更新日2025.02.08

10年落ちのヴォクシーの買取・下取り価格相場はどれくらい?乗り換えのタイミングもあわせて解説

トヨタを代表するミニバンといえば、ヴォクシーをイメージされる方が多いのではないでしょうか。ヴォクシーはファミリー層を中心に幅広い世代から高い人気を得ています。2022年にはフルモデルチェンジが実施され、さらなる注目を集める1台となりました。

では、10年落ちヴォクシーの買取・下取り相場はどうなのでしょうか。

そこでこの記事では、10年落ちヴォクシーの買取・下取り価格相場について徹底解説します。記事内では、10年落ちヴォクシーの買取相場情報に合わせて、乗り換えのおすすめタイミングについても解説しています。10年落ちヴォクシーの買取相場が気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。
少しでも損をせずに車を買い替えるなら早めの行動が先決です。

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この記事でわかること

  • ・10年落ちのヴォクシーの買取・下取り価格相場
  • ・10年落ちヴォクシーの口コミ・評判
  • ・10年落ちヴォクシーを乗り換えるメリット・デメリット
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10年落ちのヴォクシーは何代目?グレードは何がある?

10年落ちヴォクシーは、2代目に該当するグレードであり、2013年モデルの車です。2013年式ヴォクシーのグレードをまとめました。

2013年式ヴォクシーのグレード一覧

・ZS 煌 Z
・X
・XLエディション
・XLエディションサイドアップシート装着車
・V
・Z
・ZS
・トランスX

2013年式ヴォクシーには、8種類のグレードが用意されており、幅広いグレードからお好きな快適装備や内外装のモデルを選択できます。ZSグレードをベースに開発された「ZS 煌 Z Zグレード」は、ヴォクシーの中でも特別仕様車として幅広い世代に人気があり、中古車市場で高い買取金額が期待できるでしょう。

【走行距離別】10年落ちのヴォクシーの買取・下取り価格相場

10年落ちヴォクシーの買取・下取り価格相場を分かりやすく以下の表にまとめました。

走行距離買取相場
20,000km未満算出なし
20,001km〜40,000km41万円〜63.4万円
40,001km〜60,000km52万円〜120万円
60,001km〜80,000km50万円〜65万円
80,001km〜100,000km29万円〜40万円

10年落ちヴォクシーの買取・下取り価格相場を走行距離別に確認すると、4万km〜6万km未満で最高額である120万円の高価買取が提示されている実績があります。

また、10万km未満でも40万円で買取されている実績もあり、納得できる買取金額が提示されやすい傾向が分かります。少しでも高くヴォクシーを売却したい場合には、複数の買取業者に査定依頼を行い、条件の良い買取業者と売買契約を結びましょう。

【グレード別】10年落ちのヴォクシーの買取・下取り価格相場

10年落ちヴォクシーの買取・下取り価格相場を、グレード別に以下の表にまとめました。

ZS 煌 Z34万円〜120万円
ZS 煌 370万円〜92万円
X52万円

10年落ちヴォクシーの買取・下取り価格相場をグレード別に確認すると、買取金額が最も期待できるモデルは「ZS 煌 Zグレード」です。ZS 煌 Zグレードは、ZSグレードをベースモデルとして開発された特別仕様車であり、専用のエアロパーツや内外装のデザイン、快適装備が標準装備されている特徴があります。

買取金額も10年落ちにもかかわらず120万円もの高価買取金額が提示されており、納得できる買取金額が提示されやすいグレードです。購入したこと以上に愛車を売却することを考慮して、車の購入を検討したい方は「ZS 煌 Zグレード」を選んでみてください。

買取・下取り価格が高いヴォクシーの特徴

買取・下取り価格が高いヴォクシーの特徴を以下に3つまとめました。

買取・下取り価格が高いヴォクシーの特徴

・人気のカラー
・人気グレードのヴォクシー
・人気オプションを装備している

それぞれ詳しく解説します。

人気のカラー

ヴォクシーの中で、最も人気の高いボディカラーは「ホワイトパールクリスタルシャイン」です。ホワイトパールクリスタルシャインは白をベースした定番色であり、ファミリー層を中心に幅広い世代に高い人気と需要を得ています。

