愛車の売却を検討していて「査定額ってだいたいどれくらいなの」「査定額ってどうやったらわかるの」「査定って何を基準に行っているの」など、数々の疑問が出てくる方も多いのではないでしょうか。愛車の査定額をある程度把握できれば、乗り換えや売却の計画が立てやすくなります。
この記事では、愛車の査定価格を把握する方法を紹介します。また、細かい査定基準や買取相場についても解説しているので、車を売却しようと考えている方はぜひ参考にしてください。
一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。
少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。
特にカーセブンは大手買取業者で40万円以上も買取相場より高く売れることもあるので、まずは無料で査定価格をチェックしてみてください。
この記事でわかること
- ・だいたいの査定額を知る方法
- ・車の細かい査定基準
- ・車体別買取相場
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目次
リセールバリューが高い車は走行距離が多くても売れる
走行距離が長くなればなるほど車の劣化は著しいと考えられるため、走行距離が長い車の査定金額は低い傾向にあります。しかし、走行距離が長いにもかかわらず、リセールバリューの高い車は存在します。
トヨタやホンダの車は、海外での人気が高く、過走行車であっても購入を希望する方は多いです。そのため、新車を購入する際は、リセールバリューが高い車種を購入し、走行距離を気にせずカーライフを楽しむのも良いでしょう。
1）今の愛車をできるだけ高く買取してもらう、2）上記の売却金額を基に、リセールバリューを狙える車種に買い替える。
これが最もお得にカーライフを送れるやり方です。
では、今の愛車をどう手放すか？ディーラーに下取りに持っていく方が大半ですが、オークションなどの中間の流通がある分、損する可能性が高い典型的なパターンです。想像以上に価格が安かったというケースは少なくありません。
カーセブンは中古車販売・買取店であり、オークションなどの中間の流通がなく、独自の流通で売値が高くなりやすいのが特徴です。無料で査定もしておりますし、必ずしも売却しなくてもよいので、オススメです。
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車を売却する際はだいたいの査定額を知っておくべき
愛車の査定額は、手放す際に最も重要な要素の1つといっても過言ではないでしょう。
そこで、まずは査定額を調べる方法を解説します。おおよそ金額が分かれば、今後の売買予定も立てやすくなるので、ぜひ参考にしてください。
だいたいの査定額を知る方法
だいたいの査定額を知る方法には、以下の3種類があります。
・一括査定サイトで調べる
・中古車販売サイトで調べる
・下取りシミュレーションで調べる
それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
一括査定サイトで調べる
1つ目は、一括査定サイトで調べる方法です。一括査定サイトでは、1度の手続きで複数の車買取業者に買取見積もりを同時に依頼できます。
各業者から出される見積もりを簡単に比較し、最も高い査定額を提示する業者を選ぶことができます。ただし、一括査定サイトを利用すると多くの買取業者から連絡が来ることもあるので注意が必要です。
頻繁な電話連絡が気になるようであれば、連絡方法に制限を設けたり、電話勧誘が少ないサービスを選んだりするなどの工夫をしましょう。
中古車販売サイトで調べる
2つ目は、中古車販売サイトで調べる方法です。限定モデルや特別なオプションが多く装備されている場合、この方法が非常に有用です。
中古車販売サイトでは、各車種の具体的な状態や装備、年式、走行距離などの多くの要素に基づき価格が設定されています。そのため、同じような条件の車がどの程度の価格で販売されているのかを確認することができます。
一般的に、販売価格から20〜30万円程度を引いた金額が概算の査定額です。ただし、あくまで1つの参考データで、最終的な査定額は各買取業者の査定方法によって変動します。複数の中古車販売サイトを活用してどれくらいが査定相場なのかを確認しておきましょう。
下取りシミュレーションで調べる
3つ目は、下取りシミュレーションで調べる方法です。新車の購入を検討している場合、この方法は参考になるでしょう。
トヨタやホンダなど多くの自動車メーカーの公式ウェブサイトでは、下取り価格のシミュレーションを利用できます。これを利用すれば、現在所有している車がどの程度の価格で下取りされるのか、だいたいの金額を知ることが可能です。
