10年落ちのミニクーパーの買取・下取り価格相場はどれくらい？乗り換えのタイミングもあわせて解説

ミニクーパーはイギリスのBMC社が製造・販売を始めた車です。2001年からドイツのBMWが買収し、MINIとして定着し始めています。クラシカルでスタイリッシュなデザインと上質な空間が人気になっていることから、中古車の需要も高まりつつあります。

この記事では10年落ちのミニクーパーの買取・下取り価格相場と乗り換えのタイミングについて、詳しく解説します。新車で購入してから10年が経過するミニクーパーを所有している方は、売却を検討する際の参考にしてみてください。

一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。
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10年落ちのミニクーパーは何代目？グレードは何がある？

10年落ちのミニクーパーは、2013年に発売したモデルで、2代目に該当します。2013年に発売されたミニクーパーのグレードは以下のとおりです。

2013年からは4輪駆動のラインナップが充実しています。4輪駆動のモデルでは、俊敏なハンドリングとエキサイティングな走行が可能です。全車右ハンドルを採用し、16インチアロイホイールや、レザー・ステアリングを標準搭載しています。

【走行距離別】10年落ちのミニクーパーの買取・下取り価格相場

ここでは、走行距離別の10年落ちのミニクーパーの買取・下取り価格相場を見ていきます。走行距離別のミニクーパーの買取相場は、以下のとおりです。

20,000km以下	36万〜117万円
20,001km〜40,000km	65万〜121万円
40,001km〜60,000km	54万〜190万円
60,001km〜80,000km	39万〜68万円
80,001km〜100,000km	49万～53万円

走行距離は査定時に確認される重要な要素の1つです。ミニクーパーの場合、6万kmを超えてくると買取価格が下がる傾向にあります。ミニクーパーは世界中で人気のある車種です。6万kmを超えてきても、比較的高値の査定額が期待できます。

【グレード別】10年落ちのミニクーパーの買取・下取り価格相場

ここでは、グレード別の10年落ちのミニクーパーの買取・下取り価格相場をみていきます。グレード別のミニクーパーの買取相場は、以下のとおりです。

ミニ クーパー	31万〜60万円
ミニ クーパーS	31万〜107万円
ミニ ジョン・クーパー・ワークス	37万～136万円
ミニ ワン	12万～136万円
ミニクーパー ペースマン オール４	44万～123万円
ミニクーパーS ペースマン オール４	37万～80万円
ミニクーパーＳ ロードスター	73万～156万円

グレードも買取・下取り価格を決定する大事な要素です。中古市場において、人気のあるグレードならば、買取価格が高くなる傾向にあります。ミニクーパーは中古車の人気がある車種です。そのため、グレードによる価格差はそこまでありません。

買取・下取り価格が高いミニクーパーの特徴

ここからは、買取・下取り価格が高いミニクーパーの特徴について詳しく解説します。 買取・下取り価格が高いミニクーパーの特徴は以下のとおりです。

1つずつ順番に見ていきましょう。

「ボルカニックオレンジ」「ブレイジングレッド」の人気ボディカラー

ミニクーパーを少しでも高く売りたいならば、人気のボディカラーを知っておきましょう。ミニクーパーの人気ボディカラーは、「ボルカニックオレンジ」「ブレイジングレッド」です。どちらもミニクーパーの定番色であり、中古市場において人気があります。通常は、ホワイトやブラックといった色が中古市場で人気がありますが、ミニクーパーに限ってはデザイン溢れる色が人気です。

ボディに傷や汚れがついていない

ミニクーパーのボディに傷や汚れがついていないと、査定額が高くなる傾向にあります。ミニクーパーは派手な色でも人気があるため、キズが付くと目立ちやすいです。そのため、

ボディにキズや汚れがあるとマイナス評価になります。キズや汚れがあるからといって、工場に修理を依頼する必要はありません。修繕費が査定金額に上乗せされるわけではないので、結果赤字になることがあります。

内装にタバコやペットの臭いを残していない

ミニクーパーを少しでも高く売りたいならば、車内の内装にタバコやペットの臭いを残さないようにしましょう。タバコやペットの臭いが直接査定額にマイナスを与えます。さらに、査定士からの印象が悪くなったりして他の査定箇所で悪影響が出る可能性があります。タバコやペットの匂いを残す可能性がある方は、定期的に車の窓を開けたり、消臭アイテムを設置したりして対策しましょう。

