更新日2025.01.31

CR-Zの維持費はどれくらい？税金や車検費用・維持費を安く抑える方法について解説

車は、購入費を支払えばその後お金がかからないというわけではありません。自動車税、車検代、ガソリン代などの各種維持費が発生します。そして、車の維持費は決して安くはありません。

この記事ではホンダのCR-Zにスポットをあって、維持費はいくらかかるのか解説します。具体的な維持費の内訳と安く抑えるコツについても詳しく解説するので、CR-Zユーザーの方やCR-Zを購入しようと考えている方は、ぜひご覧ください。

またCR-Zの維持費を安く抑える事は大事ですが、それだけでは限界があります。維持費だけに囚われるのではなく、自動車関連の費用を抑えるには、乗り換えの際に、いま乗っている車を高く売るなどの工夫が必要です。
特にカーセブンは大手買取業者で40万円以上も買取相場より高く売れることもあります。

たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。

少しでも損をしたくない方は下記の「無料査定はこちら」から無料査定をしてみてください。

この記事でわかること

・CR-Zの維持費はいくらかかるのか
・CR-Zの維持費内訳
・CR-Zの維持費を安く抑えるコツ

かんたん30秒！
愛車の高価買取なら【カーセブン】

✔︎ 下取りよりも40万円以上お得な例も
カーセブンは大手中古車販売・買取店であり、買取から販売まで一貫して行っているため、買取価格が上がりやすいのが特徴。
✔︎ 無料査定で概算価格をお知らせ
30秒で完了する無料査定で愛車の概算価格を把握できます。
✔︎ 必ず売却しなくてもよいので、お気軽に
無料で査定、出張査定いたします。査定額にご満足いただけない場合はもちろん、売らなくてOK

愛車を高額で売却するならカーセブンを選ぶことがおすすめ。古い車でも買取可能です！

カーセブンは大手買取店であり、業界団体JADRI加盟、JPUC認定の「適正買取店」なので安心
入力はたった30秒でキャンセルは電話一本で可能なので、まずは無料査定チェック。

＼簡単30秒／

無料査定はこちら

CR-Zの維持費内訳

CR-Zを所有するにあたって必要な主な維持費の内訳は、以下のとおりです。

主な維持費内訳

・自動車税
・車検費用
・自賠責保険料
・自動車重量税
・印紙代
・車検基本料金
・ガソリン代

上記のもの以外にも、必要に応じて駐車場代や洗車代といった費用が維持費として必要です。そして、車を長く乗り続けるほどその金額は増えていきます。

ここからは、それぞれの費用について実際にかかる金額やシステムなどを詳しく解説していきます。

自動車税

自動車税は、毎年4月1日の時点での車の所有者が納めることが義務づけられており、課税額は車の総排気量によってそれぞれ定められています。

総排気量別の年間自動車税は、以下の表のとおりです。

排気量	2019年9月30日以前の車	2019年10月1日以降の車
～1,000cc	29,500円	25,000円
1,001cc～1,500cc	34,500円	30,500円
1,501cc～2,000cc	39,500円	36,000円
2,001cc～2,500cc	45,000円	43,500円
2,501cc～3,000cc	51,000円	50,000円
3,001cc～3,500cc	58,000円	57,000円
3,501cc～4,000cc	66,500円	65,500円
4,001cc～4,500cc	76,500円	75,500円
4,501cc～6,000cc	88,000円	87,000円
6,001cc～	111,000円	111,000円

このうち、CR-Zの総排気量はどのグレードでも1496ccとなっています。そのため、1,000cc超～1,500cc以下のクラスに区分され、年間自動車税は30,500円となります。

車検費用

車検は、新車を除き2年に1回受けることが法律で義務づけられています。CR-Zの車検にかかる費用の平均は4万円ほどとなっています。車検費用(法定費用)の内訳は以下のとおりです。

法定費用の内訳

・自賠責保険料
・自動車重量税
・印紙代

また、ここに車検基本料が加わるのが一般的で、場合によっては修理費がかかることもあります。

法定費用

法定費用とは、車検の際に支払うもので、その名の通り法律で金額が定められた費用のことです。その費用は国や保険会社への支払いに充てられています。

法定費用は車種や重量ごとに一律で金額が決められているので、車検に出した業者によって金額が異なるということはありません。

例外として、印紙代は依頼先によって600円ほど金額が変化します。差があるとしてもその程度で、ほとんど一定と言えます。

自賠責保険料

CR-Zに限らず、全ての普通自動車は新車を購入した際に自賠責保険料として3年分として24,190円が必要です。そして、車検の際に継続費用として2年分として18,1600円が必要です。