一部の方は、定番色であることに物足りなさを感じる方もいますが、定番色であるからこそ高い買取金額が期待できる訳です。実際に、他のボディカラーと比較して、「5万円〜10万円」ほど高い買取金額が提示されており、リセールバリューを考慮したヴォクシーの購入には最適な人気カラーでしょう。

少しでも高くヴォクシーを売却したい方は、ホワイトパールクリスタルシャインを選択してみてください。

人気のグレードのヴォクシー

ヴォクシーの中で人気グレードは「ZS 煌 Z」です。ZS 煌 Zは、ZSグレードを元に開発された特別仕様車です。アウトサイドドアパネルやインサイドドアパネルなどの色がメッキに変更されており、高級感を感じられるグレードです。

ベースモデルであるSグレードと内外装のデザインを比較しても、見た目の印象の違いは一目瞭然です。そのため、ZS 煌 Zを購入すれば、高価買取が期待できること間違いありません。

人気のオプションを装備している

ディーラーオプションやメーカーオプションの有無は、査定金額を算出する際の加減点対象に該当します。メーカーオプションとしておすすめする装備は、ブラインドスポットインフォメーションやハンズフリーデュアルパワーバックドアなどです。

ディーラーオプションとしておすすめする装備は、14型有機EL後席ディスプレイやGRエアロセット、フロアマットなどです。人気オプションを装備して、少しでも高い買取金額で取引できるよう意識してみてください。

10年落ちのヴォクシーの口コミ・評判

10年落ちヴォクシーの口コミや評判を以下にまとめました。

10年落ちヴォクシーの口コミでは、買取金額が高いという声もあれば、逆にヴォクシーを購入する資金が意外と少ないことに不安を感じる声もありました。

それぞれの口コミや評判の内容を元に、売却するのか所有するのか判断しても良いでしょう。

高く買取してもらうなら下取りより買取がおすすめ

愛車を高く売却したいと検討している方は、下取りより買取で車を売りましょう。下取りの場合、車の売却から新車の購入まで一貫して依頼できるので、手間がかからないメリットがあります。

買取は、愛車を車買取専門店に売却する方法です。車買取店は中古車の買取を中心に事業展開する業者であり、買取のスペシャリストが集まる傾向があります。そのため、査定の知見や実績も豊富であり、下取りより高い値段で買取されることが多いです。

カーセブンは大手買取店でヴォクシーの買い取り実績も豊富でおすすめ。たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。

少しでも損をしたくない方は下記の「査定価格を調べる」から無料査定をしてみてください。

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経年劣化するとどのような故障が起きる?

経験劣化すると、どのような故障内容が発生するのかについて詳しくまとめました。

経年劣化することで発生する故障内容

・エンジンオイルの漏れが発生しやすくなる
・オートマオイルが交換できなくなる
・足回りの部品が劣化する
・エアコンがきかなくなる
・灯火類が点灯しなくなる
・マフラーに穴があく
・車のボディが錆びる

それぞれみていきましょう。

エンジンオイルの漏れが発生しやすくなる

エンジンオイルが漏れる症状は、車の経年劣化で発生する可能性がありますエンジンオイルの漏れは、外部漏れと内部漏れの2種類があり、とくに注意が必要なオイル漏れは外部漏れです。

エンジンオイルが外部に漏れてしまうと、オイルが空になり、エンジンの焼き付きや燃費性能の低下が考えられます。エンジンオイルが漏れた場合には、早急に近くのディーラーや修理工場に車を運びましょう。

オートマオイルが交換できなくなる

オートマオイルとは、オートマチック車限定のオイルですオートマオイルは半年ごと、もしくは5,000kmごとに1回交換が必要です

しかし、車の経年劣化が進むと、オートマオイルが交換できない可能性が考えられます。オートマオイルが交換できないと判断された場合、新しい車に乗り換えるなどを検討してみてください。

足回りの部品が劣化する

足回り部品の劣化も、車の経年劣化により発生する症状の1つです足回り部品の劣化や損傷は、走行性能に大きく影響を与える症状です。

仮に足回り部品の劣化を放置し続けた場合、大きな車両トラブルに発展する可能性があります。走行中、足回り関連で気になる点や違和感がある場合には、早急に近くの修理業者やディーラーに愛車を持っていきましょう。

エアコンがきかなくなる

エアコンが効かなくなる症状も、車の経年劣化により発生する症状の1つです。エアコンが効かなくなる原因は、コンプレッサの故障やエアコンガス不足が挙げられます。

とくにコンプレッサの故障修理は、5〜10万円ほどの金額が必要になります。エアコンが効かないと感じた場合には、早急に近くのディーラーや修理業者に車を持っていきましょう。

