リーフの自動車税はいくら？自動車税の支払い方法や支払えない時の対処法も解説

日産リーフは2010年に、日産から販売された電気自動車です。現行モデルは、2017年に製造された2代目に当たります。

リーフの購入を検討している方のなかで、気になる項目の1つが自動車税でしょう。

そこで、この記事ではリーフの自動車税や、支払い方法について詳しく解説していきます。さらに、支払えないときの対処法まで解説するので、ぜひ参考にしてください。

またリーフの自動車税を把握する事も、とても大事な事ですが、手元に残るお金を考えると、いま乗っている車の買取価格を把握しておく事も大事です。
一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていくので、少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。　

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リーフにかかる自動車税とは？

自動車税とは、毎年4月1日時点で車の所有者に発生する税金です。課税額は自動車の排気量に応じて決まっています。

2019年10月1日に税の法律が変わり、新車を購入した時期によっても課税額が変わるようになりました。そのため、車を購入する場合、購入時期にも注意が必要です。

リーフにかかる自動車税の費用はいくら？

自動車税は、新車登録した時期によって課税額が変わってきます。購入時期と排気量における自動車税額を以下の表にまとめました。

排気量	2019年9月までに購入	2019年10月以降購入
軽自動車	10,800円	10,800円
1000cc以下	29,500円	25,000円
1000cc超～1500cc以下	34,500円	30,500円
1500cc超～2000cc以下	39,500円	36,000円
2000cc超～2500cc以下	45,000円	43,500円
2500cc超～3000cc以下	51,000円	50,000円
3000cc超～3500cc以下	58,000円	57,000円
3500cc超～4000cc以下	66,500円	65,500円
4000cc超～4500cc以下	76,500円	75,500円
4500cc超～6000cc以下	88,000円	87,000円
6000cc超	111,000円	110,000円

リーフは電気自動車なので、年間排気量は0です。そのため、2019年10月以降に新車登録した場合、自動車税は25,000円です。

リーフにかかる自動車税は減税される？

2019年10月1日より、新たに環境性能割が導入されました。環境に配慮された車は、自動車税を75％に減額してくれます。以下のような車が対象です。

リーフは電気自動車であるため、環境性能割に該当する車種です。そのため、自動車税が減税されます。

リーフは13年経っても自動車税は重課されない

通常、自動車に長く乗るほど、自動車税が高くなる傾向にあります。これは、古い車ほど環境性能が良くないとされているからです。

そのため、以下のような車は13年経っても自動車税が重課されません。

リーフは電気自動車なので、13年経っても増税の心配が無いです。そのため、長期的に乗り続ける予定の方に、リーフは最適な車と言えるでしょう。

リーフの自動車税の支払い方法

リーフの自動車税を支払う方法は以下の6つがあります。

それぞれ詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

納税通知書を使って現金で支払う

納税通知書を使って、現金で支払うのが一般的な方法です。以下の場所で支払いができます。

よく勘違いされますが、上記の場所で納付書を使って支払う場合、クレジットカードでの支払いができません。そのため、日ごろ現金を持ち歩いていない方は注意が必要です。

口座振替で支払う

車の自動車税は、銀行の口座振替で支払うことが可能です。ただし、口座振替を利用するには、事前に口座を登録する必要があります。

振替の手続きをする場合、口座の預金通帳と届出印のほかに車検証等、自動車の登録番号が必要です。あらかじめ用意しておくと、手続きをスムーズに行うことができます。口座振替を検討している方は、事前に用意しておくと良いでしょう。

クレジットカードで支払う

各自治体の専用サイトより、クレジットカードで自動車税を支払うことができます。その際、納税通知書に記載してある16桁の納付番号と6桁の確認番号が必要です。

ただし、クレジットカードによる支払いには、車1台につき330円の手数料がかかります。また、システムに反映するのに3週間ほどかかることがあるので、支払い期限が近いものには注意が必要です。

