補償できます。
ただし、車両保険は任意保険のため、種類によっては補償範囲が異なる点に注意しましょう。
被害者でも修理代を負担することがある
交通事故の状況次第では、被害者でも修理代を負担する場合があります。それは、被害者側にも過失が認められる場合です。その場合は、過失割合に応じた修理代を自分で負担しなければいけません。たとえば、過失割合が「加害者7:被害者3」で修理費用50万円の場合、被害者は15万円を負担しなければいけません。
また、示談が長期化し加害者から修理費が振り込まれない場合は、被害者に修理代が請求されます。実際に修理しているのは被害者の車のため、支払い義務が生じるためです。その場合は、一時的に被害者側が修理代を立てかえることもあるため注意しましょう。
事故の修理代を払ってもらえないケース
事故の状況によっては、車の修理代を払ってもらえないケースもあります。以下のような3つのケースの場合は、注意が必要です。
・車が全損になる場合
・被害者の過失割合が大きい場合
・相手方が任意保険に加入していない場合
それぞれ見ていきましょう。
車が全損になる場合
全損には、修理が不可能な状態になる「物理的全損」と、修理はできてもその修理代が車の時価額を上回っている「経済的全損」の2種類があります。いずれの場合も、修理が不可能のため、修理代としては払ってもらえません。
しかし、どちらの全損でも車を買い替える必要があるため、買い替え費用を加害者へ請求できます。買い替え費用とは、「事故車廃車費用+新車購入費用-新車本体価格」を指します。また、車が全損になった場合は、以下の費用が請求できます。
・廃車費用
・登録費用
・登録手続代行費用
・車庫証明費用
・車庫証明手続代行費用
・納車費用
・リサイクル料金
・消費税相当額
・自動車税環境性能割
・事故車の保管料
被害者の過失割合が大きい場合
被害者の過失割合が大きい場合は、修理代を払ってもらえなくなる可能性が高くなります。また、被害者の過失割合が大きい場合、加害者の修理費用の一部を負担しなければいけないこともあります。
たとえば、過失割合が「被害者3:加害者7」なら、修理代が60万円の場合は加害者からは7割の42万円しかもらえません。そのため、差額の18万円は自分で支払うことになります。被害者の過失が大きい場合は、修理代の一部を負担することになることを覚えておきましょう。
相手方が任意保険に加入していない場合
事故を起こした相手側が任意保険に加入していない場合は、保険で補償してもらえる可能性は極めて低いです。ただし、相手に自費で修理代を支払ってもらうように請求は可能です。しかし、相手に支払い能力がない場合は、修理代を支払ってもらえる可能性は低いでしょう。
その場合は、自分の車両保険で修理代を支払うことができます。デメリットとして、車両保険を使った場合は等級が下がり、来年以降の保険料が上がってしまう可能性がある点です。
事故発生後の流れ
事故を起こしてしまうと、誰でも動揺してしまうものです。事故発生後の流れを知っておくことで、いざというときにも冷静に対処できるでしょう。
ここでは、以下の事故発生後の流れについて、詳しく解説していきます。
・事故発生
・事故処理
・修理工場へ修理を依頼
・見積書を受け取る
・修理費及び過失割合の決定
・示談交渉成立
事故発生
事故が発生した場合は、安全な場所へ移動し、怪我人がいる場合は救護を最優先とします。その後は、すみやかに警察に連絡をしましょう。また、保険会社へ連絡も忘れずに行います。
警察が到着後は、現場検証や事情聴取が行われますが、保険会社によっては担当者が現場に来る場合もあるようです。
警察を呼ばずに、当事者同士で勝手に解決しようとするのは、トラブルの原因になりかねません。そのため、必ず警察と保険会社を挟んで話しましょう。
事故処理
警察の事故処理が行われ、事故の原因や経緯などが資料としてまとめられます。この資料をもとに過去の判例も参考にしながら、保険会社は過失割合を決定します。
過失割合が決定したら、被害者と加害者との間で示談交渉が行われ、賠償についての話し合いの開始です。任意保険に加入していれば保険会社が相手と交渉してくれるため、スムーズに解決する可能性が高いでしょう。
もしも任意保険に未加入の場合は、自分で示談交渉を行うか、弁護士に依頼することになります。
修理工場へ修理を依頼
事故後の修理は、決まった業者がない場合、保険会社の提携修理工場か車を購入した業者へ修理を依頼するケースが一般的です。ただし、保険会社の提携の修理工場は修理代が高額になる可能性があります。修理代を抑えたい場合は複数の業者の中から安い業者を探すのも方法の1つです。
