車検とは自動車が公道で安全に走れるように行う検査で、軽自動車(3ナンバー)・普通車(5ナンバー)に関しては、初回は3年後・2回目以降は2年ごとに行われます。車検費用は5~20万円程度と高価なため、できるだけ安く車検を行いたい方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、車種による車検の費用の種類・相場を紹介した上で、安く車検を受けられる業者やコツを詳しく解説します。車検業者の選び方のポイントも説明するので、業者選びで後悔したくない方はぜひチェックしてみましょう。
また車をお持ちの方は、今乗っている車の買取価格を把握しませんか。年式や走行距離、さらにはその時々の中古車市場の動向を受けて日々刻々と変化します。また一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。特にカーセブンは大手買取業者で40万円以上も買取相場より高く売れることもあります。たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。
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この記事でわかること
- ・車検にかかる料金の種類や相場
- ・安く車検を受けられる業者の種類
- ・格安車検業者の選び方のポイント・コツ
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目次
車検を安く受けることはできる?

車検の法定費用は法律によって決められていますが、車検基本料は業者によって異なるので、車検を安く受けることが可能です。
ここでは、車検時にかかる料金の体系・内訳について、詳しく解説していきます。
車検費用の内訳は大きく分けて2つ
車検を行うと部品代・工賃がかかる場合もありますが、基本的な車検の料金は、法定費用と車検基本料の2種類に大きく分けられます。
法定費用は以下の3種類の料金が存在し、自賠責保険料・印紙代は車種によってほとんど変わらないため、車両重量によって費用が変わります。
・自動車重量税(車両重量に対してかかる税金)
・自賠責保険料(自動車の自賠責保険の費用)
・印紙代(車検証明書の作成費用)
車検基本料金は点検技術料・整備技術料・代行手数料の3つに分けられ、それぞれ以下の意味を持ちます。
・点検技術料(車両の状態を確認するのにかかる費用)
・整備技術料(自動車の整備を行ったときにかかる工賃)
・代行手数料(車検の代行を行うときにかかる手数料)
車検基本料は業者によって金額が異なる
車検基本料の大部分を人件費が占めているため、業者によって料金が変わります。
点検・修理の質を重視するカーディーラーや整備工場では、車検基本料や部品代が高く付きやすいため、車検代が高くなる傾向にあります。一方で、車検の整備に関するマニュアルを持つ車検専門店であれば、技術料を抑えられるので車検基本料が安くなる場合が多いです。
スピーディーに点検してくれるところほど人件費が抑えられるため、車検基本料を抑えたい方はスピード重視の業者を選びましょう。
車検費用が安いのはどこ?店舗ごとの特徴の違いを解説

以下の場所で車検を受けられますが、店舗によって車検費用が異なります。
・ディーラー
・整備工場
・車検専門店
・中古車販売店
・ガソリンスタンド
ここでは、店舗ごとに受けられる車検の特徴・費用を解説するので、車検費用を抑えたい方はぜひ参考にしてみてください。
ディーラー
ディーラーとは、自動車メーカーが運営する正規の販売・整備店舗を指します。
純正部品のパーツ交換代や人件費がかさむため、車検費用は他の業者に比べると高いです。
しかし、自動車の点検をしっかり行ってくれるので、車の故障・不具合が気になる方に向いています。顧客サポートも手厚く、待合室なども完備されていたり、洗車・飲み物の提供してもらえたりするのも魅力です。
車検を行う場所としては最も一般的ですが、費用を安く抑えたい方には不向きなので、他の業者を選びましょう。
整備工場
整備工場は自動車整備士が運営する専門店で、地方運輸局長から認可された「認定工場」と車検も行える「指定工場」の2種類に分けられます。
経験豊富な自動車整備士が在籍しているのでサポートの品質は高いものの、車検も行える「指定工場」は少なく、点検整備しか行えない場合が多いです。認定工場で点検を行った後は、みずから運輸支局まで車を運んで車検を受けなければなりません。
しかし、指定工場よりコストが安く、手間はかかるものの車検費用を抑えられるため、車検を安く済ませたい方におすすめです。
車検専門店

