車を友人に譲る際は、名義変更や所有者変更などの手続きが必要です。しかし、車を譲渡する側と車を譲受する側では用意が必要な書類は異なるため、事前に把握していなければ手続きが滞る恐れがあります。
また、車を友人へ譲る際に金銭トラブルを生じやすいため、友人関係の亀裂が入らないように注意が必要です。
この記事では、車を友人に譲るのに必要な手続きについて解説していきます。友人へ車をスムーズに譲るためにも手続きを行う前に、譲渡手続きの流れや注意点などを把握しておきましょう。
また車をお持ちの方は、今乗っている車の買取価格を把握しませんか。年式や走行距離、さらにはその時々の中古車市場の動向を受けて日々刻々と変化します。また一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。特にカーセブンは大手買取業者で40万円以上も買取相場より高く売れることもあります。たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。
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この記事でわかること
- ・車を友人に譲る際に必要な手続き
- ・車の名義変更の必要書類の種類と取得方法
- ・車を友人に譲る際に注意すべきポイント
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目次
車を友人に譲るのに必要な手続き

車を友人に譲る際に必要な手続きは次の5ステップです。
1.相場を調べて売買金額を決める
2.契約書を交わす
3.必要書類を用意する
4.車の名義変更をする
5.車の引き渡し・お金の受け渡し
手続きの流れに沿いながら、気を付けて欲しいポイントについて紹介します。
相場を調べて売買金額を決める
車を友人に譲る際は、まずは車の状態や買取相場などに適した売買金額を決めましょう。車の故障や修復歴を隠して、車の売却や譲渡を行うとトラブルに発展する恐れがあります。
また、車の状態や売買金額により、車を譲渡した後の手続きの流れや手続きにかかる費用なども異なります。車を友人に譲った後のトラブルを防ぐためにも、車の状態や買取相場などに適した売買金額を決めましょう。
契約書を交わす
車を仲の良い友人に譲る方が多いため「契約書まで必要?」と疑問に感じる方もいますが、契約書を交わしておくことをおすすめします。なぜなら、車を友人に譲る際に支払いの滞りや契約内容の認識のずれなどのトラブルが発生しやすいからです。
また、友人との間にトラブルが生じると今後の関係に亀裂が発生する恐れがあります。友人に車を譲る際に生じやすいトラブルを予防するためにも、口約束ではなく契約書を交わしておきましょう。
必要書類を用意する

車を友人に譲る際は名義変更が必要です。車を譲渡する側と譲受する側では準備が必要な書類が異なるため注意しましょう。
譲渡手続きを行う前に必要書類の種類について解説するため、友人へ車を譲りたい方は確認してから手続きを行ってみてください。
車を売却・譲渡する側の必要書類
車を友人に売却または譲渡する側の方が、用意する必要書類は以下のとおりです。
・印鑑
・車検証
・自動車リサイクル券
・自賠責保険証明書
・自動車納税証明書
・委任状
・印鑑証明書または印鑑登録証明書(普通自動車の場合)
・譲渡証明書(普通自動車の場合)
印鑑登録証明書や印鑑証明書、譲渡証明書は普通自動車を売却または譲渡する際に必要ですが、軽自動車の場合は不要です。軽自動車の場合は認印でも手続き可能ですが、普通自動車の場合は実印が必要のため注意しましょう。
車を買取・譲受する側の必要書類
車を友人から買取または譲受する側の方が用意する必要書類は以下のとおりです。
・車庫証明(自動車保管場所証明書)
・委任状
・印鑑証明書または印鑑登録証明書(普通自動車の場合)
印鑑証明書または印鑑登録証明書は普通自動車を友人から譲り受ける場合に必要ですが、軽自動車の場合は不要です。
また、手続きを自分で行う場合は委任状の用意は不要です。ただし、名義変更手続きを自分以外の方が行う場合には委任状が必要になるため、必要な方は忘れずに用意しておきましょう。
車の名義変更をする

