軽自動車として高い人気を誇るホンダのN-ONEは、スタイリッシュなデザインと優れた燃費性能で多くの方に愛されています。しかし、5年経過すると車の価値や性能も変わってくるため、売却や乗り換えを検討する方も多いでしょう。特に、初めて車の売却を検討する方にとっては、タイミングや買取価格の目安がわからず、不安を感じることもあるでしょう。
そこでこの記事では、5年落ちのN-ONEの買取・下取り価格の相場はどれくらいなのか詳しく解説します。また、乗り換えのタイミングはいつが適しているのかについても解説します。さらに、N-ONEの特徴や売却する際に高く買取ってもらうためのポイントなども紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。
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この記事でわかること
- ・5年落ちのN-ONEの買取・下取り価格相場
- ・乗り換えるタイミング
- ・乗り換える判断ポイント
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目次
- 5年落ちのN-ONEとは？【乗車人数・サイズ・排気量・燃費】
- 5年落ちのN-ONEは何代目？グレードは何がある？
- 【走行距離別】5年落ちのN-ONEの買取・下取り価格相場
- 【グレード別】5年落ちのN-ONEの買取・下取り価格相場
- N-ONEのリセールバリューはどのように推移する？
- 5年落ちのN-ONEは売却するのに適している？
- 買取・下取り価格が高いN-ONEの特徴
- 5年落ちのN-ONEを高く買取してもらう方法
- 5年落ちのN-ONEの口コミ・評判
- ５年落ちのN-ONEを高く買取してもらうなら下取りより買取がおすすめ
- 5年落ちのN-ONEは乗り換えるべき？判断するポイント
- 5年落ちのN-ONEを乗り換えるメリット・デメリット
- 5年落ち以外でN-ONEを売るタイミングは？
- 経年劣化するとどのような故障が起きる？
- N-ONEを売却するならカーセブンがおすすめ
- まとめ
5年落ちのN-ONEとは？【乗車人数・サイズ・排気量・燃費】
まずは、5年落ちのN-ONEの基本情報について詳しくみていきましょう。
| 乗車人数 | 4名 |
| サイズ（全長×全幅×全高） | 3,395×1,475×1,545～1,630mm |
| 排気量 | 658mm |
| 燃費 | 20.8～28.8km/L |
2012年11月に発売されたN-ONEは、ホンダの軽自動車シリーズである「Nシリーズ」の1つです。1967年に登場したホンダ初の市販軽乗用車であるN360をデザインのインスピレーションとし、現代の技術と快適性を融合させた魅力的な1台です。
コンパクトなボディサイズながらも車内空間を広く確保し、運転のしやすさと快適な居住性を実現しています。特に、軽自動車の枠を超えたデザインと実用性が評価され、幅広い世代に人気があります。
5年落ちのN-ONEは何代目？グレードは何がある？
5年落ちのN-ONEは、初代N-ONEに該当します。初代N-ONEには、以下のようなグレードが展開されています。
・スタンダード
・スタンダード・ローダウン
・スタンダード・L
・スタンダード・ローダウンL
・スタンダード・L特別仕様車ホワイトクラッシースタイル特別・限定
・セレクト
・スタンダード ツアラー
・セレクト ツアラー
・プレミアム
・プレミアム ツアラー
・RS
初代N-ONEには、さまざまなライフスタイルや好みに対応するために、多彩なグレードが用意されています。基本装備を備えた「スタンダード」や低全高モデルの「スタンダード・ローダウン」など、使い勝手の良さを重視したグレードが魅力です。
また、上位グレードは、充実した装備と上質なインテリアを備え、快適なドライブをサポートします。駆動方式については、「スタンダード・ローダウン」や「スタンダード ツアラー」、「RS」などがFF設定となっています。それ以外のグレードはFFと4WDの選択が可能です。安定性を求める雪道も安心して運転できる車を探している方にも、N-ONEがおすすめです。
