911はドイツの自動車メーカーのポルシェから誕生したスポーツカーです。ポルシェの代表的な車種であり世代を問わず長年愛され続けています。車高が低く丸みを帯びた可愛らしい見た目に反して想像できないほどのスピードを体感できる高性能なスポーツモデルです。
ポルシェ911に乗っている人の中には、そろそろ乗り換えたいと感じている人もいるのではないでしょうか。そこでこの記事では、7年落ちのポルシェ911の買取相場を解説します。また、911を高く買取してもらう方法や乗り換え時期の判断ポイントも併せて紹介します。911から乗り換えるときの参考にしてください。
一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。
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この記事でわかること
- ・7年落ちの911の買取・下取り価格相場
- ・911のリセールバリューの推移
- ・7年落ちの911は乗り換えるべき?判断するポイント
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目次
- 7年落ちの911とは?【乗車人数・サイズ・排気量・燃費】
- 7年落ちの911は何代目?グレードは何がある?
- 【走行距離別】7年落ちの911の買取・下取り価格相場
- 【グレード別】7年落ちの911の買取・下取り価格相場
- 911のリセールバリューはどのように推移する?
- 7年落ちの911は売却するのに適している?
- 買取・下取り価格が高い911の特徴
- 7年落ちの911を高く買取してもらう方法
- 7年落ちの911の口コミ・評判
- 高く買取してもらうなら下取りより買取がおすすめ
- 7年落ちの911は乗り換えるべき?判断するポイント
- 7年落ちの911を乗り換えるメリット・デメリット
- 7年落ち以外で911を売るタイミングは?
- 経年劣化するとどのような故障が起きる?
- 911を売却するならカーセブンがおすすめ
- まとめ
7年落ちの911とは?【乗車人数・サイズ・排気量・燃費】
ポルシェ911は世界最高峰のクオリティを誇る魅力的なスポーツカーです。高い人気を維持し続けるポルシェ911は中古車市場でも高い需要があります。そのため、7年落ちのポルシェ911は、高い買取価格が期待できるでしょう。7年落ちの911の基本的なスペックは以下のとおりです。
乗車人数 | 2~4名 |
サイズ(全長×全幅×全高) | 4,527×1,808×1,285mm |
排気量 | 2981cc~3,995cc |
燃費(JC08モード) | 10.2km/L〜12.4km/L |
査定は車の状態が大きく影響します。そのため、7年落ちでも事故車・故障車や極端に走行距離が多いと大幅に減額される可能性があります。
7年落ちの911は何代目?グレードは何がある?
7年落ちのポルシェ911は991型の7代目です。「カレラ」「タルガ」「ターボ」の3つのグレードがあります。「カレラ」は車高が低く丸みを帯びたカエルのような愛らしい外観が特徴です。デビュー当時から変わらずPR方式(後輪駆動)を採用しています。
「タルガ」はクリアな輪郭と屈強さを感じるリアセクションが特徴です。PASMシャシーとリアアクスルステアリングをタルガ 4 GTSに標準装備しています。サーキットでのパフォーマンス向上に加えて、日常での快適さも向上しているようです。
「ターボ」は3.0L水平対向6エンジンをリヤに搭載されており、車両の重心が下がる配置になっています。さらにツインターボを備えているため、無類のエンジン音は鳥肌ものです。
【走行距離別】7年落ちの911の買取・下取り価格相場
ここでは、7年落ちのポルシェ911の買取相場を紹介します。まず、走行距離別に見ていきましょう。走行距離別に以下の表にまとめました。
20,000km以下 | 1,052万~2,135.5万円 |
20,001km~40,000km | 840万~1,788万円 |
40,001km~60,000km | 800.5万~901.5万円 |
7年落ちの走行距離は60,000km未満が多いようです。買取相場は走行距離だけで見てみると走れば走るほど価格は下がる傾向にあります。走行距離が平均的であれば、グレードやオプションなどで、買取価格は異なります。走行距離は査定に大きな影響を与えますが、1つの目安としてとらえておくと良いでしょう。
【グレード別】7年落ちの911の買取・下取り価格相場
ここでは、7年落ちのポルシェ911のグレードごとの買取相場を紹介します。グレード別に以下の表にまとめました。
911 カレラ | 744.4万~978.3万円 |
911 カレラ4 | 781.2万~835.1万円 |
911 カレラS | 775.1万~1,114.6万円 |
911 GTS3 | 980.5万~2,536.2万円 |
911 カレラ4 GTS | 862万~2,006.4万円 |
911 GT3 RS | 1,934.4万円 |
911 tb S | 1,362.9万~1,663.7万円 |
911 カレラブラックEd | 787.7万円 |
7年落ちのポルシェ911の買取相場は744.4万〜1,986万円です。同じ車種でもグレードにより買取価格は異なります。
なお、ポルシェ911は人気の高い車種であり、下位グレードでも高額買取の期待ができます。
911のリセールバリューはどのように推移する?
