車を売却する際に、どのような書類が必要になるのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。この記事では、車の査定に必要な書類、再発行の方法や査定前にやるべきことを解説します。意外と見逃しがちな点もあるのでぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
- 査定前に必要な書類
- 書類の再発行方法
- 査定前にやるべきこと
一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。
少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。
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目次
個人名義の車を売却する際に必要な書類

まずは、車の買取査定に必要な書類を見ていきましょう。買取査定を受ける際は、以下の8つの書類を用意しておきましょう。
・車検証
・自賠責保険証明書
・自動車税納税証明書
・印鑑証明書・実印
・リサイクル券
・整備記録簿
・委任状
・譲渡証明書
それでは、各書類について紹介していきます。
車検証
車検証は、自動車が国の定める保安基準を満たしていることを証明するための書類です。車の所有者の氏名や住所などの個人情報が詳しく記載されています。
車検証は、運転時に携帯することが義務付けられているため、常に車に保管している人もいます。もし紛失してしまった場合は、再発行が可能です。車を所有する上で特に重要な書類のため、紛失した際は早急に再発行しましょう。
ただし、手続きには時間がかかる場合もあるので、早めに確認しておくのをおすすめします。
自賠責保険証明書
自賠責保険証明書は、自賠責保険に加入していることを証明する書類です。自賠責保険は、車の持ち主が必ず加入しなければいけません。
車検や新規登録の際には、自賠責保険証明書が必要です。車検証と同様に、車を運転する時は車に搭載することが義務付けられているので、必ず一緒に保管しましょう。
多くの人が車に保管していますが、万が一紛失してしまった場合は、再発行可能です。早急に再発行手続きを行いましょう。
自動車税納税証明書

自動車納税証明書は、車の査定の際に必ず提出しなければいけない訳ではありません。しかし、事前に納税していることを証明しておけば、売却後のトラブルを防止できます。そのため、自動車納税証明書は先に用意しておきましょう。
ただし、クレジットカードで納税し、支払いの確認が取れている場合は、提出が不要なケースもあります。気になる場合は査定を依頼する予定の業者に、事前に確認しておきましょう。
印鑑証明書・実印
印鑑証明書は、普通自動車を査定に出す場合に必要になります。印鑑証明書は、登録された実印が使用者本人と紐づいていることを証明する書類です。
普通自動車を買取に出す際は、多くのケースでは買取業者が運輸支局で名義変更をします。名義変更には、車の所有者の実印を押した書類が必要です。
また、印鑑が登録された本物なのかを証明する、印鑑証明書も提出しなければいけません。なお、軽自動車を売却する際は、印鑑証明書は必要ありません。
車を売却する際の印鑑証明書に関してさらに詳しく知りたい方は、車売却の際に印鑑証明は必要?取得方法やその他必要な書類・注意点について徹底解説の記事もあわせて読んでみてください。
リサイクル券

車を購入した時に、リサイクル料金を支払うことで受け取るリサイクル券があります。リサイクル券は、車両を廃車処分する際に安全に解体するための処分料を納付したという証明書です。
もしリサイクル券が紛失してしまった場合は、再発行ができません。そのため、紛失しないように注意して保管しておきましょう。
ただし、リサイクル料金を預託していることを証明できれば問題ありません。なくしてしまっていても、まずは焦らずに買取業者に相談してみてください。
整備記録簿
整備記録簿は、12ヶ月または24ヶ月毎に義務付けられている法定点検整備を受けたことを証明する書類です。整備記録簿には、部品の状態などの詳細が記載されています。
整備記録簿は、査定の際に絶対に必要という訳ではありません。ただし、車の状態が良いことが証明されれば、査定額に影響を与えます。高額で売却したい場合は、整備記録簿を用意しておきましょう。
注意したいのが、整備記録簿は汚損や破損でも査定額が下がることです。綺麗なまま保存するように心掛けるようにしましょう。
委任状
委任状は、車を売却することになった時に必ず必要です。売却時には、その時の車の所有者から名義変更をしなければいけません。名義変更を買取業者に委託するために、委任状の書類が必要になります。
事前に用意しておきたい場合は、国土交通省のホームページから印刷した委任状に記入をして持参しましょう。ただし、店頭に用意している買取業者も多いため、店舗で記入しても問題ありません。
譲渡証明書
譲渡証明書は、自動車の名義変更をする時に必要な書類です。譲渡証明書は、国土交通省のウェブサイトからダウンロードすることで用意できます。買取業者が用意してくれる場合もあるため、不安な場合は先に確認しておきましょう。
譲渡証明書は、車名・型式・ 車台番号・ 原動機の型式・ 譲渡年月日などを詳しく記載し、捺印しなければいけません。記入の仕方も決まっているので、正しく記載しましょう。
軽自動車を売却する際に必要な書類