車を友人に譲渡する際は、陸運局や運輸局で車の名義変更手続きを行いましょう。名義変更手続きに必要な書類は以下のとおりです。
・申請書(移転登録申請書)
・手数料納付書
・自動車税・自動車取得税申告書
・車を売却・譲渡する側の必要書類
・車を買取・譲受する側の必要書類
手続きの順番については案内があるため、確認しながら行うことが可能です。名義変更手続きにかかる時間目安は1時間程度です。
また、名義変更手続きの際に5,000円程度の手数料がかかります。必要に応じて次の費用が発生する場合があります。
・ナンバープレートの変更費用
・自動車取得税 など
スムーズに手続きを行うためにも上記の費用負担の有無を確認し、費用をどちらが負担するかを事前に決めておきましょう。
車の引き渡し・お金の受け渡し
必要書類の用意や名義変更を終えたら、車の引き渡しとお金の受け渡しを行いましょう。車の引き渡しとお金の受け渡しのタイミングを別にすると金銭トラブルに発展しやすくなるため、同じタイミングで行うと安心です。
友人間の金銭トラブルを回避したい方は、お金の受け渡しを一括で行うことをおすすめします。しかし、車の売買金額が数十万円や百万円以上になる場合も珍しくないため、お金の受け渡しを分割で行う場合もあるでしょう。
分割で行う場合は友人関係に亀裂を入れずに取引を完了させるためにも、お金の受け渡しの詳細を契約書で締結しておきましょう。
友人に車を譲るのに必要な名義変更の必要書類の取得方法

友人に車を譲る際には以下の書類が必要です。
・印鑑証明書
・印鑑登録証明書
・車庫証明(自動車保管場所証明書)
・申請書(移転登録申請書)
・手数料納付書
・自動車リサイクル券
・譲渡証明書
・委任状
・自動車税・自動車取得税申告書
・車検証
・自動車納税証明書
・自賠責保険証明書
それでは、上記の書類はどのように取得したら良いのでしょうか。車の譲渡手続きをスムーズに行うためにも、書類の取得方法をそれぞれ解説します。
印鑑証明書
名義手続きを行う際は印鑑が必要です。普通自動車を譲渡する場合は、市町村に登録されている実印を用意しましょう。軽自動車の場合も実印で手続きが行えますが、認印でも問題ありません。
実印であることを証明するためには、お住いの市町村の市役所や役場などで印鑑登録をする必要があります。印鑑登録証明書の取得方法は下記を参考にしてみてください。
印鑑登録証明書
印鑑登録証明書は普通自動車を譲渡する際に必要な書類です。市町村に登録された実印であることを証明する書類のため、市役所や役場などの窓口で取得できます。
市役所や役場などの対応時間は平日の日中のため、平日の夜間や土日祝日などは基本的に対応していません。しかし、市町村によっては対応している窓口が設けられている場合があるため、確認してから取得しましょう。
車庫証明(自動車保管場所証明書)

車庫証明とは、次の条件を満たしている車の保管場所があることを証明する書類です。
・保管場所が自宅から2km以内にある
・車の前後と左右に50cm以上のスペースがある
普通自動車の名義変更手続きを行う際に取得する必要があります。軽自動車は車庫証明の登録が不要な市町村が多いですが、必要な地域もあるため事前に確認が必要です。
車庫証明の手続きは警察署で行えます。申請書類は警察署に用意されているため気軽に相談しましょう。
申請書(移転登録申請書)
申請書とは、陸運局で取得できる移転登録申請書のことです。車の名義変更や住所を変更する際に用意する必要があります。
記入例が用意されている場合が多く陸運局で記載する方も多いため、初めて申請する方も安心です。不明点があれば窓口で確認されることをおすすめします。
手数料納付書
車の名義変更をする際は陸運局に手数料納付書の提出が必要です。車の名義を変更する際は500円程度の手数料がかかります。車の状態や手続きの内容により手数料の金額が異なるため、確認しておくことをおすすめします。
また、手数料を支払う際は現金でなく、手数料の金額分の収入印紙を購入して手数料納付書に張り付ける必要があります。手数料納付書の入手や収入印紙の購入は陸運局でできるので安心してください。
自動車リサイクル券