10年落ちのミニクーパーの口コミ・評判

次に、10年落ちのミニクーパーの口コミや評判を見ていきましょう。

カーセンサーでミニクーパー検索なう。10年落ち走行距離5万以上は総額100万以下であるけど、どうなんやろ？テルミーアドバイス！

— KazzHONDA#4 (@MrTURBO_kun) October 10, 2013

なんで炎上するのか、意味分からぬ。単なる嫉み妬み僻みでしょーよ。私も高3の冬からバイトして、教習所のお金貯めて、そのままバイト続けて、短大卒業前に、10年落ちのミニクーパー、買ったよ。車関連は親に全く頼ってないもん。

— 凛@📍石見国295 (@riny_2011) September 6, 2019

ミラジーノが好きならミニクーパー！…と行きたいところですが、車両価格やら維持費やらお高いのがつらいところ
10年落ちとかだとさすがにやめといた方が無難ですね_(:3」z)_
その後乗ることを考えると5年落ちくらいが限度かなと思います

— ペペ (@JOKA_08) April 28, 2020

１４年落ちの限定１０００台ミニクーパーSが８０００ポンドってかなり安いよなあ。１０年落ちの通常モデルのロードスターでも１００万は普通だもんなあ。

— 宮本紅葉@With AMCG (@TomolilyArcadia) November 19, 2018

10年落ちのミニクーパーの口コミや評判をみてみると、10年落ちでも買いたいと悩む方が多いことがわかりました。中古市場でも人気があり、高額査定を希望している方も多いです。10年落ちでも車の需要は高いため、10年落ちのミニクーパーの売却や乗り換えを検討している方は、買取業者に査定依頼を出してみてはいかがでしょうか。

高く買取してもらうなら下取りより買取がおすすめ

10年落ちのミニクーパーを高く売りたいならば、下取りよりも買取に依頼しましょう。ディーラーでの下取りは、車の売却から新車の購入までが一連の流れで行えます。ただし、ディーラーでの下取りは査定額が決まっていることが多く、新車購入時の値引きにしか使えません。そのため、人気のモデルでボディカラーやオプションが搭載されても、査定額にあまり影響することはありません。

しかし、買取業者ならば中古市場に精通しているため、需要に合った適正価格で買取をしてくれます。

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経年劣化するとどのような故障が起きる？

車の故障は、経年劣化により起こることがあります。ここでは、経年劣化によって引き起こされる車の故障について下記の順序で紹介します。

順番に見ていきましょう。

エンジンオイルの漏れが発生しやすくなる

車のエンジンオイルは、経年劣化によりエンジンオイルの漏れが発生しやすくなります。エンジンオイルの漏れは、車のエンジン下部にある「オイルパン」の隙間からエンジンオイルが漏れることで起こります。

車のエンジンとオイルパンの隙間は、ガスケットという部品で埋めており、ガスケットが劣化することで、オイルパンの隙間からエンジンオイルが滲み出るため注意が必要です。

オートマオイルが交換できなくなる

オートマオイルは、経年劣化によって交換できなくなることがあります。オートマオイルは2～3年または2万～3万kmを目安に定期的に交換すること、AT車のトランスミッションを正常に行うためのオイルです。長距離車のオートマオイルはかなり汚れている場合があり、オートマオイルを交換しない方が良いこともあります。

オートマオイルの汚れが交換することで、トランスミッション内に流れてしまう可能性があることから交換をするべきか検討する必要があります。長く乗り続けた車のオートマオイルは交換しない方が良い場合がありますが、オートマオイルが劣化した車に乗り続けると燃費や走行性が悪くなるので注意しましょう。

足回りの部品が劣化する

サスペンションなどの足回りの部品が、経年劣化により故障することがあります。サスペンションは、車の乗り心地を左右するための重要な部品です。サスペンションが劣化すると走行時の振動が直に伝わり、乗り心地が悪くなります。さらに、劣化が進んだサスペンションは交換が必要です。

