【2025年最新版】レヴォーグのリセールバリューは高い？人気のグレードや高く売るコツも解説

レヴォーグは日常走行からスポーツカーのような走りまでこなす人気の車両ですが、気になるのは売却時のリセールバリューです。「レヴォーグを高く買取してほしい」「乗っているグレードのリセールバリューが知りたい」という方も多いのではないでしょうか。

リセールバリューは年式や走行距離、さらにはその時々の中古車市場の動向を受けて日々刻々と変化するので、日頃のチェックが必要です。カーセブンはたった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。

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リセールバリューとは？

リセールバリューとは、車を売却するときにどれくらいの経済的価値があるのかを示す数値です。一般的に、新車は購入したときから価値が下がり始めます。しかし、中古車市場で人気が高かったり需要があったりすると、リセールバリューは下がりづらくなっています。

そのような車が「リセールバリューの高い車」です。リセールバリューが高いと中古車でも高く売れる可能性があるので、乗り換えを前提に購入する場合は、リセールバリューが高い車が良いでしょう。

レヴォーグのリセールバリューは高い理由

中古車市場では、レヴォーグのリセールバリューは平均より少し高いといわれています。ここからは、なぜレヴォーグのリセールバリューが高いのか詳しく解説します。

新型モデルのリセールバリューが特に高い

レヴォーグの現行モデルは、2020年10月に発売されたタイプが最新です。しかし、レヴォーグは2023年11月に、新型モデル「レヴォーグ レイバック」の発売を予定しています。これによって、現行モデルの買取価格はぐっと下がることが予想されます。

乗っている車が新型モデルであるうちに売却すると、リセールバリューが高く高価買取されやすいです。また、レヴォーグは走行距離や年式、車の状態がそのまま買取価格に直結する車種です。

レヴォーグの高価買取を狙うならば、できるだけ綺麗に使用し、年式や走行距離を意識して売却しましょう。

3年落ちでリセールバリューが下落

中古車市場では、3年落ち、5年落ちと車の年式が古くなるほど買取価格は下がります。車の売却において年式は非常に重要な要素になり、レヴォーグも例外ではありません。レヴォーグのリセールバリューは他の車に比べて高い傾向にありますが、3年落ちから極端に下がるため、注意が必要です。

具体的なリセールバリューの数値は、現行モデルが92%、3年落ちで54%、5年落ちで44%です。現行モデルが圧倒的に高く、3年落ちで下落しているのがわかります。

ただし、人気車種でグレードも豊富なため、多少年式が古くても良い状態であれば買取業者は高く買い取ってくれる場合もあります。

ボディカラー・グレード・走行距離が大きな影響

レヴォーグにはリセールバリューが高いボディカラー、グレードが存在します。リセールバリューが高い色は「クリスタルブラック・シリカ」やスポーツグレードのみに設定されている「WRブルー・パール」です。

希少性が高い色や定番色が中古車市場でも人気であり、他色と比べて20万円前後高く売れる場合もあります。また、グレードは「1.8STI Sport EX」などのスポーツ系グレードが人気です。STIは中古車市場でも需要が高く、多少年式が古くても価値は下がらないでしょう。

このように、需要の高いカラーやグレードはリセールバリューを高める要因になります。

【グレード別】レヴォーグのリセールバリューランキング

は年式やグレードでリセールバリューが異なります。ここからは、グレードごとのリセールバリューをランキング形式で解説します。

1.6STI スポーツ アイサイト

経過年数	新車価格	買取相場	残価率
1年後	363万円	–	–
3年後	363万円	215.0万円	約59.2%
5年後	363万円	220.0万円	約60.6%
7年後	363万円	185.0万円	約50.9%

リセールバリューが最も高いグレードは1.6STI スポーツアイサイトです。2020年のモデルチェンジを経てもなお、根強い人気を誇っています。レヴォーグはSTI スポーツなどのスポーツ系グレードのリセールバリューが高い車です。

中でも1.6STI スポーツ アイサイトは中古車市場の需要が特に高いグレードで、高価買取が期待できるでしょう。

1.6GT-S アイサイト

経過年数	新車価格	買取相場	残価率
1年後	313.5万円	–	–
3年後	313.5万円	180.0万円	約57.4%
5年後	313.5万円	190.0万円	約60.6%
7年後	313.5万円	118.0万円	約37.6%

1.6GT-S アイサイトは5年落ちでも残価率60%越えと、高いリセールで取引されています。3年落ちのリセールバリューの平均が50〜55%といわれる中古車市場の中で、5年落ち60%はかなり高い数値といえます。

1.6GT アイサイト スマートエディション

経過年数	新車価格	買取相場	残価率
1年後	300.3万円	–	–
3年後	300.3万円	–	–
5年後	300.3万円	175.0万円	約58.2%
7年後	300.3万円	117.7万円	約43.7%

5年落ちで残価率60%近くと、決して低くはない金額で買取されています。1.6GT アイサイト スマートエディションは内外装の一部を上級グレード並に充実させており、旧型モデルになっても比較的需要は高いです。

