更新日2024.04.29

フィットの維持費はどれくらい？税金や車検費用・維持費を安く抑える方法について解説

車を購入すれば、それ以降はお金をかける必要がないというわけではありません。自動車税や車検代、ガソリン代などさまざまな維持費が発生してきます。そしてその維持費は、決して安いものではありません。

この記事では、高燃費で安定した人気を誇るホンダのフィットにかかる維持費を解説します。どういった維持費がかかるのか、安く抑えるコツはあるのかなどについて詳しく解説していきます。フィットの維持費が気になる方は、ぜひ参考にしてください。

またフィットの維持費を安く抑える事は大事ですが、それだけでは限界があります。維持費だけに囚われるのではなく、自動車関連の費用を抑えるには、乗り換えの際に、いま乗っている車を高く売るなどの工夫が必要です。
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この記事でわかること

・フィットの維持費
・フィットの年間維持費
・フィットの維持費を安く抑えるコツ

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フィットの維持費内訳

フィットを所有するにあたって必要な主な維持費の内訳は、以下の通りです。

主な維持費の内訳

・自動車税
・車検費用
・ガソリン代
・任意保険
・メンテナンス費用

上記以外にも、必要に応じて駐車場代や洗車代といった費用が維持費としてかかってきます。そして、車を長く乗り続けるほどその金額は増えていきます。ただし、車の使用環境によってそういった費用の金額は異なるため、計算する際はしっかり内容を検討しなければいけません。

ここからは、それぞれの費用について実際にかかる金額やシステムなどを詳しく解説していきます。具体的に金額を把握し、維持費の計算に役立ててください。

自動車税

自動車税は、毎年4月1日の時点での車の所有者が納めなければならないもので、課される額は車の総排気量によってそれぞれ異なります。総排気量別の年間自動車税は、以下の表の通りです。

排気量	2019年9月30日以前の車	2019年10月1日以降の車
～1,000cc	29,500円	25,000円
1,001cc～1,500cc	34,500円	30,500円
1,501cc～2,000cc	39,500円	36,000円
2,001cc～2,500cc	45,000円	43,500円
2,501cc～3,000cc	51,000円	50,000円
3,001cc～3,500cc	58,000円	57,000円
3,501cc～4,000cc	66,500円	65,500円
4,001cc～4,500cc	76,500円	75,500円
4,501cc～6,000cc	88,000円	87,000円
6,001cc～	111,000円	111,000円

このうち、フィットの総排気量はどのグレードでも1,496ccとなっています。そのため、1,000cc超〜1,500cc以下のクラスに区分され、年間の自動車税は3万4,500円です。

車検費用

車検は、法律で2年に1回受けることが義務づけられています。費用の相場は、4万2,000〜5万2,000円ほどです。車検費用は、主に法定費用と車検基本料金に分けられます。ここからは、車検にかかる費用をみていきましょう。

法定費用

法定費用は、車検の際に支払う費用で、その名の通り法律で金額が定められています。法定費用は、以下の3つから成り立っています。

法定費用

・自賠責保険料
・自動車重量税
・印紙代

法定費用は、車種や重量ごとに一律で金額が決められているので、業者によって金額が異なることはありません。例外として、印紙代は依頼先によって600円ほど金額が変化します。しかし、差があるとしてもその程度のため、ほとんど一定と言えます。

自賠責保険料

自賠責保険とは、自らの運転で他人を死傷させてしまった場合、被害者への賠償金に使われる保険です。法律で加入が義務づけられており、一般的には車検のタイミングで加入し、保険料を支払います。

フィットに限らず、全ての普通自動車は新車を購入した際は、3年分の自賠責保険料として2万7,180円が必要です。そして、車検の際は継続費用として、2年分で2万10円を支払わなければいけません。

保険料は普通車と軽自動車の場合で違いがありますが、保険会社ごとの変化はなく、金額は一律となっています。

自動車重量税

自動車重量税も、自賠責保険とともに支払いが義務づけられてる税金です。車種や車の重量によって、課税額が定められています。自動車重量税にはエコカー減税制度があり、フィットは最新のグレードはどれもその対象です。減税額はグレードによって異なり、免税か50%減税、25%減税のいずれかです。

