「車のへこみや傷は、査定金額にどのくらい影響するのだろう」と、疑問に思ったり不安に思ったりする方はいます。車の査定は、査定基準のガイドラインに則って、加点・減点方式で行われているのです。査定基準は全国基準となっていますが、査定員や車種などのバランスを考慮して金額が決定されるため、金額に僅かな差が出てきます。
この記事では、車のへこみや傷が下取りの査定金額に影響するのか、徹底解説しています。査定に関わる「修復歴」についても解説しているので、目安として見てください。
一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。
少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。
特にカーセブンは大手買取業者で40万円以上も買取相場より高く売れることもあるので、まずは無料で査定価格をチェックしてみてください。
この記事でわかること
- ・車体の傷は査定に影響しているのか
- ・査定基準がわかる
- ・高額買取のコツ
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目次
車のへこみや傷は下取りの査定金額に影響する?
結論から言うと、影響します。車体に対するへこみや傷の深さと範囲によって、減点されるからです。へこみや傷が多いほど、査定金額はマイナスになりますが、小さなへこみや傷は査定に影響を及ぼしません。車の査定は、買取査定基準のガイドラインに沿って、判断をされます。
ガイドラインがある分、買取業者ごとの査定金額に大きな差はないでしょう。査定員の中には、へこみや傷を一緒に見て説明しながら行ってくれるので、どの程度の損傷が影響しているのかがわかります。
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下取り査定の評価基準
中古車の買取査定基準は、一般社団法人 日本自動車査定協会(通称JAAI)がガイドラインを制定しているため、全国共通の基準で判断されます。つまり、全国地域で査定を受けても、査定基準は変わりません。
査定員は、JAAIが制定したガイドラインに則って判断を行うため、該当箇所は減点されます。ただし査定時は傷やへこみだけではなく、車種や年式も含めて総合的に判断がされるので、金額は僅かな差が生まれるでしょう。
基準となる標準状態
ガイドライン第15条には、中古車の標準状態が下記の通りに掲げられています。
第15条 基準第19条でいう基本価格を有する中古車の「標準状態」は、次に掲げる車両程度のものとする。 ⑴ 外装、内装は無傷とする。 ⑵ エンジン、足回り関係は、走行に支障なく良好であること。 ⑶ 車検の残月数は3ヵ月以内とする。 ⑷ 走行キロ数は標準走行キロとする。 ⑸ タイヤの残り溝は1.6mm(スリップサイン)以上あること。 ⑹ その他、事故による修復歴、損傷減価要因、改造工作等のないこと。 |
加点・減点方式で金額が決まる
車の査定では、加点・減点方式で金額が決まるため、傷やへこみが多いほど減点されることを覚えておきましょう。点数は、傷やへこみの大きさに合わせて10点単位の加点と減点が行われます。1点は約1,000円のマイナスです。わかりやすいように、簡単な査定の流れを解説します。
1.車体全体を確認して、傷やへこみの大きさと数を確認
2.査定基準を基に、1点単位で加点や減点を行う
3.車の使用状況や経過年数によって傷やへこみを考慮する
4.合計点数×1,000円
5.査定金額の算出
注意したいのが、加点・減点方式は傷やへこみに対して、ということです。合計点数から車の使用年数や車種などを考慮して、最終的な金額が算出されます。
普通車
普通車の減点を表にまとめました。
傷・へこみの大きさ | 浅い傷の減額 | 深い傷の減額 |
~1cm未満 | なし | なし |
1cm~カードサイズ未満 | ~1万円 | ~1万円 |
カードサイズ~A4サイズ未満 | 1万円~2万円 | 1万5,000円~5万円 |
