アルトラパンは、キュートなデザインが印象的であり女性に高い人気を誇る車です。ラパンはフランス語で「ウサギ」の意味があり、ロゴにもウサギが用いられています。かわいいデザインだけでなく、コンパクトなサイズ感で運転しやすく、初めて保有する車としても人気です。
アルトラパンは、コンパクトながらも収納力が高い特徴があり、まるで自分の部屋のような空間が広がっています。アルトラパンは人気が高い車だけに、売りたい場合に買取や下取り価格が高い場合が多いです。では、具体的にどの程度の価格で買取や下取りしてもらえるのでしょうか。
この記事では、5年落ちのアルトラパンの買取や下取り価格相場について解説します。また、乗り換えのタイミングもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。
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この記事でわかること
- ・5年落ちのアルトラパンの買取・下取り価格相場
- ・乗り換えるタイミング
- ・乗り換える判断ポイント
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目次
- 5年落ちのアルトラパンとは？【乗車人数・サイズ・排気量・燃費】
- 5年落ちのアルトラパンは何代目？グレードは何がある？
- 【走行距離別】5年落ちのアルトラパンの買取・下取り価格相場
- 【グレード別】5年落ちのアルトラパン の買取・下取り価格相場
- アルトラパンのリセールバリューはどのように推移する？
- 5年落ちのアルトラパンは売却するのに適している？
- 買取・下取り価格が高いアルトラパン の特徴
- 5年落ちのアルトラパン を高く買取してもらう方法
- 5年落ちのアルトラパン の口コミ・評判
- 5年落ちのアルトラパンを高く買取してもらうなら下取りより買取がおすすめ
- 5年落ちのアルトラパンは乗り換えるべき？判断するポイント
- 5年落ちのアルトラパンを乗り換えるメリット・デメリット
- 5年落ち以外でアルトラパンを売るタイミングは？
- 経年劣化するとどのような故障が起きる？
- アルトラパンを売却するならカーセブンがおすすめ
- まとめ
5年落ちのアルトラパンとは？【乗車人数・サイズ・排気量・燃費】
5年落ちのアルトラパンは、2019年に登録された車が該当します。2019年のモデルは3代目に該当し、HE33S型となります。5年落ちのアルトラパンの詳細なスペックは、以下のとおりです。
| 乗車人数 | 4人 |
| サイズ（全長×全幅×全高） | 3,395×1,475×1,525mm |
| 排気量 | 658cc |
| 燃費 | 15.6～16.5km/L |
アルトラパンでは、新しいアイドリングストップシステムを採用しているので燃費性能に優れている特徴があります。また、自分の部屋のような内装となっており、幅広い人気を誇ります。シートが高く設計されているので、乗り降りしやすい点も魅力的です。
以上のように、アルトラパンの見た目だけでなく乗り心地も良い点が評価されています。
5年落ちのアルトラパンは何代目？グレードは何がある？
5年落ちのアルトラパンは、3代目でHE33S型に該当します。2代目までは若い女性が購買層の中心となっていたので、それを見越し女性ワーキンググループが積極的に関与した特徴があります。5年落ちのアルトラパンのグレード構成は、以下のとおりです。
・G
・L
・モード
・S
・X
上記のなかで、エントリーグレードに位置付けられているのがGグレードです。エントリーモデルで、2ペダルMTの5AGSが搭載されています。ただし、2020年の改良によって5CVTに進化している点に注意が必要です。
また、エネチャージャー付エンジンのCVT車にはLグレードとSグレードがあり、さらに装備違いでXグレードがあります。2WDと4WDから自分に合った仕様を選べます。スタイリッシュさが際立つモードがある点も、5年落ちアルトラパンの特徴です。
【走行距離別】5年落ちのアルトラパンの買取・下取り価格相場