車検専門店とは、名前どおりに車検・整備のみに特化した店舗で、車検を通すノウハウを豊富に持っているのが特徴です。部品交換などのサービスは手薄なものの、車検に関する自動車整備を行える整備士が揃っているため、整備工場と同様に高品質な点検を受けられます。
スピーディーに整備を行ってもらえるだけでなく、カーディーラーよりも車検費用を安く抑えられるのも魅力です。
部品の消耗・故障が発生しやすい、中古車の車検には対応しづらいので、次に紹介する中古車販売店で車検を行いましょう。
中古車販売店
中古車販売店では、カーディーラーと同様に販売店で車検の申し込みを行うので、新車販売店と同様の手厚い顧客サポートを受けられます。
ただし、部品交換に代用品や中古品を活用するため、修理の必要な箇所があっても車検代を抑えられるのがメリットです。
また、車が豊富で、無料で中古の代車を貸し出してもらえるので、車通勤の方でも気軽に車検を受けられます。
年式の古い車を持っている方は、中古車の車検の知識・部品を豊富に備えた、カーセブンなどの中古車販売店を活用しましょう。
ガソリンスタンド
車検の看板が掲げられた一部のガソリンスタンドでは、他の場所と同様に車検の受付・整備を行えます。しかし、近くに自社の整備工場を持っていない関係で、提携している整備工場や運輸支局に移動させなければならない場合が多いです。
車検を完了させるまでに時間がかかり、人件費がかさむので車検費用が高くなります。
さらに、専門の整備士が点検を行ってくれるとは限らないので、サポートの質にもムラが出ます。
代車も有料で使い勝手が良くないため、他の場所で車検を受けた方が良いかもしれません。
車検はどこで受けるのがおすすめ?

ユーザー車検を行うのが一番安く済みますが、自動車の知識がないと点検を行うのが難しいため、安くて確実に車検を行える中古車販売店が特におすすめです。
ここでは、おすすめの車検の行い方を詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
・ユーザー車検
・中古車販売店
・ディーラー
安さ重視ならユーザー車検
費用を最優先するなら、自分自身で車を点検したうえで検査場に出向く、ユーザー車検が最も安価です。
車検を他の業者に代行してもらう場合と異なり、人件費をかけずに車検を行えるため、法定費用と燃料代だけで済みます。
ただし、整備士に点検を行えないので整備不良が生じやすいうえに、ハンドル・ペダルの操作ミスによって車検が不合格になる可能性が高いのがデメリットです。
再試験を受けられる回数が限られているため、自動車に関する知識が無い方は車検を代行してもらいましょう。
安さとクオリティを求めるなら中古車販売店
中古の代替部品を活用する中古車販売店であれば、カーディーラーよりも修理代を含めた車検費用が安く抑えられます。
事故車の修復も手掛けていて技術力もあるので、整備のクオリティが高いのもメリットです。無料代車サービスを実施しているところであれば、1日5,000円から10,000円ほどかかるレンタカー代も抑えられます。
ユーザー車検を受けるのは面倒なものの、車検費用を抑えたい方は中古車販売店を活用しましょう。
とにかく品質を求めるならディーラー
車検を安く受けたい人には不向きですが、どうしても代替部品に交換されるのが嫌だという方はディーラーがおすすめです。
必ず純正パーツを交換してもらえるだけでなく、車検項目が多いので整備のクオリティが段違いに高いです。
接客対応も丁寧に行われるため、愛車の車検を受けている間も楽しい時間を過ごせます。中古車販売店では適用されないメーカーの保証を受けられるため、購入後数年間は部品の交換を無料で行えるのも魅力です。
車検が安い車はある?車種ごとの車検費用相場

