軽自動車の場合、一般的に普通車よりも寿命が短いと考えられています。特に、10年落ちの軽自動車の場合は価値が大きく下がる傾向にあります。
そのため、売却する場合はタイミングを見計らって対応することが重要です。もし、10年落ちとなった軽自動車を保有している場合、どのようなタイミングで売却すると良いのでしょうか。
この記事では、10年落ちの軽自動車を売却するメリットや売却のおすすめタイミング、そして長く乗るコツも紹介します。10年落ちの軽自動車を少しでも高く売却するための情報を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
また車をお持ちの方は、今乗っている車の買取価格を把握しませんか。年式や走行距離、さらにはその時々の中古車市場の動向を受けて日々刻々と変化します。また一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。特にカーセブンは大手買取業者で40万円以上も買取相場より高く売れることもあります。たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。
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この記事でわかること
- ・10年落ちの軽自動車を売却するメリット
- ・10年落ちの軽自動車を売却するおすすめのタイミング
- ・10年落ちの軽自動車を長く乗るコツ
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目次
軽自動車の価値は10年で大幅に下がる!
古くから、車の寿命は10年といわれています。これは、車の耐久性の問題で10年乗り続けると徐々に不具合が発生していたためです。
ただし、技術の進化によって車の耐久性が高まっており、10年経過した車であってもコンディションが良くまだまだ乗り続けることができる車は多いです。あくまでも、車の価値が大きく下がるタイミングと捉えておくと良いでしょう。
実際の走行距離でいえば、メンテナンスをこまめに実施していれば15万km以上も十分乗ることができます。
年月の経過で軽自動車の価値は下がる
10年はあくまでも目安であるものの、実際に年月の経過で軽自動車の価値が下がるのは事実です。これは、車の各パーツに寿命があるため年月が経過すればするほど寿命に近づくためです。
車を定期的にメンテナンスしていないと、本来の寿命よりも短くなる場合もあります。また、軽自動車では日々新しい技術が取り入れられており、年数が経過すると装備が古くなり価値が下がる傾向にあります。
軽自動車のパーツ寿命は短い
軽自動車の場合、普通車と比較してパーツ寿命が短い傾向にあります。パーツ寿命が短い理由は、ボディサイズに制限があるためです。
近年、低燃費化が進む中で軽量化を重視する傾向にあります。そこで、普通車と比較しても各部品の耐久力が多少低下しても軽量化に重きを置いている傾向にあります。
以上のような理由から、軽自動車の寿命は普通車と比較して70%から80%程度の寿命となっているのです。
軽自動車を10年で売るメリット
保有している軽自動車を10年で売却することにより、以下のメリットがあります。
・自動車税が高くなる前に売れる
・修理代が高くなる前に売れる
・車の価値が下がる前に売れる
・燃費が悪くなる前に売れる
各メリットについて、詳しく解説します。
自動車税が高くなる前に売れる
軽自動車を保有する限りは、各種自動車税を負担し続けなければなりません。軽自動車の自動車税には、自動車税種別割と自動車重量税があります。
10年のタイミングで軽自動車を売却すれば、自動車税が高くなる前に売れる点がメリットとなります。自動車税種別割と自動車重量税の具体的な金額は、以下のとおりです。
自動車税種別割
自動車税種別割とは、正確には軽自動車税種別割と呼ばれる税金のことです。毎年4月1日現在の総排気量660cc以下の軽自動車などに対して課され、5月1日から末日までに納税しなければなりません。
軽自動車税種別割は、車の購入したタイミングなどによって以下のように異なります。
種別 | 現行の税額 | 平成27年4月以後に新規取得された新車 | 最初の新規検査から13年を経過した軽自動車 |
軽自動車 [四輪以上](自家用乗用) | 7,200円 | 10,800円 | 12,900円 |
軽自動車 [四輪以上](営業用乗用) | 5,500円 | 6,900円 | 8,200円 |
軽自動車 [四輪以上](自家用貨物) | 4,000円 | 5,000円 | 6,000円 |
軽自動車 [四輪以上](営業用貨物) | 3,000円 | 3,800円 | 4,500円 |
三輪 | 3,100円 | 3,900円 | 4,600円 |