軽自動車と普通車では、売却時に必要となる書類が異なるため注意が必要です。軽自動車を売却する際に必要な書類を以下にまとめました。
・自動車検査証(車検証)
・自賠責保険証明書
・自動車リサイクル券
・自動車納税証明書
・認印
普通車の売却する際に必要な委任状や譲渡証明書などは、軽自動車を売却する際には不要です。また、用意しなければならない印鑑にも違いがあり、軽自動車の売却では認印で手続きができます。
売却したい車の種類に応じて、どの書類が必要なのかをあらかじめ確認しておきましょう。
軽自動車の買取に関してさらに詳しく知りたい方は、軽自動車は高く売れる?軽自動車の買取相場や買取の流れ・必要書類を解説の記事もあわせて読んでみてください。
場合によっては車の買取査定で必要となる書類

車の買取査定では、場合によって必要となる書類もあります。自分に必要かもしれない書類を先に知っておけば、後から急いで用意しなくて済みます。
それでは、ここからは以下の4つの書類について解説していきます。
・住民票
・戸籍謄本
・戸籍の附票
・遺産分割協議書
住民票|引越し・結婚・離婚・ローンの名義がディーラーやローン会社の場合
住民票が必要になる状況は、車検証に記載された住所や氏名などが現在と異なる場合です。例えば、以下のような場合は、住民票が必要です。
・転居したのに車検証の住所変更をしてない
・結婚、離婚をして氏名が変わった
・ローンを組んでいて、名義がディーラーやローン会社となっている
住民票は、市区町村役場で手に入ります。最近ではマイナンバーカードがあればコンビニでも取得できるようになりました。そのため、比較的取得しやすい書類と言えます。
戸籍謄本|結婚+他県への引越し・相続の場合
戸籍謄本が必要になる場合として、以下の2つのケースがあります。
・結婚して転居で都道府県をまたぐ
・亡くなった人の車を売却する
上記のような場合は、戸籍謄本を用意しておきましょう。結婚して名前が変わるだけであれば、住民票だけで問題ありません。
亡くなった人が車の所有者だった場合、まず相続者が名義変更をしなければいけません。そのために戸籍謄本が必要となります。住民票と同様、コンビニでも取得可能なため、戸籍謄本もすぐに準備できます。
戸籍の附票|2回以上の引越しの場合
戸籍の附票は、本籍地の役所で戸籍の原本と一緒に保管されている書類です。戸籍が作られてから、現在に至るまでの住所が全て記録されています。
戸籍の附票は、2回以上の引っ越しをしている人が準備しなければいけない書類です。住民票には1つ前の住所までが記載されるため、1回だけであれば住民票で構いません。
2回以上の場合は、住所の繋がりを証明するためにも戸籍の附票が必要です。本籍地がある自治体の窓口で請求しなければいけないので、必要な場合は早めに用意しましょう。
遺産分割協議書|相続の場合
遺産分割協議書は、遺産の分け方を決める遺産分割協議の内容をまとめた書類です。車の所有者が亡くなった場合、相続の手続きをしないと売却や廃車ができません。
遺産分割協議書は、遺産分割協議が完了したという証明になります。遺産分割協議書は重要な書類ですが作成に時間がかかります。そのため、必要となったら、早めに用意しましょう。
100万円以下の車を相続する時は、遺産分割協議書ではなく「遺産分割協議成立申立書」でも手続きが可能です。申立書は、相続する人だけの実印で大丈夫なため、簡単に済ませられます。
法人名義の車を売却する際に必要な書類