アルトラパンは、一般的な車と同じように走行距離によって買取価格が異なる傾向があります。軽自動車の場合、年間の平均走行距離は8万kmが目安とされています。それ以上に走行している場合、買取価格が下がる可能性があるので注意しましょう。
5年落ちのアルトラパンの買取価格相場を下表にまとめました。
| 20,000km以下 | 49.5万～104万円 |
| 20,001km〜40,000km | 42.6万6,000～110.6万円 |
| 40,001km〜60,000km | 54.5万5,000～93.6万円 |
| 60,001km〜80,000km | 28万～62.6万円 |
| 80,001km〜100,000km | 30万～55.2万円 |
| 100,001km以上 | 28.2万～30.4万円 |
傾向として、6万kmを超えたタイミングで価格が下がる場合が多いです。これは、5年落ちの場合は平均的な走行距離として4万kmが目安となり、それ以上走行しているためです。
また、走行距離が2万km以下の場合も価格としては低くなる場合があります。車を放置して乗っていないと判断されるケースがあるためです。以上から、走行距離が4万km周辺の場合に、買取価格が高くなる傾向があります。
【グレード別】5年落ちのアルトラパン の買取・下取り価格相場
5年落ちのアルトラパンの買取実績をグレード別でまとめると、以下のようになります。
| G | 35.6万～139.8万円 |
| L | 37.4万～154.3万円 |
| S | 40.3万〜164.7万円 |
| X | 46万～184.7万円 |
| モード | 46.4万～186.4万円 |
| X2 | 60.9万～151.1万円 |
最も高く買取してくれるグレードが、モードです。モードは上質感があるシート表皮や、ドアトリムクロスとフロアマットに統一感がある点が特徴です。アルトラパンのキュートさはそのままで、高級感をアップさせているので、大人の女性でも乗りやすくなっています。
ほかにも、ナノイー搭載のフルオートエアコンや助手席シートヒーターなども装備されており、快適なドライブを楽しめます。
アルトラパンのリセールバリューはどのように推移する？
アルトラパンの買取相場は、やや低めに推移しています。2017年式の平均残価率は、30％から45%で、全グレード平均で38%程度です。平均買取価格は40万円から71万円程度です。走行距離が少ない場合を除き、新しい状態でも残価率が下がることは覚悟しなければなりません。
また、2014年式の場合は平均残価率が25%となるので、下げ止まり傾向にあります。以上を加味して、どのタイミングで売却するのかを計画しておくことが重要です。アルトラパンを購入する際には、人気が高いグレードやカラーリングを狙い、リセールバリューを意識しましょう。
5年落ちのアルトラパンは売却するのに適している？
5年落ちのアルトラパンを売却する場合、メリットとデメリットを意識して慎重に検討しなければなりません。5年落ちのアルトラパンを売る場合、査定額が大きく下がらないメリットがあります。走行距離が少なめで、状態が良い場合が多いので、高く売れるケースもあるでしょう。
また、特別保証が切れる前に手放せる点も5年で売却する魅力です。新車を購入した後、初年度登録より3年以内または6万km以内が保証期間内に設定されています。また、メーカーによっては特別保証が設定されていて、5年までは一部が補償範囲となるケースもあるのです。
ほかにも、5年のタイミングでローンが完済する方が多いので、乗り換えや売却を検討しやすいです。ただし、過走行車やモデルチェンジ後は査定額が落ちやすいです。5年落ちのアルトラパンを売却する際は、走行距離や売却のタイミングに注意しましょう。
買取・下取り価格が高いアルトラパン の特徴
アルトラパンの場合、グレードやオプションなどによって買取価格が変動します。ここでは、買取や下取り価格が高いアルトラパンの特徴について解説します。これから新車を購入する人にとっても役立つ情報ですので、ぜひ参考にしてください。
人気のグレード