1.6GT アイサイト Vスポーツ

経過年数	新車価格	買取相場	残価率
1年後	313.5万円	–	–
3年後	313.5万円	180.0万円	約57.4%
5年後	313.5万円	–	–
7年後	313.5万円	–	–

1.6GT アイサイト Vスポーツは特別仕様車ですが、3年落ち以降は旧型になり、リセールは標準と同じくらいになります。ただし、特別仕様車のため希少性が高く、買取業者によっては高値で買い取ってくれる場合もあります。

2.0STI スポーツ アイサイト

経過年数	新車価格	買取相場	残価率
1年後	412.5万円	–	–
3年後	412.5万円	230.0万円	約55.7%
5年後	412.5万円	211.0万円	約51.1%
7年後	412.5万円	150.0万円	約36.3%

2.0STI スポーツ アイサイトは、1.6に比べるとリセールが低い傾向にあります。しかし、STIがつくスバルのスポーツ系グレードは年数が経過しても大幅な下落はありません。1.6ほどではないにしろ、スバルのブランドイメージと相まって高いリセールが期待できるでしょう。

1.6GT-S アイサイト プラウドエディション

経過年数	新車価格	買取相場	残価率
1年後	299万円	–	–
3年後	299万円	–	–
5年後	299万円	–	–
7年後	299万円	121.5万円	約40.6%

7年落ちでも100万円を超える買取価格で、リセールバリューは比較的高いといえます。車の状態が良ければ年式が古くても高値で買い取ってもらえる場合もある車種です。ぜひ複数業者に買取査定を依頼しましょう。

1.6GT アイサイト プラウドエディション

経過年数	新車価格	買取相場	残価率
1年後	286万円	–	–
3年後	286万円	–	–
5年後	286万円	–	–
8年後	286万円	90.0万円	約31.4%

同じプラウドエディションでも、1.6GT アイサイト プラウドエディションの8年落ちは買取額が100万円を切っています。年式が古くなるにつれ走行距離も多くなり買取額が下がるため、できるだけ早めに売却するのが良いでしょう。

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リセールバリューの高いレヴォーグの特徴

より高く売れるレヴォーグにはいくつか特徴があります。ここからは、リセールバリューの高いレヴォーグの特徴を解説します。

人気のグレード

レヴォーグの上位グレードであるSTI Sportは中古車市場でも大変人気です。特に人気があるのは「STI Sport EX」や「1.6STI Sport EyeSight」です。STI Sportは他グレードにはない特殊な加飾が施されており、走行性能でも大きな差があります。

STI Sportの特徴とも言えるスポーツカーのような走りは中古車市場の需要が高く、高価買取が期待できるでしょう。

人気のカラー

レヴォーグには高価買取されやすいカラーがいくつかあります。特に人気のカラーは以下の3色です。

買い手を選ばない黒や白は中古車市場でも人気です。スポーツ系グレードで選択できるWRブルー・パールも希少性の高い色として需要があり、高価買取が期待できます。人気カラーは他色に比べて20万円前後のプラス査定になる場合もあります。

人気のオプション

レヴォーグには安全装置のオプションやインテリアのオプションなど多彩なオプションが用意されています。特に人気のオプションとして以下が挙げられます。

サンルーフは快適装備として人気のオプションです。また、スポーツワゴンらしさを高めるSTIスポーツパーツも装備していると、高価買取が見込めます。

リセールバリューの観点から中古のレヴォーグを購入するなら？

レヴォーグは新型モデルが発売されると、旧型モデルの中古車価格は下落する傾向があります。年式が古くなく、走行距離が短い車でも新車価格より大幅に安くなることもあり、購入の狙い目といえるでしょう。

また、1月〜3月、年末年始は中古車市場の需要が高まりますが、夏は需要が低下します。この時期は中古車価格が下がりやすいため、比較的安価にレヴォーグを購入できます。

リセールバリューの観点からレヴォーグを売却するならいつ？

車のデザインやプラットフォームなどが一新されるフルモデルチェンジが行われると、旧型モデルの需要が大幅に落ちます。買取価格も大きく下がってしまうため、レヴォーグを売却するならフルモデルチェンジ前に行いましょう。

また、買取価格は年式や走行距離に影響を受けやすいので、時期に関わらず売却したいと思ったら早めに手放すのがおすすめです。

レヴォーグを競合車とリセールバリューで比較

レヴォーグのリセールはいい方ですが、比較される競合車のリセールバリューはどれくらいなのでしょうか。ここからは、競合車のリセールバリューや特徴について解説します。

【日産】ノート

経過年数	残価率
1年後	82.2%
3年後	66.6%
5年後	51.1%
7年後	40.2%
10年後	16.8%

ノートはレヴォーグに比べ、リセールバリューが低い傾向があります。リセールバリューの高いグレードは、ニスモ、e-POWERニスモです。中古車としては割安で購入できる車種ですが、リセールはあまり期待できないでしょう。