フィットは車両重量が1,080〜1,280kgなので1,500kg以下のクラスに分類されます。通常であれば、それに応じて1年あたり1万2,300円が課税されます。しかし、エコカーはそれが1年あたり7,500円に軽減されます。そこから減税されるため、最終的には減税率が25%なら5,625円で50%なら3,750円、免税なら0円です。

印紙代

印紙代とは、車検の際に必要な自動車検査票に添付する印紙を発行するための手数料を指します。印紙代の金額は、車検を依頼した場所によって異なります。持ち込み検査に依頼した場合は1,600円、指定整備工場に依頼した場合は2,200円です。

法定費用のうち、業者によって金額が異なるのは、印紙代だけです。とはいえ、その差額は大きくないので、基本的には毎回の車検で必要な金額はほとんど同じということになります。

車検基本料金

車検基本料金は車検を行う業者に対して支払う手数料で、整備技術料や代行手数料などのさまざまなものが含まれます。それぞれの料金は依頼した業者や行われた作業によって変化するため、法定費用のように一律ではありません。

例えば、ディーラーに依頼するとメーカー由来の豊富な知識と技術力で、たしかな点検を受けられます。ただし、費用は高めに設定されていることが多いです。車検費用をできるだけ抑えたいという方は、複数の業者で見積りを取りましょう。

ガソリン費用

ここからは、フィットのグレードごとの燃費と、3つのケースでの走行距離別のガソリン代を紹介していきます。フィットに乗っている方は、自身の普段の燃費と比べてみて、金額が高いか安いかを計算してみてください。　

フィットのグレードごとの燃費

ハイブリッド車を除くフィットの最新モデルは7種類あります。RSグレード以外はそれぞれ2WDと4WDのものがあるため、全グレードは合計で13種類です。

それぞれの燃費(WLTCモード)は以下の表の通りです。

	2WD	4WD
ベーシック	18.7km/L	16.6km/L
ホーム	18.5km/L	16.6km/L
ホーム助手席回転シート車	18.5km/L	16.6km/L
RS	17.9km/L	–
クロスター	17.6km/L	16.1km/L
リュクス	17.9km/L	16.0km/L
ホーム特別仕様車ブラックスタイル	18.5km/L	16.4km/L

フィットの燃費は、上記の表に記載されたものが基本です。ただし、環境や車の使い方などによって多少上下します。そのため、おおよその目安として捉えてください。

走行距離別ガソリン代シミュレーション

続いて、年間走行距離ごとにガソリン代はいくらかかるのかについて解説します。ガソリン代を算出するにあたって、以下の条件を設定し計算しています。

算出にあたっての条件

・燃費：18.5km/L（グレード：ホーム）
・1Lあたりのガソリン代：171.2円（2024年1月24日時点のレギュラーガソリン平均価格）
・1年で消費するガソリン：走行距離÷燃費
・年間のガソリン代： 1年で消費するガソリン×1Lあたりのガソリン代

それでは、それぞれについて詳しくみていきましょう。

年間走行距離3,000kmの場合

まず、年間走行距離が3,000kmの場合のガソリン代を算出します。通勤・通学や近隣の買い物など短距離での使用が多い場合や、セカンドカーとして利用する場合、走行距離が3,000㎞程度です。具体的なガソリン代は以下の通りです。

年間走行距離3,000kmのガソリン代

・1年で消費するガソリン：3,000km÷18.5km/L=162.2L

・年間のガソリン代：162.2L×171.2円=27,768.64円

この計算結果から、年間走行距離が3,000kmの場合は1年で約2万7,769円のガソリン代が必要となります。

年間走行距離5,000kmの場合

続いて、年間走行距離が5,000kmの場合のガソリン代を算出します。5,000kmは、普段は近距離の通勤・通学で車を使用し、月に1回程度遠出をするような乗り方です。現在の日本における年間走行距離の平均は約6,017kmなので、参考になる方も多いでしょう。

