10年落ちのプリウスの買取・下取り価格相場はどれくらい？乗り換えのタイミングもあわせて解説

世界初となる「量産型ハイブリッドモデル」として発売されたプリウスは、国内に限らず、世界中で高い人気と重要性があります。また、新車に限らず、中古車市場でも高い買取金額が期待できる傾向にあり、納得できる査定金額が期待できるでしょう。

では、実際に10年落ちプリウスの買取・下取り価格相場はどのくらいなのでしょうか。

そこでこの記事では、10年落ちプリウスの買取・下取り価格相場を解説します。10年落ちプリウスの価格相場が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。
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10年落ちのプリウスは何代目？グレードは何がある？

10年落ちのプリウスは、2013年式のモデルに該当します。10年落ちのプリウスに関するグレードを以下にまとめました。

10年落ちのプリウスのグレードは、多種多様な選択肢が用意されており、ニーズに合わせたモデルを選択できるメリットがあります。また、8つのグレードの中でも「Sツーリングセレクション・マイコーデ」は特別仕様車であり、中古車市場でも高い買取金額が期待できるでしょう。

【走行距離別】10年落ちのプリウスの買取・下取り価格相場

10年落ちプリウスの買取・下取り価格相場を、走行距離ごとに以下の表でまとめました。

走行距離	買取相場
20,000km以下	算出なし
20,001km〜40,000km	1万円〜90万円
40,001km〜60,000km	70万円〜75万円
60,001km〜80,000km	30万円〜95万円
80,001km〜100,000km	20万円〜65万円

走行距離別に10年落ちプリウスの買取相場を比較すると、走行距離が4万km〜6万km以内であれば、70万円以上の買取金額が実際に提示されています。

さらに、走行距離8万kmでも95万円の買取金額が提示されており、状態によっては高価買取が期待できるでしょう。

【グレード別】10年落ちのプリウスの買取・下取り価格相場

10年落ちプリウスの買取・下取り価格相場を、グレードごとに以下の表でまとめました。

グレード	買取相場
Sグレード	39.5万円〜75万円
Sツーリングセレクション	50万円〜95万円
Gグレード	70万円

10年落ちプリウスの買取・下取り相場をグレード別に比較すると、最も高い買取金額が期待できるモデルは「Sツーリングセレクション」です。Sツーリングセレクションは、プリウスの中でも上級グレードに設定される車であり、高価買取が期待できる傾向が高いです。

そのため、少しでも高く車を売却検討している方は、「Sツーリングセレクション」の購入を検討してみましょう。

買取・下取り価格が高いプリウスの特徴

買取・下取り価格が高いプリウスの特徴を以下に3つまとめました。

それぞれ詳しく解説します。

人気カラーのプリウス

プリウスで人気のボディカラーは「プラチナホワイトパールマイカ」です。プラチナホワイトパールマイカは、天然雲母を混合させた塗料であり、まるで真珠のように光輝く塗装面が特徴的な車です。

他のボディカラーと比較すると、「5万円〜10万円」ほど高い買取金額が期待できる傾向もあります。そのため、プリウスを少しでも高く売却したい方におすすめのボディカラーです。

人気オプションを装備したプリウス

人気オプションを装備したプリウスは、査定金額がアップしやすいです。

とくに、パノラミックビューモニターや17インチスチールホイール、パノラマルーフなどが人気です。これらは加点対象として判断される傾向が高いです。

そのため、売却することも考慮して、プリウスの購入検討を進めていきましょう。

内装の消臭・掃除が行き届いたプリウス

内装の消臭と掃除が行き届いたプリウスは、高い値段で買取される傾向にあります。車の外装と同じく内装の状態も査定金額に大きく反映する1つの判断材料です。

そのため、シートが汚れている、もしくはペットやタバコの臭いが車内に充満している場合、査定金額は減額される可能性は高くなるでしょう。最低限、室内清掃や車内にあるゴミを分別するなどの対策は、高価買取を狙う上で欠かせないポイントでしょう。

