7年落ちのシエンタの買取・下取り価格相場はどれくらい？乗り換えのタイミングもあわせて解説

トヨタのシエンタは、子どもや高齢者でも乗り降りがしやすく、コンパクトで実用性が高いことから人気の高いコンパクトミニバンです。実用性の高さから、長い間愛用している人もいるのではないでしょうか。

長く愛用している人の中には、7年シエンタに乗っていて乗り換えを検討中の方もいるでしょう。この記事では7年落ちシエンタの買取・下取り価格相場を走行距離、グレードごとに紹介します。乗り換えを判断するポイントや、経年劣化による故障なども解説しているため、乗り換えを検討する際の参考にしてみてください。

一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。
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7年落ちのシエンタは何代目？グレードは何がある？

初代シエンタは2003年に販売が開始され、20年間愛され続けています。7年落ちのシエンタは2代目にあたります。初代シエンタのグレードは以下のとおりです。

特に上級グレードである「G」が人気を集めており、リセールバリューも高くなっています。またハイブリッドモデルも、燃費の高さから人気が高くなっています。

【グレード別】7年落ちのシエンタの買取・下取り価格相場

7年落ちシエンタの買取・下取り価格の相場はどれくらいなのでしょうか。下の表で走行距離別の買取価格をまとめましたのでご覧ください。

20,000km以下	63万～90万円
20,001km～40,000km	59万～152万円
40,001km～60,000km	60万～135万円
60,001km～80,000km	54万～110万円
80,001km～100,000km	51万～80万円
100,000km以上	47万～77万円

買取・下取り価格が高いシエンタの特徴

シエンタを売ろうと考えた際、どのような特徴を持ったシエンタが、買取・下取り価格が高いのか知りたいという方もいるでしょう。買取・下取り価格が高いシエンタの特徴には主に以下の3つがあります。

人気のカラーとグレード

人気のカラーは買取・下取り価格が高くなる特徴の1つです。2代目モデルの7年落ちシエンタは、定番カラーの白や黒、シルバーに加えてエアーイエローが人気のカラーです。

また、装備が充実しているグレードも買取・下取り価格が高くなる傾向にあります。「G」モデルは両面パワースライドドアが標準装備されており人気が高く、特別仕様車の「ダイスG」は高級感があり男性に人気が高いグレードです。

人気が高いカラーとグレードは、中古車市場でも需要が高いことから、買取・下取り価格に期待できます。

ハイブリッドモデル

ハイブリッドモデルも買取・下取り価格が高くなる特徴の1つです。ハイブリッドカーは、ガソリンと電気の2つを合わせて走行する車です。環境に配慮している点や、低燃費であることから年々人気が高まっています。

低燃費のハイブリッドモデルは、中古車市場で買い手が多いことから、高価買取が期待できるモデルです。ただし、走行距離や状態によっては、買取価格が相場より低くなる恐れがあります。ハイブリッドモデルというだけで油断せず、丁寧に乗ることが重要です。

安全装備が充実している

安全装備が充実していることも買取・下取り価格が高くなる特徴の1つです。シエンタの安全装備には「サイドエアバッグ」「衝突回避支援パッケージ」「先行車発信告知機能」などが搭載されています。
衝突を回避するためのサポート、前の車が発信したことを教えてくれる機能はどれも安心して運転するためには欠かせない装備です。このように、普段運転する際に安心できる安全装備が充実していることは、買取・下取り価格が高くなる特徴となります。

7年落ちのシエンタの口コミ・評判

ここからは、7年落ちのシエンタを買取に出した方の口コミや評判を紹介します。

シエンタ7年落ちで80万だと！？

去年シエンタ売却しましたが、7年落ちで一括査定が80万、トヨタ系の中古車屋が一番高く90万くらいで下取りしてくれました。状態も良くて新しいハリヤーならもっと高く査定されても良さそうですが、中古相場が落ち着いてしまってるんですかね🤔

わたしは2代目シエンタ売るときに査定してもらって金額いっぱい吊り上げてもらいました😁

なんか営業さんと馬が合わなくて最終的に別の所で売りましたけど😂その点ではお世話になりましたって感じです🙏

ディーラーで7年落ち40000キロのシエンタ下取り130万。。。

中古市場バブってるなぁ

安いと思います！！前シエンタ乗ってましたけど、売却したら7年落ち修理歴アリなのに160万くらいで売ってましたよ笑

7人乗りでも後部座席は2列目の下に収納出来るので、荷物もかなり入りますよ👍

7年落ちのシエンタは、買取や下取り価格が想定以上だった口コミが見つかります。交渉で値段が上がることや他社と比較して高値がつくケースもあるようです。

高く買取してもらうなら下取りより買取がおすすめ

シエンタを高く買取してもらうなら、下取りよりも買取をおすすめします。なぜなら、買取の方が高価買取も期待できるからです。

下取りは、車を購入する販売店で手続きが全て完了するため、手間がかかりません。ただし新車購入者へのサービスという側面があり、車の状態などが一切考慮されません。そのため、買取よりも値段が低くなる傾向があります。