【走行距離別】5年落ちのN-ONEの買取・下取り価格相場
5年落ちのN-ONEの買取・下取り価格相場の相場は、走行距離によって大きく異なります。ここでは、走行距離別に5年落ちのN-ONEの買取相場についてみていきましょう。買取相場は以下のとおりです。
| 走行距離数 | 買取金額 |
| 20,000km以下 | 74万〜101万円 |
| 20,001km～40,000km以下 | 69万～96万円 |
| 40,001km～60,000km以下 | 59万～79万円 |
| 60,001km～80,000km | 42万～68万円 |
| 80,001km～100,000km | 35万～59万円 |
一般的に、走行距離が短いほど高価買取が期待でき、2万km以下であれば100万円以上つくケースも珍しくありません。一方、走行距離が増えるにつれて買取価格は徐々に下がる傾向にあります。
これは、走行距離が増えると車の消耗度が高まるため、買取業者がメンテナンスコストを考慮して査定額を下げるためです。そのため、走行距離が少ないうちに売却を検討するのが賢明といえるでしょう。
【グレード別】5年落ちのN-ONEの買取・下取り価格相場
5年落ちのN-ONEの買取・下取り価格相場の相場は、グレードによって異なります。ここでは、グレードに5年落ちのN-ONEの買取相場についてみていきましょう。グレード別の買取相場は以下のとおりです。
| グレード | 買取金額 |
| スタンダード ツアラー | 28.5万～84.1万円 |
| スタンダードL | 26.4万～83.2万円 |
| セレクト ツアラー | 27.2万～92.7万円 |
| RS | 92.3万～118.5万円 |
ターボエンジンを搭載した「スタンダード ツアラー」や「セレクト ツアラー」は、スポーティな走りやパワフルな性能が人気です。「スタンダードL」は基本装備をしっかり備えつつ実用性の高いモデルでありながらも、他のグレードと比較して若干低めの査定が出ることがあります。
スポーティな「RS」モデルは希少性が高く、92.3万〜118.5万円と安定した高値が付く傾向にあります。全体的にターボ仕様や上級グレードは需要が高く高値がつきやすいため、売却時にはグレード選びが重要なポイントです。
N-ONEのリセールバリューはどのように推移する？
N-ONEのリセールバリューは、軽自動車市場全体の中でも比較的高い水準にあります。とくに5年落ちのN-ONEのリセールバリューは、全グレードの平均で22〜70%と幅広く、上位グレードでは高値が期待できます。この数値は他の軽自動車と比べても優れており、N-ONEの人気が示されているでしょう。
N-ONEのリセールバリューが安定して高い理由の1つに、新車購入時の値引き幅の大きさが挙げられます。新車価格が割安に設定されていることで、中古車市場でも価格が大きく落ちにくくなり、セールバリューが上がる傾向にあるのです。
また、ホンダの軽自動車自体が持つブランド力やスタイリッシュなデザイン、優れた燃費性能などもリセールバリューの高さにつながっています。リセールバリューの観点からもN-ONEは手放すタイミングを慎重に選ぶことで、高価買取を狙えるようになるでしょう。
N-ONEのリセールバリューについてさらに詳しく知りたいという方は「【2024年最新】ホンダ N-ONEの買取相場はいくら？年式・走行距離・グレード別に解説」の記事も併せてご覧ください
5年落ちのN-ONEは売却するのに適している？
N-ONEを売却するなら、5年落ちでの売却が望ましいです。5年落ちの売却がおすすめされる主な理由は3つあります。
・査定額が大きく下がらない
・特別保証が切れる前に手放せる
・ローン完済のタイミングである
5年目は車の価値が急激に下がる前の時期で、査定額が比較的安定しています。高価買取も期待できるので、適しているといえるでしょう。さらに、メーカー保証が5年で切れる前に手放すことで、買い手がつきやすいのもメリットです。
また、多くのローン契約が5年で完済するため、ローン残債を気にせず売却できます。ただし、走行距離が多い過走行車や、モデルチェンジ直後の場合は査定額が落ちる可能性があるため注意が必要です。これらの点を踏まえ、5年落ちのN-ONEは売却のタイミングとして非常に適しているといえるでしょう。
