更新日2025.02.06

12ヶ月点検とは?車検や24ヶ月点検との違いや必要なもの・費用相場を解説

車のメンテナンスを行ううえで「12ヶ月点検は必ず必要」という言葉を一度は聞いたことがある方が多いでしょう。実際に12ヶ月点検は、車を長期的に故障なく所有するうえで重要な点検になります。

それでは、実際に12ヶ月点検とは何なのでしょうか。また、12ヶ月点検の費用相場はどのくらいなのか。そこでこの記事では、12ヶ月点検の特徴や24ヶ月点検との違い、料金相場について詳しく解説します。12ヶ月点検がよくわからない方は、ぜひ参考にしてみてください。

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この記事でわかること

  • ・12ヶ月点検の特徴
  • ・12ヶ月点検と24ヶ月点検の違い
  • ・12ヶ月点検の費用相場
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目次

12ヶ月点検とは?

12ヶ月点検とは、一言で解説すると「車を安全に走行するうえで1年ごとに行う法定点検」です。新車購入後、1年目と2年目に12ヶ月点検を受けます。その後、3年目の車検実施に合わせて24ヶ月点検を受けます。

12ヶ月点検を実施していない場合、メーカー保証が適用できない可能性があるため、12ヶ月点検は必ず実施しなければいけない点検ということを認識しておきましょう。

12ヶ月点検と24ヶ月点検や車検との違い

12ヶ月点検と24ヶ月点検の違いは、点検を受ける時期と点検項目です。12ヶ月点検は、新車購入時の1年目と2年目、継続車検が行われた1年後ごとに受ける法定点検です。一方、24ヶ月点検は、新車購入時から1回目の車検時と次の継続車検ごとに点検を受けます。

さらに12ヶ月点検と24ヶ月点検は「点検項目」にも違いがあり、12ヶ月点検の場合は27項目、24ヶ月点検の場合は30項目の点検対象箇所があるため注意しましょう。12ヶ月点検と24ヶ月点検はどちらも、必ず実施しなければいけない法定点検です。

それぞれの点検内容の違いを理解しつつ、最適なタイミングで法定点検を実施してください。

12ヶ月点検は受ける必要ある?

12ヶ月について下記の疑問を持つ方も多いでしょう。

12ヶ月点検についての疑問点

・12ヶ月点検を受ける必要性
・12ヶ月点検を受けないと罰則はあるのか?

それぞれの疑問点について詳しく解説します。

12ヶ月点検を受ける必要性

12ヶ月点検は、自家用車(軽自動車・普通車)において、1年おきに点検を実施する義務があります。12ヶ月点検の実施は、道路運送車両法第48条で定められており、適切なタイミングで点検を受けることで、車の故障に関しての早期発見や消耗部品の交換を行えます。

つまり、12ヶ月点検は、車の故障を未然に防ぐために、国土交通省が定めた法定点検なのです。

12ヶ月点検を受けないと罰則はある?

結論として、12ヶ月点検を受けないと罰則がある訳ではありません。ただし、12ヶ月点検は、「法律で定められている1年ごとの定期点検」であり、車の所有者や使用者は、実施する義務があります。

各自動車ディーラーでは、12ヶ月点検の未実施による、走行上のトラブルに関して保証では適用できないケースもあるため、点検は必ず受けておくことをおすすめします。

12ヶ月点検はいつまでに受ければ良い?

12ヶ月点検は、前回の点検日から12ヶ月以内に受けることをおすすめします。具体的には、新車を購入した場合、翌年の同じ月に12ヶ月点検を受けなければいけません。12ヶ月点検の実施時期がわからなくなった方は、点検整備済みステッカーを確認してみましょう。

点検整備済みステッカーはフロントガラスの内側(助手席側)に丸いステッカーが貼ってあります。点検ステッカーを確認すると、次回実施する12ヶ月点検の実施月が記載しているため、記載された月を目安に点検を受けていきましょう。

12ヶ月点検の点検日を過ぎたらどうなる?

