「シルビアを購入したら維持費がかかるかな」「維持費があまりかからないならシルビアがほしいな」と考えている方も多いのではないでしょうか。この記事では、日産から1965〜2002年まで販売していた歴史ある車のシルビアの維持費についてまとめました。
あわせて、気になる維持費の内訳や維持費を下げる方法まで解説します。シルビアにかかる維持費の相場を確認し、無理なく楽しいカーライフを満喫しましょう。
またシルビアの維持費を安く抑える事は大事ですが、それだけでは限界があります。維持費だけに囚われるのではなく、自動車関連の費用を抑えるには、乗り換えの際に、いま乗っている車を高く売るなどの工夫が必要です。
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この記事でわかること
- ・シルビアの維持費の総額
- ・シルビアの維持費の内訳
- ・シルビアの維持費を安く抑える方法
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目次
シルビアの維持費内訳
シルビアは、レーシングカーとしても活躍した車種です。憧れの車に挙げる方も多くいます。そんなシルビアにかかる維持費の内訳は、以下のとおりです。
・自動車税
・車検費用
・ガソリン費用
・任意保険
・メンテナンス費用
・その他必要に応じてかかる費用
維持費は走行距離や日頃の車の使い方によって、額が異なります。シルビアの購入後の使い方を意識して、チェックしてくとより具体的な費用がよくわかるでしょう。
自動車税
シルビアにかかる自動車税は、年間39,500円です。自動車税は総排気量によって決められています。さらに、シルビアは販売終了から13年以上経過しているため、重課税の対象になります。自動車税の総排気量別税額は以下の表を確認してみてください。
排気量 | 2019年9月30日以前の車 | 2019年10月1日以降の車 |
~1,000cc | 29,500円 | 25,000円 |
1,001cc~1,500cc | 34,500円 | 30,500円 |
1,501cc~2,000cc | 39,500円 | 36,000円 |
2,001cc~2,500cc | 45,000円 | 43,500円 |
2,501cc~3,000cc | 51,000円 | 50,000円 |
3,001cc~3,500cc | 58,000円 | 57,000円 |
3,501cc~4,000cc | 66,500円 | 65,500円 |
4,001cc~4,500cc | 76,500円 | 75,500円 |
4,501cc~6,000cc | 88,000円 | 87,000円 |
6,001cc~ | 111,000円 | 110,000円 |
シルビアは総排気量が1,998ccなので、1,500cc〜2,000㏄の部類に該当します。シルビアは販売終了から13年以上経っているため、ほとんどの車が重課税の対象です。13年以上の車には通常の税金×15%が上乗せされるため、シルビアの自動車税は45,425円となるでしょう。
車検費用
車を登録してから初回は3年後、その後は2年おきに車検を行う必要があります。車検は維持費の中でも割高になります。車検の内訳は以下のとおりです。
・法定費用
・車検費用
車検を通す際、法定費用と呼ばれる税金と車検費用がかかります。1つずつ詳しく見ていきましょう。
法定費用
先述のとおり、車検を通すときには法定費用という税金を支払わなくてはいけません。法定費用には以下の3種類があります。
・自賠責保険料
・自動車重量税
・印紙代
シルビアの場合は、それぞれいくらかかるのか確認していきましょう。
自賠責保険料
シルビアは車検時に自賠責保険料を、2年分26,680円払う必要があります。自賠責保険料とは、全ての車所有者に加入が義務付けられている損害保険にかかる費用です。自賠責保険は、加入期間で決められています。
車検のタイミングで25ヶ月払い保険が切れないようにするのがほとんどです。シルビアは普通自動車に該当するため24ヶ月分+1ヶ月分で26,680円払います。
自動車重量税
シルビアの自動車重量税は、37,800円です。自動車重量税は、車の重さで価格が決まります。また、13年経っていると税金が上がり、18年たつと更に税金が上がります。自動車重量税の価格は以下の表で確認可能です。
車の重量 | ~12年経過 | 13年経過 | 18年経過 |
500kg以下 | 8,200円 | 11,400円 | 12,600円 |
501kg~1,000kg | 16,400円 | 22,800円 | 25,200円 |
