10年落ちのN-ONEの買取・下取り価格相場はどれくらい？乗り換えのタイミングもあわせて解説

10年落ちのN-ONEは、クラシックなデザインが魅力で、燃費性能も優秀です。年月が経過しても人気があり、中古市場でも高評価を得ています。特に「プレミアム」や「RS」などの上位グレードは、買取価格が高めに設定してもらいやすいです。

本記事では、走行距離やグレード別の買取・下取り価格相場を詳しく解説しています。カーセブンの買取実績を紹介しながら、車をより高く売るためのポイントや乗り換えの最適なタイミングを考察しました。

また、メンテナンスの重要性や査定前のクリーニングや交渉の際の注意点など、実践的な情報を提供しています。N-ONEの売却を検討している方にとって、役立つ内容となっていますので、ぜひ参考にしてください。

一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。
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10年落ちのN-ONEとは？【乗車人数・サイズ・排気量・燃費】

10年落ちのN-ONEは、ホンダの軽自動車として個性的なデザインと優れた燃費性能が特徴です。デザインはクラシックでありながら現代的な感覚も取り入れられており、都市部での使用に最適です。

車内空間はコンパクトでありながら広々としており、日常の移動に必要な快適性が約束されています。また、燃費性能が高く、多くのドライバーに愛され続けるのも理由の1つです。発売から10年経過してもその魅力は色あせず、中古市場でも人気を保っています。

乗車人数	4人
サイズ	全長：3,395mm 全幅：1,475mm 全高：1,610〜1,630mm
排気量	658cc
燃費	20.8〜27.0km/L（JC08モード）

10年落ちのN-ONEは何代目？グレードは何がある？

10年落ちのN-ONEは、2014年発売の初代モデルにあたります。N-ONEは2012年にデビューし、クラシカルなデザインと日常の使いやすさで人気を集めました。主なグレードには「G」「G・Lパッケージ」「G・Aパッケージ」などのグレードがあり、それぞれ装備や内装が異なります。

さらに、上位グレードの「プレミアム」や「プレミアムツアラー」では、ターボエンジンを搭載しています。上位グレードは、力強い走りと快適な装備を好む方に好評です。特に「プレミアムツアラー」は、スポーティな走行性能と高級感あるインテリアが特徴で、運転を楽しみたい方に人気です。多様なグレード展開により、ライフスタイルに合わせた選択が可能で、中古市場でも根強い人気を誇ります。

【走行距離別】10年落ちのN-ONEの買取・下取り価格相場

10年落ちのN-ONEの走行距離別買取価格相場を以下にまとめました。

走行距離	買取価格相場
0〜20,000km	46万～180万円
20,001〜40,000km	13万～150万円
40,001〜60,000km	20万～80万円
60,001〜80,000km	18万～70万円
80,001〜100,000km	2万～32万円
100,001〜120,000km	15万〜15万円
120,001〜140,000km	8万〜30万円
140,001〜160,000km	7万～23万円

表からわかるように、10年落ちのN-ONEは走行距離が少ないほど高値がつくことが多いです。特に0〜2万kmの走行距離の車両は最大で180万円の高値がつくこともあります。

一方、8万〜10万kmになると価格は大幅に下がり、最低1.5万円程度になることもあります。買取を検討する際は、走行距離はもちろん、全体のコンディションも考慮しましょう。

【グレード別】10年落ちのN-ONEの買取・下取り価格相場

10年落ちのN-ONEのグレード別買取価格相場を以下にまとめました。

グレード	買取価格相場	グレード	買取価格相場
モデューロX	65万～150万円	スタンダード	42万～75万円
プレミアムツアラー ローダウン	35万～126万円	オリジナル	100万～135万円
プレミアムツアラー Lパッケージ	8万～46万円	RS	95万～180万円
プレミアム ツアラー	12万～70万円	G ローダウン ベーシック	31万～94万円
プレミアムSSパッケージ	30万～119万円	G Lパッケージ	15万～52万円
プレミアムLパッケージ	5万～60万円	G	2万～55万円
プレミアム2トーンカラースタイル	32万～68万円	4WD GAパッケージ	38万～92万円
プレミアム	7万～105万円	2WD GAパッケージ	35万～100万円
ツアラーLパッケージ	30万～69万円	セレクト	80万～95万円
スタンダード L	45万～73.8万円	ー	ー