特に、同じメーカーの新車を購入する場合は、メーカーがブランドの顧客を維持したいと考えているため、シミュレーションで出てきた下取り価格が一般的な買取価格よりも高くなることもあります。
2種類の車査定方法
査定価格を正確に知りたい場合は、専門の査定士に実車の査定をしてもらうと良いでしょう。実車の査定では、中古車買取業者が車の種類、年式、走行距離、外装・内装のコンディションなど、多数の要素をみて総合的に査定します。
査定してもらうには、主に以下の2つの方法があります。
・持ち込み査定
・出張査定
以下では、それぞれの主要なポイントについて詳しく解説します。ぜひ参考にしてみてください。
持ち込み査定
持ち込み査定とは、車を中古車買取業者の店舗まで自ら運び、その場で査定を受ける方法です。営業時間内であれば、店舗に足を運ぶだけでその場で査定額がわかるため、便利です。さらに、買取金額に納得できて必要な書類が揃っていれば、その場で買い取ってもらうこともできます。
1度の訪問で1つの業者からしか見積もりを受けられないため、他の業者と比較しづらく、結果的に不利な売買条件を受け入れてしまう可能性があることには注意が必要です。また、店舗スタッフの営業トークに流されやすく、言われたままに契約を結んでしまわないように注意しましょう。
持ち込み査定は、急いで車を売りたい場合や、近隣に買取業者の店舗が複数存在していて比較がしやすい場合におすすめの査定方法です。
出張査定
出張査定は、査定士が自宅や指定した場所に出向き、車の査定をしてもらう方法です。自宅から出る必要がなく、車検が切れていても臨時運行許可を取得する必要がないので、便利です。
さらに、複数の買取業者から1度に見積もりを取ることが可能であるため、価格を比較しやすく、より高い買取額につながる可能性があります。
ただし、出張査定では以下の2つに注意しましょう。
事前の予約が必要な場合が多く、急いで車を売りたい方には不便
査定士が長時間滞在し、しつこく営業されることがある
出張査定を利用する際には、予約を取る際に査定時間や滞在時間の目安を明確にし、不必要に営業されないよう、事前に伝えておくと良いでしょう。
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正確な査定金額を調べるのが難しい理由
車の査定金額は多くの要因に影響されます。それでは、どのような要因に査定額が左右されるのでしょうか。ここからは、主な理由について詳しく解説します。
時間の経過で下がるから
一般的に、車は使い始めた瞬間から価値が減っていきます。そのため、新車から時間が経過するほど査定金額は下がります。
高く査定してもらうためには、早めに査定を依頼して市場価値がそれほど下がっていない段階で売却すると良いでしょう。
時期や地域で査定金額が異なるから
車の査定額は、季節や地域の市場状況に密接に影響されます。
たとえば、冬季に雪の多い地域では4WDやSUVの需要が高くなったり、夏季にはオープンカーの人気が高まったりして、これらが査定価格に影響を与える可能性が高いです。
さらに、地域によっては特定の車種に対する需要が高い場合があり、そのような地域での査定は他の地域よりも価格が高くなることがあります。時期や地域によって査定金額に大きなバラつきが出るため、売却タイミングと場所を見極めることが重要です。
流通台数の少ない車は査定額の幅が出やすいから
流通台数が少ない、あるいは特定のモデルや希少性が高い車は、業者内でも査定額に大きな幅が出やすいです。これらは、需要と供給のバランスが不安定であるため、業者によっては高値でも買取を積極的に行う場合があります。
一方、専門の買い手が少ないため、一般的な買取業者では低評価となる可能性もあります。流通台数が少ない車は、複数の業者から査定を受け、最も高い査定額を出してくれる業者を選ぶことが大切です。
車の状態で査定額が変わるから
車の状態は査定において重要な要素で、内外装の綺麗さ、エンジンの調子、タイヤの摩耗度などが査定の基準です。特に外装に目立つ傷や凹みが存在する場合、その修理費用が査定額から差し引かれる形となり、査定額が大幅に低下する可能性が高いです。
また、エンジンやその他部品が不調であれば、修理または交換に要するコストが査定額に反映されるため、査定価格は低くなるでしょう。しかし、車が良い状態に保たれていればその分高く評価されるので、売却前に状態をできるだけ良くすることで査定額も向上するでしょう。
車の細かい査定基準
車を売る際は多くの査定基準が影響を与えるため、それらを事前に把握しておくことが非常に重要です。それぞれの基準が車の買取価格にどのような影響を与えるのか理解しておけば、査定額が適正かどうかを判断できるでしょう。
