1年落ちのランドクルーザープラドの買取・下取り価格相場はどれくらい？乗り換えのタイミングもあわせて解説

ランドクルーザープラドは、高級SUV車であるランドクルーザーの派生モデルです。大型SUVとして高い人気を誇るプラドですが、1年落ちの買取・下取り価格はどれくらいなのでしょうか。

この記事では、1年落ちランドクルーザープラドの価格相場や乗り換えタイミングについて解説します。また、1年落ちプラドを乗り換えるメリットやデメリットもあわせて解説しています。

一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。
少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。

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1年落ちのランドクルーザープラドは何代目？グレードは何がある？

1年落ちプラドは2022年式の4代目モデルに該当します。1年落ちプラドのグレードを以下にまとめました。

プラドのグレードは、4つのモデルで構成されています。中でも、特別仕様車TX Lパッケージ Matt Black Editionは限定モデルであり、中古車市場でも高い買取金額が期待できるグレードです。パワートレインは、ガソリン仕様とクリーンディーゼル仕様の2種類です。

【走行距離別】1年落ちのランドクルーザープラドの買取・下取り価格相場

1年落ちプラドの買取・下取り相場を分かりやすく以下の表でまとめてみました。

20,000km以下	350万〜570万円
20,001km〜40,000km	143万〜408万円
40,001km〜60,000km	79万〜399万円
60,001km〜80,000km	98万〜375万円
80,001km〜100,000km	92万〜359万円

1年落ちのプラドの買取相場を確認すると、走行距離が2万km未満の場合で最高570万円の買取金額が提示されています。プラドの新車購入価格は、360万円台からとなっているため、リセールバリューを考慮すると約9割以上の数値が残っている計算になります。

グレードや走行距離によって査定価格は変動しますが、車の状態が良ければさらに高い買取金額も期待できるでしょう。

【グレード別】1年落ちのランドクルーザープラドの買取・下取り価格相場

TX Lパッケージ70thアニバーサリーリミテッド	420万円程度
TX Lパッケージ	380万〜496.8万円
TZ-G	430万〜570万円

1年落ちプラドの買取・下取り相場をグレード別に確認すると、最も高い買取金額が狙えるのが「TX Lパッケージ70thアニバーサリーリミテッド」ということが分かります。

「TX Lパッケージ70thアニバーサリーリミテッド」は、特別仕様車として販売され、中古車市場でも高い人気とリセールバリューが期待できるグレードです。

さらに、1年落ちプラドの場合は、査定額が新車購入金額を超える場合も少なくありません。リセールバリューを意識する場合は、「TX Lパッケージ70thアニバーサリーリミテッド」の購入も検討してみましょう。

所有するプラドのグレードが「TX Lパッケージ70thアニバーサリーリミテッド」である場合は、高く売れるタイミングを逃さないように注意しましょう。

査定額が高いランドクルーザープラドの特徴

高い査定額がつくプラドにはどのような特徴があるのでしょうか。査定額が高いプラドの特徴を以下にまとめました。

それぞれの特徴を詳しく解説します。

ディーゼル車

プラドは、ガソリン車よりもディーゼル車の方が査定額が高くなる傾向があります。海外ではディーゼル車が主流となっている国が多く、海外への販路を持つ業者が高い査定額をつけるためです。

日本国内ではディーゼル車がラインナップされていない車種も多いです。しかし、プラドにはディーゼル車がラインナップされているため、リセールを考える場合は、ディーゼル車を選ぶことをおすすめします。

サンルーフを装備している

サンルーフを装備しているプラドは、査定額が高くなる傾向があります。

プラドのサンルーフは、アウトドアや長距離ドライブを楽しむ方に人気のオプションです。サンルーフが装備されている車とされていない車では、査定額に数十万円単位で差が生じます。

ボディカラーがホワイト系やブラック系の定番色

査定額の高いプラドは、ホワイト系やブラック系など定番のボディカラーであることが多いです。定番色は幅広い層からの需要があり、中古車市場でも高い人気を誇ります。

人気のあるボディカラーを選択するだけでも、査定額が5万円〜10万円ほどアップする可能性も少なくありません。

1年落ちのランドクルーザープラドの口コミ・評判

ここでは、1年落ちのプラドに関する口コミや評判をいくつか紹介します。売却や乗り換えの際の参考にしてください。

【TXL7人乗り】のみで絞ったプラドの残価率推移。なんと今の底は3年落ち。中古車需要の影響で登録当年、1年落ちは高く、3年落ちを底に反転。5年落ちがピークは変わらず。色、装備は全く絞っていないので参考程度に。 pic.twitter.com/AOhTgOuWJJ

