車は気をつけて運転していても気づかないうちに細かい傷がついていたり、軽く擦って傷がついていたりしたという人は多いのではないでしょうか。
そのような時には「この傷は直したほうがいいのか」「業者に依頼すると高いから自分で直せないだろうか」と疑問を抱えてしまうでしょう。
そこでこの記事では、車を擦ったときに修理が必要なのか解説します。また、傷の程度にあわせた修理方法や自分で修理するときの注意点も紹介します。擦り傷が気になった方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
また車をお持ちの方は、今乗っている車の買取価格を把握しませんか。年式や走行距離、さらにはその時々の中古車市場の動向を受けて日々刻々と変化します。また一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。特にカーセブンは大手買取業者で40万円以上も買取相場より高く売れることもあります。たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。
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この記事でわかること
- ・車を擦ったら修理は必要
- ・修理方法
- ・自分で修理する注意点
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目次
車を擦ったら修理は必要?
車を擦って傷がついたときはできるだけ早く修理をしたほうが良いでしょう。なぜなら、傷により塗装が剥がれた状態のまま乗り続けると錆びてしまう恐れがあるからです。錆はひどくなるとボディに穴が開く原因になりかねません。また、錆びてしまってから修理をするとさらに修理費用が高くなります。
主に細い道を車で走行するときに道路脇の草木で車を擦ったり、立体駐車場に駐車するときに柱で擦ったりなどと擦ってしまうシーンは多いでしょう。車の運転をするときは十分に注意が必要です。
車を擦ってしまったら早めに修理することをおすすめします。ただし、修理後に車を手放す場合は査定の評価より修理費のほうが高くなることがあるため、傷の修理はおすすめできません。
車を擦って放置したらどうなる?
車を擦ってできた傷を放置したら錆びてくる可能性があります。雨による影響で錆が発生するケースが多いです。そうなると修理費も高くなります。
主に擦り傷で影響を受けるのはボディの塗装です。塗装は「クリア層」と「色の層」の2層になっています。傷の大きさや深さにもよりますが「クリア層」の一番外側の塗装が剥がれている状態ならすぐに錆びる可能性は低いです。ボディの色や傷の大きさによりますが、擦り傷が目立ち気になる場合は直すと良いでしょう。
「色の層」は「クリア層」の下にある塗装で「色の層」が剥がれると鉄でできたボディが剥き出しになり錆びてしまいます。雨などの影響で錆が広がる恐れがあるので、早めの修理または自分で直すことをおすすめします。
車の擦り傷はどんなときにできる?
日常生活のなかで気をつけて車を運転していても気づくと擦り傷ができています。どんなときにできるのでしょうか。擦り傷ができやすいシーンを4つ紹介します。
・狭い道を走っている
・縁石や段差を乗り越えるとき
・走行中に車体にものがぶつかった
・運転免許をとった直後
・駐車しているとき
それぞれ詳しくみていきましょう。
狭い道を走っている
最も多い擦り傷をつける日常シーンは狭い道を走行しているときです。狭い道で右左折するときに壁や柱に擦ってしまったり、狭い道で車同士すれ違うときに端に寄りすぎてガードレールに擦ったりして傷になります。
狭い道を走行するときは細心の注意を払って走行しましょう。
縁石や段差を乗り越えるとき
車の運転をしていると、縁石に乗り上げてしまい車の足回りに擦り傷ができます。また、勢いよく段差を乗り越えてバンパーを擦る可能性も高いです。特にスポーツカーやミニバンは車高が低く擦りやすいので注意しましょう。
縁石や段差に乗り上げると擦り傷ができやすいです。
走行中に車体にものがぶつかった
走行中、ボディに何かが当たり傷ができることがあります。特に多いのは、小石やアスファルトが剥がれた欠片、小さな虫、ペットボトルなどのゴミが飛ばされてボディに当たり傷つくことが多いです。
前を走っている車からゴミが投げ捨てられ車に当たることもあり、危険で環境にも悪いので走行中のポイ捨てはやめましょう。
走行中の車にものがぶつかると傷ができることが多いです。