1001kg~1,500kg | 24,600円 | 34,200円 | 37,800円 |
1,501kg~2,000kg | 32,800円 | 45,600円 | 50,400円 |
2,001kg~2,500kg | 41,000円 | 57,000円 | 63,000円 |
2,501kg~3,000kg | 49,200円 | 68,400円 | 75,600円 |
シルビアの重量は、グレードに関係なく1,200〜1,300kgです。1001kg〜1,500kgに該当します。シルビアは2002年以降販売がないことから18年以上経過している車しか存在しません。そのため、シルビアの重量税は1.5トン以下で18年経過しているとして、37,800円になります。
印紙代
シルビアの印紙代は、1,800円か2,200円です。印紙代は、車検証を発行する際に必要な手数料で2023年に値上がりしています。車検を出すのが指定工場なら1,800円、認定工場の場合は2,300円支払い義務があります。印紙代を抑えたい方は、指定工場に予約をしましょう。
車検基本料金
車検基本料金は、車検を依頼する業者によって値段が異なります。整備にかかる費用や取り扱っている部品の値段に違いがあることが理由です。ディーラーは車検以降も安全に車に乗るために整備するため割高になりやすく、車検専門業者やガソリンスタンドなどは割安になりがちです。
ガソリン費用
車を走らせる燃料になるガソリンも、シルビアの維持費の1つです。走る距離やグレードによって、かかる費用が異なるのでチェックしていきましょう。
・シルビアのグレードごとの燃費
・走行距離別ガソリン代シュミレーション
1つずつ順番に見ていきましょう。
シルビアのグレードごとの燃費
シルビアのグレードと燃費は以下のとおりです。
グレード名 | シフト | 燃費 |
スペックS Vパッケージ | 5MT | 12.0km/Ⅼ |
スペックS Vパッケージ | 4AT | 10.0km/Ⅼ |
スペックR Vパッケージ | 6MT | 18.6km/Ⅼ |
スペックR Vパッケージ | 4AT | 11.2km/Ⅼ |
シルビアの場合、マニュアル車のほうが燃費が良いです。あくまでもシルビアの中ではなので、エコカーや燃費重視の車と比べた場合には、燃費が劣るかもしれません。燃費よく運転したいなら、不要な荷物をおろしたり一定の速度で走ることを心がけたりしましょう。
走行距離別ガソリン代シュミレーション
シルビアに使用される燃料はハイオクです。この記事では、スペックSVパッケージの燃費12.0km/Ⅼ、ハイオク185円/Lという条件で計算していきます。
・年間走行距離3,000kmの場合
・年間走行距離5,000kmの場合
・年間走行距離8,000kmの場合
年間走行距離別に見ていくので、自分はどのくらいかかるのかあてはめてチェックしていきましょう。
年間走行距離3,000kmの場合
年間走行距離が3,000kmの場合にかかるガソリン代は、約46,250円です。計算方法は以下のとおりです。
・(走行距離÷燃費)×ガソリン単価=ガソリン代
・(3,000km÷12km/Ⅼ)×185円=46,250円
年間走行距離3,000kmは、近所への買いものに車を使用しているケースです。1週間あたり約60kmほど走行している方を想定しています。
年間走行距離5,000kmの場合
年間走行距離が5,000kmの場合にかかるガソリン代は、約77,084円です。計算方法は以下のとおりです。
・(走行距離÷燃費)×ガソリン単価=ガソリン代
・(5,000km÷12km/Ⅼ)×185円=77,084円
年間走行距離5,000kmにあてはまるのは、週末のレジャーや少しの遠出に車を使用している場合です。1週間あたり約100kmほど走行している方を想定しています。
年間走行距離8,000kmの場合
年間走行距離が8,000kmの場合にかかるガソリン代は、約123,333円です。計算方法は以下のとおりです。
・(走行距離÷燃費)×ガソリン単価=ガソリン代
・(8,000km÷12km/Ⅼ)×185円=123,333円
年間走行距離5,000kmにあてはまるのは、週末によくドライブに出かけていたり、毎日の通勤通学に使用していたりする場合です。1週間あたり約160kmほど走行している方を想定しています。
任意保険
シルビアの任意保険の代金は、年間115,000円ほどが相場です。一般的に事故の多いスポーツカーは、車両保険が高額になりがちになります。
任意保険は、自動車を所有している方に加盟を義務付けられている自賠責保険とは異なり、強制的に入るものではなく、自賠責保険で補えないような部分を補うために保険を組み合わせて入る保険です。そのため、自動車の任意保険は約7割の方が加盟しています。
