【2025年最新版】アウトランダーのリセールバリューは高い？人気のカラーやグレードを解説

「アウトランダーPHEVのリセールバリューは高い？」「アウトランダーPHEVを高く売る方法について教えて！」このように考えている方も多いのではないでしょうか。

アウトランダーPHEVは、海外人気が高い車です。買取市場での需要が高く、他車と比較しても高値で売却することができます。しかし、売却するタイミングによっては損をすることがあります。

リセールバリューは年式や走行距離、さらにはその時々の中古車市場の動向を受けて日々刻々と変化するので、日頃のチェックが必要です。カーセブンはたった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。

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リセールバリューとは？

リセールバリューとは、車売却時の価格のことです。リセールバリューが高い車とは、車売却時の価格が高い車のことを指します。

また、車売却時の価格が高いということは、寝落ちしにくい車ということになります。そのため、車購入してから数年経って乗り換えを考えている方は、リセールバリューについても理解しておく必要があるのです。

リセールバリューは、年式と走行距離、車の状態によって価格が決定します。特に購入してから何年後に売却するかどうかで、リセールバリューは大きく変わるため、売却のタイミングにも注意しましょう。

アウトランダーPHEVのリセールバリューが高い理由

アウトランダーPHEVのリセールバリューが高い理由は、以下のとおりです。

それぞれ見ていきましょう。

買取市場での需要が高い

アウトランダーPHEVは買取市場での需要が高い車です。2021〜2022年モデルのアウトランダーPHEVの場合、280〜220万円と非常に高い価格を誇っています。

グレードによってばらつきはあるものの、アウトランダーPHEVはリセールバリューが高い車になるため、乗り換えもお得にできます。

海外人気が高い

アウトランダーPHEVは海外で人気が高い車です。単月の販売台数を見ると、三菱自動車の中でもトップを誇ります。

リセールバリューの高さを維持できているのも、アウトランダーPHEVの海外人気が高いことが大きな要因です。海外によっては、初月登録後から数年以内に輸出しなくてはいけないといった決まりがあります。

そのため、売却タイミングを間違わなければ、リセールバリューが高い時期にアウトランダーPHEVの売却ができるでしょう。

【グレード別】アウトランダーPHEVのリセールバリュー

引用元：三菱公式HP

ここでは、アウトランダーPHEVのグレード別リセールバリューについて紹介します。「当年」「3年後」「5年後」「7年後」「10年後」の順に調査したので、ぜひ参考にしてみてください。

当年

【ガソリン車】

グレード	新車価格	買取相場	残価率
20Sスマートエディション	2,678,500円	2,260,000円	84％
20Sブラックトーンエディション	3,041,500円	2,500,000円	82％
25Sスポーツアピアランス	3,256,000円	2,700,000円	83％

【ディーゼルモデル車】

グレード	新車価格	買取相場	残価率
XDスマートエディション	2,678,500円	2,250,000円	84％
XDプロアクティブ	3,228,500円	2,700,000円	83％
XDブラックトーンエディション	3,360,500円	2,820,000円	84％

当年の場合、80％以上の残価率で売却可能です。80％以上の残価率は、他車と比較してもリセールバリューが高い状態になります。

また、ガソリン車とディーゼル車の間でリセールバリューにほとんど差がありません。当年でリセールを考えている場合は、「ガソリン車」「ディーゼル車」どちらを選択しても損をすることがありません。

3年後

【ガソリン車】

グレード	新車価格	買取相場	残価率
20S	2,570,400円	1,880,000円	73％
20Sプロアクティブ	2,802,600円	2,100,000円	75％
25S Lパッケージ	3,018,600円	2,100,000円	70％

【ディーゼルモデル車】

グレード	新車価格	買取相場	残価率
XD	2,883,600円	1,880,000円	65％
XDプロアクティブ	3,115,800円	1,900,000円	61％
XD Lパッケージ	3,331,800円	2,150,000円	64％

