ポルシェカイエンクーペは、ポルシェのSUVであるカイエンのクーペタイプです。通常のカイエンよりもコンパクトで、流線型のボディが特徴です。カイエンクーペは、人気が高くリセールバリューが高い車種ですが、実際の数値はどれくらいなのでしょうか。
リセールバリューは年式や走行距離、さらにはその時々の中古車市場の動向を受けて日々刻々と変化するので、日頃のチェックが必要です。カーセブンはたった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。
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この記事でわかること
- ・カイエンクーペの基本情報
- ・カイエンクーペのリセールバリュー
- ・カイエンクーペを高く売るコツ
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目次
リセールバリューとは?

リセールバリューとは、車を売るときにどれくらい価値があるかを示す数値のことです。「リセール=再び売る」「バリュー=価値」という言葉のとおりの意味があります。つまり、新車で購入してから時間が経っていても売却価格が下がらない場合、リセールバリューが高いということになります。
新車を購入する前に現状のリセールバリューを知ることで、将来的にいくらで売れるか想定しやすくなるでしょう。たとえば、リセールバリューが5年落ちで50%の車があった場合、同型の新車を購入して5年後に売れば、購入価格の約50%の価格がつくことが予想できます。
ただし、リセールバリューは流行りやモデルチェンジなどによって変動します。そのため、現状算出したリセールバリューどおりの価格で売れるとは限らないため、注意しましょう。
カイエンクーペの人気が高い理由

高性能SUVとして、カイエンは高い人気を誇ります。日本で発売された2002年から17年後に加わった派生モデルが、カイエンクーペです。購入・売却する前にカイエンクーペの人気の高い理由を確認しておきましょう。カイエンクーペの人気が高い理由は、以下の3つです。
・リセールバリューがつきやすいSUV
・パノラマガラスルーフが標準装備
・スポーツカーらしいデザイン
それぞれの理由について、詳しく解説していきます。
リセールバリューがつきやすいSUV
カイエンクーペは、SUVです。SUVは、リセールバリューがつきやすいです。なぜなら、スポーティさと多機能性を両方持ち合わせているからです。特に雪道や悪路を走行する際も安定したハンドル操作ができるので、悪条件でも車が走りやすいでしょう。
そのため、キャンプやスノーボードなど、アウトドアレジャーによく行く人から人気です。また、ポルシェのSUVという点で、プレミアムSUVに憧れる人からも常に一定の需要が期待できます。
パノラマガラスルーフが標準装備
カイエンクーペには、パノラマガラスルーフが標準装備されていることも、人気の理由として挙げられます。パノラマガラスルーフは、後部の窓に採用されており、視界が広くなります。通常のカイエンよりも開放的で、長時間の運転でも疲労を感じづらいでしょう。
さらに、カイエンクーペには、ローラーブラインドも搭載されています。そのため、直射日光や冬の冷え込みが気になる際にも便利です。状況に応じて柔軟な調整が可能な点も、人気の理由として挙げられます。
スポーツカーらしいデザイン
カイエンクーペのスポーツカーらしいデザインは、人気の理由のひとつです。911のシルエットを踏襲したポルシェらしいエレガントなデザインでありながら、スポーティさを実現しています。
スポーツカーとしての要素を取り入れたカイエンクーペは、通常のカイエンよりも車高が低く、スタイリングが重視されています。そのため、走りを中心にスポーティなデザインが好きな人にぴったりです。
【グレード別】カイエンクーペのリセールバリュー

カイエンクーペは人気が高い車ですが、グレードによってリセールバリューは異なります。売却を検討する前にどのグレードでリセールバリューが高いか、チェックしておくことも重要です。ここでは、グレード別のカイエンクーペのリセールバリューについて、解説していきます。
当年
グレード | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
カイエンターボGT クーペ | 2,725万円 | 2,500~2,790万円 | 97% |
当年〜1年後のカイエンクーペは、残価率が97%です。2,725万円で新車を購入したとしても、2,500万円程度で売却できるのでお得に乗車できます。また、2,790万円で売却されているものもあり、タイミングが良ければ残価率が100%を越える可能性もあります。
走行距離やカラー、オプションの有無によって残価率は変わりますが、当年は残価率が最も高い点がポイントです。
3年後
グレード | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
カイエンクーペ | 1,356,481円 | 900~1,100万円 | 92% |
カイエンターボ クーペ | 2,088万円 | 1,800~1900万円 | 89% |
カイエンターボSE ハイブリッドクーペ | 2,420万円 | 1,320万円 | 55% |
3年後のカイエンクーペは、平均残価率が79%です。実際に市場に出ている数自体が少ないため、あくまでも目安としておきましょう。残価率が90%を越えているグレードもあるので、リセールバリューが非常に高いといえます。
人気のカラーやオプションが付いていれば、さらに高い価格を期待できるでしょう。ただし、ハイブリッドモデルは、リセールバリューが非常に下がりがちなので、注意が必要です。
5年後
グレード | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
カイエンクーペ | 1,135万円 | 1,050万円 | 92% |
カイエンターボ クーペ | 2,010万円 | 1305万円〜2050万円 | 82.8% |
5年後のカイエンターボクーペは、残価率が82.8%です。3年後よりも相場は下がりますが、5年後でも80%以上の残価率は、他社のSUVと比べても高い水準といえます。ただし、状態やオプションの有無によって、大幅に価値が変動するので注意が必要です。
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リセールバリューの高いカイエンクーペの特徴