A4~パネル面積の半分未満 | 1万5,000円~4万円 | 2万円~8万円 |
パネル面積の半分以上 | 6万5,000円~18万円 | 6万5,000円~18万円 |
表の点数×1,000円が減額となり、査定価格から引かれていくと考えましょう。しかし、減点できる部分が1ポイントもない場合、プラス査定となり2万円〜4万円の特別増額になります。減点方式から減額の価格が決定した後は、最後に車種と年式などを考慮して金額の最終決定です。
大型自動車
大型自動車の減点を表にまとめました。
傷・へこみの大きさ | 浅い傷の減額 | 深い傷の減額 |
~1cm未満 | なし | なし |
1cm~カードサイズ未満 | ~1万円 | ~1万円 |
カードサイズ~A4サイズ未満 | 1万5,000円~5万5,000円 | 2万円~8万円 |
A4~パネル面積の半分未満 | 1万5,000円~5万5,000円 | 2万円~11万円 |
パネル面積の半分以上 | 2万5,000円~24万円 | 2万5,000円~24万円 |
普通車同様に、表の点数×1,000円が減額となり、査定価格から引かれていくと考えましょう。しかし、減点できる部分が1ポイントもない場合、プラス査定となり2万円〜4万円の特別増額になります。
大型自動車の場合、パネル面積の半分以上は最低金額が安く感じます。車種と年式によって金額が再び変わってくると、覚えておきましょう。減点方式から減額の価格が決定した後は、最後に車種と年式などを考慮して金額の最終決定です。
車の減点基準
車の減点方式には、下記の基準が設けられています。
・へこみの減点基準
・傷の減点基準
・A4サイズ以上の場合
各損傷箇所によって、定められている減点基準が異なることを覚えておきましょう。へこみと傷の減点基準を解説していきます。
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へこみの減点基準
へこみの減点基準は、規定の四方のカードを使用して深さや範囲の判断がされます。ただし、下記のケースによって点数と金額が異なるので、参考にしてみてください。
・1cmほどのへこみ
・カードサイズ〜A4サイズ未満場合
・パーツ交換が必要な場合
定められた減点基準に当てはまる範囲や深さはどの程度か、解説しましょう。
1cmほどのへこみの場合
1cmほどのへこみがある場合、1つにつき10点の減点です。1cmジャストのへこみも含まれるので注意しましょう。自動車種共通で、10点=最大1万円の減額になります。1cmほどのへこみが多いほど、大きな減額に繋がってしまうでしょう。
しかし、査定金額に響くからといって、自力で直そうとするとかえって大きなへこみになりかねません。深いへこみにならないように、修理などはせずに査定を受けることが、査定金額の減額を防ぐ方法になります。
カードサイズ〜A4サイズ未満場合
カードサイズ〜A4サイズ未満の場合、浅いへこみであれば15点〜50点の減点になります。減額は1万円〜2万円の金額で、板金での修復が必要なほどの深いへこみは、1万5,000円〜5万円の減額です。ガイドラインに沿った判断をされるため、自分で調べずにまずは持ち込みをして、プロの目視で確認してもらいましょう。
また、へこみは塗装で直すことはできないので、自分で手を加えてひどくならないように気をつける必要があります。
A4サイズ以上の場合
A4サイズ以上の場合、20点〜80点の減点になります。浅いへこみの場合は6万5,000円〜18万円の減額です。へこんでいる箇所によって異なりますが、倍以上の減点と減額になってしまうため、持ち込み前に確認をしておきましょう。
もし、フロントドアにA4サイズ以上のへこみがある場合は、大幅に減点と減額がされます。A4サイズ以上のへこみを見つけた際は、まずは「どこがへこんでいるのか」に注意して見ておくと良いでしょう。査定前に、へこみのことを査定員に伝えておくと印象も違います。
パーツ交換が必要な場合
パーツ交換が必要な場合は、65点〜180点の減点になります。減額は10万円以上になることが予想できるでしょう。ただし、下記の箇所によって減点の点数が異なります。参考にして、自分の車を確認してみてください。
