3年落ちのフォレスターの買取・下取り価格相場はどれくらい？乗り換えのタイミングもあわせて解説

フォレスターはスバルが販売する車の中でも人気が高いSUVです。3年前にフォレスターを買った方の中には、乗り換えが頭をよぎる方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、3年落ちのフォレスターの買取・下取り価格の相場や口コミ・評判を解説します。あわせて乗り換えることによるメリットやデメリット、乗り換えを検討するタイミングについても解説します。3年落ちのフォレスターの買取を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。
少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。

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3年落ちのフォレスターは何代目？グレードは何がある？

2020年モデルのフォレスターは、5代目のモデルです。ここでは3年落ちのフォレスターのグレードと基本情報を紹介します。

モデル	排気量	定員	燃費	新車価格
Ｘ−エディション	2,498cc	5名	14.6km/L	3,179,000円
ツーリング	1,995cc	〃	18.6km/L	2,915,000円
スポーツ	1,795cc	〃	16.5km/L	3,289,000円
アドバンス	1,995cc	〃	18.6km/L	3,157,000円
Ｘ−ブレイク	〃	〃	〃	3,058,000円

3年落ちのフォレスターの排気量はX-エディションとスポーツモデル以外はすべて1,995ccでした。燃費は14.6km/L〜18.6km/Lとそこまで低い水準ではありません。

【走行距離別】3年落ちのフォレスターの買取・下取り価格相場

ここでは、走行距離ごとに3年落ちのフォレスターの買取相場について見ていきましょう。3年落ちのフォレスターの、走行距離別買取相場は以下のとおりです。

20,000km以下	214万～267万円
20,001km〜40,000km	194万～253万円
40,001km〜60,000km	174万～229万円
60,001km〜80,000km	152万～205万円
80,001km〜100,000km	125万～181万円

3年落ちのフォレスターの買取相場は、走行距離が長いほど価格が下がる傾向にあることがわかります。ただし、人気のグレードやカラーは、買取価格が高くなる傾向にあることを把握しておきましょう。

【グレード別】3年落ちのフォレスターの買取・下取り価格相場

次にグレード別で3年落ちのフォレスターの買取・下取り価格相場を見ていきましょう。

Ｘ−エディション	166万～265万円
ツーリング	114万～241万円
スポーツ	204万～345万円
プレミアム	148万～243万円
Ｘ−ブレイク	32万～263万円

グレードごとに見ると、スポーツグレードが高めの価格相場になっていますが、それ以外はそれほど変わりません。カラーや車の状態によって、相場よりも下回ることもあるので、注意しましょう。

買取・下取り価格が高いフォレスターの特徴

買取・下取り価格が高いフォレスターの特徴には以下の3つがあります。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

人気のカラーとグレード

車体のカラーやグレードで、買取価格が大きく変わることがあります。これは、カラーやグレードの人気度によって、中古車市場での売れやすさに差が生じるためです。ではどのカラーが人気かというと、フォレスターでは、ホワイトパールです。好みの問題もありますが、高価買取を狙うなら、ホワイトパールをおすすめします。

また、グレードでは人気の高い「Advance」がおすすめです。人気が高いため、中古車市場でも需要が高く、高値で売却できる可能性が高くなります。これからフォレスターふぉれの購入を考えている方は、参考にしてください。

需要の高いオプション付き

フォレスターのリセールを左右する装備は、大型サンルーフとルーフレールです。実際に、フォレスターのAdvanceでは、この2つの装着率が高くなっています。大型サンルーフは、開放感と高級感を演出する人気の装備です。また、ルーフレールはアウトドアシーンで活躍する便利な装備です。

またメーカーオプションやディーラーオプションがあると、査定でプラスされることがあります。なぜなら、どちらも新車購入時にしかつけられないからです。こうしたオプションがついていたら、査定の際に積極的にアピールしましょう。

外装と内装が綺麗

車の買取価格は、傷や汚れの程度によって大きく左右されます。軽微な傷程度であれば、査定額に大きな影響はありません。しかし、大きな傷やへこみ、穴やひどい汚れが多く付いている車はマイナス査定の対象となります。

また、査定士の印象が悪くなり買取価格に響きやすい要素は、車内のタバコやペットによる臭いです。傷や汚れも査定に悪影響を及ぼしますが、臭いも同様です。高価買取を希望するのであれば、車内での喫煙やペットを乗せるのは控えましょう。