法人名義の車を売却する際には、個人名義の車のときと必要書類が一部異なります。法人名義の車を売却する際に必要な書類は、以下のとおりです。
・自動車車検証(車検証)
・自賠責保険証明書
・自動車リサイクル券
・自動車税納税証明書
・法人実印(代表者印)
・法人の印鑑証明書
・委任状
・譲渡証明書
・履歴事項全部証明書
法人名義の車を売却する際に必要な書類は、基本的には個人名義の車の売却時とあまり変わりません。個人名義の車の売却時と異なり必要になるのは、以下の3つです。
・法人実印
・法人の印鑑証明書
・履歴事項全部証明書
それぞれの書類について、詳しく解説していきます。
法人実印
法人実印とは、登記の際に法務局へ届出を行った印鑑のことです。会社を設立するときには、印鑑登録を行うことが一般的です。
もしも、法務局に届出をした印鑑を紛失した場合には「改印届」を提出しなければなりません。「改印届書」は法務局の公式HPよりダウンロード可能です。新しい印鑑や代表者の個人実印などとともに法務局に提出して登録できます。
法人の印鑑証明書
法人名義の車を売却する際には、法人実印が正式なものということを証明するために印鑑証明書の提出が必要です。印鑑証明書は、発行してから3ヶ月以内のもののみ有効です。法人の印鑑証明書の取得方法には、以下の3つがあります。
・法務局へ行って直接窓口や証明書発行請求機で申請する
・郵送で申請する
・オンラインで申請して法務局や郵送で受け取る
法人の印鑑証明書は個人のものと違ってコンビニでの発行ができないため、注意しましょう。
印鑑証明書は、どこの法務局でも取得できます。印鑑証明書を申請する際には、印鑑登録の際に交付される「印鑑カード」が必要です。オンラインの申請だと、場所や時間を気にせずに行えるため、最もおすすめな方法といえます。
履歴事項全部証明書
履歴事項全部証明書とは、法務局から交付される登記事項証明書の1つで、会社または法人の登録簿に記載されている会社名や住所などの事項を証明します。履歴事項全部証明書の取得方法は、以下の3つがあります。
・法務局の窓口で申請する
・郵送で申請する
・オンラインで申請する
法務局の窓口や郵送に比べると、オンラインでの申請は時間や申請場所を選ばないためおすすめです。また、オンラインで申請すると、法務局の窓口や郵送で申請するよりも100円程度安く受け取れます。
査定の段階で用意しておいた方がいいもの

査定の際に必要になる書類などを紹介しましたが、他にも先に用意しておくと安心なものがあります。査定を受ける際は、必要書類とあわせて以下の3つの書類を用意しておきましょう。
・保証書
・取扱説明書
・メンテナンスノート
・純正オプション
・備品
保証書
保証書は、車の保証期間が記載された書類のことで、メーカーやディーラーから保証を受けるために必要な書類です。一般的には、「メンテナンスノート」として点検整備記録簿と保証書が1冊にまとめられています。
保証書に記載されている内容はメーカーごとに異なりますが、主な項目は以下のとおりです。
・保証内容
・保証修理の受け方
・ドライバーが守る項目
・保証期間
・保証しない項目
保証内容もメーカーよってさまざまですが、一定の期間や走行距離だと部品交換やメンテナンスを無償でしてもらえます。
取扱説明書
取扱説明書は、購入時に手渡された車の取扱説明書です。車本体の扱い方が分からない時に役立つ書類ですが、普段は読まないと言う人も少なくありません。しかし、取扱説明書が保管されているかどうかで、車の査定額に差が出ます。
どの程度査定額に差が出るかは、買取業者によって違います。しかし、あった方が確実に有利になるため、査定前に取扱説明書の有無を確認しておきましょう。
メンテナンスノート
メンテナンスノートは、メーカー保証書と点検整備記録簿がセットになったもので新車購入時に渡される書類です。車のコンディションやメンテナンス状況を把握できる書類のため、査定の際は用意しておきましょう。
メンテナンスノートは、法律では車の中に常備することが義務付けられています。しかし、不携帯時の罰則がないこともあり、紛失したままの人も少なくありません。販売した記録が残っていれば再発行できる可能性があるため、車を購入した販売店に確認してみましょう。
純正オプション
車のオプションには、以下の3種類があります。
・メーカーオプション(純正オプション)
・ディーラーオプション(純正オプション)
・社外オプション
査定する時に最もあると望ましいのが、メーカーオプションです。なぜなら、メーカーオプションは、新車購入時にしか取り付けができず希少性が高く、査定額が上がりやすいからです。
しかし、他の2つも希少性が低いからといって価値も下がると決まった訳ではありません。そのため、今あるオプションはそのままにして、査定を受けるのをおすすめします。
備品
新車購入時に渡されるスペアキーなどの備品も査定額に影響するため、事前に用意しておくと安心です。車の鍵は、大きく以下の2種類に分けられます。
・リモコンキー:鍵の開閉やエンジンをかけるために必要な鍵
・キーレスシステム:リモコンキーの機能とイモビライザー機能
キーレスシステムに搭載されている「イモビライザー機能」とは、簡単にいうと防犯装置のことです。鍵にイモビチップと呼ばれるICチップが入っており、チップのIDコードと車体に登録されているIDコードが一致した場合にのみ、エンジンがかかる仕組みになっています。
キーレスシステムはスマートキーのことで、メーカーによって名称が違います。キーレスシステムは、ディーラーやメーカーでなければ作製できないものがほとんどのため、スペアキーの有無が査定額に大きな影響を与えます。
車の査定前に書類を用意しておくメリット