初年度登録から3年後になると、残価率は75〜60％です。若干、ディーゼル車の方が残価率が低くなります。

しかし、どちらも60％以上の残価率を維持しているため、他車と比較してもリセールバリューが高い車といえます。

5年後

【ガソリン車】

グレード	新車価格	買取相場	残価率
20S	2,462,400円	1,520,000円	62％
20Sプロアクティブ	2,689,200円	1,650,000円	61％
25S Lパッケージ	2,986,200円	1,720,000円	58％

【ディーゼルモデル車】

グレード	新車価格	買取相場	残価率
XD	2,775,600円	1,510,000円	54％
XDプロアクティブ	3,002,400円	1,570,000円	52％
XD Lパッケージ	3,299,400円	1,740,000円	53％

5年落ちすると、ガソリン車の残価率は60％になります。初年度登録から5年経過しても60％を維持していることから、他車と比較してもリセールバリューが高い車になります。

また、ディーゼルモデル車の残価率は50％前後です。5年経過すると、ガソリン車とディーゼルモデル車に少しずつ差ができるため、アウトランダーPHEVを初年度登録から５年後に売却する場合には注意が必要です。

7年後

グレード	新車価格	買取価格	残価率
アウトランダー 24Ｇセーフティパッケージ	2,962,440円	816,000円	27％
アウトランダー 24Ｇ	2,457,000円	600,000円	24％
アウトランダー 20Ｇセーフティパッケージ	2,617,920円	443,000円	21％

7年後の残価率は20％前後です。7年経過すると、ディーゼル車とガソリン車で大きく差が生まれます。

ディーゼル車の場合、モデルチェンジの影響を受けるため、買取価格が大きく下がります。長期的にアウトランダーPHEVを乗り続けたい方は、ガソリン車の購入を検討しましょう。

10年後

グレード	新車価格	買取価格	残価率
アウトランダー 24Ｇナビパッケージ	3,211,920円	412,000円	13％
アウトランダー 24Ｇナビパッケージ	3,211,920円	350,000円	11％
アウトランダー 24Ｇセーフティパッケージ	2,962,440円	150,000円	5％
アウトランダー 20Ｇ	2,634,000円	100,000円	4％
アウトランダー 24Ｇ	2,457,000円	221,000円	9％

10年後の残価率は、約15〜5％の間を推移します。長期的に同じ車を使用している場合、車によって走行距離が大きく異なります。走行距離もリセールバリューの査定基準として重要な指標です。

そのため、10年後にリセールを考えるのであれば、車のグレードだけでなく、走行距離にも注意しましょう。

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リセールバリューの高いアウトランダーPHEVの特徴

ここでは、リセールバリューの高いアウトランダーPHEVの特徴を下記の順序で紹介します。

順番に見ていきましょう。

人気のカラー

アウトランダーPHEVで人気のカラーは「ホワイトパール」と「ブラック」です。レッドやブラウンと比較しても、数万円〜数十万円以上高く売却できます。

リセールバリュー目的で購入したとしても、十分にアウトランダーPHEVを楽しめるカラー色です。

人気のグレード

アウトランダーPHEVの人気のグレードは「Gプレミアムパッケージ」です。次に「Gプラスパッケージ」が売れ筋になります。

「Gプレミアムパッケージ」「Gプラスパッケージ」であれば、ナビが標準装備です。しかし、「Gプラスパッケージ」以下のグレードはナビをオプションとして付ける必要があるため、初期費用が上がります。

高値でアウトランダーPHEVのリセールを考えているのであれば、「Gプレミアムパッケージ」「Gプラスパッケージ」のどちらかを選択しましょう。

人気のオプション

アウトランダーPHEVでは以下のオプションが人気です。

ヘッドアップディスプレイは、アウトランダーPHEVの人気オプションです。他のメーカーオプションと合わせてついていることで、確実にプラス査定がつきます。

BOSEプレミアムサウンドシステムは、メーカーナビとセットで価値が高くなるオプションです。リセール時にプラス査定を期待できるため、好みと予算で検討するべきオプションになります。