5年落ちのラパングレードは、GやXで比較的高い買取金額が期待できます。トランスミッションとしてGにはインパネシフトの5AGS、その他のグレードにはCVTが採用されている点が特徴です。車両の軽量化が図られ、高効率化を追い求めた改良型のR06A型エンジンも魅力です。
また、改良型副変速機構付きのCVTや、エネチャージやアイドリングストップシステムが取り入れられています。高い燃費を誇る点も評価されています。
人気オプション
アルトラパンの場合、人気のオプションがあると買取価格がアップする特徴があります。人気オプションとして、上位グレードで採用されているアルミホイールやオートエアコンが挙げられます。また、ETCやカーナビ、ドライブレコーダーも人気です。
ほかにも、予防安全技術であるスズキセーフティサポートの機能も買取価格のアップが期待できます。買取価格を高くしたい方は、歩行者を検知可能な衝突被害軽減ブレーキである、デュアルセンサーブレーキサポートなどが搭載されていないか確認しましょう。
4WD車
寒冷地において、軽自動車の需要が高い特徴があります。ただし、軽自動車の場合はエンジンパワーが劣り、雪道を安定して走行できない場合があります。そこで、悪路であっても安定した走行が期待できる四駆が人気です。
スタッドレスタイヤの装着だけでは心もとないケースが多いので、4WDに対するニーズが高い側面もあります。以上より、4WDの方がアルトラパンの買取相場としては高い傾向があります。特に、ショコラX4WDは高額買取が期待できる場合が多いでしょう。
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5年落ちのアルトラパン を高く買取してもらう方法
5年落ちのアルトラパンを買取してもらう場合、より高く売りたいものです。高く売れる可能性を高めたい方には以下の方法がおすすめです。
・査定前に車の外装と内装を綺麗にする
・メンテナンスノートを用意する
・買取・販売実績が豊富な業者で車を売却する
各方法について詳しくみていきましょう。
査定前に車の外装と内装を綺麗にする
5年落ちのアルトラパンをより高く売るためには、査定時に良い印象を与えることが重要です。最低限でも車の外装と内装を綺麗にしてから査定に臨みましょう。特に、車の外装が汚れていると傷と間違われてしまい、マイナス査定になる可能性があります。
また、外装が汚れていると定期的にメンテナンスしていない印象を与えかねません。査定を受ける前に必ず洗車して綺麗な状態にしましょう。内装についても、シートの汚れに着目されるケースが多いです。シートの汚れがひどいと、最悪の場合はシート自体の交換が必要となり査定額に響くでしょう。臭いのケアも重要のため、消臭対策を徹底してください。
メンテナンスノートを用意する
アルトラパンをより高く売りたい場合、メンテナンスノートを用意しておくことをおすすめします。メンテナンスノートは、メーカーの保証書及び点検整備記録簿の総称です。メンテナンスノートは車に保管しておくのが義務付けられていて、査定時にも大きく影響を及ぼします。
ダイハツでもメンテナンスノートが発行されているので、査定時には必ず用意してください。メンテナンスノートがなくても、ディーラーで整備を受けている場合は再発行してもらえる可能性が高いです。手間がかかりますが、適切にメンテナンスをしている証明となるため、早めにメンテナンスノートは再発行してもらうことをおすすめします。
買取・販売実績が豊富な業者で車を売却する
アルトラパンをより高く買取してもらいたい方は、買取や販売実績が豊富な業者で車を売却するのがおすすめです。買取や販売実績が豊富な場合、買取や販売に関するノウハウが蓄積されている特徴があります。どのような車であっても適切な査定を実施してくれる可能性が高くなるでしょう。
また、希少価値の高い車はより高く、故障した車でも買い取ってくれるケースもあります。多くの販売ルートがあるとどのような車でも買い取ってもらえる可能性があるので、販売実績と併せて確認しておくと良いでしょう。アルトラパンの買取価格を高くするためにも、買取や販売実績が豊富な業者で車を売却することをおすすめします。