灯火類が点灯しなくなる

灯火類が点灯しない場合も、車の経年劣化により発生する症状です。車の灯火類とは、LEDヘッドライトや室内灯などが挙げられます。

ヘッドライト類が点灯しないまま走行し続けると、違反点数を課される可能性があります。点灯しなくなった場合は、すぐに近くのディーラーや修理業者に車を持っていきましょう。

マフラーに穴があく

マフラーに穴があく症状も車の経年劣化により、発生する症状です。マフラーはステンレス製ですが、水滴が残り続けることで錆が発生し、結果的に穴があいてしまうでしょう。

また、マフラーに穴が空いた場合、消音効果が低くなります。そのため、マフラー内に穴があいていることを発見した後は、速やかに修理業者に修理を依頼してください。

車のボディが錆びる

車のボディが錆びる症状も、車の経年劣化により発生する症状の1つです。車のボディに錆びが発生する場合、車両事故による損傷や塗装剥がれが関係しています。

車のボディが錆びた場合には、すぐに修理業者に車を持っていきましょう。

10年落ちのヴォクシーは乗り換えるべき?判断するポイント

10年落ちのヴォクシーを乗り換えるべきかの判断ポイントを6つまとめました。

10年落ちヴォクシーを乗り越えるべきかの判断ポイント

・維持費が高くなった
・修理や交換のコストや効果
・車検のタイミング
・ライフスタイルの変化
・車から異音が聞こえる
・次に乗りたい車があるかどうか

それぞれのポイントを詳しく解説します。

維持費が高くなった

最近、車の維持費が高くなったと感じている方は、乗り換えを判断するタイミングなのかもしれません。車の維持費は、自動車税や自動車保険料、車検代、メンテナンス代、消耗部品の交換など多数あります。

とくに、車の経過年数によって高くなりやすい費用は、自動車税と車検代、メンテナンス代です。自動車税は初度登録から13年以上経過している場合に増額する仕組みであり、負担する税金が高くなってしまうでしょう。

修理や交換のコストや効果

修理や交換に伴うコストや効果が期待できない場合にも、車の乗り換えをおすすめします。修理や交換に対する効果は、車の使用年数によって異なります。

また、不具合を修理できた場合でも、別の修理箇所が発生する可能性も少なくありません。そのため、新しい車を購入すれば、万が一の故障に対してメーカー保証が一定期間付帯します。メーカー保証の対象部品の故障や不具合であれば、別途追加費用が請求される心配もないため安心です。

車検のタイミング

車検のタイミングも、新しい車に乗り換えるベストなタイミングの1つです。

車検は実施回数を重ねるほど、費用が高額になっていきます。車検回数が2回以上の場合、ミニバンクラスのヴォクシーであれば、10万円以上の費用が請求される可能性も少なくありません。

そのため、車検費用を効率よく回せるよう意識してみてください。

ライフスタイルの変化

ライフスタイルの変化も乗り換えに重要です。例えば、結婚や出産、就職、転職、海外転勤など、カーライフの変更が必要なケースが挙げられるでしょう。

ヴォクシーは、子育て中のファミリーに乗られることが多い車です。しかし、子供が巣立ったり、夫が単身赴任になり乗車人数が減れば、維持費の安い車種に乗り換えたくなることでしょう。

そのため、ライフスタイルに合わせた最適なカーライフを過ごすことで、充実かつ快適な暮らしが実現するでしょう。

車から異音が聞こえる

車から異音が発生している場合も、新しい車に乗り換えすることをおすすめします。車から異音が発生している症状は、正常な状態では考えられません。車に何かしらの異常が発生しているサインでもあるでしょう。

異音をそのまま放置した場合、大きな車両トラブルや走行不可になり、高額な修理費用が請求される可能性も考えられます。車から異音が聞こえた場合には、早急に近くの修理工場やディーラーに足を運びましょう。

次に乗りたい車があるかどうか

次に乗りたい車があるのか、乗りたい車がないのかも確認すべきポイントです。現在、多くの自動車メーカーでは、電気自動車を中心とした話題の新型車が続々と発表されています。また、安全性能も格段に向上しています。

