「陸運局での廃車手続きの費用相場はどれくらいなんだろう」と思ったことはありませんか。陸運局で廃車手続きをすると、必ず費用がかかります。
本記事では陸運局での廃車手続きの費用相場や陸運局でできる廃車手続き、廃車手続きをする際に必要な書類などを説明します。スムーズな廃車手続きができるようにしっかり最後までお読みください。
また車をお持ちの方は、今乗っている車の買取価格を把握しませんか。年式や走行距離、さらにはその時々の中古車市場の動向を受けて日々刻々と変化します。また一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。特にカーセブンは大手買取業者で40万円以上も買取相場より高く売れることもあります。たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。
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この記事でわかること
- 陸運局での廃車手続きの費用相場
- 陸運局でできる廃車手続き
- 廃車手続きをする際に必要な書類
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目次
陸運局での廃車手続きの費用相場
廃車手続きには、費用と時間がかかります。費用は手続きの種類によって異なるので、どの種類で手続きをするのか事前に考えておきましょう。かかる費用は以下のとおりです。
手続きの種類 | 費用 |
永久抹消登録 | 無料 |
一時抹消登録 | 350円 |
廃車料金の支払いは、印紙を購入して手数料納付書に貼ることでできます。永久抹消登録の場合は印紙は貼らずに窓口に提出するだけで完了です。
所要時間は混雑状況にもよりますが、3時間ほどで終わります。陸運局が込み合う3月頃だと、半日程度かかることもあります。時間に余裕を持って廃車陸運局に向かうようにしましょう。
陸運局でできる廃車手続き
陸運局でできる廃車手続きには3種類あります。それぞれの特徴を理解し、適切な手続きをできるようにしましょう。
・永久抹消登録
・一時抹消登録
・輸出抹消登録
永久抹消登録
廃車にする車を今後も使う予定がない場合に行う手続きが「永久抹消登録」です。永久抹消登録は車の状態や手続きのタイミングによって、以下の3つの手続きに分けられます。
永久抹消登録の手続き
・解体:車を解体業者に引き渡して、車体や部品をスクラップする
・滅失:車の所在が分からなくなった
・用途廃止:車を物置などの別の用途で使用する
いずれの場合も永久抹消登録が完了すると車の所有権は消滅し、車は再び乗用車として登録することができなくなります。
一時抹消登録
一時的に車が必要なくなったときに行う手続きが「一時抹消登録」です。一時抹消登録をすると、車の登録情報は抹消されますが、車自体は手元に残すことができます。そのため、再度利用するタイミングに陸運局で登録すれば、公道を走行できるようになります。
ただし、一時抹消登録した車の解体届出を提出すると、その車は解体されたものと扱われて「永久抹消登録」に変更されるため注意が必要です。
輸出抹消登録
海外に車を輸出する際には、輸出抹消仮登録の手続きが必要です。輸出抹消仮登録は車検証の登録識別情報を抹消する手続きで、車検の有効期間内であれば、輸出予定日の6ヶ月前から行うことができます。
輸出抹消仮登録を済ませると車検証の登録識別情報が抹消され、車両の使用ができなくなります。また、自動車税の納税義務もなくなりますので、車を輸出する際には忘れずに手続きをしましょう。
陸運局で廃車手続きをする際の必要書類
陸運局で廃車手続きをする際の必要書類は廃車手続きの種類によって異なります。自分が行う手続きでどんな書類が必要なのか知っておきましょう。
永久抹消登録
永久抹消登録で必要な書類は以下のとおりです。
・マイナンバーカード(または通知カード)のコピー
・所有者の印鑑証明書(発行から3ヶ月以内のもの)
・移動報告番号と解体通知日のメモ
・ナンバープレート(前後面2枚)
・登録済みの実印
・リサイクル券
・車検証
以下の書類は当日に現地で受け取ることが可能です。
・永久抹消登録申請書
・自動車税
・自動車取得税申告書
・自動車重量税還付申請書
・手数料納付書
永久抹消登録申請書には、車をスクラップ処理したことを示す移動報告番号と解体通知日を記入します。これらの情報は解体業者から受け取った書類に記載されているので、必ず持参しましょう。
一時抹消登録
一時抹消登録で必要な書類は以下のとおりです。
・所有者の印鑑証明書(発行から3ヶ月以内のもの)
