車の買い取りサービスを検討している方の中には「修理した車も買い取ってもらえるのだろうか」「修理歴と修復歴、事故歴は何が違うの?」と疑問を抱えている方も多いでしょう。
この記事では、修理歴が査定に影響を及ぼすとされる理由や修理歴と修復歴、事故歴の特徴や違いなどを解説します。
車の買い取りサービスを利用する際に確認して欲しいポイントや注意点も紹介するので、車の売却を検討している方は、参考にしてください。
一般的に車の価値は時間が経過するほど、下がります。そのままの状態にせずに、まずは買取専門業者に車の状態を確認してもらうことをおすすめします。大手買取専門会社であるカーセブンでは無料で査定が出来ますし、車の状態などによっては、へこみや傷がついた車でも高い価格がつく可能性もありますので、カーセブンで無料査定をおすすめします。
この記事でわかること
- ・修理歴がなぜ査定に影響を及ぼすのか
- ・修理歴と修復歴、事故歴は何が違うのか
- ・車を売却する際に気を付けて欲しいポイント
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目次
修理歴あるの車は査定にそれほど影響しない!その理由

一般的には、修理歴の有無による査定への影響は少ないです。なぜなら、査定には修理歴ではなく修復歴の方が関係しているからです。修理歴がある車を売りたい方や査定に影響が出やすい要因を知りたい方はぜひ参考にしてください。
フレーム修復歴がなければ査定に影響しない
過去に車を修理したことがある場合も、フレーム修復歴がなければ査定に影響がありません。なぜなら、車の査定に影響する要因はフレーム部分の修復歴だからです。
自動車公正競争規約施行規則が定義する修復歴の概要と対象部位は次のとおりです。
第14条 規約第11条及び第12条に規定する「修復歴(車体の骨格に当たる部位の修正及び交換歴)」とは、販売する中古自動車について、次に掲げる車体の骨格に当たる部位を修正及び交換することにより復元されたものをいう。
① フレーム(サイドメンバー)
② クロスメンバー
③ フロントインサイドパネル
④ ピラー(フロント、センター及びリア)
⑤ ダッシュパネル
⑥ ルーフパネル
⑦ フロアパネル
⑧ トランクフロアパネル
引用元:自動車公正取引協議会
クロスメンバーやピラ―などフレーム部分の特徴や名称を知りたい方は、後述の「フレームの各部名称」を参考にしてください。
修復歴がある車は査定額が下がる可能性があります。車を売却する際は査定額に修復歴が影響を与えることを理解したうえで、買い取りサービスを利用しましょう。
修復歴がなければ申告する必要がない
申告が必要なのは修理歴ではなく修復歴です。そのため、フレーム部分以外の修理歴は申告が不要です。一方で、修復歴の申告を行わないと告知義務違反に見なされたり、損害賠償金の支払いを請求されたりする可能性があります。
「私は大丈夫」と感じている方も、次の要因が重なると修復歴がある中古車を知らずに購入する恐れがあります。
・前のオーナーが伝え忘れている
・中古車の販売元が見落としていたなど
また、修復歴がある車を売るときに申告を行わないと、責任を問われる場合があるので注意が必要です。自分の車の修理歴や修復歴を把握しておきたい方は「修理歴があるかどうか見分けるポイント」を確認してから査定を受けましょう。
修理により見た目が元通りになっているから
フレーム部分以外を修理する場合は見た目が元通りになりやすいです。一方で、フレーム部分は硬い素材で構成されているため、事故の衝撃でフレームがゆがむと元通りに戻せません。
また、車を売るときに査定を行う査定士は、板金塗装や不自然な隙間の有無などから修復歴の有無を判断できます。
車を売るときに修復歴がないと嘘をつくと、査定後に買い取りサービスを利用できない可能性があるため、フレーム部分の修復歴がある車を売る際は忘れずに申告を行いましょう。
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修理歴・修復歴・事故歴の違いとは

