マツダ デミオは、実用性と利便性を兼ね備えたコンパクトカーで、非常に高い人気を誇ります。現行モデルでは、日本国内向け専用のデミオというペットネームを廃止し、車名を日本国外向けと同様に「MAZDA2」に統一されています。
デミオに乗り換えを検討している方の中には、年間の維持費がどれくらいかかるのか気になる方も多いのではないでしょうか。車を維持するためには、車両購入費だけでなく自動車税やガソリン代、メンテナンスなどの費用もかかります。そこでこの記事では、マツダ デミオの維持費について詳しく解説します。また、維持費を安く抑える方法も併せて解説しています。
またデミオの維持費を安く抑える事は大事ですが、それだけでは限界があります。維持費だけに囚われるのではなく、自動車関連の費用を抑えるには、乗り換えの際に、いま乗っている車を高く売るなどの工夫が必要です。
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この記事でわかること
- ・デミオの維持費
- ・デミオの維持費の内訳
- ・デミオの維持費を安く抑える方法
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目次
デミオの維持費内訳
デミオを所有するにあたっては、以下のような維持費が必要です。
・自動車税
・車検費用
・ガソリン費用
・任意保険
・メンテナンス費用
・その他必要に応じてかかる費用
これらの維持費には、料金が一定のものや変動するものがあります。また、上記の費用以外にも、必要に応じて高速料金や洗車代などの費用も必要です。ここからは、それぞれの費用について実際にかかる金額を確認していきましょう。
自動車税
自動車税は、毎年4月1日に車の所有者が必ず納めなければならない税金です。納める自動車税の金額は、車の排気量によって大きく異なります。
以下の表に排気量ごとの自動車税額をまとめました。
| 排気量 | 自動車税(2019年9月までに購入) | 自動車税(2019年10月以降購入) |
| 660cc以下（軽自動車） | 10,800円 | 10,800円 |
| 1,000cc以下 | 29,500円 | 25,000円 |
| 1,000cc超1,500cc以下 | 34,500円 | 30,500円 |
| 1,500cc超2,000cc以下 | 39,500円 | 36,000円 |
| 2,000cc超2,500cc以下 | 45,000円 | 43,500円 |
| 2,500cc超3,000cc以下 | 51,000円 | 50,000円 |
| 3,000cc超3,500cc以下 | 58,000円 | 57,000円 |
| 3,500cc超4,000cc以下 | 66,500円 | 65,500円 |
| 4,000cc超4,500cc以下 | 76,500円 | 75,500円 |
| 4,500cc超6,000cc以下 | 88,000円 | 87,000円 |
| 6,000cc超 | 111,000円 | 110,000円 |
デミオの排気量は、1,500ccのため1,000cc超1,500cc以下に該当するため、自動車税は30,500円です。
また、2019年10月に行われた税制改正により、購入時期によっても税額が変わりました。2019年10月以降に車を購入した場合は新しい税額、2019年9月までに購入した場合は今後も今までどおりの税額となります。
車検費用
車を安全に乗り続けるためには、新車登録から3年、その後2年に1回、車検を受ける必要があります。車検にかかる費用は大きく「法定費用」と「車検基本料金」に分けられています。
車検費用は、維持費の中でも特に大きな出費となるため、あらかじめしっかり把握しておきましょう。
法定費用
法定費用とは、その名のとおり法律で定められた、車検時に支払う必要のある費用です。車種や重量ごとに一律の金額が定められており、車検時に支払う必要があります。以下の3つが法定費用の内訳です。
・自賠責保険料
・自動車重量税
・印紙代
それぞれ詳しくみていきましょう。
自賠責保険料
自賠責保険は、「強制保険」とも呼ばれており、車を所有している方は必ず加入する必要がある保険です。
対人事故での被害者救済を目的とした保険であり、運転者のケガや車の破損は補償されません。自賠責保険料は、加入する期間や自動車の区分によって異なります。
| 加入期間 | 自動車税額 |
| 12ヶ月 | 12,700円 |
| 13ヶ月 | 13,310円 |
| 24ヶ月 | 20,010円 |