グレード別の買取価格相場を見ると、N-ONEの中でも人気の高いグレードは高値で取引されています。特に「プレミアム」や「RS」などの上位グレードは最大で100万円以上の価格がつくこともあります。

一方、標準グレードやベーシックな仕様の「G」などは比較的安定した価格帯で取引されます。価格は走行距離や車両の状態によっても大きく左右されるため、査定時にはこれらの要素にも注意しましょう。

N-ONEのリセールバリューはどのように推移する？

N-ONEのリセールバリューは他の軽自動車と比較して安定しており、年数が経過しても比較的高い水準を維持しています。リセールバリューは購入から3年以内が最も高く、特に初代モデルの人気が高いことが要因の1つです。年数が経つにつれて価格は徐々に下がりますが、10年経過してもリセールバリューが一定の水準を保っていることが特徴です。

他の軽自動車や平均的な車種と比べても、高いリセールバリューを誇っているため、売却時の損失が少なく済む傾向があります。特に、「プレミアム」や「RS」などの上位グレードはリセールバリューがより高くなることが多く、購入者にとって大きな魅力となっています。

N-ONEのリセールバリューについてさらに詳しく知りたいという方は「N-ONE リセール」の記事もあわせてご覧ください。

10年落ちのN-ONEは売却するのに適している？

10年落ちだと廃車を検討する方もいますが、N-ONEは10年落ちでも買取が期待できます。新車から0年が経過しても、N-ONEの買取が期待できる理由と注意点を以下にまとめました。

10年落ちのN-ONEは、海外市場でも人気が高く、輸出需要が増加しています。なぜなら、エンジンや電装部品といったパーツ単位でも高い需要があるからです。そのため、古くなった車でも売却のチャンスがあります。

ただし、車両の状態や走行距離で思ったよりも査定価格がつかないこともあるため、事前に査定を受けて価値を把握しておきましょう。

買取・下取り価格が高いN-ONEの特徴

N-ONEはリセールバリューが高い軽自動車の1つであり、特定のカラーや装備、グレードが特に高値で取引されています。リセールバリューを重視するなら、以下のポイントに注目することで、高く売ることが期待できます。

ベージュとライトブルー以外のカラー

N-ONEのカラー選びは、リセールバリューに影響する重要な要素です。白や黒、シルバーなどの無難で人気の色は中古市場でも需要が高く、安定した高値で取引されやすいです。これらの色は幅広い層に好まれ、売却時の査定額が高くなることが多いです。

一方、ベージュやライトブルーは好みがわかれやすく、買い手が少ないため査定価格が下がりやすくなります。個性的な色は見た目の魅力があっても、市場での受け入れが少なく、売れ残るリスクも高まります。

人気オプション付属車

N-ONEでは、特定のオプションがついている車が高評価されることが多いです。シートヒーターや本革巻ステアリングホイール、オートリトラミラーなどの快適装備がついていると、査定価格がプラスされます。また、衝突軽減ブレーキやパドルシフトなどの安全・運転支援機能がついた車も人気が高く、リセールバリューが上がります。

これらのオプションは購入時には高額ですが、後々の売却時に大きな差を生むポイントです。さらに、アルミホイールやLEDヘッドライトなどの外装装備も査定額にプラスの影響を与えます。オプションの選択がリセールバリューに直結するため、賢い選択が求められます。

売れ筋のグレード

N-ONEの中でも「プレミアム」や「RS」グレードは人気が高く、リセールバリューも高くなる傾向にあります。これらのグレードは、快適性や安全性・パワーのバランスが良く、装備も充実しているため幅広い層に支持されています。その結果、中古車市場でも価値が落ちにくい点が魅力です。

