エアウェイブは、かつてホンダが生産・販売していた、5人乗りの小型ステーションワゴンです。スカイルーフと呼ばれる大型のガラス製ルーフが特徴で、開放感のある空間を演出しています。
コンパクトなボディながら、広々とした車内空間や収納スペースや高い走行性能が人気の車種でした。
この記事では、エアウェイブが中古市場で安く販売されている理由や、安全な中古車の見極め方について詳しく解説します。エアウェイブの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
また車の購入を検討する際に、いま乗っている車の買取価格を把握しておく事が大事です。今の車の買取価格によって、購入する車が変わる可能性があるからです。
一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていくので、少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。
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この記事でわかること
- ・エアウェイブが安い理由
- ・中古の安いエアウェイブを安全に購入する方法
- ・中古の安いエアウェイブを購入する際の注意点
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目次
エアウェイブとは?スペックもあわせて解説【乗車人数・サイズ・排気量・燃費】

エアウェイブは、乗車定員5名で、5ナンバーサイズボディのステーションワゴンです。
エアウェイブの最大の特徴は、大型のスカイルーフ”です。後席の天井部までがガラス製のルーフになっているため、車内での開放感が抜群です。心配される安全性についても、ボディの剛性に配慮しているため、車体の安全性は確保されています。
エアウェイブの基本スペックを以下の表にまとめました。
乗車人数 | 5名 |
寸法 | 全長:4,350mm 全幅:1,695mm 全高:2WD 1,530mm 4WD 1,545mm |
排気量 | 1,496cc |
燃費(10・15モード) | 2WD 18.0km/L 4WD 17.0km/L |
エアウェイブの費用相場
エアウェイブの購入を検討している方にとって、車両本体がいくらなのかは大変気になる事項です。すでに販売終了しているため、新車の価格は参考値になりますが、現在の中古車相場と合わせて解説します。
【新車】エアウェイブの費用相場
販売当時の新車での車両本体価格ですが、およそ1,500,000〜2,300,000円という比較的安価での価格設定となっています。
諸費用を含めても260万円程で手に入れられるステーションワゴンは、それほど多くありません。このように、新車での車両本体価格が低価格での設定であることから、14年経過した現在の中古車の価格相場も低いことが想像できます。
【中古車】エアウェイブの費用相場
エアウェイブの中古車市場での相場は、20〜70万円です。
中古車の価格というのは、年式や走行距離、装備などの複数の要因で決められます。そのため、上記の価格はあくまでも参考値ではありますが、かなり抑えた価格で入手可能であることがわかります。
エアウェイブは、最も新しいモデルであっても初年度登録から14年は経過しているため、妥当な価格といえるかもしれません。年式が古いことが気にならなければ、購入を検討する選択肢の1つになりえるでしょう。
エアウェイブが安い理由
中古車市場でエアウェイブが安価であることには、いくつかの理由があります。では、エアウェイブが安い理由には、どのようなものがあるのでしょうか。ここでは、エアウェイブが安い理由について解説します。
・他車との差別化ができずあまり売れなかった
・プラットフォームの問題
・リコール部位への不安
・年式の古さ
それぞれ詳しくみていきましょう。
他車との差別化ができずあまり売れなかった
エアウェイブの価格が安い最大の理由は、新車販売当時に他車との差別化がうまくできなかったことにあります。
1.5L以下クラスのホンダの車といえば、大人気のコンパクトカー「フィット」があります。1クラス上のステーションワゴンには、7人乗りのストリームがありました。これらの人気車との差別化を図るため、ホンダは特徴的なCMでスカイルーフを最大限アピールしました。
しかしながら、これだけではライバルとの明確な差をアピールできず、販売台数が伸びなかったのです。
プラットフォームの問題
エアウェイブが安い理由の1つには、プラットフォームの問題も挙げられます。
エアウェイブのプラットフォームは、当時旧型となっていた初代フィットのプラットフォームを採用していました。