3年落ちのフォレスターの口コミ・評判

ここでは、3年落ちのフォレスターの口コミ・評判を見ていきましょう。

✅フォレスターのリセールバリュー(残価率)

登録当年:98%
—マイナーチェンジ—
3年落ち:88%
—フルモデルチェンジ—
5年落ち:54%
—マイナーチェンジ—
7年落ち:36%
10年落ち:23%

●オプションでコストが嵩みやすい
●ロシアに人気のSUV
●モデルチェンジ多いな…https://t.co/IuDTaWMwY0 pic.twitter.com/GqcYxSTWqO

— キノサン (@Boardingxx) February 5, 2023

フォレスターのリセールたけぇな…
3年落ちで、トヨタの買取シミュレーションでも70パー超えてるとか

— うさぽ (@uusapyon) November 15, 2022

我が家の3年落ちフォレスター、去年の年明けに査定したら250万くらいだったしまだ200万くらい価値つくのかなと思っていたものの、最近の中古車市場下落ニュース見て相場見てみたら180くらいまで落ちてそうだな。うーん。フォレスター最期のターボモデルということでプレミアついてほしい。え？ない？

— stranger (@stranger16g) May 26, 2020

口コミからわかるとおり、フォレスターはグレードや年式、オプションによっては高い水準で買取してもらえることもあります。しかし、買取相場そのものが下落することもあるため、売却を検討する際は事前に買取相場をチェックしておきましょう。

高く買取してもらうなら下取りより買取がおすすめ

車を手放す方法には、下取りと買取の2パターンがあります。おすすめは買取です。なぜなら、買取の方が、高額で車を売却できる可能性があるからです。買取では、車の状態やオプションの装備、グレードなど細かい部分まで評価されます。そのため、査定額が高くなる傾向があります。

一方、下取りでは車の状態やオプションの装備など、細かい部分は評価されません。そのため、査定額が低くなる傾向があります。できるだけ高く車を売却したい場合は、下取りではなく買取を選ぶことをおすすめします。

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経年劣化するとどのような故障が起きる？

車が経年劣化するとどのような故障が起きるのでしょうか？

エンジンオイルの漏れが発生しやすくなる

エンジンオイルの漏れは、走行距離が増えると発生しやすくなります。その理由は、エンジンオイルを溜めているオイルパンとエンジンの隙間を埋めるためのガスケットが劣化するためです。

ガスケットは経年劣化するものであり、走行距離が増えると劣化が進みやすくなります。そのため、走行距離が増えることで、エンジンオイルが漏れることがあります。エンジンオイルの漏れは、エンジンにダメージを与える原因となるため、早めに修理することが大切です。

オートマオイルが交換できなくなる

車の年数が経過すると、オートマオイルが交換できなくなることがあります。なぜなら、走行距離が増えた車のオートマオイルを頻繁に交換すると、トランスミッションが壊れる可能性があるからです。オートマオイルは走行距離が増えると酸化や劣化が進み、粘度が低下しトランスミッションの潤滑や冷却が十分に行われなくなります。

オートマオイルは、エンジンオイルと同じく、定期的な交換が必要です。しかし、走行距離が10万キロを超えたAT車のオートマオイル交換は、控えた方が無難です。心配な方は、自動車整備工場やディーラーで相談しましょう。

足回りの部品が劣化する

走行距離が増えた車のサスペンションは、劣化に注意が必要です。サスペンションは、車を支える重要なパーツです。走行距離が増えるとスペンションの各部品が劣化し、乗り心地が悪くなり、ガタツキや錆などトラブルの原因となります。

サスペンションの状態が悪化し、交換となると10万円以上の費用がかかることも珍しくありません。そのため、走行距離が増えたらサスペンションの状態を定期的に点検し、必要に応じて交換しましょう。

エアコンがきかなくなる

走行距離が増えた車のエアコンは、エアコンガスの不足にも注意が必要です。エアコンガスは、車の走行時の振動で漏れ出すことがあります。そのため、走行距離が増えるとエアコンガスの漏れ出す量が増え、不足する可能性があるため注意が必要です。

エアコンガスが不足すると、最悪の場合、エアコンが全くきかなくなります。暑い夏にエアコンがきかないと、健康被害につながる恐れもあり、危険です。エアコンガスの不足を防ぐために、定期的に点検し、不足している場合は補充しましょう。

灯火類が点灯しなくなる

走行距離が増えた車のHIDやLEDなどの灯火類は、故障のリスクが高まります。HIDやLEDは、ハロゲンランプに比べて寿命が長いため、球切れの心配がほとんどありません。しかし、故障する可能性はあります。

