最近、道路を走る車の中で目を引く「電光ナンバープレート」を見かける機会が増えてきました。遠くからでもはっきりと見える高い視認性と、デザインが人気を集め、一時期は電光ナンバープレートブームも巻き起こりました。現在はそのブームは少し落ち着いていますが、光るナンバープレートへの関心は依然として高く、多くのファンがいます。
そんな電光ナンバープレートですが、一体どのように取り付ければ良いのでしょうか。この記事では、電光ナンバープレートの魅力や取得方法、取り付け方について詳しく解説していきます。電光ナンバープレートのメリットとデメリットも解説するので、あわせて確認してください。
また車をお持ちの方は、今乗っている車の買取価格を把握しませんか。年式や走行距離、さらにはその時々の中古車市場の動向を受けて日々刻々と変化します。また一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。特にカーセブンは大手買取業者で40万円以上も買取相場より高く売れることもあります。たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。
少しでも損をしたくない方は下記の「無料査定はこちら」から無料査定をしてみてください。
この記事でわかること
- ・電光ナンバープレートの魅力
- ・電光ナンバープレートの取得方法
- ・電光ナンバープレートの取り付け方
かんたん30秒! 愛車の高価買取なら【カーセブン】 | |
愛車を高額で売却するならカーセブンを選ぶことがおすすめ。古い車でも買取可能です! \簡単30秒/ |
目次
電光ナンバープレートとは?

電光ナンバープレート、別名「字光式ナンバー」は、車両識別しやすい特殊なナンバープレートです。その特徴は、ナンバープレートの文字部分が発光することにあります。この技術は、1970年に北海道で初めて普通車に適用されました。その後、2002年にはユーザーの強い要望に応えて軽自動車にも採用されました。
電光ナンバープレートと普通のナンバープレートの違い

一般のナンバープレートは数字や文字が印刷されており、すべて金属製です。一方、電光ナンバープレートは、半透明の樹脂で作られた文字部分が光ります。車のヘッドライトが点灯すると、ナンバープレートも同時に照らされ、車種によって色彩が異なります。
電光ナンバープレートが光る仕組み

電光ナンバープレートの光る仕組みは、その裏側に設置された照明装置が関係しています。照明装置からの光が、ナンバープレートの樹脂製文字部分を通過し、文字が光って見えるようになっています。そのため、この特殊なナンバープレートを単体で装着しても発光しません。
照明装置はナンバープレートとほぼ同じサイズで、薄型の長方形です。製品によっては厚みに若干の違いがありますが、プレートの背後に収められるので目立つことはありません。そのため、車の外観を損なうことなく、夜間の視認性を高める役割を果たします。
電光ナンバープレートの種類

電光ナンバープレートの光の色彩は、車種によって異なります。車種別に特徴を確認してみましょう。
普通車
普通車用の電光ナンバープレートは、白地に緑色の文字です。さらに、普通車のナンバープレートには、安全対策として封印が施されます。封印とは、後部ナンバープレートのボルトに取り付けられるシルバーカラーのアルミキャップのことです。
封印は、ナンバープレートの不正な交換や盗難を防ぐために用いられ、一度装着されると、壊さない限りは取り外すことが難しい設計になっています。そのため、封印は再使用ができません。
軽自動車
軽自動車用の電光ナンバープレートは、黄色い背景に黒文字が特徴です。軽自動車のナンバープレートには、封印の取り付けが元々必要ではありません。そのため、電光ナンバープレートへの変更時にも封印の装着は不要です。この特性により、軽自動車の所有者は封印に関連する手間やコストを省くことができます。
事業用車
一般の自家用車とは異なり、事業用ナンバープレートは色の配置が反対になっています。普通車の事業用ナンバープレートには緑色の背景に白い文字が配置され、軽自動車の場合は黒い背景に黄色い文字が使用されています。これらは運送業やタクシーなど、事業目的で使用される車両に適用されるナンバープレートです。
ただし、現在は事業用の電光ナンバープレートは普通車用のみで、軽自動車用は存在しません。
電光ナンバープレートを利用するメリット

