新車納車後の無料点検は本当に必要なのか、疑問を感じている方いませんか。新車だからすぐに点検が必要ないと感じる方も中にはいるでしょう。実際、なぜ新車の無料点検を受ける必要か理解している方は意外と多くありません。
そこでこの記事では、新車無料点検を行う理由や適切な点検タイミング、点検項目について解説します。今後、車の点検を実施する予定の方は、ぜひ参考にしてください。
また車をお持ちの方は、今乗っている車の買取価格を把握しませんか。年式や走行距離、さらにはその時々の中古車市場の動向を受けて日々刻々と変化します。また一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。特にカーセブンは大手買取業者で40万円以上も買取相場より高く売れることもあります。たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。
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この記事でわかること
- ・新車の無料点検の特徴
- ・点検の適切なタイミング
- ・点検項目
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目次
新車の無料点検の目的

新車の無料点検は、どのような目的で自動車メーカーが推奨しているのでしょうか。ここからは、新車の無料点検を行う目的や初期不良時の対処方法について詳しく解説します。
新車の無料点検とは?
新車の無料点検とは、一言で解説すると「新車購入後にディーラーで受けられる無料点検」のことを意味します。無料点検には、無料1ヶ月点検と無料6ヶ月点検の2種類があり、ディーラーで車を購入した場合には、無料で実施できる点検項目です。
新車の無料点検はどのような自動車メーカーでも無料で実施しており、車の不具合や故障などを確認するのに役立ちます。
新車の無料点検では初期不良を確認できる
たとえ新車を購入しても必ず不良が発生しない訳ではありません。新車納車後、数週間以内に不具合が発生する可能性もあります。
仮にエンジンやブレーキ動作に異常や不具合が発生している場合、大きな車両トラブルに発展する可能性があります。
新車の無料点検の必要性

実際にメーカーから車が出荷されるタイミングで見つけられなかった症状を確認できるため、故障や不具合発生率を最小限に抑えられます。
ディーラーで故障が見つかった場合、メーカー保証期間内であれば、無料で交換してくれるため安心です。そのため、新車の場合でも必ず無料点検の実施をおすすめします。
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新車の点検を含む1年目~3年目までのスケジュール

新車の無料点検の具体的なスケジュールを以下にまとめました。
・新車納車から1ヶ月後:新車の無料1ヶ月点検
・新車納車から6ヶ月後:新車の無料6ヶ月点検
新車の無料点検は一般的に無料1ヶ月点検の場合、納車から約1ヶ月後に予約を受けます。新車の無料6ヶ月点検は、納車月から半年間経過したタイミングです。上記、スケジュールを考慮しつつ、最適なタイミングで無料の点検を実施しましょう。
新車購入後の点検のタイミング・頻度はいつ?

新車購入後の点検タイミングや頻度、それぞれの点検項目を解説します。
1ヶ月
新車の無料1ヶ月点検では、以下の点検項目で作業内容を進めます。
・エンジン機構
・ブレーキ機構
・ハンドル関係
・動力伝達装置
・下回りの点検
費用・所要時間
新車の無料1ヶ月点検の費用は各自動車メーカーが点検費用を補っているため、点検希望者が費用を負担することはありません。そのため、新車の無料1ヶ月点検を受けずに期日を過ぎてしまうと点検費用を捨てているのと同じことになります。
また、新車の無料1ヶ月点検の所要時間は、およそ30分ほどです。新車の無料1ヶ月点検の予約枠はすぐに埋まってしまうため、可能な限り早めに点検予約することをおすすめします。
6ヶ月

新車の無料6ヶ月点検は、新車の初度登録から半年後に受けることをおすすめします。新車の無料6ヶ月点検では、以下の項目を確認します。
・エンジン関係
・ブレーキ関係
・ハンドル関係
・動力伝達関係
・下回り関係
・タイヤの外回りの点検
新車の無料6ヶ月点検の場合、無料1ヶ月点検の内容に加えて「タイヤや外回り点検」もあわせて行います。タイヤの点検では、溝の深さや摩擦でタイヤに傷がないのかの確認に加えて、タイヤの空気圧調整をします。
さらに新車の初度登録から半年以上経過しているため、点検とあわせてエンジンオイルの交換を行う方も中にはいます。
費用・所要時間
新車の無料6ヶ月点検も無料1ヶ月点検と同じく、点検費用は無料です。所要時間は無料1ヶ月点検と同じく、約30分ほどの作業となります。業者やディーラーの予約枠状況により、作業時間が多少誤差する可能性もあります。
ディーラーに足を運ぶ時間が限られている方や空いている時間帯に車の点検をお願いしたい方は、なるべく平日に点検予約を入れるよう意識しましょう。
12ヶ月点検
12ヶ月点検とは、一言で解説すると「1年ごとに受ける法定点検」です。12ヶ月点検の実施は、法定点検で、1年に一度、点検を受けることが推奨されています。ディーラーによっては、故障の保証を利用する条件として、12ヶ月点検を受けていることが前提になっているケースも中にはあります。
12ヶ月点検で点検する項目は全部で27項目あり、点検費用は約12,000円〜20,000円ほど必要です。所要時間は1時間〜1時半ほど必要になります。
24ヶ月点検
24ヶ月点検とは、12ヶ月点検と同じく、法律で義務付けられた点検のことです。24ヶ月点検の実施時期は、新車購入時から3年後に1回目、その後の2年に1回のタイミングです。
24ヶ月点検で点検する項目は、全部で57項目あり、公道を安全に走行できるのかを確認するために、他の点検よりも時間をとり、確認を進めます。中には24ヶ月点検と車検を同じものだと認識する方がいますが、全く異なる作業です。
車検は「車が安全基準を満たしているのかを確認する作業」です。部品の交換が必要な場合でも、車検を通過するために不必要な交換であれば、交換しなくても問題ありません。
新車の1ヶ月点検の点検項目