| 25ヶ月 | 20,610円 |
| 36ヶ月 | 27,180円 |
| 37ヶ月 | 27,770円 |
デミオの場合、保険料は12ヶ月で12,700円、24ヶ月で20,010円を支払う必要があります。
自動車重量税
自動車重量税も法律で支払いが義務づけられている税金です。車種や重量、経過年数によって税額が変わるため注意しましょう。
| 自家用乗用車（0.5トン） | 軽自動車 | |
| 新車登録〜12年目 | 4,100円/年 | 3,300円/年 |
| 13〜17年目 | 5,700円/年 | 4,100円/年 |
| 18年目以降 | 6,300円/年 | 4,400円/年 |
自動車重量税は、0.5トンごとに4,100円が課税され、車検ごとにまとめて支払う仕組みとなっています。デミオの場合は車両重量が1,070kg〜1,230kgとなっているため、2年で24,600円です。
ただし、エコカー減税対象車である場合は税額が軽減されます。また、クリーンディーゼルエンジン搭載車は、購入後3年間は税金がかかりませんが、4年目からは2年ごとに7,500円の重量税が発生します。一方、ガソリンエンジン車の場合、購入後3年間で年間12,300円、4年目からは同額が2年ごとにかかります。13年目以降は2年ごとに16,200円、18年目以降は2年ごとに18,900円の税金が必要です。
現行のMAZDA2モデルはエコカー減税の対象であるため、新車登録時および初回の車検時には重量税が免除されます。
印紙代
印紙代とは、車検証の発行手数料を支払うために必要な印紙や証紙にかかる費用です。一般的に車の所有者が印紙と証紙を見ることは少なく、業者が運輸支局の窓口に提出することが多いです。印紙代は車検を受ける場所や車の区分によって異なりますが、デミオの場合は以下の額となります。
| 車検を受ける場所 | 印紙代 |
| 指定工場 | 1,800円 |
| 認定工場 | 2,300円 |
印紙代は、車検を受ける場所によって異なります。指定工場と認定工場の主な違いは、車検検査を施設内で実施できるか否かです。認定工場は、施設内で直接車検を行うことができません。そのため、車を自動車検査登録事務所や公認された車検場に持ち込む必要があります。
一方で、指定工場は保安基準をクリアしているため、その場で車検検査を完結させることが可能です。少しでもコストを抑えたい方は、車検を受ける工場がどちらに該当するのかを事前に調べておくと良いでしょう。
車検基本料金
車検基本料金は、車検代行業者に支払う手数料で、整備技術料や代行手数料が含まれています。また、業者や車の状態、必要作業により料金が変動します。正規ディーラーでは、純正部品使用で高品質なサービスが受けられ、料金は4〜10万円程度が相場です。
一方、車検専門業者やガソリンスタンドは1〜3万円でコストパフォーマンスに優れ、スピーディに車検を受けることができます。価格設定も業者によって異なるため、事前に複数の業者に見積もりを依頼して比較すると良いでしょう。
ガソリン費用
維持費の中でも、ユーザーや車種によって大きく異なるのがガソリン代です。頻繁に車に乗る方であればガソリン費用は高くなりますが、あまり乗らない方はそこまで大きな負担にはならないでしょう。ここでは、デミオをグレードと走行距離ごとに分けて、ガソリン代をシミュレーションしていきます。
デミオのグレードごとの燃費
まずは、デミオのグレードごとの燃費について確認しておきましょう。
| グレード | 燃費 |
| 15C | 17.2〜19km/L |
| 15S | 17.2〜19km/L |
| 15MB | 19.2km/L |
| 15Sツーリング | 17.2〜19.8km/L |
| 15Sツーリング Lパッケージ | 17.2〜19.8km/L |
| XD(ディーゼル) | 26.4〜30.0km/L |
| XDツーリング(ディーゼル) | 26.4〜30.0km/L |
| XDツーリング Lパッケージ(ディーゼル) | 22.8〜30.0km/L |
デミオはモデルによって「燃料」「駆動方式」「排気量」が異なり、これらの組み合わせは燃費に大きく影響します。特に、ディーゼル車はガソリン車と比較して燃費が良いという特徴があります。
同じ距離を走行する場合でもガソリン車より少ない燃料で済むため、燃料費の節約につながります。燃料費を抑えたい場合は、ディーゼル車を選ぶことも選択肢の1つです。
走行距離別ガソリン代シミュレーション
