カローラは、トヨタを代表する大衆車として有名です。カローラにもいくつかのバリエーションがありますが、特にワゴンタイプのカローラツーリングは幅広い年代に愛されています。
それでは、カローラツーリングのリセールバリューはどの程度なのでしょうか。
リセールバリューは年式や走行距離、さらにはその時々の中古車市場の動向を受けて日々刻々と変化するので、日頃のチェックが必要です。カーセブンはたった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。
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この記事でわかること
- ・カローラツーリングのリセールバリュー相場
- ・ライバル車とのリセールバリュー比較
- ・カローラツーリングを高く売るコツ
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目次
リセールバリューとは?
リセールとは、車を再び売るという意味です。また、バリューには価値という意味があります。つまり、リセールバリューとは車を売却する際に、どの程度の価値があるのかを示す言葉です。
言い換えると、新車の価格と比較した際の中古車の残価率のことです。そのため、リセールバリューから自分が中古車として売却する場合にどの程度の金額となるのかを把握できます。
リセールバリューが高い車の特徴として、以下のような点が挙げられます。
・人気が高いカラーリングや装備である
・需要や耐久性が高い
・固定ファンを獲得している
カローラツーリングのリセールが高い理由
カローラツーリングは、リセールバリューが高い車として有名です。特に、以下の理由でリセールバリューが高まっています。
・海外での人気
・中古車市場での人気が高い
それぞれ詳しく解説します。
海外での人気
トヨタのカローラツーリングは、海外でも高い人気を誇る車種です。
カローラツーリングは、日本向けのモデルと海外向けのモデルがあります。各国のニーズを捉えて若干の変更を加えることで、高い人気を誇っているのです。
また、カローラシリーズの累計販売台数は5,000万台に達成するなど、海外でも高い人気を誇ります。このように、カローラツーリングは海外でも人気が高い車種だけに、リセールバリューが高いのです。
中古車市場での人気が高い
カローラツーリングは、中古車市場において良好な状態のモデルが多く流通しています。カローラの中でも、カローラツーリングの人気は高く、2019年9月に販売されたモデルではシリーズとしての販売比率が45%を超えています。
これは程よいサイズ感のステーションワゴンであること、価格帯が手頃であることが中古車市場で人気である理由として挙げられます。
カローラツーリングは中古車市場での人気が高いので、その分リセールバリューも高くなるのです。
【グレード別】カローラ ツーリングのリセールバリュー
リセールバリューは年式によって異なります。ここでは、各経過年のリセールバリューを紹介します。
1年後
2023年現在における、1年前に発売されたグレードのリセールバリューは以下のとおりです。
モデル名 | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
ハイブリッド W×B | 285万円 | 210万円〜225万円 | 73.7%〜78.9% |
残価率は73%を上回っており、人気の高さが覗えます。また、距離的にも1万kmを少し超えた程度であり、状態のよい中古車が多いのが特徴です。
3年後
2021年辺りに発売された各グレードのリセールバリューは以下のとおりです。
モデル名 | 新車価格 | 買取相場 | 残価率 |
W×B | 250万円 | 160万円〜188万円 | 64.0%〜75.2% |
ハイブリッド S | 284.9万円 | 137万円〜200万円 | 48.1%〜70.2% |
ハイブリッド W×B | 285万円 | 170万円〜246万円 | 59.6%〜86.3% |
3年経過しても大きな変化はなく、最大で70%を超えるリセールバリューが見込めます。これは、人気車種であるためリセールバリューが下がりにくいためと推測されます。
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リセールバリューの高いカローラ ツーリングの特徴
平均的にリセールバリューが高いカローラツーリングですが、ばらつきがあるのは事実です。リセールバリューの高いカローラツーリングの特徴を見ると、以下のような点に違いがあります。
・人気カラー
・人気グレード
・人気のオプション
それぞれの特徴の詳細は、以下のとおりです。
人気カラー
カローラツーリングの特に人気の高いカラーは、ホワイトパールクリスタルシャインとブラックマイカです。
ホワイトパールクリスタルシャインとは、若干黄色味がかっている白色で、ベーシックなホワイトよりも若干華やかさがあります。また、ブラックマイカは、マイカ塗装により光を複雑に反射する独特の深みを持たせたブラックです。
上記2つのカラーリングは、ほかのカラーリングと比較して10万円以上高く売れる場合が多いです。
人気グレード
カローラツーリングでは、以下のグレードが存在します。
・G-X
・S
・WxB
G-Xはエントリーモデルで、安価で手の届きやすい価格です。Sは上位グレードとの中間に位置するモデルです。また、最上位となるWxBはオプションも充実しており、リセールバリューも高いです。
グレード以外の違いとして、ガソリン車とハイブリッド車によるリセールバリューの違いも見られます。高年式の車では、ハイブリッド車がガソリン車よりやや優位な状況です。
一方、低年式の場合はハイブリッドの値落ちが大きくなる傾向にあります。
人気のオプション
一般的に、装着しているオプションによってもリセールバリューは上下します。カローラツーリングでは、以下のオプションがリセールバリューを高くするためおすすめです。
・9インチDA
・BSM
・ヘッドアップディスプレイ
もし、オプションが充実している場合はより高嶺での売却が期待できるでしょう。
リセールを意識したカローラ ツーリング購入のポイント
リセールを考えてカローラツーリングを購入する場合、購入時点でさまざまなことを考える必要があります。ここでは、新車と中古車それぞれの購入ポイントを紹介します。
新車のカローラ ツーリングの購入ポイント
新車でカローラツーリングを購入する際は、ハイブリッド車のWxBが特におすすめです。
その中でも特に2WDモデルが人気が高く、リセールバリューも高くなっています。ただし、寒冷地などでは4WDの方が人気が高い傾向にあるため注意が必要です。
さらに、注意したいのは新車を購入するタイミングです。マイナーチェンジやフルモデルチェンジが発生すると、リセールバリューとしては低下する傾向にあります。
中古のカローラ ツーリングの購入ポイント
カローラツーリングの中古車を購入する際は、年式が古く走行距離が若干多い中古車を狙うのがおすすめです。一般的に多走行の中古車は敬遠されがちです。しかし、過走行車両であっても、海外では人気が高いためおすすめです。
中古のカローラツーリングを狙う場合は、なるべく古くて走行距離が多めのWxBグレードのハイブリッド車がおすすめです。
リセールバリューの観点からカローラ ツーリングを売却するならいつ?