買取・下取り価格が高いN-ONEの特徴
買取・下取り価格が高いN-ONEには、以下の特徴があります。
・ボディカラーが人気色
・ターボエンジン搭載車
・走行距離が3～5万km
それぞれ詳しくみていきましょう。
ボディカラーが人気色
N-ONEの買取・下取り価格を左右する重要なポイントがボディカラーです。中でも、スカイブルーやホワイト、ブラック、メタリック&シルバーなどは人気があります。これらのカラーは、個性的でおしゃれな雰囲気を持ち、男女問わず人気のため、中古市場でも高い需要があります。
そのため、こうした人気色を選んでいる場合、買取や下取り時にプラス査定となることが多くなっています。N-ONEのボディカラーにこだわりがなければ、ホワイト、ブラック、メタリック&シルバーなどの定番色を選びましょう。
ターボエンジン搭載車
N-ONEの中でも、ターボエンジンを搭載したモデルは高い評価を受けています。ターボ車は、軽自動車とは思えない力強い走りを提供し、安定した走行性能が魅力です。グレードでは、「プレミアム」といったモデルが非常に人気です。
これらのグレードは、おしゃれなデザインに加え、パワフルな走りを求めるドライバーからの支持を集めています。ターボ仕様は他のグレードに比べて希少価値が高く、中古市場でも安定した需要があるため、買取価格も高くなりやすいでしょう。
走行距離が3～5万km
走行距離も査定額に大きく影響するポイントです。一般的に、走行距離が少ないほど車の状態が良好であると判断され、高額査定が期待できます。特にN-ONEの場合、走行距離が3〜5万kmの範囲であれば、高価買取が見込まれます。
また、6万km以上になると徐々に査定額が下がり始め、10万kmを超えるとほとんど値がつかないこともあります。走行距離が多い車は、車体やエンジンの消耗度が高いため、査定額が大幅に下がりやすいです。過走行車の場合は、乗り潰すことも1つの選択肢として考えたほうが良いでしょう。
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5年落ちのN-ONEを高く買取してもらう方法
5年落ちのN-ONEを高額で売却するためには、以下のポイントを押さえておくことが重要です。
・中古車買取業者へ査定を依頼する
・オプションパーツや純正パーツを用意する
・査定前に車の傷や凹みを無理に直さない
ここでは、各ポイントを詳しく解説します。
中古車買取業者へ査定を依頼する
N-ONEを高く売却したいなら、中古車買取業者へ査定依頼すると良いです。中古車買取業者は、多くの車両を査定し買取を行っているため、車の価値を適切に判断する専門知識と豊富な経験を持っています。
さらに、買取を専門とする業者は市場動向に敏感で、他の販売ルートよりも高額査定が期待できます。査定から契約、引き渡しまでの取引がスムーズに進むため、ストレスなく車を手放せるのもメリットです。また、複数の買取業者に依頼すると最も高い金額を提示してくれる業者を選べるので、高額で買取ってもらえる可能性が高くなります。
オプションパーツや純正パーツを用意する
査定を受ける前に、車に装着されているオプションパーツの確認をしておきましょう。装備されているオプションによっては、査定額がアップする可能性があります。メーカーオプションやディーラーオプションといった純正パーツは需要が高く、査定のプラスポイントです。特に、LEDヘッドライトやレザーシート、サンルーフなどは、標準装備ではないため高い評価を受けやすくなります。
もし、取り外しているオプションパーツがある場合は、査定前に車に戻しておくと良いでしょう。また、社外品のパーツについては、車の評価を下げることがあります。そのため、純正パーツが残っている場合は、元に戻して査定を受けると良いです。
査定前に車の傷や凹みを無理に直さない
車のボディに小さな傷や凹みがある場合、査定前に修理するべきか迷うかもしれません。しかし、傷や凹みは無理に直さない方が良い場合が多いです。軽微な傷であれば、査定額にほとんど影響しないことが多く、修理をしても修理代の方が高くつくことがあります。