電光ナンバープレートを利用するメリットとして、以下の2つがあります。
・ナンバープレートについた雪を溶かしてくれる
・吹雪や夜間でも見やすい
それぞれ確認してみましょう。
ナンバープレートについた雪を溶かしてくれる
電光ナンバープレートは点灯により生じる熱で、プレートに付着した雪を溶かす機能があります。この機能は、もともと北海道で雪解け対策として導入されたものです。雪国においては雪を溶かす特性が大いに役立ち、ナンバープレートの視認性を維持するのに非常に有効です。電光ナンバープレートは、ドレスアップ効果も魅力的ですが、主要な利点はやはり安全性の向上にあります。
吹雪や夜間でも見やすい
電光ナンバープレートの主要な利点の1つは、その視認性の高さです。特に吹雪や夜間などの視界が悪い状況でも、発光する文字部分がはっきりと見えるため、他の車両からも認識されやすいです。これにより、追突事故などのリスクを軽減できます。
さらに、夜間の視認性の高さは、交通事故発生時の安全対策としても有効です。たとえば、当て逃げやひき逃げ事故が起こった場合、電光ナンバープレートであれば、ナンバーを確認しやすいです。
電光ナンバープレートを利用するデメリット

電光ナンバープレートの利用には、以下のデメリットも存在します。
・取り付けるのに料金がかかる
・球の輝度が足りないと車検に通らない
・取り付けるのが難しい
・「ださい」という意見もある
メリットとデメリットの両方を把握したうえで、電光ナンバープレートを利用しましょう。
取り付けるのに料金がかかる
電光ナンバープレートを使用する際のコストが主なデメリットとして挙げられます。通常のナンバープレートに比べ、電光ナンバープレートは費用が高いです。予算に制限のある方にとっては、この追加料金が負担になる可能性があります。
球の輝度が足りないと車検に通らない
リヤ側の照明球の輝度が不十分な場合、車検に通過しないこともあります。電光ナンバープレートは、明るさに特定の基準が設けられており、「20カンデラ以上・200カンデラ以下」という範囲である必要があります。そのため、輝度が基準を下回ると整備不良と見なされ、球の交換が必須です。電光ナンバープレートをつけて光が弱まったと感じた場合は、すぐに交換しましょう。
取り付けるのが難しい
電光ナンバープレートは、設置の複雑さがデメリットの1つです。特に、電光ナンバープレートはヘッドライトのスモールランプと連動させる必要があり、その取り付けには特定の技術的知識が求められます。一般的なドライバーにとっては、自力での設置が困難であることが多いです。
「ださい」という意見もある
インターネット上では、電光ナンバープレートを「時代遅れ」や「見栄えが悪い」と評する声が散見されます。また、「怖い印象を与える」という意見もあり、一部では否定的なイメージを持つ人もいます。この背景には、現代において電光ナンバープレートを採用するユーザーの多くが、車のドレスアップを主な目的としている事情があります。
これにより、他のドライバーは視認性の向上や融雪効果などの実用的なメリットを感じにくい状況になっています。
電光ナンバープレートの取得方法

電光ナンバープレートを手に入れるには、どのような手順が必要なのでしょうか。ここでは、取得に必要な書類と費用について解説します。
電光ナンバー取得するための必要書類
電光ナンバープレートを取得する際には、以下の書類が求められます。
・申請書(3号様式)
・手数料納付書
・自動車税申告書
・字光式自動車登録番号標交付願
・希望番号予約済証(通常ナンバーであれば不要)
・車検証
・ナンバープレート
・印鑑
・委任状(第三者に手続を依頼する場合のみ)
特に、「希望番号予約済証」は、事前に希望ナンバーの手続きで発行された証明書です。希望ナンバーを予約するには、抽選や1週間程度の時間が必要なので、余裕をもって手続きをしましょう。陸運局の営業時間は平日の9時から16時までです。直接行くことが難しい場合は、委任状を用意して第三者に手続きの代行を依頼しましょう。
電光ナンバー取得にかかる費用
電光ナンバープレートを取得する際の費用は、陸運局の管轄地域によって変わります。一般的に、取得の手続きには3,000円から6,000円の範囲で費用がかかります。さらに、ディーラーや自動車販売店を通じて陸運局での手続きを代行してもらう場合、追加で約1万円の代行費用が必要になることがあります。
代行費用は販売店によって異なるため、依頼を検討している店舗に事前に確認しましょう。
電光ナンバープレートの取り付け方