買取は車の年式や走行距離などさまざまな要素を総合的に査定し、買取相場を踏まえて買取価格が決定します。そのため、高額買取になることも珍しくありません。高く買取してもらうなら下取りより買取がおすすめです。

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経年劣化するとどのような故障が起きる？

車は、長く愛用していると次の7つのような故障が発生しやすくなります。それぞれについて詳しく解説しますので、ご覧ください。

エンジンオイルの漏れが発生しやすくなる

長年愛用していると、走行距離が増えエンジンオイルの漏れが発生しやすくなります。車のエンジンオイルは、ゴムパッキンやシールで漏れを防いでいます。ただ、振動による繋ぎ目のズレやゴムの劣化により、エンジンオイルが漏れてしまうことがあります。

走行距離が少ない車でも、エンジンオイルの漏れが発生することは珍しくありません。経年劣化によるエンジンオイルの漏れは、同時に複数箇所で発生する恐れもあり、注意が必要です。エンジンオイルの漏れは、経年劣化による故障のひとつとして覚えておきましょう。

維持費が高くなった

維持費が高くなったと感じることが、判断基準になるポイントの1つです。車を維持するために必要な費用は、乗っている期間が長ければその分増えていきます。故障やメンテナンスの費用、消耗品の交換などは車を維持するためには欠かせません。

車の乗り換えは大きな出費となるため、ためらう方も少なくありません。ただ、ランニングコストを考えたら、乗り換えた方が出費を抑えられる可能性があります。そのため、維持費が高くなったと感じることは、乗り換えのタイミングとなるポイントです。

修理や交換のコストや効果

部品の修理や交換をした後で、すぐに不具合が起きてしまうことやコストと効果に疑問を感じることもあるでしょう。これが乗り換えのタイミングになることがあります。

修理や交換の後、何年も不具合なく乗り続けられるなら効果があったと判断できます。ただ、その後何度も修理が必要な場合、乗り換えを考えた方が良いケースもあります。修理や交換のコストや効果に疑問を持つようになったら、乗り換えを視野に入れることをおすすめします。

車検のタイミング

車検のタイミングも、乗り換えるべきかを判断するポイントの1つです。車検が切れる前に乗り換えすると、車検費用を抑えられることから、このタイミングで乗り換える人も少なくありません。

新車登録から7年乗り続けたシエンタは、3回目の車検のタイミングです。車検には10万円程度かかることもあります。3回目の車検を受けるより、新車に乗り換えた方がトータルコストは低い可能性もあります。そういった点から、車検のタイミングで乗り換えることもおすすめです。

ライフスタイルの変化

ライフスタイルに変化が訪れたタイミングで、乗り換える方も少なくありません。結婚や引っ越しなど、ライフスタイルの変化は誰にもあることです。家族が増えたり両親が高齢化したりすることで、乗り替えを考えている方もいるでしょう。

生活環境や家族構成が変わることで、車に求める基準も変わってきます。車の状態で乗り換えを検討する場合もありますが、ライフスタイルの変化も、乗り換えるべきかを考えるポイントになります。

車から異音が聞こえる

走行中、車から異音が聞こえたら、乗り換えのタイミングが近づいているサインです。異音の原因は、部品の不具合によることが多く、不具合の個所はいくつも考えられます。そのため、どこか特定の部分に注意を払っていれば良いわけではありません。

異音の原因となっている部分の修理や部品の交換は、部品代や作業工賃が高額になることもあります。事故につながるような不具合が隠れていることも考えられるため、車から異音が聞こえる場合は、乗り換えを検討しましょう。

次に乗りたい車があるかどうか

次に乗りたい車が見つかった際も、乗り換えのタイミングです。7年前に生産された車と、現在の車では安全性能や燃費の良さ、デザインなどが異なります。気に入った車があったら乗り換えるのも良いでしょう。

車は年々進化しています。今乗っている車よりも低燃費で安全性能が高い車に乗り換えれば、燃費を抑え故障しにくいメリットがあります。次に乗りたい車があるのなら、今の車に乗り続けるより、思い切って乗り換えた方が費用を抑えられる可能性があります。

7年落ちのシエンタを乗り換えるメリット・デメリット

7年落ちのシエンタを乗り換えるなら、どんなメリット・デメリットがあるのか知っておくと良いでしょう。ここからは乗り換えのメリット・デメリットを紹介します。

7年落ちのシエンタを乗り換えるメリット

7年落ちのシエンタを乗り換えると以下の3つのメリットが挙げられます。

高額買取も期待できる

7年落ちのシエンタを乗り換えるメリットの1つに、高価買取も期待できることがあります。中古車市場では、年式が新しい車ほど需要が高く、買取価格も高いことが一般的です。年式の目安は、3年・5年・7年で、7年を過ぎると買取価格は下がっていきます。

7年落ちは、買取価格が下がる前に高価買取が期待できるラストチャンスです。このように7年落ちのシエンタは、高価買取も期待できるメリットがあります。

車検費用を抑えられる

7年落ちのシエンタを乗り換えるメリットとして、車検費用を抑えられることも重要です。先述の通り、7年乗り続けると、メンテナンスにも費用がかかります。車検の際、修理が必要なパーツが出てきて車検代が今までより高くなることもあるでしょう。