カイエンクーペはリセールバリューの高い車です。しかし、カラーやオプションによって、価格は大幅に変わります。ここからは、リセールバリューの高いカイエンクーペの特徴を解説します。リセールバリューの高いカイエンクーペの特徴は以下のとおりです。
・人気のカラー
・人気のオプション
それぞれ詳しく解説していきます。
人気のカラー
カイエンクーペで人気のカラーは、ホワイトです。ただし、リセールバリューが高い色はブラックです。カイエンクーペのブラック・ホワイトには、それぞれクロマイトブラックとキャララホワイトのメタリック仕様があります。ただし、これらの色には17万3千円と高額なオプション料金がかかります。
アークティックグレーやカーマインレッドのような、スペシャルカラーによる加点もあまりありません。そのため、スペシャルカラーは、リセールバリューには関係ないといえるでしょう。
リセールバリューを意識して購入するなら、通常色のブラックがおすすめです。
人気のオプション
カイエンクーペで人気のオプションは、スポーツクロノパッケージです。スポーツクロノパッケージは、ギアチェンジをシフトからミッションへスムーズに伝えて、加速や減速をするオプションのことです。また、ダッシュボードにパフォーマンスディスプレイが装備され、見た目が良くなる点でも評判です。
シートヒーターも人気のオプションの1つです。前後左右のシートで3段階の制御ができ、PCMからも調整できます。また、車線維持機能を強化できるアクティブレーンキーピングも実用的で人気です。
カイエンクーペには、これら以外にも音響システムやシート関連のオプションなどが多くあります。しかし、リセールバリューに影響しないため、特別な理由がない限り優先度は下がります。
リセールを意識した中古のカイエンクーペ購入のポイント

中古のカイエンクーペを購入する場合、モデルチェンジのタイミングを想定することがポイントです。基本的に新型が出るとリセールバリューが大きく下がるので、中古のカイエンクーペをお得に購入しやすくなります。
加えて、カイエンにはマイナーチェンジとフルモデルチェンジがあります。フルモデルチェンジのほうが、リセール相場が大きく動きやすい点が特徴です。そのため、中古のカイエンクーペを購入する際は、フルモデルチェンジの後に前モデルの購入をおすすめします。
リセールバリューの観点からカイエンクーペを売却するならいつ?

カイエンクーペを売却するなら、モデルチェンジ前が最適です。カイエンクーペの売却価格は、モデルチェンジをすると下がってしまいます。フルモデルチェンジ・マイナーチェンジ、どちらも200万円も値落ちすることもあります。
モデルチェンジ後に売却すると損をする可能性が高いので、モデルチェンジ前に売却することをおすすめします。
カイエンクーペのリセールバリューを競合車と比較

カイエンクーペはリセールバリューが高いですが、競合車はどれくらいなのでしょうか。ここでは、ポルシェカイエンクーペの競合車のリセールバリューを紹介します。
【ポルシェ】マカン

経過年数 | 残価率 |
1年後 | 98% |
3年後 | 74% |
5年後 | 54% |
7年後 | 43% |
ポルシェマカンは、カイエンよりもひとまわり小さいサイズの車です。車体がコンパクトなのでカイエンより小回りが利きやすく、細い道が多い日本でも運転しやすくなっています。カイエンよりも実用性を重視したい人におすすめです。
ポルシェ マカンの残価率は98%〜43%です。全体的に高めですが、3年後から大幅に残価率が下がってしまいます。
【ポルシェ】カイエン

経過年数 | 残価率 |
1年後 | 104% |
3年後 | 70% |
5年後 | 65% |
7年後 | 34% |
ポルシェカイエンは人気のプレミアムSUVです。重量もありながら、スーパースポーツカーに劣らない出力が魅力的です。また、ポルシェならではの高級感ある内装や、スポーティなイメージが見られる点でも人気があります。
カイエンの残価率は104%〜34%です。人気の車種なので一定の需要はありますが、7年後から大幅に価格が下がるため、注意しましょう。
【メルセデスベンツ】Gクラス

経過年数 | 残価率 |
1年後 | 137% |
3年後 | 117% |
5年後 | 81% |
7年後 | 68% |
メルセデスベンツGクラスは、ベンツの本格的なクロスカントリーモデルです。NATOに採用されている軍用モデルをモチーフとしており、世界的に人気があります。数ある輸入車の中でもリセールバリューが特に高い点がポイントです。Gクラスを新車で手に入れることは非常に難しいため、中古車でもそれなりの価格がつきます。
メルセデスベンツ Gクラスの3年後の残価率が117%で、5年後でも81%です。しばらくモデルチェンジがないとされていて、価値が暴落するような可能性も低いでしょう。
【BMW】X5