上記で注目すべきは、最初の新規検査から13年を経過した軽自動車は大きく金額が上がる点です。10年経過した軽自動車を売却する場合は現行の税率が適用される一方、13年経過すると大きく金額がアップするので注意しましょう。
自動車重量税
自動車重量税とは、保有している車の重量や用途区分、そして経過年数をベースとして徴収される国税です。通常は、新規登録時や車検のタイミングで納付する場合が多いです。
新車登録時点での自動車重量税は、以下となります。
3年自家用 | 9,900円 |
2年自家用 | 6,600円 |
2年事業用 | 5,200円 |
次に、継続検査や中古車を新規で購入した場合などの自動車重量税は、以下のとおりです。
右記以外 | 13年経過 | 18年経過 | |
2年自家用 | 6,600円 | 8,200円 | 8,800円 |
2年事業用 | 5,200円 | 5,400円 | 5,600円 |
自動車重量税は、軽自動車税種別割と同じく新車登録から13年経過すると金額が高くなります。18年経過すると、さらに税率が高くなるため10年経過時点で売却するのが税率面ではお得です。
修理代が高くなる前に売れる
通常、車の保有年数が高くなればなるほど、車検の際にかかる金額が高くなります。これは、消耗パーツなどを交換する機会が、購入したばかりのタイミングと10年経過した時点では異なるためです。
また、軽自動車の保有年数が10年を超えると徐々にエンジンなどの調子が悪くなるケースもあり、修理やメンテナンスのために費用がかかりがちです。10年経過したタイミングで軽自動車を売却すれば修理代が高くなる前に売れるというメリットがあります。
車の価値が下がる前に売れる
車の寿命が10年を超えると、どうしても価値が低下しがちです。また、人気車の場合は頻繁にモデルチェンジを繰り返す場合があります。
軽自動車のモデルチェンジのサイクルは、4年から6年の場合が多いです。軽自動車に限らず、モデルチェンジが発生すると旧モデルの価値が下がる傾向にあります。
10年経過していると、最低でも1回はモデルチェンジしていることも多いです。さらにモデルチェンジをして価値が低下する前に売却することも検討しましょう。
燃費が悪くなる前に売れる
軽自動車は燃費性能を重視したモデルが多くある一方、10年経過すると当初よりも燃費が悪化する場合があります。
これは、各パーツの劣化などによって本来の燃費性能が徐々に失われてしまうためです。燃費性能が悪化するとランニングコストがアップして維持費が高くなります。
そのため、さらなる燃費の悪化を招く前に10年経過したタイミングで売却した方がお得になる場合が多いです。
軽自動車を売却するおすすめのタイミング
保有している軽自動車を売却する場合、以下のタイミングを見計らって売却するのがおすすめです。
・車検のタイミング
・自動車税が上がるタイミング
・部品交換費用が上がるタイミング
各タイミングについて、詳しく見ていきましょう。
車検のタイミング
公道で車を運転する場合、必ず車検を受けていなければなりません。車検は、新車購入して3年経過したタイミングで1回目を、2回目以降は2年おきに受ける必要があります。
10年経過した軽自動車の場合、5回目の車検を翌年受けなければならないタイミングです。軽自動車の場合、車検を受けると50,000円から90,000円程度かかるため、車検を受ける前に売却するのも良いでしょう。
自動車税が上がるタイミング
自動車税が上がるタイミングの前に、軽自動車を売却するのも最適なタイミングとなります。自動車税は軽自動車税種別割と自動車重量税が該当し、いずれも新車登録から13年経過すると税率が高くなります。
自動車重量税の場合は18年経過するとさらに税率が微増するため、自動車税が上がるタイミングの前に軽自動車を売却すると良いでしょう。
部品交換費用が上がるタイミング
車で使用されているパーツの中で、10年もしくは10万kmが寿命となるものがあります。10年で寿命がくる代表的なパーツにはタイミングベルトがあります。軽自動車の場合、交換費用として30,000円前後が必要です。
タイミングベルト以外でも交換が必要になる部品が増加します。そのため、部品交換の費用が上がるタイミングで軽自動車を売却することを検討するのもおすすめです。
また車をお持ちの方は、今乗っている車の買取価格を把握しませんか。年式や走行距離、さらにはその時々の中古車市場の動向を受けて日々刻々と変化します。また一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。特にカーセブンは大手買取業者で40万円以上も買取相場より高く売れることもあります。たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。
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軽自動車は何年くらい乗れるものなの?
