10年落ちのアクアの買取・下取り価格相場はどれくらい？乗り換えのタイミングもあわせて解説

10年落ちのアクアに乗っていて「 10年落ちのアクアから乗り換えたい」「10年落ちのアクアの買取相場が知りたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、10年落ちのアクアの買取・下取り相場や口コミ・評判について詳しく解説します。また、乗り換えるタイミングなどについても解説しています。10年落ちのアクアの買取や乗り換えを考えている方は、参考にしてみてください。

一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。
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10年落ちのアクアは何代目？グレードは何がある？

10年落ちのアクアは、初代モデルにあたります。初代モデルは2011年に発売され、現在でも非常に人気の高いコンパクトハイブリッドカーです。ここでは、10落ちのアクアのグレードやスペックを紹介します。

グレード	排気量	定員	燃費	新車価格
1.5 G ブラックソフトレザーセレクション CVT	1,496 cc	5名	35.40km/	203.2万円
1.5 G CVT	1,496 cc	5名	35.40km/	194.9万円
1.5 S CVT	1,496 cc	5名	35.40km/	188.6万円
1.5 L CVT	1,496 cc	5名	35.40km/	177万円

アクアは、燃費の良さと手頃な価格で都市部での使用に適しています。上位グレードでは内装やオーディオの豊富な選択肢があり、それに応じて価格が高くなる傾向です。

【走行距離別】10年落ちのアクアの買取・下取り価格相場

ここでは、走行距離ごとの10年落ちアクアの買取相場についてみていきます。走行距離別のアクアの買取相場は以下のとおりです。

20,000km以下	35万～50万円
20,001km〜40,000km	25万～66万円
40,001km〜60,000km	25万～82万円
60,001km〜80,000km	22万～40万円
80,001km〜100,000km	18万～56万円
100,001km以上	15万～41万円

10年落ちのアクアの買取価格相場はグレードによって異なりますが、走行距離が長い車は価格が低いです。これは中古車市場の通常の傾向であり、一般的に走行距離が多いほど買取価格が下がる傾向にあります。

【グレード別】10年落ちのアクアの買取・下取り価格相場

続いてグレード別アクアの買取相場についてみていきます。

L	10万～20万円
S	15万～82万円
G	18万～66万円
G ブラックソフトレザーセレクション	21万～50万円

10年落ちのアクアの買取相場は、グレードによって変動します。基本モデルのLグレードは比較的低価格帯に位置し、Sグレードはその上の中間価格帯です。

Gグレードはさらに高価格帯に属し、特にG ブラックソフトレザーセレクションは最も高価なグレードとして位置付けられています。このような価格差は、グレードごとの装備や内装によって差が出ると考えられます。

買取・下取り価格が高いアクアの特徴

買取・下取り価格が高いアクアには2つの特徴があります。

それぞれ詳しく解説します。

「クロスオーバー」や「G GRスポーツ」グレード

初代アクアの中でも「クロスオーバー」と「G GRスポーツ」グレードは特に注目されるモデルです。2017年発売の「クロスオーバー」はSUV風のデザインと専用アルミホイールでアクティブなイメージを演出しています。操舵感や乗り心地の良さも人気です。

また、「G GRスポーツ」はスポーティーな走行が楽しめる設計で、専用バンパーやラジエーターグリルで特性を強調しています。

現行モデルの人気上昇に伴い、初代モデルのニーズは減少傾向にあるため、早めに売却しましょう。

ボディカラーがホワイト系・ブラック系の定番色

アクアの買取価格は、ボディカラーに大きく影響されます。特にパールホワイト系やブラック系は、豊富な中古車台数にも関わらず高い買取価格が期待できるカラーです。また、ブルー系の「ミッドナイトブルービーム・メタリック」も高値がつく傾向にあります。

ホワイト系とブラック系の定番色は、幅広い層に受け入れられやすく人気もあるため、車種に関わらず高い買取価格がつきやすいです。流行に左右されず、長期的に安定した価値も期待できます。

10年落ちのアクアの口コミ・評判

10年落ちアクアはどのような評判や口コミがあるのでしょうか。ここでは10年落ちアクアを購入した方の評判や口コミをいくつか紹介します。

毎日通勤往復20kmだけを300km近く走って、やっと燃料半分ですわ…
10年落ち近くのアクアでこの燃費とは…今のは… pic.twitter.com/uHGFXgGKsk