車検の法定費用については、自動車重量税・自賠責保険料・印紙代の3種類がありますが、車種によって重量税が大きく変わります。
軽い車ほど自動車重量税が安くなるため、軽自動車・コンパクトカーは車検費用の相場が安くなりやすいです。(燃費基準に優れたエコカーも数年間は自動車重量税が減税されます。)
ここでは、車種ごとの車検費用相場を詳しく解説します。
軽自動車の車検費用相場
軽自動車の人気車種である、「N-BOX」や「ハスラー」の法定費用は以下のとおりです。
項目 | N-BOX (910kg~1,030kg) | ハスラー (810kg~890kg) |
自動車重量税 (2年分) | 6,600円 | 6,600円 |
自賠責保険料 (25ヶ月) | 18,040円 | 18,040円 |
印紙代 | 2,200円 | 2,200円 |
合計 | 26,840円 | 26,840円 |
軽自動車は、車重に関係なく自動車重量税を年間3,300円に抑えられるため、車検時の法定費用が27,000円程度に抑えられます。
小型自動車の車検費用相場
小型自動車(コンパクトカー)の中で高い人気を誇る車種として、アクア・フィット・ノートの3種類が挙げられます。
項目 | アクア (1,080kg~1,230kg) | フィット (1,080kg~1,280kg) | ノート (1,230kg~1,350kg) |
自動車重量税 (2年分) | 24,600円 (※減税有) | 24,600円 (※HV車は減税有) | 24,600円 (※HV車は減税有) |
自賠責保険料 (25ヶ月) | 18,160円 | 18,160円 | 18,160円 |
印紙代 | 2,300円 | 2,300円 | 2,300円 |
合計 | 45,060円 | 45,060円 | 45,060円 |
いずれも車重が1kg超1.5kg以下の範囲に入り、自動車重量税は24,600円となるので、法定費用は45,000円程度に落ち着きます。
中型自動車の車検費用相場
中型自動車(セダン)の中で高い人気を誇る、カローラ・プリウスやヴェゼルの車検費用は以下の表のとおりです。
項目 | カローラ (1,230kg~1,430kg) | プリウス (1,360kg~1,480kg) | ヴェゼル (1,250kg~1,450kg) |
自動車重量税 (2年分) | 24,600円 (※HV車は減税有) | 24,600円 (※減税有) | 24,600円 (※HV車は減税有) |
自賠責保険料 (25ヶ月) | 18,160円 | 18,160円 | 18,160円 |
印紙代 | 2,300円 | 2,300円 | 2,300円 |
合計 | 45,060円 | 45,060円 | 45,060円 |
コンパクトカーと同様に、車重が1kg超1.5kg以下の範囲に収まるので、法定費用は45,060円と小型自動車と変わりません。
大型自動車の車検費用相場
7人乗りの大型自動車(ミニバン)の中で人気がある、ノア・ステップワゴン・セレナの車検費用の相場をまとめてみました。
項目 | ノア (1,600kg~1,710kg) | ステップワゴン (1,710kg~1,840kg) | セレナ (1,670kg~1,850kg) |
自動車重量税 (5ナンバー・2年分) | 32,800円 (※HV車は減税有) | 32,800円 (※HV車は減税有) | 32,800円 (※HV車は減税有) |
自賠責保険料 (25ヶ月) | 18,160円 | 18,160円 | 18,160円 |
印紙代 | 2,300円 | 2,300円 | 2,300円 |
合計 | 53,260円 | 53,260円 | 53,260円 |
中型以下の普通乗用車に比べて、8,200円も重量税が上がり、車検時に53,260円の法定費用が必要になることがわかります。
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車検費用を安く抑えるコツ

車検費用は車検基本料金と修理代によって変動するので、人件費や部品代の安い業者を選べば費用を安く抑えられます。
ここでは、車検費用を安く抑える4つのコツについて詳しく解説していきます。
車検基本料金が安い業者に依頼する
車検基本料金は車に不具合がなくても発生するため、基本料金が安価な業者に依頼すると、確実に車検費用を抑えられます。
車両の点検を細かく行うディーラーではなく、車検業務に特化した車検専門店であれば、車検基本料を安く抑えられる場合が多いです。予算に合わせて整備内容の交渉を行うと、車検基本料金をさらに抑えられる場合もあります。
ただし、料金が安すぎる業者は作業の質が低いところもあるので、Googleマップで店の評判も確認しておきましょう。
比較して見積もりを取る
業者によって車検基本料金・追加整備費用が大きく変わるため、複数業者から見積もりを取り比較することが重要です。
車検基本料金はホームページで比較を行えるものの、追加整備費用に関しては車の状態によって変動するため、簡単に比較できません。
そのため、業者に連絡して見積もりを行う必要がありますが、電話やメールだけだと車の状態を把握できないので料金の算出が不正確になりがちです。自動車の状態を確認できるように、愛車に乗ったうえで車検を行える店舗に直接出向きましょう。
見積もりは無料で行えますが、事前予約を行う必要があるので、店に行く前に見積もりを取る日程を予約しておきましょう。
ユーザー車検を利用する
車検を代行できる業者を比較してみても、料金の見積もりに満足できなかった場合は、ユーザー車検を行う方法も挙げられます。
基本料金が不要で法定料金だけで車検を行えるため、5万円前後(軽自動車ならば半額の25,000円程度)しかかかりません。
しかし、プロに依頼できなくなるので整備や試験の手間がかかり、車の知識が無い方には行いづらいのがデメリットです。
自動車の不備が原因で試験に不合格すると、再検査代や部品手配の追加費用がかかります。資金的な余裕がある方は車検費用をケチらずに、車検の整備・試験を的確に行えるプロの業者に依頼しましょう。
日頃から整備や点検をしておく
自動車のメンテナンスは手間がかかるため、オイル・タイヤ交換のみで済ませようとしてしまいがちです。
しかし、2年間継続して自動車を使う内に、さまざまなパーツが摩耗して不具合を起こしていきます。不具合が悪化すると修理代がかさむだけでなく、車を上手く操作できず事故を起こし、廃車せざるを得なくなる状態に至ることもあるかもしれません。
ブレーキパッドやスパークプラグ等の消耗しやすい部品も取り替えたうえで、異音などの不具合が起きたらすぐに整備所に行きましょう。
取り返しのつかない大きな故障や事故を未然に防げるため、車検時の追加整備費用を安く抑えられます。
車検費用が安い業者を探す際の注意点