12ヶ月点検の点検日を過ぎた場合、特にペナルティや罰則金が発生することはありません。可能な限り、早急に12ヶ月点検を受けるようにしましょう。ディーラーや各販売店で定期的に12ヶ月点検を実施していると、自宅に点検の案内が記載されているハガキが届くこともあります。

担当セールスがいる場合、自宅もしくは携帯に12ヶ月点検の呼び込み連絡が届く可能性もあります。

12ヶ月点検が受けられる場所

12ヶ月点検は、ディーラーやカー用品店、整備工場など、どのような場所でも受けられます。12ヶ月点検は、法律で定められた点検項目になるため、どのような場所で実施しても、点検項目が異なることはありません。

ただし、12ヶ月点検に必要な費用は業者によって異なるため注意しましょう。点検に必要な時間やオイル交換代、消耗部品交換費用も依頼する業者によって異なります。

12ヶ月点検費用を最小限に抑えたい方は、ディーラー以外のカー用品店やガソリンスタンドなどで受けることをおすすめします。

12ヶ月点検に必要なもの

12ヶ月点検に必要な書類を以下にまとめました。

12ヶ月点検に必要な書類

・自動車検査証
・整備ノート(メンテナンスノート)

12ヶ月点検で必要な書類は「自動車検査証」と「整備ノート(メンテナンスノート」のみです。12ヶ月点検は、車を希望する修理工場に持っていき、プロの整備士が愛車の点検を実施してくれます。

そのため、持ち物などは特に必要なく、車検証とメンテナンスノートが車内に保管されていることを確認すれば、他の書類は必要ありません。12ヶ月点検は、業者によって点検代が異なるため、可能であれば、作業を依頼する前に必要な金額を確認しておきましょう。

12ヶ月点検にかかる費用相場・時間

12ヶ月点検にかかる費用相場は、およそ「10,000円〜20,000円」が相場です。ただし、点検に必要な作業工賃や点検する車種、オイル代によって金額が異なります。12ヶ月点検に関する業者ごとの費用相場を以下にまとめてみました。

【業者名】【費用相場】
ディーラー15,000円〜30,000円
カー用品店10,000円〜25,000円
ガソリンスタンド10,000円〜22,000円
整備工場10,000円〜24,000円

12ヶ月点検の場合、業者によって点検項目の違いはありません。少しでも安く点検費用を抑えたい方は、ガソリンスタンドやカー用品店での実施をおすすめします。どのような業者で12ヶ月点検を実施しても、所要時間は45分〜1時間ほどで作業が完了します。

12ヶ月点検の点検項目

12ヶ月点検の点検項目を具体的に1つ1つ解説します。

12ヶ月点検の点検項目

・かじ取り装置:パワーステアリング装置
・制御装置:ブレーキ・ペダル
・制動装置:駐車ブレーキ機構
・制動装置:ブレーキホース・パイプ
・制動装置:マスターシリンダー・ホイールシリンダー・ディスクキャリパー
・制動装置:ブレーキドラム・ブレーキシュー
・制動装置:ブレーキディスク・パッド
・走行装置:ホイール・タイヤの状態
・動力伝達装置:クラッチ
・動力伝達装置:トランスミッション・トランスファー
・動力伝達装置:プロペラシャフト・ドライブシャフト
・電気装置:点火装置
・原動機:エンジン本体
・原動機:潤滑装置
・冷却装置
・エキゾーストパイプとマフラー
・その他

それぞれの点検項目を詳しく解説します。

かじ取り装置:パワーステアリング装置

パワーステアリング装置の点検は、プーリー間のベルト中央部を手で押した時に、たわみの量が規定範囲であるのかをスケールで計測します。さらに、パワーステアリング装置以外にも、ベルト全周に渡って側面や内側の激しい摩耗や損傷、亀裂などが見当たらないのかを確認します。

パワーステアリング部分に亀裂や損傷、摩耗が見つかった場合には、パワーステアリングの交換をおすすめします。

制御装置:ブレーキ・ペダル

12ヶ月点検では、制御装置である「ブレーキ・ペダル」の状態確認を行います。ブレーキ・ペダルの状態確認を行う際には、「ペダルの遊びや踏み込んだ際の床のとの時間」や「ブレーキの効き具合」などを念入りに確認します。