— 美浜の葱坊主 (@mihakin386sx) March 8, 2022

10年落ちのアクア代車で借りているけど、これはこれはでありでしょうね。
電池劣化してるのに26kmとか走るし

— きくぼー (@poles_Apart_299) April 15, 2022

10年落ちのアクアを査定に出してきた
54万円がついて驚愕、中古車市場の逼迫を思い知りましたなあ

— ソーイチロー (@s_iszk) June 18, 2022

少し前に購入した、10年落ち中古車のアクア。この度の車検代見積が6万円以内に収まった。孝行息子ならぬ孝行車！

— 頑張り法務 (@ganbariho) September 3, 2023

10年落ちのアクアに関する評判や口コミには、燃費の良さ、査定額の良さ、維持費の低さなどポジティブな声が多数ありました。

ユーザーは、長年使用しても優れた燃料効率が維持されていることに満足しており、高い査定額にも驚いています。

高く買取してもらうなら下取りより買取がおすすめ

車を売却する際に下取りより買取を選ぶと、高い買取価格が期待できます。

ディーラーでの下取りは新車購入時のサービスであり、査定額にはあまり期待できません。一方、買取業者による買取は、市場価値と車の状態に基づきプロの査定士によって査定されるため、高い査定額がつくことが多いです。

少しでも高く車を売りたいと考えるなら、買取業者による買取りがおすすめです。車を手放す際は、査定額を比較検討して、自分に合った売却方法を選びましょう。

カーセブンは大手買取店でアクアの買い取り実績も豊富でおすすめ。たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。

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経年劣化するとどのような故障が起きる？

車は消耗品であるため、経年劣化は免れません。では、実際に経年劣化によってどのような故障が起こるのでしょうか。ここでは、経年劣化によって起こりうる故障を解説します。

それぞれ詳しく解説します。

エンジンオイルの漏れが発生しやすくなる

経年劣化に伴い、エンジンオイルの漏れが発生する可能性が高いです。

オイルパンとエンジンの間を封じているのが「ガスケット」という部品です。ガスケットの経年劣化により、オイルパンの隙間からエンジンオイルが滲み出し、オイル漏れを引き起こします。

特に、多走行距離車は、ガスケットの劣化がひどくなっている可能性が高いため、エンジンオイルの漏れに注意しましょう。

オートマオイルが交換できなくなる

経年劣化によってオートマオイルの交換ができなくなる可能性があります。

オートマオイルはAT車のトランスミッションに使用され、エンジンオイルと同様に定期的な交換が必要です。しかし、走行距離が多い車では、オートマオイルの交換によってトランスミッションに不具合を引き起こす可能性があります。

走行距離が多くなった場合は、オートマオイルの交換を慎重に行う必要があります。

足回りの部品が劣化する

足回りの部品の劣化は、走行距離や年数が増えるにつれて顕著に表れます。

サスペンションは車を支え、路面からの衝撃を吸収する重要な役割を担っています。サスペンションが劣化すると、車の乗り心地が低下し、不快な振動や衝撃が発生する可能性が高いです。さらに劣化が進むと、サスペンション自体の錆やガタツキが原因で部品交換が必要になることもあるでしょう。

サスペンションは、修理や交換になると工賃を含めて10万円以上の費用がかかることがあります。したがって、走行距離が増加するにつれてサスペンションの状態に注意し、丁寧な運転と定期的なメンテナンスが必要です。

エアコンがきかなくなる

経年劣化によって、エアコンの効きが悪くなることがあります。

これは、エアコンガスの不足が大きな原因です。車の走行時に起こる振動で、エアコンガスが徐々に漏れ出し、冷却能力が低下します。

エアコンガスは、ディーラーや整備工場で補充することが可能です。暑い季節にはエアコンが必須となるため、定期的なチェックと必要に応じたガスの補充が大切になります。エアコンが機能しないと健康や安全にも影響を及ぼすため、注意しましょう。

灯火類が点灯しなくなる

経年劣化はライトなどの灯火類にも影響を与え、点灯しなくなることもあります。HIDやLEDランプはハロゲンランプに比べて寿命が長く、球切れのリスクは比較的低いです。しかし、走行距離の増加に伴い故障することも見受けられます。

灯火類の故障は、夜間の視認性や安全運転に直接影響を与えるため、定期的な点検と早めの対処が必要です。

マフラーに穴があく

経年劣化によってマフラーに穴があく可能性があります。

錆や劣化により起こる現象で、積雪地域で使用される融雪剤や汚れがマフラーに付着し、長期間放置されることが大きな要因です。マフラーに穴が開くと、排気漏れや騒音の問題が発生し、補修や交換が必要になります。