ガソリン代の算出

・1年で消費するガソリン：5,000km÷18.5km/L=270.3L

・年間のガソリン代：270.3L×171.2円=46,275.36円

この計算結果から、年間走行距離が5,000kmの場合は1年で約4万6,275円のガソリン代が必要となります。

年間走行距離8,000kmの場合

最後に、年間走行距離が8,000kmの場合のガソリン代を算出します。片道7〜8kmの通勤・通学に加え、毎週末に遠方へのお出かけで利用する場合、年間の走行距離が8,000㎞程度になります。具体的なガソリン代は以下の通りです。

ガソリン代の算出

・1年で消費するガソリン：8,000km÷18.5km/L=432.4L

・年間のガソリン代：432.4L×171.2円=74,026.88円

この計算結果から、年間走行距離が8,000kmの場合は、1年で約7万4,027円が必要となるのがわかります。

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任意保険

任意保険は、運転者が任意で加入する保険です。任意保険の保険料を計算する場合、車両保険の有無や加入者の年齢、等級によって金額が変化します。任意保険の保険料を、条件を指定してみていきましょう。具体的な金額は、以下の通りです。

任意保険の保険料の一例

・15等級 25歳の場合
　・車両保険なし:3万～5万円程度
　・車両保険あり:6万～10万円程度
・20等級 30歳の場合
　・車両保険なし:2万～3万円程度
　・車両保険あり:5万～8万円程度

保険料は加入者の年齢や等級以外にも補償内容によって、上下します。適切な補償内容を選ぶことで、保険料を抑えることも可能です。

メンテナンス費用

続いては、メンテナンス費用を解説します。車を所持し続けるうえで、洗車や各種部品の修理・交換といったメンテナンスは欠かせません。ここからは、メンテナンス費用を大きく次の2つに分けてみていきましょう

メンテナンス費用

・洗車費用
・消耗品費用

洗車費用

洗車には、自前で道具を揃えてやるか、ガソリンスタンドなどで洗車してもらうという2つの方法があります。自分で洗車する場合は、洗剤等を適宜自分で揃えるだけなので大した費用はかかりません。

一方、ガソリンスタンドには機械洗車と手洗い洗車という2種類のサービスがあります。機械洗車の場合は1,000円ほどですが、手洗いの場合は2,500円ほどです。機械の方が時間は短く費用も安く済みますが、手洗いよりキズがつきやすく、仕上がりにムラがあるといった短所があります。

このように、メリットとデメリットがあるので、自分にあった方法を選択しましょう。

消耗品費用

車の部品には、年数が経過するにつれて交換が必要になる消耗品が多くあります。日常的なメンテナンスで交換が必要な消耗品は以下の通りです。

主な消耗品

・エンジンオイル
・タイヤ
・ワイパーブレード・ゴム
・バッテリー
・ウォッシャー液

以下では、各部品の費用について解説していきます。

エンジンオイル

エンジンオイルは、エンジンを健全に保つために欠かせません。エンジンオイルの交換を自分で行う人もいます。しかし、オイル交換は知識と技術が必要で、失敗するとエンジンに大きなダメージが残る可能性があります。そのため、整備工場に依頼するのが一般的です。

整備工場に依頼する場合、相場は工賃も含めて2,000〜10,000円ほどです。業者によってはかなり安く済むので、事前に調べておきましょう。また、依頼先によってはエンジンオイルを自分で用意して持っていくところもあるので、業者にあらかじめ詳細を確認しておきましょう。

タイヤ

安全に運転するうえで、タイヤのメンテナンスは非常に重要です。タイヤ交換は、整備工場やタイヤ専門店、ディーラーや一部のガソリンスタンドなどさまざまなところで依頼できます。