修理歴や修復歴、事故歴など修理を受けた車にはさまざまな呼び名があります。では具体的にどのような違いがあるのでしょうか。次は修理歴や修復歴、事故歴の違いについてそれぞれ解説します。自分の車がどの呼び名に該当するのか知りたい方は確認しましょう。
事故歴あり=修復歴ありではない
事故歴とは過去に車の事故を経験したことです。修復歴はフレーム部分を修理した経験を示すため、事故歴がある車に修復歴があるとは限りません。修復歴と耳にしてもイメージしにくい方もいるため、修復歴がある車を「事故車」と表現することがあります。
フレーム部分を修理する修復歴は車を売るときに申告が必要です。事故による修理を受けない場合やフレーム部分以外を修理した場合には事故歴の申告は不要です。混同しないように注意しましょう。
修理歴と修復歴との大きな違い
修理歴と修復歴との大きな違いは車の修理や交換を行った部位です。具体的な部位の違いは次のとおりです。
修理歴の場合 | 修復歴の場合 |
・ドア ・エンジン ・バンパー ・ボンネット ・ボディの塗装 ・フロントガラス ・リアウインドウ ・フロントフェンダーなど | ・ピラー ・フレーム ・ルーフパネル ・フロアパネル ・ダッシュパネル ・クロスメンバー ・トランクフロアパネル ・フロントインサイドパネル |
フレーム部分やクロスメンバーなど、車を構成する骨格部分の修理や交換を行う場合は修復歴に該当します。一方で、ボンネットやフロントガラスなど車を構成する骨格部分以外の部位の修理や交換を行う場合は修理歴に該当します。
自分の車が修理歴か修復歴か確認したい方は、修理を受けた経験のある部位を確認しましょう。
別の呼び方の紹介
修理歴や修復歴、事故歴の別の呼び方は次のとおりです。
修理歴の場合 | 修復歴の場合 | 事故歴の場合 |
・修復歴なし ・交換歴 ・修理歴車など | ・修復歴あり ・事故車 ・修復歴車など | ・事故歴あり ・事故歴車など |
ドアやバンパーなどのフレーム部分以外を交換した場合は、交換歴ありと呼ばれることがあります。修理歴はフレーム部分以外の修理経験があることを示すため、修復歴なしと表現される場合もあります。
次に、修復歴とはフレーム部分を修復した経験のある車のことです。修復歴がある車は修復歴車や修復歴ありと呼ばれます。
また、事故による衝撃でフレーム部分を修復した車を、中古車を取り扱う業者が事故車と呼ぶこともあります。過去に事故を経験した車は事故歴車や事故歴ありと呼ばれるため、混同しないように気を付けましょう。
呼び名により修理を受けた部位や状態などが異なります。修復歴があることを認識せずに購入すると後悔につながる可能性があるため、まずは自分の愛車や購入を検討している車が該当する呼び名を知るところから始めましょう。
修理歴があるかどうかを見分けるポイント

「自分の車に修理経験があるのか確認したい」という方は、次の3点を確認しましょう。
・点検記録簿の確認
・車体の隅々まで目視で確認
・販売店で徹底的に聞き取る
修理歴の有無を見極めるために確認して欲しいポイントをそれぞれ解説します。
点検記録簿の確認
修理歴があるか確認したい方は、中古車販売店に保管されている点検記録簿を確認しましょう。点検記録簿には12ヶ月点検や24ヶ月点検などの定期点検時に行った作業内容や整備内容が記載されています。
点検記録簿を保管していない中古車販売店もあるため、販売店で修復歴の有無を確認してから購入しましょう。
車体の隅々まで目視で確認
修理歴があるか確認したい方は車体の隅々まで目視で確認しましょう。フレーム部分以外の修理歴は元通りに戻りやすいですが、フレーム部分の歪みを修理する修復歴は元通りには戻りません。
また、車の骨格を構成するフレーム部分は見えにくい部分にあります。修復歴の有無を見極めたい方は、トランクの床下やシートの下側など普段は隠れている部分まで念入りに確認しましょう。
販売店で徹底的に聞き取る
修理歴や修復歴の有無を目視で判断できない場合は、中古車販売店で徹底的に聞き取りを行いましょう。中古車販売店には修復歴の表示義務があるため、修復歴の有無の表示がなくても販売業者に問い合わせると詳細を確認できます。
一方で、点検記録簿を紛失していたり詳細を教えてくれなかったりする中古車販売店も存在しています。修復歴があることを把握できていない状態で買い取りサービスを利用すると、後から損害賠償金の支払いを求められる可能性があるため注意が必要です。
中古車を購入する際は、実績が豊富で信頼できる販売店を利用しましょう。
また、修復歴があることを知らないまま購入した場合は、中古車販売店に損害賠償を請求したり返金を求めたりできます。しかし、返金を求められる期間は「修復歴があることに気付いた日から1年以内」と決まっているため期間内に対応を行いましょう。
請求できる期間を過ぎると十分な保証を受けられません。購入後に修復歴があると気付いた方は購入時の契約書と修復歴を証明する書類を持参し、中古車を購入した販売店へ対応を求めましょう。
査定額に大きな影響を持つ「フレーム修復歴」とは