一方、ベースグレードは価格が安い分装備がシンプルなため、リセール時の価格もそれに比例して下がりやすいグレードです。購入時に人気グレードを選ぶことで、売却時により高い価格が期待でき、長期的に見てもお得になります。

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10年落ちのN-ONEを高く買取してもらう方法

10年落ちのN-ONEでも、高く買取してもらうためにはいくつかのコツがあります。年式が古くても車にはまだ価値がありますので、適切なアプローチをすることで査定額を上げることが可能です。以下に、高額査定を引き出すためのポイントを紹介します。

走行距離を伸ばさない

走行距離が短い車は査定で高く評価される傾向があります。特に、1年あたりの走行距離が1万km以下であれば、より高い評価を受けやすいです。10年落ちの車では、走行距離が10万kmを超えないように注意しましょう。

不要なドライブを避けたり、移動には他の手段を利用したりするなどして、できるだけ走行距離を抑えることが重要です。これだけで数万円の査定差が生じることもあるため、日頃から意識して走行距離を管理することが大切です。

1日でも早く売却する

中古車の価値は日々下がり、特に10年落ちの車は年数の経過とともに査定額が減少します。そのため、売却のタイミングは非常に重要です。車のメンテナンス状態も査定額に影響を与えるため、定期的な点検や整備も忘れずに行いましょう。

需要が高まる時期を狙って売却するのも効果的ですが、それ以上に、早めに査定に出すことが大切です。1日でも早く行動することで、より高い査定額を期待できます。迅速な判断が、売却時に大きな差を生むポイントとなります。

一括査定を利用する

一括査定サイトを利用することで、複数の買取業者から査定額を提示してもらい、最高値を引き出すことが可能です。一括査定には、大手業者だけでなく海外へ輸出する業者など、さまざまな業者が参加しています。自分では予想しなかった高値がつくこともあるでしょう。

複数の業者による査定額を比較することで交渉の材料が増え、さらなる高値を狙いやすくなります。効率よく最高の買取価格を見つけるために、一括査定の活用は非常に有効です。

車を高く買取してもらう方法についてさらに詳しく知りたい方は、「車を高く売る方法は？コツ・交渉術・車の価値を維持するためのポイントを紹介！」の記事もあわせてご覧ください。

10年落ちのN-ONEの口コミ・評判

10年落ちのN-ONEは実際にどれくらいの買取額や下取り額になるのか、口コミから見ていきましょう。Ｘに投稿されている、N-ONEの買取や下取りに関する口コミは以下の通りです。

N-ONE RS MT 良いなぁ
N-BOXカスタムの査定をMy Hondaでしてみたら2月にした時よりも10万円値上がってた👀‼️
今、相場は上がっているの❔
MOTAしてみようかな😅 pic.twitter.com/Bp4qBD8ocG

— shusei (@shusei924) September 2, 2024

N-one手放した
39万で購入
2年3ヶ月3万キロ走って29万で売却
リセール鬼過ぎるね 正直不満無かったしオススメの車 pic.twitter.com/84Tl6aY7wP

— しめさば (@shimesabadc5) November 16, 2023

ホンダが提供しているサービスで査定をすると、100万円以上の金額となった事例がありました。ただし、時間の経過とともに査定額が大きく減少することがわかります。そのため、車を売却する際は、早めの決断がおすすめです。

別の口コミでは、ディーラーでの査定では低額だったN-ONEが、ネットオークションに出品することで大幅に金額を増やしています。ネットオークションは、口コミのように買取価格が跳ね上がる可能性がありますが、手続きに手間がかかることを考慮しなければいけません。

高く買取してもらうなら下取りより買取がおすすめ

車を売る際、「下取り」と「買取」のどちらかを選ぶことが多いですが、実際には買取の方が高額で売却できる可能性があります。買取のメリットは、買取業者が市場価値を反映した査定をするため、下取りよりも高額で売却できることが多い点です。特に人気車種や状態の良い車は買取の方が有利になります。