そのため、「この車が欲しい」と感じた車は、すぐにでも購入検討を進めると良いでしょう。

10年落ちのヴォクシーを乗り換えるメリット・デメリット

ここでは、10年落ちヴォクシーを乗り換えるメリットとデメリットをそれぞれ詳しく解説します。

10年落ちのヴォクシーを乗り換えるメリット

10年落ちヴォクシーを乗り換えるメリットを3つ紹介します。

10年落ちヴォクシーを乗り換えるメリット

・13年目の維持費がアップする前に売れる
・故障する前に売却できる
・買取価格が大幅に下がる前に売れる

それぞれのメリットを詳しく解説します。

13年目の維持費がアップする前に売れる

初度登録から13年以上経過する車は、今以上に維持費がかさむ傾向が強いです。13年以上経過する場合、自動車税の増額対象となり、15%ほど上乗せした税金を毎年支払わなければいけません。

さらに、重量税も増額対象であり、新車に乗り換えた方がむしろ安く済む可能性も考えられます。そのため、車の維持費が高いと感じた場合、新しい車への乗り換えを検討してみてください。

故障する前に売却できる

車は消耗部品の1つであり、使用経過年数によって関連部品やエンジン、トランスミッションなど、故障が発生する可能性があります。故障している車の査定金額は期待できないため、故障する前に愛車を売却しておきましょう。

既に故障が疑われる症状が発生している場合には、故障の買取に強い業者に査定依頼してみることをおすすめします。

買取価格が大幅に下がる前に売れる

車の車両価値は、使用経過年数が増えるほど、価値が下がる傾向があります。とくに、初度登録から10年以上経過している車の場合、買取価格が大幅に下がり、納得できる買取金額で取引できない可能性も考えられるでしょう。

また、買取価格が大幅に下がる前にヴォクシーを売却すれば、次の車を購入する資金にも十分回すことができます。一括査定サービスなどのサービスを利用して、一度に複数の買取業者に査定依頼を行いましょう。

10年落ちのヴォクシーを乗り換えるデメリット

10年落ちヴォクシーを乗り換えるデメリットを以下で3つ解説します。

10年落ちヴォクシーを乗り換えるデメリット

・返済プランによっては残債が残っている可能性がある
・走行距離が長い場合は、査定額が極端に低い可能性がある
・メンテナンスをすればまだ乗れるかもしれない

それぞれのデメリットを詳しく解説します。

返済プランによっては残債が残っている可能性がある

10年落ちヴォクシーを中古車でローン購入した場合、返済プランによっては残債が残っている可能性があります。車を売却する場合、ローン残債を一括返済しなければ、自分の所有分に変更することはできません。

ローン残債を一括返済する方法を所有権解除と呼びますが、査定金額が現状のローン残債に対して下回っている場合には、差額分を別途支払うことで愛車を売却できます。そのため、現在ローン残債が残っている方は、現状のローン残債を把握してから車の売却を検討してみてください。

走行距離が長い場合は、査定額が極端に低い可能性がある

走行距離は、査定金額に大きく反映するポイントです。年間想定距離以上を走行している場合、査定金額が減額してしまいます。

逆に、愛車の走行距離が少ない場合には、加点対象として適正な査定価格が算出されるでしょう。過走行車を売却する際には、「過走行の買取に強い業者」に査定依頼してみることをおすすめします。

メンテナンスをすればまだ乗れるかもしれない

ヴォクシーを所有してから欠かさず車のメンテナンスを実施してきた方は、車の故障や不具合が少ない傾向があります。その反面、しっかりメンテナンスを続ければ、乗り続けられると考える方も中にはいるでしょう。

しかし、車の経過年数が長くなるほど維持費がかさむことは間違いありません。現状の車の状態を確認した上で、最適な判断を行いましょう。

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引用元:カーセブン公式サイト

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まとめ

10年落ちヴォクシーは、車の状態によっては買取金額が期待できる車種です。そのため、高価買取を希望する場合には人気カラーや人気グレード、人気オプションを車に装備しつつ、少しでも高く売却できるよう対策が必要です。

しかし、中古車市場はいつ大きく変動するのか誰にも分かりません。2022年には、ヴォクシーがフルモデルチェンジを実施しており、新型モデルが幅広い世代に注目を集めています。

10年落ちヴォクシーを少しでも高く売却するためにも、この記事の内容を参考にしてみてください。

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