車の名義変更をする際は自動車リサイクル券も必要です。自動車リサイクル券は自動車リサイクル法に基づいてリサイクル料金を支払っている車に発行されます。
1台の車に1枚のみ発行されるため、紛失しても再発行はできません。自動車リサイクル券をなくした方は、自動車リサイクルシステムのサイト内にある「自動車リサイクル料金の預託状況」を印刷して代用しましょう。
譲渡証明書
譲渡証明書は、車の名義を変える際に必要な提出書類です。軽自動車の名義変更時には不要ですが、普通自動車の名義を変更する場合は用意する必要があります。
譲渡証明書で記入を求められる情報は以下のとおりです。
・車名
・型式
・車体番号
・原動機の型式
・車を譲る人の情報(名前や住所など)
・車を譲り受ける人の情報(名前や住所など)
・車を譲渡する日付
譲渡証明書は国土交通省の関東運輸局からダウンロードすることができます。車を譲る方は譲渡証明書に実印を押す必要があるため、認印を押さないように注意しましょう。
委任状
普通自動車を友人に譲る場合は、委任状も用意しましょう。車を譲った友人が車の名義変更を行う際に、自分が用意した委任状を使用します。車の名義変更を自分が行う場合は、友人が用意した委任状を使用するため、委任状は不要です。
委任状は国土交通省のサイトからダウンロードできます。受任者欄に車を譲る友人の住所と名前を記入し、自分の名前と住所は委任者欄に記入しましょう。
自動車税・自動車取得税申告書

車の名義変更手続きを行う場合は、自動車税・自動車取得税申告書を使用します。自動車税・自動車取得税申告書の申請は陸運局の隣にある自動車税事務所で行いましょう。
自動車税・自動車取得税申告書の書類は自動車税事務所で入手できます。名義変更のみでなく住所変更や廃車などの手続きの際にも使用する書類のため、ぜひ覚えておきましょう。
車検証
車検証は、車が路上を走行するための基準を満たしていることを証明する書類です。自動車検査証とも呼ばれます。車に乗せておくことが義務付けられているため、「どこにあるかわからない」という方は、車のダッシュボードを確認してみてください。
車を探してみても車検証が見つからないという場合には、お住いの住所を管轄する運輸局や陸運局で書類の提出や手数料の支払いをすると車検証の再発行ができます。有効期限がすぎた車検証は再発行ができないため注意しましょう。
自動車納税証明書
自動車納税証明書は、自動車税や軽自動車税を納めている車であることを証明する書類です。毎年1回支払う必要があります。
自動車納税証明書は車の名義変更のみでなく、車検の際にも用意する必要があります。再発行手続きは無料でできますが、車の種類により対応している窓口が以下のように異なります。
・普通自動車:自動車税事務所
・軽自動車:市役所や役場など
車の名義変更をスムーズに行うためにも、紛失に気付いたら早めに再発行手続きを行いましょう。
自賠責保険証明書
自賠責保険証明書とは、車が強制保険に加入していることを証明する書類です。任意保険とは違い車検のタイミングで必ず加入する必要があるため、車検証と一緒に保管している方が多いです。
自賠責保険証明書の名義変更は、車を譲る方が加入している保険会社に次の書類を提出する必要があります。
・契約権利譲渡通知書
・異動承認請求書
契約権利譲渡通知書や異動承認請求書などの書類は、自賠責保険に加入している保険会社のサイトからダウンロードできます。車を譲る方と譲り受ける方の両方が上記の書類に押印する必要があるため留意しておきましょう。
また車をお持ちの方は、今乗っている車の買取価格を把握しませんか。年式や走行距離、さらにはその時々の中古車市場の動向を受けて日々刻々と変化します。また一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。特にカーセブンは大手買取業者で40万円以上も買取相場より高く売れることもあります。たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。
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車を友人に譲る手続きの注意点