車検費用の安さだけで業者を選んでしまうと、整備・部品交換のクオリティが低い悪質な業者に依頼してしまいがちです。中古車販売店などの車検費用が安い業者を探すときの注意点を紹介するので、車検後に後悔したくない方は確認しましょう。
車検は安全性が重要
公道で自動車が安全に走れることを目的として車検が行われるので、検査をしっかり行わないと重大な事故を起こしかねません。
車種によって車検費用が変わってきますが、一般的には7万円~15万円程度と高価です。そのため、費用が安い業者に頼みたくなりますが、整備がおろそかにされる危険性があります。
車の知識がなくメンテナンスをしっかり行えない方は、安全性の高い業者を選んだ方が良いです。
価格の安さだけでなくクオリティも担保された、車検専門店や中古車販売店に依頼しましょう。
料金の上限を決めて探す
何も考えずに価格の安さだけで選んでしまうと、整備がしっかり行われない怪しい業者を弾いてしまいがちです。
そのため、自分の予算内で最適な業者を探すためには、料金の上限内で車検を行える業者の中で、Googleマップの評判が一番良いところを選ぶ必要があります。
カーディーラーだと軽自動車を除き10万円以上かかるため、車検の上限金額が7~10万円以内の場合は、車検専門店か中古車取扱店に絞られます。
業者の種類を2つに絞ってもさまざまなショップがあり、整備の質が店によって異なるうえに、車両の状態を確認しないと料金を正確に見積もれません。
Googleマップで星3つ以上のショップを選んだうえで、予算の見積もりを複数の店舗で行いましょう。
信頼のできる業者に依頼する
自動車に何らかの不具合がある場合は、安全性の低い低品質なパーツに替えられる危険性があるので、信頼できる業者に依頼する必要があります。
カーディーラーであれば、確実に高品質な純正パーツを付けてもらえますが、修理代が高くなりがちです。整備工場・中古車取扱店は代替パーツを活用しているため、信頼性はカーディーラーに比べると劣るものの、車検費用を安く抑えられます。
カーディーラー以外の業者の中には、評判が良くない所も存在するので、車検で部品の修理・交換も行う場合は評価の高いお店を選びましょう。
安いだけで車検業者を決めるのは危険?格安車検のメリット・デメリット

格安の車検専門業者では整備・パーツの質が低い場合があるので、価格の安さにつられて車検業者を決めてしまうと後悔する可能性があります。
ここでは、格安で車検を行える業者のメリット・デメリットについて解説するので、疑問点・不安点のある方はチェックしてみましょう。
格安車検のメリット
格安車検業者を活用するメリットとして、以下の2つが挙げられます。
・車検代を節約できる
・車検にかかる時間が短い
ここでは、車検費用の安い業者を活用するメリットを詳しく紹介します。
車検代を節約できる
丁寧な点検を行ってくれるカーディーラーや整備工場は、車検を行うのに長い時間をかけて検査するので、人件費や工賃がかさみやすくなります。
軽自動車で7万円程度・普通乗用車で10万円程度の費用がかかるため、車検を行うのをためらってしまいがちです。
しかし、格安の車検業者であれば、1~2万円程度しか車検基本料がかからないところも存在します。軽自動車で4~5万円・普通乗用車で6~8万円程度で車検を受けられることから、カーディーラーに比べて3万円ほど車検代を節約できます。
整備のクオリティよりも車検代の安さを重視する方は、格安の車検専門業者がおすすめです。
車検にかかる時間が短い