ペダルの遊びや踏み込んだ際の隙間を確認する際には、エンジンを停止した状態でブレーキペダルを数回踏み込み、ブースター内の大気圧の状態にしつつ、ペダルを手で操作して押します。

ブレーキペダルを踏み込んだ際、ペダルと隙間の範囲があるのかをスケールで再確認しましょう。踏み込んだ感覚が左右前の規定範囲以内で適切な作業を行います。

制動装置:駐車ブレーキ機構

制御装置である駐車ブレーキ機構は、「引きしろ」と「ブレーキの利き具合」を確認します。まず、引きしろはパーキングブレーキやペダルを規定以上の力で操作した場合、規定のノッチ数の範囲であるのかをプロの整備士が確認します。

次にブレーキの利き具合については、ドライブ路面の急坂で車が停止状態で保持できるのかを確認します。仮にブレーキテスターで点検を行う場合、制動力が一定数値以上なのかを確認する作業が行われます。

制動装置:ブレーキホース・パイプ

次に制御装置の1つであるブレーキホースやパイプの状態を確認します。ブレーキホースとパイプについては、接続部に液漏れや損傷がないのかを確認する作業です。さらに、走行中により発生する振動やハンドル操作によって、パイプやホースが車体に干渉しないのかをプロの整備士が確認します。

全ての確認作業が完了した場合、接続部やクランプに緩みがないかをスパナを使用して点検します。

制動装置:マスターシリンダー・ホイールシリンダー・ディスクキャリパー

制御装置であるマスターシリンダーやホイールシリンダー、ディスクキャリパーの点検も確認項目の1つです。まず、マスターシリンダーは、シリンダー周辺に液漏れが発生していないのかを確認します。

ドラムブレーキが装着されている場合、ブレーキドラムを取り外し、ホイールシリンダーのブーツ周辺から液漏れが発生していないのかを確認します。ディスクブレーキが装着されている車の場合、ホイールを取り外した後に、ディスクキャリパーの周辺から液漏れが発生していないのかを確認してくれます。

制動装置:ブレーキドラム・ブレーキシュー

制御装置であるブレーキドラムとブレーキシューの確認も行います。具体的には、「ドラムとライニングの隙間」と「シューの摺動部分やライニングの摩耗」を12ヶ月点検の確認項目でチェックする作業です。

ドラムとライニングの隙間確認では、ブレーキペダルもしくはパーキングブレーキレバーを数回操作して、ブレーキシューを安定させた後、タイヤを手動で回し引きずり症状が出ていないのかを整備士が目視で確認します。

ドラムブレーキは、ドラムカバーを取り外すもしくは、ライニング残量点検孔から残量確認を行います。ライニングの端面などに損傷や亀裂が発生していないことを確認後、ライニングの厚みやアンカピンの摩耗、スプリングのヘタリなども確認します。

制動装置:ブレーキディスク・パッド

制御装置であるブレーキディスクやブレーキパットの確認も12ヶ月点検の対象項目です。ディスクとパットの隙間を確認する場合は、タイヤを手で回しブレーキに異常な引きずりがないのかを確認します。

ブレーキパットの摩耗は、ホイールを取り外した後、キャリパーからパットの厚さを確認します。ブレーキパットの厚さを確認する際には、スケールなどを使用して測定するケースも中にはあります。

走行装置:ホイール・タイヤの状態

ホイールやタイヤの溝確認も12ヶ月点検の対象項目です。特にタイヤの溝は1.6mm以下になると交換時期のサインとなります。12ヶ月点検を実施する場合、プロの整備士がタイヤの溝を確認してくれるため、タイヤの溝を確認したうえで最適なタイミングでタイヤ交換を行えるでしょう。

ホイールも使用経過年数によって、劣化が徐々に進行します。12ヶ月点検時にタイヤやホイールの交換を事前に行うことで、急な出費を最小限に抑えられます。

動力伝達装置:クラッチ

動力伝達装置であるクラッチ部分も、12ヶ月点検で確認する対象項目です。クラッチ部分は、ペダルの遊びを確認します。具体的には、クラッチペダルを手で抵抗を感じるまで押し、遊びの量が規定範囲なのかを確認します。