新車から7年経ったポルシェ911は「カレラ」「タルガ」共に46%ほどで推移しています。リセールバリューは「買取価格÷新車価格×100」の計算式で求めることが可能です。
3年や5年経ったポルシェ911と比べると下落幅は半分ほどまで下がります。しかし、他社メーカーの車は7年経つと30%台がほとんどです。7年経ったポルシェ911のリセールバリューは高いことが伺えます。
ポルシェ911はスポーツカーであることから走行距離は比較的伸びている傾向です。走行距離は査定で価格を左右する重要な決め手となるため、売却を検討している人は走行距離を意識するとよいでしょう。
リセールバリューは需要と供給のバランスによって異なるため、日々変動し買取価格に大きな影響を与えます。
7年落ちの911は売却するのに適している?
7年落ちのポルシェ911は売却するタイミングとしては適しています。7年落ちであれば査定額が大きく下がる前であるためです。また、劣化による故障や部品交換などの維持費の負担が少ないうちに売却できます。
反対に走行距離が多い車両は査定が下がり、3年落ちや5年落ちに比べるとそれほど高い価格での取り引きは期待できないでしょう。
近年の車は耐用年数が10年以上になってきましたが、部品の劣化は変わらず、7年以上経つと消耗や故障の兆候が出るころです。メーカー保証が切れているため、実費負担が大きくなります。7年落ちのポルシェ911は、リセールバリューが下がり過ぎず、維持費の負担が少ないタイミングで売却可能です。
買取・下取り価格が高い911の特徴
リセールバリューは年式や走行距離、中古車市場の動向が反映されます。中古車市場の動向はその時々で異なるため、こまめなチェックが必要です。ここでは、買取・下取り価格が高い特徴の911を紹介します。
1997年より前のモデル
ポルシェ911の1997年より前のモデルでは空冷エンジンを採用しています。現在は水冷エンジンを採用しているため、とても貴重な車です。
空冷エンジンは外気の風をエンジンに当てて冷却する方法で軽くて加速が優れています。ハンドルの操作感やブレーキの質感がたまりません。また、水冷エンジンと比べるとエンジン音も魅力的です。
1997年より前のモデルですが、未だに世界中で人気が高く、相場も高騰しています。また空冷エンジンは、シンプルな構造でコストがかからないことやメンテナンスが簡単です。このような魅力溢れるモデルのため、リセールバリューが高くなっています。
ミッション車
ポルシェ911はスポーツカーであるため、ミッション車は人気です。ポルシェを愛車としている多くの人はミッション車を好んで選んでいます。ミッション車の魅力である自らの意思で車を操る感覚が人気の理由です。
車を移動手段として使うのではなく、運転そのものをより楽しむことができます。しかし、997以降、AT車採用車が増加傾向です。PDK(ポルシェ・ドッペルクップルング)を採用したAT車はミッション車のような操作性を体感できるようです。
しかし、車を操作している感覚はミッション車の方が強いため今なお、人気があります。人気に比例してミッション車が減っているため、リセールバリューが高くなっています。
人気オプション搭載車
ポルシェはオプションが豊富なメーカーのため、911にも人気オプション搭載車が多くあります。メーカーオプションはリセールバリューに大きな影響を与えます。そのため、オプション搭載車は高価買取が期待できるでしょう。
メーカーオプションは新車購入時しか付けることができないため、とても貴重です。特に人気の高いオプションを1部紹介します。
・サンルーフ
・スポーツクロノパッケージ
・PCCB
・カーボンステアリング
ポルシェは新車当時は必要最低限の装備のため、メーカーオプションが比較的多いため、オプションも期待できます。
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7年落ちの911を高く買取してもらう方法