ここでは、走行距離別のガソリン代をシミュレーションしていきます。以下のように走行距離別に分けているので、年間走行距離をイメージして比較してみてください。
・年間走行距離3,000kmの場合
・年間走行距離5,000kmの場合
・年間走行距離8,000kmの場合
シミュレーションでは、ディーゼルモデルの「XD」、燃費は26.4km/L、軽油代は「150円/L」で計算しています。
それでは、それぞれみていきましょう。
年間走行距離3,000kmの場合
デミオで年間3,000kmを走行した場合、ガソリン代はおよそ17,045円かかります。3,000km走るのに必要なガソリンの量は、113.6L（3,000km/26.4m/L）です。つまり、年間のガソリン代は17,045円（113.6L×150円/L）となります。
年間17,045円のガソリン代となると、1ヶ月でかかるガソリン代は1,420円(17,045円/12ヶ月)です。年間走行距離が3,000km以内ならば、デミオの場合月々の出費は比較的安く抑えることができます。
年間走行距離5,000kmの場合
デミオで年間5,000kmを走行した場合、ガソリン代はおよそ2万8,410円かかります。5,000km走るのに必要なガソリンの量は、189.4L（5,000km/26.4m/L）です。つまり、年間のガソリン代は2万8,410円（189.4L×150円/L）となります。
年間28,410円のガソリン代となると、1ヶ月でかかるガソリン代2,368円(28,410円/12ヶ月)です。年間走行距離が5,000km程度の場合でも、ガソリン代が家計に大きな負担になるわけではないといえるでしょう。
年間走行距離8,000kmの場合
デミオで年間8,000kmを走行した場合、ガソリン代はおよそ62,958円かかります。8,000km走るのに必要なガソリンの量は、303L（8,000km/26.4m/L）です。つまり、年間のガソリン代は45,450円（303L×150円/L）となります。
年間45,450円のガソリン代となると、1ヶ月でかかるガソリン代は3,788円(62,958円/12ヶ月)です。ディーゼルモデルは燃費効率が高いため、年間走行距離が8,000km程度の場合でも、大きな負担にはならないでしょう。
またデミオの維持費を安く抑える事は大事ですが、それだけでは限界があります。維持費だけに囚われるのではなく、自動車関連の費用を抑えるには、乗り換えの際に、いま乗っている車を高く売るなどの工夫が必要です。
特にカーセブンは大手買取業者で40万円以上も買取相場より高く売れることもあります。
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任意保険
任意保険は、自動車事故による人身事故や物損事故をカバーする保険で、契約者が自由にプランを選択可能です。全車に加入が必須の自賠責保険とは異なり、より広範な補償を提供する「任意の自動車保険」として知られています。
任意保険の保険料は、保険会社や車種、年齢、免許の種類、特約の有無、車両保険の有無などによって大きく異なります。デミオの任意保険金は、およそ年間7万円〜12万円が相場です。具体的な保険料を知りたい方は、各保険会社のシミュレーションを活用すると良いでしょう。
メンテナンス費用
車を安全・安心に運転するには、定期的なメンテナンスが欠かせません。メンテナンス費用には、洗車費用と消耗品費用の2つが含まれます。それぞれ詳しくみていきましょう。
洗車費用
車を定期的に洗車することで、常にきれいな状態を保つことが可能なだけではなく、サビなどの劣化を防ぐことができます。
自宅で自分で洗車をする場合は、最初にカー用品店などで洗車道具をそろえる必要はありますが、1回あたりの費用は水道代のみなので費用は安く済みます。
一方で、ガソリンスタンドや洗車専門店などの業者で洗車機を利用した場合、手間は省けるものの1回あたり数百円〜数千円の費用が必要です。利用環境や状況に応じて洗車方法を使い分けると良いでしょう。
消耗品費用
車にとって経年劣化は避けられません。そのため、部品やオイルなどの消耗品は定期的に交換する必要があります。特に、定期的にメンテナンスを行い、必要に応じて交換しましょう。
・エンジンオイル
・タイヤ
・バッテリー
・ウィンドウォッシャー液
・ワイパーブレードとゴム
それぞれ詳しく解説します。
エンジンオイル
エンジンオイルは、エンジンを円滑に動かすために必要なオイルです。エンジンオイルの交換は、多くの整備工場では3,000〜5,000kmごと、または半年〜1年毎の交換を推奨しています。エンジンオイルは、1Lあたり数百円のものから、5,000円以上するものもありますが、デミオの場合は工賃を含めて数千円程度で交換可能です。
