CX-60は、マツダが製造・販売している3ナンバーのプレミアムクロスオーバーSUVです。マツダが初めてプラグインハイブリッドシステムを搭載したモデルで、人気が高いことから、リセールバリューに期待ができると話題です。
リセールバリューは年式や走行距離、さらにはその時々の中古車市場の動向を受けて日々刻々と変化するので、日頃のチェックが必要です。カーセブンはたった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。
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この記事でわかること
- ・CX-60の人気が高い理由
- ・CX-60のリセールバリューが高い理由
- ・リセールバリューが高いCX-60の特徴
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目次
リセールバリューとは?

リセールバリューとは、車を再販(リセール)する際の価値(バリュー)のことです。一般的に、車は購入してから年数が経過すると価値が下がりますが、車によってはリセールバリューが高いままのものもあります。
このリセールバリューは、車種やグレード、オプション、ボディーカラーなどによって異なり、中古車市場で人気や需要がある車ほど高い傾向にあります。将来車を手放す予定がある方や、乗り換えを検討している方はこのリセールバリューに注目してみると良いでしょう。
CX-60の人気が高い理由

マツダCX-60はマツダの中でも人気がある車です。ここでは、CX-60の人気が高い理由について解説します。
・運転がしやすい
・ラゲッジの容量が大きい
・安全性に優れている
・車内が快適
・燃費が良い
上記に挙げた人気の理由についてそれぞれみていきましょう。
運転がしやすい
CX-60は運転がしやすいといわれています。まず、CX-60は車高が高く、運転者の目の位置が高いことから、見晴らしが良くなっています。大きい車体だと前方が見にくいこともありますが、CX-60は見晴らしが良いため、運転に慣れていない方でも運転しやすいでしょう。
また、ボディサイズが大きいわりに、小回りが利くところも人気があります。小回りが利くため、都市部での運転もしやすく、車の大きさを感じないでしょう。
ラゲッジの容量が大きい
CX-60のラゲッジ容量は通常時でも477Lと大きめです。そこにサブトランクを合わせると570Lの大容量になります。たとえば、ゴルフバッグなら4つほど積め、大人数で移動する際も便利でしょう。
また、荷室の長さは約975mm、幅は約1,275mmもあるので、さまざまな荷物が載せられる点も魅力と言えます。
安全機能が優れている

CX-60は安全機能にも優れています。たとえば以下のような機能があります。
機能 | 特徴 |
スマート・ブレーキ・サポート | ・衝突回避や衝突被害軽減のためのドライバーサポートブレーキシステム ・前方検知機能と後進時検知機能は全グレード標準装備 ・上位グレードには右直事故回避アシスト機能や交差点事故回避アシスト機能などが装備されている |
レーンキープ・アシスト・システム | ・走行中に車線をはみ出しそうになると、アラームを発する ・ステアリング操作をアシストして走行車線をはみ出さないようにサポートする ・25S S PackageとXDを除いて標準装備 |
マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール | ・セットした車速での定速走行と前走車追従走行のための機能で、全グレードで標準装備 ・XDを除く全グレードで、標識連動車速調整機能も装備 |
クルージング&トラフィックサポート | ・前走車との車間距離を保ちながら追従走行 ・車線を維持するためのステアリング操作を行うアシスト機能で、高速道路走行でのドライバーの負担を軽減する ・25S S PackageとXD、XD S Package以外のグレードで標準装備 |
ブラインドスポットモニタリング | ・走行中、後方から近づいてくる車両を検知し、ドアミラーに接近状態を表示してくれる ・全グレード標準装備 |
車内が快適
CX-60の室内はワイドボディで、室内の幅が約1,550mmと広くゆったりしています。インテリアがエレガントで落ち着いた雰囲気な点も魅力です。後席もショルダールームの幅が約1,411mmもあって余裕があり、くつろぐことができます。
また、足元のスペースも広く取られているので、圧迫感がなくゆったりと座ることができます。大人4人が乗っても広々とした空間なので、移動時でも疲れを感じにくいでしょう。
燃費が良い
CX-60のディーゼル車とマイルドハイブリッド車は燃費性能が優れています。 たとえば、WLTCモード燃費はディーゼル車で18.3〜19.8km/L、マイルドハイブリッド車は21.0〜21.1km/Lです。
車両重量が1,900kg前後もある重めの車ですが、燃費はかなり良くなっています。また、燃料は比較的安い軽油なので、経済的にも優しいです。さらに、プラグインハイブリッド車は1回の充電によるEV走行で約75km走行できるため、近場であればほとんどガソリンを使わずに運転できるでしょう。
CX-60のリセールバリューがやや高い理由