最新型フィットのプラットフォームを採用していれば、さまざまな部品を共用でき、コスト低減にもつなげられます。しかし、プラットフォームが旧型であるため、古い部品を継続して使用する必要がありました。
そのため、生産ラインでは新旧の部品が混在し、管理が難しいことが引き金になって、エアウェイブは短命で終わることになったと考えられます。
リコール部位への不安
エアウェイブは、過去にパーキングブレーキの不具合によるリコールを実施しました。
パーキングブレーキは、レバーを引いて機械的に車をロックさせるものです。駐車中にそのレバーが勝手に解除されてしまうという事象が発生し、リコールに至りました。
安全装置のリコールということで、ユーザーに与えるインパクトが強く、不安へとつながってしまったと考えられます。
2005年3〜4月に生産された一部のグレードが対象で、対策もしっかりと施されたため、現在は安心して乗ることができる状態です。
年式の古さ
車の価値というのは、年式や走行距離、装備などを総合的に勘案されて決められます。そのため、年式が古くなった車は価格が下がりやすいです。エアウェイブは2010年に販売終了しているため、少なくとも14年以上は経過しています。
さらに、年式が古いクルマには、税制上も不利な事項があります。自動車重量税は、初年度登録から13年を経過すると、税額が高くなります。エアウェイブは、すべてのモデルが該当してしまうため、敬遠される方も多いのではないでしょうか。
エアウェイブの口コミ
エアウェイブに関するSNSでの口コミがいくつか寄せられています。
エアウェイブに関する口コミには、価格が安いという内容のものが多くみられました。手の届く価格で車を探している方には魅力的な車種といえるでしょう。
中古の安いエアウェイブを安全に購入する方法
エアウェイブに限らず、中古車を購入する際には安全性が気になる方も多いのではないでしょうか。ここでは、中古の安いエアウェイブを安全に購入する方法について解説します。
・修復歴があるかどうかを確認する
・水没車かどうかを確認する
・エンジンを確認する
・腐食状態を確認する
・走行距離を確認する
・リコール対応済か確認する
修復歴があるかどうかを確認する
中古の安いエアウェイブを安全に購入するためには、修復歴があるかどうかを確認しましょう。
年式が古くなく、走行距離もそれほど長くないのに、価格が安すぎるというケースがあります。そのような場合は、過去に事故を起こしていて、大がかりな修理をしている可能性があります。事故でフレームを破損し修復されている場合、修理の跡が残っていることもあるため、確認してみると良いでしょう。
契約前に試乗して、エンジン音の異音やハンドルの操作性、ボディのきしみなどがないか確認することも重要です。
購入を検討する車がある場合には、できる限り試乗して車両状態を確認するようにしましょう。
水没車かどうか見極める
水没車かどうか見極めることも、中古の安いエアウェイブを安全に購入するためには重要です。
事故による修復と同様に気を付けたいのが、水害などによる水没歴がないかという点です。水没車かどうか見極めるためには、車の内装をしっかり確認することが必要です。
試乗して、エアコンを最大にして、出てくる空気の臭いにカビ臭さがないかを確認してみましょう。また、マットの下やシートのレールに、サビや水に濡れたあとがないかも確認すると良いでしょう。
エンジンルームやトランクルームを開けて、隅々に枯葉のかけらが挟まっていないか、泥汚れがないかを確認することもおすすめです。
エンジンを確認する
中古の安いエアウェイブを安全に購入するためには、エンジンの確認も忘れずに行いましょう。
中古車の場合、適切に点検・整備がされていたかどうかも重要です。長期間放置された状態の車だと、エンジンに不調を抱えている可能性もあります。
中古車販売業者が買取後に適切に点検・整備していることが大半ですが、念のためエンジンの状態も確認しておくことをおすすめします。
エンジンを始動させた際に、白い煙が出てくることがないか、アイドリングが安定しているか、変な振動がないかなど、細かな部分まで確認すると安心です。
腐食状態を確認する
腐食状態の確認も重要なポイントの1つです。
保管状態が良くない場合や、水没歴がある場合などは、内部で腐食が進んでいることがあります。特に、腐食を注意すべき場所が、重要保安部品であるサスペンションなどの足回りです。走行中に破損すると大変危険な部位であるため、必ず確認しましょう。
足回りの腐食を簡単に確認する方法があります。ジャッキアップして、タイヤとホイールを外して、覗くだけです。防錆塗装されている部分であるため、サビの有無は目視で簡単に見分けられます。