— キノサン (@Boardingxx) March 23, 2022

1年落ち（R3年式）プラドの平均相場推移

令和4年2月 457万円
令和4年3月 427万円
令和4年4月 453万円
令和4年5月 449万円
令和4年6月 466万円
令和4年7月 487万円

— Sigma (@Sigma369369) January 31, 2023

入りが370の今1年落ちのプラド（ガソリン）があるとして、来年買取が330~340、再来年が340~350、その翌年が350~360だとすると行きますか？フルモデル決まったら発売前に売却するとして。結局行かないことにしそうだなぁ。

— キノサン (@Boardingxx) September 2, 2021

買取スタートがバブル末期やったんですね😅ランクル、プラドは基本4〜5年落ち以外新車価格大きく下回ってました、たまに輸出先のルールが変わったのかわからないですが新車がよかったけど😅ランクルの1年落ちだけマイチェン1〜2年は新車からちょいプラスなってたけど😅歴は10年以上です😃

— DK (@DK96327640) April 10, 2023

1年落ちのプラドの口コミや評判を見てみると、買取金額についてさまざまな意見がありました。これらを見てみると、1年落ちのプラドの買取価格は安定して高いことが見受けられます。

高く買取してもらうなら下取りより買取がおすすめ

プラドをなるべく高く売りたいと考える場合には、下取りより買取がおすすめです。

下取りの場合、旧車の売却と新車の購入手続きをまとめて完結できる点がメリットです。しかし、市場相場が査定額にあまり反映されないため、高く売ることは難しいです。

買取は、中古車買取業者に車を売却する方法です。中古車買取業者に依頼した場合、中古車市場での人気や車両状況などを考慮して査定してもらえます。そのため、下取りでの売却と比較すると高い査定額に期待できます。

カーセブンは大手買取店でプラドの買い取り実績も豊富でおすすめ。たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。

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経年劣化するとどのような故障が起きる？

車の経年劣化が進むとどのような故障が発生しやすくなるのでしょうか。ここでは、経年劣化によっておこりやすい故障内容をまとめました。

車の経年劣化により起こる故障内容

それぞれ詳しく解説します。

エンジンオイルの漏れが発生しやすくなる

車の経年劣化が進むと、エンジンの継ぎ目にあるパッキンやシールなどが消耗してくるため、エンジンオイルの漏れが発生しやすくなります。

また、車の振動や衝撃によって継ぎ目の隙間が広がり、エンジンオイルが漏れ出す可能性も少なくありません。エンジンオイルの漏れは、1年落ちのプラドのような年式の新しい車でも起こる可能性があります。

被害が大きくならないためには、定期的なメンテナンスが大切です。

オートマオイルが交換できなくなる

オートマオイルはAT車に使われているオイルです。車の経年劣化が進むオートマオイルは徐々に汚れが蓄積していきます。

汚れが蓄積している状態でオイルを交換すると、トランスミッションで汚れが詰まってしまい故障のリスクがあります。そのため、オートマオイルを交換するタイミングに気をつけなければなりません。

オートマオイルは、一般的には2〜3年もしくは20,000〜30,000kmごとの交換がおすすめです。

足回りの部品が劣化する

車の経年劣化が進むと、ステアリングやサスペンション、ブレーキ関連などの足回り部品が劣化しやすくなります。

使用年数が長くなるにつれ、エンジンの振動や異音を制御するパーツに故障がみられるようになります。足回りの部品は、タイヤやブレーキパットなどの消耗品のような定期的な交換部品ではないため、修理や交換にかかる費用は高額です。

エアコンがきかなくなる

エアコンが効かなくなる症状も、車の経年劣化により発生する症状の1つです。

エアコンが効かなくなる原因はさまざまですが、具体的に考えられる要因は、コンプレッサーの故障やエアコンガス不足などです。エアコンガスの補充は、ディーラーや指定工場などに足を運んで対応するしか方法はありません。