特に大きな傷や凹みの場合、修理費用が査定額を上回ることがほとんどで、コストパフォーマンスが悪くなります。そのため、査定を依頼する際は修理を避け、車全体を洗車して見た目を整える程度で良いです。外観をきれいに保つだけでも、査定士に良い印象を与えることができ、評価が上がる可能性もあります。
車を高く買取してもらう方法についてさらに詳しく知りたいという方は、「車を高く売る方法は？コツ・交渉術・車の価値を維持するためのポイントを紹介！」の記事も併せてご覧ください。
5年落ちのN-ONEの口コミ・評判
5年落ちN-ONEの査定や車の状態に関する口コミを紹介します。
5年落ちのN-ONEに対する口コミや評判は、全体的に高評価が多いです。あるユーザーは、多走行車両でも問題がなく、耐久性の高さに驚いているとコメントしています。
また、買取に関しては予想より高額な査定を受けたケースも報告されています。総じて、N-ONEは年数が経っても品質が良く、メンテナンス次第で高値がつく点が評価されているようです。
５年落ちのN-ONEを高く買取してもらうなら下取りより買取がおすすめ
N-ONEをできるだけ高値で売却したい場合は、ディーラーでの下取りよりも中古車買取専門業者を利用すると良いです。ディーラーでの下取りは、新車購入と同時取引となります。そのため、下取り価格があらかじめ設定されており、査定額が市場の相場と比べて低めの場合が多いです。
一方で、買取専門業者を利用する場合は、車両の状態やグレードなどを反映した査定を受けられるので、車の価値を正当に評価してもらえます。特に、N-ONEのような軽自動車であっても、グレードやオプションなどの条件が揃っていれば、高額査定が期待できるでしょう。
また、全国展開している大手の買取業者を利用すれば、豊富な取引実績と市場データに基づいた査定が受けられます。複数の業者に査定を依頼し、見積もりを比較することで、より高い価格での売却ができます。
車の買取と下取りの違いについてさらに詳しく知りたいという方は、「車の下取りとは？下取り手続きの進め方やメリット・デメリットも紹介」の記事も併せてご覧ください。
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5年落ちのN-ONEは乗り換えるべき？判断するポイント
5年落ちのN-ONEを乗り換える際に、どのタイミングで乗り換えれば良いかわからない方も多いでしょう。ここでは、5年落ちのN-ONEの乗り換えポイントについて詳しく解説します。
・維持費が高くなった
・修理や交換のコストや効果
・車検のタイミング
・ライフスタイルの変化
・車から異音が聞こえる
・次に乗りたい車があるかどうか
それぞれのポイントについてみていきましょう。
維持費が高くなった
維持費が高くなったと感じた場合は乗り換えのタイミングです。車を長く乗り続けていると、燃費の悪化やタイヤ、ブレーキパッドといった消耗品の交換が必要です。そのため、維持費が増えてくることがあります。
特に、5年を過ぎるとエンジンオイルやバッテリー交換などのメンテナンスコストがかさみます。これが家計を圧迫するようであれば、乗り換えを検討するタイミングといえるでしょう。もし、維持費の負担が増えて生活に支障をきたすのであれば、乗り換えることで経済的な負担を減らすことが可能です。
修理や交換のコストや効果
車が故障した際に修理費がどの程度かかるかは、乗り換えを検討する大きな判断材料となります。故障箇所が多く修理費用が車の市場価値を上回る場合、無理に修理を続けるよりも、新しい車に乗り換えた方が賢明です。
特に、エンジンやトランスミッションなどの修理費用が高額になる場合は、修理費用と現時点での車両の価値を比較しましょう。売却後に後悔しないためにも「5年落ちだから乗り換えよう」と短絡的に考えず、乗り換えた方が総合的にお得かどうかを見極めることが大切です。
車検のタイミング
乗り換えのタイミングを考えるうえで、車検は大きなポイントとなります。車検には軽自動車の場合、5〜10万円前後の費用がかかるためです。車検前に売却すると車検代がかからないため、車検費用の負担を軽減できます。