運転免許をとった直後
車の免許を取ったばかりのときは、車の車幅の感覚や運転そのものに慣れていないためガードレールや中央分離帯で擦ることがあります。また、駐車場で車をバックさせることに慣れてないため壁や柱、輪留めで車を擦ることが多いです。
車の免許を取ったばかりのときの運転はより慎重に気をつけましょう。
駐車しているとき
車は駐車しているときも擦ることが多いです。車を駐車場に停めるとき柱や壁で擦るシーンはありますが、駐車後の車に乗り降りの際にドアをぶつけてしまうことも多いでしょう。また、駐車している車にカバンが擦れて擦り傷ができることもあります。悪質な悪戯による引っ掻き傷の被害を受けるケースも少なくありません。
車を駐車して停まっている場合でも擦り傷ができるシーンは多いです。ドアの開閉にも注意しましょう。
車を擦ったときの修理方法
車を擦ってしまう原因は色々ありますが、擦ったときの修理方法を2つ紹介します。主な項目は以下のとおりです。
・業者に擦り傷の修理を依頼する
・自分で擦り傷を修理する
それぞれ詳しくみていきましょう。
業者に擦り傷の修理を依頼する
業者に擦り傷の修理依頼をする3つの業者を紹介します。3つの業者は以下のとおりです。
・ディーラーに依頼する
・カーショップに依頼する
・塗装業者に依頼する
それぞれ詳しくみていきましょう。
ディーラーに依頼する
車を擦ったときはディーラーに依頼する人は多いでしょう。ディーラーはその車の正規販売店であるためパーツや技術を併せもっており、修理に出している間は代車の手配もあり安心して依頼できます。
しかし、ディーラーでは擦り傷による塗装修理を要する場合、板金塗装業者に依頼することが多いです。そのため仲介手数料や修理に日にちもかかります。
それでも、自分で板金塗装業者を探す手間がかかりません。また、ディーラーが信頼している板金塗装業者を仲介してもらえるので、安心して修理依頼することができるでしょう。
カーショップに依頼する
車を擦ったときはカーショップへ依頼することができます。大手カーショップならネットで見積りも可能なので、他のショップとの比較も簡単にできてショップ探しも気軽です。ディーラーよりは安く、短い期間で修理ができます。
カーショップでは、修理の段取りがマニュアル化されているケースが多いです。修理の判断が適切にでき、修理作業は速やかに対応してもらえるため依頼しやすいでしょう。ただしディーラーのような正規店ではないため仕上がりに少し差があるかもしれません。作業方法や仕上がり具合をしっかり確認し、納得したうえで依頼することをおすすめします。
塗装業者に依頼する
塗装業者に直接依頼することも可能です。擦り傷の修理は塗装関係の作業が多いため、修理担当者に直接交渉して詳しく説明も受けられます。仲介料などがかからないので安く修理することが可能です。
塗装業者に車の修理を依頼する場合、修理担当者が直接見積りをしてくれます。パーツの修理や交換などをその場で判断し提示してくれます。安い価格で修理できる可能性があります。
板金塗装業者は会社や職人一人一人の技術に差があるケースが多いため、念入りに選ぶことが大切です。料金が安く修理できる塗装業者を探す際は口コミなどで評価を確認することをおすすめします。ディーラーの下請け実績がある板金塗装業者は技術的にディーラーから信頼される業者が多いため、選ぶ際の参考にしてみてください。
自分で擦り傷を修理する
自分で車の擦り傷を直すという選択もあります。業者に依頼するよりも費用をかなり抑えられるのが特徴です。車の擦り傷を直す道具はカー用品店などで500円〜2,000円ほどで購入できます。
費用はかなり抑えられますが自分で作業する時間と手間がかかり、あくまで軽い擦り傷のみ対応できる範囲の修理道具です。消せる傷と消せない傷の判断を誤り傷の状態を悪化させてしまうとかえって修理費用が高くなるリスクも伴います。
自分で車の擦り傷を直す場合は使用する道具の用途をしっかり確認して作業することをおすすめします。
車の擦り傷を自分で修理する方法
車の擦り傷は傷の大きさや深さにより直す方法も異なります。さらに自分で車の擦り傷を直す方法も限られてくるでしょう。ここでは、車の擦り傷を自分で直す方法を3つ紹介します。自分で直す方法は以下のとおりです。
・コンパウンドで車の擦り傷を直す方法
・タッチペンで車の擦り傷を直す方法
・パテで車の擦り傷を直す方法
それぞれ詳しくみていきましょう。
コンパウンドで擦り傷を修理する方法
コンパウンドで車の擦り傷を直す方法があります。直す方法を作業ごとに紹介します。3つの作業は以下のとおりです。