査定額に影響を与える要因はフレーム部分の修復歴です。では、フレーム部分とは具体的にどの部位のことなのでしょうか。次は、フレームの概要や修復歴を確認できる書類について解説します。
フレームとは
フレームとは車を構成する骨格部分のことです。車体の外側からかかる衝撃を分散させるモノコック構造が用いられています。フレーム部分は固い素材で作られていますが、事故による衝撃から車に乗っている方を守るために歪みやすいという特徴があります。
フレームはボルトで外したり交換したりすることが難しい部位です。そのため、フレーム部分の歪みを修理する場合は、元の形状に近づけるために板金加工を行います。
完全に元通りの形状へ戻すことはできないため、フレーム部分が歪むと車のバランスが崩れたり直線に走行できなくなったりするなど走行へ影響を及ぼす恐れがあります。
修復歴がある中古車の購入を検討している方は、購入前に次の点を確認しましょう。
・直線に走行できるか
・車から異音がしていないか
・車体のバランスが崩れていないか
・走行中にハンドルの違和感がないかなど
「フレーム部分が歪むと不具合を生じやすくなることは分かったけれど、そもそもフレームってどこの部位のこと?」と疑問に感じている方は、次の「フレームの各部名称」を確認されることをおすすめします。
フレームの各部名称

引用元:日本自動車査定協会
フレーム部分に該当する部位の名称と特徴は次のとおりです。
部位の名称 | 主な特徴 |
①フレーム(サイドメンバー) | ・車体を下から支えるレール ・左右に1本ずつある |
②クロスメンバー | ・左右のサイドメンバーをつなげるレール ・車体の強度を高める働きがある |
③インサイドパネル | ・エンジンルーム内にある左右の骨格部分 |
④ピラー | ・窓ガラスやドアを支える柱 |
⑤ダッシュパネル | ・左右のインサイドパネルをつなげる骨格部分 |
⑥ルーフパネル | ・屋根を構成する部位 |
⑦フロア | ・運転席や助手席、後部座席などの床を構成する部位 ・下からサイドメンバーが支えている |
⑧トランクフロア | ・トランク部分の床を構成する部位 ・下からサイドメンバーが支えている |
このように、フレームは車を運転する方や一緒に乗っている方を衝撃から守る構造になっています。
フレーム修復歴があれば表示義務あり
フレーム部分の修復歴がある中古車を取り扱う場合、販売元には修復歴を表示する義務があります。なぜなら、自動車公正取引協議会の自動車公正競争規約の第15条で、次のように定義されているからです。
❝第15条 規約第11条第1項第10号及び第2項並びに第3項の「修復歴(車体の骨格に当たる部位の修正及び交換歴)の有無」の表示については、販売する中古自動車に修復歴がある場合に「有」と表示するものとし、修復歴がない場合は「無」と表示するものとする。
引用元:自動車公正取引協議会❞
また、自動車公正競争規約には修復歴がある中古車を販売する際に、次の表示をしてはならないという規約も含まれています。
❝復歴があるにもかかわらず、その旨を表示しないことにより、修復歴がないかのように誤認されるおそれのある表示
引用元:自動車公正取引協議会❞
中古車を販売する業者はフレーム部分の修復歴を表示する義務があるため、確認してから購入を検討しましょう。
しかし、修復歴があると販売価格が低くなるため、修復歴を隠したり「事故歴あり」と曖昧な表示を使用したりしている販売業者もいます。修復歴があると認識していない状態で購入すると後悔につながる可能性があるので注意しましょう。
修復歴の有無を確認したい方は中古車を購入する前に定期点検整備記録簿を確認しましょう。
定期点検整備記録簿で修復歴がわかる
定期点検整備記録簿とは点検記録簿のことです。12ヶ月点検や24ヶ月点検など法で定められている点検時に実施された作業内容や整備内容が記録されているため、修理歴のみでなく修復歴も確認できます。
一方で、修復歴のみを確認できるわけではないため、修理を受けた部位や車体の状態から修復歴の有無を判断する必要があります。車のバランスや外観などを確認して修復歴の有無を見極めましょう。
表示義務はある?分類別特徴と違い