マフラーは高額な部品であるため、定期的な点検と適切な清掃を行い劣化の進行を遅らせる努力が必要です。

車のボディが錆びる

走行距離が増加すると、車のボディに錆が発生するリスクが高まります。

この錆は、マフラーと同様に融雪剤や汚れが車体に付着し、長期間放置されることが原因です。車体に錆が発生し放置してしまうと、ボディに穴があき、板金修理が必要になることもあります。

ボディに穴が開くと車検に通らない可能性も高くなりますので、板金修理は避けられません。そのため、走行距離が多い車は、車体の劣化にも注意を払い定期的なメンテナンスが重要になります。

10年落ちのアクアは乗り換えるべき？判断するポイント

10年落ちのアクアをいつ乗り換えればベストなのか、迷っている方も多いのではないでしょうか。ここでは、10年落ちのアクアの乗り換えを判断する際のポイントを紹介します。

それぞれ詳しくみていきましょう。

維持費が高くなった

車の維持費が高くなったと感じたら、乗り換えを検討しても良いでしょう。

車は消耗品であり、年数や走行距離が増えると劣化は避けられません。定期的なメンテナンスを受けていても高額な修理費がかかるようになった場合、乗り換えた方がコストが低くなることもあります。

愛着がある車であれば乗り続けることも可能です。しかし、経済的な観点から維持費を抑えたい場合や、故障のリスクを減らしたい場合は乗り換えた方が賢明です。

修理や交換のコストや効果

修理や交換のコストを考えると、乗り換えの方が良い場合もあります。

先述したように、車は定期的にメンテナンスを行っても、時間の経過により修理や部品交換が必要です。その際、修理費用が車の現在価値を超える場合、乗り換えの方が経済的に合理的だと考えられます。

これらの点を考慮し、車の状態や将来の計画に合わせて乗り換えを検討しましょう。

車検のタイミング

車検のタイミングは、車の乗り換えを検討するうえで重要なポイントです。

初回車検後は、2年ごとに車検を受けなければなりません。車検には、法定費用だけでなく整備や修理費用も加わります。特に、10年以上経過した車の場合、車検時に予期しない高額な修理が必要になることもあるでしょう。

車検直前に大きな修理が必要になった場合、買い替えを検討するのが合理的かもしれません。さらに、車が古くなるにつれて自動車税が高くなる点も考慮する必要があります。

ライフスタイルの変化

車の買い替えを検討するタイミングとして多いものの1つが、ライフスタイルの変化です。

たとえば、独身の時は趣味を重視した車を所有していても、結婚や子どもの誕生に伴い実用的な車が必要になることがあります。特に、子どもが複数いる場合は、より広い室内空間のミニバンやSUVがおすすめです。

家族構成や生活スタイルの変化に応じて適切な車種を選ぶことで、日常生活の利便性と快適性が向上します。

車から異音が聞こえる

車から異音が聞こえる場合、重大な不具合の可能性があるため、修理か乗り換えかを検討する必要があります。

特に、エンジンやミッションからの異音は深刻で、車の寿命が近づいている可能性が高いです。「カリカリ」「キンキン」といった甲高い音が聞こえる場合、冷却不足やオーバーヒートの可能性が高いです。また、「ゴロゴロ」「キュルキュル」といった重い打音や摩擦音はオイル不足やベルト類の問題の可能性があります。

走行距離が長い車では、異音は故障の前触れであり見逃すと走行中の事故にもつながります。そのため、専門業者による点検を早急に行い、車の買い替えを検討することも重要です。

次に乗りたい車があるかどうか

次に乗りたい車が明確である場合、乗り換えを検討してみても良いでしょう。

10年以上経過した車に比べ、現行車は燃費効率や安全性能、快適性が大幅に向上しています。乗り換えることで、長期的に燃料代やメンテナンス費用を節約し、故障のリスクも低減します。

また、外装のデザインや内装も10年落ちの車と比較すると大幅に変化しているため、長年愛用した車に代わるものがみつかるでしょう。

10年落ちのアクアを乗り換えるメリット・デメリット

10年落ちのアクアを乗り換えるとどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。ここでは、メリットとデメリットをそれぞれ紹介します。

10年落ちのアクアを乗り換えるメリット

10年落ちのアクアを乗り換えるメリットは以下のとおりです。

それぞれ詳しく解説します。

トータルの費用が安く済む場合が多い

10年落ちの車を乗り換える場合、同じ車を長期間所有するよりもトータルの費用が安く済むことも多いです。

古い車は、修理やメンテナンスの費用が増加する傾向にあり、新車のローン支払いと比較しても大差はありません。一方で、新しい車は、最新の燃費効率と低いメンテナンス費用でコストを抑えることができます。

さらに、新しい車は保証期間中は大きな修理費用の心配が少ないため、長期的に見れば適切なタイミングでの乗り換えの方がトータルの費用が安く合理的な選択といえるでしょう。

