日産リーフは話題の電気自動車として注目を集めている人気車です。ガソリン車ではなく、駆動源を電気としているからこそ、燃料代が安く抑えられます。それでは、実際の日産リーフを所有するとどのくらい維持費が必要になるのでしょうか。
この記事では、リーフの維持費がどのくらい発生するのかについて徹底解説します。記事内ではリーフの維持費を安く抑えるコツもあわせて紹介しています。リーフの維持費が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
またリーフの維持費を安く抑える事は大事ですが、それだけでは限界があります。維持費だけに囚われるのではなく、自動車関連の費用を抑えるには、乗り換えの際に、いま乗っている車を高く売るなどの工夫が必要です。
特にカーセブンは大手買取業者で40万円以上も買取相場より高く売れることもあります。
たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。
少しでも損をしたくない方は下記の「無料査定はこちら」から無料査定をしてみてください。
この記事でわかること
- ・リーフの維持費
- ・リーフの走行距離別電気代
- ・リーフの維持費を抑える方法
かんたん30秒! 愛車の高価買取なら【カーセブン】 | |
愛車を高額で売却するならカーセブンを選ぶことがおすすめ。古い車でも買取可能です! \簡単30秒/ |
目次
リーフの維持費内訳
リーフを所有する際に必要な維持費の詳細は以下のとおりです。
・自動車税
・車検費用
・自動車重量税
・印紙代
・車検基本料金
・電気代
上記費用以外に「駐車場代」や「洗車代」「任意保険料」などの費用が必要になります。リーフの場合、燃料源をガソリンではなく電気としているため、電気代の負担が毎月発生します。
また、車の所有年数が長くなるほど、消耗部品の交換や経年劣化が起こるリスクが高くなるため、当然維持費も高くなりやすいです。それぞれの費用についてさらに詳しく解説します。
自動車税
自動車税は毎年4月1日時点に車を所有する全ての方に納税義務が発生する税金です。自動車税は排気量ごとに負担する税金が定められており、排気量が大きくなるほど自動車税の負担が高くなります。排気量ごとの自動車税額についてわかりやすく以下の表でまとめました。
排気量 | 自動車税 |
660cc以下(軽自動車) | 10,800円 |
1,000cc以下 | 25,000円 |
1,000cc超1,500cc以下 | 30,500円 |
1,500cc超2,000cc以下 | 36,000円 |
2,000cc超2,500cc以下 | 43,500円 |
2,500cc超3,000cc以下 | 50,000円 |
3,000cc超3,500cc以下 | 57,000円 |
3,500cc超4,000cc以下 | 65,500円 |
4,000cc超4,500cc以下 | 75,500円 |
4,500cc超6,000cc以下 | 87,000円 |
6,000cc超 | 110,000円 |
リーフの場合、そもそも電気自動車ということもあり、排気量という概念がありません。電気自動車の場合、排気量は1,000cc以下と判断されるため、自動車税額は一律25,000円となります。
車検費用
車検は新車時と継続車検時の車により回数が異なります。具体的に初度登録から3年未満の車であれば「3年に1回」、継続車検の場合には「2年に1回」の実施義務が発生します。リーフの場合、1回の車検に必要な費用は「4万円〜6万円」程度です。
車検費用の詳細は、車検基本料金と自動車重量税、印紙代の3つの費用負担が一度に発生します。上記3つの費用以外にも、ワイパーゴムやエアコンフィルターの交換が必要であれば、車検時にまとめて交換する必要もあるでしょう。
法定費用
法定費用とは、車検と同時に支払うメンテナンス費用のことであり、法律で定められた点検作業です。詳しい法定費用については、排気量や車種ごとに金額が設定されています。他にも、法定費用は依頼する業者によって費用が異なるため注意が必要です。
法定費用を詳しく知りたい方は、依頼する点検業者に対して事前に費用相場を確認してみましょう。何も法定費用が他社よりも安いからという安易な理由で依頼先を決めることはおすすめできません。
自賠責保険料
自賠責保険とは、車を所有する全ての方に加入が義務付けられている強制保険です。自賠責保険料は、新車で車を購入した場合と継続車検の時でそれぞれ費用が異なります。新車から初度登録が3年未満の場合27,220円、継続車検の際には20,610円となります。
自賠責保険は、加入する保険会社によって金額に変化がありませんが、軽自動車と普通車によって負担する金額が多少異なります。
自動車重量税