車の査定前には、様々な書類が必要なことが分かりました。それでは、これらの書類を用意しておくことで、どういったメリットがあるのでしょうか。査定前に書類を用意しておくと、以下のメリットがあります。
・査定額に良い影響を与えることがある
・書類が不足していないか事前に確認しておくことができる
それぞれのメリットを詳しくみていきましょう。
査定額に良い影響を与えることがある
車の査定前に書類を用意しておくことで、査定額がアップする可能性があります。査定前に必要な書類がないと、買取に時間がかかり手続きがスムーズに進みません。
車は売る時期が早いほど相場が上がるため、あまり時間をかけると買取価格が下がってしまうかもしれません。
他にも、初めから書類を揃えていくことで、きちんとした所有者という印象を与えられます。印象が良ければ、査定に良い影響を与えることも考えられます。
書類が不足していないか事前に確認しておくことができる
先述したように、車の査定には絶対に必要な書類と、人によって必要な書類があります。何が自分に必要なのか把握していない人や、必要な書類を紛失した人も少なくありません。
書類が揃わないと、いくら条件がよくても手続きはできません。査定する前に、書類が不足していないか確認しておけばそれらを回避してスムーズに話を進めていくことができるでしょう。
車の売却時に必要な書類の再発行方法

必要な書類を紛失した場合どうすれば良いか悩む人もいます。しかし、紛失しても、再発行が可能な書類もあります。以下の4つの書類は紛失しても再発行あるいは、代替書類の提出が可能です。
・車検証
・自賠責保険証明書
・自動車税納税証明書
・リサイクル券
それぞれの再発行の方法について見ていきましょう。
車検証
車検証がなくても査定は受けられます。しかし、車検証がなければ、最終的に買取ってもらえません。紛失が判明したら、すぐに再発行手続きをしておきましょう。
車検証の再発行は、普通自動車は運輸局で、軽自動車なら軽自動車検査協会ですることができます。普通自動車の場合は再発行に以下の5つが必要です。
・使用者の委任状
・身分証明書
・申請書
・理由書
・手数料の納付書
買取業者に依頼することもできますが、その場合は手数料として1万円程かかります。自分で手続きをした時は自動車検査登録印紙の300円で済むため、可能であれば自分で行いましょう。
自賠責保険証明書
自賠責保険証明書は、紛失した場合と汚れてしまってる場合で再発行方法が若干異なります。自賠責保険証明書は、加入している保険会社で再発行依頼ができます。紛失した場合は、以下の4点を揃えて再発行を依頼しましょう。
・車検証
・印鑑
・保険契約者本人であることの確認書類
・再発行申請書
また、損傷や汚れてしまった場合は、以下の2点を準備して再発行を依頼しましょう。
・印鑑
・損傷した自賠責保険証明書
自動車税納税証明書
自動車税納税証明書は、都道府県税事務所や自動車税管理事務所にて再発行を申請できます。代理人が申請する場合は、代理人の本人確認書類や委任状が必要な可能性もあるため、事前に確認しておきましょう。
郵送で申請することもできるため、窓口を訪れる時間がない人はこちらもおすすめです。同じく都道府県税事務所や自動車税管理事務所に、必要な書類を送付します。郵送による再発行申請は、窓口より時間がかかります。そのため、早めに手続きを行いましょう。
リサイクル券
車のリサイクル券は、紛失しても再発行ができません。ただし、紛失していても、問題ありません。なぜならリサイクル料金を払っている証明さえできれば、車の査定に影響はないからです。
紛失していたら、まずは自動車リサイクル促進センターが管理するサイトにアクセスしましょう。そこから「自動車リサイクル料金の預託状況」を印刷します。
そうすることで、リサイクル券の替わりに預託状況を証明可能です。
査定前にやるべきこと