かつては、車の寿命は10年といわれていたものの、最近では10年経過しても問題なく走行できる軽自動車が多いです。それでは、軽自動車は実質的に何年くらい乗れるものなのでしょうか。
ここでは、軽自動車の平均寿命や平均使用年数などを詳しく解説します。一般的な目安で、実際の車両のコンディションやメンテナンス状態によって変化しますが、ぜひ参考にしてください。
平均車齢
軽自動車検査協会では、車の平均車齢推移データを公表しています。2005年から2023年までのデータ推移は、以下のとおりです。
年 | 自家用 | 事業用 | 計 |
2005年 | 6.13年 | 3.02年 | 6.13年 |
2006年 | 6.27年 | 3.94年 | 6.27年 |
2007年 | 6.45年 | 4.63年 | 6.45年 |
2008年 | 6.66年 | 5.12年 | 6.66年 |
2009年 | 6.93年 | 5.53年 | 6.93年 |
2010年 | 7.18年 | 5.84年 | 7.18年 |
2011年 | 7.54年 | 6.16年 | 7.54年 |
2012年 | 7.69年 | 6.4年 | 7.69年 |
2013年 | 7.77年 | 6.59年 | 7.77年 |
2014年 | 7.81年 | 6.71年 | 7.81年 |
2015年 | 7.98年 | 6.91年 | 7.98年 |
2016年 | 8.2年 | 7.12年 | 8.2年 |
2017年 | 8.37年 | 7.35年 | 8.37年 |
2018年 | 8.5年 | 7.47年 | 8.5年 |
2019年 | 8.61年 | 7.62年 | 8.61年 |
2020年 | 8.78年 | 7.74年 | 8.78年 |
2021年 | 8.97年 | 7.96年 | 8.97年 |
2022年 | 9.21年 | 9.6年 | 9.21年 |
2023年 | 9.38年 | 11.21年 | 9.38年 |
2005年からの推移をみても、自家用で3年以上の平均車齢が高くなっていることがわかります。これは、軽自動車でも先進技術を積極的に採用しており、安全性が高まっているためです。
平均使用年数
同じく、軽自動車検査協会では車の平均使用年数のデータも公表しています。2005年から2023年までのデータ推移は、以下となります。
年 | 自家用 | 事業用 | 計 |
2005年 | 11.5年 | ー | 11.5年 |
2006年 | 11.88年 | ー | 11.88年 |
2007年 | 12.22年 | 11年 | 12.22年 |
2008年 | 12.48年 | 9.89年 | 12.48年 |
2009年 | 12.76年 | 11.29年 | 12.76年 |
2010年 | 13.12年 | 12.18年 | 13.12年 |
2011年 | 12.61年 | 11.2年 | 12.61年 |
2012年 | 13.2年 | 11.56年 | 13.2年 |
2013年 | 13.59年 | 13.34年 | 13.59年 |
2014年 | 13.84年 | 11.93年 | 13.84年 |
2015年 | 14.03年 | 14.45年 | 14.03年 |
2016年 | 14.36年 | 12.49年 | 14.36年 |
2017年 | 14.55年 | 13.33年 | 14.55年 |
2018年 | 14.73年 | 13.94年 | 14.73年 |
2019年 | 14.92年 | 13.58年 | 14.92年 |
2020年 | 15.21年 | 15.12年 | 15.21年 |
2021年 | 15.58年 | 14.74年 | 15.58年 |
2022年 | 15.84年 | 15.39年 | 15.84年 |
2023年 | 15.82年 | 15.75年 | 15.82年 |
2023年では自家用の平均保有年数は15.82年となっており、15年以上保有するケースが多くなっていることがわかります。
軽自動車に10年以上乗るためのコツ
軽自動車の平均車齢が10年近くなっている状況で、少しでも長く乗り続けたいと考える方もいるでしょう。ここでは、軽自動車を10年以上乗り続けるためのコツを紹介します。