電光ナンバープレートの設置は安全を最優先に行いましょう。そのため、まずは車両のバッテリーからマイナス端子を取り外します。これは、作業中の事故を防ぐためです。フロントとリアのナンバープレートに対する取り付け方法は以下のとおりです。
1.スモールランプの配線から電源を取る
2.取り付ける場所まで配線を通す
3.電光ナンバープレートを取り付ける
1.ナンバー灯の配線から電源を取る
2.電光ナンバープレートを取り付ける
車の整備や電装系の知識がない場合は、専門家に依頼しましょう。電光ナンバープレートの取り付けには、6,000円程度の費用がかかることが一般的です。
また車をお持ちの方は、今乗っている車の買取価格を把握しませんか。年式や走行距離、さらにはその時々の中古車市場の動向を受けて日々刻々と変化します。また一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。特にカーセブンは大手買取業者で40万円以上も買取相場より高く売れることもあります。たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。
少しでも損をしたくない方は下記の「無料査定はこちら」から無料査定をしてみてください。
かんたん30秒! 愛車の高価買取なら【カーセブン】 | |
愛車を高額で売却するならカーセブンを選ぶことがおすすめ。古い車でも買取可能です! \簡単30秒/ |
電光ナンバープレートの選び方

電光ナンバープレートにはさまざまな種類があり、どれを選ぶか迷う方も少なくありません。ここでは、電光ナンバープレートの3つの選び方を解説します。
・光の種類で選ぶ
・対応電圧で選ぶ
・照明器具の厚さで選ぶ
あなたにあった電光ナンバープレートを選びましょう。
光の種類で選ぶ
電光ナンバープレートに使用される光源には主に4つの種類があり、それぞれ特徴が異なります。LEDは最も一般的で、寿命が長いことと(約30,000〜50,000時間)と省電力性が特徴です。また、LEDは熱をほとんど発生させません。次に、EL(エレクトロルミネセンス)は省電力性に優れていますが、寿命はやや短め(約10,000時間)です。ELも熱が発生がしにくいのが特徴です。
他の選択肢として蛍光管と電球がありますが、これらは寿命が短く(5,000〜10,000時間程度)、消費電力が多いことから、現在はあまり利用されていません。蛍光管と電球はチラつきやムラが生じやすく、薄型設計が難しいというデメリットもあります。
対応電圧で選ぶ
電光ナンバープレートの照明器具を選ぶ際には、自動車の電源電圧を考慮することが重要です。一般的に、乗用車では12Vの電源電圧が、貨物車では24Vの電源電圧が多く使われています。そのため、自動車のタイプに応じた電圧に対応した照明器具を選ぶ必要があります。
電圧の不一致だと、照明器具が正常に動作しない原因となります。また、早期の故障につながる恐れもあります。そのため、電光ナンバープレートの照明器具を選ぶ際には、自車の電源電圧に合った製品を選びましょう。
照明器具の厚さで選ぶ
電光ナンバープレートに使用される照明器具の厚みは、製品によって異なります。選択する際の1つのポイントとして、できるだけ薄型の照明器具を選ぶことをおすすめします。薄型の器具は車両に目立たず、スマートな外観を保ちます。
また、厚みのある照明器具は、外観上の問題だけでなく、車のバックカメラの映像に映り込む可能性があるため、注意が必要です。特に、車両の後方の視認性に影響を及ぼす恐れがあるため、厚みの少ない照明器具を選ぶことは、実用性の面でも重要です。
電光ナンバープレートを使用する際の注意点

電光ナンバープレートを使用する際には、以下の2つの注意点に気を付けましょう。
・メーカーによっては推奨していない車種もある
・定期的にメンテナンスが必要
・ギボシやカプラーはしっかり接続する
・車検に対応しているナンバープレートを購入する
それぞれ解説していきます。
メーカーによっては推奨していない車種もある
電光ナンバープレートの使用に際して、全ての車種での装着がメーカーによって推奨されているわけではありません。なぜなら、車の後方の障害物検知ソナーやバックカメラに干渉する可能性がある場合があるからです。例えば、トヨタのアルファードなどの一部モデルでは、電光ナンバープレートの取り付けが推奨されていません。このような車種の場合、ディーラーでの取り付け依頼が断られることも考えられます。
そのため、電光ナンバープレートの取り付けを考えている場合は、まずは自車のメーカーの公式サイトを確認するか、最寄りのディーラーに問い合わせてみましょう。
定期的にメンテナンスが必要
電光ナンバープレートは、規定された明るさを維持するために定期的にメンテナンスが求められます。照明器具を交換する際は、ナンバープレートをそのままで行えるタイプと、ナンバープレートを取り外す必要があるタイプがあります。
もし照明に問題がみられる場合や、何らかの違和感がある場合は、専門のディーラーや整備工場に持ち込み、メンテナンスを依頼しましょう。これにより、ナンバープレートの機能性を保ち、長期間にわたって安全かつ効果的に使用することができるようになります。
ギボシやカプラーはしっかり接続する
電光ナンバープレートの配線をする際、ギボシ端子やカプラーを用いて接続作業をします。特に、ポジションランプやナンバー灯の配線をしっかりと接続し、点灯と消灯が適切に連動するようにすることが重要です。接続が不十分だと、配線のショートや点灯の不具合が生じるリスクがあります。
配線作業に自信がない、またはDIYの経験がない場合は、専門の整備工場に依頼しましょう。
車検に対応しているナンバープレートを購入する
電光ナンバープレートを選ぶ際は、車検基準に適合している製品を選ぶことが重要です。なぜなら、整備不良で車検に通らないことがないようにするためです。電光ナンバープレートの車を車検に通すには、車検対応の照明器具が必須です。購入前に、製品が車検対応であるかどうか確認してみましょう。
電光ナンバープレートが違反になることもある