マツダの車はリセールバリューが低いといわれますが、CX-60のリセールバリューは高めです。その理由はいくつかあり、たとえば、以下のようなものが挙げられます。
・幅広く使えるSUV
・納車期間が長くなる傾向にある
上記に挙げた理由について詳しくみていきましょう。
幅広く使えるSUV
CX-60は3ナンバーワイドボディのSUVで、車内も広々としていて使い勝手が良いのが特徴です。ミニバンほどではないものの、室内空間が広く、ラゲッジルームにたくさんの荷物を積むことができます。そのため、大人数での移動でも活躍します。
また、SUVなので多少の悪路や山道でも走行することが可能です。さらに、美しいフォルムで落ち着きのある内装など、万人受けするデザインも魅力です。
納車期間が長くなる傾向にある
近年、世界的な半導体不足により、自動車業界でも部品が足りずに新車の生産が思うようにいかない状況になっています。そのため、納車期間が数ヶ月になることも珍しくありません。納車期間が長くなるのは、マツダCX-60でも同じです。
CX-60の新車が手に入らないのであれば、中古車市場で探す方もいます。そのため、CX-60は中古車でも人気があり、リセールバリューが高くなっています。
CX-60のリセールバリュー予想

CX-60のリセールバリューはどれくらいなのでしょうか。CX-60は発売から1年ほどしか経過していないため、あまり多くのデータがありません。そのため、ここでは購入1年後の中古車販売実績を基に、業者の粗利を15%と想定して買取価格を予想しました。
グレード | 新車価格 | 中古販売価格 | 予想買取価格 | 残価率 |
XD S Package FR | 約381万円 | 約369万円 | 約314万円 | 82% |
XD L Package FR | 約422万円 | 約379万円 | 約322万円 | 76% |
XD HYBRID Premium Sports 4WD | 約567万円 | 約479万円 | 約407万円 | 72% |
PHEV Exclusive Sports 4WD | 約610万円 | 約513万円 | 約436万円 | 71% |
CX-60の全てのグレードで残価率が7~8割になっています。また、ディーゼルとPHEV(充電)車で比べると、PHEVの方がリセールバリューが低いことがわかります。今後もPHEVの方がリセールが下がることが予測できるので、リセール前提で購入する場合はディーゼル車がおすすめです。
リセールバリューの高いCX-60の特徴

リセールバリューが高いCX-60には特徴があります。たとえば、グレードやボディカラーなどが人気なものなどがリセールバリューの高い車体として挙げられます。ここでは、リセールバリューが高いCX-60の特徴について解説します。
人気のグレード
中古車市場で人気があるグレードは以下の3種類です。
・XD HYBRID Exclusive Sports
・XD HYBRID Premium Sports
・XD HYBRID Premium Modern
中古車市場で人気が高いのはマイルドハイブリッドのDX HYBRIDです。CX-60の中で最も燃費が良いことが人気の理由として挙げられます。また、プラグインハイブリッドと比較すると安価で購入しやすい点も人気の理由として挙げられます。
新車は価格が高いため購入できない場合でも、中古車であれば購入しやすいため、今後もこれらのグレードの人気は続くでしょう。
人気のカラー
CX-60に限らず、一般的にリセールバリューが高いボディカラーはホワイトとブラックです。CX-60の場合、「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」や「ブラックはジェットブラックマイカ」が良いでしょう。
ロジウムホワイトプレミアムメタリックは、新色として追加された特別塗装色で、他のボディカラーよりもリセールバリューが数万~10万円ほど高くなります。リセールバリューが高くなるので、リセール前提で購入するのであればおすすめです。
また、マツダレッドともいわれるソウルレッドクリスタルメタリックも人気があります。マツダレッドは深みと落ち着きがあり高級感があるので、性別を問わずおしゃれに乗りこなせるでしょう。
人気のオプション
新車購入時にしか装備できないメーカーオプションの中には、中古車市場でニーズの高いものもあります。たとえば、人気が高いメーカーオプションには以下のようなものがあります。
・パノラマサンルーフ
・マシーングレープレミアムメタリック
・ドライバー、パーソナライゼーション、システムパッケージ
・360度セーフティパッケージ
上記のようなオプションがついているとリセールバリューが高くなることがあります。リセール前提であれば、オプションはいくつかつけておくと良いでしょう。
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CX-60を競合車とリセールバリューで比較