さらに、複数の業者に査定を依頼することで競争が生まれ、査定額が上がる可能性があります。買取は手間がかかる一方で、下取りよりも自由に売却できるのも大きなメリットです。

車を高く買取してもらう方法についてさらに詳しく知りたいという方は、「車を高く売る方法は？コツ・交渉術・車の価値を維持するためのポイントを紹介！」の記事もあわせてご覧ください。

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10年落ちのN-ONEは乗り換えるべき？判断するポイント

下記に、乗り換えるかどうか判断するポイントを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

それぞれ解説していきます。

維持費が高くなった

車の維持費用が家計に重くのしかかると感じたら、新しい車に乗り換えることを検討するのが賢明な選択肢となるでしょう。車が経年劣化すると、部品の交換や修理が増えてきます。特に、10年を超える車ではタイヤやバッテリー、ブレーキパッドといった消耗品の交換頻度が増えて維持費も増加します。

さらに、燃費が悪化してガソリン代が増えることも多いため、購入時より負担が大きくなりがちです。こうした維持費を軽減するためにも、早めの判断が重要です。新しい車は最新の安全技術や低燃費技術が導入されているため、長期的なコスト削減が期待できます。

モデルチェンジが行われる前

車のモデルチェンジは、中古車市場に大きな影響を与えます。新型が登場すると旧型の価値が急落しがちで、特に新モデルが話題になると需要が減少し、中古市場での価格も下がるでしょう。そのため、モデルチェンジが近い場合は現行モデルのうちに売却することで、高値で手放せる可能性が高まります。

メーカーの公式発表や自動車関連ニュースを定期的に確認しましょう。次期モデルの登場時期を把握しておくことで、最適なタイミングでの乗り換えが可能です。市場の動向を見逃さず、タイミングを見計らうことが重要となります。

走行距離が大台に乗る前

走行距離が10万キロを超えると、車の価値は大幅に下がり、買取額にも大きな影響を与えます。できるだけ走行距離が少ない段階で乗り換えることで、高額査定を受けるチャンスが増えるでしょう。

距離が増える前に売却することで、より高値での取引が期待でき、経済的なメリットも大きくなります。走行距離の短い車は、中古市場でも需要が高く購入希望者が多いため、売却もスムーズに進むこともあります。

早めの判断が満足度の高い売却につながるため、決断の速さが重要です。定期的なメンテナンスと走行距離の管理が、高価買取への鍵となります。

生活が大きく変わる

結婚や出産、転勤など生活の大きな変化は乗り換えを検討する重要な要因の1つです。例えば、子どもが生まれると、チャイルドシートが設置しやすい車や安全性能の高い車を選びたくなるでしょう。また、転勤や引っ越しで環境が変われば、場所に適した車への乗り換えも視野に入ってきます。

新しい生活や環境にふさわしい車への乗り換えは、日々の移動をよりスムーズにし、ストレスの少ないドライブを実現します。

結婚もライフスタイルの変化の1つです。結婚して車をどうすれば良いかわからないという方は、「結婚したら車はどうすれば良い？手放すかどうかの基準や必要な手続きを解説」の記事もあわせてご覧ください。

交換部品が手に入らなくなった

車が10年を超えると、部品の製造が終了し、交換用パーツが手に入りにくくなることがあります。特にエンジンや電子部品など、古いモデル専用のパーツは市場での流通が減少し、修理が困難になる場合が多いです。このような状況では、修理費用も高額になりがちで、さらに修理期間が長引くリスクもあります。

さらに、部品供給が不安定になると急な故障時に対応できないことも多く、不便さが増します。部品が入手できなくなる前に、早めに新しい車へ乗り換えることを検討するのが賢明です。乗り換えることで、長期的なコストと手間を軽減できます。