書類の準備以外にも、査定前にはやるべきことが多くあります。やらなければいけないことが多く混乱することもありますが、スムーズに取り引きを進めるためには必要なため、焦らず1つずつ進めていきましょう。
情報を確認
まずは、車の基本情報を改めて確認しておきましょう。必ず把握しておきたいのは、以下の4つです。
・車の車種
・メーカー
・年式
・走行距離オプション
上記の情報は、査定する上で特に重要です。自分の車を売るにあたって、車の情報をよく理解しておくことは強みになります。そのため、車の基本情報や、自分が乗っていた際の状態をできるだけ多く頭に詰め込んでおきましょう。
エンジンの状態を確認
エンジンが故障していないか、正常に動くかもよく確認しておきたいポイントです。なぜなら、エンジンが壊れている場合は、減額対象になるからです。エンジンが壊れている場合も、軽い故障と完全に壊れている状態では、査定額に大きな差が出ます。
しかし、大規模な修理が必要な場合、高額な料金が必要です。そのため、もし壊れていたとしても、査定額が下がる覚悟でそのまま査定に出すことをおすすめします。
車の所有者を確認

車の所有者を確認しておきましょう。ローンの返済中であれば、所有者がローン会社やディーラーになっている可能性もあります。
ローンの返済中は、基本的に買取ってもらえません。完済しているのに名義変更されていない場合は、所有者になっている会社に連絡して手続きしてもらいましょう。
ローンの途中であってもローンを組み直すことによって売却が可能になるため、買取業者に一度相談してみましょう。
車検日を確認
車検日も査定に影響が出るので注目してください。車検の残り期間が4ヶ月以上あれば、査定のプラス対象です。
買取業者によって金額に違いが出ますが、高くなるといっても1,000〜3,000円程アップする程度です。そのため、それほど大きく差が出る訳ではありません。
しかし、できるだけ高額での買取を希望する場合は車検の残り期間が4ヶ月以上を切らないように注意しましょう。
必要書類を確認
車の査定に必要な書類を確認しておきましょう。この記事で解説した用意すべき書類を確認し、今手元にあるもの、ないものを把握しておきます。紛失している書類は、早めに再発行の手続きを済ませておくことで、スムーズな取り引きに繋がります。
住民票や戸籍謄本などの、場合によっては必要な書類に関しても、自分にあてはまらないか見落としがないようによくチェックしておきましょう。
純正オプションやパーツの用意