・ナンバープレート(前後2枚)
・登録済み実印
・車検証
以下の書類は当日に現地で受け取ることが可能です。
・一時抹消登録申請書
・手数料納付書
なお、登録している所有者の住所や氏名などが変わっている場合は、変更登録申請が必要です。個人の場合は、住民票(マイナンバー記載なし)や住民票の除票など、登録している内容とつながりが確認できる書類を用意しておきましょう。
輸出抹消登録
輸出抹消登録で必要な書類は以下のとおりです。
・所有者の印鑑証明書(発行から3ヶ月以内)
・変更登録、移転登録(所有者が変更になる場合)
・輸出予定日のメモ(6ヶ月前から申請可能)
・ナンバープレート(前後面の2枚)
・登録済み実印
・車検証
以下の書類は当日に現地で受け取ることが可能です。
・輸出抹消仮登録申請書
・手数料納付書
「輸出抹消仮登録申請書」「手数料納付書」以外の書類は事前に準備しておかなければなりません。また、輸出抹消仮登録申請書には輸出予定日を記入する項目があるので、忘れないように別の紙にメモしておきましょう。
陸運局で廃車手続きを進める際の流れ
ここでは陸運局で廃車手続きを進める際の流れを順に説明します。陸運局で廃車手続きを進める際の流れは以下のとおりです。
1.永久抹消登録の場合は車を解体しておく
2.陸運局で必要書類を集める
3.ナンバープレートを返却する
4.窓口に必要書類を提出する
5.自動車税の抹消申請をする
永久抹消登録の場合は車を解体しておく
永久抹消登録の手続きは、車の解体が必要です。まず、解体業者に車を解体してもらい、その後で陸運局に行きましょう。解体した車には「移動報告番号」が割り当てられます。この移動報告番号は申請書に記載する必要があります。この番号は解体証明書に記載されているため、手続きを行う際には確認できる状態にしておきましょう。
一方、一時抹消登録の場合は事前の解体は必要ありません。これらの手続きは、それぞれの登録形態によって異なる要件を持っています。
陸運局で必要書類を集める
陸運局に到着したら、まずは用紙販売所で「抹消登録申請書」と「手数料納付書」を入手しましょう。これらの書類は無料で配布されています。陸運局の受付時間は多くが平日の午前9時から午後4時までなので、記入に必要な時間を考慮して早めに出向くことをおすすめします。
また、陸運局によっては自動車税の申告書が必要な場合もあるので、事前に確認しておくと良いでしょう。申請書に必要事項を記入する際には、手元の車検証や解体証明書を参照しながら、間違いのないように記入しましょう。これらの手続きを適切に行うことで、スムーズに抹消登録が可能となります。
ナンバープレートを返却する
ナンバープレートの返納は、陸運局内のナンバー返納機で行います。事前に用意した前後2枚のナンバープレートを読み取り台に並べ、読み取り結果を確認した後、「返納証を発行」ボタンを押しましょう。
そうすると、自動車登録番号が書かれた「返納済みシール」が出てきます。このシールは手数料納付書の指定欄に貼り付けてください。盗難などでナンバープレートが手元にない場合は、警察への届出と理由書の提出が必要です。
また、陸運局によっては、手数料納付書に直接ハンコが押される場合もあります。住所の移転などで手数料が発生する場合には「印紙」を購入し、これも手数料納付書に貼り付けなければなりません。書類の書き方の見本があるので、永久抹消登録申請書には丁寧に記入しましょう。
窓口に必要書類を提出する
申請書類の記入が完了したら、必要な書類をそろえて窓口に提出しましょう。初めて廃車手続きを行う場合や、書類に不備があると申請がやり直しになる可能性があるため、事前に「相談窓口」で書類の確認をおすすめします。また、陸運局には「行政書士」がおり、3,000円程度で代筆を依頼することも可能です。
ナンバー返納の押印と必要事項の記入が完了したら、書類の準備は完了です。その後、窓口にて事前に用意した書類と抹消登録に必要な書類をすべて提出します。担当者が記入内容をチェックし、書類に不備がなければ抹消登録の手続きは終了です。
その際、自賠責保険の解約に必要な「登録事項等証明書」の発行を申請することをおすすめします。この証明書は車を廃車したことを証明する書類で、永久抹消登録を行う際には必要です。申請から発行までに約1ヶ月かかるため、早めに申請することが望ましいです。ただし、一般抹消登録の場合はその場で証明書を受け取ることができるため、申請の必要はありません。
自動車税の抹消申請をする
永久抹消登録の申請が通った後、重量税の還付がある場合は「自動車重量税還付申請書付表1」を受け取ります。還付がない場合は、「永久抹消登録/解体届手続き完了のお知らせ」の書類を受け取りましょう。これで廃車手続きは完了となります。