7年落ちのポルシェ911を少しでも高く買い取ってもらう方法を知りたい人も多いことでしょう。ここでは、ポルシェ911を高く買取してもらう方法を紹介します。少しでも高く買取してもらうために実践してみてください。
内外装をきれいにする
7年経過したポルシェ911を少しでも高く買取してもらうには車の内外装をきれいにしておくことが大切です。なぜなら、きれいな車を持ち込んだほうが査定士に与える印象がよくなるからです。
きれいにしたからといって査定額が上がるとは言い切れません。しかし、きれいな状態であれば査定をスムーズに行えるため、査定士の印象が良くなり、交渉を行いやすくなるでしょう。
ポルシェやスポーツカーの専門店を候補に入れる
査定してもらう買取店はポルシェやスポーツカーの専門店にすることが重要です。なぜなら、普通の買取店では、適切な価格の査定額をつけてもらえない可能性があるからです。
ポルシェ911は輸入スポーツカーになります。そのため、専門知識が豊富な輸入専門の買取店やスポーツカーを専門とする買取業者を選ぶことがポイントです。911はオプションが豊富にありさらに、こだわってカスタムをされているオーナーが多くいます。専門知識を必要とするため、専門の買取業者に依頼しましょう。
下取りではなく買取してもらう
ポルシェ911は下取りよりも買取がおすすめです。なぜなら、下取りは中古車市場の動向など関係なく金額が決まるためです。そのため、状態の良い車でも査定額が大きくプラスされることはありません。
その点、買取の場合は車の状態やオプション・ボディカラー・年式・走行距離など多くのチェックポイントで加点され高額査定につながります。ポルシェ911を高く買取してもらうためには買取を選択しましょう。
車を高く買取してもらう方法についてさらに詳しく知りたいという方は、「車を高く売る方法は?コツ・交渉術・車の価値を維持するためのポイントを紹介!」の記事も併せてご覧ください。
7年落ちの911の口コミ・評判
ここでは、実際にポルシェ911を売却した人の体験を見てみましょう。口コミを3つ紹介します。
ポルシェ911の整備に費用が掛かる時期の売却を検討している人が多いようです。なかには、ポルシェ911に乗る楽しさから乗り続ける選択をする人もいます。
売却のタイミングとしては、生活環境の変化もあるようです。子どもが生まれるタイミングは多いのではないでしょうか。チャイルドシートを設置するにはポルシェ911は不向きでしょう。
さらに、将来の売却益を考慮して6年落ちのポルシェ911を購入しているようです。ポルシェ911は価値が落ちないため、売却時の損は少ないようです。7年落ちでの売却に関する口コミはありませんでしたが、売却のタイミングやリセールバリューの高さが伺えます。
高く買取してもらうなら下取りより買取がおすすめ
ポルシェ911を高く買取してもらうなら買取がおすすめです。なぜなら、買取のほうが高価買取が期待できるからです。
買取であれば豊富な知識を兼ね備えた査定士が車自体の状態を見たうえで、評価してくれます。そのため、高額査定につながりやすいです。しかし、下取りの場合はどのような車の状態でも買取のように価格に反映されることはありません。
買取ならグレードやボディカラーが異なるだけでも査定額が変わります。高価買取を期待するなら買取を選択しましょう。
車の買取と下取りの違いについてさらに詳しく知りたい方は、「車の下取りとは?下取り手続きの進め方やメリット・デメリットも紹介」の記事も併せてご覧ください。
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7年落ちの911は乗り換えるべき?判断するポイント
7年落ちの911は乗り換えるべきなのか迷う人も多いでしょう。判断するポイントを知りたいところです。そこでここでは、6つの判断ポイントを紹介します。判断ポイントがわかれば、乗り換えるタイミングがわかります。ぜひ、参考にしてください。