10年落ちのプリウスの口コミ・評判

10年落ちのプリウスに関する口コミや評判を以下にまとめました。

10年落ちプリウス契約しちゃった😋

4.9万キロ走行で凄く丁寧に乗ってる感じだから大丈夫と信じよう…！ pic.twitter.com/99wdtvfhbO

— AKI⛳️ゴルフマニア (@Golf_Mania72) May 29, 2021

10年落ちプリウスの車検代が安すぎでは？ pic.twitter.com/D2LeuuJoPL

— いなづま (@inaduma) January 16, 2021

13年落ち9万キロのプリウス(第3世代前期型)が乗り出し56万円で乗れるけど、自動車税が13年目から15%アップしたり、車検が来年発生するのを考えると、10年落ち4.5万キロの車検付きで乗り出し85万のプリウスの方が良いかな🧐

中古車は本当に正解が分からない！ pic.twitter.com/9CfVYLBmOj

— AKI⛳️ゴルフマニア (@Golf_Mania72) May 29, 2021

10年落ちプリウスの口コミや評判を確認すると、「10年落ちプリウスを購入した」という声が多数紹介されていました。中には、車検代が思っている以上に安いなどの声も紹介されており、費用面のお得感を感じている方もいるみたいです。

高く買取してもらうなら下取りより買取がおすすめ

プリウスを高く買取してもらうには、下取りで売却するよりも、買取で売却することをおすすめします。

下取りとは、ディーラーで新車などに買い換える際、今乗っているプリウスを売却し、買取金額を新車購入費用から差し引く方法です。下取りは、売却から新車購入までの一連の手続きを、全て1つのディーラーがサポートしてもらえるメリットがあります。

一方で、下取り金額は買取業者で買取ってもらう場合と比較して低くなりがちです。そのため、プリウスをより高く売りたい場合は、下取りではなく買取を選択しましょう。

カーセブンは大手買取店でプリウスの買い取り実績も豊富でおすすめ。たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。

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経年劣化するとどのような故障が起きる？

経年劣化することで車のどのような故障が起きるのかを以下にまとめました。

それぞれ詳しく解説します。

エンジンオイルの漏れが発生しやすくなる

エンジンオイルは、車の潤滑作用のためになくてはならない存在です。エンジンオイルが漏れるには様々な要因がありますが、特に外部漏れには十分に注意が必要です。

エンジンオイルの外部漏れとは、車の下回りからエンジンオイルが漏れることで、水たまりのように液体が漏れ出す症状を意味します。

エンジンオイルが漏れてしまうと、「エンジンの焼き付き」により、エンジン丸ごとダメにしてしまう可能性も少なくありません。そのため、エンジンオイルが漏れた場合には、早急にディーラーや修理業者に診断もしくは修理対応してもらいましょう。

オートマオイルが交換できなくなる

オートマオイルは、「エンジンオイル」と同じく定期交換が必要な油種です。オートマオイルは、AT車にはなくてはならない液体の1つとも言えます。

走行距離が増加したオートマオイルの汚れを交換した場合、オートマオイルの汚れがトランスミッション内で詰まってしまうケースがあるのです。最悪の場合は、トランスミッション自体の故障につながりかねません。

そこで、あえて交換を控えることでトランスミッションの故障リスクは減ります。しかし、劣化したオートマオイルを使い続けると、燃費や走行性能が悪化する場合もあるので注意が必要です。

足回りの部品が劣化する

足回りの部品も車と同じく消耗部品のため、定期的な交換が必要です。足回りの部品が劣化することで、地面から受ける衝撃をサスペンションが受けきれなくなり、結果的に他の部品損傷に繋がる可能性が高くなります。

足回りの交換費用も高額になりやすい傾向が高く、10万円以上の修理費用が発生してもおかしくありません。そのため、買い替えを検討する原因の1つでしょう。

エアコンがきかなくなる

エアコンが効かなくなることも経年劣化により発生する症状の1つです。エアコンが効かない原因は、コンプレッサーの故障、エバポレーターのトラブル、エアコンガスの不足や漏れなどが挙げられます。