さらに、クレジットカードで支払いの場合、車検用の納税証明書は郵送されません。あらかじめ注意しておきましょう。

ペイジーで支払う

一部の自治体では、自動車税をペイジーで支払うことができます。ペイジーとは税金や電話料金を支払えるサービスです。

ただし、ペイジーはすべての自治体で対応できるわけではありません。あらかじめ、住んでいるところが、ペイジーに対応しているか調べてみてください。

PayPayや楽天Payなどのスマホ決済で支払う

PayPayや楽天Payなどのスマホ決済でも、自動車税を支払うことができます。納税通知書のコードをスマートフォンの決済アプリで読み込めば、自宅で支払いが可能です。

ただし、スマホ決済の場合領収書が発行されません。領収書が必要な時は、納税通知書を使って現金で支払いましょう。また、支払いの反映までに数日かかることもあるので、期限が近いものには注意が必要です。

電子マネーで支払う

自動車税をWAONカードやnanakoカードなどの電子マネーを利用して支払う方法もあります。納付書を利用して支払う際は、電子マネーでも支払い可能です。

納税証明書が、支払い履歴として手元に残せるので安心できます。ただし、対応していない場合があるので事前に確認が必要です。

リーフの自動車税の納付期限は？

リーフの自動車税の納付期限について解説します。また、支払いを忘れたらどうなるかについても紹介するので、不要なトラブルを避けるためにも参考にしてみてください。

毎年5月31日まで

リーフに限らず自動車税の納付書は、5月の上旬に郵送されてきます。原則として支払い期限は、毎年5月31日までです。

ただし、31日が土日や祝日に重なった場合、翌週の月曜日や次の平日に延期されます。また、一部の地域では6月31日が納付期限というところもあるようです。あらかじめ納付書を確認してみましょう。

自動車税を支払い忘れたらどうなる？

自動車税の支払いを忘れると、キャッシュレスやコンビニ支払いができないなど、支払い方法が制限されます。また、支払いが遅れたことによる、遅延金などの支払いが発生することが多いです。

さらに、支払いや問い合わせに応じなかった場合、財産の差し押さえをされる可能性も出てきます。必ず期限内に支払いを済ませ、万が一遅れそうな場合は相談をしましょう。

リーフの自動車税を滞納するとどうなる？

リーフの自動車税を滞納してしまうと、以下のことが発生します。

それぞれ詳しく解説するので、参考にしてみてください。

延滞金が発生する

自動車税を滞納した場合、自宅に督促状が送られてきます。これを無視し続けると、延滞金が足された納付書が届きます。なぜなら、延滞金が1,000円以上になったからです。通常1,000円以下は切り捨てられます。

自動車税の金額によっては夏まで遅延金が発生しない場合もありますが、早めに納税することをおすすめします。

車検が受けられなくなる

自動車税を滞納し続けると、車検が受けられなくなります。なぜなら、自動車税を支払っていないために納税証明ができないからです。

もし、車検切れの車で公道を走行してしまうと、法律違反になってしまいます。30万円以下の罰金か、6ヶ月以下の懲役が課せられることがあるので注意が必要です。

また、交通違反点数が6点加算されるため、一発で免許停止になる可能性があります。自動車税を滞納数することは、デメリットでしかないので早めに納付をしましょう。

財産が差し押さえられることもある

自動車税を滞納し続けると、財産が差し押さえられることがあります。差し押さえられるケースとしては、最終通告の手紙が送られてきた後も無視し続けた場合が多いです。そのため、通告書が届いたら自動車税は滞納せず期限内に納めるようにしましょう。

またリーフの自動車税を把握する事も、とても大事な事ですが、手元に残るお金を考えると、いま乗っている車の買取価格を把握しておく事も大事です。
一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていくので、少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。　

