10年落ちのアクセラの買取・下取り価格相場はどれくらい？乗り換えのタイミングもあわせて解説

マツダのアクセラは、2003年から2009年まで販売されていた車であり、国外でも人気のある車です。10年落ちのアクセラに乗車している方の中には、売却や乗り換えを考えている方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、10年落ちのアクセラの買取・下取り価格相場について解説します。また、価格相場とあわせて乗り換えのタイミングや口コミ・評判についても紹介するので、ぜひ記事を参考にしてみてください。

一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。
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10年落ちのアクセラは何代目？グレードは何がある？

マツダのアクセラは、2003年に販売が終了したファミリアの後継車として誕生し、2013年式モデルは3代目にあたります。2013年式モデルのアクセラのグレードは以下のとおりです。

アクセラは、2013年から3代目にモデルチェンジし、2019年まで販売されました。「魂動-Soul of Motion」をコンセプトに、前期モデルでも使用されたセンターフォーカスをボディや骨格に受け継いでいます。また、当時の先進安全技術である「i-ACTIVSENSE」「MAZDA CONNECT」といった機能も搭載されていることから、多くの注目を集めています。

【走行距離別】10年落ちのアクセラの買取・下取り価格相場

ここでは、走行距離別の10年落ちのアクセラの買取・下取り価格相場を紹介します。走行距離別のアクセラの買取相場は、以下のとおりです。

20,000km以下	16.6万〜27.6万円
20,001km〜40,000km	26.1万〜56万円
40,001km〜60,000km	27.9万〜70.5万円
60,001km〜80,000km	13.8万～53.4万
80,001km〜100,000km	11.8万～26.4万
100,001km以上	10万～38万

走行距離別で10年落ちのアクセラの価格相場をみると、最高買取価格でも70万円台でした。2013年式モデルのアクセラの新車価格は190～200万円のため、買取額が半額以上も下落しています。しかし、8万㎞以内であれば50万円を切らずに売却できる可能性があります。車の状態によって買取価格は変動するので、目安として参考にしてください。

【グレード別】10年落ちのアクセラの買取・下取り価格相場

ここでは、グレード別の10年落ちのアクセラの買取・下取り価格相場を紹介します。グレード別のアクセラの買取相場は、以下のとおりです。

アクセラ 15C（FF）	88万〜146万円
アクセラ 15C（4WD）	132万〜144万円
アクセラ 15S（FF）	124.8万〜124.8万円
アクセラ 15S（4WD）	55万～164万
アクセラ 20S	85万～144万
アクセラ 20S Toiring	60万～170万

10年落ちのアクセラをグレード別にみると、駆動方式が4WDの方が、買取価格が高い傾向にあります。「アクセラ　 15S・20S」のグレードは、自動緊急ブレーキや前走者追従機能なども搭載されている上位モデルです。そのため、買取の場合「アクセラ 15C」よりも高い査定額が期待できます。

買取・下取り価格が高いアクセラの特徴

ここからは、 買取・下取り価格の高いアクセラの特徴を紹介します。買取・下取り価格の高いアクセラの特徴は、以下のとおりです。

それぞれの特徴について解説します。

ホワイト系の人気ボディカラー

アクセラでは、ホワイト系のボディカラーが人気があり、中古車においてもリセールバリューが高いです。一般的に車のカラーは、シンプルなホワイト系のカラーが日常でも使いやすいため、多くの方に需要があります。

また、ホワイト系カラーは、他のメーカーと比べても高級感がある色合いなので、買取価格が高くなりやすいです。人気のボディカラーであるかは査定額に大きく影響するので、覚えておきましょう。

走行距離が一定基準を下回っている

買取・下取り価格が高いアクセラの特徴に、走行距離が一定基準を下回っている点も挙げられます。走行距離は車の寿命を表す数字のため、距離が短いほど、買取・下取り価格が高くなりやすいです。

買取・下取りにおける走行距離の目安は10万㎞以内といわれています。10万kmを越してしまうと、買取額も変動する可能性があるため、中古車を買取・下取りに出す場合は、走行距離が10万㎞以内であるか確認しておくことが大切です。

内装・外装が綺麗な状態

内装や外装は、中古車の査定額を割り出す際に必要なので、綺麗な状態であるほど買取額も高くなります。修復不可能な傷や汚れがあると、買取・下取り価格にも大きく影響します。売却する場合は、落とせる汚れは綺麗にしておいた方が買取価格も高くなるので、定期的に洗浄を行っておくようにしましょう。

10年落ちのアクセラの口コミ・評判

ここでは、10年落ちのアクセラの口コミや評判を紹介します。

アクセラくん、現在車検で入庫中なんだけど来年で10年落ちになるけど全くノートラブルなんだよな。
乗りたいクルマは多数あれど全く現状で困ってないし距離は11万超でリセールは期待できないのでほんまどうすべか。

— たかまる (@kuroran) October 27, 2023

本日はアクセラの1年点検でしたが今年で10年落ちかつ走行距離10万キロ弱なのに目立った故障無いのでまだまだ乗り続けるつもり

— いずあん (@Izu_an) March 23, 2020

おうちのアクセラ、今年で10年落ちだけど8万キロも走ってないからまだまだ余裕綽々なんだよなあ

— 最澄 (@saicho_lego) March 11, 2020

カプチーノも16万kmでリタイアしたし現在乗ってる親から貰った車が160,111kmでエンジンダメになった。新車で買うならアクセラかなぁ…と話してたら10年落ち10万kmのアクセラがあり、車検取って整備して乗り出し50万なら妥当かと思い即購入( ´･ω･` )