また、車検を受けた直後に売却しても買取価格が車検費用分高くなるわけではないので、もったいないと感じる方も多いでしょう。最低でも次の車検までの期間を見越して乗り続けることを考えなければなりません。無駄な費用をかけずに済ませたい方は、車検の直前に売却して新しい車に乗り換えましょう。
ライフスタイルの変化
家族構成の変化や生活環境の変化によって、車の用途が変わることもあります。結婚や出産で家族が増えると軽自動車ではスペースが不足し、ベビーカーや荷物の積み込みが難しくなることもあるでしょう。その際は、より大きなバンタイプやワンボックス車への乗り換えを検討するのが賢明です。
また、ライフスタイルの変化は、家族構成だけでなく、趣味や仕事の内容の変化にも影響されます。たとえば、アウトドアやキャンプが趣味になった場合は、大きな荷物を積み込める車や、悪路でも走行できるSUVのほうが便利です。逆に、通勤や街乗りがメインであれば、燃費の良いコンパクトカーやハイブリッド車が良いでしょう。
ライフスタイルの変化に合わせて車を乗り換えることは、生活の質を向上させ、より快適なカーライフを楽しむために欠かせません。
結婚もライフスタイルの変化の1つです。結婚して車をどうすれば良いかわからないという方は、「結婚したら車はどうすれば良い？手放すかどうかの基準や必要な手続きを解説」の記事も併せてご覧ください。
車から異音が聞こえる
車から異音が聞こえる場合、車両に不具合が発生する前兆であることが多く、早急な対応が必要です。特に、エンジンやサスペンション、ブレーキといった主要な部品から異音がする場合、部品が劣化している可能性が高いです。放置すると重大な故障につながるリスクも十分にあります。
短期的には修理を行うことで問題を解決できるかもしれません。しかし、長期的な視点で考えると、修理費用が積み重なり、最終的に新しい車を購入するよりも高額になります。そのため、異音が続いたり、複数の部品に不具合が発生したりしている場合は、車の買い替えを検討しましょう。
次に乗りたい車があるかどうか
新しい車に乗り換えたいという気持ちがある場合も、乗り換えの判断ポイントです。乗りたい車があるのにタイミングを逃して何年も我慢してしまうのは、せっかくのカーライフを楽しむ機会を失うことになります。これでは、カーライフを存分に満喫できず、後悔が残るかもしれません。
乗り換え時期を意識しつつ、自分の希望に沿った車を手に入れることも大切です。欲しい車が見つかったら、最適な乗り換えタイミングを見計らって、新しいカーライフをスタートさせるのも良いでしょう。
5年落ちのN-ONEを乗り換えるメリット・デメリット
5年落ちのN-ONEを乗り換えるにはメリットとデメリットがあります。ここでは、5年落ちのN-ONEを乗り換えるメリットとデメリットについてみていきましょう。
5年落ちのN-ONEを乗り換えるメリット
5年落ちのN-ONEを乗り換えるメリットは以下のとおりです。
・2回目の車検代を負担しなくて良い
・ローン完済で車の売却を検討しやすい
・特別保証が切れる前に車を売れる
それぞれのメリットについて詳しくみていきましょう。
2回目の車検代を負担しなくて良い
5年目の車検を迎える前にN-ONEを売却することで、高額な車検費用を支払う必要がなくなります。車検を受ける際には、10万円前後の費用がかかることが一般的です。そのため、車検前に売却すれば、無駄な出費を避けられます。
特に、車検と一緒に消耗品の交換が必要な場合、その費用はさらに増える可能性があります。このような大きな出費を避けたい方にとって、車検前の売却は賢明な判断といえるでしょう。
ローン完済で車の売却を検討しやすい
多くの人が車を購入する際に利用するカーローンは、5年で完済する設定が一般的です。ローンを払い終わったタイミングであれば、車に対する支払いの負担がなくなります。そのため、次の車を購入するための資金計画が立てやすくなるでしょう。
ローンが残っている状態での売却は、残債の処理が必要になるため、手放しにくい場合があります。しかし、完済後であれば自由に売却できるようになります。5年のタイミングで車の乗り換えを検討する方は多いのはそのためです。
特別保証が切れる前に車を売れる