車を高く買取してもらう方法についてさらに詳しく知りたいという方は、「車を高く売る方法は？コツ・交渉術・車の価値を維持するためのポイントを紹介！」の記事も併せてご覧ください。
5年落ちのアルトラパン の口コミ・評判
アルトラパンを売りたい場合、実際に売却した人の口コミを参考にしたいものです。ここでは、アルトラパンを売却した人の口コミを紹介します。
口コミの多くが、買取価格が低いという内容となっています。ラパンの場合、新車価格が安いこともあり、どうしても買取価格が低くなりがちです。さらに、グレードによってはさらに安くなる傾向があります。
実際の口コミをみても、15万円で売却したという声も多いです。ただし、状態やついているオプションによっては高く売れる可能性があります。以上より、アルトラパンの買い取り相場を正しく理解して、相場よりも高く売れるようにしましょう。
また、高く売れるオプションがある場合は積極的にアピールしてください。
5年落ちのアルトラパンを高く買取してもらうなら下取りより買取がおすすめ
アルトラパンを少しでも買取対応してもらう場合、下取りしてもらうよりも買取の方がおすすめです。下取りの場合、市場ニーズを加味せず査定額をつける場合があり、高く売れる可能性があっても低い買取額となるケースがあります。また、下取りの場合は売却金額を新車購入に充てなければならず、使い道が限定的です。
一方で、買取の場合は車買取業者の査定士がチェック項目に従って評価するので、高価での買取が期待できます。また、車買取業者の場合は出張査定サービスを受けられるので自宅にいながら気軽に利用できます。ほかにも、車買取業者独自のサービスが提供されている場合もあり、有効活用すればお得かつ簡単にアルトラパンの売却が可能です。
車の買取と下取りの違いについてさらに詳しく知りたいという方は、「車の下取りとは？下取り手続きの進め方やメリット・デメリットも紹介」の記事も併せてご覧ください。
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5年落ちのアルトラパンは乗り換えるべき？判断するポイント
5年落ちのアルトラパンを保有している場合、乗り換えるべきかどうかで悩む方も多いです。乗り換え要否を判断するポイントは以下のとおりです。
・維持費が高くなった
・修理や交換のコストや効果
・車検のタイミング
・ライフスタイルの変化
・車から異音が聞こえる
・次に乗りたい車があるかどうか
各ポイントの詳細は、以下のとおりです。
維持費が高くなった
5年落ちのアルトラパンの場合、維持費が高くなると感じる場合があります。通常、新車登録後3年間は保証期間に設定されています。保証の対象部品が3年を超えると、メーカーによる不具合ではなく経年劣化が原因で故障しやすくなるので、修理代の負担がかさみやすいです。
また、また、メーカーによっては5年保証が付いている場合が多いですが、そのまま乗り続けると、さらに維持費がかかってしまうでしょう。維持費を抑えたい方は、5年経過した時点で一度手放して新車に乗り換えることをおすすめします。
修理や交換のコストや効果
アルトラパンが故障すると、修理が必要となってしまいます。ただし、状態次第では修理しないまま故障した状態で買取してもらった方がお得なケースもあります。高い修理費を負担して修理した車であっても、安い買取金額となってしまう場合があるためです。
もし引取が不可能と判断された場合、新しい車を購入する方が良いケースもあるでしょう。以上のように、修理や交換のコストや効果を鑑み、5年落ちのアルトラパンを売却するかどうかを判断してください。故障した際の修理代より車の市場価値が低いケースは、故障したらそのまま乗り換えるのがおすすめです。
車検のタイミング
軽自動車の場合、新車登録後3年経過した時点で1回目の車検を受けます。そして、2回目以降の車検は2年ごとに車検を受けなければなりません。車検を受ける際には、高い費用を負担しなければなりません。