【日産】エクストレイル

経過年数	残価率
1年後	94.4%
3年後	68.3%
5年後	54.9%
7年後	36.1%
10年後	22.7%

エクストレイルは走行性能や走破性の高さから、海外での需要が高い車です。輸出専門の買取業者に売却すれば高価買取が期待できます。また、他の車種に比べ、5年落ちを過ぎてもリセールバリューが高いのが特徴です。

【トヨタ】ハリアー

経過年数	残価率
1年後	96.5%
3年後	79.3%
5年後	57.5%
7年後	49.8%
10年後	19.0%

ハリアーはハイブリッド車とガソリン車がありますが、どちらもリセールバリューは高いです。ハリアーの中古車はマレーシアやケニアなどの途上国への輸出需要も高く、7年落ちまでは安定した高値で売却できるでしょう。

【ホンダ】オデッセイ

経過年数	残価率
1年後	99.6%
3年後	83.7%
5年後	64.1%
7年後	43.2%
10年後	19.5%

オデッセイもハイブリッド車とガソリン車がありますが、ガソリン車のほうが少しリセールバリューは高くなっています。さまざまなグレードがありますが、一番人気はアブソルート系のグレードです。

オデッセイは主要輸出国であるマレーシアに5年を超えると輸出できなくなるため、5年落ち以上の年式は買取価格が低くなります。

【BMW】3シリーズ

経過年数	平均残価率
1年後	71.0%
3年後	48.9%
5年後	30.4%
7年後	27.4%
10年後	18.7%

3シリーズのリセールバリューは全体的に高くありません。現行モデルは平均的な買取価格であっても、5年落ちの旧型になると大幅に下がっています。リセールバリューが低い3シリーズは、新車も中古車もリセール前提で購入するのは避けた方が良いでしょう。

【日産】スカイライン

経過年数	残価率
1年後	88.9%
3年後	67.6%
5年後	36.0%
7年後	24.0%
10年後	19.0%

スカイラインのリセールバリューは、他の車種と比べて低いです。走行距離にもよりますが、スカイラインは5年落ち以降で大きくリセールが下がる傾向があります。ただし、スカイラインの「GT-R」グレードは希少性が高いため、年式を問わず高価買取されています。

【マツダ】アテンザワゴン

経過年数	残価率
1年後	–
3年後	–
5年後	43.1%
7年後	22.0%
10年後	21.6％

中古車市場の流通量は少ないですが、リセールは低くありません。アテンザワゴンは初代発売後、2015年と2018年にマイナーチェンジをしています。フルモデルチェンジに比べると、マイナーチェンジではリセールの下落が少ないのが特徴です。

レヴォーグを高く売るコツ

愛車を手放すならできるだけ高く売りたいと考える方も多いでしょう。中古車は少しのコツで高価買取を狙えます。ここでは、レヴォーグを少しでも高く売るコツを解説します。売却を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

内装・外装はきれいな状態にしておく

キズやへこみ以外の軽い汚れは綺麗にしてから売却すると、買取額が上がる可能性があります。買取業者は売り手から買い取った車をそのまま買い手に売るのではなく、クリーニングなどを行ってから再販します。

そのため、綺麗な状態の車は業者の手間を減らすことになり、プラス査定につながりやすいのです。専門的なカークリーニングはお金がかかるため、洗車や車内の掃除機がけ、シートを拭くなどの簡単な掃除でも問題ありません。

決算期を狙って売却する

3月は中古買取業者の決算月であり、業者は決算を迎えるまでに車を1台でも多く販売しようとします。販売するためには中古車の在庫も多く必要であるため、買取業者はこの時期、積極的に買取を行うのです。

また、1〜3月は新生活や転勤などで車を購入する人が増え、中古車需要が非常に高まる時期でもあります。需要が供給を上回る時期で、買取業者は在庫を不足させないためにも多少高値でも買取を行う傾向にあります。

中古車買取の繁忙期と閑散期では買取額に大きな差があるため、高く売れる時期を狙って売却することが大切です。

下取ではなく買取業者を選ぶ

自動車を売る場合の主な方法として、下取りや業者による買取が挙げられます。

下取りは、古い車の売却と新しい車の購入がワンストップで済むので、手間がかからず便利なことが最大のメリットといえますが、ディーラーにとって下取りはあくまでサービスの一環で、中古車買取業者とは査定の基準も異なります。

多くの方は新しく購入する車のディーラーに下取りに持っていく方が大半ですが、オークションなどの中間の流通がある分、損する可能性が高い典型的なパターンです。想像以上に価格が安かったというケースは少なくありません。

総合すると、買取業者を選ぶことが高く売るためのコツであり、カーセブンはその買取業者の中でも高額買取を実現できる数少ないサービスです。

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まとめ

この記事では、レヴォーグのリセールバリューについて詳しく解説しました。レヴォーグはリセールバリューが高い車ですが、グレードやボディカラーによって異なります。

また、リセールバリューは中古車市場の動向を受けて日々刻々と変化するので、日頃のチェックが必要です。カーセブンはたった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。

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