・フロントフェンダ・トランクフード・リヤエンドパネル(65点)
・ボンネット(70点)
・リアドア(75点)
・フロントドア(4ドア)
・ボディサイドシル(80点)
・フロントドア(2ドア)(85点)
・バックドア(95点)
・リアフェンダ(4ドア)(130点)
・ルーフ(乗用車)(140点)
・リアフェンダ(2ドア)(150点)
・ルーフ(W.V.O)(180点)
傷の減点基準
車体の傷は、部位に関わらず傷の大きさによって減点の点数が異なります。傷の大きさによって判断される下記のケースと、減点数を解説しましょう。
・細かな浅い傷
・深めの傷
・板金修理が必要な傷
・傷が多い
傷の深さや数などに応じて、減点対象にならない場合もあります。ぜひ、参考にしてみてください。
細かな浅い傷
細かな浅い傷は、1cm未満の傷であれば減点対象にはなりません。ただし、1cmを超える傷は、10点の減点と1万円の減額になります。ごく浅い傷と目視でも難しいほどの細かな傷が多数ついていても、減点対象にならないケースが多いです。
深めの傷
深めの傷は、1cm以上の傷が減点対象になります。車体についた傷が深いほど減点額は大きくなり、減額も高くなりやすいです。傷がついている箇所によっては、深い傷は修理ではなく交換になります。傷の深さと合わせて、ついている箇所にも注目してみましょう。
板金修理が必要な傷
板金修理が必要な傷の場合、傷の大きさによって減点と減額が異なります。板金修理の際に、重度の傷は大きく減額されるため、廃車なども検討しておきましょう。また、JAAIの査定基準表に目を通しておくと、減額の理由も理解しやすくなります。
傷が多い
車体の傷が多い場合は、査定開始前から減点対象として見られます。しかし、車体の骨格部分に大きな損傷もなく、修理して再販することができると判断されれば、低い金額で買い取られるでしょう。また、傷が多くひどい場合でも、パーツの使用ができるだけでも廃車買取業者に買い取ってもらえます。
修復歴はさらに減額されるため注意
車の査定は、修復歴の有無で減額の金額が大きく変わってきます。減額に変わりありませんが、修復歴を隠したまま査定や契約をした場合は、買取を行ってもらえません。下記からは、修復歴が査定に及ぼす影響を解説していきます。
修復歴とは?
修復歴とは、車の骨格部分の修理や交換を行っているという履歴であり、修復歴がある車は減額対象です。骨格部分は車体内部にあり、車体全体を支えている部分でもあります。骨格部分とは、以下の8つの部分です。
・車のフレーム
・クロスメンバー
・インサイドパネル
・ピラー(フロント・サイド・リア全て)
・ダッシュパネル
・ルーフパネル
・フロアパネル
・トランクフロアパネル
8つの部分の内、一ヶ所でも修理や交換の跡があると、修復歴有ありになります。つまり、車の骨格部分を修理交換していない車は、修復歴に含まれません。ただし、事故以外の災害による修理も修復歴として扱われます。
査定金額が下がる理由
修復歴があると、車の査定金額は下がってしまいます。理由は、今後の安全性能や機能の低下から、車の寿命が短くなるからです。修復歴を持ちながら日常生活で問題なく走行していても、突然走行が不可能になったり、まっすぐ走行することができなくなったりすることもあるでしょう。
安全性が失われている車は、買い手側にとって不安要素でしかないため、査定額が大きく下がると理解しておく必要があります。契約を交わすまで修復歴を隠すケースもありますが、トラブルに繋がるので、必ず事前告知をしておきましょう。
修復歴の判断基準
修復歴はランクごとに分かれていますが、具体的な危険度の度合いがわからないと思う人もいます。修復歴の判断基準をわかりやすく、ランクの危険度の説明も加えて表にまとめました。参考にしてみてください。
ランク | 乗用車 |
Aランク:骨格先端部に、小さなへこみや歪みがある(走行上の影響はほぼなし) | ・クロスメンバー・フロントフロア・インサイドパネル・ピラー・ルーフパネル単体交換・トランクフロア・リアフロア・リアサイドメンバー(修理) |
