豪雪地帯や、冬場は比較的気温が低くなる地域の方は車のフロントガラスが凍結した経験が多いのではないでしょうか。フロントガラスが凍結した状態は、視界が悪く運転するには危険な状態です。しかし、凍結はすぐに解消されないため車を使用するまで時間がかかってしまいます。
この記事では、フロントガラスの凍結防止方法を9つ紹介します。気軽にできる方法から、アイテムを用いた方法もあるため、実践しやすいものを見つけてください。万が一、凍結してしまった場合を想定し、対処法もあわせて解説していきます。
また車をお持ちの方は、今乗っている車の買取価格を把握しませんか。年式や走行距離、さらにはその時々の中古車市場の動向を受けて日々刻々と変化します。また一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。特にカーセブンは大手買取業者で40万円以上も買取相場より高く売れることもあります。たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。
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この記事でわかること
- ・フロントガラスの凍結防止方法9選
- ・フロントガラス凍結時の対処法
- ・フロントガラスの凍結時にやってはいけないこと
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目次
フロントガラスはなぜ凍結する?
車のフロントガラスは、なぜ凍結してしまうのでしょうか。凍結の具合はさまざまですが、主に「放射冷却」が原因だと考えられます。また、放射冷却が起こる条件として、気象が関係しています。
放射冷却がどういったものなのか、どのような気象条件の時に起こり得るのかについて、解説していきます。
フロントガラスが凍結する原因は「放射冷却」
フロントガラスが凍結してしまう原因は、「放射冷却」にあります。放射冷却で水蒸気から霜に変化し、フロントガラスについてしまうと凍結してしまうというものです。放射冷却は冬になると起こりやすく、気温が低い地域ほどよくみられる現象です。
仕組みとしては、日中に温かくなった地表が夜に放熱することで気温が急に下がってしまうというものです。昼と夜の温度差が激しい時ほど起こりやすいため、冬場は昼が温かい時ほど注意が必要となります。
「放射冷却」が起きる気象条件
「放射冷却」が起きるのは、単に昼と夜の温度差が激しいときだけではありません。「放射冷却」が起こる気象条件として、空気の乾燥や風が吹いていないとき、雲が少ない晴れの日が挙げられます。
特にポイントなのは、雲や水蒸気です。曇っていると、地表から放出された熱を跳ね返すことができるので気温が急激に下がることはありません。また、風が吹いていれば暖かい空気と冷えた空気が混ざるため、放射冷却は起こりませんが、風がなければ冷えた空気が留まってしまいます。
フロントガラスの凍結防止方法5選
フロントガラスが凍結してしまう原因は、放射冷却にあることがわかりました。気象条件により起こるものですが、対策をすれば凍結を防ぐことができます。
・ガレージに車を駐車する
・朝日の方向にフロントガラスを向けて駐車する
・フロントガラスを毛布などで覆う
・フロントガラスを凍結防止カバーで覆う
・暖機運転をする
簡単にできるものもあるので、凍結に困っている方は参考にしてください。
ガレージに車を駐車する
凍結を防止するには、ガレージに車を駐車するようにしましょう。屋外に駐車していると、外気に触れていることから急激な気温の低下による凍結が起こります。しかし、屋根のあるガレージや屋内のガレージに停めておくことで、急激な気温の変化を防ぐことができます。
外気に触れることがなければ、霜も降りず雪が積もることもないため気温が低くなる地域や豪雪地帯ではガレージがあると便利です。凍結を防ぐには、屋内のガレージが最も効果的です。
朝日の方向にフロントガラスを向けて駐車する
凍結してしまう日でも、夜にフロントガラスを朝日の方向に向けて駐車しておくことで、日の出から1時間で解凍できます。凍結自体は防げませんが、車を使用する時間が日の出から1時間以上後の場合は、解凍され使用できる状態になります。
駐車場の状況によっては、朝日の方向に駐車することができない場合もあるでしょう。その場合は、壁やブロック側に向けておくことで、水分がつきにくく凍結する確率を下げられます。
フロントガラスを毛布などで覆う