自賠責保険は、自らの運転で他人を死傷させてしまった場合、被害者に対して賠償金を支払う時に使われる保険です。自賠責保険は、法律で加入を義務づけられています。加入のタイミングは車検の時が一般的なので、一緒に支払うことになります。

保険料は普通車と軽自動車の場合で違いがありますが、保険会社ごとの変化はなく、金額は一律となっています。

自動車重量税

自動車重量税も、自賠責保険とともに支払いが義務づけられている費用です。車種や重量によって課税額が定められ、普通車だと0.5トンごとに4,100円が課税されます。一部車種では、エコカー減税により税率が低いこともあるため、注意が必要です。

CR-Zの場合、どのモデルも約1,150kgとなっているので、1,500kg以下のクラスに分類されます。新車購入時は、それに応じて3年分の自動車重量税36,900円を支払わなければいけません。その後は自賠責保険料と同様で、車検時に継続費用として2年分の24,600円をまとめて支払うことになります。

印紙代

印紙代とは、車検の際に必要な自動車検査票に添付する印紙を発行するための手数料のことを指します。印紙代は、車検を依頼した場所によって異なります。持ち込み検査に出した場合は1,600円、指定整備工場に出した場合は2,200円となっています。

法定費用のうち、業者によって金額が異なるのは、印紙代だけです。とはいえ、その差額は大きくないので、基本的には毎回の車検で必要な金額はほとんど同じということになります。

車検基本料金

車検基本料金は、車検を代行する業者に対して支払う手数料です。そこには、整備技術料や代行手数料などさまざまな費用が含まれています。

車検基本料金は依頼先の業者や実施された作業によって変化するので、法定費用のように一律ではありません。例えば、ガソリンスタンドやカー用品店などの専門店はカーディーラーより値段が低めに設定されていることが多いです。

車検費用を少しでも抑えたいという方は、複数の業者で見積りを取るのがおすすめです。

ガソリン費用

ガソリン費用は、当然ですが走行距離によって異なってきます。以下では、CR-Zのグレードごとの燃費と、3つのケースでの走行距離別のガソリン代のシミュレーション結果について紹介していきます。自身の普段のガソリン代と比べてみてください。

CR-Zのグレードごとの燃費

最新のCR-Zのモデルはαにαマスターレーベル、αドレストレーベルⅡにαファイナルレーベル、βの5種類です。それぞれの燃費(JC08モード)は以下の表の通りです。

グレード名	JC08モード燃費
α	23.0km/L
αマスターレーベル	21.6km/L
αドレストレーベルⅡ	21.6km/L
αファイナルレーベル	21.6km/L
β	23.0km/L

CR-Zの最新モデルは、エンジンの技術開発が進んだことから、燃費効率が向上しています。ただし、燃費は上記の表に記載された数値が基本です。住んでいる地域や使い方、ドライバーの運転意識などによって上下します。そのため、各値はおおよその目安として考えると良いでしょう。

走行距離別ガソリン代シミュレーション

ここからは、年間走行距離ごとにガソリン代はいくらかかるのかシミュレーションしていきます。算出条件は以下の通りです。CR-Zはレギュラーガソリンを使用するため、ガソリン価格はその平均価格で計算を行います。

ガソリン代の算出条件

・燃費：23.0km/L（CR-Z αグレード）
・1Lあたりのガソリン代：171.3円/L（2024年1月21日時点）
・1年で消費するガソリン：走行距離÷燃費
・年間のガソリン代:：1年で消費するガソリン×1Lあたりのガソリン代

それでは、詳しく見ていきましょう。

年間走行距離3,000kmの場合

まず、年間走行距離が3,000kmの場合のガソリン代を算出します。目安としては、通勤・通学に公共交通機関と併用するような短距離での使用が多い場合や、セカンドカーとして利用する場合の距離とされています。

ガソリン代の算出

・1年で消費するガソリン: 3,000km÷23.0km/L=130.4L
・年間のガソリン代: 130.4L×171.3円=22,337.52円

この計算結果から、年間走行距離が3,000kmの場合は1年で約2万2,338円のガソリン代が必要となります。

年間走行距離5,000kmの場合

続いて、年間走行距離が5,000kmの場合のガソリン代を算出します。5,000kmは、月に1度だけ遠出をし、普段は近距離の通勤・通学で使うといった使い道が目安となります。