またシルビアの維持費を安く抑える事は大事ですが、それだけでは限界があります。維持費だけに囚われるのではなく、自動車関連の費用を抑えるには、乗り換えの際に、いま乗っている車を高く売るなどの工夫が必要です。
特にカーセブンは大手買取業者で40万円以上も買取相場より高く売れることもあります。
たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。
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メンテナンス費用
シルビアを維持するためには、半年ごとや3ヶ月ごとなど定期的なメンテナンスが必要です。ここからは、メンテナンス費用の内訳を紹介します。
・洗車費用
・消耗品費用
それぞれ順番に見ていきましょう。
洗車費用
車のメンテナンスで一番身近な洗車は、洗車機を使う場合や手洗いをする場合で値段が異なります。ガソリンスタンドの洗車機を使用する場合、1回あたり1,000~4,000円します。月に1回洗車機にかける場合は、12,000〜48,000円ほどかかるでしょう。
また、自分で洗車する場合は、水道代が年間8,500円程度かかります。さらに、スポンジや洗剤などの初期費用もかかるためプラスで2,000〜5,000円ほど見積もっておきましょう。
消耗品費用
ここからは、定期的に交換が必要な消耗品について見ていきましょう。シルビアの部品で交換が定期的に必要なものは以下のとおりです。
・エンジンオイル
・タイヤ
・バッテリー
・エアコンフィルター
・ブレーキオイル
1つずつ解説していきます。
エンジンオイル
シルビアのエンジンオイルの交換には、年間10,000円ほどかかります。エンジンオイルは走行距離が5,000kmを超えた場合と、前の交換から6ヶ月経った場合のどちらか早い方が交換する目安です。そのため、年間2回は交換が必要になります。
エンジンオイルの交換を依頼する場所によって価格は前後しますが、ディーラーでお願いしても3,000〜10,000円ほどで済むことが多いでしょう。1回あたり5,000円と見積もると5,000円×年2回=10,000円になります。
タイヤ
シルビアのタイヤにかかる1年あたりの費用は、20,000円です。タイヤの寿命は3〜5年といわれています。タイヤの溝が1.6mm以下になったときやひび割れが起こった場合は走行ができません。
シルビアのタイヤは1本が15,000円前後、1回の交換で60,000円ほどかかります。つまり、60,000円を3年で割り、1年あたりを計算すると20,000円ほどです。数年に一度の痛い出費ですが、月1回の空気圧チェックなどで寿命が変わります。費用を抑えたいなら、定期的にガソリンスタンドやカー用品店で見てもらいましょう。
バッテリー
シルビアのバッテリーにかかる年間コストはおよそ2,000〜7,000円です。バッテリーは3〜5年が交換の目安といえます。ヘッドライトが暗くなったりエンジン音がおかしかったりする場合には、交換が必要です。
1回のバッテリー交換では、6,000〜20,000円ほどかかります。6,000〜20,000円を3年で割ると、1年あたり2,000〜7,000円ほどかかるだろうという計算です。工賃は依頼業者によって違うので、交換する際はいくら価格か確認してからお願いしましょう。
エアコンフィルター
シルビアのエアコンフィルターの年間コストはおよそ、3,000〜5,000円です。エアコンフィルターは、1年おき、または走行距離10,000kmごとに交換しましょう。ガソリンスタンドやカー用品店でも交換が可能です。
また、エアコンフィルターの交換は車の性能に関係ないと思われがちですが、燃費に大きく影響します。エアコンフィルターを交換することで、エアコンの効率が上がるため、車内の電気使用量が減ります。車内の臭いやカビのような雑菌を繁殖させないためにも、定期的に交換しましょう。
ブレーキオイル
シルビアのブレーキオイルやブレーキパッドにかかる年間コストは、11,000円ほどです。ブレーキオイルは2年に1回や茶色く濁ったタイミングで交換します。また、ブレーキパッドは残りの厚さが2〜3mmになったときやブレーキから異音がするときが交換の目安です。
ブレーキオイルは6000円ほど、ブレーキパッドは16,000円前後かかります。2年に1回交換すると仮定した場合、年間コストは11,000円です。
その他必要に応じてかかる費用
シルビアの走り方によっては、別途費用がかかります。特に、かかるであろう3つの費用について確認しましょう。
・高速代
・駐車場代
・修理代
1つずつ見ていきましょう。
高速代