車を友人に譲る手続きを行う際は以下の4点に注意しましょう。
・自分で名義変更しないといけない
・相場を調査して譲る必要がある
・任意保険の扱いが複雑
・車検証で所有者を確認しておく
トラブルなしで車を友人に譲りたい方はぜひ参考にしてみてください。
自分で名義変更しないといけない
車の名義を友人に譲る場合は、名義変更手続きを自分でする必要があります。車の名義変更手続きには必要書類が必要で、提出書類に不備があると名義を変更できないため注意しましょう。
また、車の譲渡とあわせて任意保険の解約や契約などを行う必要があります。車を譲り受けた友人がスムーズに車に乗れるようにするためにも、友人と相談しながら解約日と契約日を同日にしましょう。
相場を調査して譲る必要がある
車を友人に譲る際はまずは相場を調査するところから始めましょう。なぜなら、取引後に「売った金額が相場よりも安すぎた」「買った金額が相場よりも高すぎた」などのトラブルに発展する恐れがあるからです。
車の状態により相場や適正価格などが異なるため、「売買金額をどのくらいにして良いかわからない」と感じている方は、中古買取店の買取査定や買取相場サイトなどを活用しましょう。
車の相場や手続きにかかる手数料や税金などを考慮したうえで、売買金額を決めることをおすすめします。
任意保険の扱いが複雑
車の名義変更に伴う任意保険の取り扱いは車を譲る相手により次のように異なります。
車を譲る相手 | 任意保険の名義変更 | 任意保険の等級の引き継ぎ |
同居の家族 | 〇 | 〇 |
友人や親戚など | × | × |
また、同居の有無により手続きに必要な書類の種類も異なるため注意しましょう。車の譲渡をスムーズに行うためにも、任意保険の解約日と契約日が同日になるように調整しておくことをおすすめします。
車検証で所有者を確認しておく
車を友人に譲りたい方は車検証の所有者欄を確認しましょう。なぜなら、所有者が自分でない場合は車を譲渡することができないからです。
たとえば、車のローンの残債がある場合は、所有者欄にディーラーやローンを組んでいるカード会社の社名が記載されます。「ローンを完済したのに所有者が自分になっていない」という場合は、まずは所有者を自分に変更しましょう。
車を友人に譲るメリット

友人の性格や趣味、友人関係の親密さなどにより異なりますが、友人に車を譲るメリットは次の2点です。
・親密な間柄でトラブルに発展しづらい
・相場より高く売れることがある
上記のメリットの詳細についてそれぞれ解説します。
親密な間柄でトラブルに発展しづらい
友人との関係性によりますが、親密な関係を築けている場合はトラブルに発展しづらくなります。なぜなら、トラブルが発生しても気軽に相談できるため対策しやすいからです。
また、友人に車を譲る場合は譲った後の状態も把握しやすいため、これまで大事にしてきた愛車を手放す方も安心です。顔の知らない相手に車を譲ることに不安を感じている方は親密な間柄の友人に車を譲ると良いでしょう。
相場よりも高く売れることがある
友人に車を譲る場合は業者の仲介手数料が発生しないため、売買金額が相場よりも高くなる可能性があります。
また、改造した車は買取価格が低くなったり買取を断られたりすることがありますが、友人に譲る場合は相場よりも高く買い取ってもらえる場合があります。
業者を仲介しない売買方法を検討している方や改造車を売却したい方は、友人へ譲渡する方法を検討しましょう。
車を友人に譲るデメリット

一方で、車を友人に譲ると次の4つのデメリットを生じる恐れがあります。
・トラブルが起こると友人関係に亀裂が入ることがある
・専門家が挟まれていないので売却時の車の状態がわかりにくい
・アフターフォローが必要
・譲るまでに手間や時間がかかる
注意して欲しいポイントにも触れながら、上記のデメリットの詳細についてそれぞれ解説します。
トラブルが起こると友人関係に亀裂が入ることがある
友人の車の売買はトラブルに発展しにくいですが、トラブルに発展すると友人関係に亀裂が入ることがあります。友人間で生じやすいトラブルの例は次のとおりです。
・友人が名義変更をせずに車に乗っている
・名義変更をする前に友人が事故を起こした
・事故車であることを隠して車を譲った
・譲った車が売却後1週間で動かなくなった
・車の代金の支払いが滞っているなど
上記のように売却後に発生するトラブルが多いため、名義変更をするタイミングや任意保険の契約日、トラブル時の費用負担などのトラブルが多いです。売却後のトラブルを防ぐためにも、車を譲った後のルールを決めておくことをおすすめします。
専門家が挟まれていないので売却時の車の状態がわかりにくい
友人間で車を売買する場合は、専門家が挟まれていないため売却時の車の状態がわかりにくいです。そのため、車を譲った後に車の故障や不具合などが生じた場合は、自分と友人のどちらに責任があるのかわかりにくい場合もあります。
また、車の状態の判断は専門家にも難しいため、査定を行う人により提示される買取価格が異なる場合もあります。売却後のトラブルを予防するためにも、車の点検を受けて状態を把握してから売却することをおすすめします。
アフターフォローが必要
車を友人に譲る場合はアフターフォローが必要です。なぜなら、車を譲った後に故障や不具合などのトラブルが発生する可能性があるからです。
車の売買金額が数十万から数百万円になるケースは珍しくないため、「売却後のトラブルの責任は負いません」と突き放すと、トラブルに発展する恐れがあります。
車を譲った後のトラブルで友人関係に亀裂を入れないためにも、トラブルに発展する可能性があることを理解したうえで取引を行いましょう。
譲るまでに手間や時間がかかる
車を友人に譲る場合は名義変更手続きや必要書類の準備など、車を譲る側も車を譲ってもらう側も手間や時間がかかります。
また、平日の日中は仕事をしている方が多いですが、平日の日中に取得する必要がある書類もあるため、「手続きや必要書類の準備のために平日に時間を確保できない」「手続きに時間をかけたくない」という方にはおすすめできません。
車を友人に譲ろうと考えている方や車の売買方法で悩んでいる方は、メリットとデメリットの両方を考慮したうえで自分に合った方法を選びましょう。
トラブルになりやすい車の売却価格の決め方