Bランク:骨格の中部まで歪みや修理跡のある(修理の状態によって、走行時に違和感を感じる) | ・フロントサイドメンバー・ピラー交換・ルーフ(ピラーから)・リアサイドメンバー交換 |
Cランク:骨格やフレームに、大きな損傷跡がある(見た目は綺麗だが走行上に問題がある) | ・フレーム・フロア・フロアサイドメンバー・ダッシュパネル |
査定はへこみ以外にも査定基準が設けられている
車の査定には、車体のへこみ以外にも下記の査定基準が設けられています。
・車種
・年式・走行距離
・体操・内装の状態
・タイヤの状態
・オプション
・付属品
買い手側が見ている部分、査定基準を各々解説していきます。チェックポイントとして、自分が改善できる部分を知っておきましょう。
車種
車のへこみや傷は、車種によって相場が異なる場合があります。査定基準として使用されるガイドラインでは、車のクラスを特中級クラス〜軽クラスに分けており、傷の大きさや深さによって係数をかけ合わせて減額の幅が決められているのです。
・特Cクラスに該当する車種は、減額相場が約2倍
・中級クラスに該当する車種は、へこみの減額相場に1.0倍をする
ただし、軽自動車の場合は、へこみの減額基準よりも小さな0.8倍をかけて相場を計算します。JAAI「中古自動車査定基準及び細則〔Ⅰ〕」を参考にしてみてください。
年式・走行距離
車は年式が新しく、走行距離が短い車種に需要が集まりやすく、下取りや買取価格を大きく左右します。ただし、年式が古くても高額で売れる場合があります。走行距離と年式のバランスが重視されるため、「新しければ良い」という考えでもありません。
走行距離の査定基準を軽自動車は年間走行距離8,000km、普通車は年間走行距離1万kmとしており、基準を下回るほど査定額はプラスになります。しかし、車の使用状況や保管方法なども考慮しているため、逆にマイナスになることもあり得るでしょう。
年式の新しさは基準に含まれていますが、車のモデルが最新であるかもチェックされます。中古車市場は新モデルが人気を集める傾向にあり、査定額や買取価格に影響しているでしょう。
外装・内装の状態
査定時は、車の内装と外装の判断基準が設けられています。まず持ち込まれた際にある程度綺麗にされていたら、査定員に良い印象を抱かれやすくなり、大切な車だったことが伺えるでしょう。「できる限り高値で買い取りたい」と思われるようにしておくことをおすすめします。
外装は汚れをきちんと落とし、拭き残しや水滴の跡などを残さないようにします。見た目が綺麗だと、先入観も良くなるからです。内装は汚れやシミの有無をチェックされるので、埃やゴミなどの汚れから、ヤニ臭さやペットの臭いを感じた場合はすぐに清掃と消臭をしましょう。
タイヤの状態
使用しているタイヤの状態にも気をつけておきましょう。車に使用するパーツは、純正品の方が価値は高く、買取や下取りの価格が高くなりやすいからです。特にタイヤやホイールは純正品と社外品があり、見た目でもわかりやすいため、できる限り純正品の使用をおすすめします。
またタイヤの状態として、空気圧のチェックやタイヤの溝の深さもチェックされているので、査定前に自分で目視しておきましょう。タイヤの溝が1.6cm未満の場合、減点対象となります。しかし新品のタイヤに交換して査定を受けても、タイヤ交換費用の方が高くなるため、交換はおすすめしません。
オプション
車の査定では、傷やへこみの次に重要視されるのが、車の色や外装オプションです。人気のボディカラーの車種は査定額でも大きなプラスになりやすいため、追加したオプション機能はしっかりとアピールしましょう。人気のボディカラーは、ブラックやホワイトなど基本かつ安定した色が上位を占めています。
特に、ホワイトのボディカラーは非常に人気が高く、スタンダードカラーの定番でもあるでしょう。また、純正のオプションパーツも、査定では大きなプラスになります。社外品の場合、低コストで車を維持できますが、売却時にはプラスになりません。
付属品