とくに夏や冬に車のエアコンが使えないことは、死活問題に関係してきます。エアコンが急に使えなくならないためにも、車の定期点検は欠かさずに実施していきましょう。

灯火類が点灯しなくなる

灯火類が点灯しなくなる症状も、経年劣化により発生する原因の1つです。灯火類とは、LEDランプやディスチャーランプ、HIDランプなどが挙げられます。

中でもLEDランプの交換費用は、高額になりやすいため注意が必要です。交換費用としては、おおよそ3万円〜5万円ほどでしょう。

マフラーに穴があく

マフラーに穴があく原因としては、マフラー内部に溜まる水が関係しています。マフラーは、車内に溜まったガスを廃棄する役割があり、排気ガスには多くの水分が含まれています。

また、排気ガスと外気の温度差は意外と大きく、結論のようにマフラー内に水が溜まる可能性も少なくありません。マフラー内部に水が溜まることで、結果的に錆が発生して腐食まで進み、穴が空いてしまう症状も発生します。

車のボディが錆びる

車のボディの錆は、傷跡や擦り傷、車同士の衝突による衝撃などで発生する可能性があります。具体的には、車の鉄部分が外気と触れることで、錆が発生する仕組みです。

通常、車は塗装面で覆われており、錆が発生しない仕様になっています。しかし、何かしらの原因で車体表面の塗装膜が剥がれてしまうと、錆が繁殖してしまうのです。

10年落ちのプリウスは乗り換えるべき？判断するポイント

では、10年落ちのプリウスは乗り換えるべきなのでしょうか。乗り換えるべきかの判断ポイントを以下に6つまとめました。

それぞれ詳しく解説します。

維持費が高くなった

車を所有することで負担する費用は、車両購入金額だけではありません。車の維持費には、毎年発生する自動車税や定期メンテナンス代、車検代、タイヤの交換代なども含まれます。車は経年劣化する商品であり、初度登録からの経過年数が多いほど、車を維持する費用も徐々に高くなりやすいでしょう。

修理や交換のコストや効果

車の不具合が発生した場合、初度登録からの経過年数が多いほど、部品交換や車の修理にかかる費用が上がります。

修理や交換のコスト面を考慮して、現在所有しているプリウスの費用面が気になる方は、乗り換えを検討してみてください。

車検のタイミング

車検のタイミングは、初度登録から3年未満は「3年に1回」、その後は「2年に1回」のタイミングで実施しなければいけません。車検費用も回数を重ねるごとに消耗部品の交換やその他、エンジン周り、サスペンション部分の不具合が発生することで修理費用がかさみます。

そのため、車検満了日がくる前段階でプリウスのからの乗り換え検討を進める方法も1つの手段でしょう。

ライフスタイルの変化

ライフスタイルの変化も、乗り換えを検討する1つのポイントです。ライフスタイルの変化は、いつ自分の身に起こるのか誰にも分かりません。ライフスタイルの変化とは、具体的に結婚やお子様の出産、転職、海外転勤など、人によって様々です。

また、ライフスタイルに合わせて最適な車を購入することで、結果的に不満を感じない車選びにも繋がるでしょう。そのため、後悔しないためにも、ライフスタイルの変化に合わせた車選びを意識してみましょう。

車から異音が聞こえる

車から異音が聞こえる場合には、車の買い替えのサインかもしれません。車に異音が発生する原因には、様々な故障内容が疑われます。異音が発生している原因がエンジン部分の場合、そのままの状態で走行し続けると、エンジンが急に停止してしまう可能性も少なくありません。

最悪の場合、エンジンのオーバーホールやエンジンを丸ごと交換しなければいけない可能性が考えられます。そのため、エンジンから異音が聞こえる場合には、早急にディーラーや修理業者に車を確認してもらいましょう。