CX-60のリセールバリューは比較的良い方であると予想ができますが、他の競合車と比較した場合はどうなのでしょうか。
・【マツダ】CX-5
・【トヨタ】ハリアー
・【三菱】アウトランダー
・【トヨタ】RAV4
ここでは、上記に挙げた競合車の特徴と経過年別の平均残価率についてまとめました。それぞれみていきましょう。
【マツダ 】CX-5

・2022年にマツダ車で最も売れた人気の高いモデル
・CX-60より小さめのミドルクラスSUV
・ガソリン車とディーゼル車をラインナップ
経過年数 | 平均残価率(ガソリン) | 平均残価率(ディーゼル) |
1年後 | 83% | 83% |
3年後 | 69% | 63% |
5年後 | 60% | 52% |
7年後 | 43% | 26% |
10年後 | 30% | 14% |
マツダCX-5はCX-60と同じくSUVで人気があります。1年後の残価率が83%とそこそこ高いリセールバリューを期待できるでしょう。年数が経過するとガソリン車の方が残価率が高くなります。リセールバリューを考えてCX-5を買うのであれば、ガソリン車を選択すると良いでしょう。
【トヨタ】ハリアー

・トヨタの高級SUV
・おもてなしの室内空間
・ガソリン車、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車をラインナップ
経過年数 | 平均残価率(ガソリン) | 平均残価率(ハイブリッド) |
1年後 | 81% | 112% |
3年後 | 80% | 80% |
5年後 | 65% | 84% |
7年後 | 60% | 58% |
10年後 | 48% | 47% |
トヨタの中でも人気のあるSUVハリアーは、リセールが期待できる車です。新車時の人気が高く残価率が1年後で残価率100%超えと、かなり高くなっています。また、中古車市場でも需要があるので、7年落ちでも58%とかなり高い残価率が見込めます。リセールバリューが下がりにくい車なので、リセール前提なのであれば購入して損はないといえるでしょう。
【三菱】アウトランダーPHEV

・三菱のクロスオーバーSUV
・2列シートと3列シートをラインナップ
・オフロード走行が得意
経過年数 | 平均残価率(PHEV) |
1年後 | 84% |
3年後 | 62% |
5年後 | 46% |
7年後 | 38% |
10年後 | 21% |
三菱アウトランダーPHEVは、オフロード走行を得意とするプラグインハイブリッド車です。残価率は初年度で84%と高めですが、5年落ちになると46%になり、半分を切ります。リセールを考慮するのであれば、早めに売却すると良いでしょう。しかし、アウトランダーPHEVのリセールは決して低いわけではありません。平均的なレベルで、新車で購入して乗り換えを検討するのであれば、5年以内がおすすめです。
【トヨタ】RAV4

・トヨタのスタイリッシュなSUV
・ガソリン車・ハイブリッド車・プラグインハイブリッド車のラインナップ
経過年数 | 平均残価率(ガソリン) | 平均残価率(ハイブリッド) |
1年後 | 96% | 103% |
3年後 | 99% | 88% |
5年後 | 68% | – |
7年後 | 59% | – |
10年後 | 25% | – |
トヨタRAV4の残価率は、かなり高くなっています。特にハイブリッド車の残価率が高く、ほとんど値落ちしないのが魅力です。ただし、データが3年後までしかないので、その先は落ちる可能性があります。また、ガソリン車も5年落ちでも残価率6割以上とかなり高い水準を保っています。
CX-60を高く売るコツ