新車の無料1ヶ月点検の点検項目を3つ解説します。
・オイル漏れの発生有無
・ブレーキが正常に作動するか
・エンジンに異常がないかどうか
それぞれの点検項目を1つ1つ詳しく解説します。
オイル漏れの発生有無
無料の1ヶ月点検では、車の下回りやエンジン周りからオイル漏れが発生していないのかを確認します。具体的には、エンジンオイルやステアリングギア、パワーステアリング機構のオイル漏れを確認します。
オイル漏れは車の経年劣化が進むと、発生する症状です。機器に異常があれば、新車でも十分に起こり得る不具合です。無料1ヶ月点検の場合、エンジンオイルが必要と判断されると、エンジンオイルの交換を提案される可能性があります。
ブレーキが正常に作動するか
ブレーキが正常に作動するのかも、無料1ヶ月点検で確認されます。具体的には、ブレーキペダルやパーキングブレーキなどが正常に作動するのかを確認します。ブレーキペダルの異常は、車の安全性能に直結する問題です。
実際に車のブレーキペダルを踏み、正常にブレーキが作動するのかをプロの整備士が確認してくれます。さらに、ブレーキペダルを踏み込んだ際に発生する床と隙間が適切なのかも確認してもらえるでしょう。
エンジンに異常がないかどうか
エンジンに異常がないのかどうかも、無料1ヶ月点検で確認される項目です。エンジンは車の心臓とも呼ばれる部分で、エンジンに異常が出ていると、最悪の場合、車が動かなくなります。
1ヶ月点検では、エンジンルームを開けた状態で、各部品に異常がないのかを確認します。エンジンルーム内の点検項目は以下のとおりです。
・点火時期
・エンジンの低速や加速の状態
・エンジンオイルの量や状態、オイル漏れの状態確認
・トランスミッションやトランスファーのオイル量、オイル漏れがないのか
・ブレーキ残量やクラッチ残量
新車の6ヶ月点検の点検項目

新車の無料6ヶ月点検の点検項目は以下のとおりです。
・エンジン関係
・ブレーキ関係
・ハンドル関係
・動力伝達関係
・下回りの点検
・タイヤや外回りの点検
無料6ヶ月点検では、無料1ヶ月点検の項目に追加して「タイヤや外回りの点検」もあわせて行います。タイヤの状態確認は、規定数値の空気をタイヤに入れ、溝や摩擦部分の状態を確認します。
新車購入後1ヶ月点検・6か月点検は受けるべき?
新車購入後1ヶ月点検と6ヶ月点検を受けるべきか悩んでいる方も多いでしょう。しかし、いくら新車とはいえ、全ての部品に不具合が発生しない訳ではありません。新車でも納車後に不具合が発生するケースも中にはあります。
万が一の故障や不具合を早期発見するためにも、新車購入後の無料1ヶ月点検と無料6ヶ月点検は必ず実施するよう意識しましょう。
新車の無料点検を受けないと問題はある?
新車の無料点検を受けない場合、万が一の保証制度が適用できなくなる可能性があります。ディーラーの保証を受ける条件として「無料点検などのメンテナンスを定期的に実施した状態」となっていることが多いです。
つまり、新車購入後、点検を実施していなければ、いざ故障や不具合が発生した場合、修理費用を負担しなければいけません。無料1ヶ月点検も無料6ヶ月点検も作業時間は同じ30分ほどです。新車の無料点検を受けない意味は全くありません。
新車の無料点検中の待ち時間
新車の無料点検中の待ち時間の活用方法を以下にまとめました。
・新聞や雑誌などを確認する
・試乗や他の車を確認する
それぞれの方法を詳しく解説します。
新聞や雑誌などを確認する

ディーラーには、待ち時間を快適に過ごしてもらうために、新聞や雑誌などを多数用意しています。点検作業は最低でも30分以上の待ち時間が必要になるものです。
最近では、ディーラーの店舗内で無料のWiFiを設置していることもあり、データ容量を気にせず、好きな動画やゲームで遊ぶこともできます。待ち時間を有効活用しつつ、待ち時間を効率的に活用しましょう。
試乗や他の車を確認する
ディーラーには、話題の新型車や人気車種が多数ラインナップしています。そのため、待ち時間に気になる車の試乗や実車確認を行うこともおすすめです。車の購入を検討している方にとって、試乗や実車確認はディーラーに足を運ばないとやる時間がありません。
試乗や実車確認を行い、代替車種の検討を前向きに進めてください。
【メーカー別】新車の点検方法

