事故車でも下取りはしてもらえる？下取りをするのに知っておきたいことやお得に手放す方法を解説

「過去に事故を起こしてしまった車や事故で動かなくなった車を下取りに出したい」と考えている方もいるのではないでしょうか。事故車の多くは、需要が少なく、なかなか売れないと感じている方も多いでしょう。しかし、事故車の状況によっては下取りしてもらえる場合があります。

この記事では、事故車を下取りに出す前に知っておくべきことや注意点、事故車をお得に手放す方法について紹介します。事故車を下取りに出したいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

また車をお持ちの方は、今乗っている車の買取価格を把握しませんか。年式や走行距離、さらにはその時々の中古車市場の動向を受けて日々刻々と変化します。また一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。特にカーセブンは大手買取業者で40万円以上も買取相場より高く売れることもあります。たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。

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事故車とは？

事故車と聞くと、事故を起こした車をイメージする方が多いのではないでしょうか。実は、事故を起こしたすべての車を事故車というわけではありません。ここからは、事故車の定義について解説します。

事故車の定義

事故車は「修復歴車」とも呼ばれ、自動車の骨格部分に欠陥や修復歴がある車のことを指します。つまり、事故を起こしても骨格部分に欠陥や修復歴がなければ、事故車とはいいません。

では、骨格部分とはどの部分を指すのでしょうか。骨格部分に定義されている箇所は、以下のとおりです。

以上の箇所が故障すると、事故車として扱われます。故障個所によって、事故車の定義は異なるため、注意しましょう。

ぶつけたからといって事故車に該当するわけではない

先述したとおり、事故車は骨格部分に欠陥または修復歴がある車のことを指します。そのため、ガードレールや他の車にぶつけたからといって事故車に該当するわけではありません。軽い損傷で走行に問題がなければ、事故車にはならないといえます。

しかし、状態が悪いと事故車と判断がされてしまうこともあるので、注意が必要です。事故車は査定額に大きく影響を与えるので、事故を起こさないように安全に走行することが大切です。

事故車でも下取りに出せる？

事故車でも、下取りに出すことはできます。しかし、ディーラーの下取りは、新車の購入がメインです。そのため、事故車に限らず、高い下取り価格は期待できません。

また、ディーラーは自走できる車を下取りします。事故車で自走できなかったり、状態が悪かったりすると、下取りに別途費用がかかってしまうことも少なくありません。事故車は下取りに出す際には、価格が期待できないことと余計な費用がかかる可能性があることを理解しておきましょう。

事故車を下取りに出す前に知っておきたい3つのこと

ここからは、事故車を下取りに出す前に知っておきたいことを紹介します。事故車を下取りに出す前に知っておきたいことは、以下のとおりです。

それぞれ詳しく解説します。

下取りは新車を購入することが前提

下取りは新車を購入することが前提であることを理解しておきましょう。下取りは、新車を購入するときに、今乗っている車の価格を新車価格から引いてもらえます。下取りがメインでなく、新車の購入が主目的となるため、査定額が低い可能性があります。

そのため、少しでも高く事故車を売りたい方や新車の購入を考えていない方には不向きです。ただし、新車の購入を検討している方は、ディーラー内ですべて完結し手間が少ないため、下取りに出したほうが良いでしょう。

修復歴の有無によって下取り額が大きく変わる

事故車は修復歴の有無によって、下取り額が大きく変動します。修復歴があると、車の基本動作である走行や停止などに支障をきたす場合があります。そのような状態の車は、購入者からの需要が少ないため、積極的に買取を行ってくれません。

そのため、下取りに出せたとしても、問題が無い車に比べて査定額が大幅に低くなる可能性が高いです。修復歴のある車を下取りに出す場合は、下取り額が大きく変わることを頭に入れておきましょう。

レッカーの手配費用がかかる

自走できない事故車を下取りにだす場合、レッカーの手配費用がかかります。自走できる事故車であれば、運転してディーラーへ持っていけば問題ありませんが、走れなかった場合はレッカーで移動する必要があります。

レッカーは自分で手配するか、ディーラーが手配してくれるかのどちらかです。どちらの場合も、レッカーの手配費用は自分で負担しなければいけません。自走できない事故車を下取りに出す場合には、レッカー費用を事前に準備をしておきましょう。