リセールバリューを重要視するのであれば、カローラツーリングを売却するタイミングを計る必要があります。リセールバリューを考慮して売却する際は、新車購入時点からどれだけ期間が経過しているかが重要です。
カローラツーリングの場合、年数が経過しても大きな値下がりはないものの、少しでも早く売却した方が高い査定額をつけてもらえる可能性が高いです。
カローラ ツーリングのリセールバリューを競合車と比較

競合車との間で、どの程度の違いがあるのかを知ることも重要です。ここでは、カローラツーリングとライバル車では、どれだけリセールバリューに違いがあるのかを解説します。
【ホンダ】シャトル
・上質感があるエクステリアが印象的
・5ナンバーながら余裕のあるサイズ感
・パワフルなハイブリッドエンジンで走りを楽しめる
モデル名 | 1年後 | 3年後 | 5年後 |
ハイブリッド X ホンダセンシング | 70.3%〜 74.4% | 45.4% | - |
ハイブリッド Z ホンダセンシング | - | 40.7%〜78.1% | - |
G ホンダセンシング | - | 49.7%〜60.8% | - |
ハイブリッド Z | - | - | 24.5% |
ハイブリッド X | - | - | 21.9%〜46.2% |
ホンダのシャトルは、5ナンバーサイズでありながらも車内空間に余裕があり、快適な空間が広がっています。また、ハイブリッドタイプが豊富で、以下グレードがラインナップしています。
・ハイブリッドZ
・ハイブリッドX
・ハイブリッド
・1.5G
特に人気が高いのがホンダセンシングが搭載されたモデルで、今後も値下がりが低い状態が続きます。
【マツダ】マツダ3 ファストバック
・先進的なデザイン
・同クラスで国産車唯一の1.8Lディーゼルターボを搭載
・独特なパワーユニットの搭載
モデル名 | 1年後 | 3年後 |
ファストバック 15S ツーリング | 69.3% | 69.3% |
4WD 20S プロアクティブ | - | 68.4% |
20S Lパッケージ | - | 70.4%〜74.1% |
マツダ3 ファストバックは、ヨーロッパ車を思わせるようなスタイリッシュなデザインが印象的です。また、1.8Lディーゼルターボを搭載しており、パワフルな走りを楽しめます。
リセールバリューが、軒並み高い設定となっている場合が多いです。平均しても残価率が60%を超えており、今後も大きな値下がりはないでしょう。
【スバル】インプレッサスポーツ
・アイサイトで安全に運転できる
・快適な走り心地と燃費のバランスが取れている
・余裕のある車内空間を実現
【残価率】
モデル名 | 新車価格 | 3年後 | 5年後 | 7年後 | 10年後 |
スバル インプレッサスポーツ 1.6i-S アイサイト | 240.9万円 | 35.6%〜62.6% | ー | ー | ー |
スバル インプレッサスポーツ 2.0i-S アイサイト | 261.3万円 | 66.5% | 45.9% | ー | 5.7%〜11.8% |
スバル インプレッサスポーツ 1.6i-L アイサイト | 200.2万円 | 42.9% | 59.9% | 27.5%〜39.7% | ー |
スバル インプレッサスポーツ 1.6i-L アイサイト | 218.1万円 | ー | 38.6% | 27.9% | ー |
インプレッサスポーツは、日本で絶大な人気を誇っていたレガシィツーリングワゴンのコンパクト版です。コンパクトな見た目とは裏腹に、広めの室内空間で、ゆったりとしたドライブを楽しめます。
また、アイサイトは最新モデルで標準搭載されており、安全に運転できるメリットもあります。リセールバリューが70%を上回ることは少ないものの、5年後でも50%前後をキープしていて安定していると言えるでしょう。
【トヨタ】カローラフィールダー
・低くワイドなデザインで重厚感がある
・搭載性が高く実用性に優れている
・爽快な走行性能を誇る
【残価率】
モデル名 | 新車価格 | 3年後 | 5年後 | 7年後 | 10年後 |
ハイブリッド G | 235万円 | 29.7% | 28.6% | 19.1%〜25.5% | 14.8%〜27.6% |
ハイブリッド G ダブルバイビー | 253.6万円 | 69.2% | 72.9% | 33.8% | 16.5%〜24.8% |
1.5 X | 153.2万円 | ー | 29.6% | 52.2% | 21.5% |
1.5 G | 181.3万円 | ー | 36.9% | 26.4%〜30.3% | 11.0%〜34.7% |