ガレージを手配したり、朝日の向きに駐車することが難しい方がフロントガラスの凍結を防ぐには、アイテムの使用も有効です。フロントガラスの凍結を防ぐアイテムとして、毛布を使用しましょう。フロントガラスを毛布で覆うことで、霜の付着が防げるため凍結しません。
しかし、毛布で覆うのはフロントガラスだけにしなければなりません。全体に毛布をかけてしまうと、車内から水蒸気が発生し、フロントガラスについてしまいます。毛布はフロントガラスのみに、隙間なく覆うようにしましょう。
フロントガラスを凍結防止カバーで覆う
フロントガラスの凍結防止に、「凍結防止カバー」を用いる方法があります。凍結防止対策に作られたカバーで、先ほど紹介した毛布のようにフロントガラスにかけてあげましょう。ものによっては、夏の車内温度上昇を防ぐサンシェードにも使えるカバーがあるため、1枚持っておくと2回のシーズンで役に立ちます。
ただかけるだけではなく、磁石で止められるものや、紐を括って固定するものもあります。取り外しが難しいアイテムではないので、誰でも使えます。
暖機運転をする
凍結している状態をできるだけ早く解消するには、暖機運転で車内の温度を上げましょう。車のエンジンをかけた状態で停まっておくことを暖機運転といい、エンジンの負担を軽減できます。
暖機運転で温度を上昇させ、凍結している部分を解凍しましょう。少し時間はかかりますが、エンジンにも負荷がないため有効な手段と言えます。
フロントガラスの凍結防止カバーの選び方
フロントガラスの凍結防止に、「凍結防止カバー」を紹介しました。ここからは、凍結防止カバーの選び方について解説していきます。
・フロントガラスのサイズに合うかで選ぶ
・夏場も使うならUVカット機能があるかどうかで選ぶ
・盗難防止するなら固定方法も確認する
・収納袋付きであれば車に備えられる
・衝突防止するなら反射材付きがおすすめ
それぞれの特徴を紹介しているため、凍結を防ぐ以外の機能にも注目して選んでみましょう。
フロントガラスのサイズに合うかで選ぶ
フロントガラスは車種によってサイズが異なります。そのため、売り場で「フロントガラスカバー」と表記されていても、サイズを確認してから購入するようにしましょう。メーカーによっても異なりますが、一般的な車種ごとのサイズ目安をまとめたので、下記の表を参考にしてください。
車種 | カバーサイズ(横×縦) |
軽自動車 | 約139cm×103cm |
大型SUV | 約148cm×106cm |
ミニバン | 約148cm×106cm |
購入前はフロントガラスのサイズを採寸してからにすると、隙間なくかけられ確実に凍結を防げます。
夏場も使うならUVカット機能があるかどうかで選ぶ
フロントガラスの凍結防止カバーは、夏場に遮光カバーとしても使えます。夏場にも本格的に使用するのであれば、UVカット機能が備わったものを選ぶと良いでしょう。
カバーをかけているだけであれば、車内の温度上昇を防ぐことはできても、紫外線によるダメージは受けてしまいます。しかし、UVカット機能があれば、車内のシートなどが日焼けにより変色せずに済みます。撥水加工もあれば、雨が降っても傘のように振るだけで水滴をとることも可能です。
盗難防止するなら固定方法も確認する
フロントガラスの凍結防止カバーは外側につけるため、盗難が心配な方もいるのではないでしょうか。実際何も対策をしていないと、上からかけられているだけなので、簡単に盗むことができてしまいます。
そのため、盗難防止にはドアに挟んで固定するカバーを選びましょう。中にはフックや磁石などで固定する凍結防止カバーもありますが、ドアに挟む方法は鍵がなくては取れないため、最も盗難防止に向いています。
収納袋付きであれば車に備えられる
凍結防止カバーは、自宅での駐車以外でも使用する機会があるかもしれません。収納袋付きの凍結防止カバーであれば、小さくまとめて置いておけるので、持ち運びにも便利です。また、車内で常に保管しておきたい方にも収納袋付きの凍結防止カバーがおすすめです。
シート自体に金属フレームが入っているものであれば、すぐに広げてすぐに畳めます。しかし、金属フレームが入っていることでやや嵩張るため、収納をコンパクトにしたい方はフレームのないものを選んでください。
衝突防止するなら反射材付きがおすすめ
凍結防止カバーをかけて駐車している方は、ガレージ以外に停めている方がほとんどではないでしょうか。凍結防止カバーに反射材がついているものであれば、雪が吹雪く夜に停めていても反射材の光が車の存在を周囲に示してくれます。
反射材がついていることで、衝突防止になるため豪雪地帯では特に役に立つでしょう。フロントガラスの凍結以外にも効果があるため、ぜひ反射材の有無も確認してみてください。
【身近なアイテムでできる】フロントガラスの凍結防止方法3選