メンテナンスの頻度が増えた

経年劣化によって、車のメンテナンス頻度が増加することは避けられません。車検のたびに修理箇所が増え、日常的な点検や部品交換が必要になることが多く、これが時間的・経済的な負担となります。特にエンジンやトランスミッションなどの主要部品に不具合が生じると、修理費用が高額になりやすいです。

このような負担を減らすためには、メンテナンスが少なくて済む新しい車に乗り換えることが最適な選択です。新しい車は保証期間も長く、故障時の対応も迅速で、安心して使用できます。

10年落ちのN-ONEを乗り換えるメリット・デメリット

N-ONEが10年目を迎えると、乗り換えを検討するべきタイミングが訪れます。乗り換えにはメリットもデメリットも存在するため、それぞれを理解して決断することが大切です。

10年落ちのN-ONEを乗り換えるメリット

10年乗り続けた愛車を手放すことには抵抗があるかもしれませんが、乗り換えには以下のような多くのメリットがあります。

維持費が安くなる

10年を経過した車は燃費が悪化し、部品交換や整備費用が増えるため、維持費がかさみます。新しい車に乗り換えることでガソリン代が節約でき、初期保証期間が適用されてメンテナンス費も抑えられます。

これにより、日常の維持費が軽減され、経済的な負担が大幅に減少するのが大きなメリットです。さらに、定期的な点検費用も少なくなり、長期的に見てもコストパフォーマンスが向上します。

故障の不安に悩まなくていい

古い車は経年劣化で故障のリスクが高まり、特にエンジンやブレーキの不具合は安全に直結します。不安を抱えながら運転するストレスも増えがちです。新しい車に乗り換えれば、最新の技術と部品により故障のリスクが低くなり、安心して運転を楽しむことができます。

さらに、メーカー保証もあるため、万が一のトラブルにも迅速に対応してもらえるのが利点です。これにより、日常のドライブが安全かつ快適なものとなり、精神的な負担も軽減されます。

安全性の高い車を選べる

近年の車は安全性能が大幅に進化しており、自動ブレーキや車線逸脱警報システムなどの安全装備が搭載されています。これらの機能は、10年前の車には見られないもので、事故のリスクを大幅に低減してくれます。

新しい車を選ぶことで、より高い安全性が手に入り、家族や自分の安心が得られるのが大きな魅力です。さらに、最新の安全技術は運転の快適さも向上させ、安全なドライブが可能です。

10年落ちのN-ONEを乗り換えるデメリット

一方で、長く乗り続けた車を乗り換えるには次のようなデメリットも存在します。

高額なメンテナンス費用が発生する

10年落ちの車を乗り続けると、タイヤ交換やオイル漏れ、エンジン部品の修理などさまざまなメンテナンスが必要です。維持費は年々増加する傾向にあり、特に主要部品の故障や劣化が進むと、修理費用が高額になるケースも少なくありません。

結果として、家計への負担が増し、車の維持が大きなコストとなります。さらに、古い車ほどトラブルの頻度が増し修理のたびに時間や手間もかかり、日常の利便性を損なうこともあります。

廃車にしかならない可能性もある

10年以上経過した車は、中古車市場での価値が大きく下がり、買取業者に引き取ってもらえないことがあります。この場合、廃車費用を自分で負担する必要が生じるため、乗り換え時に手元に残るお金が減少してしまうリスクがあります。

また、古い車は廃棄処理に時間や手間もかかることが多く、処分の手続きが煩雑になることも少なくありません。こうした手間と費用を考えると、早めの乗り換えが経済的に有利です。

新車購入費用の持ち出しが多い

新しい車を購入する際には、頭金やローンの返済、登録手続きなどの初期費用がかかります。特に、古い車の買取金額が低い場合、新車の購入費用との差額を自己負担となり経済的な負荷が大きくなります。

ローン返済の計画も慎重に立てなければ、家計に重い負担がのしかかる可能性が高いです。また、新車購入時には保険料も見直しが必要で、結果的に家計への負担が増えることがあります。購入後の維持費も含めた計画が重要です。