走行距離を確認する
走行距離の確認も、中古車を安全に購入するためには重要な要因の1つです。
年式が古い車両の走行距離が極端に短い場合は、過去の整備記録をチェックしましょう。トータルの走行距離に対して、点検記録簿の記録に不整合がないか、各点検の間の走行距離に違和感がないか、確認することが重要です。
万が一、点検記録確認の後現車の条件などに疑問を感じたら、業者に質問して、納得いく回答をもらってください。
リコール対応済か確認する
エアウェイブの一部の車種は、パーキングブレーキの構造上の不具合でリコールの対象になっています。リコール対象は、2005年3〜4月に生産されたFFのGJ1と4WDのGJ2です。
購入を検討する車両が、リコール対応済か業者に確認するとともに、自分でも点検記録簿で確認しましょう。
販売店で確認できない場合は、ホンダの正規ディーラーや、メーカーのお客様相談室に問い合わせると良いでしょう。
また車の購入を検討する際に、いま乗っている車の買取価格を把握しておく事が大事です。今の車の買取価格によって、購入する車が変わる可能性があるからです。
一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていくので、少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。
特にカーセブンは大手買取業者で40万円以上も買取相場より高く売れることもあります。たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。
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中古の安いエアウェイブをさらに安い価格で購入する方法
価格が安価なエアウェイブですが、さらに安く購入できる方法がいくつかあります。ここでは、エアウェイブをさらに安く購入する方法について解説します。
・時期を選んで購入する
・フルモデルチェンジを待って購入する
・試乗車・代車落ちを購入する
・レンタカー・社用車落ちを購入する
・奇数年落ちの車を購入する
それぞれ詳しく解説していきます。
時期を選んで購入する
一般的に、4月中旬から5月頃にかけては、中古車の価格が安くなる傾向にあります。
ディーラーや中古車販売業者は、決算前に在庫をできるだけ減らすため、通常時よりも販売価格を値下げすることが多いです。また、新年度のライフスタイルの変化に伴って、車の買い替えを考える方も多いため、中古車市場が活発になる時期でもあります。
こうした時期を選ぶことで、エアウェイブをさらに安く購入可能です。
フルモデルチェンジを待って購入する
ほとんどの車では、定期的なフルモデルチェンジが行われます。フルモデルチェンジの前後になると、旧モデルが中古車市場に一斉に流れることが多いため、良好な状態の中古車を安く購入できます。
エアウェイブの場合は、販売終了してから14年が経過していますので、モデルチェンジの可能性はありません。しかし、中古車市場でのライバル車の価格動向が、エアウェイブの価格にも影響する可能性は否定できません。
ライバル車のモデルチェンジがあると、買い替えによってライバル車が中古車市場に数多く出回ります。その結果、ライバル車の価格が下がり、その効果でエアウェイブの価格も下がることが期待できます。
試乗車・代車落ちを購入する
試乗者や代車に使われていた車は、定期的なメンテナンスを受けていることが多いため、良好な状態であることが期待できます。
エアウェイブは販売終了してから14年経過しているため、試乗車が残っていることは考えにくいです。しかし、代車として使っていた車両であれば、期待できるかもしれません。
ただし、試乗者や代車で使われていた車の中にも、適切なメンテナンスがなされず状態の悪い車両も存在するため注意が必要です。
レンタカー・社用車落ちを購入する
レンタカーや社用車として使われていた車両を購入するのも選択肢の1つです。
レンタカーや社用車として使用している車両は、定期的な点検・整備を欠かさずに実施していることが多いため、状態の良いものが多いです。
中古車の相場よりも安価に購入でき、故障のリスクが相対的に少ないため、おすすめです。
ただし、中には適切なメンテナンスが施されていないケースもあるため、購入前に状態をしっかり確認しましょう。
奇数年落ちの車を購入する
車検のタイミングで車の買い替えを検討する、という方も多いのではないでしょうか。
車検のタイミングは、新車登録3年後に初回、その後2年ごとにやってきます。そのため、奇数年落ちの同車種が一斉に中古車市場に流れてくる可能性が高いのです。