次にクラッチが連結する直前のクラッチペダルと床板の隙間が規定範囲に入っているのかも確認します。

動力伝達装置:トランスミッション・トランスファー

動力伝達装置である、トランスミッションやトランスファーなどのオイル漏れやオイル量を確認します。具体的には、オイルシール部分からオイル漏れがないのかを点検します。点検でオイル漏れが見つかった場合、すぐにオイルシールの交換を行う必要があります。

マニュアル車の場合は、トランスファーのフィラープラグを取り外し、プラグ穴に指を入れ、オイル量を確認する作業を行います。

動力伝達装置:プロペラシャフト・ドライブシャフト

動力伝達装置である、プロペラシャフトやドライブシャフトの点検も行います。具体的には、ロペラシャフトのジョイントフランジヨーク取り付けボルトやセンターベアリングブラケット取付ボルト、ドライブシャフトの取付ナットの緩みがないのかを点検する作業です。

電気装置:点火装置

電気装置である点火装置の確認も行います。点火装置としては、点火プラグや点火時期、の点検作業を行います。スパークプラグの点検作業は、プラグを取り外し、電極に汚れや摩耗、損傷がないかを確認します。

点火時期は規定のアイドリング回転時に、タイミングライトを用いて点火時期が適切なタイミングなのかをクランクプーリーなどのマークを確認して点検します。

原動機:エンジン本体

エンジン本体は、タコメーターなどを使用して、アイドリング回転数が規定範囲に収まっているのかを確認します。確認後は、排気ガスの色が白煙もしくは黒煙ではないのかを目視で確認する作業を行います。

最後にアイドリング時の一酸化炭素および炭化水素の排出濃度をテスターで点検して終了です。

原動機:潤滑装置

原動機である潤滑装置(シリンダーヘッドカバーやオイルパン、ドレンプラグ)などからオイル漏れが発生していないかを確認します。オイル漏れなどが発生していないの場合、オイルクーラーのホース部分に経年劣化による亀裂や損傷がないかを点検します。

冷却装置

冷却装置の確認項目では、ファンベルトの緩みや損傷、水漏れの確認を行います。ファンベルトの緩みや損傷は、プーリー間の中央部を手で押した時のたわみ量が一定の規定数値なのかをスケールを使用して点検作業します。

次にベルトテンションゲージを用いて、ベルトの張力が規定数値内なのかも点検対象です。

エキゾーストパイプとマフラー

エキゾーストパイプとマフラーでは、取り付けの緩みと損傷がないかを確認します。具体的には、エキゾーストパイプとマフラーの取り付け部、接続部などの各部に緩みがないかを手で車体を揺らし点検します。

最後にエンジンを始動して、接続部などから排気ガスが漏れていないのかを確認しましょう。

その他

スキャンツールの接続部を車載式故障診断装置と接続して、診断結果を読み取り点検します。診断の対象項目になるインジケーター類が点灯もしくは点滅し続けるのかを確認する作業です。

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12ヶ月点検は自分でもできる?

法定点検である12ヶ月点検は、車検のように期日が定められている点検ではありません。目安として、車検実施もしくは新車購入から1年ごとの実施をおすすめします。しかし、「12ヶ月点検の作業は自分でできる」と勘違いしている方は意外と多いです。

実際に12ヶ月点検は点検項目が多く、1つの確認ミスで走行上支障を起こす可能性もゼロではありません。そのため、12ヶ月点検を行う際には、プロの整備士に作業を依頼することがベストです。

車について一定以上の知識を身に付けていなければ、十分な点検を実施することはできません。

12ヶ月点検を自分でする方法

12ヶ月点検を自分でする方法を以下にまとめました。

12ヶ月点検を自分でする方法

1.12ヶ月点検の点検項目をまずは確認
2.点検部位ごとの状態確認
3.バッテリー液が「UPPER」と「LOWER」の間に入っているのか確認
4.冷却水の残量確認

12ヶ月点検を自分でする場合、バッテリーの点検作業には十分に注意が必要です。バッテリーの扱いを1つでも間違えてしまうと、感電することも考えられます。バッテリーの中でも、オレンジ色で塗装されている部位は高電圧の部位となります。