工賃は、依頼する業者や適合するタイヤの種類によって変化します。中でも、ディーラーに依頼すると代行手数料が加わるので、他の業者よりも高くつく傾向にあります。

フィットのタイヤを交換する場合は、3万2,000〜6万円ほどが相場です。金額からわかるように、パーツの中では比較的高めということを覚えておきましょう。

ワイパーブレード・ゴム

ワイパーブレードとゴムは、自分で交換するか業者に依頼するかの2択となっています。ワイパーブレードもゴムも、車両に適したものを購入すれば比較的簡単に交換可能です。そのため、自分でやる方も少なくありません。

フィットの場合、ゴムだけならフロント2本で1,000円しないこともあります。ブレード全体を交換する場合は、2本で1,000〜5,000円ほどが必要です。工賃は500〜2,000円ほどなので、自分で交換して費用を抑えるのも1つの方法です。

バッテリー

バッテリーは車の電気系統を司る重要な部品です。適切なメンテナンスを行わなければ、エンジンがかからなくなるトラブルにつながることもあります。

バッテリーを交換する場合は、業者に依頼する必要があります。その費用はバッテリー単体で4,000〜5万円ほどです。そこに工賃が加わり、総額4,000〜5万3,300円ほどが相場となります。

バッテリーは依頼の前に自分で買って持ち込むか、全てを業者に任せるかの2つの選択肢があります。自分で買う場合、車種ごとに適合するバッテリーが異なるため、しっかり調べてから購入しましょう。

ウォッシャー液

ウォッシャー液は、ガラスを綺麗に維持し安全に運転するためには必要不可欠です。ウォッシャー液は消費したら追加する必要がありますが、補充は業者に依頼するか自分で行うかの2つの選択肢があります。

ウォッシャー液の補充はディーラーや整備工場、ガソリンスタンドなどで依頼可能です。業者に補充をしてもらう場合は、500〜1000円程度でやってもらえます。車検の際にサービスで補充してくれる場合もあり、あまり気にする必要はないでしょう。

自分で補充する場合は、カー用品店などでは200円程度で補充用の液が販売されており、かなり安く済みます。

その他必要に応じてかかる費用

続いては、ここまで紹介したもの以外に、自分の車の使用用途によって必要になる費用を解説します。ここから解説する費用は次の3つです。

主なその他の費用

・高速代
・駐車場代
・修理代

それでは、これらの費用がどの程度必要かみていきましょう。

高速代

通勤・通学のために高速道路を使う方や休日はよく遠出をする方は、高速代も維持費の計算に入れておきましょう。

高速代は全国一律ではありません。大都市近郊区間と普通区間、海峡部等特別区間の3つで区別され、それぞれ料金が異なります。参考として、総務省統計局によると平成20年の有料道路での平均支出は8,923円です。

高速代は深夜割引やETC割引、休日割引などを活用することである程度抑えられます。

駐車場代

自宅に駐車スペースがあるという方にはあまり関係ありませんが、そうでない場合は月極駐車場の契約をする必要があります。

月極駐車場の金額相場は地域によって異なりますが、全国平均では8,000円ほど、都市部では2万〜3万円と割高です。外出の際にも、さまざまな場所で駐車料金を支払わなければいけません。

自宅近くに都合良く空いている駐車場があるとも限りません。車の購入をする前に、駐車場探しをしておくとスムーズです。

修理代

事故を起こしてしまったり車をどこかにぶつけたりすることで、各種パーツの故障につながるケースもあります。その場合、修理費用が必要になります。修理内容や故障した箇所によっては、費用がかなり高額になることも珍しくありません。

修理代をかけない最も効果的な防止策は、日頃から安全運転を心がけることですが、回避のしようがないこともあります。そのため、修理代も維持費として頭に入れておくと余裕を持てます。

フィットの維持費総額

ここまで、車の維持費として必要になる諸経費について解説してきました。では、これらを合計するとフィットの維持費は果たしてどれくらいになるのでしょうか。

自動車税	30,500円
車検費用（1年あたり）	42,000〜52,000円
ガソリン代（年間8,000㎞）	74,027円
任意保険料	20,000～100,000円
維持費合計（年間）	166,527～252,527円