自走が可能の場合は指定された日に修理工場へ持ち込むか、引取りを依頼しましょう。もしも自走できない場合は、レッカーの手配が必要です。
見積書を受け取る
修理の依頼後に見積書を受け取り、内容を確認してから依頼しましょう。契約している保険によっては、すべて保険で補償できる場合と、一部を自己負担する場合があります。そのため、しっかりと内容を確認することが大切です。
また、保険を使用することで等級が下がり、次年度の保険料が上がる可能性があります。見積書の金額に納得できない場合は、複数の業者に見積を出し、より安い業者へ依頼することも可能です。
修理費及び過失割合の決定
修理をする場合、その修理代は見積書と保険会社の調査担当であるアジャスターによって決定されます。しかし、修理代がすべて支払われることはなく、過失割合によっては加害者への賠償金と過失相殺される場合があるでしょう。そのため、修理代が引き下げられる可能性があります。
修理をする際は、車両保険を使うデメリットや自己負担額などを確認してから、依頼しましょう。
示談交渉成立
当事者双方が納得し示談交渉が成立すると、保険会社から損害賠償金(示談金)が支払われ、解決となります。示談が成立したあとに新たなトラブルが発生しても、示談のやり直しや追加の請求はできません。そのため、不備がないかを慎重に確認しましょう。
ケガや後遺症の心配がある場合は、症状が落ち着くまでは示談しないように注意しましょう。もしも示談が決裂した場合は、調停員を交えて話し合いとなり、それでも解決しない場合は裁判となります。
事故の修理代に関するよくある質問
過失割合によっては、被害者側にも過失があるとされ、修理代に納得できない場合もあります。その際は、弁護士へ相談するのも方法の1つです。弁護士へ相談することで、過失割合の引き下げや加害者のみが賠償を行う「片側賠償」の交渉も可能です。
弁護士に依頼すればさまざまなケースや判例から、適切なアドバイスをもらえます。裁判を起こす場合は時間や費用もかかるため、早めの相談がおすすめです。
事故で損傷を受けた箇所によっては、修理代が100万円を越える可能性もあります。たとえば、車の走行や安全にかかわるエンジンやフレームは、高額になりやすい部品です。
エンジンは車の心臓部分にもあたるため、修理ではなく交換となる場合が多いです。また、フレームは車の骨格部分のため、ゆがめば安全に走行はできません。そのため、エンジン同様交換となります。
どちらの部分も交換となるため、ほかのパーツよりも高額になる可能性が高いでしょう。
車を修理する場合、修理代以外にも費用はかかります。たとえば、車を修理している間に車がなければ不便なので、代車を使用することも多いでしょう。その際は、代車費用を加害者側へ請求ができます。
ただし、以下のような条件があるため、注意しましょう。
- 代車が必要なこと
- 代車の価格が適正なこと
- 有料で代車を使用していること
また、長期間の代車の使用は打ち切られる可能性や、上位モデルの代車の場合は差額が自己負担になる可能性があります。
まとめ
交通事故が起きると動揺してしまい、冷静に対処できない方も少なくありません。しかし、事故後は車の修理や賠償問題など、解決しなければいけない多くの問題が出てきます。
その際に、事故後の流れや起こりうる問題を事前に知っておくことで、冷静に対処できるでしょう。また、弁護士に相談するのもおすすめです。ぜひ記事を参考に、早めの解決を目指しましょう。
また車をお持ちの方は、今乗っている車の買取価格を把握しませんか。年式や走行距離、さらにはその時々の中古車市場の動向を受けて日々刻々と変化します。また一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。特にカーセブンは大手買取業者で40万円以上も買取相場より高く売れることもあります。たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。
少しでも損をしたくない方は下記の「無料査定はこちら」から無料査定をしてみてください。
かんたん30秒! 愛車の高価買取なら【カーセブン】 | |
愛車を高額で売却するならカーセブンを選ぶことがおすすめ。古い車でも買取可能です! \簡単30秒/ |
もう乗らない…価値が下がる前が売り時
その車高く買い取ります!
ご相談・ご質問だけでもお気軽に!