車を購入した後に、社外オプションで自分好みに車をカスタマイズしている人は珍しくありません。しかし、査定に出す場合は、社外オプションより純正オプションの方が査定額は上がりやすいです。
そのため、可能であれば純正オプションに戻しておくことをおすすめします。ただし、パーツの交換に工賃が発生するなど、難しい作業になる場合は無理に交換しなくても問題ありません。
そのような際は、パーツだけ用意しておいて査定に臨みましょう。
傷の有無を確認
査定前に車に傷がないかを細かく確認しておきましょう。当たり前ですが、傷やへこみがあると査定額に影響します。しかし、面積が小さい傷や浅いへこみであれば、そこまで大きく減額される心配はないでしょう。
自分で上手く修理する自信がある人は良いですが、下手に修理してもプロの目はごまかせません。大きい傷やへこみ、または自分での修理に自信がない人は、そのまま査定に出しましょう。
車内の清掃
車内の清掃はしておいた方が良いのか、悩む人は少なくありません。車内の清掃や洗車をして綺麗にしておくと査定額が上がりそうだと考える人もいます。しかし、多くのケースでは内外装の綺麗さは査定額に特に関係はありません。
しかし、見た目を綺麗にしておいて損することはありません。やはり、車を丁寧に扱っていることが査定士に伝わると印象が良くなるため、目につく場所は綺麗にしておきましょう。
トランクやダッシュボードなども、見逃しがちなので忘れないようにみてください。
【状況別】車の名義人が違う時の手続きの流れ

車の名義人が異なる場合でも、名義変更をしたり、委任状を利用したりすることで売却が可能です。しかし、車の名義人が誰なのかによって手順が異なるため注意しましょう。
ここでは、名義が以下の2つの場合について、それぞれ解説していきます。
・名義がローン会社やディーラーの場合
・名義が家族の場合
対応を間違えてしまうと、トラブルに発展する可能性もあるため、事前に確認しておきましょう。
名義がローン会社やディーラーの場合
ローンで購入した車の名義は、ローン会社やディーラーになっています。名義がローン会社やディーラーになっている場合は、ローンを完済して所有権を解除してもらわなくてはなりません。
名義がローン会社やディーラーの場合の手続き方法は、以下のとおりです。
- ローンを完済する
- ローン会社に連絡して所有権を解除してもらう
- 名義変更する
- 売却の手続きをする
車購入時に手続きしたローンを完済しないと、名義変更の手続きはできないため、売却もできません。ローンが残っている場合には、何らかの方法で完済しましょう。
また、ローン会社に所有権を解除してもらっただけでは名義は変わらず、改めて名義変更の手続きも必要です。車の名義変更は、車買取業者が代行することが一般的です。
名義が家族の場合
売却を考えている車が親など家族の場合には、同意があれば名義変更せずに売却ができます。ただし、トラブルを避けたい場合には、事前に名義変更しておくと安心です。
一般的には、車買取業者に名義変更手続きを代行してもらうことが可能です。ただし、名義変更には、以下の書類を用意する必要があります。旧所有者と新所有者では用意する書類が異なるため、事前に確認しておきましょう。
旧所有者 | 新所有者 |
・印鑑証明書 ・委任状 ・譲渡証明書 ・自動車検査証(車検証) | ・印鑑証明書 ・委任状 ・自動車保管場所証明書 |
新所有者も旧所有者も、印鑑証明書を提出しなければならず、委任状や譲渡証明書には実印が必要です。名義変更に関する書類については、売却を検討している店舗や陸運支局などに問い合わせて確認することをおすすめします。
正しい手続きをしたうえで売却しないと、後々トラブルに見舞われる可能性があります。
車買取時の名義変更に関してさらに詳しく知りたい方は、車買取後に名義変更してくれない!トラブルの対策や防止法を徹底解説の記事もあわせて読んでみてください。
高額で査定してもらうコツ

