更新日2024.03.24

車はスクラップ(解体)しても買取してもらえる?注意点やスクラップの費用相場を解説

車を手放す際、買取とスクラップ(解体)の2つの方法があります。そのため、どちらが良いのか迷う方は少なくありません。スクラップにすることで、本当に買取してもらえるのかという疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、車のスクラップ買取の注意点やスクラップの費用相場について詳しく解説します。車を売却するのにスクラップにしようか迷っている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

廃車はそのまま置いておくと税金の支払いなどでお金がかかってしまいます。また一般的に車の価値は時間が経過するほど、下がります。そのままの状態にせずに、まずは買取専門業者に車の状態を確認してもらうことをおすすめします。                                

大手買取専門会社であるカーセブンでは無料で査定が出来ますし、車の状態などによっては、不動車でも値段がつく可能性もありますので、カーセブンで無料査定をおすすめします。

この記事でわかること

  • ・スクラップしてから売却した方が良い車の特徴
  • ・車をスクラップして売却するメリット・デメリット
  • ・車のスクラップを依頼する方法
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目次

車はスクラップしても売却することができる

車はスクラップ(解体)しても売却可能です。「スクラップ」とは、不要になった車を解体し、プレス機で鉄の塊にすることを指します。

一般的に年式が新しく、走行距離の短い車や高級なオプションがついている車は、買取店で高額査定が期待できます。しかし、年式が古く故障して動かないなどの車は、スクラップをして売却するのが有力な選択肢です。

スクラップにすることで、資源として有効活用されるだけでなく、場合によっては高額な買取額がつくこともあります。動かない、年式が古いといった「売れない」と思われがちな車でも、スクラップすれば十分な価値がある可能性があるのです。

車をスクラップしても買取可能な理由

車をスクラップした状態でも買取が可能な理由には、主に以下の2つの理由があります。

車をスクラップしても買取可能な理由

・資源として価値があるから
・リサイクル可能だから

ここでは、それぞれの理由について詳しく解説します。

資源としての価値があるから

スクラップをした車には、鉄やアルミ、電子部品など資源として高い価値があります。日本は自然資源が乏しい国であり、長い間鉄スクラップを海外から輸入してきました。

しかし、現在は多量の鉄スクラップを世界に供給しており、これが高く評価されています。つまり、スクラップされた車も資源としての価値が非常に高いのです。

そのため、動かない車でも資源としての価値を引き出し、一定の買取価格が期待できるでしょう。

リサイクル可能だから

スクラップされた車の部品や材料は、リサイクルが可能です。

たとえば、鉄は電気炉で溶かされて新たな鉄製品に生まれ変わります。新しい鉄製品は建設現場、鉄道、さらには新たな車の製造などです。

このように、車のスクラップ材料は再利用できる可能性が高いため、リサイクル産業にとっても貴重な資源となり、環境にも経済にも貢献しているといえるでしょう。

車はスクラップするかそのまま買取してもらうかだとどちらが良い

車を手放す際、スクラップと買取のどちらがお得なのかなのか迷う方もいるでしょう。自宅に眠っている古い車や廃車対象の車は、単なる「不要なもの」と考えるのではなく、貴重な資源としての価値があります。

ここでは、買取とスクラップにした場合、より高い売却額が期待できるのはどちらなのか解説します。

基本的にはそのまま買取してもらった方が高値がつきやすい

売却を検討している車が、年式や状態から市場価値があると判断できる場合は、買取してもらった方が高値がつきやすいです。買取業者によっては、海外市場での需要も考慮しているため、買取に柔軟性があります。