なお、現在の日本の平均的な年間走行距離は約6,017kmなので、参考にできるという方も多いでしょう。

ガソリン代の算出

・1年で消費するガソリン: 5,000km÷23.0km/L=217.4L
・年間のガソリン代: 217.4L×171.3円=37,240.6円

この計算結果から、年間走行距離が5,000kmの場合は1年で約3万7,241円のガソリン代が必要となります。

年間走行距離8,000kmの場合

最後に、年間走行距離が8,000kmの場合のガソリン代を算出します。目安として、8,000kmは片道7～8kmの通勤・通学に加え、毎週末のお出かけで利用する場合の距離となっています。車の使用頻度が高い方は、維持費を計算する際はこちらの数値を参考にしてみてください。

ガソリン代の算出

・1年で消費するガソリン: 8,000km÷23.0km/L=347.8L
・年間のガソリン代: 347.8L×171.3円=59,578.14円

この計算結果から、年間走行距離が8,000kmの場合は1年で約5万9,578円が必要となるのがわかります。

たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。

少しでも損をしたくない方は下記の「無料査定はこちら」から無料査定をしてみてください。

かんたん30秒！
愛車の高価買取なら【カーセブン】

＼簡単30秒／

無料査定はこちら

任意保険

任意保険の計算をする場合、車両保険の有無や加入者の年齢、等級によって金額が変化します。

等級は、免許取得からの年数と事故歴に応じて設定され、等級によって保険料の割増or割引が決められます。そして、等級が上がるほど割引率は大きくなります。具体的な金額は、以下の通りです。

任意保険の計算例

15等級・25歳の場合
・車両保険なし:3万～5万円程度
・車両保険あり:6万～10万円程度

20等級・30歳の場合
・車両保険なし:2万～3万円程度
・車両保険あり:5万～8万円程度

任意保険に加入せずに費用を抑えることも可能ですが、車を運転していれば誰でも事故の危険とは常に隣り合わせです。加入を怠らず、自分の使用頻度や状況に合った保険を選ぶようにしましょう。

メンテナンス費用

車を所持し続けるうえで、メンテナンスは欠かすことができません。日常的に必要な主なメンテナンス費用の項目は以下の2つです。

主なメンテナンス費用

・洗車費用
・消耗品費用

ここからは、それぞれの場合の費用について解説していきます。

洗車費用

洗車には、自前で道具を揃えて自分でやるか、ガソリンスタンドなどで洗車してもらうという2つの方法があります。自分で洗車をする場合は、洗剤等を適宜自分で揃えるだけなので大した費用はかかりません。

ガソリンスタンドには機械洗車と手洗い洗車の、2種類のサービスがあります。機械洗車の場合は1,000円ほどで済む一方、手洗いの場合は2,500円ほどかかります。機械の方が時間は短く費用も安く済む一方、手洗いよりキズがつきやすい、仕上がりにムラがあるといった短所があります。

それぞれにメリットとデメリットがあるので、自分にあった方法を選びましょう。

消耗品費用

車の部品には、年数が経過するにつれて交換が必要になる消耗品が多いです。特に以下の5つは定期的なメンテナンスが必要です。

主な消耗品

・エンジンオイル
・タイヤ
・ワイパーブレード・ゴム
・ウォッシャー液
・エアコンフィルター

ここからは、各部品の費用について解説していきます。

エンジンオイル

エンジンオイルの交換は、自分で行うか、整備工場で交換してもらうかの2つの選択肢があります。しかし、エンジンオイルの交換は知識と技術が必要です。失敗するとエンジンに大きなダメージが残るので、基本的には整備工場にお願いするのが良いでしょう。

整備工場に依頼する場合、相場は6,000円前後ですが、中には4,000円程度で依頼できる業者もあります。事前に調べておきましょう。依頼先によってはエンジンオイルを自分で用意なければいけない場合もあるので、あらかじめ詳細を確認しておきましょう。

タイヤ

技術と知識、必要な道具がある方は、劣化したタイヤの交換を自分で行う方もいます。しかし、整備工場やタイヤ専門店、ディーラーや一部のガソリンスタンドなどさまざまな業者に依頼もできます。その場合は、工賃が必要です。