また、陸運局によっては自動車税の抹消申告を行う必要があるかもしれません。都道府県によってシステムが異なるため、詳細は相談窓口で確認しましょう。さらに、自動車税は廃車手続き後約2ヶ月で県税事務所から還付されます。これらの手続きを適切に行うことで、スムーズな廃車手続きが可能となります。
また車をお持ちの方は、今乗っている車の買取価格を把握しませんか。年式や走行距離、さらにはその時々の中古車市場の動向を受けて日々刻々と変化します。また一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。特にカーセブンは大手買取業者で40万円以上も買取相場より高く売れることもあります。たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。
少しでも損をしたくない方は下記の「無料査定はこちら」から無料査定をしてみてください。
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廃車手続きが済んだら自賠責保険の解約手続きを進める
車の所有者であれば、自賠責保険に加入していることが一般的です。しかし、その解約は陸運局ではなく、保険会社が担当します。そのため、陸運局での手続きが終わったら、保険会社に連絡し、自賠責保険の解約手続きを進める必要があります。保険期間が1ヶ月以上残っていれば、余分に支払った分の還付を受けることができます。
解約手続きを行う際には、廃車したことを証明する書類が必要となります。また、自賠責保険の返還は、保険会社で解約した日から始まるため、廃車手続きをした直後に速やかに解約手続きを行うことが重要です。
廃車手続きをした日から時間が経つと、その期間の保険料が無駄になってしまう可能性があります。これらの手続きを適切に行うことで、スムーズな廃車手続きと保険の解約が可能となります。
自賠責保険の解約に必要な書類
自賠責保険の解約に必要な書類は普通自動車と軽自動車で異なります。ここではそれぞれの車で必要な書類を説明します。
普通自動車の自賠責保険の解約に必要な書類
普通自動車の自賠責保険の解約に必要な書類は以下のとおりです。
・振込先口座(手続き完了後1週間から10日で振り込まれる)
・自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責保険証)の原本
・一時抹消登録証明書または登録事項等証明書のコピー
・所有者の認印
保険会社によって必要書類が異なる場合があります。そのため、解約手続きを進める前に、加入先の保険会社に問い合わせておきましょう。
軽自動車の自賠責保険の解約に必要な書類
軽自動車の自賠責保険の解約に必要な書類は以下のとおりです。
・振込先口座(手続き完了後1週間から10日で振り込まれる)
・自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責保険証)の原本
・自動車検査証返納証明書
・所有者の認印
軽自動車の場合も保険会社によって必要書類が異なる場合があります。解約手続きを進める前に加入先の保険会社に問い合わせ、間違えないようにしましょう。
陸運局で廃車手続きをする際の注意点
陸運局で廃車手続きをする際の注意点は2つあります。ここではそれぞれの注意点について説明します。
・登録している陸運局でしか廃車手続きはできない
・廃車手続きをする前には所有権を確認するようにする
登録している陸運局でしか廃車手続きはできない
廃車手続きを行う際には、自分の地域を管轄している陸運局で行う必要があります。全国各地にある陸運局はそれぞれ管轄地域が定められており、どこでも手続きができるわけではありません。そのため、所有している車がどの地域の陸運局に登録されているのかを確認するようにしましょう。
確認方法は、ナンバープレートを見ることです。ナンバープレートの上部に記載されている地域名が、その車を管轄している陸運局を示しています。管轄の陸運局がどこであるかを把握した後は、手続きを行う予定日の受付時間も確認しておくとスムーズに手続きを進めることができます。
廃車手続きをする前には所有権を確認するようにする
廃車手続きを進める前に、まずは車の所有権が誰になっているのかを確認することが重要です。ローンを組んで車を購入した場合、所有権が購入したディーラーやローン会社になっていることがあります。手続きを行う本人が所有者でない場合、所有権と本人が一致しないと判断され、廃車手続きが受け付けられません。
