更新日2024.04.26

ランドクルーザーの維持費はどれくらい？税金や車検費用・維持費を安く抑える方法について解説

トヨタの高級SUVブランドとして、ランドクルーザーシリーズがあります。そのなかでもランドクルーザーは、高い走破性能や利便性から日本のみならず海外でも人気の車種です。そんなランドクルーザーに乗りたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、車検費用やメンテナンス費用などランドクルーザーの維持費の内訳を詳しく解説しています。ランドクルーザーの維持費を安く抑える方法についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

またランドクルーザーの維持費を安く抑える事は大事ですが、それだけでは限界があります。維持費だけに囚われるのではなく、自動車関連の費用を抑えるには、乗り換えの際に、いま乗っている車を高く売るなどの工夫が必要です。
特にカーセブンは大手買取業者で40万円以上も買取相場より高く売れることもあります。

たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。

少しでも損をしたくない方は下記の「無料査定はこちら」から無料査定をしてみてください。

この記事でわかること

・ランドクルーザーの維持費
・ランドクルーザーの維持費の内訳
・ランドクルーザーの維持費を安く抑える方法

かんたん30秒！
愛車の高価買取なら【カーセブン】

✔︎ 下取りよりも40万円以上お得な例も
カーセブンは大手中古車販売・買取店であり、買取から販売まで一貫して行っているため、買取価格が上がりやすいのが特徴。
✔︎ 無料査定で概算価格をお知らせ
30秒で完了する無料査定で愛車の概算価格を把握できます。
✔︎ 必ず売却しなくてもよいので、お気軽に
無料で査定、出張査定いたします。査定額にご満足いただけない場合はもちろん、売らなくてOK

愛車を高額で売却するならカーセブンを選ぶことがおすすめ。古い車でも買取可能です！

カーセブンは大手買取店であり、業界団体JADRI加盟、JPUC認定の「適正買取店」なので安心
入力はたった30秒でキャンセルは電話一本で可能なので、まずは無料査定チェック。

＼簡単30秒／

無料査定はこちら

ランドクルーザーの維持費内訳

ランドクルーザーの維持費は、大きく分けて10種類あります。

ランドクルーザーに必要な維持費

・自動車税
・車検費用
・法定費用
・自賠責保険料
・自動車重量税
・印紙代
・車検基本料金
・ガソリン費用
・任意保険
・メンテナンス費用

また、上記以外にも必要に応じて高速代や駐車場代などがかかります。これらの維持費を踏まえて、どれくらいの費用が必要なのか詳しくみていきましょう。

自動車税

自動車税とは、4/1時点の車の所有者（名義人）が毎年支払わなければならない税金です。自動車税の納付書は、5月ごろに送付され、速やかに納付する必要があります。

滞納してしまうと延滞金が発生したり、差し押さえされたりする可能性があるため注意しましょう。自動車税の税額は、以下のとおりです。

排気量	自動車税（2019年9月までに購入）	自動車税（2019年10月以降購入）
660cc以下（軽自動車）	10,800円	10,800円
1,000cc以下	29,500円	25,000円
1,000cc超1,500cc以下	34,500円	30,500円
1,500cc超2,000cc以下	39,500円	36,000円
2,000cc超2,500cc以下	45,000円	43,500円
2,500cc超3,000cc以下	51,000円	50,000円
3,000cc超3,500cc以下	58,000円	57,000円
3,500cc超4,000cc以下	66,500円	65,500円
4,000cc超4,500cc以下	76,500円	75,500円
4,500cc超6,000cc以下	88,000円	87,000円
6,000cc超	111,000円	110,000円

ランドクルーザーは、排気量が3,000cc～3,500ccであることがほとんどです。そのため、3,000cc超3,500cc以下に該当し、税額は年間57,000円となります。

また、2019年10月に税制改正が行われ、購入時期によっても税額が変わっています。2019年10月以降に車を購入した場合は新しい税額が適用され、2019年9月までに購入している場合は今後も今までどおりの税額です。

車検費用

車検は、法律で新車登録をしてから3年目に、その後は2年に1度受けることが義務づけられています。車検費用の内訳は以下のとおりです。

車検にかかる費用

・法定費用
・車検基本料金

法定費用は一律ですが、車検基本料金は車検を依頼するディーラーや整備業者によって異なるため注意しましょう。ここからは、それぞれの費用について詳しくみていきます。

法定費用

法定費用とは、法律で定められている車検で必要な費用です。自賠責保険料と自動車重量税、印紙代が含まれており、それぞれ車種や車の重さによって金額が決められています。車検を受けたら基本料金と一緒に支払いましょう。