しかし、タイヤやワイパーなどの消耗品に比べて、サスペンションの交換費用は高くなります。足回りの部品は、経年劣化により車の故障を引き起こす可能性があります。劣化が進んだ部品は交換が必要になるので、定期的に点検を行ってみましょう。

エアコンがきかなくなる

経年劣化による車の故障に、エアコンがきかなくなることがあります。エアコンガスは走行時の振動によって漏れ出してしまうことが要因です。エアコンガスが不足した場合、エアコンのききが悪くなる場合があります。エアコンガスはディーラーや自動車工場で補充することができるので、日ごろから補充をしましょう。

灯火類が点灯しなくなる

車の経年劣化により、灯火類が点灯しなくなるのも故障の1つです。灯火類には、HID（ディスチャージヘッドランプ）やLEDランプがあります。HIDやLEDのランプは、ハロゲンランプよりも寿命が長いです。滅多に球切れはありませんが、経年劣化によって故障することがあります。

HIDやLEDの交換費用は、ハロゲンランプに比べて高価です。さらに、修理をする場合は費用がかさむことから、故障のリスクを避けるためにも定期的に点検しましょう。

マフラーに穴があく

車の経年劣化によりマフラーに、穴があくことがあります。マフラーに穴があいた場合、交換が必要です。マフラーの錆の原因は、融雪剤や泥はねなどを長く放置した結果になります。マフラーを交換する場合も、修理費や交換費用が高額になることがほとんどです。マフラーの穴あきによる無駄な費用を防ぐためにも、定期的なメンテナンスが大切です。

車のボディが錆びる

車のボディの錆びも、マフラー同様に注意が必要です。車のボディの錆も放置すると、穴が開く可能性があります。ボディに穴が開くと、板金の修理が必要です。

また、車のボディに穴があいていると、車検に通らないことがあります。日ごろの点検で錆を見つけたら放置せずに綺麗にしておくことが大切です。また、穴が開いてしまった場合は、修理依頼を出すようにしましょう。

10年落ちのミニクーパーは乗り換えるべき？判断するポイント

10年落ちのミニクーパー、乗り換えるべきか最後まで乗るべきか迷う方も多いでしょう。ここからは、10年落ちのミニクーパーの乗り換えを判断するべきかのポイントを紹介します。

順番に見ていきましょう。

維持費が高くなった

維持費が高くないと感じるならば、乗り換えを検討するタイミングといえるでしょう。車の維持費は、年式が古くなるほど高くなる傾向になります。一般的な車は、経年劣化により部品の修理や交換が必要です。さらに、長年乗り続けることで、自動車税も高くなっていきます。部品の修理や交換、自動車税が高くなり、維持費が高くなったと感じたら乗り換えを検討してみてください。

修理や交換のコストや効果

車の経年劣化による故障などは、部品の修理や交換が必要になります。古い車は乗れば乗るほど故障箇所は増え、修理や交換の費用がかさむことでしょう。

しかし、故障箇所を修理や部品交換しても、再び劣化により故障することがあります。また、オートマオイルのように交換することで不具合が生じ、本来の効果を発揮しない場合もあります。

車検のタイミング

車検も車を乗り換えるタイミングです。車の所有者は、法律で車検を受ける義務があります。この車検は、一回依頼するだけで数万～数十万かかることがほとんどです。車検によって故障箇所や不具合が見つかった場合、部品の修理や交換が必要になります。

万が一車検を通してから故障したり、売却を検討したりしたら費用が無駄になることでしょう。そのため、車検を受ける前に、乗り換えを検討することでお得に乗り換えられます。

ライフスタイルの変化

結婚や出産などライフスタイルの変化は、車を乗り換えるタイミングです。家族が増えることで、車内空間の広さや快適性が必要になります。そのため、子どもがいる家庭は、ファミリーカーが人気です。一方、子どもが独立して乗車する家族が減ったら、コンパクトカーなどに乗り換えることがおすすめです。このようにライフスタイルが変化した場合は、車の乗り換えを検討するようにしましょう。

車から異音が聞こえる

車からの異音が聞こえる場合は、車の乗り換えを検討するタイミングです。車から異音が聞こえる場合、内部の不具合や故障などが考えられます。特にエンジン部分やトランスミッション、足回りなどから異音が聞こえる場合注意が必要です。放置すると最悪の場合、走行中に故障したり、事故につながったりします。日ごろから異音には注意し、些細な違和感を感じたら業者にみてもらってください。