所有権がディーラーやローン会社にある場合、所有権を解除しなければ廃車手続きはできません。しかし、ローンを完済すれば所有権解除の手続きが可能となります。ローンの支払いがまだ完了していない車を廃車にする場合は、ローン残高を一括で支払い、所有権解除の手続きを進めるようにしましょう。
陸運局で自分で廃車手続きをするメリット・デメリット
陸運局で自分で廃車手続きをするメリット・デメリットをそれぞれ紹介します。メリットとデメリットを比較し、陸運局で廃車手続きをすることが適切なのかを考えてみましょう。
陸運局で自分で廃車手続きをするメリット
廃車手続きは、中古買取業者やディーラーが代行することが一般的ですが、その場合、手数料が発生します。その車がまだ中古車として価値がある場合は、その手数料に価値を感じることができるかもしれません。しかし、廃車を考えている車には、そのような価値は期待できないでしょう。
一方、自分で廃車手続きを行う場合、費用は数百円程度となります。さらに、良い解体業者を見つけることができれば、スクラップとして1〜3万円に換金できる可能性もあります。
そのため、廃車手続きを自分で行うことは、費用を抑える上で有効な選択肢となります。ただし、手続きの進め方や必要な書類など、事前にしっかりと調査しておくことが重要です。
陸運局で自分で廃車手続きをするデメリット
廃車手続きは、書類の準備だけでなく、陸運局へのアクセスという現実的な問題も含めて、思っている以上に大変な作業です。一般的に、各都道府県には1つしか陸運局が存在しておらず、陸運局が近くにない人は、何時間もかけて出向く必要があります。
さらに、陸運局の受付時間は基本的に平日の9時から16時までと限られており、廃車手続きのために1日を割く必要があるかもしれません。万が一、提出する書類に不備があった場合、その手続きはさらに複雑になります。
業者に依頼すれば手間を軽減できる
廃車手続きを業者に依頼することのメリットは、自分で手続きを行うよりも手間がかからず、スムーズに完了できる点です。必要な書類を業者に提出すれば、その後の陸運局での手続きは全て業者が代行してくれます。
しかし、業者に依頼すると、廃車手続きの代行に関する手数料やサービス料が発生することがあります。一般的に、廃車手続きの代行にかかる費用は1万円ほどです。ただし、依頼する業者によっては、無料で手続きを請け負ってくれる場合もあります。
業者に廃車手続きを依頼すると、コスト面での負担は増える可能性がありますが、時間や精神的ストレスの軽減が期待できます。廃車手続きに伴う手間や負担を軽減したい方にとって、業者に依頼することは有効な選択肢となるでしょう。
陸運局での廃車手続きに関するよくある質問
委任状は、自分が本来行うべき手続きを第三者に委任することを示す文書です。自分自身で陸運局に出向いて廃車手続きを行う場合、委任状は必要ありません。しかし、家族名義の自動車を廃車にする場合や、業者などの第三者に廃車手続きを委任する場合には、委任状を作成する必要があります。
廃車手続きは、少なくとも半日程度の時間を要すると考えておくと良いでしょう。陸運局(運輸局)の受付時間は地域により若干の差がありますが、基本的には午前8:45から11:30まで、そして午後13:00から16:00までとなっています(年末年始・土・日・祝日を除く)。この時間内に手続きを行う必要があるため、事前に計画を立てておくことが重要です。
ナンバープレートを返却する際には、以下のものを用意しておきましょう。
まとめ
この記事では、陸運局での廃車手続き費用相場や、手続きの流れ、注意点について解説してきました。廃車手続きは指定された陸運局でしなければなりません。時間も限られているため、自分で手続きをしに行くのは大変かもしれません。
もし大変な場合には業者を利用するようにしましょう。業者に依頼することで、必要書類を業者に提出するだけで廃車手続きを進めてもらえます。
また車をお持ちの方は、今乗っている車の買取価格を把握しませんか。年式や走行距離、さらにはその時々の中古車市場の動向を受けて日々刻々と変化します。また一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。特にカーセブンは大手買取業者で40万円以上も買取相場より高く売れることもあります。たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。
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