そのため、複数の買取業者に相談することが賢明といえるでしょう。

買取不可能な場合はスクラップにする

買取できないと判断された場合は、スクラップにしましょう。スクラップにする手段としては、自分で解体工場まで運転する方法、専門の業者に依頼する方法があります。

動かない車の場合は、専門業者に依頼することで、レッカーなどの必要な手続きを行ってくれます。時間と労力を考慮して、最も効率的な方法を選ぶことが重要です。

スクラップしてから売却した方が良い車の特徴

中古車市場での価値が高い車は、もちろん買取がおすすめです。

しかし、買取に適していない車はスクラップとして売却するべきです。そこで、スクラップでの売却が適している車の特徴について解説します。

車の年式や走行距離で値段が付かない車

車の年式や走行距離で値段が付かない車は、スクラップしてから売却した方が良いです。

たとえば、年式が10年以上経過した車や、走行距離が長くボディの劣化が目立つ車は、中古車市場での需要が少なく取引が難しいでしょう。このような車は、買取業者から買取不可と判断され、査定価格も低くなりがちです。

しかし、スクラップ売却することで、鉄やアルミニウム、そして電子部品などは再利用される資源として評価されます。買取不可と判断された場合には、スクラップとしての売却を検討しましょう。

事故歴や修復歴が多い車

事故歴や修復歴が多い車もスクラップしてから売却した方が良い車です。

事故歴や修復歴が多い車は、外観に問題がなくても、内部構造に損傷が存在する可能性が高いです。そのため、潜在的な安全性のリスクが伴うため、多くの販売店では取り扱いを避ける傾向があります。

結果的に、事故歴や修復歴が多い車は買取が困難となる場合が多く、スクラップしてから売却した方が良いといえるでしょう。

酷い傷やへこみが多い車

酷い傷やへこみが多い車も、スクラップしてから売却した方が良い車です。

ボディに大きな傷やへこみが多い車は、修理に高額な費用がかかる可能性が高いため、買取価格も大幅に下がります。なぜなら、修理費用が買取価格を上回るケースが多く、結果として損をするからです。

そのため、ボディに大きな傷やへこみが多い車は、スクラップを前提とした業者選びをすることで、より効率的な売却が可能となります。

車をスクラップして売却するメリット

車をスクラップして売却すると、主に以下のような2つのメリットがあります。

車をスクラップして売却するメリット

・可能な限り買取がお得
・車としての買取不可の場合でも売れる

それぞれみていきましょう。

可能な限り買取がお得

基本的には、買取してもらう方がスクラップよりもお得です。しかし、スクラップとして売却することで、廃車でもお金に変えられる場合もあります。

そのため、車を手放す際にはスクラップという選択肢も検討する価値があるといえるでしょう。

車としての買取不可の場合でも売れる

年式が古い、走行距離が長い、事故歴や修復歴があるなど、通常の買取市場で需要が少ない車や買取不可の車でも、スクラップとしては売却が可能です。鉄くずとしてリサイクルされることもあるため、買取できない車でも価値がゼロではありません。

このような形で車を売却することによって、廃車手続きにかかる費用や労力を節約できる場合もあり、メリットといえるでしょう。

車をスクラップして売却するデメリット

車をスクラップして売却するデメリットには、以下の2つがあります。

車をスクラップして売却するデメリット

・むしろ費用がかかることもある
・手続きが面倒

それぞれ詳しくみていきましょう。

むしろ費用がかかることがある

車をスクラップして売却するデメリットとして、むしろ費用がかかることがある場合があります。たとえば、不動車の場合にレッカー代は1万円から3万円程度、解体処分費用も1万円から2万円と、これらの費用が積み重なれば予想以上の出費となります。

特に注意すべきは、車の状態や解体工場の場所によっては、これ以上の費用が発生する可能性もある点です。

このように、スクラップする際は売却金額以上の費用がかかるリスクもあるため、しっかりと計算をしてから進めることが重要です。

手続きが面倒

車をスクラップして売却するには、手続きそのものが煩雑で時間がかかります。手続きは、運輸局へ出向く必要があります。しかし、運輸局が平日の日中しか開いていないため、勤めている人にとっては時間の確保が難しいです。さらに、運輸局は混雑していることが多く、長時間待たされるケースも少なくありません。