ここからは、車の細かい査定基準について解説します。
①車種
人気の車種は、査定において有利です。
人気が高いということはそれだけ需要があり、買い手が多く、買取業者も積極的に在庫として持っておきたいと考えます。そのため、自然と査定額が上がる傾向にあります。しかし、過去にリコールの問題があったような車種は査定額が低くなりがちです。
車を売却する際は、その車種が現在どれだけ人気があるのかを確認することが大切なのです。
②モデル/年式
車のモデルと年式も、査定の際に非常に重要な要素です。
新しい年式の車は技術的にも進んでいることが多く、安全装備や燃費性能が優れているため、人気があります。その結果、査定額も比較的高くなる傾向があります。
一方、年式が古い車は査定額が低くなる可能性が高いです。愛車を高く買取に出したい場合は、早めに売却することをおすすめします。
③グレード
車のグレードは、査定価格を左右します。
上級グレードの車は、より豪華な内外装、先進的な安全機能、高性能なエンジンなどが装備されていることが多く、それが査定額に影響する可能性が高いです。特に、レザーシートやナビゲーションシステム、先進の運転支援システムなどが付いていると、査定価格はさらにアップする可能性があります。
一方、基本グレードの車はこれらの高級オプションが欠けていることが多いため、査定価格は相対的に低くなる傾向にあります。
④走行距離
走行距離も査定において重要な要素の1つです。
車は走れば走るほどパーツが消耗していき、それが車の寿命や将来的な修理費用に影響を与えます。一般的に「3万km」「5万km」「7万km」「10万km」といった走行距離の区切りがあり、これらを超えると査定額が大きく下がる可能性が高まります。
また、年間走行距離の目安は約1万kmとされており、これを大きく超える「過走行車」は特に査定価格が下がりやすいです。
⑤ボディカラー
車のボディカラーは、査定価格に影響を与える要素の1つです。一般的に、白、黒、シルバーなどの無難な色は人気が高く、査定額が上がる可能性があります。
一方、赤、黄色、緑などの目立つ色は需要が少ないため、査定価格が下がりやすい傾向にあります。ただし、車種やターゲット層によっては、これらの色が逆にプラス評価されることもあります。たとえば、女性や若者向けのコンパクトカーでは、明るいカラーが好評であれば査定価格が高くなることが期待できます。
自分の車がどのようなターゲット層に受け入れられやすいかを考慮すると、査定で有利に働くでしょう。
⑥外装の状態
外装の状態は、査定額に直接影響を与える重要なポイントです。
キズ、へこみ、錆などがあると買取後に修理が必要なため、その修理費用が査定額から引かれるため査定額は下がります。一方、外装が非常にきれいな場合は修理する必要がないため、査定額が上がる可能性もあります。
⑦修復歴の有無
修復歴の有無は、外装の状態と同様に査定額に大きな影響を与える要素の1つです。事故車や修復歴のある車は、安全性や耐久性に問題がある可能性が高く、査定額が下がる可能性が高いです。
修復歴があっても丁寧に修理されている場合は、査定額がそれほど下がらないこともありますが、一般的には修復歴があると査定額は低くなると考えましょう。
⑧内装の状態
内装の状態も査定においては非常に重要です。
シートやカーペット、ダッシュボードなどが綺麗であれば査定額は高くなり、内装が汚れていたり破れていたりすると、修理やクリーニングが必要なため査定額は下がります。
特にタバコの臭いやペットの臭いが染み付いていると、大きなマイナス査定となるので注意が必要です。
⑨装備・オプション
装備とオプションは、車の査定価格にプラスをもたらす可能性があります。
たとえば、最新のナビゲーションシステム、高性能オーディオ、サンルーフなどが装備されている車は、一般的に査定額が上がりやすいでしょう。
しかし、古いものや市場での需要が少ないオプションは、査定額に大きな影響を与えない場合もあります。
⑩エンジン回り
エンジンの状態は、査定の重要なポイントです。
エンジンがスムーズに作動し、異音や異臭がない状態は査定額を高くする要因となります。しかし、少しでもオイル漏れや冷却水の漏れなどの問題が見つかると、査定額は大幅に減少します。
定期的なメンテナンスとエンジンのケアが、査定時に高評価を得るための鍵となるでしょう。
⑪書類関連
車の査定において、書類関連が完全に揃っているかどうかも重要な要素です。
車検証、保険証、取扱説明書、修理履歴、点検記録など、関連する全ての書類が揃っていると、それが信頼性を高め査定額が上がります。しかし、書類が不足している場合、買取業者にとってリスクとなり、査定額が大幅に下がるかもしれません。