1回目の車検時は、まだ状態がフレッシュであり部品交換が少ない場合が多いです。2回目以降は、徐々に部品交換が増えていき、車検費用も高くなる傾向があります。また、車検を受ける際にはしばらく車を預ける手間も発生するデメリットもあります。
以上より、2回目の車検を受ける前にアルトラパンを売却するのも有効的です。
ライフスタイルの変化
5年経過したアルトラパンを手放すかどうかは、ライフスタイルの変化によって判断したいものです。代表的なライフスタイルの変化が、家族が増えた場合です。子どもが増えて軽自動車では手狭になり、アルトラパンではなくほかの車に買い替えたい場合があるでしょう。
また、今までは狭い道路を走行する機会が多く、軽自動車に乗らざるをえなかった場合でも、引っ越したことで普通車に乗り換えたいケースもあります。以上のように、ライフスタイルの変化は5年落ちのアルトラパンを乗り換えるか判断する際に重要なポイントです。
結婚もライフスタイルの変化の1つです。結婚して車をどうすれば良いかわからないという方は、「結婚したら車はどうすれば良い？手放すかどうかの基準や必要な手続きを解説」の記事も併せてご覧ください。
車から異音が聞こえる
5年落ちのアルトラパンから異音が聞こえてきた場合も、買い替えを検討したいものです。車から聞こえる代表的な異音として、アクセルを踏み込んだときにゴロゴロという音が発生する場合です。また、走行中にカンカンと金属音が生じるパターンもあります。
ほかにも、エンジンからポコポコと音がしたり、走行中にガラガラと甲高い音が発生したりする場合も多いです。異音が発生している場合、アルトラパンに何らかの不具合を抱えている可能性が高いです。また、異音が確認できた時点では故障していなくても、その後に故障に至るリスクがあります。アルトラパンから異音がする場合は売却を検討するのもおすすめです。
次に乗りたい車があるかどうか
5年落ちのアルトラパンを売却するかどうかは、次に乗りたい車があるかどうかも重要なポイントとなります。自動車の進化は目覚ましいものがあり、日々新しいテクノロジーが生まれているものです。特に、安全性能に優れた車が続々と登場しており、運転する側としては魅力的に感じます。
また、車のデザインについてはトレンドがあり、その時々で微妙なデザインの違いがあります。自分にとって魅力的なデザインの車が登場した場合、乗り換えたくなるでしょう。以上のように、5年落ちのアルトラパンから乗り換えたい車が登場したら、売却と乗り換えを検討してみてください。
5年落ちのアルトラパンを乗り換えるメリット・デメリット
5年落ちのアルトラパンの乗り換えに伴う、メリットとデメリットがあります。乗り換えを検討する場合、メリットとデメリットを加味して、慎重に乗り換え可否を検討しましょう。ここでは、5年落ちのアルトラパンを乗り換える際のメリットとデメリットを紹介します。
5年落ちのアルトラパン を乗り換えるメリット
5年落ちのアルトラパンを乗り換えるメリットは、以下のとおりです。
・特別保証を活用してから売れる
・買取価格が大きく下がる前に売れる
・2回目の車検を受ける前に売れる
各メリットの詳細は、以下のとおりです。
特別保証を活用してから売れる
5年落ちの段階でアルトラパンを売る場合、特別保証の活用後に売れる点がメリットです。特別保証では、エンジンや動力伝達機構、電子制御といった車の走行時に重要なパーツが保証されています。さらに、ダイハツでは延長プランが存在します。これは、新車登録日から５年後または累計走行距離として10万kmを超えても保証を受けられるプランです。
ただし、一般的には特別保証までしかつけないケースが多いです。5年落ちのアルトラパンは、特別保証が切れるタイミングに当たるので、保証期間を残した状態で売却できる点も魅力でしょう。
買取価格が大きく下がる前に売れる
5年落ちのタイミングでアルトラパンを売る場合、大きく買取価格が下がる前に売れる点が特徴です。車の場合、数値的に大台に乗ると価値が下がる傾向があります。代表的なタイミングとして、10年が意識されることが多いです。