次に乗りたい車があるかどうか

次に乗りたい車があるかどうかも、車を乗り換えるタイミングかを判断するポイントです。10年前と現在の車を比較すると、走行性や安全性能、燃費性能などが大幅に改善されています。また、エコカーや電気自動車など環境に配慮した車も販売しているので、デザインや乗り心地など、次に乗りたい車があるならば乗り換えを検討しましょう。

10年落ちのミニクーパーを乗り換えるメリット・デメリット

10年落ちのミニクーパーを乗り換える場合、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。ここからは10年落ちのミニクーパーを乗り換えるメリット・デメリットを紹介します。

10年落ちのミニクーパーを乗り換えるメリット

１0年落ちのミニクーパーを乗り換えるメリットは以下のとおりです。

それぞれ詳しく解説していきますので、参考にしてみてください。

走行距離10万kmを超える前であれば高価買取が期待できる

走行距離が10万kmを超えてくると、エンジンやパーツに故障が出てくるといわれています。10年目を超えている車の多くは、走行距離が10万km超えていることが多く、マイナス査定となり買取価格が大幅に下がる傾向です。しかし、ミニクーパは10年落ちでも人気があるため、走行距離10万kmを超える前であれば高値の買取が期待できます。

自動車税・自動車重量税が重課税される前に手放せる

所有している全ての車にいえることですが、新車登録から13年が経過すると自動車税・自動車重量税が重課税されます。車種によって重課税される額は異なりますが、一律で13年目で上がるのは決定事項です。そのため、10年落ちのタイミングで売却すれば、維持費が上がる前に売却することが可能です。

ライフスタイルに合った車に乗り換えられる

結婚や出産、子どもの独立など、そのときに合った車に乗り換えられるのがメリットです。たとえば、スライドドアの車にすれば乗り降りがしやすくなります。また、ファミリーカーに乗り換えれば、広々とした空間により利便性が高まることでしょう。家族が独立すれば、コンパクトカーに乗り換えるという選択肢も出てきます。現状のライフスタイルに合った車に乗り換えを検討してみてください。

10年落ちのミニクーパーを乗り換えるデメリット

10年落ちのミニクーパーを乗り換えるデメリットは以下のとおりです。

それぞれ詳しく解説していきますので、見ていきましょう。

走行距離が一定基準を超えていると査定額が低くなる

車を売却する際に査定依頼を出す場合、走行距離が一定基準を超えていると査定額が低くなります。査定額が低くなる走行距離は、10万kmを超えてからです。10万kmを超えると、車の消耗品に不具合や故障が発生しやすくなります。

一般的には、1年に1万km走行するとされているので、10年落ちのミニクーパーは10万km超えている可能性があります。10万km超えている車は査定額が低くなる傾向ですが、そのまま乗っていると維持費が高くなったり、査定額がさらに低くなったりするため、注意が必要です。

新車購入費用と書類手続きがかかる

車を乗り換えるデメリットは、新車購入費用と書類手続きがかかることです。車は所有者でなければ、売却できません。万が一、新車購入時ローンを組んでおり、いまだに完済できていない場合、ローンの完済をするなどの手続きが必要です。

また、乗り換えの際にローンを組まないようにするためにも、新車の購入費用を用意しなければいけません。車庫証明の再取得や任意保険の切り替えなどの手間もかかります。

新たに車選びをする必要がある

車が生活必需品になっている場合、車を乗り換える際に新たに車選びをする必要があります。車選びは車好きではない方にとって、どの車を選んで良いかわからないため、手間になります。手間を避けるためにも、乗り換えを検討したタイミングで、車のカタログを見たり、販売業者へ相談したりしましょう。

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まとめ

この記事では、BMWから販売されているミニクーパーの、買取・下取り価格相場について詳しく解説しました。ミニクーパーはクラシカルでスタイリッシュなデザインなため、中古車市場でも人気・需要が高いです。

10年落ちのミニクーパーでも、高いリセールバリューを期待できます。需要が高いミニクーパーを少しでも高く売りたいならば、時期とタイミングを見極めて早めに売却することが大切です。10年落ちのミニクーパーの売却を検討している方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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