10年落ちのエルグランドの買取・下取り価格相場はどれくらい？乗り換えのタイミングもあわせて解説

日産エルグランドは、1997年に発売されて以降、ミニバンシリーズを牽引する人気車として現在注目を集め続ける車です。現在でも販売を継続しており、「最高級ミニバン」としての位置付けに変更はありません。

そんな長年愛され続けるエルグランドですが、10年落ちの買取・下取りの価格相場はどのくらいなのでしょうか。

一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。
少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。

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10年落ちのエルグランドは何代目？グレードは何がある？

2023年を起点とした状態で、10年落ちのエルグランドは2013年式のグレードに該当します。2013年エルグランドのグレードは以下のとおりです。

2013年式のエルグランドには、多種多様のグレード選択が用意されており、自分好みのグレードや上級グレードになるほど内外装の質感と高級感が高く、快適装備も標準装備されているでしょう。

また、エルグランドの中でも、250ハイウェイスターブラックレザーやライダー黒クロスシート、ライダー白本革シート、350ハイウェイスターブラックレザーなどは特別仕様車として設定されており、買取相場も高額査定が期待できます。

【走行距離別】10年落ちのエルグランドの買取・下取り価格相場

10年落ちエルグランドの買取・下取りの価格相場を分かりやすく以下の表にまとめました。

走行距離	買取相場
20,000km以下	算出なし
20,001km〜40,000km	130万円〜150万円
40,001km〜60,000km	100万円〜120万円
60,001km〜80,000km	70万円〜85万円
80,001km〜100,000km	115万円〜125万円

10年落ちエルグランドの価格相場を確認すると、走行距離に関係なく、100万円程度の買取金額が提示されていることが分かります。エルグランドは国内問わず、海外でも人気車として注目を集めており、輸出に強い車と言って過言ではありません。

そのため、エルグランドを少しでも高く売却したい場合には、複数の買取業者に査定依頼を行い、業者同士を価格競争させてみましょう。買取業者の実店舗に足を運ぶことが手間に感じる方は、一括査定や出張査定を活用しつつ、査定依頼を進めてみてください。

【グレード別】10年落ちのエルグランドの買取・下取り価格相場

10年落ちエルグランドの買取・下取りの価格相場を、グレード別に以下の表にまとめました。

グレード	買取相場
250ハイウェイスター　アーバンクロム	115万円〜125万円
250ハイウェイスター　アーバンクロム　ブラックレザー	48万円〜130万円
250ハイウェイスター	70万円〜90万円

10年落ちエルグランドの中でも、高価買取が期待できるグレードは、「250ハイウェイスターアーバンクロームブラックレザー」です。250ハイウェイスターアーバンクロームブラックレザーは、限定モデルとして発売された車であり、中古車市場でも高い人気と需要があります。

また、買取金額も130万円と高額な査定金額が提示されており、高い買取金額が期待できることは間違いありません。まずは、現在所有しているエルグランドのグレードを調べることから始めてみましょう。

査定額が高いエルグランドの特徴

査定額が高いエルグランドの特徴を以下に3つまとめました。

エルグランドに関係するそれぞれの特徴を詳しく解説します。

人気カラーのエルグランド

エルグランドの中でも、人気カラーは「ブリリアントホワイトパール」です。ブリリアントホワイトパールは、白いボディ塗色にエルグランドらしいメッキ装飾が似合うボディカラーであり、不動の人気カラーとして多くの方に人気と需要があります。

有料色として設定されていますが、リセールバリューを考慮すると選択して間違いはないボディカラーです。エルグランドを少しでも高く売却したい方は、ブリリアントホワイトパールのボディカラーを選んでみましょう。

人気オプションを装備したエルグランド

エルグランドに装備するオプションの中でも「人気オプション」を選択することで、買取金額がアップする可能性が高くなります。具体的には、以下の人気オプションが挙げられます。

エルグランドはファミリー層からの購入が多いです。そのため、ツインサンルーフやワンタッチスライドドアなどは、お子様連れの方にも快適装備として人気があり、査定時にも加点対象として算出される可能性が高いです。