自動車重量税は、車種ごとの車両総重量に対して課税される税金の1つです。0.5kgごとに4,100円ずつ負担する重量税が大きくなります。
電気自動車の場合、「エコカー減税」が適用されるため、新規登録時の自動車重量税と初回継続車検時の自動車重量税が免税対象となります。エコカー減税は、2026年4月30日新規登録分までが免税の対象となります。
つまり、初回車検以降は、自動車重量税が課税される仕組みになっているため注意しましょう。
印紙代
印紙代とは車検実施時に自動車検査証を添付する際に必要な手数料のことです。印紙代として負担する手数料は、持ち込み車検実施時期と指定工場での車検実施によって費用が異なります。持ち込み検査の場合1,600円、指定工場での検査の場合2,200円です。
それぞれの車検実施で負担する費用を比較すると、わずか600円程度しか変動がありません。
車検基本料金
車検基本料金とは、車検を依頼した業者に対して支払われる代行費用です。車検基本料金の詳細には、整備技術料や代行手数料などの人件費が含まれています。車検基本料金は、ディーラーやガソリンスタンド、指定工場などによって金額が異なります。つまり、自動車税のように一律な金額ではないことを覚えておきましょう。
リーフの場合、車検基本料金として必要な金額は「4万円〜6万円」程度です。車検実施時に消耗部品の交換などが必要な場合には、別途追加費用が発生します。
電気代
リーフの場合、駆動源をガソリンではなく電気を利用して走行する必要があります。そのため、ガソリン価格での計算ではなく、電気代を計算しなければいけません。リーフのグレードごとの航続距離について詳しく解説します。
リーフのグレードごとの航続距離
リーフのグレードごとの航続距離をわかりやすく以下の表でまとめました。
燃費項目 | 燃費数値 |
WLTCモード | 177Wh/km |
市街地モード | 153Wh/km |
郊外モード | 169Wh/km |
高速道路モード | 193Wh/km |
リーフの場合、グレードごとに航続距離が変化することはありません。上記航続可能距離は、あくまでカタログ上での数値であり、実燃費とは多少誤差があるため注意しましょう。
走行距離別電気代シミュレーション
走行距離別電気代をシミュレーション形式で3つ解説します。
・年間走行距離3,000kmの場合
・年間走行距離5,000kmの場合
・年間走行距離8,000kmの場合
現行リーフの場合、バッテリー容量は40kWhです。仮に1kWあたり31円の条件ごとの走行距離別に電気代を詳しく解説します。
年間走行距離3,000kmの場合
年間走行距離が3,000kmの場合に必要な電気代は以下のとおりです。
・1kWあたり:31 円
・リーフの電費:7km/kWh=0,428kWh
1kWあたり31円で設定すると、3,000km走行するためには0,428kWhの電気代が必要です。0,428kWhを1kWあたり31円で計算した場合、合計金額は13,268円となります。
電気自動車のバッテリー容量や充電方法によって電気代は多少変動しますが、ガソリン車と比較して料金を安くできることは間違いありません。
年間走行距離5,000kmの場合
年間走行距離が5,000kmの場合に必要な電気代は以下のとおりです。
・1kWあたり:31 円
・リーフの電費:7km/kWh=0,714kWh
1kWあたり31円で設定すると、5,000km走行するためには0,714kWhの電気代が必要です。0,714kWhを1kWあたり31円で計算すると、合計が22,134円となります。
年間走行距離8,000kmの場合
年間走行距離が8,000kmの場合に必要な電気代は以下のとおりです。
・1kWあたり:31 円
・リーフの電費:7km/kWh=1,143kWh
1kWあたり31円で設定すると、8,000km走行するためには1,143kWhの電気代が必要です。1,143kWhを1kWあたり31円で計算すると、合計が35,433円となります。
任意保険
任意保険は、万が一の車両事故発生時の損害費用をカバーするものです。任意保険を計算する場合には、車両保険の有無や自動車保険の等級、免許証の色、付帯する保険内容によって契約者の条件に合わせたプランで契約します。
自動車保険の等級は、免許取得時からの年数や事故歴によって設定されており、等級の上下によって保険料が割増・割引される仕組みです。等級は1等級〜20等級まで設定されており、等級が1等級上がるごとに割引率が大きくなります。
・車両保険なし:6万円〜9万円
・車両保険あり:11万円〜23万円
・車両保険なし:5万円〜7万円
・車両保険あり:8万円〜20万円
リーフの場合、電気自動車ということもあり、保険会社によってEV割引が適用されます。さらに新車から初度登録が5年未満の車には「新車割引」が適用されるため、金額面が高額になり過ぎることはありません。