また、必要な書類も多く、取得と整理にも一定の時間と労力が必要です。このような手続きが面倒であるために、廃車手続きを先延ばしにしてしまう人も少なくありません。

車のスクラップを依頼する方法

車のスクラップを依頼するには以下の3つの方法があります。

車のスクラップを依頼する方法

・自分でスクラップ工場に持っていく
・ディーラーなどの販売店に依頼する
・廃車業者に依頼する

それぞれ詳しく解説します。

自分でスクラップ工場に持っていく

自分でスクラップ工場に車を持っていくことで依頼ができます。しかし、個人からの依頼を敬遠する工場も少なくないため、事前に確認が必須です。

また、解体手数料が必要となる場合や、不動車であればレッカー車を手配する必要がある場合もあり、それらの費用も考慮する必要があります。

さらに、行政手続きや書類作成に多く手間がかかる点も注意が必要です。

ディーラーなどの販売店に依頼する

ディーラーや販売店に車のスクラップ依頼をする方法は、全ての手続きを代行してくれるため、手間が大幅に軽減されます。

しかし、ディーラーや販売店に依頼する場合、手続きの代行費や解体費用、レーカー代などの手数料が数万円程度発生します。

そのため、手数料に何が含まれているのか、追加料金が発生する可能性があるのかなど、費用に関する情報を事前に確認しましょう。

廃車買取業者に依頼する

廃車買取業車は手数料が無料になる場合が多く、コストを抑えて手続きができます。さらに、多くの廃車買取業者は、部品に対して個別に値段を付けるアプローチをとることが多いです。

これによりカーナビやハンドル、ETC、スピーカーといった、特定の部品が高値で買い取ってもらえる場合もあります。

複数の廃車買取業者を比較することで、より高く高く買い取ってもらえるでしょう。

車をスクラップしてもらう流れ

車をスクラップしてもらう流れは、以下のとおりです。

  1. 運輸局で一時抹消登録をしてもらう
  2. スクラップ工場に持っていく
  3. スクラップ(解体)してもらう
  4. 永久抹消登録してもらう

それぞれ詳しく解説します。

運輸局で一時抹消登録をしてもらう

車をスクラップ工場に持ち込む前に、運輸局(または運輸支局)で一時抹消登録をしましょう。この手続きは、車が一時的に公道で走行できない状態にするものです。

必要な書類は、車検証、ナンバープレート、印鑑、印鑑登録証明書、検査登録印紙代です。これらを揃えて運輸局に提出することで、一時抹消登録が完了します。

スクラップ工場に持っていく

まず、スクラップ工場に運輸局で一時抹消登録を完了させた車を持ち込みましょう。

買取価格はその時点での鉄の市場価格に左右されます。軽自動車と普通自動車を比較すると、普通自動車の方が鉄量が多いため、通常はより高い価格がつきやすいです。

スクラップ(解体)してもらう

一時抹消登録が運輸局で完了した後は、スクラップ工場で解体してもらいます。通常1〜2週間程度かかるので、時間に余裕を持って解体をしてもらいましょう。

解体が完了すると、「移動報告番号」と「解体報告記録日」がもらえます。永久抹消登録を行うために必要なので、無くさないように大切に保管しておきましょう。

永久抹消登録してもらう

解体が完了し、移動報告番号と解体報告記録日が手元に届いたら、再度運輸局で永久抹消登録を行います。

必要な書類は、車検証、印鑑登録証明書(1通300円)、ナンバープレート、印鑑、そして先ほどの「移動報告番号」と「解体報告記録日」が記載された解体通知です。

この手続きを適切に完了させれば、車のスクラップ手続きは終わりです。

車をスクラップする際の注意点

車をスクラップする際には、以下の5つの点を注意しましょう。

車をスクラップする際の注意点

・まず走れる車は買取店でも査定してもらう
・複数の業者で見積もりを取る
・各種還付金に注意
・帰る手段を確保しておく

それぞれ詳しく解説します。

まず走れる車は買取店でも査定してもらう

走行可能の車は、スクラップする前に買取店で査定してもらいましょう。故障や事故がなく自走できる車は、買取価格がスクラップよりも高くなる可能性があります。

適切な業者を選ぶことで、少しでも高く買い取ってもらえるでしょう。

複数の業者で見積もりを取る

車をスクラップする場合、1つの業者に依頼するだけでなく、複数の業者から見積もりを取ることが重要です。なぜなら、各業者には独自の査定基準や価格設定があり、1つの業者だけだと適正な買取価格がわからないからです。