タイヤ交換の工賃は、依頼する業者によって変化します。中でも、ディーラーに依頼すると代行手数料が加わるので、他の業者よりも費用は高めです。

CR-Zのタイヤを交換する場合、タイヤによっては5万円以上が必要となります。日常的にメンテナンスが必要なパーツの中では比較的高額のため、覚えておきましよう。

ワイパーブレード・ゴム

ワイパーブレードとゴムは、安全に運転するためには重要なパーツです。ワイパーブレードとゴムは、車両にあったものを購入すれば、比較的簡単に交換できます。そのため、自分で交換する方も少なくありません。ただし、種類が多いためどれが自分の車に合うかわからない場合は、業者へ依頼することも選択肢の1つです。

CR-Zの場合、ゴムだけならフロント2本で1,000円もしないこともあります。ブレード全体を交換する場合は、2本で1,000～5,000円ほどが必要です。工賃は500～2,000円ほどなので、自分で交換して費用を抑えるのも良いでしょう。

ウォッシャー液

ウォッシャー液の補充には、業者に依頼するか自分で行うかの2つの選択肢があります。業者に補充をしてもらう場合は、500～1,000円程度でやってもらえます。車の整備をする業者ならどこでもウォッシャー液の補充は可能です。しかし、簡単に済ませたい場合は、ガソリンスタンドなどでも依頼できます。

車検の際にサービスで補充してくれるところもあり、使い過ぎることがなければ、あまり気にする必要はありません。カー用品店などでは200円程度で販売されているため、自身に適した方法で補充しましょう。

エアコンフィルター

エアコンフィルターの交換も、自分で行うか業者に依頼するかの2つの手段があります。こちらも難易度がそこまで高くないため、自分でやる方も大勢います。CR-Zの場合、部品はカー用品店などで売っているものを使えば、値段は1,000～4,000円ほどです。

業者に依頼すると、工賃を含めて3,000〜5,000円前後が必要となります。エアコンフィルターは比較的費用がかからない部品なので、そこまで身構える必要はありません。他にメンテナンスする部分があれば、同時に点検してもらい、必要に応じて交換してもらいましょう。

その他必要に応じてかかる費用

ここまで紹介したもの以外に、車の使用用途によって費用が変化するものもあります。

主なその他の費用

・高速代
・駐車場代
・修理代

以下では、そうしたものの費用について解説していきます。

高速代

通勤・通学や休日はよく遠出をするという方などは、高速代も計算に入れておくと良いでしょう。高速代は全国一律ではありません。大都市近郊区間と普通区間、海峡部等特別区間の3つで区別され、それぞれ料金が異なります。

高速代は深夜割引やETC割引、休日割引などを活用することで、ある程度抑えられます。参考として、総務省統計局によると、平成20年(2008年)の有料道路への平均支出は8,923円です。

駐車場代

自宅に駐車スペースがあるという方にはあまり関係ありませんが、そうでない場合は月極駐車場を契約しなければいけません。

月極駐車場の金額相場は地域によって異なります。全国平均では8,000円ほどで、都市部では2万～3万円とやや割高です。その他、外出の際にもさまざまな場所で駐車料金がかかります。

自宅近くに都合良く空いている駐車場があるとも限りません。車の購入をする前に駐車場探しをしておくとスムーズです。

修理代

事故を起こしてしまったり車をどこかにぶつけたりといったことが、各種パーツの故障に繋がるケースもあります。その場合、修理費用が必要になります。

修理内容や故障した箇所によっては、費用がかなり高額になることも珍しくありません。一番の防止策は日頃から安全運転を心がけることですが、回避のしようがないこともあります。そのため、修理代も維持費として頭に入れておくと余裕を持てます。

CR-Zの維持費総額

ここまで、車の維持費として必要になる諸経費について解説してきました。では、これらを合計するとCR-Zの維持費は果たしてどれくらいになるのでしょうか。

自動車税	30,500円
車検費用（1年あたり）	40,000円
ガソリン代（年間8,000㎞）	59,578円
任意保険料	20,000～100,000円
維持費合計（年間）	150,078～230,078円

上記の表は、あくまで最低限誰もが負担しなければならない金額の合計です。これに加え、高速代やメンテナンス費用など、必要に応じて別途費用がかかります。

これらのことを念頭に置き、いざ必要になった時に焦ることがないよう余裕を持ったカーライフを楽しみましょう。