維持費が高くなった
7年経ったポルシェ911の修理や部品交換といった維持費が高くなったと感じるときが乗り換えるタイミングと言えます。定期的なメンテナンスをしっかりしていても車は消耗していくため、故障のリスクは高くなるばかりです。
7年経つと劣化も進んでいるため、故障の兆候が見られるころでしょう。愛着が湧きすぎてそのまま乗り続ける選択も可能です。
しかし、維持費を抑えたいのであれば買い替えを検討するのが良いでしょう。一度でも故障するとあちこち不具合が発生します。故障する前に早めに売却する判断をすることが大切です。
修理や交換のコストや効果
車を維持するためには、修理や部品交換のコストが欠かせません。走るたびに減っていくタイヤやバッテリーの消耗品だけでなく、エンジンやエアコンなどの故障にかかるコストも考慮すべき点です。
たとえば、大きなヘコミのあるドアの修理は5〜10万円ほどかかります。さらに、エンジントラブルで修理をすると10万円以上かかるケースも珍しくありません。このような修理を何度も行なうと、安い中古車が買えるほどの金銭的な負担になります。
そのため、修理の金額があまりにも高いのであれば、乗り換えを考えるタイミングです。
車検のタイミング
車検のタイミングも乗り換えを判断する時期です。車検を受ける前に売却するのがベストなタイミングと言えます。車検を通すためには、車検代や必要な部品交換代などがかかり無料ではありません。
車検を受けてから査定を依頼した場合、車検費用代が上乗せされることはありません。そのため、乗り換えを検討している時期の車検は受ける前に査定を依頼することをおすすめします。
車の維持費として、車検は大きな出費です。したがって、新車登録から7年であれば維持維持費の少ないうちに売却できるため、高価買取の可能性が高いです。7年落ちで乗り換えるのも1つの判断ポイントでしょう。
ライフスタイルの変化
乗り換えを検討する判断ポイントとしては、ライフスタイルが変わるタイミングです。結婚や出産、転勤など生活が変わることは誰にでもありえます。
たとえば、今までスポーツカーに乗っていたけど結婚して子どもが生まれるから、大きな車に乗り換えるケースがあります。さらに、将来的に子どもが増えても困らないようにファミリーカーを検討するケースも多いでしょう。
ライフスタイルも人それぞれのため、自分のライフスタイルに合った車を選ぶことをおすすめします。
結婚もライフスタイルの変化の1つです。結婚して車をどうすれば良いかわからないという方は、「結婚したら車はどうすれば良い?手放すかどうかの基準や必要な手続きを解説」の記事もあわせてご覧ください。
車から異音が聞こえる
車から異音が聞こえる場合は乗り換える判断をする時期です。異音がしていたら修理に出そうと判断する人も多いことと思います。しかし、修理しても長く乗れる保証はありません。また、異音の原因や車の状態によっては高額な修理費用になります。
さらに、7年経過したスポーツカーであれば走行距離も伸びていることでしょう。そのため、異音の原因部分以外も劣化して修理が必要になるケースもあります。車から異音が聞こえる場合は乗り換えの検討もおすすめです。
次に乗りたい車があるかどうか
次に乗りたい車が見つかったときも、ひとつの判断基準です。ポルシェ911も魅力的な車ですが、さらに興味を引く車と出会うことはあるでしょう。
具体的な理由ではなく「ハイブリッドにしたい」や「電気自動車に乗りたい」などのポジティブな理由で次に乗りたい車が出てくることもあります。乗りたい車の特徴は人によって異なりますが、乗りたかった車に長く乗ることも素晴らしい選択です。
乗りたい車が見つかったら、その出会いを大切にするのがよいでしょう。
7年落ちの911を乗り換えるメリット・デメリット
7年経過したポルシェを乗り換えるとき、どのようなメリット・デメリットがあるのか知りたい人も多いでしょう。このためここでは、7年経過したポルシェ911を乗り換えるメリット・デメリットを紹介します。メリット・デメリットを把握して適切な乗り換え時期を見極めましょう。