電動パノラマサンルーフは、3年以内の売却であればオプション代金の元を取れます。リセールを考えているのであれば、電動パノラマサンルーフは外してはいけないオプションです。

リセールを意識したアウトランダーPHEV購入のポイント

リセールを意識したアウトランダーPHEV購入のポイントは、新車と中古車によって異なります。それぞれの購入のポイントについて確認しておきましょう。

新車のアウトランダーPHEVの購入ポイント

新車のアウトランダーPHEVの購入は、「Gプレミアムパッケージ」「Gプラスパッケージ」のグレードがおすすめです。カラーは「ホワイトパール」と「ブラック」であれば、リセールバリューが高い状態で売却できます。

また、オプションは元が確実に取れる電動パノラマサンルーフを必ずつけましょう。「ヘッドアップディスプレイ」「BOSEプレミアムサウンドシステム」は、付けているとプラス査定になる可能性が高いオプションです。

しかし、単体で元が取れるオプションではないため、予算とオプションのお好みで付けるかどうかを検討しましょう。

中古のアウトランダーPHEVの購入ポイント

中古のアウトランダーPHEVを購入する場合、H27年〜R2年までのGG系中期〜後期モデルを狙いましょう。現行モデルは型落ちが少なく、新車同等の価値になることが多いです。

反対に、型落ちのGG系の前期〜中期の車は新車価格と買取価格に大きな差があります。仮に型落ちしているGG系の前期〜中期の車を購入したとしても、乗り続けられる時期は限られています。

長期的にアウトランダーPHEVを乗り続けるという視点で考えても、H27年〜R2年までのGG系中期〜後期モデルを狙うべきでしょう。

リセールバリューの観点からアウトランダーPHEVを売却するならいつ？

リセールバリューの観点からアウトランダーPHEVを売却するのであれば、モデルチェンジが行われる前がおすすめです。一般的に、モデルチェンジ後の買取価格は大きく変動します。

今まで高値で設定されていた買取価格であっても、モデルチェンジにより急落することも珍しくありません。アウトランダーPHEVの場合であっても、モデルチェンジ後は買取価格が変動します。

そのため、リセールバリューが高い時期に売却するのであれば、モデルチェンジ前にしましょう。

アウトランダーPHEVのリセールバリューを競合車と比較！

引用元：三菱公式HP

比較する競合車は以下のとおりです。アウトランダーPHEVのリセールバリューを競合車と比較してみます。

それぞれ見ていきましょう。

【トヨタ】ハリアー

引用元：トヨタ公式HP

初年度登録からの年数	平均残価率
1年後	84.0％
3年後	68.0％
5年後	56.0％
7年後	49.0％
10年後	18.0％

ハリアーはトヨタ車の中でも人気がある車の1つです。初年度登録から7年後までは、平均残価率を50％近く維持しています。

初年度登録から7年を過ぎてしまうと、買取価格が急落します。そのため、新車で購入するのであれば、4年〜6年乗り続けて売却がおすすめです。

中古でハリアーを購入する場合は、3年落ちを購入し、4年経過までに売却すればお得にハリアーをリセールできます。

【ジープ】チェロキー

引用元：Jeep公式HP

初年度登録からの年数	平均残価率
1年後	65.0％
3年後	58.0％
5年後	40.0％
7年後	30.0％
10年後	24.0％

チェロキーは、JeepのミドルサイズSUVです。Jeeo初「LEDヘッドライト」や2.0ℓ 直列4気筒DOHCターボエンジン、9速ATなど性能面に優れています。

チェロキーの平均残価率は、年数を重ねるごとに徐々に下がっていきます。リセールを踏まえた購入の場合、初年度登録から5年間で大幅に買取価格が下落する傾向にあるため、5年以内に売ることをおすすめします。