凍結防止カバー以外にも、身近なアイテムでフロントガラスの凍結を防止する方法があります。特別な道具が必要だと思っている方もいるかもしれませんが、身近で手に入れやすいアイテムでも対処できます。冬場の応急処置にもぜひ参考にしてください。
・撥水剤でコーティングする
・油膜を取る
・【100均】アルミシートで覆う
・【100均】プチプチ(気泡緩衝シート)をフロントガラスに貼る
撥水剤でコーティングする
フロントガラスの凍結を防ぐためには、撥水剤でコーティングをしておく方法があります。撥水剤を塗ることで、雨水や雪などの水滴がつくことを防いでくれます。撥水剤でコーティングすることで、放射冷却で水滴がフロントガラスにつきにくくなり、結果凍結の防止が可能です。
撥水剤はフロントガラスの凍結をするためのアイテムではありませんが、雨だけでなく凍結の原因になる霜や放射冷却の水滴を防げます。個人で簡単にできるので、カバーがない方でも実践しやすい対策法だと言えるでしょう。
油膜を取る
油膜を取ることで、フロントガラスの凍結防止ができます。フロントガラスについている油膜は凍結の原因の1つであり、拭き取るだけでも効果があります。油膜専用の洗浄液を使用することで、簡単に油膜の除去が可能です。
しかし、油膜専用の洗浄液は用意しなければ手元にない方が多いのではないでしょうか。そんな方は、コンビニでも手に入るウーロン茶を布に染み込ませて拭き取りましょう。軽い油膜であれば、ウーロン茶でも除去できます。
【100均】アルミシートで覆う
実は、100円均一ショップのアイテムでもフロントガラスの凍結は防げます。方法は、100均のアルミシートでフロントガラス1面を覆うだけです。もちろん、凍結防止カバー同様、隙間なくしっかり固定しておかなければなりません。
固定にはワイパーやドアなどの隙間に挟んだりと、工夫が必要ですが、簡単かつお手頃価格で対策可能です。凍結防止以外の使用用途もあるため、冬場はストックしておくと良いでしょう。
【100均】プチプチ(気泡緩衝シート)をフロントガラスに貼る
100円均一ショップで手に入るアイテムの中には、もう1つフロントガラスの凍結を防いでくれるものがあります。荷物の梱包などに使用される、プチプチの愛称で親しまれている気泡緩衝シートです。気泡緩衝材もアルミシート同様、フロントガラス1面に覆うことで凍結を防げます。
シートの固定にテープの使用を検討している方もいるかもしれませんが、テープによっては車の塗装が剥がれる恐れがあります。固定する際は、ボディに負担のないような方法を選びましょう。
また車をお持ちの方は、今乗っている車の買取価格を把握しませんか。年式や走行距離、さらにはその時々の中古車市場の動向を受けて日々刻々と変化します。また一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。特にカーセブンは大手買取業者で40万円以上も買取相場より高く売れることもあります。たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。
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フロントガラスの内側の凍結防止方法
フロントガラスの凍結防止方法として、外側を守る手段を解説してきましたが、ガラスの内側も凍結する恐れがあります。ここからは、フロントガラスの内側の凍結防止方法を2つ紹介します。
・車内の湿気を取る
・外気との温度差がないようにする
車内の湿気を取る
フロントガラスの内側の凍結を防ぐためには、まず車内の湿気を取り除きましょう。湿気のある状態では、結露が起きて水滴が付着し、凍結につながります。凍結する原因の多くは、フロントガラスに向けて温風が出るエアコンの仕組みによるものです。
エンジンを切った後すぐに停止するのではなく、少しの間温風がエアコンから出続けます。そのため、湿気が増えてしまい、凍結の原因となってしまいます。車内の湿気を防ぐには、エアコンが当たる部分を足元や人に向かって出てくる箇所のみに設定しておきましょう。
外気との温度差がないようにする
車内の湿気を取ることも必要ですが、湿気を発生させないためにも外気との温度差に注意しましょう。外気との温度差が生じてしまうと、フロントガラスの凍結は起こりやすくなります。到着地点より少し前に暖房を切っておいたり、窓を開けて外気を取り込み暖気を逃したりしておくと温度差は無くなります。
エンジンを切ったあとはしばらく車内が暖かいため、温度差をなくすには車から降りる前に対策しておきましょう。
フロントガラスが凍結してしまったらどうすれば良い?