中古車を取り扱う販売店にはフレーム修復歴の表示義務があります。では、事故歴や修理歴などは表示義務があるのでしょうか。修復歴と修理歴、事故歴の表示義務の違いや特徴についてそれぞれ解説します。
事故歴
事故歴に表示義務がありません。なぜなら、表示義務があるのは修復歴がある場合だからです。そのため、事故を経験したことやフレーム部分以外を修理した経歴などは表示する義務はありません。
しかし、事故の衝撃によりフレーム部分を修復した場合は「修復歴あり」と表示されたり、中古車を販売する業者から事故車と呼ばれたりしています。事故車と事故歴は言葉が似ていますが、意味が異なるため混同しないように気を付けましょう。
修復歴
修復歴は表示義務があります。なぜなら、修復歴があると査定に大きな影響が出たり、走行に不具合が出たりする可能性があるからです。修復歴を隠して中古車を販売したり車を売ったりすると、告知義務違反に該当します。
修復歴があることを認識していなくても、車を買い取った業者から損害賠償金の支払いを求められる可能性があります。購入後のトラブルや後悔を避けるためにも修理歴や修復歴を確認したり、買い取り実績が豊富で信頼できる中古車販売業者から中古車を購入したりしましょう。
修理歴
修理歴は表示義務がありません。なぜなら、フレーム以外の部位を修理したり交換したりする場合は、元通りの形状に戻しやすいからです。
一方で、事故による衝撃を受けてフレーム部分とフレーム以外の部分の両方が損傷している場合は、修復歴に該当します。フレーム部分の損傷の程度により呼び名が異なるため注意が必要です。
査定士が修復歴があるかを確認するポイント

買い取り前に中古車の査定を行う査定士は、修復歴の有無を念入りに確認します。査定士が修復歴の有無を判断する際に確認しているポイントは、主に次の4つです。
・シャーシ底部
・工具の使用痕
・車の内部
・左右対称性
愛車に修復歴があるのか確認したい方や査定士が確認しているポイントの詳細を知りたい方は、ぜひ確認しましょう。
シャーシ底部
修復歴があるか確認する場合、査定士は車体の底にあるシャーシを確認します。シャーシの定義は次のとおりです。
❝シャーシはもともと、クルマの骨格となるフレームを意味していましたが、フレームの役割をボディが担うようになった現在は一般的に、サスペンション、ステアリング、タイヤ、ホイールなど、おもに足回り関連の構成部品を表すことが多くなっています。
引用元:JAF❞
タイヤやホイールなどで隠れているシャーシは、車の強度を維持する働きがある重要な部位です。フレームと同様で歪みが出ると不具合を生じやすいため、査定士は厳密なチェックをしています。
工具の使用痕
査定士は工具の使用痕や塗装の剥がれなどがないか確認します。なぜなら、工具の使用痕から使用した工具の種類や修理の内容などがわかるからです。車の査定や下取りが専門の査定士は、修復歴を見逃さないために厳密なチェックを実施しています
車の内部
修復歴はトランクやシートの下など車の内側からも確認できます。なぜなら、床のしわやサビなどから事故歴や修理歴などが予測できるからです。修復歴を明らかにするために、査定士シートを全て外して確認したりボンネットの内部まで十分に確認したりする場合もあります。
左右対称性
査定士が修復歴の有無を判断する場合は、左右対称性を確認します。車体の左右のバランスを示す左右対称性が悪いと、フレームの形に違和感を覚える可能性があります。
また、事故歴や修復歴があるとフレームが歪んだり部位と部位の間の隙間ができたりする場合があるため、自分の車が該当していないか確認しておきましょう。
修復歴ありの車を売るときに申告しないとどうなる?