また、5年についても2回目の車検に該当するタイミングであり、意識的に大台と思われています。実際に5年を超えて売却しようとすると買取金額が大きく下がるケースがあります。5年経過するとモデルチェンジが実施される可能性も高まるので注意してください。
2回目の車検を受ける前に売れる
5年落ちのアルトラパンを売却することで、2回目の車検を受ける前に売れる特徴があります。軽自動車の場合、普通車よりも車検にかかる費用が低くなるのが一般的です。車検を受けると6万円以上の費用がかかります。
また、車検で摩耗している部品を交換するとさらに費用が高くなるでしょう。2回目の車検では、まだ交換数が少ないものの初回の車検よりは費用が高くなる場合が多いです。車検にかかる費用を抑えたい方は、2回目の車検を受ける前にアルトラパンを売却しましょう。
5年落ちのアルトラパン を乗り換えるデメリット
5年落ちのアルトラパンを乗り換えるデメリットは、以下のとおりです。
・需要が低いと買取価格が下がる
・4万kmを越えると買取価格が下がりやすい
・モデルチェンジ後は買取価格が下がる
各デメリットの詳細について、解説します。
需要が低いと買取価格が下がる
アルトラパンを5年以内に売却したとしても、需要次第では査定額が低くなるケースがあります。車の査定額を構成する要素として、走行距離だけでなく年式や車の状態などが含まれます。
さらに、中古車市場における需要も重要な要素となるのです。たとえコンディションが良いアルトラパンであっても、人気がなくて買い手が付かない場合は、査定額は下がります。
買い手がみつけられない場合は、販売価格を下げてでも売りたくなります。そのため、査定額も安くなりやすいです。車を売却する際は需要と供給を鑑みて、売り時を見計らうようにしましょう。
4万kmを越えると買取価格が下がりやすい
新車購入より5年以内にアルトラパンを売ったとしても、過走行車となっている場合は査定額が下がりがちです。これは、車の年間平均走行距離が大きく関連しているためです。車の年間平均走行距離は、普通車が1万km、軽自動車の場合は8万kmが目安です。
目安の距離よりも走行距離が多いケースでは、査定額は低くなってしまいます。5年以内と比較的新しいアルトラパンだから高額査定になるだろうと考えていても、想像以上に査定額が低くなる場合もあることを理解しておきましょう。
モデルチェンジ後は買取価格が下がる
人気車種ともなると、モデルチェンジによってさらに新しい車に進化を遂げるのが一般的です。モデルチェンジの周期については、多くの車で4年から6年サイクルとなっています。そのため、新車のアルトラパンを購入して5年経過すると、モデルチェンジしている可能性もあります。
モデルチェンジ後は、先述したように中古市場に多くの旧モデルのアルトラパンが流通するので、買取価格が下がりやすいです。アルトラパンの売却を検討している場合、モデルチェンジが実施される前に売却しましょう。高額買取を希望する方は、モデルチェンジに関する情報を入手するように意識しましょう。
5年落ち以外でアルトラパンを売るタイミングは？
5年落ち以外で、アルトラパンを売るタイミングは以下のとおりです。
・3年目
・7年目
・10年目
各タイミングについて、詳しく見ていきましょう。
3年目
3年目のアルトラパンは、2021年モデルとなります。ちょうど新型コロナウイルスが流行していた時期であり、車の生産が滞っていた時期となります。3年目の場合、初回の車検を受けるタイミングに該当する形です。
初めての車検時は、まだ部品の劣化がみられず比較的安い費用で抑えられるタイミングです。また、現行モデルの場合が多く、高値で買取してもらえる場合が多くても総合的に考えるとまだ売るのには早すぎるといえます。
さらに、ローンを組んでアルトラパンを購入している場合、ローンを完済する前に売却となる方も多いでしょう。特に新車を購入する際に二重ローンを組む必要がある方は無理をせず、ローン完済後の乗り換えを検討しましょう。
7年目
7年目のアルトラパンは、2017年に生産されたモデルです。3代目のHE33S型が2015年に登場しているので、まだ現行モデルの位置付けです。LとS、Xグレードにおいて燃費基準の区分変更がおこなわれました。これにより、2WD車は平成32年度燃費基準+40%に、4WD車は平成32年度燃費基準+30%を達成しています。