特に車検証や修理の履歴書、保険証などが不足していると、車の状態や過去の事故歴が確認できないため、買取してもらえない場合もあります。
【車体別】車の買取相場
車の買取相場は多くの要素に依存しますが、車体のタイプもその1つです。
SUV、ミニバン、コンパクトカー、セダン、軽自動車、スポーツカーなど、各車体タイプにはそれぞれ市場での需要と供給があり、これが買取価格に反映されます。
ここでは、車体別に主要メーカーの車種の買取相場を紹介します。
SUV
| 車種 | 買取相場範囲 |
| トヨタ ランドクルーザー | 20万円～1,490万円 |
| トヨタ ハリアー | 3万円～440万円 |
| 日産 エクストレイル | 4万円～450万円 |
| ホンダ ヴェゼル | 50万円～240万円 |
| スバル フォレスター | 4万円～400万円 |
| 三菱 アウトランダー | 4万円～1,250万円 |
※買取相場はあくまで目安です。実際の価格については各買取業者や車の状態により大きく異なる場合があります。
※2023年10月現在
SUVはその耐久性と多機能性で人気があり、比較的高い査定額がつきやすい車体タイプです。特にオフロード性能が高いものは、一定の需要があり、査定額も高くつきやすいです。
ミニバン
| 車種 | 買取相場範囲 |
| トヨタ アルファード | 4万円～730万円 |
| ホンダ ステップワゴン | 4万円～280万円 |
| 日産 セレナ | 3万円～310万円 |
| マツダ MPV | 4万円～215万円 |
※買取相場はあくまで目安です。実際の価格については各買取業者や車の状態により大きく異なる場合があります。
※2023年10月現在
家族層に人気のミニバンは、広い室内空間と多数の座席が特徴です。また、新車価格が高いため、中古市場でも高額で取引されることが多いです。
コンパクトカー
引用元：トヨタ公式HP
| 車種 | 買取相場範囲 |
| トヨタ アクア | 7万円～225万円 |
| トヨタ ヴィッツ | 1万円～220万円 |
| トヨタ パッソ | 1万円～130万円 |
| 日産 マーチ | 4万円～170万円 |
| 日産 ノート | 4万円～395万円 |
※買取相場はあくまで目安です。実際の価格については各買取業者や車の状態により大きく異なる場合があります。
※2023年10月現在
燃費の良さと簡単に取り回しができることから人気のコンパクトカーは、都市部での需要が高いです。ただし、新車価格が低いため、査定額も比較的低めになりがちです。
セダン
| 車種 | 買取相場範囲 |
| トヨタ プリウス | 4万円～410万円 |
| トヨタ クラウンアスリート | 4万円～365万円 |
| 日産 スカイライン | 4万円～860万円 |
| マツダ アテンザ | 4万円～280万円 |
| スバル レガシィB4 | 4万円～250万円 |
※買取相場はあくまで目安です。実際の価格については各買取業者や車の状態により大きく異なる場合があります。
※2023年10月現在
セダンはビジネス用途や長距離移動に適しており、高級車が多いため査定額が高い傾向にあります。
軽自動車
| 車種 | 買取相場範囲 |
| ホンダ N-BOX | 7万円～180万円 |
| スズキ ジムニー | 4万円～235万円 |
| スズキ ワゴンR | 4万円～120万円 |
| ダイハツ タント | 4万円～123万円 |
| ダイハツ ムーヴ | 4万円～110万円 |
※買取相場はあくまで目安です。実際の価格については各買取業者や車の状態により大きく異なる場合があります。
※2023年10月現在
維持費が低く初心者や高齢者に人気の軽自動車は、新車価格も低いため査定額は一般的に低いです。しかし、状態が良い場合は意外と高額査定もありえます。
スポーツカー
引用元：トヨタ公式HP
| 車種 | 買取相場範囲 |
| トヨタ 86 | 30万円～1,950万円 |
| 日産 フェアレディZ | 4万円～1,020万円 |
| マツダ ロードスター | 4万円～270万円 |
| マツダ RX-7 | 24万円～840万円 |
| スバル インプレッサWRX | 14万円～350万円 |
※買取相場はあくまで目安です。実際の価格については各買取業者や車の状態により大きく異なる場合があります。
※2023年10月現在
スポーツカーは独特のファンを持つため、状態や希少性によっては非常に高い査定額がつく場合もあります。特に限定モデルや歴史的な価値のある車は、高額査定の対象です。
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査定を受ける前に確認しておきたいポイント