買取価格が大幅に下がる前に売却できる

10年落ちのアクアを乗り換えるメリットは、買取価格が大幅に下がる前に売却できる点です。走行距離の目安は1年で1万kmとされており、これを超えると買取価格が大きく下がる可能性が高まります。

10年経過した車は、走行距離によって価値が大きく変動するため、走行距離が多くなる前に売却することが望ましいです。車の価値が大幅に下がるのを避け、より高い買取価格を期待できるでしょう。

自動車税などが上がる前に売却できる

10年落ちのアクアを乗り換えると、自動車税などが上がる前の売却が可能です。自動車税は、車の年式が古くなるにつれて増加する傾向にあります。そのため、税金が上がる前に売却することで維持費を抑えることができるでしょう。

10年落ちのアクアを乗り換えるデメリット

10年落ちのアクアを乗り換えるデメリットは以下のとおりです。

リセールバリューが低い状態で売らないといけない

10年間使用した車は、買い替え時のリセールバリューが低いこともデメリットです。

一般的に長期間乗り続けることで、車の劣化や走行距離が買取価格に反映され、低い買取価格になることが多いです。車の状態によっては想定よりも低い価格での売却となる可能性もあります。

そのため、買取業者の適正な査定を受けて、車の現在の状態と市場価値を適切に把握することが大切です。

過走行になると買取価格が大幅に下がる

10年落ちのアクアを売却する際、走行距離の多さは買取価格に大きな影響を与えます。

一般的に、1年1万kmを目安に走行距離を計算し、これを超えると過走行とみなされます。つまり、10年間の走行距離が10万kmを超えていると、劣化や消耗が進んでいると判断され買取市場での価値が低くなるのです。

走行距離が多くなる前に売却することで、より高い買取価格が期待できるでしょう。

新たなローンの支払いが始まる

10年落ちのアクアを所有している方の多くは、既にローンを完済していることが多いです。この状況で新しい車に乗り換えると、新たに車両購入のためのローンを組む必要が生じます。新しい車の価格が高い場合、ローンの額も大きくなり返済額も高額です。

乗り換えを検討する際は新たなローンの支払い額を考慮し、計画に合わせた判断をすることが大切です。

10年落ちのアクアが高く売れる時期

10年落ちのアクアが高く売れる時期はいつなのでしょうか。ここでは、アクアが高く売れる時期について紹介します。

それぞれ詳しくみていきましょう。

モデルチェンジの前

モデルチェンジ前は、アクアが高く売れる時期の1つです。

新しいモデルが発表されると、現行モデルの価値が大きく下がってしまいます。そのため、アクアの売却を考えている方は、モデルチェンジ前に売却を検討すると良いでしょう。

モデルチェンジ前に売却することで、旧モデルの価値が大幅に下がる前の売却が可能です。

1～3月・9月など車の需要が上がる時期

1〜3月・9月など、車の需要が上がる時期は高く売れる可能性が高いです。

この時期は、多くの人が就職や転職、引っ越しに伴い新しい車を探すため市場が活性化します。特に、1〜3月は買取業者が決算を迎えることも重なり、在庫確保のための高い査定額が期待できる時期です。

また、9月も夏のボーナスを使って車を購入する方が増えるため、売却に適した時期になります。この時期に合わせて売却を計画することでより高い価格での売却が可能です。

走行距離が10万kmを超す前

走行距離が10万kmを超す前も、車が高く売れる時期です。

10年落ちの車では、走行距離が10万kmを超すと買取価格が大幅に下がります。そのため、10万kmを越す前に売却することで、高い買取価格が期待できます。

この時期を逃すと車の価値は大きく下がるため、走行距離を意識しながら売却のチャンスをうかがうことが大切です。

車を売却するならカーセブンがおすすめ

車を売却するなら、カーセブンがおすすめです。カーセブンでは、5つの安心宣言を掲げており、お客様に安心・安全で車を売却していただけるサービスを展開しています。カーセブンの5つの安心宣言は以下のとおりです。

カーセブンは、5つの安心宣言のもと、お客様に安心・安全に車を売却していただけるサービスを展開しています。無料査定や相談も行っているため、車の売却を検討中の方は一度相談してみてください。

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まとめ

この記事では、10年落ちのアクアの買取・下取り相場について詳しく解説しました。

10年落ちのアクアを少しでも高く売却したい場合は、下取りではなく中古車買取業者での買取がおすすめです。また、10年落ちのアクアを売却する際は、タイミングと乗り換えるべき判断ポイントを踏まえて売却しましょう。

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