エルグランドを少しでも高く売却したい場合には、人気オプションを装備し、少しでも高く売却できるよう意識してみてください。

消臭・掃除が行き届いたエルグランド

車内の消臭や掃除が行き届いたエルグランドも、買取金額が高くなるエルグランドの条件です。車内の臭いやシミは、査定時の減点対象として算出されてしまいます。とくにペット臭やタバコ臭が車内に充満している状態では、大幅な減点対象になってもおかしくありません。

そのため、車内の臭い対策として消臭剤の活用やルームクリーニングの実施をおすすめします。また、査定前にカーペットの掃除やゴミの分別を事前にしておくだけでも、エルグランドに対する査定スタッフの印象が変わってくるでしょう。

10年落ちのエルグランドの口コミ・評判

10年落ちエルグランドの口コミや評判を以下にまとめてみました。

@ryo19951205 10年落ちのエルグランドなんかやっすいやろw

— らっち (@yuuki230168) April 27, 2015

10年落ちのエルグランドをセカンドカーに買おうか悩む

— ぜんそく (@Shiojiman) August 14, 2011

車買おっかなー
中古で走行距離6万キロくらいなら安いのあるんだよな
それか10年落ちのエルグランドとかも安いし

— 復活またるんぱ (@mtrnp_xx) October 31, 2013

10年落ちの中古のエルグランド(^_^;)

車中泊と高速走行重視の釣りグルマです

— わんわん a.k.a. 誤字脱字 (@Peacewanwan) May 19, 2016

10年落ちエルグランドの口コミや評判を確認すると、年式が古いこともあり、車両購入金額がお買い得という声が多数紹介されていました。人によっては、エルグランドを車中泊仕様の車としてカスタムしているケースもあるみたいです。

高く買取してもらうなら下取りより買取がおすすめ

エルグランドをより高く買取対応してもらうためには、下取りよりも買取の方がおすすめです。

下取りは新車購入価格の値引きのために利用されますが、買取は中古車の価値に着目して査定額を出してくれます。そのため、買取の方が下取りよりも高く手放すことが可能です。

カーセブンは大手買取店でエルグランドの買い取り実績も豊富でおすすめ。たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。

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経年劣化するとどのような故障が起きる？

経験劣化すると、車にどのような故障が発生するのかを以下にまとめてみました。

それぞれの故障内容について詳しく解説します。

エンジンオイルの漏れが発生しやすくなる

車が経年劣化することで、エンジンオイルの漏れが発生する可能性があります。車のエンジンオイルは、エンジンの下部にある「オイルパン」に溜められています。

しかし、オイルパンとエンジンの隙間を埋める役割を担うガスケットが経年劣化すると、エンジンオイルに漏れが発生する原因になってしまうでしょう。

オートマオイルが交換できなくなる

車に使用されるオイルは、エンジンオイル以外にもオートマオイルと呼ばれる油種があります。オートマオイルとは、一言で説明すると、AT車に使用されるトランスミッションのオイルです。

オートマオイルもエンジンオイルと同じく、定期的に交換が必要になる消耗品です。車の経年劣化が進むと、オートマオイルが劣化した状態で走行し続ける必要があるため、結果的に走行性能や燃費性能に悪影響を与える原因にもなりかねないでしょう。

足回りの部品が劣化する

足回りの部品は、走行中に車を支える重要な役割を担う部品と言えます。足回り部品などのサスペンションが経年劣化すると、走行中に地面の衝撃が大きくなり、車の乗り心地に悪影響を与えます。

経年劣化がさらに進んだ場合、サスペンションの錆やガタツキが原因により、部品交換が必要になる可能性が高いです。サスペンション全体の部品交換になれば、10万円以上の修理費用が発生してしまうでしょう。

そのため、車を走行する上でサスペンションの状態は重要なポイントです。

エアコンがきかなくなる

エアコンが効かなくなる症状も、車の経年劣化で発生する不具合内容の1つです。車の走行距離が増える、もしくは経年劣化が進んだ場合、エアコンガス不足が原因でエアコンが効かなくなる可能性があります。