灯火類の故障の主な原因は、走行距離の増加です。走行距離が増えると、灯火類の配線や接続部品が劣化しやすくなり、故障しやすくなります。また、走行中の振動や衝撃で、灯火類が損傷する可能性もあります。走行距離が増えてきた場合は、灯火類の点検や交換を定期的に行うようにしましょう。

マフラーに穴があく

走行距離が増えた車のマフラーは、錆や劣化にも注意が必要です。マフラーは、排気ガスを外に排出する重要な部品です。しかし、走行距離が増えると、マフラーが錆や劣化によって穴があいてしまうことがあります。

マフラーの錆や劣化の原因は、積雪地域の道路に使用される融雪剤や、悪路を走行した後の汚れです。こうしたものがマフラーに付着し、長期間放置すると、マフラーが腐食して穴があきます。そのため、走行距離が多い車は、マフラーの点検や交換を定期的に行うようにしましょう。

車のボディが錆びる

走行距離が増えた車は、ボディの錆にも注意が必要です。ボディは金属製のため、錆びやすい性質があります。走行距離が増えると、ボディに付着した汚れや融雪剤が落としにくくなり、錆びるリスクが上昇するため注意が必要です。

ボディが錆びたまま放置すると、車検に通らない可能性があります。また、錆びて穴があくと、見た目が悪くなるだけでなく雨水や汚れが侵入する恐れがあります。走行距離が増えた車は定期的に洗車を行い、汚れを落とすとともにワックスを塗って、ボディを保護しましょう。

3年落ちのフォレスターは乗り換えるべき？判断するポイント

3年落ちのフォレスターはどのようなタイミングで乗り換えるべきなのでしょうか？ここからは乗り換えを判断する次の6つのポイントを紹介します。

維持費が高くなった

車の維持費が高くなったら、乗り換えを検討しても良いタイミングです。車は消耗品であるため、使用すればするほど、部品が劣化します。定期的なメンテナンスを行っても、年数が経過するほど故障のリスクは高くなります。また、劣化が進むと、高額の修理・メンテナンス費用が必要です。

愛着があれば、そのまま乗り続けることもできます。しかし、維持費を抑えるには、早めに買い替えを検討した方が良いでしょう。一度故障すると、その部分は再発するリスクが高まるので、注意しましょう。

修理や交換のコストや効果

車の修理や部品交換の費用が高く、車のパフォーマンスが低下してきたら、乗り換えを検討しましょう。車は部品ごとに役割や故障の原因が異なるため、修理や乗り換えの判断は慎重に行わなければいけません。修理や交換の費用は、部品や損傷の程度によって大きく異なります。

修理や交換を検討する場合は、修理すればどれぐらい車に乗れそうか、自動車整備工場や修理業者に問い合わせましょう。修理するか買い替えるかは、車の使用状況や予算などさまざまな要素を考慮して、判断することが重要です。

車検のタイミング

3年落ちのフォレスターは、車検の前に乗り換えを検討しましょう。車検には法定費用に加えて修理や交換の費用もかかるため、大きな出費となります。故障が発生した場合、修理や交換によって車検に合格できる場合もありますが、修理や交換の費用が高額になる可能性があります。

車検が迫っている場合は、修理や交換に間に合わない場合もゼロではありません。こういったことから、3年落ちのフォレスターは、車検の前に乗り換えの検討をおすすめします。乗り換えれば、出費を抑えて、車に乗れます。

ライフスタイルの変化

ライフスタイルの変化に合わせて、車の乗り換えを検討しましょう。独身であれば、趣味性の高い車でも問題ありません。しかし、家庭を持つと、乗り降りが楽で車内が広いファミリーカーが求められます。また引っ越しで雪国に住む場合は、雪に強い4WDなども視野に入れなければいけません。

将来的に子どもを2人・3人と考えているなら、ミニバンクラス以上のサイズの大きい車がおすすめです。街乗りがメインであれば、軽自動車でも十分なこともあります。そのため、ライフスタイルが大きく変わる際に、乗り換えをするのがおすすめです。

車から異音が聞こえる

車の異音は、乗り換えのタイミングの1つです。車の異音や振動は、不具合の兆候です。特にエンジンやミッションから聞こえる異音は、寿命が近づいている証拠です。そのため、修理や部品交換による延命より、乗り換えた方が安全です。また、乗り換えた方が、費用面で安く済む場合もあります。