部品の交換や修理代が高くなることを考えると、新車に乗り換えることで車検費用を抑えられるメリットがあります。7年落ちのシエンタは車検前に乗り換えることをおすすめします。

コスパ良く乗り換えられる

7年落ちでの乗り換えは、コスパが良いというメリットもあります。車は一般的に10年10万kmが乗り換えのタイミングといわれています。実際に10年乗り続けるためには、突然の故障に備え、細かいメンテナンスが必要です。

そのため、7年落ちで思い切って乗り換えて、年々増加する整備費用を抑える方がコスパは良いと考える方もいます。こういった理由で、7年落ちの乗り換えは、コスパが良いタイミングといえます。

7年落ちのシエンタを乗り換えるデメリット

7年落ちのシエンタを乗り換えるには、メリットもあればデメリットもあります。7年落ちのシエンタを乗り換えた際に考えられるデメリットは、以下の3つです。

シエンタを乗り換えるデメリット

3年目や5年目より査定額が落ちる

中古車のリセールバリューは、一般的に3年目で50%前後となり5年目で30%前後、7年目で10%前後になるといわれています。当然ながら年数が経過し、走行距離が増えると買取価格は低下します。

3年目や5年目はローンが完済するタイミングでもあり、査定額が下がる前に乗り換える方も少なくありません。7年目まで乗り続けると、故障が発生することも増えてくるため、7年落ちのシエンタは乗り換えを検討しましょう。

メンテナンス費用がかさむ

7年落ちのシエンタの乗り換えは、メンテナンス費用がかさむというデメリットもあります。長い間乗った車は、経年劣化により消耗品などのパーツを交換する頻度が上がります。それ以外にも不具合や故障への対応が増えるため、金銭的な負担も少なくありません。

車の乗り換えには大きな金額がかかります。しかし、乗り続けることでかかるランニングコストを考え、早い段階での乗り換えを検討する方も大勢います。7年落ちでの乗り換えは、メンテナンス費用がかさむことも覚えておきましょう。

乗り換えで費用がかかる

7年落ちのシエンタの乗り換えは、乗り換えで費用がかかるデメリットもあります。乗り換えでかかる費用で一番大きい費用は、新しい車の購入資金です。それ以外にも、ローンが途中の場合、残価処理が必要です。

買取価格より残価が多いと、購入資金にプラスして残価分も支払うことになります。7年落ちのシエンタを乗り換える際は、乗り換えで多額の費用がかかることも覚えておきましょう。

7年落ちのシエンタが高く売れる時期

7年落ちのシエンタを売りたい方の中には「いつ売れば高く売れるのだろう」と思っている方もいるでしょう。主に以下の3つが高く売れる時期といわれています。

1～3月

7年落ちのシエンタを売るなら、1年の中で最も高く売れる1〜3月がおすすめです。なぜなら、新生活のスタートを控え、車を購入しようとする人が増えるからです。中古車需要に応えるため、中古車販売業者は在庫を確保する目的で買取価格を上げる傾向にあります。

また、3月は多くの中古車販売業者の決算月です。決算までに少しでも業績を伸ばしたいとラストスパートをかけることから、相場より高額で売れる可能性があります。こういった理由を材料に車の売却を考えている方は、1〜3月の売却を検討してください。

9月

次に高く売れる時期としておすすめなのは、9月です。4月と同様、9月は異動や転職のタイミングとなるため、車を購入しようとする人が増える傾向にあるからです。また、9月は多くの中古車販売業者にとって半期決算の時期で、販売台数アップのために在庫を増やそうとします。そのため、高く売れるケースも少なくありません。

また、夏のボーナスで車を購入しようと考えている人もいるため、中古車市場の需要も上がり、9月は車が高く売れる時期といわれています。

走行距離が大台を超える前

1年を通して高く売れる時期として、「走行距離が大台を超える前」もおすすめです。査定の際に重要視するポイントの1つとして「走行距離」が挙げられます。走行距離は5万㎞や10万kmが目安になり、その大台を超えると査定額が下がる傾向にあります。

大台を超えると査定額に大きな差が出ることも珍しくありません。7年落ちのシエンタを売ろうと考えているなら、走行距離が大台を超える前がおすすめです。

車を売却するならカーセブンがおすすめ

7年落ちのシエンタを売却しようと考えているなら、カーセブンがおすすめです。おすすめの理由は以下5つの安心宣言にあります。

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まとめ

7年落ちのシエンタの買取価格は、グレードや走行距離によって差はあるものの、40万円〜100万円台であることが多いです。少しでも高く売りたいと考えるなら、下取りよりも買取がおすすめです。

7年落ちのシエンタは、経年劣化による故障に注意しましょう。消耗品の交換や修理費用などランニングコストがかかると感じたら、乗り換えの検討をおすすめします。この記事を参考に、乗り換えのタイミングを考えてみてください。

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