自分で交換することもできますが、適切な知識と技術が必要なため、不安がある場合はプロに任せましょう。オイル交換をせずにそのまま放置してしまうと大きなエンジントラブルが発生してしまうので、必ず定期的に交換することが大切です。
タイヤ
タイヤは安全運転に不可欠な部品で、定期的に交換しないとパンクやスリップのリスクが高まります。交換の目安は、溝深さが4mm以下か使用開始から5年が経過した時です。
また、傷やひび割れにも注意が必要です。デミオ用タイヤの価格は4本セットで3万円から10万円と幅広いですが、決して安くありません。メーカーや機能によって値段が異なるため、使用状況に応じて適切なタイヤを選びましょう。
バッテリー
車のバッテリーはエアコン、カーオーディオ、カーナビといった電子機器からエンジンスタートまで、車の動作に必要な電力を供給する中心的役割を担います。使用することで徐々に劣化し、電力を保持する能力が低下するため、適切なタイミングでの交換が必要です。
デミオのバッテリー交換は、自分で行う場合はバッテリー代のみで済みます。整備工場に依頼する場合は、バッテリー代に加え廃棄費用や工賃が必要になります。デミオのバッテリー交換を依頼する場合、3万円前後かかることが多いです。
費用はかかりますが、交換が不安な場合や交換したバッテリーの廃棄に困る場合は、整備工場に依頼しましょう。
ウィンドウォッシャー液
ウィンドウォッシャー液は、フロントガラスの汚れを清掃し、視界を確保するために重要です。使用頻度が低いため補充を忘れがちになりますが、月に一度はチェックし、必要に応じて満タンにしておきましょう。
ウィンドウォッシャー液は、カー用品店やホームセンターで手軽に数百円で購入でき自分で簡単に補充できます。安全に運転するためにも定期的にチェックし必要があれば補充して、いつでもクリアな視界を維持しましょう。
ワイパーブレード・ゴム
ワイパーブレードとゴムは、視界を確保するために重要な部品で、多くの整備工場では年に一度の交換が推奨されています。しかし、拭き取り性能の低下やゴムの劣化を感じたら、そのタイミングで交換することが望ましいです。
自分で交換することも可能で、比較的簡単な整備作業の1つですが、適切なサイズと種類の選択、正確な交換方法の事前調査が必要です。
基本的なワイパーゴムなら1,000円程度、撥水型は2,000円程度、ブレード全体の交換は2,000円〜5,000円となります。整備工場での交換工賃は500円から2,000円が目安です。
その他必要に応じてかかる費用
車の維持には、他にも必要に応じて以下のような費用が必要になります。
・高速代
・駐車場代
・修理代
それぞれ詳しく解説します。
高速代
長距離運転をする方は、高速道路を利用する場合もあるでしょう。高速道路の料金は、車種区分や走行距離、利用時間帯によって異なります。ETCを使用することで、料金所での停車なくスムーズに通過できます。
ETC利用者には割引が適用される場合が多いです。各種類の自動車に対して料金が設定されていて、時間帯や距離に応じて調整されます。事前にETC割引情報を確認して計画的に高速道路を利用することで、コストを節約しつつ効率的な移動が可能です。
駐車場代
自宅に駐車場がある場合は必要ありませんが、ない場合は月極駐車場を契約する必要があります。駐車場代は全国平均で約8,288円ですが、地域によって大きく異なります。東京23区や大阪などの大都市では、平均の倍以上になることも少なくありません。
また、外出が多い方は、コインパーキングや商業施設の駐車場代も考慮する必要があり、これらの費用も出費として加わります。特に、都心部では駐車場代が高額になっています。これらのコストを事前に把握し、予算に組み入れることが重要です。
修理代
修理にかかる費用は、損傷の程度や車の部位によって大きく変わります。フレームの修理や交換には10万円から100万円程度、バンパーは数万円から20万円、ドアの場合は2万円から10万円が目安です。
軽い傷などの小さな損傷は、自分で修理することで数千円で済むこともあります。そのため、修理が必要になった際は、複数の見積もりを取ることで最適な修理方法とコストを把握しておきましょう。
デミオの維持費総額
デミオの年間の維持費は、以下のとおりです。
| 自動車税 | 30,500円 |
| 車検費用（1年あたり） | 67,300円 |
| ガソリン代（年間8,000km） | 45,450円 |
| 任意保険料 | 70,000円 |