1.傷の表面部分の汚れや誇りを落とす
2.傷の部分をコンパウンドで磨く
3.研磨粒子が細かいコンパウンドで磨く
それぞれ詳しくみていきましょう。
傷の表面部分の汚れやほこりを落とす
作業する前に傷のあるところの汚れやほこりを水洗いで落としておきましょう。汚れやほこりが付着したままコンパウンドで磨くと細かい傷がつきます。傷を直す作業で新しい傷をつけては作業する意味がありません。
樹脂製パーツは研磨剤のコンパウンドで変色してしまうこともあります。作業前にマスキングテープを貼り保護することをおすすめします。
作業前に、傷の表面部分を水洗いし、樹脂製パーツの保護をしてください。
傷の部分をコンパウンドで磨く
汚れやほこりを落とし、樹脂製パーツの保護をしたら傷の部分をコンパウンドで磨いていきます。その際きれいな布かスポンジを使用し傷の部分を磨いてください。コツは布かスポンジにコンパウンドをつけて傷に反って力を入れず優しく磨いていくことです。その後クロスで拭き取ってください。
布やスポンジのきれいな部分を使用してさらにコンパウンド磨きクロスで拭き取る作業を傷が目立たなくなるまで何度か繰り返します。
研磨粒子が細かいコンパウンドで磨く
傷が目立たなくなってきたら、研磨粒子の細かいコンパウンドで磨いていきます。粒子の粗いコンパウンドから粒子の細かいコンパウンドを使用することで滑らかな艶のある仕上がりになります。
滑らかな艶の感じになってくるまで布やスポンジのきれいな面に変えながら磨いていきましょう。磨き終えたらワックスでコーティングをします。
自分で修理していくと愛車への愛着も増してきます。根気よく磨き上げ、きれいな仕上がりを保つためにワックスコーティングを行ってください。
タッチペンで擦り傷を修理する方法
タッチペンで車の擦り傷を直す方法もあります。塗装の剝がれや樹脂製パーツはタッチペンで補修が可能です。直す方法を作業ごとに紹介します。3つの作業は以下のとおりです。
1.傷の表面部分の汚れやほこりを落とす
2.タッチペンで傷を補修する
3.乾かしてから磨く
それぞれ詳しくみていきましょう。
傷の表面部分の汚れやほこりを落とす
コンパウンドと同じように傷の部分の汚れやほこりを水洗いで落としてください。その際、ワックスの効いている表面はシリコンオフのような下地処理用脱脂剤でワックスを取り除いておきましょう。タッチペンの色をきれいに馴染ませるためです。
傷周りにマスキングテープを貼っておくとタッチペンではみ出すことを防げるので作業がやりやすくなります。
作業前にかならず、汚れやほこりとワックスを取り除いて傷周りの保護をしてください。
タッチペンで傷を補修する
作業前の下準備をしたらタッチペンで傷部分を塗ります。タッチペンのハケで点を打つように丁寧に塗ってください。小さい傷の場合は爪楊枝や割り箸の先を鉛筆のように尖らせて使用すると塗りやすくなり便利です。
塗り終わったら乾かして同じ作業を繰り返します。ボディより少し塗料が盛り上がるくらいまで塗り重ねていくのがきれいに仕上げるポイントです。
タッチペンを使用する際は、なるべく純正品を使用し車種ごとのカラーナンバーを確認して購入してください。同じブラックやホワイトでも微妙な違いがありますのでタッチペンを購入するときは注意が必要です。
乾かしてから磨く
ボディより塗料が少し盛り上がるまできれいに塗り終えたら、自然に乾くのを待ちましょう。1週間ほどかけると完全に乾きます。その後、塗料とボディの段をなくすために耐水性サンドペーパーで磨きます。
サンドペーパーの作業としては、補修した傷に沿ってマスキングテープを盛り上がっている高さまで重ねて貼ってください。次に粗目のサンドペーパーで磨き、その後細目のサンドペーパーで磨いていきます。テープの高さまで磨いたらマスキングテープを剥がし、また磨くを繰り返し行い段がなくなるまで作業することできれいな仕上がりになるでしょう。
最後はコンパウンド同様、ワックスでコーティングすることをおすすめします。
パテで擦り傷を修理する方法
コンパウンドやタッチペンで直らない少し深い傷にパテを使用します。パテというのは深い傷を埋める接合剤で段を埋めるための充填剤としても使用可能です。パテで擦り傷を直す作業を紹介します。3つの作業は以下のとおりです。
1.傷の表面部分の汚れやほこりを落とす
2.傷の部分をパテや紙やすりで磨く
3.補修部分を塗装する
それぞれ詳しくみていきましょう。
傷の表面部分の汚れやほこりを落とす