自賠責保険料

自賠責保険は、強制保険ともいわれており、法律で加入が義務付けられている保険です。保険料は、契約期間によって異なり、長く契約することで保険料を抑えることができます。自賠責保険の保険料は以下のとおりです。

加入期間	自賠責保険料
12ヶ月	11,440円
13ヶ月	11,950円
24ヶ月	17,540円
25ヶ月	18,040円
36ヶ月	23,520円
37ヶ月	24,010円

ランドクルーザーは普通車に該当するため、24ヶ月で17,650円、36ヶ月で24,190円となります。自賠責保険に未加入で走行した場合は、1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科されるため、必ず加入しましょう。

自動車重量税

自動車重量税は、自動車税と同様に法律で支払う義務のある税金です。税額は車種や重量、経過年数によって異なります。また、0.5トンごとに4,100円が課税され、車検ごとにまとめて支払う必要があります。

	自家用乗用車（0.5トン）
新車登録〜12年目	4,100円/年
13〜17年目	5,700円/年
18年目以降	6,300円/年

ランドクルーザーの重量は、グレードによって異なりますが、2,500kg～3,000kgが目安です。そのため、自動車重量税は、年間20,250円～24,600円と想定しておきましょう。

なお、自動車重量税は新車登録から13年以上経過すると費用が高くなるので、新車登録から何年経過しているかを確認してください。

印紙代

印紙代とは、車検時の自動車検査票に貼る印紙の手数料で、車検を依頼した場所で異なります。印紙代は以下のとおりです。

車検業者	車両サイズ	印紙代
認定工場	普通自動車	2,300円
	小型自動車	2,200円
	軽自動車	1,800円
指定工場	普通自動車	1,800円
	小型自動車	1,800円
	軽自動車	1,400円

ランドクルーザーは、普通自動車となるので指定整備工場の場合は2,300円、持ち込み検査の場合は1,800円です。少しでもコストを抑えたい方は、車検を受ける工場がどちらなのかを事前に調べておきましょう。

車検基本料金

車検基本料金は、車検をおこなうにあたって車検の代行業者に支払う費用です。内訳は以下のとおりとなっています。

車検基本料金に含まれる費用

・定期点検料
・測定検査料
・車検代行手数料
・書類作成費用
・引取り・納車手数料
・代車費用
・車検業者の人件費

これらの費用は、業者によって異なります。

ランドクルーザーの場合、10万円前後が車検費用の相場です。車検費用を少しでも抑えたい方は、複数の業者に見積もり依頼をしてから判断すると良いでしょう。

ガソリン費用

ガソリン費用は、グレード、走行距離、走行環境により大きく異なります。ここでは、ランドクルーザーのグレードごとの燃費をシミュレーションしていきます。

ランドクルーザーのグレードごとの燃費

まずは、ランドクルーザーのグレードごとの燃費について確認しておきましょう。

グレード	燃費
ZX（ディーゼルエンジンモデル）	9.7km/L
GRスポーツ（ディーゼルエンジンモデル）	9.7km/L
GX（ガソリンエンジンモデル）	8.0km/L
AX（ガソリンエンジンモデル）	8.0km/L
VX（ガソリンエンジンモデル）	7.9km/L
ZX（ガソリンエンジンモデル）	7.9km/L
GRスポーツ（ガソリンエンジンモデル）	7.9km/L

ランドクルーザーは、グレード別でも燃費に大きな差はありません。しかし、ディーゼルエンジンモデルの方がやや燃費効率が高くなっています。

走行距離別ガソリン代シミュレーション

続いて、走行距離別でガソリン代をシミュレーションします。走行距離は、以下の3つの距離ごとに計算していきます。

走行距離別ガソリン代シミュレーション

・年間走行距離3,000kmの場合
・年間走行距離5,000kmの場合
・年間走行距離8,000kmの場合

また、燃費とガソリン代は以下のような条件でシミュレーションます。

シミュレーションの条件

・燃費はGXモデルの8.0km/L
・ガソリン代はレギュラーガソリン170円/L

それぞれの距離ごとにシミュレーションしていきましょう。

年間走行距離3,000kmの場合

走行距離が3,000kmの場合は、近くの通勤や月に1度のお出かけで利用する方が多いでしょう。

ランドクルーザーで年間3,000kmを走行した場合、ガソリン代はおよそ63,750円かかります。3,000km走るのに必要なガソリンの量は、375L（3,000km/8.0km/L）です。つまり、年間のガソリン代は63,750円（375L×170円/L）となります。

