10年落ちのベンツの買取・下取り価格相場はどれくらい？乗り換えのタイミングもあわせて解説

ベンツはドイツの高級車ブランドとして知られており、日本でも人気の車種です。そんなベンツは、コンパクトカーから大型車まで幅広いラインナップがあり、価格や用途によって選べるようになってます。

10年落ちでも、中古車市場で大変人気なベンツは高価買取されるケースが多いです。

一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。
少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。

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10年落ちのベンツにはどんな車種がある？

ベンツといってもさまざまな車種があります。10年落ちのベンツのモデルについてまとめました。

ベンツはアルファベット順に価格が上がっており、Cクラスから高級車と呼ばれています。また、オフロード走行に強いGクラスは、ベンツの中でも上位モデルで根強い人気を誇っています。

【走行距離別】10年落ちのベンツの買取・価格相場

10年落ち（2013年式）のベンツを、各グレード走行距離別で買取価格の相場をまとめました。乗っているベンツの走行距離と比較してみましょう。

Mercedes-Benz C-Class (C250, C300, C350)

走行距離	買取相場
20,000km以下	55万円〜73万円
20,001km〜40,000km	52万円〜73万円
40,001km〜60,000km	52万円〜71万円
60,001km〜80,000km	47万円〜61万円
80,001km〜100,000km	36万円〜64万円

Mercedes-Benz E-Class (E350, E550)

走行距離	買取相場
20,000km以下	117万円〜149万円
20,001km〜40,000km	110万円〜149万円
40,001km〜60,000km	110万円〜140万円
60,001km〜80,000km	98万円〜126万円
80,001km〜100,000km	68万円〜126万円

Mercedes-Benz GLK-Class (GLK350)

走行距離	買取相場
20,000km以下	160万円〜201万円
20,001km〜40,000km	153万円〜201万円
40,001km〜60,000km	153万円〜192万円
60,001km〜80,000km	138万円〜174万円
80,001km〜100,000km	109万円〜174万円

Mercedes-Benz M-Class (ML350, ML550)

走行距離	買取相場
20,000km以下	149万円〜187万円
20,001km〜40,000km	140万円〜187万円
40,001km〜60,000km	140万円〜176万円
60,001km〜80,000km	125万円〜159万円
80,001km〜100,000km	88万円〜159万円

Mercedes-Benz GL-Class (GL450, GL550)

走行距離	買取相場
20,000km以下	203万円〜252万円
20,001km〜40,000km	190万円〜252万円
40,001km〜60,000km	190万円〜237万円
60,001km〜80,000km	171万円〜214万円
80,001km〜100,000km	121万円〜214万円

Mercedes-Benz SLK-Class (SLK350)

走行距離	買取相場
20,000km以下	131万円〜165万円
20,001km〜40,000km	124万円〜165万円
40,001km〜60,000km	124万円〜158万円
60,001km〜80,000km	112万円〜144万円
80,001km〜100,000km	88万円〜144万円

Mercedes-Benz SL-Class (SL550)

走行距離	買取相場
20,000km以下	326万円〜392万円
20,001km〜40,000km	310万円〜392万円
40,001km〜60,000km	310万円〜374万円
60,001km〜80,000km	288万円〜350万円
80,001km〜100,000km	191万円〜350万円

Mercedes-Benz G-Class (G550)

走行距離	買取相場
20,000km以下	527万円〜619万円
20,001km〜40,000km	494万円〜619万円
40,001km〜60,000km	494万円〜583万円
60,001km〜80,000km	443万円〜525万円
80,001km〜100,000km	313万円〜525万円

どのグレードでも、6万キロを境に買取価格が5〜10万程度変動する傾向にあります。

そのため、ベンツの売却をするなら5万キロを目安にすると良いでしょう。5万キロをすでに超えていて売却を希望する方は、できるだけ走行距離が短い状態での売却をおすすめします。

【グレード別】10年落ちのベンツの買取・下取り価格相場

ここでは、10年落ち（2013年）のベンツを各グレード別の買取価格を表にまとめました。グレードによって中古車市場の需要も異なるので、どの車種がより高く売れるのか気になる方は、ぜひチェックしてください。

Mercedes-Benz C-Class (C250, C300, C350)

グレード	買取相場
C250	該当データなし
C300	該当データなし
C350	52万円〜142万円

Mercedes-Benz E-Class (E350, E550)

グレード	買取相場
E350	45万円〜237万円
E550	35万円〜255万円

Mercedes-Benz GLK-Class (GLK350)

グレード	買取相場
GLK	160万円〜201万円

Mercedes-Benz M-Class (ML350, ML550)

グレード	買取相場
ML350	128万円〜179万円
ML550	該当データなし

Mercedes-Benz GL-Class (GL450, GL550)

グレード	買取相場
GL450	203万円〜252万円
GL550	203万円〜252万円

Mercedes-Benz SLK-Class (SLK350)