加入する自動車保険会社がダイレクト型自動車保険会社か代理店型自動車保険なのかによっても金額が異なるため注意してください。
またリーフの維持費を安く抑える事は大事ですが、それだけでは限界があります。維持費だけに囚われるのではなく、自動車関連の費用を抑えるには、乗り換えの際に、いま乗っている車を高く売るなどの工夫が必要です。
特にカーセブンは大手買取業者で40万円以上も買取相場より高く売れることもあります。
たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。
少しでも損をしたくない方は下記の「無料査定はこちら」から無料査定をしてみてください。
かんたん30秒! 愛車の高価買取なら【カーセブン】 | |
愛車を高額で売却するならカーセブンを選ぶことがおすすめ。古い車でも買取可能です! \簡単30秒/ |
メンテナンス費用
車は購入した時にだけ費用負担が発生するものではありません。故障や不具合なく車を所有する際には、メンテナンス費用を定期的なタイミングで負担する必要があります。
主なメンテナンス費用は以下のとおりです。
・洗車費用
・消耗部品交換費用
それぞれの費用を詳しく解説します。
洗車費用
洗車費用は、ガソリンスタンドで店頭スタッフに対応してもらう方法と洗車に必要な道具を集めて自分で洗車を行う2つの方法があります。ガソリンスタンドで洗車する場合、洗車する際に必要な道具を事前に用意する必要はありません。
一方、自分で洗車を行う場合、小道具を自分で用意するうえで費用がかかりますが、1度の洗車費用にかかる費用は数百円単位で設定されています。
具体的な費用相場は、ガソリンスタンドでの機械洗車や店頭スタッフによる手洗い洗車の場合1,000円〜2,000円、自分で洗車を行う場合400円〜1,000円程度です。
消耗品費用
リーフの場合、エンジン車ではなくバッテリーを搭載しているため、消耗部品点数が少ない傾向にあります。メンテナンス実施時に交換を推奨する部品としては、バッテリーやワイパーブレード・ゴム、エアコンフィルターなどです。
消耗部品は定期的に交換を推奨している部品ですが、ワイパーゴムやワイパーブレード、エアコンフィルターなどは自分で交換できる部品のため、費用が高額になる心配はありません。
その他必要に応じてかかる費用
消耗部品代や洗車費用の他に車の維持費として想定される費用を以下で解説します。
・高速代
・駐車場代
・修理代
それぞれの費用を詳しく解説します。
高速代
高速台は職場への通勤や遠出の移動手段として利用する際の費用です。高速代を節約する方法は、平日朝夕割引や休日割引、深夜割引を活用してみましょう。高速道路の割引制度を活用することで、通常価格よりも30%〜50%ほど安く高速道路を利用できます。
ただし、高速道路の区間によって割引が適用されないケースもあるため注意してください。また、ETCカードをr利用することで、ETCカード利用割引も適用されます。
駐車場代
駐車場代は自宅に車を駐車するスペースがない場合に負担しなければいけない維持費です。駐車場には、月額利用駐車場以外に、事前に予約することで利用できるコインパーキングもあります。まず自宅周辺で安い駐車場を探し、駐車場枠が空いているのかを確認してください。
たった数百円違うだけで年間数千円単位で維持費が異なります。
修理代
修理代は車両事故や車の故障が発生した際に負担する費用です。車の修理代は自分が想像している以上に高い金額が請求されます。フロントガラスのひび割れを修理する場合、フロントガラスを全面交換する必要があるため、およそ10万円〜20万円の費用が必要になるでしょう。
車両事故により修理が必要になった場合、保険内容が事故の内容に適していれば、保険で修理費用を賄えます。ただし、翌年の保険料が1.5倍以上も高額になってしまうため注意してください。
リーフの維持費総額
ここまでリーフを所有する際の費用を解説してきました。上記費用を合計すると維持費は以下のとおりです。
自動車税 | 25,000円 |
車検費用(1年あたり) | 40,000円〜60,000円 |
電気代(年間8,000㎞) | 35,433円 |
任意保険料 | 50,000円〜200,000円 |
維持費合計(年間) | 150,433円〜320,433円 |
上記で記載した金額はあくまで概算維持費です。上記費用に加えて、高速代やメンテナンス代、駐車場代などが合計されます。リーフの場合、自動車税が一律25,000円のため、排気量ごとに負担する費用を最小限に抑えられます。
さらに、自動車重量税は、新車購入時と初回車検時にはエコカー減税により免税されるため、税金負担が少ないです。リーフを購入後、車を維持する費用を支払えないことにならないよう、今一度維持費を把握してみてください。
リーフの維持費を抑えるためには?