年間63,750円のガソリン代となると、1ヶ月でかかるガソリン代は5,313円（6万3,759円/12ヶ月）です。

年間走行距離5,000kmの場合

5,000kmの走行は、休日に出かける回数が少し多い方があてはまるでしょう。

ランドクルーザーで年間5,000kmを走行した場合、ガソリン代はおよそ10万6,250円かかります。5,000km走るのに必要なガソリンの量は、625L（5,000km/8.0m/L）です。つまり、年間のガソリン代は10万6,250円（625L×170円/L）となります。

年間10万6,250円のガソリン代となると、1ヶ月でかかるガソリン代は8,854円（10万6,250円/12ヶ月）です。年間で10万円を超えるため大きな支出となります。

年間走行距離8,000kmの場合

通勤や長距離移動に車を利用する場合は、年間走行距離が8,000kmに到達すると考えて良いでしょう。

ランドクルーザーで年間8,000kmを走行した場合、ガソリン代はおよそ17万円かかります。8,000km走るのに必要なガソリンの量は、1,000L（8,000km/8km/L）です。つまり、年間のガソリン代は17万円（1,000L×170円/L）となります。

年間17万円のガソリン代となると、1ヶ月でかかるガソリン代は14,166円（17万円/12ヶ月）です。年間8,000kmを超えると、ガソリン代が1ヶ月で1万円以上の出費になります。ランドクルーザーは燃費効率が高い車種ではないのでそれなりの費用がかかるでしょう。

任意保険

任意保険は、自動車事故による人身事故や物損事故を補償する保険で、契約者が自由に会社やプランを選択できます。保険料は、保険会社や年齢、車種、特約の有無、車両保険の有無、割引率などによって大きく異なります。

ランドクルーザーのような普通車の場合は、一般的に年間の保険料は7万円〜が相場です。保険料は利用環境によって異なるため、自分に合った会社やプランを選びましょう。

たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。

少しでも損をしたくない方は下記の「無料査定はこちら」から無料査定をしてみてください。

かんたん30秒！
愛車の高価買取なら【カーセブン】

＼簡単30秒／

無料査定はこちら

メンテナンス費用

車を安心、安全に運転するためには、定期的にメンテナンスが必要です。メンテナンス費用としては以下の2つが挙げられます。

メンテナンスに必要な費用

・洗車費用
・消耗品費用

それぞれ詳しくみていきましょう。

洗車費用

車をきれいな状態に保つには洗車することが大切です。洗車を怠ると、ボディにサビやカビが発生し、穴が開いてしまうこともあります。そのため、自分に合った方法で定期的に洗車をしましょう。

洗車費用は、自分で行う場合と洗車機を利用する場合、手洗い洗車を依頼する場合で大きく異なります。自分で行う場合は、1度カー用品店やネットで洗剤やブラシを購入しておくだけで、費用はあまりかかりません。洗車機の場合は、300円〜1,000円程度、手洗い洗車の場合は2,000円〜となっており、プランやボディサイズによって異なります。

消耗品費用

車は、経年劣化していくため、オイルや部品を定期的に交換する必要があります。特にランドクルザーの場合は、以下の消耗品は定期的にチェックして交換しましょう。

交換が必要なランドクルーザーの消耗品

・エンジンオイル
・タイヤ
・バッテリー
・ウィンドウォッシャー液
・ワイパーブレードとゴム

それぞれの部品ごとの費用について解説していきます。

エンジンオイル

エンジンオイルは、車のエンジン内部の潤滑や冷却、清浄などの役割を果たす重要なオイルです。ランドクルーザーのような大きいかつ高性能車には、高品質なオイルが必要になります。

また、摩耗や腐食を防ぎ、エンジンの寿命を延ばすためには定期的に交換が必要です。高性能オイルは、エンジンの効率を最大限に引き出し、厳しい環境下でもその性能を保持することができます。