修復歴のある車を売るときには買取業者への申告が必要です。では、修復歴を申告せずに中古車を売ると一体どうなるのでしょうか。修復歴を申告しない場合のリスクや注意点を紹介するため、修復歴の申告が必要な理由を知りたい方はぜひ確認しましょう。
修復歴は申告しなければいけない
修復歴は申告が必要です。なぜなら、査定に影響を与える要因だからです。修復歴があると伝えないと次のリスクを伴います。
・告知義務違反になる
・損害賠償を請求される
・ウソがばれたら買取してくれないこともある
・前のオーナーが知らせていなくても責任を問われる
それぞれ解説します。
告知義務違反になる
修復歴がある車には告知義務があるため、車を売るときに伝えなければ告知義務違反に該当します。車を取り扱う業者が中古車を売る場合も同様です。
また、車を売った後に修復歴があることやフレーム部分の損傷など重大な事実が判明した場合は、損害賠償の支払いを後から求められる可能性があります。修復歴がある車を売る場合は、修復歴があることを申告しましょう。
損害賠償を請求される場合がある
修復歴がある車を売るときに申告を行わないと、損害賠償を請求される場合があります。なぜなら、修復歴は申告をしなくても査定士が確認するとすぐにばれるからです。
買取業者が失ったお金や信用などに対して損害賠償が請求されるため、ウソの申告をしないように気を付けましょう。
ウソがばれたら買取してくれないこともある
査定士は厳密なチェックを行うため、車を「修復歴はありません」とウソをついてもばれる可能性が高いです。また、ウソをつくと信用が失われるため、査定額が低くなったり買取してくれなくなったりします。信用が失われると値段交渉も不利になりやすいため注意しましょう。
前のオーナーが知らせていなくても責任を問われる
前のオーナーが修復歴があることを知らせていなくても、修復歴を隠ぺいしようとしたとみなされて責任を問われる可能性があります。修復歴があると気付いてから1年以内であれば契約の取り消しや返金に対応しているためご安心ください。
しかし、契約から5年以上経過してから修復歴があることに気付いた場合は、契約の取り消しや返金など十分な保証を受けられない可能性があります。
修復歴の有無は査定士が確認するとすぐにわかるため「修復歴があるか判断できない」と感じている方はぜひ査定を受けてみましょう。
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修理歴ありの車を売る時のポイント

修理歴がある車を売るときは次の6つのポイントに留意しましょう。
・修理歴・修復歴・事故歴は正しく伝えておく
・複数の業者に査定を依頼する
・修理せずに売却した方が良い場合もある
・買取実績の豊富な業者へ依頼
・廃車買取業者の検討
・パーツだけの買取ができるか確認
修理歴がある車を少しでも高く売りたい方やどの業者に買取を依頼すべきか迷っている方はぜひ確認しましょう。
修理歴・修復歴・事故歴は正しく伝えておく
1つ目のポイントは、修理歴・修復歴・事故歴のどれに該当するのか正しく伝えておくことです。曖昧な表現をすると売る側と買う側の認識がずれて、損害賠償を求める訴えに展開する可能性があります。
価格交渉は信頼関係がある上で成立するため、修復歴がある車を売る場合は隠さずに申告を行いましょう。また、「修理歴はあるけれどフレーム部分を修復したかどうかわからない」という場合は、現在把握できている情報までを査定を受ける前に伝えておきましょう。
複数の業者に査定を依頼する
少しでも高い価格で車を売るためにも、複数の業者に査定の依頼をしましょう。複数の業者で査定を依頼すると、査定額が一番高い業者を選びやすくなります。査定を依頼するメーカ―や車種、査定を受けるタイミングなどにより価格は変動します。
複数の業者へ一括で査定依頼できるサービスもありますが、依頼したすべての業者から返答が来るため注意しましょう。買取業者の中からいくつかピックアップして査定を依頼されることをおすすめします。
修理せずに売却した方が良い場合もある