フロントガラスの凍結防止ができず、凍結してしまった場合は、適切な対処が必要です。ここからはフロントガラスが凍結してしまった場合の対処法について解説していきます。
・デフロスターで溶かす
・解氷スプレーを使う
・スクレイパーやスノーブラシを使う
・事前にエンジンをかけておく
デフロスターで溶かす
フロントガラスが凍結してしまった場合は、デフロスターで氷を溶かしましょう。デフロスターは、車内にある扇形に3つの矢印があるマークのボタンを押すことで動かすことができます。乾燥した高温の空気がエアコンから出てくるため、ガラスの氷が溶け視界が開けます。
時間は約10分かかるため、車の使用開始時間から逆算して始動しておきましょう。同時に暖房もつけておくと、より早く車内が暖まり視界も良くなるでしょう。
解氷スプレーを使う
フロントガラスが凍結したら、解氷スプレーを使う方法も有効です。文字どおり氷をとかしてくれるスプレーなので、フロントガラス全体に吹き付けることで簡単に凍結が解消されます。解氷スプレーは短時間で凍結を解消するだけでなく、配合されているエタノールが再凍結を防止する効果もあります。
しかし、解氷スプレーの成分によって撥水コーティングの効果を剥がしてしまう恐れがあります。撥水コーティングをしている方は、注意しましょう。
スクレイパーやスノーブラシを使う
フロントガラスの凍結を解消する便利なアイテムとして、解氷スプレーだけでなく、スクレイパーやスノーブラシも挙げられます。単体での使用ではなく、デフロスターや解氷スプレーとあわせて使用しましょう。
スクレイパーはヘラ状のアイテムなので、ガラスを傷つけないよう氷を削っていくことでより早く除去できます。ガラスに対して衝撃を与えないよう、柔らかい素材や弾力のあるゴム素材のアイテムを使用しましょう。
事前にエンジンをかけておく
フロントガラスの凍結だけでなく、冬場のエンジンの負荷を軽減するためにも、乗る時間より少し前からエンジンをかけておきましょう。エンジンを事前にかけておくことで、車体が温まりフロントガラスの氷を溶かすことができます。
また、先ほど紹介したデフロスターを起動させると良いでしょう。エンジンも冬場は温めてから使用しなければ負荷が大きいため、凍結していなくてもかけておくことをおすすめします。
フロントガラスが凍結してしまったときにしてはいけないこと
フロントガラスが凍結しているのを初めて見る方や、急いでいる方は焦って思いつく限りの行動に出てしまうかもしれません。フロントガラスは繊細なため、ただ氷を溶かせば良いというものではありません。
ここからはフロントガラスが凍結してしまったときにしてはいけないことについて解説していきます。
・ワイパーを無理に動かさない
・お湯で溶かさないようにする
・氷を叩き割らないようにする
ワイパーを無理に動かさない
フロントガラスが凍結している状態では、ワイパーを無理に動かさないようにしましょう。氷をなんとか剥がしたい気持ちはわかりますが、ワイパーとガラスで摩擦が起こるとガラスにもワイパーにも傷がつくかもしれません。また、凍結するほどの寒さだと、ワイパーブレード自体も凍ってしまい、起動時に変形や破損が生じ得ます。
ワイパーを無理に動かしてしまうと、その後ワイパー自体の効果が悪くなったり異音がしたりするようになります。フロントガラスの解氷後にワイパーを手動で動かし、凍っている状態を解消してから使用しましょう。
お湯で溶かさないようにする
フロントガラスの凍結を解消するため、お湯をかけようと思う方は多いかもしれませんが、こちらもやってはいけない対処法です。また、氷をできるだけ早く溶かそうと熱湯をかけてしまうと、ガラスの温度が急激に変化しヒビや破損が起こるかもしれません。
かかったお湯はフロントガラスだけでなく、フロントにあるワイパーブレードやヘッドライト、ボディの塗装にも影響が及びます。変形やライトのカバーの曇りだけでなく、塗装剥がれまで起こる可能性があるため、解氷スプレーなどを用いて対処しましょう。
氷を叩き割らないようにする
ガラス面についている氷を叩き割ってしまうと、ガラスが破損し、二次災害として破片による怪我にもつながります。車に使われているガラスは、強化ガラスで何層かのガラスによって作られています。
もし、衝突事故でガラスが割れてしまっても、比較的破片が飛びにくいよう安全性を考慮した作りではありますが、ヒビや傷は起こり得ます。叩き割る際の力加減にもよりますが、ガラスに傷がつくと修理が必要になる可能性もあります。必ず解氷スプレーなどを使用して凍結を解消しましょう。