7年落ちの911を乗り換えるメリット
7年落ちのポルシェ911を乗り換えるメリットを紹介します。3つのメリットを以下にまとめました。
・車検を受けずに済む
・残価率50%で売却ができる
・メンテナンス費用の見直しができる
メリットを知ったうえで、適切な乗り換え時期を見極めましょう。
車検を受けずに済む
7年で車を乗り換えるメリットは車検を受けなくても良いことです。車検代金を払わなくても済むことが大きな理由です。
新車登録から7年経過すると車検代金の他に部品交換などのメンテナンス費用もプラスされ高額になります。走行距離数や部品の傷み具合で修理などは異なりますが、7年目からの車検は高額になるケースが多いです。
車検前に乗り換えをするなら高額な車検費用など維持費が高くなる前に、リセールバリューが期待できるうちがメリットです。
残価率50%で売却ができる
新車登録から7年経過したポルシェ911のリセールバリューは、残価率46%ほどです。車の走行距離や大きなヘコミ、キズなど車の状態で変わります。またメーカーオプションなども価値が高いです。
したがって、オプションが豊富な車ほど50%に近い残価率を維持できるでしょう。ポルシェは古い年式でもオプション搭載車であれば高い買取価格を期待できます。
メンテナンス費用の見直しができる
乗り換えるもう1つのメリットはメンテナンス費用が見直せる点です。新車登録から7年経過するとさまざまな部位で部品の劣化が進行しています。
ほとんどの車が7年を目安に劣化による部品交換を車検時にするケースが多いです。メンテナンス費用込みの高額な車検費用になります。
そのため、7年を節目にメンテナンス費用の見直し、乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。
7年落ちの911を乗り換えるデメリット
7年落ちの911を乗り換えるデメリットを紹介します。3つのデメリットを以下にまとめました。
・新しい車を探す必要がある
・ローンの手続きが面倒
・今後のリセールバリューが上がる可能性がある
メリットだけでなくデメリットも把握することで乗り換える時期を間違えることなく見極めできるでしょう。
新しい車を探す必要がある
乗り換えのデメリットは新しい車を探す必要があることです。車好きな人であれば、乗り換えるタイミングで乗りたかった車を選ぶことができ楽しめるでしょう。
しかし、車にあまり興味のない人は乗り換える車を選ぶのが負担になることがあります。乗り換える車の条件や目的を満たしている車種を決めるのに時間や手間などの労力が必要だからです。
乗り換える車を探すには、車好きの知人に相談してみてはいかがでしょうか。条件を満たしている車種をピックアップしてくれるかもしれません。
ローンの手続きが面倒
ローンを組んでいる場合、手続きが面倒です。車を購入する時にローンを組んでいる人も多いことでしょう。3年でローンを完済している人は問題ありませんが、ローン返済が残っている人は少なくありません。
ローンが残っている場合、何らかの方法でローンを完済する必要があります。下取り金額でローン返済するパターンや、自分の貯蓄から完済するなどの方法です。どの方法も手続きに手間がかかります。
今後リセールバリューが上がる可能性がある
ポルシェ911は今後のリセールバリューが上がる可能性があります。なぜなら、価値を維持できる車だからです。今後の値上がりが期待されているグレードはポルシェ911カレラです。
ポルシェ911カレラの991前期型は台数が減少傾向にあり、条件の良い車が出てくることが難しくなってきています。さらに、低走行の車も減少しつつあるようです。しかし、高い人気は継続するでしょう。
今後は後期型よりリセールバリューが上がる可能性があります。
7年落ち以外で911を売るタイミングは?