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自動車税納付書とは？

自動車税納付書とは、自動車税を納めたことを証明する書類です。納税通知書で現金払いしたときに、領収日付印が押されて返された物になります。

支払い方法によっては、手元にない場合があるので注意が必要です。自動車税納付書は以下のタイミングで必要です。

もし、納税書を無くしてしまった場合は、自動車税事務所や自治体の窓口に相談してみてください。ただし、スマホなどのキャッシュレスで支払いをした場合、自動車税納付書の提出がいらないことが多いです。

リーフの自動車税納付書はいつ届く？

リーフの自動車税納通知書は、4月1日時点の所有者へ5月上旬に届きます。一部地域では、6月に届くこともあるそうです。

自動車税納通知書に、自動車税納付書が添付されています。支払い期日は、届いた月の31日が多いです。期日が土日や祝日の場合次の月に支払いが延長しますが、届いたら余裕をもって支払いを済ませておきましょう。

もし、中旬になっても通知書が届かない場合は、各都道府県の税務事務所窓口に問い合わせてみてください。

リーフの自動車税納付書はどこに届く？

一般的に、自動車税納付書は以下の場所に届きます。

それぞれ詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみて下さい。

車検証に記載されている住所

自動車税納付書が届くのは、車検証に記載されている住所が一般的です。ただし、ローンの支払い中などで使用者と所有者が異なる場合、使用者の住所に届きます。

引っ越しで住所が変更した場合、住所の変更手続きが必要です。普通自動車は運輸局、軽自動車は軽自動車検査協会で住所変更を行いましょう。

都道府県庁に届け出れば一時的に変更可能

引っ越しをしたばっかりで運輸局などでの住所変更が間に合わないときは、都道府県庁に届け出れば一時的に変更可能です。

ただし、一時的な処置であるため、必ず運輸局や軽自動車検査協会で住所変更をしなければいけません。単身赴任や出張などで一時的に、住所が変更している場合は利用してみてください。

リーフの自動車税納付書が届かない・なくなった場合は？

リーフの自動車税納付書が届かなかったり、無くしてしまったりした場合の対処法を解説します。自動車税納付書が見当たらない方は、ぜひ参考にしてみてみてください。

自動車税納付書が届かない場合は？

自動車税納付書が届かない場合、車検証に記載されている住所が変更されていないことが多いです。車検証の住所は、住民票を移しただけでは変更できません。

都道府県の税事務所に連絡して、新しい住所を伝えるようにしましょう。ただし、軽自動車の場合は、市町村の税務課に連絡します。一時的な変更手続きのため、必ず連絡の後運輸局や軽自動車検査協会で住所変更を行ってください。

自動車税納付書がなくなった場合は？

自動車税納付書がなくなった場合は、都道府県の税事務所で再発行が可能です。軽自動車税の場合は、市区町村の税務課での再発行になります。

自動車税納付書の再発行には、以下のものが必要です。

あらかじめ用意しておけば、手続きがスムーズに進みます。そのため、事前に用意しておくようにしましょう。また、税事務所や税務課の窓口でも納付もできるので検討してみてください。

リーフの自動車税に関する注意点

ここからは、リーフの自動車税に関する注意点を5点解説します。

それぞれ詳しく解説するので、あらかじめ知っておいてください。

リーフを手放す際は手続きをするようにする

リーフを手放す際は、車の名義変更や抹消登録などの手続きを必ずしましょう。万が一手続きを怠ると、手放したにも関わらず自動車税納付書が届きます。

もう手放したから関係ないと放置しておくと、遅延金が発生してしまうので注意が必要です。もし、売却などしたにもかかわらず、自動車税納付書が届いたら売却先の業者に連絡してみてください。