損傷箇所が大きい際には、新しい車への乗り換えをおすすめします。

次に乗りたい車があるかどうか

次に乗りたい車があるのか、ないのかによっても、プリウスから乗り換えるべきなのかが変わります。近年、多くの自動車メーカーでは、話題の新型車が続々と発表されています。

発表される車には、ガソリン車やハイブリッド車以外にも電気自動車なども販売されています。欲しい車がある場合、購入資金とプリウスの査定金額を確かめつつ、新車の購入検討を進めてみましょう。

10年落ちのプリウスを乗り換えるメリット・デメリット

10年落ちのプリウスは、乗り換えるべきなのでしょうか。乗り換えを判断するポイントを、メリットとデメリットに分けて詳しく解説します。

10年落ちのプリウスを乗り換えるメリット

10年落ちのプリウスを乗り換えるメリットは以下の3つです。

それぞれのメリットを詳しく解説します。

バッテリーが故障する前に売却できる

プリウスには、「駆動用のバッテリー」と「補機バッテリー」の2種類のバッテリーが搭載されています。バッテリー自体も消耗部品の1つであり、一定以上の経過年数で交換が必要です。

具体的な交換費用として、駆動用バッテリーの場合は10万円〜20万円、補機バッテリーの場合は、3万円〜4万円が目安相場です。そのため、交換費用を支払う前に車を売却してしまうのもおすすめです。

買取価格が大幅に下がる前に売れる

高い買取金額が狙えるプリウスでも、買取金額が高い時期と低い時期が必ずあります。中古車市場はいついかなる時も変動しており、売却タイミングによって買取金額が値動きする可能性も高くなるでしょう。

そのため、ボーナスの時期や決算期など、中古車の需要が高まるときに売却すると良いでしょう。

維持費がアップする前に売れる

車も劣化していく商品であり、初度登録からの経過年数によって、維持費も徐々に高くなる傾向があります。維持費が年々高額になれば、負担する金額も当然高くなり、日常生活に死傷が発生する可能性が考えられます。

そのため、維持費が高くなる前に売却検討をおすすめします。

10年落ちのプリウスを乗り換えるデメリット

10年落ちのプリウスを乗り換えるデメリットを3つ解説します。

それぞれのデメリットを詳しく解説します。

返済プランによっては残債が残る可能性がある

車を売却する際には、ローン会社やクレジット会社が車の所有者になっている状態では売却できません。つまり、現在所有する車にローン残債が残っている場合、自分の意志だけで売却検討を進められないことになります。

ローン残債が残っている車を売却する場合には「所有権解除」と呼ばれる手続きを行い、車の所有権を自分もしくは売却者名義に変更する必要があります。

まだ乗れるかもしれない

愛車のプリウスに特に問題がない場合、まだ乗れるかもしれないと考える方もいるでしょう。そのため、10年落ちのプリウスを売却したことを後悔する方も中にはいます。

走行距離が長い場合は、査定額が極端に低い可能性がある

走行距離は、適正な査定価格を算出する際の加減点の対象となります。年間走行距離と年式を比較した上で走行距離が一定以上の場合、査定金額が減額される可能性が高い傾向があります。

 逆に、年間想定距離に対して走行距離が短すぎても、減額される可能性が高いので注意しましょう。

車を売却するならカーセブンがおすすめ

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カーセブンは全国展開している車買取専門店であり、買取に関する実績や価格競合にも十分対応できる力を兼ね備えています。カーセブンのことが少しでも気になる方がいれば、まずは、カーセブンに相談してみてください。

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まとめ

この記事では、10年落ちのプリウスの買取・下取り価格相場について解説しました。

10年落ちのプリウスの買取・下取り価格相場は、車の状態や走行距離により異なりますが、高ければ90万円前後での買取が期待できるでしょう。

また、乗り換えるタイミングは、モデルチェンジ前や売却需要の高まる1〜3月、9月がおすすめです。これらの条件を踏まえ、車の価値を最大限に引き出すスマートな乗り換えを考えてみましょう。

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