ポルシェ911を売るタイミングはどのようなときでしょう。ここでは、7年目以外のポルシェ911を売るタイミングを紹介します。3つのタイミングを以下にまとめました。
・3年目
・5年目
・10年目
それぞれのタイミングを把握して、自分の都合のよいタイミングが見つかるでしょう。
3年目
新車登録から3年経過したポルシェ911を売る人が多いです。主な理由は車検のタイミングだからです。新車登録から3年で車検を受ける時期になります。そのため、20〜30万円ほどかかる高い車検代を払って通すよりも3年で乗り換える人も多いです。
ポルシェ911の新車から3年経過したリセールバリューは、残価率71%ほどと高い買取が期待できます。ポルシェ911のリセールバリューは、3年では下がりにくい傾向です。車の状態で評価は変わります。あまりにも走行距離が多いなど負荷のかかる乗り方に注意しましょう。
5年目
新車登録より5年目に売る場合、人気車種などの条件で異なりますが、おおよそ新車価格の5割の金額になれば良いほうです。人気のない車種の場合、1割に満たない買取価格になることもあります。
ポルシェ911の新車から5年経過したリセールバリューは、残価率57%ほどと高い人気が伺えます。国産車を含めて5年経過した車は残価率を40%切るケースも多いです。5年で57%の残価率は悪くありません。
車の状態やオプションによって高い残価率を維持できるでしょう。高いリセールバリューを維持するためには、オプション選びが重要です。
10年目
新車登録から10年のタイミングも乗り換え時期です。走行距離は1年に1万kmが目安になっています。そのため、10万kmを超える10年が節目になり、乗り換えのタイミングと言えるでしょう。
エンジンや足回りの部品は、10万kmを超えると故障が目立つようになります。こうした部品の交換には多額の費用が必要です。そのため、修理費が高額になる前に売却を検討することをおすすめします。
ポルシェ911は比較的残価率が高い傾向です。そのため、年式が古くても高額で売れる可能性があります。車の状態にもよりますが、オプションなど豊富な場合は32%を上回ることもあるようです。
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経年劣化するとどのような故障が起きる?
車は経年劣化により故障することがあります。ここでは、どのような故障が起こるのか紹介します。経年劣化による故障を7つ以下にまとめました。
・エンジンオイルの漏れが発生しやすくなる
・オートマオイルが交換できなくなる
・足回りの部品が劣化する
・エアコンがきかなくなる
・灯火類が点灯しなくなる
・マフラーに穴があく
・車のボディが錆びる
経年劣化による故障を把握して、故障が起きないようにメンテナンスしていきましょう。
エンジンオイルの漏れが発生しやすくなる
経年劣化してくるとエンジンオイルの漏れが発生しやすくなります。時間の経過によるオイルシール・ガスケット・パッキンの劣化が主な原因です。車の外に漏れだす外部漏れの症状が発生し、車の下の地面が濡れていることで気づくことができます。
また、車の衝撃や振動により部品を繋いでいるボルトやナットの緩みが原因でオイルが漏れてしまうケースもあります。経年劣化によるエンジンオイルの漏れが発生しやすくなるため、オイルタンク周辺は注意しましょう。
オートマオイルが交換できなくなる
オートマオイルはエンジンオイルと同じように走行距離や時間の経過により劣化していきます。車の使用状況によりオートマオイルの交換時期が異なります。そのため、メーカーから交換時期のタイミングは発信されていません。
オートマオイルの交換はミッションの故障が起きない予備整備として3万〜4万kmを目安に交換されていることが多いです。しかし、10万kmまでに1度も交換したことがない場合は、交換することで反対にミッションに負荷をかけるため、交換できなくなる恐れがあります。