経過年数 | 残価率 |
1年後 | 73% |
3年後 | 60% |
5年後 | 31% |
7年後 | 32% |
BMWのクロスオーバーSUVの代表的なモデルがBMWのX5です。「SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)」として、2000年から現在まで高い人気があります。パワフルなエンジンや最先端テクノロジーを駆使した安全性の高さが魅力です。
BMW X5の残価率は31%〜73%です。他社のSUVと比べて残価率が低めで、5年後で31%まで下がります。価格が下がりやすいため、モデルチェンジに注意が必要です。
【BMW】X3

経過年数 | 残価率 |
1年後 | 72% |
3年後 | 50% |
5年後 | 43% |
7年後 | 28% |
BMW X3は、BMWのミドルサイズSUVです。SUVのスポーティな外観と力強い走行性能が特徴です。街中のドライブから長距離ドライブまでどのような場面でも快適にドライブできます。また、安全装置が標準搭載されています。2017年10月にフルモデルチェンジが発表され、2021年10月にマイナーチェンジが行われました。
BMW X3の残価率は72%〜28%となっています。1年後までは残価率は7割を超えますが、3年後から大幅に残価率が下がります。
カイエンクーペを高く売るコツ

カイエンクーペを高く売るには、さまざまなコツがあります。安易に売却してしまうと多額の損失を出してしまうかもしれません。そのため、高く売るコツを覚えておきましょう。カイエンクーペを高く売るコツは、以下の3つです。
・輸入車買取に特化した業者に売る
・売却する時期を考える
・売却前に綺麗にしておく
・下取ではなく買取業者を選ぶ
それぞれ詳しく解説していきます。
輸入車買取に特化した業者に売る
カイエンクーペを高く売るには、輸入車買取に特化した業者に売ることです。輸入車専門の買取業者は輸入車の整備に必要な専門工具があったり、設備が備えられたりしているため、修理費用を抑えられます。さらに、販売ルートも多いので、在庫を抱えるリスクが低いです。
そのため、通常の買取業者よりも高く買い取ってもらえる可能性があります。また、売却を決める前に複数の業者から見積を出してもらうことも重要です。同じ車でも業者によって価格は変わるので、相見積もりをとったうえで、高く売れる業者を選びましょう。
売却する時期を考える
カイエンクーペを売却する場合、時期を考えることは重要です。基本的に車の売却額は、車の市場取引価格よりも低めの査定額になります。これは販売できなかったリスクが加味されているためです。
繁忙期の1〜3月、9月は販売量が増えるため、販売価格もしくはそれ以上の価格で買い取りしてもらえる可能性もあります。一方、12月は買取相場が下がる傾向があるので、注意しましょう。
さらに、モデルチェンジの時期も把握しておく必要があります。車は基本的にモデルチェンジ後に価格が下がるので、売却するならモデルチェンジ前を狙うことをおすすめします。
売却前に綺麗にしておく
カイエンクーペを売却する前に、車体や社内を綺麗にしておきましょう。洗車されている車は、オーナーが無理な乗り方をしていないというアピールにもなります。一方、汚れやほこりだらけなまま査定に出すと、マイナスな印象を与えてしまいかねません。
特に社内の臭いは査定に影響が出やすいです。タバコの臭いなどは、できる限り消臭しておくことで、少しでも高く売却しやすくなります。
下取ではなく買取業者を選ぶ
自動車を売る場合の主な方法として、下取りや業者による買取が挙げられます。
下取りは、古い車の売却と新しい車の購入がワンストップで済むので、手間がかからず便利なことが最大のメリットといえますが、ディーラーにとって下取りはあくまでサービスの一環で、中古車買取業者とは査定の基準も異なります。
多くの方は新しく購入する車のディーラーに下取りに持っていく方が大半ですが、オークションなどの中間の流通がある分、損する可能性が高い典型的なパターンです。想像以上に価格が安かったというケースは少なくありません。
総合すると、買取業者を選ぶことが高く売るためのコツであり、カーセブンはその買取業者の中でも高額買取を実現できる数少ないサービスです。
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リセールバリューの高いカイエンクーペをさらに高額で売却するなら買取を選ぶことがおすすめ。古い車でも買取可能です!
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まとめ

この記事では、ポルシェカイエンクーペのリセールバリューについて詳しく解説しました。カイエンクーペはSUVで、スポーティーなデザインが魅力です。中古車でも人気が高く、需要もあるのでリセールバリューも高くなっています。
ただし、リセールバリューは年式や走行距離、さらにはその時々の中古車市場の動向を受けて日々刻々と変化するので、日頃のチェックが必要です。カーセブンはたった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。
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