査定の際には、付属品として車の取扱説明書やメンテナンスノートを一緒に用意して、提出しましょう。取扱説明書があるだけでも、買取業者に安心感を与えられるなど、査定のポイントが高いからです。メンテナンスノートには車の状態や過去の点検整備記録などが記載されているだけではなく、メーカー保証書もセットになっています。
特に、点検整備記録は修理をして再販する買取業者側にとって、有用な情報になるのでできる限り渡しておきましょう。中古車で購入して、付属されていなかった場合は、あらかじめ伝えておくと減点の可能性を低くします。
へこみのある車を高く買取してもらうためのポイント
愛車にへこみがあっても、高く買い取ってもらうためのポイントは下記です。
・自分で直せる傷は修理しておく
・修理をすると損をする可能性がある
・経験豊富なスタッフに査定を依頼する
・車内の清掃と洗車をしておく
・車検証などの書類を用意しておく
・下取りを出す時期を考える
・修復歴は素直に伝える
具体的なポイントを解説していきましょう。
自分で直せる傷があれば修理しておく
少しでも査定をマイナスにしたくないと考える方は、自分で直せる傷は修理しておきましょう。カー用品店には、傷を目立たなくするアイテムがたくさんあります。小さく浅い傷は、個人でも直せる場合があるので、カー用品店に相談してみることもおすすめです。
ただし、へこみや深い傷はプロでなければ、自力で直すことは難しいでしょう。新たな傷やムラなどができて、大きなマイナスになりかねません。小さく浅い傷に対してのみ、自分で修理をして査定に持ち込む方が無難です。
修理をすると損する可能性がある
自分や修理工場へ修理をしていた場合、損をする可能性があります。理由は、査定のマイナス分が修理代金に相当するケースがあるからです。実費での修理をしてから査定を受けても、結果的に修理代金分がマイナスとなるので、修理の意味がなくなってしまいます。
むしろ、「修理代金の方が高くついた…」という結果になりかねないため、修理後の査定で損をする可能性を考えておきましょう。傷やへこみは減点対象ですが、修理に出す手間も省けるため、ありのままの車を査定に出すことをおすすめします。
経験が豊富なスタッフに査定してもらう
大手やチェーン店を展開している中小企業の買取業者を目安にして、経験豊富なスタッフに査定を依頼しましょう。経験が多いほど、目利きの良さが際立つため、マイナスの多い査定を回避できるからです。
特に、一般財団法人日本自動車査定協会(JAAI)の加盟店を選ぶと、厳しい研修を経た査定員が愛車を見てくれます。ガイドラインを尊守した査定を行ってくれるので、高額査定にも期待できるでしょう。信頼のできる買取業者を選び、経験豊富なスタッフへ依頼をすると、売却時に安心できます。
車内の清掃と洗車をしておく
査定前は、車内の清掃と洗車をしておきましょう。綺麗な状態で持ち込めば、査定員の印象も良くなります。土ぼこりを被っている車があると、マイナスな印象を抱くように、査定員から「大切にされていなかった車だ」と判断されかねません。
マイナスな印象を持ったまま査定が行われるため、良い結果が出しにくいというデメリットがあります。しかし、車内の細かな清掃や洗車で綺麗になった車にして、愛車を見送りましょう。
車検証などの書類を用意しておく
過去から現在までの車の状態がわかるように、車検証などの書類を用意してから査定に出すことをおすすめします。今までに、車が受けてきた点検整備の内容を、査定員が素早く見られるようにするためです。修復歴の有無を証明するためにも有効なので、一緒に提出しましょう。
車検証やメーカー保証証がある方が、買取業者は安心感を持てるだけではなく、プラス査定になりやすいです。自信を持って査定に出すために、車検証などの付属品となる書類を用意しておきましょう。
下取りを出す時期を見計らう
車の売却は早い方が良いと言いますが、下取りを出す時期を見誤ると損をしてしまう可能性があります。車には高く売れる時期と売れない時期があるため、査定額にも大きく影響するでしょう。車が一番高く売れる時期は2月〜3月です。