せっかく車を買取ってもらうなら、高く買取してもらいたいものです。実は高額で査定してもらうにはコツがあります。ここからは、車を高額で買取してもらうコツを紹介します。
買取価格の相場を調べる
車を高く売りたければ、買取価格の相場をよく調べておきましょう。車の査定額は、年式や走行距離、次回の車検時期などで決まります。
ただし、タイミングや車の状態によっても変わるので、あくまで大体の価格しか分かりません。それでも、予め価格の相場を知っておけば、あまりに安く査定された場合でもすぐに気付くことができます。
高額を狙える時期に買取を依頼する
高額買取を狙える時期を狙って買取を依頼しましょう。特に1〜3月と9月は、車の需要が増える時期です。また、多くの買取業者が決算期を迎えるということもあり、査定額が高くなるため狙い目です。逆に12月は車の需要が下がり、本来より安い価格でしか売れないケースもあります。
また、夏が近づくとオープンカーが高く売れるなど、買取相場は時期や車種によっても差が出ます。このような理由から、需要が下がる時期は避け、需要が増える時期を狙いましょう。
査定を複数業者に依頼する
よほど時間がないという事情がなければ、複数の業者に査定を依頼しておきましょう。査定額は、どの買取業者でも同じだと考える人もいます。しかし、業者によって査定額は大きく異なります。
そのため、複数の買取業者の中で、高額で査定してくれる業者を選びましょう。または、最も高い金額を提示してくれた業者を他の買取業者に伝えてみるのもポイントです。
もしかすると、さらに高い査定を期待できるかもしれなません。交渉に自信がある人は試してみてください。
一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。
少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。
特にカーセブンは大手買取業者で40万円以上も買取相場より高く売れることもあるので、まずは無料で査定価格をチェックしてみてください。
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車の査定から買取までの手続きの流れ

初めて車の査定をする時に気になるのが、買取までの流れなのではないでしょうか。自分の納得いく取り引きにするためにも、以下の5つの流れを把握しておきましょう。
1.査定を依頼する
2.業者を選ぶ
3.査定を受ける
4.売買契約を結ぶ
5.車の引き渡し入金確認
査定を依頼する業者を選ぶ
まずは査定を受けるにあたって重要な買取業者を選びましょう。できれば、自宅から近い場所で複数の業者を選んでおきます。また、口コミなども見て評判が良いところから探すと安心できるでしょう。
買取業者選びは、一連の流れの中でも重要なポイントなため、よく考えて決めてください。選べない場合は、一度の申し込みで複数の買取業者に査定を依頼できる一括査定サイトを利用してみましょう。
査定を受ける
業者を選んだら査定を依頼し、実際に査定してもらいましょう。査定の際は、業者の担当者が必要な指示を出してくれるため、それに従えば問題ありません。
査定日までに必要な書類を揃えておきましょう。また、エンジンや傷の有無など、確認しておくべきところは先に済ませておいてください。
査定にかかる時間は、30分〜1時間程度です。査定後は商談をすることが多いので、時間には余裕を持っておきましょう。
売買契約を結ぶ

納得のいく買取額が決まったら、売買契約を結びます。契約後にトラブルが起こらないように、査定額の詳しい内訳や契約書の内容をよく確認してください。全てに目を通し、納得ができたらサインしましょう。
契約の際、分からないことがあっても業者側が丁寧に進めてくれるため、説明をよく聞いて手続きをしてください。契約をしてから内容を覆すことは難しいため、疑問点や不審な点は契約の前に解消しておきましょう。
車の引き渡し
手続きが完了したら、いよいよ車の引き渡しを行います。車を引き渡す前に、車内に忘れ物や個人情報が残ってないかなどの最終チェックを行いましょう。車を引き渡した後に、忘れ物に気付いても回収が難しいです。そのため、最後の確認は入念に行いましょう。
最終チェックの完了後、買取業者から確認が入ります。確認して問題がなければ、車を引き渡して一連の手続きが完了です。
入金確認
車の引き渡し後、最後は入金の確認をするだけです。店舗によって、振込にかかる日数が異なります。大体2日〜2週間程度と言われていますが、不安な人は先に担当者に確認しておきましょう。
予定日が過ぎても入金がなければ、買取店に連絡してください。指定した口座に振込が確認できたら、業者の選定から買取まで全ての手続きが完了です。受け取った書類等があれば、必ず保管しておきましょう。
売却時の入金に関して、さらに詳しく知りたい方は車を売るならどこがいい?売却相場や必要書類・売却の流れなどもあわせて解説の記事もあわせてご覧ください。
まとめ

この記事では、車の査定に必要な書類について解説しました。車の査定には、必要な書類が多く、場合によってはさらに揃える量が増えます。それでもスムーズかつ、高額に査定してもうためには事前に用しておくことが大切です。
今後、車の査定を考えている人は、この記事を参考にして下さい。
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