カーディーラーでは、点検漏れによる事故が起きると車両販売店に責任が発生するため、車全体をくまなく調べ上げます。
車検を行うのに2~3日かかる関係で、車通勤を行っている方は代車を借りなければいけません。
一方で、格安の車検専門店は車検を通すのに必要な項目だけ調べるので、カーディーラーに比べて車検にかかる時間が短いのがメリットです。即日で終わる車検専門店もあり、早ければ車検を受けてから数時間で車の引き取りが可能です。
そのため、車通勤を行っていて代車のレンタル代が気になる方にも、格安の車検専門店が適しています。
格安車検のデメリット
格安車検業者を活用すると、以下の2つのデメリットが生じます。
・車検に関わる部分以外の修理や部品交換をしてもらえないことがある
・車本来の寿命が短くなることがある
ここでは、車検費用の安い業者を活用するデメリットを紹介するので、利用するか迷っている方は車検を行う前に確認しましょう。
車検に関わる部分以外の修理や部品交換をしてもらえないことがある
車検に関わる部品は以下の5つが挙げられ、該当するパーツに不具合がある場合は、格安の車検業者でも修理・交換を行ってもらえます。
・ヘッドライト・ウインカーなどの灯火類
・エンジンオイル関連の部品
・ラジエーター関連の部品
・ブレーキパッド
・タイヤ
しかし、灯火を除くアクセサリーパーツの不具合や、高額な修理費用がかかる駆動系の部品に関しては交換してもらえない場合が多いです。
不具合が起きたパーツを確実に交換してもらいたい場合は、カーディーラーや中古車専門店で車検を行いましょう。
車本来の寿命が短くなることがある
タイヤ・ブレーキ・灯火類さえ確認できれば、車のすべての部品を整備しなくても車検を通せます。そのため、コストカットを徹底した車検業者の中には、車検とは関係がないエンジンオイルの点検を行わないところも存在します。
エンジンオイルを交換しないと、オイル内部の不純物により駆動系のパーツにダメージを与え、車の寿命を縮めてしまう可能性が高いです。また、寿命に近いタイヤやブレーキパッドを放置した状態で車検に通してしまうと、近い将来スリップ事故を起こして廃車になる危険性が高まります。
車を長期間使い続けたい方は、エンジンオイル・タイヤ・ブレーキパッドの交換も行える業者で整備してもらいましょう。
信頼できる業者はどのように探す?安さ以外での車検業者の選び方

信頼性が高く価格も安い業者を探すためには、選び方をしっかり理解しておく必要があります。
安さ以外での車検業者の選び方を3つ紹介するので、車検を行うときに後悔したくない方はチェックしてみましょう。
点検や整備面で安心できるかどうか
車検は安全運転に直結する重要な作業なので、不適切な整備を行ってしまうと、大きな事故を引き起こしてしまいかねません。格安の車検専門業者では、タイヤ・ブレーキパッド・灯火類の整備に加えて、エンジンオイル・ラジエーターの液漏れの確認しか行わない場合が多いです。
一方で、整備業者やカーディーラーは料金が高額なものの、車全体の部品を細かくチェックしてもらえます。
自動車の点検・整備を安心して行いたい方は、予算だけでなく整備の丁寧さを考慮して業者を選びましょう。
スピーディーに対応してくれるかどうか
仕事で車を使う関係で、不慣れな代車に長く乗りたくない方は、整備のスピーディーさも選び方の1つとして重要です。カーディーラーやガソリンスタンドは車検時間が長くなる傾向にあり、3日以上かかってしまうケースもあります。
一方、車検専門業者は整備を簡略化しているため、イエローハットのように60分で車検を完了させられるところも存在します。
代車料金がかからなければ十分な方は中古車専門店で問題ありませんが、速度も重視する方は車検専門業者を選んだほうが良いです。
サービスが充実しているかどうか
車検を完了させるためには、整備・パーツの交換・点検を行う必要があるので、サービスの充実度も重要なポイントです。パーツが豊富に用意された中古車専門店・カーディーラーであれば、車に不具合があったときにも対応してもらえます。
また、代車の手配を行ってもらえる業者なら、点検・修理中で愛車を使えないときでも車で通勤できます。車検時に整備だけでなく修理も行いたい方は、スピーディーさだけでなくサービスの幅も考慮して業者を選びましょう。
まとめ
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この記事では、各車種の車検費用の相場を解説したうえで、車検を安く済ませられる業者・コツについて詳しく解説しました。法定費用に関しては車種・車両重量で決まるものの、車検費用については整備の質を落とせば節約できます。
車検費用の節約には限界があるものの、格安の車検専門業者や中古車専門店を活用すれば、数万円もの費用を節約できます。車検の料金やサービスで後悔したくない方は、記事の内容をしっかり理解したうえで、複数の業者に見積もりを行ってもらいましょう。
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