新車の点検方法をメーカー別に詳しく解説します。
トヨタの新車点検方法
トヨタの新車点検方法は以下のとおりです。
・無料1ヶ月点検
・無料6ヶ月点検
・12ヶ月点検
・トヨタオリジナル点検
・法定24ヶ月点検
・トヨタオリジナル点検
・車検
トヨタでは、全ての点検作業をプロの整備士が担当します。法定整備や点検の他にも、トヨタオリジナル点検や整備を実施してくれます。普段確認できない車の下回り部分もプロの整備士があわせて確認してくれるでしょう。
スズキの新車点検方法
スズキの新車点検は以下のとおりです。
・無料1ヶ月点検
・無料6ヶ月点検
・法定12ヶ月点
・半年点検(オイル交換など)
・法定点検
・半年点検
・車検
スズキの「新車の無料6ヶ月点検」は、新車で購入された車に対して、プロの整備士が状態確認をしてくれます。具体的な作業内容としては、エンジンルーム点検や室内点検、足回り点検などが挙げられるでしょう。
スズキでは、新車購入時にお得な点検パックが推奨されます。点検パックに加入していれば、エンジンオイルなどの交換費用を別途支払う必要はありません。
ホンダの新車点検方法

ホンダの新車点検方法は以下のとおりです。
・無料1ヶ月点検
・無料6ヶ月点検
・12ヶ月点検
・安全点検(エンジンオイル交換など)
・24ヶ月点検
・安全点検
・車検
ホンダでは、たとえ新車の場合でも、万が一の事故を未然に防ぐために自社での点検作業を推奨しています。特に、12ヶ月点検と安全点検は必要な点検であり、車検期日が近づいている場合は受けることをおすすめします。
ダイハツの新車点検方法
ダイハツの新車点検方法は以下のとおりです。
・無料1ヶ月点検
・無料6ヶ月点検
・法定点検(12ヶ月点検)
・安心点検(フレッシュケア)
・12ヶ月点検
・安心点検
・車検
ダイハツの場合、新車から1ヶ月後と6ヶ月後の点検項目は他のメーカーと比較して引けを取ることはありません。ダイハツでも、ディーラー特有のお得な点検パックを推奨しています。
今後、ディーラーで車検や点検整備を希望する方は、お得な点検パックに加入しましょう。
スバルの新車点検方法
スバルの新車点検方法は以下のとおりです。
・無料1ヶ月点検
・無料6ヶ月点検
・法定点検(12ヶ月点検)
・半年点検(エンジンオイル交換など)
・法定点検
・24ヶ月点検
・半年点検
・車検
スバルの車は、たとえ納車後でもベストコンディションで運転できなければ意味がありません。各点検では、スバルのメカニックに特化した専門の整備士がエンジンやブレーキなどを重点的にプロの目線で確認してくれます。
無料1ヶ月点検の後は、無料6ヶ月点検、法定点検と点検は徐々に多くなります。
マツダの新車点検方法
マツダの新車点検方法は以下のとおりです。
・無料1ヶ月点検
・無料6ヶ月点検
・法定12ヶ月点検
・半年点検
・24ヶ月点検
・安全点検
・車検
マツダの点検では、マツダ車に詳しいプロの整備士が各点検項目を確認してくれます。プロの目線から車の状態確認をしたうえで、交換や修理が必要な場合には、いち早く修理を提案してくれるでしょう。
点検に関するよくある質問
新車の場合、初度登録から3年後には車検整備と呼ばれる点検があります。車検は国が定めた法定点検で、車検期日範囲内に実施しなければ、車で公道を走行できません。
仮に車検期日が過ぎている車で公道を走行した場合、6点の違反点数に加えて、300,000円以下の罰金もしくは懲役1年未満の処罰が科されます。車検期日を過ぎないためにも、初回車検がある3年目に必ず車検整備を受けてください。
新車の点検は義務付けられていません。しかし、仮に新車に万が一、故障や不具合が発生している場合、点検を実施していなければ、有料で修理費用を支払う必要があります。
新車の点検は義務ではありませんが、点検して損はありません。
新車の点検ステッカーは、点検したことを証明するためのステッカーです。点検ステッカーには、次回点検分の日付が記載されています。車検期日を過ぎてしまった場合でも、点検を実施可能です。
ディーラーでの点検は、すぐに予約枠が埋まってしまうため、注意しましょう。
まとめ

新車の無料点検は意味がないと考える方も中にはいます。しかし、メーカーとしては、万が一の車の故障や不具合を発生させた場合、補償を適用させるために時間がかかります。
この記事の内容を参考にして、ぜひ新車の無料1ヶ月点検と6ヶ月点検の特徴を理解してみてください。
また車をお持ちの方は、今乗っている車の買取価格を把握しませんか。年式や走行距離、さらにはその時々の中古車市場の動向を受けて日々刻々と変化します。また一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。特にカーセブンは大手買取業者で40万円以上も買取相場より高く売れることもあります。たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。
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