複数の業者から見積もりを取ることで、買取価格の相場が把握でき、より高い価格での買取が期待できます。

各種還付金に注意

車をスクラップする場合、月を跨ぐと還付金が減少する可能性があります。そのため、すでに支払っている年間分の自動車税が戻ってくるのです。

還付金は月割りで計算されるため、手続きを早めに済ませることで最大限の還付を受けられます。また、3月は手続きが混み合うので、余裕を持ったスケジュールで手続きを進めましょう。

帰る手段を確保しておく

車をスクラップ工場に運ぶ際には、帰りの手段も事前に確保しておくことが重要です。多くのスクラップ工場は、都市部から離れた場所にあることが多く、周辺に公共交通機関がない場合もあります。

そのため、タクシーやバス、家族や友人に迎えに来てもらうなどの帰宅手段を事前に調べておくと良いです。特に1人で工場に向かう場合、帰りの交通手段がないと困るため、事前にタクシーを予約しておくと良いでしょう。

車のスクラップにかかる費用相場

車のスクラップには、「解体費用」「運搬費用」「事務手数料」の3つの費用が発生します。

ここでは、それぞれの費用について詳しく解説します。

解体費用

解体費用は、自動車をスクラップする際に必要な費用です。

一般的な費用相場は平均で1.5万円〜2万円とされており、支払いを完了した後に解体作業が始まります。​​契約前には、しっかりと料金体系を確認しておきましょう。

運搬費用

運搬費用は、車を解体業者まで持ち込む際に発生する可能性がある費用です。

車が自走可能で、自分で解体業者まで運べる場合は運搬費用は発生しません。しかし、車が不動でレッカー車が必要な場合は、2万円以上の運搬費用が必要です。

特に遠方から運搬する場合は、費用が高くなる可能性があります。そのため、事前に運搬費を確認し、複数の業者から見積もりを取るのがおすすめです。

事務手数料

解体業者によっては、事務手数料が別途必要になる場合があります。この費用は通常3,000円程度です。

解体作業だけでなく、必要な手続きや書類作成の代金として請求されます。事前に見積もりを取得して、どの費用にいくら必要なのかを把握しておきましょう。

よくある質問

Q
廃車と解体の違いとは?
A

廃車と解体は、車両の処分に関する用語です。それぞれ目的と手続きが異なります。 廃車は車が一定の基準を満たさなくなった場合に、車両登録を抹消する行為です。永久抹消登録を行い、ナンバープレートを返却する必要があるため、公道での走行が許可されません。 解体は、廃車になった車両を物理的に分解、破壊する作業です。再利用可能な部品は取り外され、中古市場で販売されることがあります。その他の部品や材料は、資源としてリサイクルされたり、適切に廃棄処分されたりします。

Q
車のスクラップの買取価格はいくら?
A

車のスクラップの買取価格は、車の年式や車の状態、車体に含まれる金属の量などによって大きく異なります。また、市場の需要と供給、各リサイクル業者の独自の評価基準も買取価格に影響を与えることがあります。 詳しい買取価格を知るためには、複数の買取業者から見積もりを取得しましょう。

Q
廃車の鉄くず代はいくら?
A

廃車の鉄くず代は、車のサイズや重量はもちろん、その地域の鉄くずの需要と供給によっても大きく異なります。しかし、車の鉄部分の重量や相場、リサイクル業者の評価基準によっても決まります。 一般的には数千円から数万円程度での買取が多いですが、廃車処理業者やリサイクル業者に直接問い合わせることで、詳しい価格を確認することが可能です。

まとめ

この記事では、車のスクラップ買取の注意点やスクラップの費用相場について詳しく解説しました。

車をスクラップするには、運輸局での手続きや解体工場に依頼する必要があります。

費用や手続きは業者や地域によって異なる場合があるため、事前にしっかりと確認し、複数の業者から見積もりを取得することで、スムーズかつ効率的に車のスクラップを行うことができるでしょう。

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