高速道路や各種有料道路を走る際、費用がかかります。距離や場所に応じて適宜払いましょう。
高速代を節約をしたい方は、ETCを使用したり、割安の時間帯に走ったりするのがおすすめです。ETCを利用していない場合は、一般料金になるため、高速料金は安くなりません。
平日の夕方割や休日割引など道路によってバラつきがあるため、目的地によってどの時間帯なら割安になるか事前に確認しておきましょう。
駐車場代
自宅に車を停めるスペースがない場合、駐車場代がかかります。日本の駐車場代平均価格は、10,000円前後で、年間コストは120,000円ほどです。地域によってかなり価格差があるので近隣にある駐車場代がいくらかかるのか確認しましょう。
駐車場代を節約したい場合は、少し離れた場所を視野に入れたり、新しく安い駐車場ができていないか確認したりすることで、安くで駐車場を借りれる場合があります。不動産の状況は目まぐるしく変化するため、安い駐車場がすぐに見つからない場合であっても、時間が経ったら見つかる場合もあります。
修理代
シルビアに故障や不具合が生じた場合、修理が必要になります。修理箇所によって費用は異なりますが、シルビアの場合は年式が古いため思っていたよりも高くつくことも多いでしょう。
日々のメンテナンスに力を入れることで、修理回数を減らせます。車の状態を把握し、異変を見つけたら、適切なメンテナンスをしましょう。
シルビアの維持費総額

シルビアにかかる年間維持費は、およそ408,438円です。内訳は以下のとおりです。
自動車税 | 45,425円 |
車検費用 | 66,680円 |
ガソリン代(年間走行距離8,000kmの場合) | 123,333円 |
任意保険 | 115,000円 |
メンテナンス費用 | 58,000円 |
合計 | 408,438円 |
駐車場を借りたり、高速を使ったりする場合には、さらに維持費がかさみます。シルビアの場合は、維持費が年間500,000円ほどかかると認識しておきましょう。
シルビアの維持費を抑えるためには?
シルビアの維持費が高いから乗れないと感じている方もいるでしょう。ここからは、シルビアの維持費を抑えるための方法を紹介します。シルビアの維持費を抑えるための方法は、以下のとおりです。
・保険を見直す
・駐車場を見直す
1つずつ見ていきましょう。
保険を見直す
万が一のことを考慮し、任意保険には必ず入りましょう。しかし、任意保険では補償を手厚くしすぎていないかも考える必要があります。任意保険には、外せない項目と外せる項目があるので以下の表を確認してみてください。
外せる項目 | 対人賠償保険、対物賠償保険、人身傷害保険 |
外せない項目 | 搭乗者傷害保険、車両保険、そのほかの特約 |
外せない項目は、任意保険に加入する目的に該当するので、そのままにしておくのが無難です。外せる項目については、ライフスタイルや車の使用方法に合わせて、適宜検討しましょう。
駐車場を見直す
現在使用している駐車場より、安い駐車場がないか確認しましょう。駐車場の値段は、大通りから近い、アクセスしやすいなど条件によって異なります。自宅や会社付近で高い駐車場を借りている場合は、少し離れた場所を視野に入れて駐車場を見直しましょう。また、広さのある駐車場は割高な傾向にあります。広さのグレードを下げるのも駐車場代を下げるポイントです。
よくある質問
大学生でシルビアに乗りたい方は、月々35,000円ほどの任意保険とプラスの費用を支払える金銭的余裕が必要です。20歳以下の大学生は、21歳以上の大学生に比べ、任意保険の料金が倍になりやすいです。そのため、任意保険の値段が下がる21歳を超えてから、シルビアを購入するのも選択肢の1つです。
シルビアを維持するためには年間50万円ほどかかります。年間50万円を用意できないと感じる方は維持しにくいでしょう。加えて、古い車種なので税金の高さや故障リスクの高さという壁もあります。
まとめ
この記事では、シルビアの維持費についてまとめました。シルビアを維持するためには年間約50円かかります。法定費用や自動車税など、必ずかかるお金が高いという難点はありますが、それ以上に「めずらしい車でかっこいい」「現代の車にはないスタイリング」といった魅力の詰まった車です。
維持費を抑えるために工夫をすることで、大学生でも乗り続けられる車の1つです。今回の記事を参考に、シルビアを購入してみるのはいかがでしょうか。
またシルビアの維持費を安く抑える事は大事ですが、それだけでは限界があります。維持費だけに囚われるのではなく、自動車関連の費用を抑えるには、乗り換えの際に、いま乗っている車を高く売るなどの工夫が必要です。
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