足回りの部品が劣化する
足回りの重要な部品であるサスペンションは時間の経過や走行環境による劣化が起こります。部品の交換は必要になりますが、定期的に交換するのではなく劣化したらその都度交換が基本です。
サスペンションは軽快な走りを可能にしています。劣化により路面から受ける衝撃が軽減されずに乗り心地が悪く感じるようになります。足回りの部品は年数が経過すると劣化する部品です。安全に走行するために、適切な時期に交換しましょう。
エアコンがきかなくなる
経年劣化により、エアコンが効かなくなってきます。原因はエアコンフィルターやファンの故障などさまざまです。もちろん、エアコンガス不足もありえます。
冷媒ガスの循環しきれなくなるとこやガス不足により冷えなくなります。また、エアコンのブロアモーターなどの部品の故障や油切れが原因の場合、修理が必要になります。 年数が経過している車はエアコンの効きが悪くなるのでエアコンガスの補充やクリーニングによるメンテナンスが必要です。
灯火類が点灯しなくなる
車の年式が古くなるとランプ類が暗くなってきたり点灯しなくなってきたりします。一番の理由は経年劣化による断線や球切れです。ウインカーやテールランプ、バックランプのほかにヘッドランプやナンバー 灯などが点灯しなくなるケースがあります。
最近では、 車の灯火類に寿命の長いLEDやHID(ディスチャージヘッドランプ)を使っている車が増加傾向です。古い年式の車で灯火類が点灯しなくなったとき、普通の灯火類より費用は高くなりますが、寿命の長いLED やHIDに交換することも検討してみてはいかがでしょう。
マフラーに穴があく
年数が経過するとマフラーに穴があくことがあります。主な原因は腐食です。水たまりの水や雨、凍結防止剤の塩化カルシウムが原因で錆が付着し、錆による穴ができます。
水や塩化カルシウムは腐食の原因になります。 錆によりマフラーに穴があくと、修理や交換が必要です。古い年式の車でマフラーの音が気になりだしたらマフラーを確認してみましょう。穴があいてないかチェックしてみてください。
車のボディが錆びる
年数が経過した車はボディに錆ができやすくなります。ボディに傷や鉄粉、塩分や融雪剤が付いた状態を放置しておくことが主な原因です。ドア内部に水が溜まり錆が発生することもあります。内部の錆は構造の問題が多いため、事前に防ぐことは難しいです。
経年劣化だけが原因ではありませんが、ボディの損傷から錆が発生してしまいます。塗装が剥がれた傷の補修や塩分、融雪剤などの付着物を洗い流すなどのメンテナンスをすることで錆の発生を防ぐことが可能です。
911を売却するならカーセブンがおすすめ
7年落ちのポルシェ911の売却を検討中の人は、カーセブンがおすすめです。カーセブンでは以下の「5つの安心宣言」を掲げて、お客さまの安心を最優先に考え手厚く対応しています。
・買取車両は当社名義に変更手続きします
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・キャンセルは7日間、電話一本で可能です
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まとめ
ポルシェ911は世代問わず長く愛され続けています。7年経過したポルシェ911の買取相場は744.4万〜1,986万円です。高額での買取ケースが多くあります。911はスポーツカーのため、多少走行距離は伸びる傾向です。しかし、グレードやオプションなどでカバーできます。
この記事では、ポルシェ911の買取・下取り価格相場を紹介しました。乗り換えのタイミングも解説しています。7年経過したポルシェ911を売却検討中の人はぜひ、この記事を参考にしてみてください。
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