エアコンガスの補充には、3万円〜5万円ほどの費用が発生します。コンプレッサーの故障を修理もしくは交換する場合には、10万円以上の修理費用が予想されます。

灯火類が点灯しなくなる

灯火類が点灯しなくなる症状も、車の経年劣化により発生する故障内容の1つです。灯火類には、LEDランプやディスチャーランプ、HIDランプなどが使用されています。

灯火類の中でもLEDライトの交換は、特に高額な費用が発生します。そのため、こうしたタイミングで、新しい車の購入を検討する方も多いのではないでしょうか。

マフラーに穴があく

経年劣化によりマフラーも劣化し、穴が開くことがあります。

マフラーに溜まった錆や汚れを放置することが、マフラーに穴をあける主な原因です。マフラーの交換も高額な修理費用を請求されやすいため、定期的な車のメンテナンスは欠かさないようにしましょう。

車のボディが錆びる

車のボディの汚れを放置することで錆びが発生しやすくなります。車の塗装膜は年々薄くなり、最終的には鉄の部分が表面に見える状態まで悪化してしまいます。

ボディが錆びてしまうと、塗装の塗り直しを検討しなければいけません。高額な費用がかかる塗装の塗り直しを避けるため、定期的な洗車やメンテナンスが大切です。

1年落ちのランドクルーザープラドは乗り換えるべき？判断するポイント

1年落ちのプラドを乗り換えるべきかの判断ポイントを6つ解説します。

それぞれのポイントを詳しく解説します。

維持費が高くなった

車の維持費は、年式が古くなるにつれて高額になります。

一般的に、走行距離が長くなり年式も古くなってくると、さまざまな部品が消耗します。それによって交換や修理が必要になるため、車の維持費が高くなってきたなと感じる場合には、乗り換えを検討すると良いでしょう。

修理や交換のコストや効果

車に不具合や故障が発覚した場合、原因となる部品の修理や交換が必要です。修理や交換にかかるコストは車の年式や状態によって異なります。

故障した箇所が修理できた場合でも、再び不具合が発生する可能性も少なくありません。修理や部品交換に対する効果が得られなくなった際は、早いタイミングでの車の乗り換えをおすすめします。

車検のタイミング

車検のタイミングは、新しい車に乗り換えるための1つの基準です。

車検は初回が3年後、それ以降は2年に1度受ける必要があります。1回の車検を実施するだけでも税金関係や検査代行費用を含めると、高額な費用が必要です。新しい車に乗り換えることで、車検代を新車の購入資金に含めることができます。

ライフスタイルの変化

ライフスタイルの変化に伴い、車を乗り換える方法も選択肢の1つです。

私生活において、結婚や出産など家族が増えるタイミングでファミリーカーに乗り換える方も多いのではないでしょうか。ライフスタイルに変化があるタイミングは、車の乗り換えを検討するのにも良いきっかけとなるでしょう。

車から異音が聞こえる

車から異音が聞こえる場合、どこかにトラブルが発生している可能性が高いです。異音が発生する原因はさまざまあります。具体的には、エンジン部分やトランスミッション、足回りなどです。

車から異音が聞こえる場合、放置するのではなく、まずはディーラーや修理工場などでみてもらうことをおすすめします。

次に乗りたい車があるかどうか

次に乗りたい車があるのかどうかも、乗り換えを検討するポイントです。

多くの自動車メーカーから発表されてる新型車には、電気自動車やハイブリッド車、水素車など、機能や安全性が向上しているものが多いです。多くの車種の中から欲しい車が思い浮かぶ場合、購入予算を想定しつつ乗り換えを検討してみてください。

1年落ちのランドクルーザープラドを乗り換えるメリット・デメリット

1年落ちのプラドを乗り換えるメリットとデメリットを以下に詳しくまとめてみました。

1年落ちのランドクルーザープラドを乗り換えるメリット

1年落ちプラドを乗り換えるメリットには以下のようなものが考えられます。

それぞれ詳しく解説します。

高い買取価格に期待できる

1年落ちのプラドは、車の状態が良いケースが多く高い買取価格が期待できます。買取業者によって提示する査定額が異なるため、複数の買取業者に査定を依頼すると良いでしょう。