グレード	買取相場
SLK350	131万円〜165万円

Mercedes-Benz SL-Class (SL550)

グレード	買取相場
SL550	211万円〜351万円

Mercedes-Benz G-Class (G550)

グレード	買取相場
G550	443万円〜597万円

グレード別の買取相場を見ると、最上級クラスのSクラスやGクラスで、200万円を超える価格が提示されていることがわかります。また、他のグレードであっても100万円を超える価格が掲示されていることから、ベンツはリセールが良いと言えるでしょう。

10年落ちのベンツの口コミ・評判

実際に10年落ちのベンツに乗っている方の口コミです。それぞれみていきましょう。

車検の代車で10年落ちベンツBクラスきたんだけど、めちゃ乗りやすい。アクセル踏めば走るし、ブレーキも踏んだら止まってくれるし、ハンドルも切ったら曲がるしおつりも無いし、足もちゃんと動いて不快な衝撃一切来ないし。
そして余計な制御系がないのも⭕️
買おうかな中古のベンツ🤔

— ランクル80(オーナー) (@dizzy_and_milky) September 1, 2023

ベンツ10年落ちを買って、早2年。
消耗品交換やOEM部品への交換をちまちま行い、初車検へ、2年間の総合計部品交換費用92万。
今回の車検+部品交換費用は40万。
もう、大きな交換するような事は無いように願いたい。🙏

— ヒロPON (@m40navy) January 21, 2023

口コミからわかるように、10年落ちのベンツでも消耗品の交換がされていれば、快適な走行が可能なことがわかります。また、エンジンなどの大きな部分の故障がなければ、10年落ちでもまだまだ活躍してくれるでしょう。

ベンツは中古車市場で特に人気のある車種ですので、高価買取できるチャンスが多い車です。買取価格は日々変化するので無料査定で売却金額のチェックを定期的に行うのが大事です。

ベンツは下取りよりも買取がおすすめ

ベンツを少しでも高く手放すのであれば、下取りよりも買取がおすすめです。下取りと買取の違いについて、以下でまとめました。

	メリット	デメリット
下取り	・新車購入時に値引きされる ・車の売買を1店舗で済ませられる	・下取り価格は買取価格相場よりも安い ・下取り代金が自由に使えない
買取	・数店舗で買取価格を比較できる ・交渉次第では高値で買取される ・買取価格の使い道は自由	・新車購入時の手続きに手間がかかる

下取りは新車購入価格の値引きのために利用されますが、買取は中古車の価値に着目して査定額を出してくれます。そのため、買取の方が下取りよりも高く手放すことが可能です。

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経年劣化するとどのような故障が起きる？

10年落ちのベンツに乗っている方は、経年劣化による不調や故障が気になるのではないでしょうか。大切に乗っていても、走行距離が増えると年々劣化は進みます。

そこで、ここでは経年劣化で起こり得る故障について紹介します。

それぞれ詳しく解説していきます。

エンジンオイルの漏れが発生しやすくなる

車において、「オイルパン」にエンジンオイルが貯められています。走行距離が増えると、オイルパンとエンジンの間にある「ガスケット」が劣化し、エンジンオイルが漏れやすくなります。

また、すぐに漏れてくるのではなく、最初はオイルパンにエンジンが滲み、劣化が進行するにつれてエンジン漏れが起こります。初期症状に気づくことは難しいので、日頃からチェックすると良いでしょう。

オートマオイルが交換できなくなる

オートマオイルは定期的な交換が必要ですが、走行距離が増えると交換を控える必要があります。

なぜなら、劣化が進行するとオートマオイルの汚れが、トランスミッションの中で詰まりを起こし、次第にトランスミッションが故障してしまう可能性があるからです。

故障を防ぐために交換を控えなければならないうえ、劣化したオイルで走行し続けなければならないので、結果燃費や走行性能が悪くなってしまいます。

足回りの部品が劣化する

走行距離が増えるにつれ、エンジンだけではなく足回りの劣化も進みます。

車は衝撃を和らげるために、「サスペンション」というパーツが車を支えてくれています。衝撃を吸収してくれるサスペンションに錆やガタつきが出ると、劣化が進行している証拠です。

そのため、走行距離が増えてきたら、1度足回りのパーツのメンテナンスを行いましょう。

エアコンがきかなくなる

エアコンも故障が起こり得る部分です。経年劣化による足回りの故障でエアコンガスが漏れ出してしまい、エアコンがきかなくなるケースもあります。

そのため、エアコンのききが悪いと感じたら、まずはガス不足を疑い、改善されない場合は他のパーツの不具合を調べましょう。

灯火類が点灯しなくなる

走行距離が増えると、必然的に灯火類も消耗します。突然ランプがつかなくなると、事故などの危険性も高くなるのでできるだけ付け替えは早めに行いましょう。

ハロゲンランプよりも長く使えるHIDやLEDのライトもありますが、交換費用としてはかなり高額なものです。そのため、付け替えの際は今後どれくらい乗り続けるかも含めて、ランプの種類を決めると良いでしょう。