| 維持費合計（年間） | 213,250円 |
デミオの維持にかかる費用は、年間でおよそ213,250円です。ただし、この費用は必要最低限の負担額で、これに加えて駐車場代やメンテナンス費用など、別途費用がかかります。
また、消耗品の交換も必要になります。デミオを購入予定の方や乗り換え予定の方は参考にしてください。
デミオの維持費を抑えるためには？
車を所有していると、少しでも維持費を抑えたいと考える方も多いのではないでしょうか。デミオの維持費を抑えるためには、以下の3つのポイントを押さえることが重要です。
・任意保険を見直す
・車検やメンテナンスの依頼先を見直す
・定期的にメンテナンスをする
それぞれ詳しく解説します。
任意保険を見直す
任意保険の見直しはデミオの維持費節約に効果的です。運転スタイルや車の使用状況に合わせてプランや補償内容を調整し、不要な補償を削除または自己負担額を見直すことで保険料を減らせます。
また、対人・対物賠償保険や人身傷害保険の基本補償に加え、搭乗者傷害保険や車両保険などの特約も選択可能です。これらの特約を見直すことで、さらに経済的な保険プランにすることができるでしょう。保険の更新前が見直しの最適なタイミングとなるため、更新のハガキや通知が届いた時に一度見直してみてください。
車検やメンテナンスの依頼先を見直す
車検やメンテナンスの依頼先の見直しは、デミオの維持費を節約するうえで有効です。車検やメンテナンスは安全運転のために必要な整備ですが、純正部品を扱うディーラーでは費用が高くなることが多いです。
費用を抑えるためには、ディーラー以外の近隣の整備工場やガソリンスタンド、カー用品店に依頼すると良いでしょう。これらの場所では、ディーラーよりも低コストでサービスを提供していることがあり、維持費の節約につながります。
定期的にメンテナンスをする
定期的なメンテナンスは、デミオの維持費を抑える重要な手段です。特に日常的に点検しておくことで、修理費用が高額になりにくくなります。
たとえば、オイル漏れやエンジンの異音や車体の小さな異常など、異変に気付いたら対処することで、重大な問題への発展しなくなるでしょう。定期的に車をチェックすることで、修理が大規模にならず、結果的に維持費用を節約することが可能です。
デミオの維持費に関するよくある質問
デミオの年間の維持費を考慮すると、1ヶ月の維持費は約17,770円となります。ただし、これは必要最低限の費用に過ぎません。
実際には駐車場代や消耗品、部品の交換、メンテナンス費用などが加わります。そのため、あくまで参考程度として考え、実際の維持費はこれらの追加費用によって増加する可能性がある点に注意しましょう。
デミオの維持費は大学生でも支払うことが可能ですが、任意保険料が高くなる傾向にあります。
一般的に、走行距離が多くなるほど車の価値が下がるため、売却前提なのであれば走行距離に気をつけましょう。また、普段からシートカバーをつけて車内が汚れないようにすることも重要です。
そのため、経済的な余裕を持って支払い計画を立てることが重要です。計画的に予算を管理し、不必要な出費を抑えることで、学生生活の中でも車の維持が現実的になります。
デミオは省燃費とコンパクトな設計が特徴で、日々の通勤や狭い道、小さな駐車スペースでの取り回しに優れています。軽量ながら加速性に優れ、燃費効率の良さで経済性も抜群です。
一方、アクセラは室内が広く、乗車定員は同じでもゆとりある空間で、家族や友人との長距離移動に適しています。室内幅がデミオよりも広く、エンジン排気量が1.5Lと、より力強い走行性能を持ち、高速道路での快適なドライブが可能です。
使用目的や好みによって異なりますが、日常使いの便利さを求めるならデミオ、広さや走行性能を重視するならアクセラがおすすめです。
まとめ
この記事では、マツダ デミオの維持費の内訳や維持費を抑える方法を詳しく解説しました。デミオを維持するためには、年間で213,250円ほどの維持費が必要です。
デミオの維持費が気になる場合、保険料を見直したり車検やメンテナンスの依頼先を変えることで維持費を抑えられます。予期せぬトラブルで高額な費用が必要となる場合もあるため、経済的な余裕を持っておくことが大切です。
また、デミオの維持費を安く抑える事は大事ですが、それだけでは限界があります。維持費だけに囚われるのではなく、自動車関連の費用を抑えるには、乗り換えの際に、いま乗っている車を高く売るなどの工夫が必要です。
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