【マツダ】CX-5

引用元：マツダ公式HP

初年度登録からの年数	平均残価率
1年後	70.0％
3年後	60.0％
5年後	47.0％
7年後	34.0％
10年後	18.0％

CX-5は、マツダの中でも人気がある車の1つです。初年度登録から3年後の平均残価率は60％と高水準です。

そのため、CX-5を新車購入する場合は、3年経過までに売却するのがおすすめになります。初年度登録から5年後以降は、大きく下落していきます。

CX-5のリセールを行う際には、タイミングに注意しましょう。

【SUBARU】フォレスター

引用元：SUBARU公式HP

初年度登録からの年数	平均残価率
1年後	84.0％
3年後	73.0％
5年後	69.0％
7年後	44.0％
10年後	17.0％

フォレスターは、SUBARUの中でも人気が高い車の1つです。初年度登録から5年後までの現行モデルであれば、平均残価率70％で回収が可能です。

しかし、5年を過ぎると買取価格が急落します。フォレスターはモデルチェンジによって価格が変動しやすい車になるため、最新のモデルチェンジに関する情報は押さえておく必要があります。

【日産】エクストレイル

引用元：日産公式HP

初年度登録からの年数	平均残価率
1年後	84.0％
3年後	62.0％
5年後	48.0％
7年後	30.0％
10年後	15.0％

エクストレイルは、日産の中でも人気が高い車の1つです。エクストレイルは年数が経過すると、徐々に買取価格が下落していきます。

そのため、早めのリセールが必要になります。初年度登録から5年経過で大きく下落するため、早めのリセールを計画しましょう。

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アウトランダーPHEVを高く売るコツ

アウトランダーPHEVを高く売るコツは以下のとおりです。

それぞれ順番に解説していきます。

車を売る時期を見極める

車が高く売れやすい時期は、毎年1〜3月と9月です。1〜3月と9月は、年度の変わり目や人事異動などで新生活を迎える人が多く、車の需要が高まります。

また、中古車販売業者の決算期と被ることから、目標を達成するために買取相場より高くても買い取ってもらえる可能性が高くなります。

反対に、12月は車が売れにくい時期です。12月には、さまざまな行事があります。出費が大きくなることから、車購入への需要が低くなります。

アウトランダーPHEVに限らず車を高く売るのであれば、時期を見極めることが非常に重要です。車が売れない時期に売っても高く買い取ってもらえないため、車を売る時期に注意しましょう。

内外装をきれいにしておく

リセールバリューで高く売るためには、内外装をきれいにしておきましょう。査定時には、内装の状態を確認されることも少なくありません。

内外装をきれいにしておく際は、以下の清掃を行いましょう。

クリーニングを依頼する必要はありませんが、なるべく綺麗な状態で買取してもらえるように清掃を行っておきましょう。

車検が切れる前に売る

アウトランダーPHEVを高く売るためには、車検が切れる前に売るようにしましょう。車検が切れる前にリセールできると、車検費用を支払う必要がありません。

実際のところ、車検の有無が査定額に影響することはありません。

そのため、車検を行なう前にリセールしたほうが車検費用を支払うことなく、お得に車を売却できます。

下取ではなく買取業者を選ぶ

自動車を売る場合の主な方法として、下取りや業者による買取が挙げられます。

下取りは、古い車の売却と新しい車の購入がワンストップで済むので、手間がかからず便利なことが最大のメリットといえますが、ディーラーにとって下取りはあくまでサービスの一環で、中古車買取業者とは査定の基準も異なります。

多くの方は新しく購入する車のディーラーに下取りに持っていく方が大半ですが、オークションなどの中間の流通がある分、損する可能性が高い典型的なパターンです。想像以上に価格が安かったというケースは少なくありません。

総合すると、買取業者を選ぶことが高く売るためのコツであり、カーセブンはその買取業者の中でも高額買取を実現できる数少ないサービスです。

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まとめ

この記事では、アウトランダーPHEVのリセールバリューが高い理由や、グレード別のリセールバリュー、アウトランダーPHEVを高く売る方法について解説しました。アウトランダーPHEVは海外での人気が高い車です。

さらに、買取市場での需要も高いため、高値のリセールバリューで売ることができます。しかし、車を売る時期を間違えることで、損に働くことがあります。

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