国産車の多くには、新車購入時に5年間の特別保証が付帯しています。特別保証とは、自動車の走行や安全のために、エンジンやエアバックなど重要な部分を保証してくれるものです。この保証の期間内であれば、エンジンやトランスミッションなどの主要部品に不具合が発生しても、無償で修理を受けられます。
しかし、この保証は5年で終了します。保証期間終了後は修理費用を全額自己負担する必要があるので注意してください。保証期間が切れる前に車を売却することで修理費用を避けられ、次の車への乗り換えもスムーズに進められるようになるでしょう。
5年落ちのN-ONEを乗り換えるデメリット
5年落ちのN-ONEを乗り換えるには、メリットだけではなくデメリットもあります。ここでは、5年落ちのN-ONEを乗り換えるデメリットについてみていきましょう。デメリットは以下のとおりです。
・年式より走行距離が重視される
・モデルチェンジ後は旧モデルの需要が低くなる
・需要が低い車は高額査定を期待できない
それぞれ詳しく解説します。
年式より走行距離が重視される
N-ONEを新車で購入してから5年以内に売却した場合でも、走行距離が多ければ査定額は大きく下がる可能性があります。一般的に、軽自動車では年間8,000kmの走行距離が目安とされています。そのため、年間8,000kmの走行距離を超える場合は過走行車とみなされやすいです。
つまり、5年で4万km以上の走行距離になると、査定額は大幅に減少することが多いです。年式が新しくても過走行車の場合は、高額査定を期待するのは難しいでしょう。
モデルチェンジ後は旧モデルの需要が低くなる
車種のモデルチェンジが行われると、旧モデルの需要は大きく変化します。特に、N-ONEのような人気車種では新型モデルの登場によって市場の注目が移り、旧モデルの価値が下がりやすくなります。その結果、中古車市場には旧モデルが増えて査定額が低下しやすくなるのです。
そのため、N-ONEのような車を売却する際は、モデルチェンジが行われる前に売却することで高価買取が期待できます。特に、モデルチェンジの情報が発表された時点で市場の需要が変化することも多いため、そのタイミングを見逃さないことが重要です。
需要が低い車は高額査定を期待できない
車の査定額は、車両の状態や年式、走行距離だけでなく、市場での需要と供給のバランスによっても大きく左右されます。N-ONEは人気のある軽自動車ですが、全てのグレードや仕様が同じように評価されるわけではありません。たとえば、特定のボディカラーや装備の仕様によっては、需要が少ないために査定額が低くなることがあります。
また、人気の高いカラーであるスカイブルーやプレミアムアイボリーなどは市場での需要が高く、高額査定が期待できるでしょう。一方で、あまり需要のないカラーやグレードでは買い手が見つかりにくく、査定額が低くなる傾向があります。あまり人気がなく需要が少ない仕様は、中古市場での売れ行きが鈍くなりがちです。
5年落ち以外でN-ONEを売るタイミングは？
5年落ち以外でN-ONEを売却する適切なタイミングには、以下のようなものがあります。
・3年目
・7年目
・10年目
それぞれ詳しくみていきましょう。
3年目
N-ONEを3年目で売却するメリットは、車検を迎える前に手放すことで大きな費用を負担しなくて良い点です。車検は10万円前後の費用がかかるため、車検前に売却することで無駄な出費を避けられます。また、3年目の車はまだ新車に近い状態であるため、査定額も高くなることが期待できます。
走行距離も比較的少なく、車両のコンディションが良好なことが多いため、高値での取引が見込めるでしょう。さらに、購入時に付けたメーカーの特別保証もまだ有効であり、万が一故障が発生しても無償で修理を受けられる可能性が高いです。
7年目
7年目になると、車への愛着が深まる一方で、新鮮味が薄れてきて他の車への興味が湧いてくる方もいるでしょう。この時期には、車両の経年劣化が進み、消耗品の交換や小さな不具合が発生しやすくなります。タイミングベルトやブレーキパッド、バッテリーなどの交換が必要となる場合もあり、メンテナンスコストが増える可能性も高くなります。
また、7年目を過ぎるとリセールバリューも徐々に下がり始めます。そのため、少しでも高く売却したい場合はなるべく早めに手放すことが望ましいでしょう。