多くの企業が決算期となることから、自動車販売業界もノルマの達成や利益となるよう力を入れています。査定額も比較的高くなりやすくなるので、下取りに出すのであれば2月〜3月にしましょう。
修理歴がある場合は正直に伝える
修復歴がある場合は、正直に伝えておくことが大切です。隠したままにしておくと、バレた後に返金トラブルにも繋がり、査定員との信頼関係にも響いてきます。修復歴による減額が嫌で隠す人も少なくないですが、プロの目はごまかせない上に修復歴をチェックされると確実にバレるでしょう。
買取業者へ悪い心証を与えないためにも、査定前に修復歴を伝えてお互いに気持ちの良い査定と取引を行うことをおすすめします。
へこみがあるなら出張査定や店頭での査定がおすすめ
車体にへこみがある場合は、出張査定や店舗で査定を受けることがおすすめです。下記の理由が挙げられます。
・正確な査定額が出せない
・査定後に金額が下がるケースがある
車の査定方法は、Web査定と直接査定してもらえる方法があります。しかしWeb査定の場合、自分が見て判断するため、正確な査定金額を出すことができません。シミュレーターを利用したとしても、実際の査定で金額が下がるケースがあります。詳しく解説していきましょう。
直接見ないと正確な査定額は出ない
車の査定金額を正しく出してほしい場合は、査定員に直接見てもらう以外にありません。Web査定の場合、複数社を比較できる一括査定シミュレーターがありますが、実際にへこみを見て判断するのは自分です。
しかし出張査定の場合は、すぐに対応してくれる業者が多いので、直接見てから正確な査定額を出してくれます。ただし直接店舗に査定を依頼することと同じで、他の買取業者と比較するためには、複数回の出張査定を受ける必要があるでしょう。
査定後に金額が下がることが多い
Web査定を利用した後に、店舗での査定で金額が下がるケースが多いです。複数社とすぐに比較ができる一方、素人判断での査定となってしまう傾向にあります。愛車を高く売りたいと考える人ほど期待が大きくなるので、一括査定後の店舗査定が精神的なダメージにもなるでしょう。
しかし、プロの目利きで、正確な査定金額を知ることができます。最初から出張査定や店舗に持ち込んで査定を受ける方が、精神的ダメージも少ないです。
一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。
少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。
特にカーセブンは大手買取業者で40万円以上も買取相場より高く売れることもあるので、まずは無料で査定価格をチェックしてみてください。
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下取り車を納車前にぶつけたときの対応方法は?
すぐに買取業者へ連絡を入れましょう。下取りの金額が決まっている車なので、素早くディーラーに連絡することが大切です。連絡後に再査定が行われるので査定金額が下がってしまうか可能性がありますが、傷やへこみによっては金額が変わらないもしくは、大きな変動がない可能性もあります。
ただし、買取業者の対応や契約内容次第でもあるため、必ず連絡を入れましょう。目に見える傷やへこみを残したまま納車をしてもバレてしまいます。全額返金などのトラブルにならないように、契約書の読み込みと連絡を徹底することを意識してください。
まとめ
車のへこみや傷は、下取り検査をした場合に減点対象になります。しかし、適正価格で売買を行えるように減点基準のガイドラインが設けられており、査定員はガイドラインに沿って減点を行ってくれるのです。
浅い傷やへこみは減点対象にならないことが定められているので、必ずしも全ての傷やへこみが減点されるわけではありません。
仮にへこみや傷があったとしても、一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。
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