7年目のアルトラパンの場合、3回目の車検を迎えるタイミングです。3回目の車検となると、交換する部品が増えてきて車検費用もかさむケースが多いです。また、車検以外でも故障するパーツがみられる場合があり、費用面での負担が大きくなります。7年目を迎えるタイミングで売却するのも有効的です。
10年目
10年目を迎えたアルトラパンは、2014年式となります。2代目のHE22S型に該当し、2014年10月1日にはターボ車のTLが廃止されて、NA車のみとなりました。また、ボディカラーがエアブルーメタリックからフィズブルーパールメタリックに変更となっています。
2代目としては後期モデルとなりますが、旧モデルとなるだけに買取価格は下がってしまう傾向にあります。また、10年は年式を考えると大台に突入しているので、意識的に価値が下がりやすいです。故障するアルトラパンも登場し始めるタイミングでもあります。維持費を考えると安くても手放した方が良い場合があるでしょう。
10年落ちのアルトラパンの買取・下取り価格についてさらに詳しく知りたいという方は、「10年落ちのラパンの買取・下取り価格相場はどれくらい？乗り換えのタイミングもあわせて解説」の記事も併せてご覧ください。
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経年劣化するとどのような故障が起きる？
アルトラパンが古くなると、経年劣化が進みます。経年劣化が進行すると、以下のような故障のリスクが高まります。
・エンジンオイルの漏れが発生しやすくなる
・オートマオイルが交換できなくなる
・足回りの部品が劣化する
・エアコンがきかなくなる
・灯火類が点灯しなくなる
・マフラーに穴があく
・車のボディが錆びる
各故障について、詳しく解説します。
エンジンオイルの漏れが発生しやすくなる
エンジン内部のパーツを潤滑するため、エンジンオイルが使用されます。エンジンオイルは、内部漏れと外部漏れが発生する場合があります。内部漏れの場合、エンジン内部のピストンに付いているリングが経年劣化している可能性が高いです。
外部漏れの場合、パッキンの劣化から漏れ出しているケースと、オイルパンが破損している場合があります。さらに、エンジンの接続部分よりエンジンオイルが漏れている可能性も考えられます。
オイル漏れの箇所により修理費用は異なるものの、数千円から10万円程度の修理費用がかかるので注意が必要です。
オートマオイルが交換できなくなる
オートマオイルとは、オイルを滑らかにして車のギアチェンジ時に円滑に動作させるために必要なオイルです。一般的に、オートマオイルは1年または1万kmごとの交換が推奨されています。オートマオイルの場合、必ずしも交換する必要がありません。
ただし、走行距離が10万kmを超えてオートマオイルを交換した場合、ミッションに負担を与えます。故障の原因になる可能性もあるので注意してください。があるのです。5万kmを超えている段階でオートマオイルを交換していない場合は、オートマオイルを無理に交換しないようにしましょう。
足回りの部品が劣化する
車が古くなると、足回りの部品の劣化が顕著にみられます。車が走行するために必要な足回りの部品として、サスペンションが有名です。古い車のサスペンションの場合、路面から受ける衝撃を軽減できずに直接衝撃を受けて、乗り心地が大きく悪化してしまう恐れがあります。
また、経年劣化によってサスペンションに錆やガタつきが生じることがあります。さらに、サスペンションに使用しているゴムブッシュが切れると異音や振動が生じやすいです。足回りの部品は安定した走行に欠かせないものであるため、必要に応じて交換しましょう。
エアコンがきかなくなる
車が古くなってくると、エアコンが効きにくくなってしまいます。エアコンが効きにくくなる原因の1つは、エアコンガスが不足するケースです。年数が経過すると走行中の振動の影響により、エアコンのガスが徐々に減っていきます。さらに、経年劣化が進むと混入した水分や不純物の影響で、エアコン効率が悪化しやすくなるでしょう。