10年目
10年目は、車を乗り換えるかどうかの大きな分岐点となる時期です。この時期になると、エンジンやトランスミッションなどの主要部品に摩耗が進み、トラブルが発生しやすくなります。タイミングベルトの交換や、オイル漏れ、サスペンションの劣化など、大きな修理が必要になることも珍しくありません。そのため、修理費用がかさんでしまい、新しい車を購入した方が賢明でしょう。
また、10年を過ぎると車の価値は急激に下がり、中古車市場での買取相場も大きく落ち込む傾向にあります。特に、13年を超えると自動車税が増え、維持費がさらに高くなるため、10年目の車検を迎える前には売却すると良いでしょう。
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経年劣化するとどのような故障が起きる？
車は年数が経過するにつれてさまざまな部品が劣化し、不具合が発生しやすくなります。どの部分にどのようなトラブルが起きやすいのかを知っておくことで、早めの対処や修理が可能になります。ここでは、経年劣化によって発生しやすい故障について詳しく見ていきましょう。
エンジンオイルの漏れが発生しやすくなる
エンジンオイルは各部品の隙間を潤滑し、摩擦を軽減する役割を果たしています。エンジンの継ぎ目やシール部分にはパッキンが使われており、経年劣化により硬化してしまうとオイルが漏れ出すリスクが高まります。特に、エンジンの振動や熱の影響でパッキンが劣化しやすく、10年を超える車ではオイル漏れが頻繁に起きやすいです。
オイル漏れを放置するとエンジン内部の摩耗が進み、最悪の場合はエンジンそのものの故障につながります。また、漏れたオイルが排気系統に付着すると煙が出たり、火災の危険性もあるでしょう。そのため、オイル漏れの兆候がみられた場合は、すぐに整備工場で点検を受けることが重要です。早期発見と適切な修理で、大きなトラブルを未然に防ぐことができます。
オートマオイルが交換できなくなる
オートマチックトランスミッションは、オートマオイルによって内部のギアやクラッチが滑らかに動くように設計されています。このオイルもエンジンオイル同様に劣化し、放置すると内部の部品に負担がかかります。
その結果、ギアの噛み合いが悪くなったり、シフトチェンジがスムーズに行えなくなるケースが多いです。特に10万km以上走行した車ではオイルの劣化が進行し、交換することで逆にトラブルが発生するケースも少なくありません。そのため、オートマオイルの劣化が進行した場合、専門業者と相談しながら慎重に判断する必要があります。
足回りの部品が劣化する
サスペンションやショックアブソーバーなど足回りの部品は、振動を吸収して乗り心地を快適に保つ役割を果たしています。しかし、これらの部品は走行距離や年数に応じて劣化し、やがて異音や振動が大きくなり、乗り心地に悪影響を及ぼします。一般的に、サスペンションの寿命は10年または7万km前後とされており、劣化が進むと交換が必要です。
足回りの部品が劣化すると、車の安定性が損なわれるため、高速走行時や急カーブの際に危険が伴います。交換費用は10～20万円程度かかることが多く、車検の際に指摘されることもあります。車の安全性を保つためにも変な振動を感じたら、早めに点検を行い必要に応じて交換しましょう。
エアコンがきかなくなる
経年劣化するとエアコンがきかなくなります。特に、エアコンのコンプレッサーは、車内を快適に保つための重要なパーツです。経年劣化によりコンプレッサーが故障すると、エアコンガスが適切に循環せず、冷房機能が低下してしまいます。特に、長年使用した車では、コンプレッサーのベアリングが劣化し、異音や振動が発生することがあります。
これを放置すると、コンプレッサーの交換が必要になり、修理費用が高額になることもあります。エアコンの不調は、夏場のドライブを快適に過ごせないだけでなく、曇り止め機能にも影響を与えるため、安全面にも関わります。そのため、定期的なメンテナンスを行い、効きが悪くなったと感じたら早めに点検を受けましょう。
灯火類が点灯しなくなる