実店舗に足を運ぶ時間がなければ、一括査定などの便利なサービスも活用できます。

故障リスクが少ない

1年落ちの車は、車が登録されて1年しか経過していない状態です。新車登録されてからの経過年数が短いほど、故障リスクも低くなります。

故障リスクが少ないことは、高い査定額につながります。車の故障はいつ発生するのか誰にもわかりません。故障リスクが少ないタイミングでプラドの売却に踏み切るのも1つの選択肢といえます。

さまざまな現行車種を楽しめる

1年落ちのプラドは、高い査定額での売却が期待できる車です。購入資金に余裕があるからこそ、ワンランク上の上級グレードや高級車などを乗り換え先に選ぶこともできます。

さまざまな現行車の中から、楽しみながら希望する車種を決められるでしょう。

1年落ちのランドクルーザープラドを乗り換えるデメリット

1年落ちのプラドを乗り換える際のデメリットについて解説します。

それぞれ詳しく解説します。

買取価格は新車価格よりも低い

1年落ちのプラドの場合、走行距離が少ないケースや外観に傷やへこみがないなどの条件が良ければ、高い査定額が期待できます。

しかし、新車以上の価格で買取をしてもらえることは難しいです。一般的には、新車価格から約2割減の状態で買取金額が提示される可能性が高いでしょう。

ローンで購入した場合は手続きが煩雑

プラドを残価設定型クレジットや通常ローンなどで購入した場合、ローン残債を一括返済しなければ、売却することができません。

ローン残債が残る車を名義変更する場合には、所有権解除と呼ばれる手続きが必要になります。所有権解除の手続きは、ローン会社やクレジット会社に現状のローン残債を確認しまする必要があります。その後、買取業者で実査定をしてもらい、差額があれば追金を売却主が支払う仕組みです。

新車購入の費用負担が大きい

新車を購入する際には、車両購入金額以外にも税金や各種手続きに発生する費用なども追加されるため、自分が思っている以上に高い購入金額が必要になります。

新車購入のための資金に余裕があれば良いのですが、負担が大きいと感じる場合には購入を一旦諦めることも必要です。

1年落ちのランドクルーザープラドが高く売れる時期

1年落ちのプラドが高く売れる時期やタイミングについて解説します。

それぞれ詳しく解説します。

モデルチェンジの前

車を高く売却したい場合には、モデルチェンジ前のタイミングを見計らうことをおすすめします。

販売されている車は、一定期間で車の形や装備類が変更される「フルモデルチェンジ」を実施することが多いです。フルモデルチェンジが実施されると、モデルチェンジ前の車は旧型扱いになり、中古車市場では買取金額が落ちてしまいます。

そのため、モデルチェンジが実施される前に旧車を売却することで、買取金額の下落を避けられるでしょう。

1～3月・9月など車の需要が高まる時期

車が高く売れやすい時期は「1月〜3月、9月」です。

1月〜3月までの時期は入学や就職、転職シーズンに該当します。一方、9月は人事異動や転職シーズンであり、ライフスタイルの変化に合わせて車が必要になる方も多いでしょう。

このような需要の高まりにあわせ、買取業者では在庫を確保するために積極的に中古車の買取を行います。査定額も高くなりやすいため、車を高く売りたい方はこの時期に注意しましょう。

走行距離が大台に乗る前

買取業者が中古車を査定する場合、走行距離は必ずチェックされるポイントの1つです。

一般的に、年間走行距離は1万kmが目安とされています。その走行距離を大幅に超えてしまっている車は、車体やエンジンなどがダメージを受けているとみなされるため査定額が低くなります。

車を高く売りたいと考える場合、走行距離が目安を大きく超えてしまう前に査定に出すようにすると良いでしょう。

車を売却するならカーセブンがおすすめ

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まとめ

1年落ちのプラドは中古車市場でも高い人気と需要があり、高い査定額が期待できる車種です。アウトドア人気も相まって「大型SUV」の需要も年々高まっています。

SUV需要が高い状態であるからこそ、1年落ちのプラドのような状態の良い車が新車価格以上の買取金額で取引されることも少なくありません。

現状、新車でプラドを購入する場合には、最低半年以上の納期がかかります。納期が遅延している今だからこそ、1年落ちプラドが高く売れるチャンスです。この記事の内容を参考にして、是非プラドの売却を前向きに検討してみてください。

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