こまめにメンテナンスが必要な部位・パーツ
軽自動車の部位やパーツの中で、こまめにメンテナンスが必要なものがあります。メンテナンスは怠ってしまいがちですが、定期的に実施しないと故障するリスクが高まるため注意が必要です。
こまめにメンテナンスが必要な部位・パーツと交換時期、費用をまとめると以下のようになります。
メンテナンスが特に必要な部位 | 交換時期 | 費用(目安) |
ウォーターポンプ | 9万km〜10万km走行 | 30,000円〜40,000円 |
サーモスタット | 10万km走行または10年 | 7,500円〜14,000円 |
ダイナモ(オルタネーター) | 10万km〜15万km走行 | 21,000円〜 |
タイロットエンドブーツ | 7年または劣化がみられる場合 | 3,500円〜 |
ディスクローター | 10万km走行 | 脱着・研磨で9,450円〜 |
フューエルフィルタ・ポンプ | 10万km走行 | 17,000円〜65,000円 |
プラグコード(ハイテンションコード) | 10万km走行 | 30,000円〜40,000円 |
ブレーキキャリパー | 10万km走行 | 片側オーバーホールで9,450円~ |
タイミングベルト | 9万kmから10万km走行 | 8,000円〜10,000円 |
マフラー | 20万km走行または10年 | 5,000円〜 |
ラジエータキャップ | 10万km走行または10年 | 1,260円〜 |
ラジエータホース | 10万km走行または10年 | 25,000円〜50,000円 |
部位によっては高価な修理費用がかかりますが、乗り続けることを考えれば適切なタイミングでメンテナンスを実施しましょう。
定期的にメンテナンスが必要な部位
こまめにメンテナンスする部位やパーツ以外にも、定期的なメンテナンスが必要なものがあります。特に、以下3つについて定期的に対応が必要です。
・エンジンオイル
・CVTフルード
・タイヤ交換
それぞれの部位の詳細は、以下のとおりです。
エンジンオイル
エンジンオイルは、エンジンが円滑に動作するために欠かせないものです。エンジン内部を潤滑するだけでなく、汚れが溜まるのを防止したり冷却したりする効果も発揮します。
エンジンオイルは、使用すると徐々に汚れてしまい本来の性能を発揮しなくなるため定期交換が必要です。エンジンオイルの交換は15,000kmごと、または1年に1回は最低限おこなうことが推奨されています。
高速走行が多い場合などは、5,000kmごとにオイル交換すると良いでしょう。
CVTフルード
CVT車に乗っている場合、CVTフルードの定期的な交換も必須です。CVTフルードとは、CVTの滑車の溝幅を油圧動作により調整するための油のことです。
CVTフルードは、走行距離が20,000km程度となった場合、または2年から3年に1度の交換が推奨されています。CVTフルードは、燃費や走行性能にも関わるため漏れなく確実に交換しましょう。
タイヤ交換
車の足元を支えているタイヤも、定期的に交換しなければならない部位の1つです。タイヤはゴムで構成されており、走行すると徐々に摩耗して溝がすり減っていきます。
タイヤ交換の目安としては、タイヤの溝が1.6mm以下になった場合です。新品状態のタイヤの溝は、通常8mm程度で5,000km走行すると1mm程度摩耗するといわれています。
よって、単純計算では32,000kmほど走行すると新しいタイヤに交換しなければなりません。タイヤは走行性能だけでなく燃費にも関わるため、こまめに交換することをおすすめします。
丁寧な運転を心がける
車を運転する場合は、常に丁寧な運転を心がけると車を長持ちさせることができます。丁寧な運転とは、具体的には以下のような行動を指します。
・急停止しない
・急ハンドルしない
・エンジンの高回転でなるべく運転しない
・長く乗らない
・屋根のない駐車場に駐車する
急停止や急ハンドルは、車にとって大きな負荷がかかるため、ゆっくり走行して急停止したり急にハンドルを切るような行為を避けましょう。また、なるべくアクセルを踏み込みすぎないようにして、エンジンンのレッドゾーンに到達しないように運転をしてください。
中古の軽自動車購入者は何年落ちを狙っている?