10年落ち以外でN-ONEを売るタイミングは？

N-ONEを売却するタイミングは年数によって変わりますが、10年落ち以外にも適した時期があります。それぞれの年数での売却タイミングを理解し、最適な決断をすることが大切です。

3年目

3年目を迎えるN-ONEは、最初の車検のタイミングであり、多くの車が新車に近い状態を維持しています。この時期はメーカー保証も継続しているため修理費用の心配が少なく、次回の車検までのメンテナンスコストも抑えられます。3年落ちの車は、新車価格の6割程度の買取価格が期待でき、高値での売却が見込めるでしょう。

3年落ちの車は市場での需要も高く、買い手が見つかりやすいことから、売却手続きもスムーズに進行するのが魅力です。そのため、売却を検討するには絶好のタイミングといえるでしょう。

5年目

5年目を迎えるN-ONEは、2回目の車検の時期に差し掛かり、主要な部品の交換が必要になるケースが増えてきます。そのため、車検費用が1回目に比べて高くなる傾向があります。また、ライフスタイルの変化や車のモデルチェンジを機に、乗り換えを検討する方も少なくありません。

5年落ちのN-ONEの買取価格は一般的に新車時の約4割程度が目安とされています。依然として高いリセールバリューを保持しており、売却を検討するのに良いタイミングといえます。手放す際にも需要があるため、スムーズに売却できるのも大きなメリットです。

7年目

7年目のN-ONEは、3回目の車検を迎える直前の時期であり、車検費用の増加や故障のリスクも高まるタイミングです。メーカー保証も切れているため、維持コストの上昇が考えられます。また、7年目の車両は走行距離が多くなる傾向があり、経年によるパーツの消耗も進んでいるでしょう。

しかし、国内外での需要は比較的高く、特に中古市場では一定の人気を誇っています。そのため、買取業者によっては、高値での買取が期待できる場合があります。維持費の増加を避けつつ、手放すならこのタイミングがおすすめです。

経年劣化するとどのような故障が起きる？

車が経年劣化すると、さまざまな部品が劣化し、主に下記のような故障やトラブルが発生する可能性が高まります。

それぞれの症状について見ていきましょう。

樹脂部品が劣化する

経年劣化の影響を受けやすいのが樹脂部品です。車のバンパーやフェンダーなどの外装部品は、紫外線や温度変化の影響で劣化が進みます。長年使用すると、樹脂部品は色あせやひび割れ、さらには欠けることがあります。

特に、太陽光に長時間さらされる環境で保管されている車は、樹脂部品の劣化が進みやすいです。このため、定期的なクリーニングやワックス処理をすることで、劣化を遅らせることができます。

ゴム部品が切れる

ゴム部品は経年劣化の影響を受けやすく、特にタイミングベルトやホース、シールなどは時間とともに硬化します。硬化するとひび割れや切れが発生する可能性が高まります。エンジン周りのゴム部品が劣化すると、エンジンの動作に影響を及ぼし、最悪の場合走行不能になることもないとは言い切れません。

これを防ぐためには、ゴム部品の交換時期を見逃さず、定期的な点検と部品の交換が重要です。定期メンテナンスを怠らずにすることで、車の安全性と信頼性を保つことができます。

安定して走れなくなる

経年劣化により、車の走行安定性が低下します。サスペンションやショックアブソーバーの劣化が進むと、乗り心地が悪くなり、車体がふらつきやすくなる場合があります。この状態では急ブレーキや急カーブ時の制御が難しくなり、事故のリスクが高まり危険です。

安全な走行を維持するためには、定期的な足回りの点検と、必要に応じたサスペンションやショックアブソーバーの交換が重要です。定期メンテナンスで安定性を確保しましょう。