ただし、手放す時期によっては、自動車税を何割か負担する可能性があります。あらかじめ、売却の際に業者と相談すると良いでしょう。

購入時期によってはリーフの自動車税を安く抑えることができる

購入時期によっては、リーフの自動車税を安く抑えることができます。自動車税は月割りで計算されるため、発生するのは購入した月の翌月からです。

そのため、月末より月初に購入することで、1か月分の自動車税がうきます。また、2019年10月の税制改正により、自動車税の金額も調整されました。2019年10月以降に登録されたリーフを購入することで、自動車税を安く抑えることができるでしょう。

障害がある方は自動車税が安くなる

障害がある方は、自動車税が安くなる可能性があります。特に以下の手帳を持っている方は、条件を満たしていることが多いです

自動車税の減免額は、25,000円〜75,000円が上限です。手続きを行えば、翌月から適用されます。そのため、できるだけ早く申請の手続きをしてみてください。

リーフを購入するときに環境性能割が上乗せされる

2019年10月の税制改正により、環境性能割と呼ばれる燃費によって課税される税金があります。リーフは電気自動車であるため、環境性能割が非課税になります。

そのため、購入時に環境性能割が上乗せされることはありません。

自動車税は毎月かかる

自動車税は年に1回支払う税金ですが、月割で計算されるため毎月かかります。リーフの自動車税は25,000円なので、毎月2,000円程度です。

少しでも自動車税を抑えたいならば、購入するタイミングを調整することをおすすめします。特に、月末に購入予定ならば翌月の月初に変更することで、1か月分の自動車税を抑えることが可能です。

リーフの自動車税は廃車にすれば還付してもらえる

自動車税は、廃車にすれば還付してもらえる可能性があります。ただし、以下の還付条件を満たす必要があります。

還付金を受け取るには、廃車手続きの抹消登録を運輸局で行う必要です。車を廃車する場合には、必ず廃車の手続きをするようにしましょう。

また、住民税や固定資産税などの地方税は、必ずすべて納めている必要があります。なぜなら、万が一払っていない場合、地方税の未納分に充当されてしまうからです。

リーフの自動車税に関するよくある質問

Q

リーフは13年経っても自動車税は上がらない？

A

自動車税は、車に長く乗るほど高くなる傾向にあります。これは、古い車ほど環境性能が良くないとされているからです。 電気自動車やハイブリッド車のように環境性能が良い車は、自動車税が重課されません。そのため、電気自動車であるリーフは、13年経っても自動車税が上がる心配がないので安心です。 購入費用は通常の車より高い傾向ですが、ランニングコストを抑えることができるのでおすすめです。

Q

リーフの自動税が6,500円となるのはどのようなとき？

A

リーフは、グリーン化特例の適用を受けた2年目の自動車税が6,500円になります。グリーン化特例とは、電気自動車やハイブリッド車など、環境性能の良い車を購入または所持している方のための減税措置です。 2026年3月31日まで延長しているため、リーフの購入を検討している方は参考にしてみてください。

Q

リーフの自動車税を支払ったかネットで確認することはできますか？

A

自動車税を支払ったどうかは、ネットで確認することは可能です。しかし、支払い方法によっては、すぐに反映されない場合があります。 例えば、ペイジーやスマホ決済などを利用した場合、反映まで4日程度かかるので注意が必要です。また、金融機関を利用した場合、10日程度かかることもあります。 そのため、納税通知書が手元に届いた時点で、できるだけ早く支払うようにしてみてください。

まとめ

この記事では、リーフの自動車税について解説してきました。

自動車税を支払う方法はさまざまで、それぞれメリットやデメリットがあります。また、支払いが遅れてしまうと延滞金が発生したり、最悪の場合財産を差し押さえられたりするので注意が必要です。

毎年1年に1回と忘れがちになってしまうかもしれませんが、手元に通知書が届いた時点でできるだけ早く支払うようにしてみてください。この記事を参考に、リーフの購入を検討してみてください。

またリーフの自動車税を把握する事も、とても大事な事ですが、手元に残るお金を考えると、いま乗っている車の買取価格を把握しておく事も大事です。
一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていくので、少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。　

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