リーフの維持費を抑えるための方法を3つ紹介します。
・定期的なメンテナンスを実施する
・任意保険を見直す
・無料で充電できるスポットを探す
維持費を節約できるそれぞれの方法を詳しく解説します。
定期的にメンテナンスをする
車のメンテナンスが愛車を故障や不具合なく、使用し続けるためには重要な点検作業です。特にリーフの場合、大容量のバッテリーを搭載しています。電気自動車のバッテリーは使用経過年数によって消耗する部品のため、定期メンテナンスで適切な交換時期を把握する必要があります。
定期メンテナンスを実施する場合には、ディーラーやカー用品店などが提供している「点検パック」に加入して、メンテナンス費用を最小限に抑えることをおすすめします。
任意保険を見直す
自分が現在加入している任意保険を見直すだけでも、無駄な費用を支払っていないのかを確認できます。例えば、「弁護士費用特約」は、同居の親族・別居の未婚の子であれば、1つの特約付帯で全ての方を対象にできる補償範囲です。
ただし、全ての方が自動車保険について詳しい訳ではありません。自分の保険が適切な保険内容になっているのか不安な方は、一度プロの自動車保険スタッフに内容確認してもらうことをおすすめします。
無料で充電できるスポットを探す
無料充電スポットを探して利用する方法もリーフの電気代を安く抑えるポイントの1つです。現在、大型ショッピングモールやカーディーラーでは、集客として無料の充電スポットを提供しています。
無料充電スポットを利用することで、電気代を安く抑えられるため金銭面的にも嬉しい充電方法です。まずは、自宅周辺の無料充電スポットを探すことから始めてみてください。
よくある質問
リーフは電気自動車と比較して、ガソリンによる給油が不必要なため、燃料代を安く抑えられるメリットがあります。仮に年間走行距離が8,000kmの場合、1kWあたり31円、電費7km/Lで計算すると35,433円の費用しか燃料代が発生しません。 さらに重量税やエコカー減税で免税となり、自動車税は一律25,000円の負担額でお得です。
リーフの維持費が軽自動車と比較して、燃料代が安いことで維持費が安く抑えられます。軽自動車の場合、自動車税は10,800円と電気自動車よりも安く設定されていますが、その他の費用は軽自動車より電気自動車の方が安く抑えられるでしょう。
リーフのデメリットは車両購入金額が高めに設定されていることです。リーフを新車で購入する場合には、最低でも400万円以上の金額が必要です。ただし、現在では電気自動車を購入する際に国と地方自治体の補助金を活用できます。そのため、お得な補助金制度を活用すれば、持ち出し金額を最小限に抑えたうえでリーフを購入できるチャンスです。
まとめ
リーフは電気自動車ということもあり、ガソリン車と比較して燃料代が安く抑えられるメリットがあります。ただし、ガソリン車と比較して、車両購入価格が高めに設定されているため、購入に抵抗感を感じる方も中にはいるでしょう。しかし、現在では、お得な補助金制度が実施されています。
まずはリーフに必要な維持費を把握後、国や地方自治体の補助金を確認してみましょう。この記事の内容を参考にして、ぜひリーフの購入を検討してみてください。
またリーフの維持費を安く抑える事は大事ですが、それだけでは限界があります。維持費だけに囚われるのではなく、自動車関連の費用を抑えるには、乗り換えの際に、いま乗っている車を高く売るなどの工夫が必要です。
特にカーセブンは大手買取業者で40万円以上も買取相場より高く売れることもあります。
たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。
少しでも損をしたくない方は下記の「無料査定はこちら」から無料査定をしてみてください。
かんたん30秒! 愛車の高価買取なら【カーセブン】 | |
愛車を高額で売却するならカーセブンを選ぶことがおすすめ。古い車でも買取可能です! \簡単30秒/ |
もう乗らない…価値が下がる前が売り時
その車高く買い取ります!
ご相談・ご質問だけでもお気軽に!