フロントガラスにヒビが入っていると車検に通らないことがある
フロントガラスの凍結を、熱湯やワイパー、棒状のものなどで叩き割るなどの方法で対処してしまうと、ガラスが傷つく可能性があります。フロントガラスに少しヒビが入るくらいでは走行に問題がないため、気にならなければ大丈夫と思うかもしれません。しかし、フロントガラスにヒビが入っていると、車検に通らない可能性があります。
程度にもよりますが、車検時に発覚してしまうと車検費用と合わせてかなり高額な修理費が必要になります。ヒビが入ってしまったら、1度業者に見てもらいましょう。
冬場の凍結対策と安全運転のポイント
フロントガラスの凍結を防ぐ方法もいくつか紹介しましたが、凍結を防ぐだけでなく安全な走行にも効果があります。凍結をした際にも使える解氷スプレーであれば、エタノールの成分で次の凍結を防いでくれます。しかし、効果はそれだけではなく、走行前の使用で視界をクリアにすることもできます。
ガラス全体が曇っていたり、汚れていたりすると死角になって事故につながる可能性があります。凍結を防止するだけでなく、視界をクリアにしてくれるアイテムにもなるため、冬場は意識して使うようにしましょう。
冬場にしておきたい車両の点検とメンテナンス
最後に冬場に行っておきたい車両の点検とメンテナンスについて紹介します。紹介する点検内容は、雪が降る地域に住んでいる方や、ウィンタースポーツに車を運転する方は特に注意しておきたい部分です。
・ワイパーブレード
・ウォッシャータンク
・フロントガラスコーティング
ワイパーブレード
冬場こそワイパーブレードの点検を行いましょう。冬場は雨ではなく雪が降ることで、より視界が悪くなってしまいます。まずは、正常に作動するかを確認します。もし凍結によりワイパーが動かない場合、ゆっくり解氷していきましょう。
冬の間によく雪が降る地域であれば、氷に耐性があるワイパーに交換しておきましょう。一般的なものだと気温の低さからゴムの部分が固くなってしまい、拭き取る力が落ちてしまいます。適切なワイパーを使用することで、視界がクリアになり事故を防いだり前方が見えないストレスが解消されます。
ウォッシャータンク
ワイパーの動作やゴムを適切なものに交換すると同時に、ウォッシャータンクの点検も行いましょう。ウォッシャー液は気温が氷点下まで下がると凍ってしまうため、使用時に噴射できず機能しなくなります。
目分量で水を入れて薄めてしまう前に、説明書を読んで適切な状態のウォッシャー液を補充する必要があります。しかし、冬場は凍結を防ぐために濃度の高い状態で使用する方が良いでしょう。可能であれば原液のまま使用しましょう。
カー用品専門店では寒冷地専用として作られたウォッシャー液が売られていることもあるので、1度確認してみましょう。
フロントガラスコーティング
フロントガラスの凍結や視界を良好に保つためにも、フロントガラスコーティングは施しておくと良いでしょう。撥水剤を塗る方法もありますが、可能であれば業者でフロントガラスのコーティングを依頼しましょう。
ガラスに傷をつけることなく、効果の高いコーティングをしてもらえます。もし自分でコーティングする場合は、ガラスに傷をつけないようコーティングを施しましょう。
冬場だけでなく、雨の日にも視界を良好に保つことができるため、安全な運転のためにも通年コーティングしておくと良いでしょう。
まとめ
この記事では、フロントガラスの凍結防止方法を9つ紹介しました。自分で簡単に凍結を防ぐ方法や、あらかじめ冬場のメンテナンスを行う方法があります。また、凍結してしまっても、丁寧に対処すれば簡単に解氷することが可能です。
凍結して熱湯をかけたり、無理やり氷を叩いて除去したりすることすることのないよう、この記事にある対処方法を行いましょう。フロントガラスの凍結防止方法は、凍結を防ぐだけでなく安全な走行に必要な視界を良好に保つ効果もあります。この記事を参考に冬も安全に車を使用しましょう。
また車をお持ちの方は、今乗っている車の買取価格を把握しませんか。年式や走行距離、さらにはその時々の中古車市場の動向を受けて日々刻々と変化します。また一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。特にカーセブンは大手買取業者で40万円以上も買取相場より高く売れることもあります。たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。
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