中古の軽自動車を購入したいと考えている方にとって、年式を重視する場合が多いです。そのため、売却する側からすれば何年落ちを狙っているのかを把握して、より高く売却したいものです。
ここでは、中古の軽自動車購入者は何年落ちを狙っているかについて詳しく解説します。
3年落ち
より新車に近いコンディションで、現行モデルの車を手に入れたい場合は3年落ちの中古車がおすすめです。高年式の場合、新車価格に近い費用がかかる場合もあります。
昨今では新車の納期が1年近く、新車に近い中古車を探しているという人も多いです。3年落ちの場合、走行距離としては3万km程度が標準で、5万kmを超える場合は若干ニーズが下がる場合もあるので注意が必要です。
5年落ち
新車登録より5年経過した場合、ちょうど自動車ローンや残価クレジットで購入している場合は完済するタイミングとなります。そのため、市場に多くの5年落ちの中古車が流通します。
幅広い車種から軽自動車を選びたいという方にとっては、5年落ちはねらい目です。5年落ちの場合、走行距離の観点ではまだ5万km程度で、大きくメンテナンスしなければならない車も少ないタイミングです。
よって、買い手側としては5年落ちは安心して狙える年式といえます。
7年落ち
軽自動車の平均車齢が長くなっているため、7年落ちの中古車を購入しても十分乗り続けることができます。よって、安く中古車を購入したいという方は、7年落ちを狙う場合が多いです。
定期的なメンテナンスが行き届いた7年落ちの中古車であれば、平均使用年数である15年以上まで乗り続けることができるでしょう。そのため、7年落ちでも比較的高値で売却できる場合があります。
10年落ちの軽自動車は何をチェックされる?
10年落ちの軽自動車を売却する場合、特に以下のポイントに着目される場合が多いです。
・エンジン
・樹脂製パーツ
・電飾(ライト)
・ゴム製品
・修復歴
各ポイントが着目される理由などについて解説します。
エンジン
自動車の根幹を担う部位として、エンジンは欠かせない存在です。10年経過したエンジンは、徐々に劣化します。
また、エンジンオイルが正しく交換されていない場合、故障する可能性があるため注意が必要です。ほかにも、軽自動車の場合はエンジンの回転数が少なく、高速走行するためには高回転をキープしなければなりません。
以上より、オイル交換を適切に実施しているか、どのように運転をしているのかをチェックされると考えておきましょう。
樹脂製パーツ
車のボディ部分は、金属素材だけでなく樹脂素材も多く使用されています。樹脂素材は金属と比較して軽量な反面、強度が高くなく劣化しやすいデメリットがあります。
劣化は物理的なダメージ以外にも、紫外線や雨などによっても劣化するものです。樹脂が劣化すると、白く変色し艶が失われた状態となります。
フロントバンパーやリアバンパーなどを中心に、劣化がどのように進行しているのかをチェックしておきましょう。
電飾(ライト)
夜間の走行を安全におこなうためには、ライトが正しく点灯することが重要です。電飾関係は、軽自動車でもヘッドライトやウインカーなどを中心に10ヶ所以上に搭載されています。
最近ではLEDライトが広く普及しており、寿命としては15年近く持ちます。ただし、念のためほかの電装を含めて点灯するかどうかや明るさなどをチェックしてください。
ゴム製品
タイヤだけでなく、車のあらゆる部位にゴムが使用されています。ゴムは、樹脂と同様に経年劣化が進み本来の性能を発揮できなくなるのです。
タイヤを除き、特に重要なゴム製品としてタイミングベルトがあります。もしタイミングベルトが劣化などにより切れてしまうと、走行不能に陥り修理費用が高くなるケースもあるので注意が必要です。
タイヤとベルト関係を中心として、車のあらゆる部位を点検して劣化をチェックしましょう。そして、簡単に交換できるものであれば交換するのもおすすめです。
修復歴
10年近く使用している軽自動車の場合、故障などにより修理している場合があります。車を修理する場合、修理歴に記録を残すのが一般的です。
修理歴は事故歴とは違い、骨格部分に損傷がある場合は修復歴車、骨格に損傷がない場合は修理歴車という扱いとなります。修理歴がある場合、正しく情報が記載されているかを確認してください。
もし、本来修理歴として残すべきものが記録されていない場合、信用を失い査定額にも大きく響く可能性があるため注意が必要です。
まとめ
10年後の中古車は、若干年数が経過しすぎているイメージがあるものの、高値で売れる可能性があります。また、10年を超えて売却することで税金が高くなったり車検時の費用が高くなったりすることを防止できます。
今後乗り続ける場合でも、しっかりとメンテナンスすれば十分利用可能です。この記事で紹介したポイントに着目して、10年落ちの軽自動車の売却を検討してみてはいかがでしょうか。
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