CX-60を少しでも高く売る方法はあるのでしょうか。
・リセールバリューが高いカラーを選ぶ
・グレードはどれでも良い
・オプションを付ける
・査定前に車を綺麗にする
・走行距離に気を付ける
・メンテナンスノートを残す
ここでは上記で挙げたコツについて詳しく解説します。それぞれみていきましょう。
リセールバリューが高いカラーを選ぶ
リセールバリューを高くしたい場合、人気の高いボディカラーを選ぶことが大切です。たとえば、以下のようなカラーが人気があります。
・ロジウムホワイトプレミアムメタリック
・ジェットブラックマイカ
・ソウルレッドクリスタルメタリック
「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」と「ソウルレッドクリスタルメタリック」は、特別塗装色なので、これらを選ぶと購入時の費用が上がりますが、その分リセールバリューも上がるのでおすすめです。
グレードはどれでも良い
車によってはグレードが違うとリセールバリューに差が出ることもありますが、CX-60の場合はグレードごとにそこまで差がありません。そのため、CX-60の場合は、グレードにはこだわらなくて良いでしょう。購入時は好みのタイプを選びましょう。
オプションを付ける

装備が充実しているとリセールバリューが高くなる傾向にあります。特にメーカーオプションは納車後に装備できないものがほとんどなので、新車購入時につけておくと良いでしょう。たとえば、以下のようなオプションがおすすめです。
・パノラマサンルーフ
・ドライバー・パーソナライゼーション・システムパッケージ
・360°セーフティパッケージ
・ボーズサウンドシステム+12スピーカー
査定前に車を綺麗にしておく
所有しているCX-60を少しでも高く売却したい場合は、査定を受ける前に車を綺麗にしておくと良いでしょう。たとえば、ボディが汚れていると傷と判断される場合もあります。傷と判断されると査定が下がる可能性があるので注意しましょう。
また、査定前だけでなく、日常から車を綺麗にしておくと良いでしょう。長年の蓄積で塗装が劣化してしまっているとリセールバリューが下がってしまう恐れがあります。ボディカラーの劣化を防ぐためにも、定期的に洗車に行くなどして、車を綺麗に保つようにしましょう。
走行距離に気を付ける
走行距離が多すぎるとリセールバリューが下がります。一般的に、走行距離が10万kmを超えると、リセールバリューが下がるといわれています。リセール前提なのであれば、走りすぎないようにしましょう。
メンテナンスノートを残す
車検や定期点検をしっかり受けている車は、きちんとメンテナンスされていることになるので査定額が高くなりやすいです。そのため、車検や定期点検を受けて、整備されていることのエビデンスとして、メンテナンスノートを残しておくと良いでしょう。
下取ではなく買取業者を選ぶ
自動車を売る場合の主な方法として、下取りや業者による買取が挙げられます。
下取りは、古い車の売却と新しい車の購入がワンストップで済むので、手間がかからず便利なことが最大のメリットといえますが、ディーラーにとって下取りはあくまでサービスの一環で、中古車買取業者とは査定の基準も異なります。
多くの方は新しく購入する車のディーラーに下取りに持っていく方が大半ですが、オークションなどの中間の流通がある分、損する可能性が高い典型的なパターンです。想像以上に価格が安かったというケースは少なくありません。
総合すると、買取業者を選ぶことが高く売るためのコツであり、カーセブンはその買取業者の中でも高額買取を実現できる数少ないサービスです。
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よくある質問
マツダの車のリセールバリューは高いとはいえません。これは「マツダ地獄」と呼ばれるものが原因です。マツダは新車購入時に値引きが行われ、下取りや買取額が安くなりがちでした。そのため、他社メーカーの車に乗り換えることが難しく、ユーザーは再度マツダの車を買う必要があったのです。
しかし、現在ではこの状況が大きく変わっています。現在、一概にマツダの車のリセールバリューが低いとはいえません。たとえば、CX-60はあまり値引きがされない車で、人気も高くなっています。そのため、リセールバリューがそこまで低すぎるということはないでしょう。
CX-60に限らず車を少しでも高く売りたい場合は、複数の中古車買取業者の査定を受けて比較すると良いでしょう。車の査定基準はありますが、これは業者によって異なり、中古車市場の人気・需要に査定額が左右されます。
また、売却する時期や地域によっても異なります。そのため、ディーラーの下取りだけでなく、複数の中古車買取業者の査定を受けて、査定額を比較してみることをおすすめします。
まとめ

この記事では、マツダCX-60のリセールバリューについて詳しく解説しました。まだ販売から1年ほどしかたっていないため、そこまで詳しいリセールバリューはわかりません。しかし、人気のSUVなのでマツダの中ではそこそこのリセールが期待できるでしょう。
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