事故車の下取り額の現状

事故車を下取りに出すときに、いちばん気になるのが「下取り額」ではないでしょうか。事故車の下取り額は、同じ車種の修復歴のない車に比べ、大きく下がります。状態が悪ければ下取り価格がつかず、廃車費用を請求されてしまうこともあります。

事故車を下取りに出す場合には、問題ない車種と比べて、下取り費用が大きく下がってしまう可能性があること、状態によっては余分にお金がかかる可能性があることを理解しておきましょう。

事故車の下取り額が下がる理由

事故車の下取り価格が下がるのはなぜなのでしょうか。ここからは、事故車の下取り額が下がる理由を紹介します。事故車の下取り価格が下がる理由は、以下のとおりです。

1つずつ順番に解説していきます。

ディーラーの下取り先が限られている

事故車の下取り価格が下がる理由に、ディーラーの下取り先が限られていることが挙げられます。ディーラーで下取りされた車は、業者専用のオートオークションに出品されることが多いです。オートオークションで購入してもらうには、中古車で販売できる状態かどうかが重要になります。

事故車では走行に問題がある可能性が捨てきれないので、買い手が見つからない可能性が高いです。このように事故車は需要が低く、下取り先が限られてしまうので価格が安くなると考えられます。

下取りの競合が少ない

下取りの競合が少ないことも、下取り額が下がる理由の1つです。ディーラーは、新車の販売がメインで中古車販売には力を入れていないため、中古車市場で競合他社がいません。競合が少ないため、価格競争をする必要がなく最低限の査定額で問題ないのです。

また、中古車に関する知識を豊富に持っているわけではないので、中古市場の価値に見合った査定を行っていない場合もあります。事故車に限った話ではありませんが、ディーラーでの下取り額が安い理由は競合が少ないからだと考えられます。

廃車に費用がかかることがある

事故車の状態によっては、廃車費用がかかることがあります。ディーラーに下取りに出したときに、中古車で販売できないと判断されると廃車にされてしまう可能性があります。

廃車になると、レッカー費用だけでなく、運輸支局での手続き費用が請求されてしまうことも少なくありません。

事故車は下取り価格が安いので、廃車費用を請求されてしまったら収入より支出が上回ってしまうことがあります。赤字にならないためにも、ディーラーで下取りに出す場合には、下取り価格や請求金額をしっかり確認しましょう。

事故車を修理に出せば下取り額は上がる？

「事故車を修理に出せば下取り額は上がるのではないか」と考える人も少なくないでしょう。ここからは、事故車を修理に出せば本当に下取り額は上がるのかについて解説します。

事故車は修理しない方が良い

結論、事故車を下取りに出す際は修理をしないほうが良いでしょう。なぜなら、修理をして下取り額が高くなっても、その下取り額が修理費用を上回る可能性が低いからです。

事故車を修理に出すと、数万〜数十万円かかります。修理をすると多少は下取り価格が上がりますが、修理費を補うほどの金額になることは少ないです。高い金額で下取りしてもらいたいのであれば、修理せずそのままの状態で出すのが良い方法といえます。

業者間での修理は安く済む

事故車は業者間で修理をしたほうが安くすむため、自分では行わないほうが良いでしょう。下取り前に修理に出すと、自分で修理業者を探して依頼しなければいけません。そうなると修理業者を探したり、工賃が多くとられたりと手間と費用がかさみます。

しかし、ディーラーに下取りに出した場合、提携している修理業者や自社で修理をしてくれます。ディーラーの修理工場や提携している修理業者のほうが、自分で依頼するよりも手数料がかからないので安くすむのです。これらのことから、事故車を下取りするときは修理をせずそのまま出すことをおすすめします。

また車をお持ちの方は、今乗っている車の買取価格を把握しませんか。年式や走行距離、さらにはその時々の中古車市場の動向を受けて日々刻々と変化します。また一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。特にカーセブンは大手買取業者で40万円以上も買取相場より高く売れることもあります。たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。

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下取り・買取時に事故車であることを隠してはいけない理由

事故車を下取りや買取に出すときは、事故車であることを隠してはいけません。ここからは、事故車であることを隠してはいけない理由を解説します。事故車であることを隠してはいけない理由は以下のとおりです。