交換費用は工賃を含めておよそ10,000円程度ですが、依頼する業者によって異なるため、事前に複数の業者に確認してみましょう。

タイヤ

タイヤは車の性能と直接関連する消耗品です。特にランドクルーザーのようなSUVは、耐久性とオフロード性能に優れたタイヤを装着することが推奨されています。

また、交換のタイミングは、4年に1度、あるいは40,000km〜50,000kmです。1本あたりの費用は20,000円から40,000円と幅広くなっており、使用環境や性能に応じて選ぶことが大切です。

バッテリー

バッテリーは車のエンジンを始動させるための電力を供給し、電子機器の動作にも必要です。バッテリーが切れてしまうとエンジンがかからなくなるため、必ず定期的に交換しましょう。

バッテリーの寿命は一般的に3〜5年とされており、交換費用は約15,000円〜30,000円です。定期的に交換することで、故障や事故を防ぎ、安全に運転することができます。

ウィンドウォッシャー液

ウィンドウォッシャー液は、フロントガラスの視界を確保するために必要です。フロントガラスに付着した水や汚れ、虫の死骸などを除去し、視界をクリアな視界を保つことで安全運転に直結します。

交換費用は500円〜1,000円程度で、作業自体はボンネットを開けて自分で簡単に行うことができます。定期的なチェックと補充を心がけることで、常に最適なドライビング環境を保つことが可能です。

ワイパーブレード・ゴム

雨天時の視界確保には、劣化していないワイパーブレードが必須です。ワイパーのゴムは時間と共に硬くなったり、裂けたりするため1年に1度交換が推奨されます。また、少しでも水はけが悪くなったり、異音が聞こえたりする場合は早めに交換しましょう。

交換費用は2本合わせて2,000円から5,000円程度で、ウィンドウォッシャー液と同様に自分で簡単に行うことが可能です。

不要な車を売却したい！
今すぐ査定する

その他必要に応じてかかる費用

ここまで解説した費用以外に、必要に応じて以下のような費用がかかる場合もあります。

その他必要に応じてかかる費用

・高速代
・駐車場代
・修理代

それぞれ詳しくみていきましょう。

高速代

ランドクルーザーは荷物を大量に積める車種のため、休日など遠出することも多いでしょう。その際に必要となるのが高速代です。

高速代は、走行する日にちや時間帯、車種、距離によって大きく異なります。少しでも高速代を抑えるためには、ETC割引を活用するのがおすすめです。

割引	詳細の内容
平日朝夕割引	月〜金曜日の午前と午後の指定時間の利用でETC割引を受けられる。
休日割引	土・日曜日、祝日には地方部の高速道路の利用でETC割引を受けられる。
深夜割引	毎日深夜0時〜午前4時までの高速道路の利用でETC割引を受けられる。

駐車場代

自宅に専用駐車場がない場合、月極駐車場を契約する必要があります。

日本全国の平均駐車場代は8,288円/月となっています。しかし、東京23区や大阪などの都市部では、この平均額を大きく上回り、30,000円前後がかかることも珍しくありません。

また、日常の外出時にはコインパーキングや商業施設の駐車場を利用することになり、これらの費用も無視できません。さらに、ランドクルーザーのような大きい車種は、広い駐車スペースが必要なため、駐車場探しが困難になる可能性があります。

そのため、ランドクルーザーを購入する前には、駐車場代や駐車スペースの有無を慎重に検討してから選ぶようにしましょう。

修理代

車を所有していると、修理が必要な場合もあります。車の修理代は傷の大きさや修理内容によって大きく変わります。

一般的に、軽い傷の修理は数千円程度で済むことが多いですが、大きな傷や部品の交換が必要な修理は数万円から数十万円の費用が発生します。特にエンジンやトランスミッションなど、車の主要部分に関わる修理になると、費用は数十万円になることもあるでしょう。

大きな修理費用を払わないためにも、普段から安全運転を心がけることが大切です。

ランドクルーザーの維持費総額

ランドクルーザーの年間の維持費は、以下のとおりです。

自動車税	50,000円
車検費用（1年あたり）	100,000円
ガソリン代（年間8,000km）	170,000円
任意保険料	70,000円
維持費合計（年間）	390,000円

ランドクルーザーの維持にかかる費用は、年間でおよそ390,000円です。ただし、この費用には、駐車場代やメンテナンス費用などは含まれていないため、これ以上に維持費がかかる可能性があります。

また、車両保険のプランや交換する消耗品によってさらに維持費が上がります。ランドクルーザーを購入予定の方や乗り換え予定の方は参考にしてください。