車を高く売るためには、以下のポイントに注意することが大切です。
- 小さな傷や汚れは事前に修理・清掃をする
- 走行距離が大台に乗る・年式が落ちる前に査定を受ける
小さな傷や汚れは、査定前に修理や清掃を行っておくと良いでしょう。見た目の印象が良い方が査定額も高くなる可能性があります。
また、走行距離が大台（5万km、10万km）に乗る前、または年式が落ちる前（3年、5年、7年、10年のタイミング）に査定を受けると、査定額が高くなる可能性があります。
これらのポイントを踏まえることで、査定額を少しでも高くできるでしょう。
だいたいの査定よりも高値で車を売却する方法
車を売る際、どうせなら高く売りたいと考えるのではないでしょうか。そのためには、事前に査定額を高くするためのいくつかの工夫が必要です。
ここでは、高値で車を売却する方法を以下の5つ紹介します。
・査定前に車の清掃や洗車をする
・高く売れる時期に売却する
・車検前に査定を出す
・修理を自分でしない
・走行距離が大台になる前に査定に出す
それぞれ詳しく見ていきましょう。
査定前に車の清掃や洗車をする
査定前に車の清掃や洗車をすることで査定士に良い印象を与え、査定額が高くなる可能性が高いです。高額な専門のクリーニングサービスを利用する必要はありませんが、基本的な洗車と車内の簡単な清掃は非常に効果的です。
特に車体の下部や隅々まで手をかけて、査定士が気づきにくい部分までクリーンにしておくと良いでしょう。
高く売れる時期に売却する
中古車の買取価格は市場の需要に影響されるため、買取業者が力を入れる時期に売却することが高額査定につながります。特に1月から3月は、新年度で需要が高まる期間のため査定額が高くなりがちです。
また、その時期に売却を行うことで自動車税の負担を避けられることもメリットと言えるしょう。
車検の前に査定を出す
車検期間が残っている車は査定額が上がる可能性があります。そのため、車検が切れる前に売却しておくと良いでしょう。
また、車検が切れている車を売る場合、新たに車検を通すよりも、臨時運行許可を取得して買取業者まで持ち込むか、出張査定を依頼する方がコスパが良いです。
修理を自分でしない
車に傷やへこみがあると、査定額の減額を恐れて自分で修理しようと考えるのではないでしょうか。
しかし、自分で修理をした場合綺麗に直らないケースが多いです。専門の修理業者と比べると、素人の修理は質が劣る場合が多く、査定士がそれを見抜くとマイナス要素とされるかもしれません。
さらに、自分で修理を試みることで、傷や凹みをより悪化させる危険性もあります。このようなリスクを避けて査定額を高く保つためにも、大きな傷や凹みはそのまま専門の業者に任せるのが最も確実な方法といえるでしょう。
走行距離が大台になる前に査定に出す
車の走行距離が5万kmや10万kmなどの大きな区切りを越えた場合、査定額が急激に下がる傾向があります。走行距離を常にチェックし、大台に達する前に査定を受けることで高額での売却につながります。
タイミングを逃さず査定を申し込むことが重要なのです。
下取りより買取がおすすめ
自動車を売る場合の主な方法として、下取りや業者による買取が挙げられます。下取りとは、新車を購入するディーラーに中古車を引き取ってもらい、その金額を新しい車の購入資金に充当することを指します。一方、買取とは、中古車買取業者に車を買い取ってもらうことです。
下取りは、古い車の売却と新しい車の購入がワンストップで済むので、手間がかからず便利なことが最大のメリットといえます。ただし、ディーラーにとって下取りはあくまでサービスの一環で、中古車買取業者とは査定の基準も異なります。
査定基準が異なるため、同じ条件であってもディーラーの下取り価格は、業者の買取価格を下回ってしまうこともあります。車を少しでも高く売りたい場合、買取の方がおすすめといえます。
一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。
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まとめ
この記事では、愛車のおおよその査定価格を把握する方法や細かい査定基準、買取相場について解説しました。
だいたいの査定価格を事前に知っておくことで、低い査定額を提示する業者に対して警戒することができるようになります。さらに、査定額を上げるための交渉材料としても役立つでしょう。
この記事で得た知識を活用し、愛車を最も高い価格で売却してみましょう。
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