1つずつ順番に見ていきましょう。

査定時には細かくチェックされるから

買取や下取りに出す際、修復歴などを伝えなければいけません。伝えなかったとしても、査定時にはプロが車の状態を細かくチェックしているので、すぐにばれてしまいます。査定時にチェックされている箇所は、以下のとおりです。

それぞれ詳しくみていきましょう。

内装・外装

車の内装・外装は、査定時に必ず確認しています。外装と内装で確認する箇所は、以下のとおりです。

査定時には小さな傷までしっかり確認するため、事故でできた大きな傷やへこみはすぐにわかります。また、修復歴の有無に限らず、内装の汚れやニオイがひどい場合はマイナスです。

足回り

査定時には車のタイヤやホイール、マフラーなどの足回りも確認されます。車で走行していると、飛び石などで足回りが傷つくのは避けられないので、小さな傷があっても査定額には響きません。

しかし、事故によってホイールが変形していたり、マフラーがへこんでいたりした場合は減点ポイントとなります。交換していても、整備記録や他の部品と比べ新しいことなどから、修復歴が発覚します。

エンジン回り

車を走らせるために重要なエンジン回りは、査定時に入念にチェックされます。修復歴の有無にかかわらず、エンジンに異常があると査定額が下がってしまいます。

事故車でも自走できるのであれば、エンジンに大きな損傷はないかもしれませんが、異音がしたら注意が必要です。自走できないとなるとエンジンが動かなくなっている可能性が高いので、査定額を期待しないほうが良いでしょう。

走行距離

走行距離は、車の年式とセットで確認される項目です。年式に比べ、走行距離が長すぎる場合、使い込まれていると判断され査定額が下がります。また、走行距離が短すぎても使われていないと判断され、減額につながります。年式のわりに走行距離が短かったとしても、事故車だと大きな減点になるので、事故を起こさないように注意しましょう。

書類・パーツ

書類やパーツも、査定時に確認します。書類の中には、点検記録簿というものがあり、そこに修復歴が記載されています。もし、事故車であることを伝えていなくても、点検記録簿を確認すればすぐに発覚します。

損害賠償請求される場合があるから

事故者であることを隠し、査定した後に事故車であることが発覚した場合、損害賠償を請求される場合があります。損害賠償が発生してしまうと、買取額を上回る金額を払うことになりかねません。さらに、信頼関係にヒビが入ってしまい、その後の取引が不利になってしまう可能性もあります。大きなトラブルを避けるためにも、事故車であることを査定前に伝えましょう。

事故車をお得に手放す方法

事故車でもお得に手放す方法はあるのでしょうか。お得に手放すために、下記のことを参考にしてみてください。

一括買取査定を利用する

事故車をお得に手放すために、一括買取査定を利用してみてください。一括買取査定は、インターネット上で車の情報などを入力するだけで、複数の業者の見積もりができる方法です。複数業者の見積もりを比較できるため、すぐにいちばん高い金額の業者がわかります。

また、事故車の相場も把握できるので、他の業者と交渉するときに役立ちます。しかし、個人情報の入力が必要になるため、さまざまな業者から営業電話がかかってくることがあります。そのため、営業電話がかかってきても問題がない人には、一括買取査定がおすすめです。

廃車買取業者を利用する

廃車買取業者を利用するのも、お得に手放す方法の1つです。自走できなかったり、状態が悪かったりすると、買取業者に買取を拒否されてしまうことがあります。そういったときは、廃車買取業者を利用してみてください。

廃車買取業者は、車としてみるのではなく、部品や鉄資源の価値を判断するため、値段がつく場合があります。万が一、値段がつかなくても、無料で引き取ってもらえるため、損をすることはないでしょう。ディーラーや買取業者だと、引き取るときにレッカー費用などがかかるので、無料で引き取ってもらえるのも魅力の1つだといえます。

事故車の買取を行う買取業者に依頼する

事故車の買取を行う買取業者に依頼するのも、お得に手放す方法の1つです。CMや路面でよく見るような大手の買取業者では、事故車を買い取ってもらえないことがあります。しかし、事故車を専門にしている業者であれば、買取を拒否された事故車でも値段がつく可能性があります。

事故車の買取を行う買取業者が状態問わず事故車を買い取れる理由は、豊富な販路を確保しているからです。また、廃車買取業者と同様にレッカー費用や手続き費用がかかりません。