電光ナンバープレートは、通常車検対応の製品を使用することで、法規違反のリスクを避けることができます。しかし、電光ナンバープレートを装着していても、点灯していない場合や車検基準に満たない商品を使用している場合は、車検に通らない可能性があります。
ナンバー灯が球切れの場合も同様で、ナンバーが点灯しなければ整備不良と見なされることがあります。LED使用の電光ナンバープレートでは球切れのリスクは低いものの、発光が弱くなった場合は交換が必要になります。点灯の光量が不足していると感じたら、交換しましょう。
電光ナンバーをやめたい場合はどうすれば良い?

電光ナンバープレートを使用していても、途中で通常のナンバープレートに戻したくなる場合があります。電光ナンバープレートをやめたい場合は、以下の方法でやめることができます。
・ナンバープレートを交換する
・ナンバーが光らないようにする
途中でやめることもできるので、安心してください。
ナンバープレートを交換する
電光ナンバープレートの使用を止めて通常のナンバープレートに戻したい場合、ナンバープレートの変更申請をする必要があります。変更申請は、管轄する運輸支局や陸運局でできます。以下の手順で申請しましょう。
1.運輸支局の窓口で提供される申請用紙に必要事項を記入する
2.登録手数料を印紙で購入して支払う
3.書類を提出して新しい車検証を受け取る
4.自動車税事務所にナンバープレートの変更を申告する
5.旧ナンバープレートを返却する
6.新しいナンバープレートが交付される
この変更により、ナンバープレートの番号やひらがなが変更されることに注意が必要です。完全に同一の表記を維持することは不可能ですが、4桁の番号は、希望ナンバー制度を利用して同じ番号を再申請することが可能です。
ナンバーが光らないようにする
電光ナンバープレートの使用を止め、通常のナンバープレートのような外観に変更したい場合、照明器具の取り外す必要があります。この取り外し作業により、リアナンバープレートは通常のナンバー灯によって照らされる形に変わります。
ただし、電光ナンバープレートの照明器具が整備不良や故障と誤解されないよう、注意を払う必要があります。特に、点灯機能を取り外した後は、ナンバー灯が正しく機能しているかを確認し、車検や道路交通法の規則に違反していないことを確認しましょう。
まとめ

電光ナンバープレートは、雪を溶かしたり、暗闇でも目立ったりするメリットがあります。ただし、取り付けるために追加で費用がかかったり、輝度が足りないと車検に通らなかったりするデメリットもあります。
光るナンバープレートに興味があるけれど、手続きの方法や種類、車検の心配でためらっていた方も、この記事を参考にしながら電光ナンバープレートへの変更を検討してみてください。
また車をお持ちの方は、今乗っている車の買取価格を把握しませんか。年式や走行距離、さらにはその時々の中古車市場の動向を受けて日々刻々と変化します。また一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。特にカーセブンは大手買取業者で40万円以上も買取相場より高く売れることもあります。たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。
少しでも損をしたくない方は下記の「無料査定はこちら」から無料査定をしてみてください。
かんたん30秒! 愛車の高価買取なら【カーセブン】 | |
愛車を高額で売却するならカーセブンを選ぶことがおすすめ。古い車でも買取可能です! \簡単30秒/ |
もう乗らない…価値が下がる前が売り時
その車高く買い取ります!
ご相談・ご質問だけでもお気軽に!