カローラフィールダーは、ローダウンなデザインで重厚感が感じられるモデルです。また、搭載性が高いため、普段使いの自動車として人気が高く、商用車としても用いられています。走行性能にも優れていて、走りを楽しみたい方にも人気です。
カローラツーリングと違い、若干リセールバリューが低くなっています。ただし、ハイブリッドG ダブルバイビーは人気で、70%を超えているケースも見られます。
カローラ ツーリングを高く売るコツ
カローラツーリングを少しでも高く売りたい場合、以下のような工夫が必要です。
・内外装をきれいにしておく
・傷は自分で直さない
・モデルチェンジのタイミングに気をつける
・下取ではなく買取業者を選ぶ
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
内外装をきれいにしておく
車の印象は見た目で左右されることが多いです。例えば、汚れた状態で査定を受けると、ネガティブな印象を与えてしまうかもしれません。
そのため、外装はしっかりと洗車した上で綺麗な状態にしましょう。また、外装だけでなく、内装も掃除して綺麗な状態にしたほうが良いです。
内装を綺麗にする際は、見た目だけでなく臭いにも気をつけましょう。特に、車内で喫煙している場合は、臭いが取れない場合が多いため、しっかりと消臭してください。
傷は自分で直さない
少しでも車を綺麗に見せるために、傷を修復した方が良いと考える方も多いのではないでしょうか。傷があったとしても、自分で直さないようにしてください。
軽微な傷に限っては、査定には大きく影響しない場合が多いです。修理しようとして逆に傷つけてしまうと、余計に修理費用がかかってしまうため、傷は直さずそのまま査定を受けると良いでしょう。
モデルチェンジのタイミングに気をつける
車種によるものの、5年程度でフルモデルチェンジがおこなわれるケースが多いです。モデルチェンジすると、大きくデザイン性が変更されたり、新しい装備が追加されたりします。
基本的に、モデルチェンジによって旧モデルは値下がりする傾向にあります。そのため、モデルチェンジの情報がある場合は、少しでも早く売却した方が良いでしょう。
モデルチェンジ情報は、インターネットなどでリサーチ可能です。常にチェックして、最適なタイミングを見計らって売却するかどうかを判断するようにしましょう。
下取ではなく買取業者を選ぶ
自動車を売る場合の主な方法として、下取りや業者による買取が挙げられます。
下取りは、古い車の売却と新しい車の購入がワンストップで済むので、手間がかからず便利なことが最大のメリットといえますが、ディーラーにとって下取りはあくまでサービスの一環で、中古車買取業者とは査定の基準も異なります。
多くの方は新しく購入する車のディーラーに下取りに持っていく方が大半ですが、オークションなどの中間の流通がある分、損する可能性が高い典型的なパターンです。想像以上に価格が安かったというケースは少なくありません。
総合すると、買取業者を選ぶことが高く売るためのコツであり、カーセブンはその買取業者の中でも高額買取を実現できる数少ないサービスです。
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カローラツーリングの主な輸出先
カローラツーリングは、世界的に人気の高い車種です。トヨタでは、全世界の生産台数は2022年で1,061.1万台と圧倒的に多いです。
日本では、高岡工場でカローラツーリングを製造しており、国内だけでなく以下の国に輸出しています。
・ZRE212W:ケニア
・ZWE211W:オーストラリア
アフリカのケニアには、ガソリンモデルであるZRE212Wが輸出されています。また、オーストラリアにはハイブリッドモデルであるZWE211Wが輸出されている状況です。
まとめ
この記事では、カローラツーリングのリセール情報を紹介しました。
カローラツーリングは、大衆車であるカローラの中でもスポーティーさを兼ね備えています。また、ツーリングワゴンらしく搭載量の多さも魅力的です。
基本的にリセールバリューは高めで、中古車として手放す予定がある場合にもおすすめです。
ただし、リセールバリューは年式や走行距離、さらにはその時々の中古車市場の動向を受けて日々刻々と変化するので、日頃のチェックが必要です。カーセブンはたった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。
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