エアコンガスの補充はカー用品店やディーラー、ガソリンスタンドでも対応可能です。エアコンが効かない症状が長く続かないためにも、車の定期点検はこまめに実施することをおすすめします。

灯火類が点灯しなくなる

夜間に運転する際には、ヘッドライトの使用が必須です。ただし、経年劣化によって灯火関係が点灯しにくくなる場合があります。

最近では、ヘッドライトはハロゲンではなくLEDやHIDを使用する機会が増えており、ハロゲンと比較して寿命が長くなっています。それでも、経年劣化によって点灯しなくなったり、暗くて見えにくくなったりするのです。

マフラーに穴があく

マフラーに錆や経年劣化が進んだ場合、マフラー自体に穴が空いてしまい、結果的にマフラーの補修や交換が必要になる可能性があります。

しかし、マフラーの錆や劣化の原因は経年劣化だけではありません。積載地域の道路に使用される融雪剤や、マフラー内の汚れなども原因の1つとして考えられます。

車の走行距離が多いほど、マフラーに穴が開く可能性も高くなってしまうため注意しましょう。

車のボディが錆びる

車の走行距離が伸びる、もしくは経年劣化が進むと車のボディに錆が発生する可能性があります。車のボディに発生する錆は、マフラーの錆と同じく、長時間放置することで錆の発生範囲が大きくなりかねないでしょう。

最悪の場合、ボディに穴が空いてしまう可能性も考えられます。車のボディに錆が発生した場合には、板金修理を行うなどの早急な対応がおすすめです。

10年落ちのエルグランドは乗り換えるべき？判断するポイント

10年落ちのエルグランドは乗り換えるべきなのでしょうか。乗り換えを決める判断基準を、以下の6つにまとめました。

それぞれの判断基準について詳しく解説します。

維持費が高くなった

車の維持費は、月日が経過するごとに年々高額になる傾向があります。車の維持費に合わせて、タイヤ交換やエンジンオイルの交換、毎年発生する自動車税も増額されていくでしょう。

とくに自動車税は、初度登録から13年以上経過した場合、課税対象として見なされます。そのため、維持費が高額になることで、結果的に新しい車を購入した方がお得な可能性も考えられます。

修理や交換のコストや効果

車の修理や交換に必要なコスト・効果も車の状態によって異なります。ある一定の部品に不具合が発生している場合でも、部品ごとに故障の原因が違う可能性もあり、修理交換後の「効果」も変化してきます。

修理費用が少額で収まる場合もあれば、交換する部品によって高額な修理費用が請求されるケースも考えられます。電気系統に不具合が発生している場合には、一旦修理しても不具合が再発する可能性も考えられるでしょう。

そのため、修理や部品交換するコストと効果を含めて、エルグランドからの乗り換えを判断してみてください。

車検のタイミング

車検のタイミングも乗り換えする際に重要な判断基準の1つです。1回の車検費用はどんな車でも、税金費用と車検基本料金を含めて5万円以上の費用が必要になります。経年劣化が進んでいる車になると、車検費用はさらに高額になりやすいでしょう。

車検費用を無駄に払うのなら、新しい車に乗り換えると判断する方も一定数います。車検満了日から逆算しつつ、新車の購入検討を進める方法も賢い選択肢の1つです。

ライフスタイルの変化

ライフスタイルの変化も、エルグランドから乗り換える際に1つの判断基準となるでしょう。エルグランドは、ファミリー層からのニーズが高いです。

しかし、子どもの独り立ちが原因で小さい車に乗り換えを考えることもあるでしょう。ライフスタイルに合う最適な車を状況に合わせて購入することで、結果的に損をしない購入方法を実現できるでしょう。

車から異音が聞こえる

車から異音が発生している場合にも、乗り換えをおすすめします。車から異音が発生している状態は、正常な状態とは判断できません。

異音の原因によっては、車を走行中に事故を引き起こす可能性を高めてしまう原因にもなりかねないでしょう。

そのため、まずはディーラーや修理業者に車を確認してもらい、乗り換え判断することをおすすめします。

次に乗りたい車があるかどうか

次に乗りたいと感じる車があるのか、ないのかもエルグランドから乗り換える1つの判断基準になります。近年、様々な自動車メーカーから新型車が発表されている状況です。

新型車の中に「この車が欲しい！」と感じる自分好みの車があれば、今の車から乗り換えたいと考えるのではないでしょうか。気になる車がある方は、エルグランドからの乗り換えを前向きに検討してみることをおすすめします。