ヘッドライトやテールランプ、ウインカーなどの灯火類は、安全運転のために欠かせない部品です。しかし、経年劣化により電気系統に不具合が生じ、点灯しなくなることがあります。特に、配線の劣化や接触不良が原因で、電気信号が正常に伝わらず、ライトが点灯しなくなることが多いです。
修理にあたっては不具合箇所の特定が難しい場合も多く、時間がかかることがあります。修理費用も高額になることがあり、その間車が使えなくなる場合もあるでしょう。車検に通らないだけでなく、夜間走行や悪天候時の安全性が損なわれるため早めにチェックしてもらうことが重要です。
マフラーに穴があく
マフラーは、車の排気ガスを適切に排出するための重要な部品ですが、経年劣化やサビによって穴があくことがあります。特に、サビが進行すると排気音が大きくなり、異常な振動を感じることもあるでしょう。車高が低い車では、段差や縁石に接触して穴があく場合もあり、さらに状況が悪化します。
マフラーの腐食が進むと排気ガスが車内に入り込む危険性があり、健康被害を引き起こす可能性もあります。異音や排気音の変化を感じたら、早めに修理を行い、腐食が進行する前に対処することが大切です。
車のボディが錆びる
車のボディは、塗装によって外部からのダメージを防いでいます。しかし、飛び石や小さな傷から塗装が剥がれると、その部分から錆が発生します。特に、融雪剤が撒かれる地域や海沿いでは、塩分による腐食が進行しやすく、錆が広がるとボディ全体に悪影響を及ぼします。錆が進行すると、車体に穴が開くこともあり、修理には多額の費用がかかるケースも少なくありません。
そのため、日常的に洗車やワックスがけを行い、傷が見つかったら早めに修理をすることで錆の発生を防ぐことが可能です。錆は放置すると進行が早いため、早期発見と対処が重要です。
N-ONEを売却するならカーセブンがおすすめ
N-ONEを売却する際は、車買取業者の選定が非常に重要です。車買取業者の中でもおすすめなのがカーセブンです。カーセブンは全国に展開する大手買取業者で、多くの買取実績を持ち、信頼性の高い業者になります。
また、カーセブンは豊富な実績だけでなく「5つの安心宣言」によって、取引の透明性と安全性を提供しています。
・買取車両は当社名義に変更手続きします
・ご契約金の半額を当日中に前払いします
・ご契約でもキャンセル料は一切かかりません
・いかなる場合でもご契約後の減額は一切しません
・キャンセルは7日間、電話一本で可能です
特に、契約後に減額がない点や、キャンセルが簡単にでき、キャンセル料が発生しない点は安心できるポイントです。こうした点から、安心して取引できる業者として評価されています。さらに、カーセブンN-ONEの買取実績も豊富です。
| 車種・グレード | カラー | 年式 | 走行距離 | 査定時期 | 都道府県 | 査定額 |
| N-ONE プレミアム ツアラー Lパッケージ | アカ | 平成25年式(2013年式) | 101,300km | 2024年07月 | 愛知県 | 20.0万円 |
| N-ONE GLパッケージ | アカ | 平成24年式(2012年式) | 54,600km | 2024年07月 | 新潟県 | 47.0万円 |
| N-ONEプレミアム | グリーン | 令和3年式(2021年式) | 13,800km | 2024年07月 | 愛知県 | 131.0万円 |
| N-ONE プレミアム Ｌパッケージ | ムラサキ | 平成25年式(2013年式) | 106,100km | 2024年07月 | 熊本県 | 5.0万円 |
| N-ONE 2WD ツアラー Aパッケージ | Pホワイト | 平成27年式(2015年式) | 35,600km | 2024年06月 | 神奈川県 | 50.0万円 |
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まとめ
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また下取りで売却するよりも、価格が上がりやすい買取で売却を検討することがおすすめ。
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