上記の表は、あくまで最低限誰もが負担しなければならない金額の合計です。これに加え、高速代やメンテナンス費用など、必要に応じて別途費用がかかります。

これらのことを念頭に置き、万が一必要になった時に焦らないよう余裕を持ったカーライフを楽しみましょう。

フィットの維持費を抑えるためには？

実は、車の維持費は自分で簡単にできる工夫によって費用を抑えられます。車の維持費を安くしたい方は、以下の3つの方法を試してみてください。

維持費を抑える主な方法

・任意保険を見直す
・車検の依頼先を変更する
・車の使用頻度を減らす

任意保険の見直す

任意保険を見直すことで、年間で2〜4万円ほど維持費を抑えられる場合があります。

任意保険のプランには、必要ない項目が含まれていることがあります。そうした内容を見直すことで、より安く自分にあったプランをみつけることも可能です。補償内容や費用を他の保険会社のプランと比較し、乗り換えを検討するのも良いでしょう。

ただし、保険内容の引き下げすぎには注意が必要です。保険を必要以上に抑えた結果、事故を起こした時に賠償金や修理代が支払えなくなっては意味がありません。保険料と補償内容のバランスを意識しましょう。

車検の依頼先を変更する

車検の依頼先を変更することで、維持費の低減につながります。車検の金額は受ける場所によって異なり、車検基本料には差が生じます。金額が最も高いとされるディーラーでの相場は4万2,000円ほどの一方、ガソリンスタンドに依頼すると1万6,000円ほどです。

車に関する知識があれば、運輸支局に自分で持ち込むと車検基本料を0円にできます。さらに大幅に費用を抑えることも可能です。維持費をできるだけ抑えたいのであれば、車検やメンテナンスの依頼先を見直すことも検討しましょう。

車の使用頻度を減らす

当然のことですが、車を運転する機会が減ればそれだけかかる費用も減ります。長距離を移動する際、ガソリン代や高速代、駐車場代などさまざまなところでお金がかかります。また、各部品への負担も減らせるため、交換時期を遅らせることも可能です。

そのため、近場で出かける際は車を使わないことで諸費用を抑えられます。維持費を抑えたい方は、自転車や徒歩、遠出をする際には電車やバスなどの公共交通機関を活用することも検討しましょう。

フィットの維持費に関するよくある質問

フィットの維持費は大学生でも払えますか？

結論から言うと、フィットは一般的な大学生の収入であればギリギリ所有可能な車です。年齢別だと、20歳以下なら月々2万2,800〜2万6,800円ほど、21歳以上なら月々1万8,800〜2万2,400円ほどを払える経済的余裕があれば基本的には問題ありません。

大学生だと年齢が若いため、等級制度の関係で任意保険が高額になり、加入をためらう気持ちになります。しかし、万が一のことが起こると非常に苦しい経済状況になってしまうので、高くても必ず加入しておきましょう。

フィットの維持費は1ヶ月あたりいくら？

既に解説したように、フィットの年間の維持費は16万6,527〜25万2,527円です。月々の維持費は、この値を12で割れば良いので1万3,877〜2万1,044円ということになります。

この金額はあくまで最低限必要なもので、この値は走行距離の増減やメンテナンス費用の有無などによってさらに変化します。目安として意識し、維持費を考える際は自身の車の使い方を反映させましょう。

フィットハイブリッドの維持費は？

ハイブリッド車は通常の車よりも燃費性能が優れており、その分ガソリン代を抑えられます。ハイブリッド車の中で一番人気のe:HEVホーム(2WD)の燃費は、WLTCモードで29.0km/Lです。ホームモデルと同様の方法で年間のガソリン代を算出すると、4万7,234円となります。この金額は年間走行距離が8,000kmの場合です。通常より2万7,000円ほど費用を抑えられます。また、重量税の免税対象でもあるため、ガソリン代と合わせてかなりのコストカットが期待できます。