注意書きがある部分の取り扱いにも十分に注意したうえで作業を進めてください。

12 ヶ月点検を受けるメリット

12ヶ月点検を受けるメリットを3つ解説します。

12ヶ月点検を受けるメリット

・愛車を長く乗れる
・長い目で見るとコストの節約になる
・売却の際に査定に影響を与えることがある

それぞれのメリットを詳しく解説します。

愛車に長く乗れる

12ヶ月点検では、車の不具合や消耗部品の交換を中心に作業を行います。そのため、車の故障を早期発見できることで、結果的に愛車を長く故障なく、所有し続けられるでしょう。

愛車を大切に所有している方は、12ヶ月点検や24ヶ月点検以外にも、定期的にオイル交換を行うことで、車の性能を最大限に発揮できる状態を常に保てます。

長い目で見るとコストの節約になる

12ヶ月点検の相場は、約10,000円〜20,000円と短期的に判断すると、少し負担が大きい点検作業です。しかし、長期的な目線で見ると、12ヶ月点検をしていると、バッテリーやワイパーゴム、エアコンフィルターなどの劣化をいち早く確認できるため、維持費が急激に高額になる可能性がありません。

特にバッテリーやタイヤの交換には、一度の数万円以上のお金がかかります。一度に全ての費用を請求されると、生活に支障が出る方も中にはいるでしょう。高額な費用を一定金額もしくは少額ずつ支払うことで、まとまった資金が必要になるリスクを減らせます。

売却の際に査定に影響を与えることがある

12ヶ月点検の実施有無によって、売却時の査定金額にも影響を与えます。買取金額が10,000円〜30,000円程度異なることもあります。年内に車の買い替えや売却を検討している方は、12ヶ月点検を必ず実施にするようにしてください。

12ヶ月点検以外の法定点検

12ヶ月点検以外の法定点検を以下に3つまとめました。

12ヶ月点検以外の法定点検

・法定24ヶ月点検
・法定3ヶ月点検
・法定6ヶ月点検

それぞれの点検項目を詳しく解説します。

法定24ヶ月点検

法定24ヶ月点検は、軽自動車乗用綾などの自家用車が対象の法定点検です。24ヶ月点検と12ヶ月点検を勘違いされる方もいますが、大きな違いは「点検項目」にあります。24ヶ月点検の場合、12ヶ月点検よりも点検項目が多いです。

24ヶ月点検は、2年に1度の車検時期に合わせて点検作業を行います。法定24ヶ月点検も、車を所有している全ての方に義務付けられている法定点検であり、公道を安全に走行するには欠かせない作業です。

法定3ヶ月点検

法定3ヶ月点検は、事業用の車に対して義務づけられる点検作業です。点検作業の対象となる車種としては、バスやタクシー、レンタカー、トラックなどが挙げられます。検査項目は全部で50項目であり、被牽引自動車の場合には20項目で定められています。

法定3ヶ月点検を実施しない場合、道路運送車両法違反となり、罰金を科されてしまうため注意してください。12ヶ月点検や24ヶ月点検とは異なり、罰則が科せられる点が大きな違いとなるでしょう。

法定6ヶ月点検

法定6ヶ月点検は、乗用車やレンタカーなどの自家用車が対象となる点検項目です。法定6ヶ月点検で対象となる点検項目は全部で22項目あります。一般的に点検作業は半年に1回ずつ行うことを推奨しています。そのため、法定6ヶ月点検では、車の状態によってオイル交換を実施する可能性もあります。

まとめ

12ヶ月点検は法定点検であり、車を所有している方であれば、実施する義務があります。仮に12ヶ月点検を実施していなくても、罰則金やペナルティがある訳ではありませんが、愛車を長年所有するうえで欠かせない点検であることは間違いありません。

ただし、12ヶ月点検は依頼する業者によって、金額が異なります。もし、12ヶ月点検を実施する場合には、それぞれの業者によって点検費用がどのくらい必要になるのかを事前に確認しましょう。この記事の内容を参考にして、ぜひ愛車の12ヶ月点検を適切なタイミングで実施してください。

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