3つ目のポイントは、修理せずに売却した方が良い場合もあることです。できるだけ高い金額で売却できるように修理をしてから査定に出す方も多いです。しかし、修理をする部位や範囲により査定額よりも修理代の方が高くなる場合もあります。
一方で、中古車買取業者は修理を担当する提携の業者や自社の修理工場を保有している場合が多いため、比較的安い価格で修理できます。フレーム以外の部分に傷やへこみなどがある場合は修理をせずに売却することも検討しましょう。
買取実績の豊富な業者へ依頼
修理歴がある車を売るときは、買取実績が豊富な業者へ依頼しましょう。買取実績が豊富な業者はノウハウや実績が豊富のためフレーム部分の損傷や事故による損傷の程度などの確認を厳密に行ってくれます。
また、日本の車は海外で人気があるため、海外の取引実績が豊富な業者の場合は査定額が高い場合もあります。車を初めて売る方や可能な限り高い価格で売却したい方は、買取実績が豊富な業者を検討しましょう。
廃車買取業者の検討
修理歴や修復歴がある車を売る場合は廃車買取業者も検討しましょう。車の買取業者は中古車として再販することを前提に査定するため、修復歴があったりフレーム部分の損傷が激しかったりすると査定額が低くなる場合もあります。
一方で、廃車買取業者は車ではなく部品ごとに買い取りができます。また、中古車として再販することを前提とした買取業者よりも高い査定額で売却できる場合があります。
車の状態や査定を行う業者により査定額は異なるため、自分に適した売却方法をじっくりと検討しましょう。
パーツだけの買取ができるか確認
修理歴や事故歴、修復歴がある車を売却する場合、車の状態によってはパーツのみの買い取りを相談できる場合もあります。パーツだけの買取を希望される方は買取業者へ確認しましょう。
また、走行に支障をきたさない車を売る場合は中古車を取り扱う買取業者がおすすめです。一方で、廃車買取業者は走行に支障がある車やエンジンがかからない車の買い取りにも対応しています。
買取業者により積極的に取り扱っている車種やメーカ―などの特徴も異なります。複数の業者に査定を依頼し、自分に適した買取業者で車を売却しましょう。
まとめ

修理歴とは、フレーム以外の部分を修理した経歴のことです。フレーム以外の部分を修理する場合は見た目が元通りに戻りやすいため査定に影響がありません。
一方で、車の骨組みを構成するフレーム部分を修理する修復歴があると外観や走行などに影響が出やすいため、査定額に大きく影響します。修復歴は告知義務があるため、修復歴がある車を売る場合は忘れずに申告を行いましょう。
また、修復歴がある車を事故車は買取業者から事故車と呼ばれますが、事故歴とは認識が異なります。パーツのみの買い取りに対応している業者もあるため、車の売却を検討している方は複数の業者に査定を依頼して自分に適した業者を見つけてみてはいかがでしょうか。
一般的に車の価値は時間が経過するほど、下がります。そのままの状態にせずに、まずは買取専門業者に車の状態を確認してもらうことをおすすめします。大手買取専門会社であるカーセブンでは無料で査定が出来ますし、車の状態などによっては、へこみや傷がついた車でも高い価格がつく可能性もありますので、カーセブンで無料査定をおすすめします。
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