奇数年落ちの車が市場に増える時期を選んで購入することで、より安く中古車を購入可能です。
中古の安いエアウェイブを購入する際の注意点
中古車を購入する場合、新車とは異なる注意点がいくつかあります。ここでは、中古の安いエアウェイブを購入する際の注意点を解説します。
・諸費用が高すぎないか確認する
・異臭がしないか確認する
・過去の整備歴を確認する
それぞれ詳しく解説していきます。
諸費用が高すぎないか確認する
中古の安いエアウェイブを購入する際には、諸費用が高すぎないか確認する必要があります。
表示された車両価格が相場よりも安い場合、その価格に気を取られてしまうことも少なくありません。しかし、実際に購入段階に進むと諸費用を含めた総支払額が予想以上に高いケースも聞かれます。
中には、諸費用の中に高額な整備費用が盛り込まれていることもあります。安い中古車を購入する際には、車両価格だけでなく、諸費用の内訳も確認しなければなりません。
中古車購入の際には、車両価格以外にかかる諸費用の内訳の確認や、それ以外に支払いが発生するものがないかどうかしっかり確認しましょう。
異臭がしないか確認する
中古の安いエアウェイブを購入する際には、車内の異臭も確認しておきましょう。
車内の異臭というのは非常に不快です。先述した水没履歴の確認方法のように、エアコンを最大パワーで稼働させ、出てくる風の臭いを確認してください。エアコン内部にカビなどがあればこの方法で判明するでしょう。
また、前のオーナーが喫煙者であった場合や、ペットを頻繁に乗せていた場合なども、独特の臭いが残っていることがあります。車内の臭いが強く残っている場合、専門の業者などにクリーニングを依頼しなければならず、余計な出費が発生してしまいます。
過去の整備歴を確認する
過去の点検・整備の記録は、通常は車検証と一緒に保管されているものです。点検整備記録を確認して、定期的に適切な点検が行われているか、消耗品がいつ交換されたのか、確認しておきましょう。
適切に対応されていない場合、購入後に思いがけない出費が発生します。安く購入できたにもかかわらず、維持費が高額になり、結果的に損をしたということにならないように、確認を怠らないようにしましょう。
安いエアウェイブを購入したらその後の維持費にも注意する
中古車の場合、新車とは異なり、購入直後から修理費や点検費用などが発生する可能性があります。可能性が高いのは消耗部品の交換費用です。
エアウェイブは、生産終了してから14年が経過しているため、部品の入手も困難になってきています。
中古車の場合、購入した時点でメーカー保証期間を過ぎていることが想定されます。無償交換や無償修理を受けられないため、エンジンやトランスミッションの不具合が発生しても、自己負担になります。
年間の維持費は10万円を超えると想定し、その費用が毎年必要なことも見込んで購入計画を立てる必要があるでしょう。
エアウェイブに関するよくある質問
すべてのグレードで5人乗りです。2列シートの車両なので、前席が2名、後席が3名です。
後席は大人が3名乗ると狭いです。長距離のドライブを想定するのであれば4名と考えておいたほうが良いでしょう。
固定式ですので開閉できません。ガラス製のルーフだと考えてください。電動サンシェードがついていて、全開、半開、全閉の3段階で調整できます。
ガラス部を開閉はできませんが、非常に広い窓ですので、車内から星空を楽しむことができます。
まとめ
エアウェイブは販売終了から14年経過しており、中古車市場ではかなり安価に入手できる車です。しかしながら、古い車であるがゆえに、維持費のこともしっかりと考え、購入する必要があります。
この記事では、エアウェイブをより安く購入する方法や、購入時のチェックポイントなどについて詳しく解説しました。
エアウェイブの購入を検討している方は、この記事をぜひ参考にしてください。
また車の購入を検討する際に、いま乗っている車の買取価格を把握しておく事が大事です。今の車の買取価格によって、購入する車が変わる可能性があるからです。
一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていくので、少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。
特にカーセブンは大手買取業者で40万円以上も買取相場より高く売れることもあります。たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。
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