車を友人に譲る際のトラブルを防ぐためにも車の売却価格を慎重に決める必要があります。おすすめの方法は次の2つです。
・買取相場サイトを利用する
・買取店で買取価格を見てもらう
上記の方法がおすすめの理由や利用方法などについて、それぞれ解説します。
買取相場サイトを利用する
買取相場サイトを利用すると、次の情報から簡単に買取相場を把握することができます。
・年式
・グレード
・走行距離
一方で、買取相場サイトで確認できるのは相場価格であるため、車の状態により実際の買取価格は変動する可能性があります。買取相場サイトで確認できる金額はあくまでも目安程度に捉え、お互いが納得できる金額に設定しましょう。
買取店で買取価格を見てもらう
車の状態に適した買取金額を知りたい方は、中古車買取店で査定を受けてみましょう。中古車買取店で車の査定を担当しているスタッフは専門知識が豊富のため、車の状態に適した売買金額を提示してくれます。
一方で、車の買取価格は判断が難しい場合があるため、査定を担当するスタッフや買取店により査定額に差が出る場合も珍しくありません。
売却時の車の状態や買取価格の目安を把握しておきたい方は、複数の中古車買取店で査定を受けてみると良いでしょう。
車を友人に譲る際によくある質問
車を友人に譲って所有者を変更しないと、次のようなトラブルが発生する可能性があります。
名義変更の手続きは15日以内に行うように道路運送車両法で定められているため、車を譲渡したら速やかに手続きを行いましょう。
車を友人に譲る際にかかる税金は、所得税と環境性能割です。しかし、車の売買価格が50万円以下の場合は税金がかかりません。
日常的に使用する車を譲る場合は所得税の課税対象外ですが、仕事用やレジャー用などで使用していた場合は課税の対象になる場合があります。
その他にも、車を譲る際に贈与税が発生する場合もあるため、課税対象になる条件を確認してから売買金額を設定することをおすすめします。
車を友人に譲って名義変更手続きをしないと、50万円以下の罰金を請求される可能性があります。なぜなら、道路運送車両法では次のように定められているからです。
❝第十二条 自動車の所有者は、登録されている型式、車台番号、原動機の型式、所有者の氏名若しくは名称若しくは住所又は使用の本拠の位置に変更があつたときは、その事由があつた日から十五日以内に、国土交通大臣の行う変更登録の申請をしなければならない。
引用元: e-Gov法令検索❞
名義変更手続きは友人のみでなく、家族間で車を譲る際にも行う必要があります。車を譲る相手との関係性により名義変更手続きで必要な書類や手続きなども異なるため、スムーズに手続きを行うためにも確認しておきましょう。
まとめ

この記事では、車を友人に譲るときに必要な手続きや手続きを行う際の注意点などを解説しました。車を友人に譲る方法には、トラブルに発展しにくい点や相場より高く売れることがある点などのメリットがあります。
一方で、車を友人に譲る場合は、名義変更手続きを行う手間やトラブルが発生した際に友人関係に亀裂が入る可能性があるなどのデメリットもあります。
車を友人に譲る際はメリットやデメリット、手続きを行うときの注意点などを留意しておきましょう。スムーズに手続きを進めたい方は、車代金の支払い方法や売却後のルールなどの詳細を契約書で締結しておくことをおすすめします。
また車をお持ちの方は、今乗っている車の買取価格を把握しませんか。年式や走行距離、さらにはその時々の中古車市場の動向を受けて日々刻々と変化します。また一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。特にカーセブンは大手買取業者で40万円以上も買取相場より高く売れることもあります。たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。
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