事故車をお得に売りたい人は、ぜひ事故車の買取業者に依頼してみてください。

無料出張査定を利用する

無料出張査定を利用することも、事故車をお得に手放したい人におすすめです。無料出張査定は、店舗に行かず自宅など指定した場所で査定をしてもらえる方法です。自宅であっても店舗と同じように、しっかり査定してくれるので安心できます。忙しくて店舗に行く時間がない人に、無料出張査定はピッタリといえます。

なるべく早く手放す

事故車をお得に手放すためには、なるべく早く手放しましょう。事故車の査定額が安くなってしまう大きなポイントは修復歴の有無ですが、その他にも年式や走行距離などが関わっています。年式や走行距離は、月日が経つごとに価値がどんどん下がっていきます。そのため、なるべくお得に手放したいのであれば、1日でも早く売ることをおすすめします。

事故車を最も高く売却するなら買取業者がおすすめ

事故車を最も高く売りたい場合、買取業者がおすすめです。特に事故車を多く買い取っている買取業者であれば、他の業者に比べて高く買い取ってもらえる可能性が高いです。なぜなら、事故車に強い買取業者は、豊富な販路を確保しているため、状態が悪くても価値を見出してくれます。ディーラーの下取りもメリットはありますが、事故車を少しでも高く売りたい人は、買取業者に依頼したほうが良いでしょう。

事故車を買取業者で売却する際の注意点

ここからは、事故者を買取業者で売却する際の注意点を紹介します。事故車を買取業者で売るときの注意点は、以下のとおりです。

それぞれ詳しく解説します。

事前に買取相場を確認しておく

事故車を買取業者で売却するときは、事前に買取相場を確認しておきましょう。車種や年式、走行距離などできるだけ同じ条件で検索し、相場を確認することで車の価値を知ることができます。車の価値を知っておくことで、相場よりかなり低い金額を提示してくる業者に出会っても事前に回避できます。

また、事故車でも売れる可能性があることに気づくことができ、損をせずに済みます。事故車の相場を確認しておくことで、事故車をお得に手放せる可能性が高くなります。事故車を買い取ってもらおうと考えている人は、忘れずに確認するようにしましょう。

買取業者によっては事故車の取り扱いがないケースもある

買取業者によっては事故車の取り扱いがない場合があるので、注意が必要です。事故車は、買い取っても買い手がつかなかったり、修理をしなければいけなかったりなどのデメリットにより、買い取ってくれない業者もあります。

たとえ大手の買取業者であっても、すべての車を売れるというわけではありません。そのため、事故車を売却をするときは事故車の取り扱いがあるか確認するようにしましょう。買取業者の中には、事故車に強い業者もあります。複数の業者を比較して、いちばん高く売れる業者を探してみてください。

事故車は下取りに出すよりも修理したほうが良い場合もある

事故車は修理をせずに下取りにだしたほうが良いと解説しましたが、下取りに出さずに修理をしたほうが良い場合もあります。損傷が大きい場合は、修理費用がかなり高額になる可能性があるため、そのまま下取りに出したほうが良いでしょう。

しかし、軽度だったときは修理したほうが良い場合があります。加入している保険にもよりますが、修理費用が保険金でまかなえることがあります。もし、保険金のおかげで下取り価格よりも修理費用のほうが安かった場合は、修理をしたほうがお得になるでしょう。自分が起こした事故では、どのような対応になるのか保険プランを再確認しておくと、何かあったときに役立ちます。

まとめ

この記事では、事故車の定義や事故車を下取りにだすときの注意点、事故車をお得に手放す方法について解説しました。事故車は、通常の動作に支障をきたしている可能性が高いため、下取りや買取価格は安くなってしまいます。

しかし、決して値段が付かないわけではありません。事故車に強い買取業者に依頼したり、一括買取査定を利用したりすることで、お得に手放すことはできます。事故車を少しでもお得に手放すためにも、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

また車をお持ちの方は、今乗っている車の買取価格を把握しませんか。年式や走行距離、さらにはその時々の中古車市場の動向を受けて日々刻々と変化します。また一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。特にカーセブンは大手買取業者で40万円以上も買取相場より高く売れることもあります。たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。

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