エアコンガスの補充やクリーニングは、ディーラーや整備工場、カー用品店で受けられます。もし年数が経過している車がある場合、エアコンガスの補充やクリーニングなどのメンテナンスを受けておきましょう。
灯火類が点灯しなくなる
新車から年数が経過した場合、灯火類が点灯しなくなるケースもあります。灯火類が点灯しなくなる理由として、電気信号を伝えるためケーブルに不具合が発生している可能性が挙げられます。また、使用しているランプが切れた場合も点灯しません。灯火類が正しく動作しない場合、整備不良と判断されて違反となるので注意しましょう。
灯火類を修理する際に問題となるのが、不具合箇所がすぐに特定できない点です。多くの部品を交換しながら対処する必要があります。修理費用が高くなる場合もあることも留意しておきましょう。
マフラーに穴があく
アルトラパンが古くなると、マフラーに穴があく場合があります。マフラーに穴が空く原因は、水分や塩分の付着により錆が発生して穴ができるためです。錆の原因となる水分については、水たまりの水や雨が考えられます。
また、塩分は冬の道路に散布される凍結防止剤の塩化カルシウムも原因です。水や塩化カルシウムは、腐食の原因になります。錆が発生してマフラーに穴があいてしまうと、修理や交換が必要になるので注意してください。
マフラーの交換が必要な場合、多額の費用がかかります。定期的にマフラー周辺を洗浄して、綺麗な状態を維持しましょう。
車のボディが錆びる
アルトラパンの場合、経年劣化によりボディに錆が発生しやすくなります。錆の原因は、長期間にわたる汚れの蓄積に起因する場合が多いです。錆をそのままに放置しておくと、ボディに穴があいてしまいます。これにより、運転に支障をきたす場合があるので注意が必要です。
さらに、ひどい錆やボディに穴ができると車検に通らないケースもあります。錆をそのまま放置すると、足回りやブレーキが正常に作動しなくなるリスクもあります。以上から、錆の放置は安全面を考えても見逃せないものです。ボディに汚れが付着したら早めに除去するようにしましょう。
アルトラパンを売却するならカーセブンがおすすめ
アルトラパンをより高額で買取相場してもらいたい場合、カーセブンにご依頼ください。カーセブンでは、以下の5つの安心宣言を掲げています。
・買取額は当日中に半額を前払い
・契約後の減額は一切なし
・買取車両は責任を持って名義変更
・車両引き渡しから7日間は電話1本でキャンセル可能
・キャンセル料は一切不要
特に、契約後の減額が一切ない点が魅力的であり、信頼感があります。また、キャンセルは電話1本で可能であり、キャンセル料がかかりません。実際のアルトラパンの買取価格も、以下のように高めです。
| 車種・グレード | カラー | 年式 | 走行距離 | 査定時期 | 都道府県 | 査定額 |
| スズキ アルトラパン 4WD モード | アオ | 令和1年式 (2019年式) | 7,800km | 2024年06月 | 青森県 | 90.0万円 |
| スズキ アルトラパン 4WD S | ベージュ | 令和1年式 (2019年式) | 90,100km | 2024年05月 | 岩手県 | 15.0万円 |
| スズキ アルトラパン 4WD S | ピンク | 令和1年式 (2019年式) | 22,500km | 2023年12月 | 北海道 | 82.0万円 |
| スズキ アルトラパン S | ピンク | 令和1年式 (2019年式) | 46,500km | 2024年01月 | 新潟県 | 55.8万円 |
| スズキ アルトラパン L | ベージュ | 令和1年式 (2019年式) | 12,300km | 2023年09月 | 神奈川県 | 71.0万円 |
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まとめ
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