年数や走行距離が長い車は、些細な違和感でも大きな不調が隠れている可能性があります。放置すると走行中の故障や事故につながり、自分だけでなく他の車に迷惑をかける恐れもあるため、早めに点検を受けましょう。

次に乗りたい車があるかどうか

憧れの車があるなら、乗り換えも検討しましょう。車の技術は年々進歩しており、10年以上前の車と比べると、燃費や安全性能が大きく向上しています。そのため、デザインなど気に入った車があれば、思い切って乗り換えるのも一つの選択肢です。

もちろん、愛着のある車を維持したい場合は、費用をかけることも可能です。しかし、総合的に見ると、車を買い替えた方がお得になる可能性もあります。乗りたい車があるなら、乗り換えを検討してみてください。

3年落ちのフォレスターを乗り換えるメリット・デメリット

ここからは、3年落ちのフォレスターを乗り換えるメリットとデメリットを紹介します。

3年落ちのフォレスターを乗り換えるメリット

まず、3年落ちのフォレスターを乗り換えるメリットから見ていきましょう。メリットには以下の3つがあります。

新しいモデルに乗り続けられる

新車を3年ごとに乗り換えることで、最新の技術と機能を常に感じられます。たとえば、3年前に購入した車の燃費が15km/Lだった場合、現在のモデルでは20km/L以上になっている可能性があります。この場合、燃料費が抑えられるため、ランニングコストの低減が可能です。

また、安全性能も向上しており、事故の際に被害を軽減できます。近年の車では、事故そのものを減らす技術も搭載されているため、事故の減少も期待できます。最新の技術を常に感じたいなら、3年ごとに乗り換えることも検討してみましょう。

査定で有利

人気車や需要のある車は、査定額が高くなる傾向があります。人気車は、その時代のトレンドを反映しており、中古車市場でも需要があります。そのため、3年目でも高額買取されるケースは珍しくありません。また、人気車ではなくても、中古車市場で需要のある車も査定額が高くなります。

ただし、車の査定は年数や人気だけで決まるものではありません。走行距離や車両の状態、オプションの有無など、さまざまな要素が査定額に影響します。そのため、過度な期待はせず、相場よりいくらか高くなる程度で認識しておきましょう。

メンテナンス費用を抑えられる

購入してから3年であれば、部品の劣化も少ないため、メンテナンス費用はそれほどかかりません。しかし、通常の車検時に行われるようなブレーキフルードやクーラントの交換は、3年目でも必要です。

3年目でも走行距離が伸びていたりスポーツ走行をしたりしている場合は、部品の交換時期が早まる可能性があります。また、故障が発生した場合は、さらに費用がかかります。そのため、3年目だからといってメンテナンス費用が安くなるとは限りません。走行状況を踏まえて、定期的なメンテナンスを心がけましょう。

3年落ちのフォレスターを乗り換えるデメリット

次にデメリットを見ていきましょう。3年落ちのフォレスターを乗り換えるデメリットは以下のとおりです。

ローンの組み替えに手間がかかる

ローンを組んで新車を購入した場合、3年目の売却時にはまだローンが残っている可能性があります。売却時に残ったローンを完済するためには、預貯金や売却金を充てる必要があります。しかし、売却金だけで足りない場合は、ローンの組み直しなどを検討しなければいけません。

ローンの組み直しには審査が必要です。審査では収入や勤務先などが確認され、審査に通過しなければ、ローンを組めません。ローンが組めなければ、別の金融機関を探すなど手間がかかります。ローンが残ったまま乗り換える場合は、こうしたリスクがあることを覚えておきましょう。

経済的な負担がかかる

ローンの残債がある状態で繰り返し新車を購入し続けると、長期的には大きな費用負担になる可能性があります。たとえば、3年で車を売却しローンが150万円残っていた場合、売却金額が100万円だったとしても50万円の資が必要です。

このように、ローンの残債がある状態で繰り返し新車を購入し続けると、長期的には大きな費用負担になる可能性があります。今後3年ごとに新車に乗り換え続ける場合は、金銭的な負担を考慮した上で購入を検討しましょう。

車を売却するならカーセブンがおすすめ

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まとめ

3年落ちのフォレスターは、人気車種のため高価買取が期待できます。ただし、走行距離やグレードによって査定額は大きく変わってきます。また、3年目は部品の消耗も生じてくる時期です。車の消耗具合とメンテナンス費用を比較して、売却を検討しましょう。

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