最初に傷の汚れやほこりを水洗いで落とし、ワックスが効いている場合は脱脂剤で落としてください。ワックスなどの油分が残っているとパテののりが悪く剥がれやすいため、きれいな仕上がりにする大切な工程です。
傷に沿ってマスキングテープを貼って保護しておくとその後の作業がスムーズになります。
作業前にかならず、水洗いと油分落とし、傷の保護をしておきましょう。
傷の部分をパテや紙やすりで磨く
傷の部分をパテで塗り、その後紙やすりで磨いていきます。マスキングテープで保護した部分にパテを優しく押し付けながら塗ってください。表面が平らになるように塗り終えたら20分ほど乾かします。
完全に乾いたら耐水性サンドペーパーで磨いてください。始めは粗目のサンドペーパーで段がなくなるくらいまで磨いたら仕上げに細目のサンドペーパーで滑らかになるまで磨いていきます。
補修部分を塗装する
サンドペーパーで磨き上げたら補修部分の塗装をします。研磨カスをシリコンオフスプレーで取り除いてからマスキングテープで周りの部分を保護しておくと良いでしょう。
塗装の作業は「下塗り」「中塗り」「上塗り」です。塗装は3〜5回ほどに分けて塗り重ねていきます。塗装後は約1週間で完全に乾き、仕上げにコンパウンドで磨き完成です。
全ての補修作業の最後はワックスでコーティングすることをおすすめします。
また車をお持ちの方は、今乗っている車の買取価格を把握しませんか。年式や走行距離、さらにはその時々の中古車市場の動向を受けて日々刻々と変化します。また一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。特にカーセブンは大手買取業者で40万円以上も買取相場より高く売れることもあります。たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。
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車の擦り傷を自分で修理する際の注意点
車の擦り傷を自分で直す際の注意点を2つ紹介します。注意点2つは以下のとおりです。
・自分で直した方が費用がかかることがある
・車の擦り傷の補修には手間や技術が必要
それぞれ詳しくみていきましょう。
自分で修理した方が費用がかかることがある
自分で修理した方が費用がかかることがあります。車の傷の大きさや深さにもよりますが、自分で修理するために揃える道具の費用も安くないからです。
車の擦り傷を直すためには、粗目と細目のサンドペーパーやコンパウンド、マスキングテープ、パテ、タッチペンと他にもさまざまな道具が必要です。これだけの道具を揃えても頻繁に使用するなら問題無いのですが、ほとんどの人が使用する頻度は低いでしょう。
そのため、道具の費用と使用頻度から自分で修理した方が費用がかかると言えます。
車の擦り傷の修理には手間や技術が必要
車の擦り傷の修理には手間や技術が必要です。必要な手間や技術も傷の深さや傷がついた部分によって異なります。
擦り傷を元の状態に近い修理をするにはそれぞれの傷にあった道具や技術が必要です。傷が深く大きくなるにつれてさらに高い技術と知識が必要になります。またそれらを作業する時間や手間もかかるでしょう。
擦り傷の修理に慣れてない人は特に失敗するリスクも大きいので最初からプロに依頼することをおすすめします。
【損傷部位別】車の擦り傷の修理費用相場
車の擦り傷の修理費用相場を紹介します。日々の生活の中で、特に傷がつきやすい5種類のパーツごとに解説します。特に傷つきやすいパーツは以下のとおりです。
・バンパーの擦り傷の修理費用相場
・フェンダーの擦り傷の修理費用相場
・サイドドアの擦り傷の修理費用相場
・ボンネットの擦り傷の修理費用
・バックドアの擦り傷の修理費用相場
それぞれ詳しくみていきましょう。
バンパーの擦り傷の修理費用相場
バンパーは車の前後に装備されているパーツでぶつかったときの衝撃を和らげる役割のため事故などで破損しやすいです。
手のひらサイズの擦り傷を修理した場合の修理費用相場は10,000〜40,000円ほどかかります。走行中の飛び石や虫などの影響でできた小さな擦り傷の場合は10,000〜20,000円ほど直せるでしょう。
修理のときにバンパーの脱着や部品交換の修理方法によって工賃や部品代も必要になるため見積りで確認することをおすすめします。
フェンダーの擦り傷の修理費用相場
フェンダーは車の前後のタイヤを覆いバンパーとドアを繋いでおり、走行中に巻き上げた小石や枝で傷つきやすいパーツです。