オーバーヒートが起こる

冷却系の劣化は、オーバーヒートの原因となります。長期間使用された車は、冷却水の悪循環やラジエーターの詰まりが生じ、エンジンの冷却が不十分になることがあります。

オーバーヒートはエンジンに深刻なダメージを与えるリスクがあり、修理に数十万円かかることも珍しくありません。そういった事態を防ぐためには、冷却系のメンテナンスを欠かさないことが重要です。定期的な冷却水の交換やラジエーターの清掃が推奨され、エンジンの安全を保つ鍵となります。

オイル漏れ

経年劣化によってエンジンやトランスミッションのシールが劣化し、オイル漏れが発生する可能性があります。オイルが漏れ続けると、エンジン内部の潤滑が不足し、摩耗や深刻な故障を引き起こす可能性が高まります。

放置すればエンジンの性能低下や重大なトラブルに直結するため、オイル漏れの兆候を早期に発見し、速やかな修理が必要です。また、定期的なオイル交換やシール部分の点検も行い、車の状態を良好に保つことが大切です。

ボディに穴があく

車体のボディも経年劣化によりサビが進行し、最悪の場合、ボディに穴があくことがあります。これは美観を損なうだけでなく、構造的な強度を低下させ、安全性にも悪影響を与えます。車体の寿命を延ばすためには、定期的な錆び止めや防錆処理、必要な補修が重要です。

経年劣化による故障は避けられませんが、適切なメンテナンスをすることで、その影響を最小限に抑えられます。定期的な点検と部品交換を心掛け、安全に長く車を使用しましょう。

ランプ類が切れる

経年劣化により、ヘッドライトやテールランプ、ウインカーなどのランプ類も切れやすくなります。これらが切れると視界の確保や他車への合図が不十分になり、事故のリスクが高まります。電球のフィラメントの摩耗やソケットの接触不良、配線の劣化などが原因となることが多いです。

また、LEDランプでも経年劣化や過電流で点灯不良が発生する場合があります。ランプが切れたらすぐに交換し、定期的な点検をすることで異常を早期に発見し、事故のリスクを減らしましょう。

N-ONEを売却するならカーセブンがおすすめ

N-ONEの売却を検討している方には、カーセブンをご利用ください。カーセブンは、お客さまに信頼される「5つの安心宣言」を掲げており、安心して愛車を売却できます。5つの安心宣言は以下のとおりです。

カーセブンのN-ONEの買取実績も豊富です。下記は最近の買取実績の一部です。

車種・グレード	カラー	年式	走行距離	査定時期	都道府県	査定額
N-ONE プレミアム	ムラサキ	平成26年式 (2014年式）	145,603km	2023年6月	長崎県	7万円
N-ONE スタンダード	アカ	平成31年式 (2019年式）	15,000km	2023年6月	静岡県	75万円
N-ONE プレミアム Lパッケージ	アカ	平成25年式 (2013年式）	90,095km	2023年6月	北海道	13.5万円
N-ONE プレミアム SSパッケージ	Pホワイト	平成27年式 (2015年式）	72,914km	2023年6月	大分県	30万円
N-ONE G ローダウン ベーシック	チャイロ	平成28年式 (2016年式）	62,061km	2023年6月	長崎県	31万円

カーセブンでは、売却後でもキャンセルが可能で、気が変わった場合にも柔軟に対応できます。契約後もアフターサポートが充実しており、豊富な買取実績によりN-ONEの高額取引が期待できる点も魅力です。N-ONEの買取を検討している方は、初めての方でも安心して利用できるカーセブンにご相談ください。

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まとめ

10年落ちのN-ONEは、そのデザインや性能から中古市場で根強い人気の車です。走行距離が短い車両や上位グレードは、買取・下取り価格が高くなる傾向があります。乗り換えのタイミングとしては、維持費や修理費が増える前やモデルチェンジの前が最適です。

買取店での査定を受けることで、下取りよりも高い価格で売却できる可能性が高まります。カーセブンは信頼できる買取サービスを提供しているので、N-ONEの査定や売却に迷ったら一度相談してみてください。

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