10年落ちのエルグランドを乗り換えるメリット・デメリット

10年落ちエルグランドを乗り換えるメリットとデメリットを以下にまとめました。それぞれを比較して乗り換えを検討しましょう。

10年落ちのエルグランドを乗り換えるメリット

10年落ちのエルグランドを乗り換えるメリットは3つあります。

それぞれのメリットを詳しく解説します。

買取価格が大幅に下がる前に売れる

エルグランドに限らず、ほとんどの車種には買取価格が上がるタイミングと下がるタイミングがあります。車両価値は年々減少傾向にあり、査定するタイミングによって買取金額が大幅に下がっている可能性も少なくありません。

少しでも高くエルグランドを売却する際には、買取価格が下がる前の段階で買取を検討しましょう。

13年目の維持費がアップする前に売れる

初度登録から13年目のタイミングは、維持費がアップするポイントの1つです。13年目のタイミングでは、自動車税や重量税が増額されます。車の維持費が高額になれば、家計の負担も増額に合わせて大きくなること間違いありません。13年目以下を基準として、エルグランドの売却タイミングを検討していきましょう。

故障する前に売却できる

車は消耗品の1つであり、年々故障するリスクが上がります。今まで故障したことがない車でも、ある日突然車が動かなくなることも少なくありません。

故障している車と故障していない車では、もちろん提示される金額も異なります。故障していない今だからこそ、高い買取金額が期待できるでしょう。

10年落ちのエルグランドを乗り換えるデメリット

10年落ちエルグランドを乗り換えるデメリットは以下の3点です。

それぞれ詳しく解説します。

まだ乗れるかもしれない

定期的なメンテナンスを実施していれば、10年以上もしくは10万km以上でも、故障なく使用できるケースもあります。

まだまだ乗れる車であれば、新たな車に必要な購入費用が発生しません。そのため、乗り換えを懸念してしまう要因となるでしょう。

走行距離が長い場合は、査定額が極端に低い可能性がある

走行距離は、査定金額を算出する上で大きな加減点対象の1つです。車によって年間想定距離が大まかに定められています。一般的には、軽自動車で8,000km、普通車で9,000kmほどです。

普通車であるエルグランドは、10年落ちで90,000kmが基準となります。これよりも走行距離が多ければ、減点対象として査定スタッフに判断されるでしょう。

返済プランによっては残債が残る可能性がある

現在、所有している車に残債などのローンが残っている場合、無理に売却を検討することはやめましょう。残債が残っている場合、ローンを一括返済しなければ、買取業者に車を売却できません。

そのため、エルグランドを売却する際には、現時点で残っているローン残債を確認しつつ、査定金額を算出してもらうことをおすすめします。

車を売却するならカーセブンがおすすめ

車を高く売却したい方は、カーセブンの利用がおすすめです。カーセブンでは、車買取の専門店であり、買取した車をオークションでは売却せず、自社内で再販して販売する仕組みを採用しています。

カーセブンは以下のような安心宣言を実行しているため、利用者も安心して車の売却が行えます。

実店舗数も多いことで、様々な車種の買取実績が豊富であり、他社と比較して高価買取が実現しやすい車買取専門店と言っても過言ではありません。少しでもエルグランドを高く売却したいと考えている方は、ぜひカーセブンの利用を前向きに検討してみてください。

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まとめ

この記事では、10年落ちのエルグランドの買取・下取り価格相場について解説しました。

10年落ちのエルグランドの買取・下取り価格相場は、車の状態や走行距離により異なりますが、高ければ150万円前後での買取が期待できるでしょう。

また、乗り換えるタイミングは、モデルチェンジ前や売却需要の高まる1〜3月、9月がおすすめです。これらの条件を踏まえ、車の価値を最大限に引き出すスマートな乗り換えを考えてみましょう。

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