手のひらサイズの擦り傷を修理した場合の修理費用相場は20,000〜50,000円ほどかかります。フェンダーは取り外しの難しいパーツで、特にリアフェンダーの取り外しは大掛かりな作業となります。
取り外しが必要な傷の修理の場合は費用が高くなるケースが多いです。
サイドドアの擦り傷の修理費用相場
サイドドアは車両側面のパーツです。樹脂やガラスの異なる素材からなるパーツで構成されています。
手のひらサイズの擦り傷を修理した場合の修理費用相場は10,000〜50,000円ほどかかります。ドアのパーツの一部でサイドミラーのカバーの部分に傷が入った場合は交換になる可能性があります。サイドミラーの交換費用の相場は10,000円ほどです。
サイドドアの破損の大きさによりますが、修理のときに多くのパーツを取り外し作業するため工賃が高くなるでしょう。
ボンネットの擦り傷の修理費用相場
ボンネットはエンジンルームを覆うカバーになるパーツです。走行中の飛び石や洗車、猫の被害によって傷がつくことがあります。
手のひらサイズの擦り傷を修理した場合の修理費用相場は20,000〜50,000円ほどかかります。ボンネットは面積が広く、破損する場所によって小さな擦り傷であっても取り外して修理することがあります。アルミ素材の場合は板金修理ができず交換費用が高額です。
バックドアの擦り傷の修理費用相場
バックドアは車の後ろ側にあるドアで、車種によりドアのタイプが異なります。
手のひらサイズの擦り傷を修理した場合の修理費用相場は20,000〜40,000円ほどかかります。バックで駐車するとき後ろにある物や柱などにぶつけてバックドアに傷がつくケースが多いです。
近年ではバックカメラ搭載車両も増えてきましたが後方の確認には注意しましょう。
【損傷部位別】車の擦り傷の修理費用相場
車の擦り傷の修理費用相場を紹介します。擦り傷の3つのレベルごとに解説します。擦り傷のレベルは以下のとおりです。
・浅い擦り傷の修理費用相場
・中程度の擦り傷の修理費用相場
・重度の擦り傷の修理費用相場
それぞれ詳しくみていきましょう。
浅い擦り傷の修理費用相場
手のひらサイズの浅い擦り傷がついた場合の修理費用相場は数千円〜20,000円ほどかかります。浅い傷とは塗装の1番外側の「クリア層」と呼ばれる塗装部分です。
クリア層は1番外側の部分なので細かい傷のできる頻度の高い部分です。クリア層のみの傷であれば自分で直すことも可能で、コンパウンドを使用して直せるレベルでしょう。
業者に依頼する場合でも浅い擦り傷なら割りと安く直せることが多いです。しかし、浅い傷でも多数あったり広範囲にあるケースは修理費用も高くなる可能性があります。
中程度の擦り傷の修理費用相場
手のひらサイズで深さが中程度の擦り傷がついた場合の修理費用相場は10,000〜30,000円ほどかかります。中程度の傷とは「色の層」と呼ばれる塗装部分です。塗装が剥がれてしまうと錆びる可能性がでてくるので、早めの修理をおすすめします。
ボディカラーによっても修理費用は異なるため注意が必要です。白や黒また車種限定カラーは費用がプラスになります。
塗装の種類は主に「ソリッド塗装」「メタリック塗装」「パール塗装」の3種類です。メタリック塗装やパール塗装は特殊な塗料を使用していることから費用もプラスになります。
塗装の色や種類によって費用は異なるため、業者に依頼する際は確認しておきましょう。また、自分で修理する場合は同じ黒でも車種やメーカーで微妙な違いがあるためボディカラー選びには注意が必要です。
重度の擦り傷の修理費用相場
手のひらサイズで深さが重度の擦り傷を修理する場合は30,000〜100,000円ほどかかります。重度の傷とは、ボディの下地の鉄板が剥き出しになっていて鉄板まで破損しているような傷のことです。
鉄板の層まで傷が達すると塗装修理だけでは済まない場合があります。傷がついたパーツにもよりますが、パーツを取り外して交換になったり、塗装修理以外の修理も必要になると費用も高くなります。
ここまで深いと自分で直すのは困難でしょう。錆びの進行も視野に入れ業者に依頼することをおすすめします。
まとめ
この記事では、車を擦ったときの修理業者や自分で修理する方法また、車を擦りやすいケースも紹介しました。車の擦り傷がいつできるのか把握できていれば気をつけることができます。自分で修理する際は費用は抑えられますが手間と技術が必要です。
車を擦って修理が必要か自分で直せるか迷ったときはぜひこの記事を参考にしてください。
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