マフラーに穴があく

マフラーは、汚れの放置や錆などで穴が開くことがあります。穴が空いてしまった場合、補修が必要となり、最悪の場合は交換することになります。

大きな原因としては、融雪剤や地面から跳ね返った汚れです。マフラーの交換費用も高額なため、できるだけ汚れは拭き取って予防しておきましょう。

車のボディが錆びる

車のボディも年々劣化し、保管状況によっては錆が生じることもあります。

内部パーツなどの劣化はパッと見でわかりにくいですが、車のボディは見ればすぐにわかる部分です。車検でも弾かれてしまうほど大きな劣化なので、板金の修理は必須といえます。

10年落ちのベンツを大切に乗られている方は多いかと思いますが、売却を検討している方はより良い状態で売りに出せるよう保管方法も工夫しておきましょう。

10年落ちのベンツは乗り換えるべき？判断するポイント

10年落ちのベンツに乗る方の中には、そろそろ乗り換えしたいと考える方もいるのではないでしょうか。

ここでは10年落ちベンツを乗り換えるべきか、判断するポイントについて紹介します。

それぞれ詳しく解説していきます。

維持費が高くなった

同じ車に長く乗り続けると、燃費は高くなってしまいます。長く乗っていることで起こる維持費はパーツの交換だけでなく、自動車税の割増でも維持費が高くなります。

自動車は新規登録年からガソリン車なら13年、ディーゼル車なら11年経過したタイミングで自動車税が約15％上乗せされます。

経年劣化による影響から燃費性能の低下も起こるため、ガソリン代も高くなってしまいます。

修理や交換のコストや効果

走行距離が増えると、修理や交換のコストに対する効果も見直しが必要です。

車の買い替えをいつ頃にしようか迷われている場合は、一度購入時の価格と買取相場を比較してみましょう。また、故障した場合の修理費用も考慮して、売却のタイミングも検討しましょう。一部分ごとに修理をしていると金額は小さく見えますが、数年後にはもっと費用のかかる交換が必要になる可能性もあります。

故障のリスクと天秤にかけ、年単位で買い替えた方が良いかを今一度検討してみましょう。

車検のタイミング

車検が迫っている場合、車検前の売却がおすすめです。実際、車検前の車だからといって査定時に不利になることはないので、車検費用よりも買い替え費用として資金を使った方が良いでしょう。

新車の登録から3年たった後は2年ごとに車検を受けるので、10年落ちのベンツは次の年で5回目の車検になります。そのため、10年落ちの現段階は車検のタイミング的にも売り時と考えられます。

ライフスタイルの変化

ライフスタイルの変化があるときも、乗り替え時といえるでしょう。

結婚や出産で人数が増える場合や、子どもが自立し大きな車が必要でなくなるなど、ライフスタイルの変化に合わせて乗り換える選択肢もあります。また、趣味や仕事で荷物を運ぶことが増えたり、子どもができてから自転車を積む機会ができたりなど、人数だけでなく荷物の規模感も買い替えの理由の一つになり得ます。

ベンツは維持費が高額なので、収入的に維持が厳しくなった方も乗り換えを検討しましょう。

車から異音が聞こえる

エンジンをかけた時や走行時に異音がする場合は、経年劣化が原因かもしれません。もし、エンジンやミッションから異音が聞こえる場合、大きな故障を起こしているかもしれません。

自分で判断できない方や、随分前から気になってはいたが放置していた方は、すぐにプロに相談しましょう。故障と判断され修理費用がかかる場合は、修理をして乗り続けるか乗り換えを検討してください。

次に乗りたい車があるかどうか

10年落ちのベンツは、車検前に売ることがおすすめです。しかし、次に乗りたい車があるかも大切です。

日本で人気の誰もが知る高級車のベンツは、愛着もあり手放し難いかもしれません。しかし、売却のタイミングを逃さずに乗り換えたい場合は、できるだけ早く次に乗りたい車を見つけておきましょう。

そのまま10年以上乗り続ける選択肢もありますが、新しい技術を施された車に乗り換えることも検討してみましょう。

車を売却するならカーセブンがおすすめ

10年落ちのベンツを売却しようと考えている方は、ぜひカーセブンで売却することをおすすめします。理由は信頼できる5つの安心宣言にあります。

以上より、契約後に買取価格が減額されるなどのトラブルが発生しないため安心です。もし、10年落ちのベンツの売却を検討している場合、カーセブンへの相談をおすすめします。

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まとめ

この記事では10年落ちのベンツの買取・下取り価格について解説しました。10年落ちのベンツは次の年に車検を控えており、売却にはぴったりの時期です。

また、車検費用は高額なので、10年というベストなタイミングでの売却をおすすめします。もし既に買い替えたい車がある場合は迷わず査定に出してしまう方が良いでしょう。

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