— アップルシード (@Apple_SEED_EXE) November 10, 2018

SNSでの10年落ちのアクセラの口コミや評判を見ると、目立った故障がないので乗り続けられるという意見が多いです。口コミには10年落ちの10万㎞を走ったアクセラでも、状態が良ければ、即購入する方もいるようです。SNSでの口コミや評判からみても、10年落ちのアクセラでも需要があり、状態によっては購入を検討する方もいるので、参考にしてみてください。

高く買取してもらうなら下取りより買取がおすすめ

10年落ちのアクセラを高く売却するなら、下取りより買取がおすすめです。下取りの査定は、中古車の査定に慣れていないディーラーが行うので、一般的には買取より売却額が安くなります。

一方、買取業者への売却であれば中古車の査定にも慣れており、車の状態もきちんと把握が可能です。そのため、車の状態さえ良ければ下取りよりも高い価格で売却でき、中古車の相場よりもお得に売れる可能性が期待できます。

また、車本体を売却できない場合も、パーツ単位で売れる可能性もあるので、年式が古い中古車であれば買取がおすすめです。

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経年劣化するとどのような故障が起きる？

ここからは、経年劣化で起こる車の故障について紹介します。経年劣化で起こりやすい故障は以下のとおりです。

故障の原因について解説します。

エンジンオイルの漏れが発生しやすくなる

年式が古くなり走行距離が増えると、振動や衝撃によりエンジンパーツが経年劣化し、エンジンオイルの漏れが起きやすくなります。エンジンオイルは、エンジンを正常に動かすための重要なパーツなので、漏れを放置すると故障につながります。

「ガスケット」と呼ばれるオイルを溜める部品の経年劣化によるものが主な原因です。定期的にガスケット部分を点検しておくことで、エンジンオイルの漏れも事前に防げます。

オートマオイルが交換できなくなる

経年劣化により、部品が破損・摩耗すると、オートマオイルが交換できなくなる可能性があります。交換できなくなる主な原因は、メンテナンスの不備です。オートマイルを交換せずに使用し続けると汚れが溜まります。

劣化したオートマオイルの使用を続けると、汚れが詰まりトランスミッションが故障します。トランスミッションが故障すると、車は走行できません。特に10年落ちの車は、オートマオイルの劣化や関連するパーツも消耗してきているので、定期的に確認しておくことが大切です。

足回りの部品が劣化する

車の足回りの部品には、走行の衝撃を吸収するパーツが多いので、経年劣化による破損や消耗が多いです。足回りの部品が劣化すると、車の揺れや段差の衝撃を吸収しきれず、走行性能が大きく落ちてしまいます。

車の衝撃を吸収する役割を担っている「サスペンション」は修理や交換費用に10万円近く必要です。無理な運転や路面状態が悪い道を多く走ると、足回りの部品も劣化しやすいので、負担をかける運転は控えてください。足回りの部品が劣化していると、走行中に異音がするので日ごろから確認する癖をつけておくと良いでしょう。

エアコンがきかなくなる

夏場や冬場での使用頻度が高いエアコンは、経年劣化により故障がしやすいです。エアコンが故障する主な原因は以下のとおりです。

特にエアコンガスは、走行時の振動や衝撃により漏れやすく、エアコンがきかなくなる主な原因でもあります。走行距離が増えてくるほど、エアコンガスが漏れる可能性も高くなるので、注意しましょう。

灯火類が点灯しなくなる

車の年式が古くなってくると、経年劣化により、灯火類が点灯しなくなる可能性があります。車の灯火類にはヘッドライトやウインカーなど、走行時に必要なパーツが多く、点灯しなくなってしまうと走行が不可能です。

灯火類が点灯しなくなる原因は、配線やライトバルブの経年劣化です。車の電気系統の部品は、消耗しやすいものが多いので、日ごろから点灯しているかチェックしておいてください。また、年式が古く乗る時間が少ない車は、バッテリーが上がってしまい灯火類が点灯しない可能性もあるので注意しておきましょう。

マフラーに穴があく

マフラーは金属で構成されていますが、以下の原因があると穴が開いてしまう可能性が高まるので注意しましょう。

マフラーに穴が開く原因の中でも注意が必要なのは、塩害による錆びや腐食です。海の潮風や雪を溶かす融雪剤には、塩分が含まれており金属と結合すると、錆びや腐食を促進させます。そのため、海が近い地域や雪が多く降る地域に住む方はマフラーの穴の開きに気をつけましょう。

車のボディが錆びる

ボディは、常に外へ露出しているパーツなので、車の中でも錆びやすいといわれています。金属で構成されるボディは、酸素や水分と結合し酸化すると、錆びやすくなるのです。

ボディの錆びが少しであれば問題はありませんが、放置してしまうと腐食し、穴が開いてしまう可能性があります。穴が開いてしまうと、買取・下取りにおいても大きなマイナスとなってしまうので、錆びないように車を洗浄しましょう。

10年落ちのアクセラは乗り換えるべき？判断するポイント

ここからは、10年落ちのアクセラから乗り換えるべきかどうかの判断ポイントを紹介します。10年落ちのアクセラから乗り換えるべき判断ポイントは、以下のとおりです。

1つずつ見ていきましょう。

維持費が高くなった

10年落ちのアクセラの維持費が高くなった際乗り換えるべきか検討しましょう。年式が古くなり走行距離が増えてくると、燃費も悪くなるのでガソリン代が多くかかります。ガソリン代が多くかかる車は、維持費も高くなるので、乗り換えてしまった方がコストカットできる可能性があります。

自動車税にも注意が必要です。自動車税は新車登録されてから13年経つと、自動車税の税率が上がるので、維持費も高くなります。維持費が高くなり、乗り換えてしまった方がコストを抑えられる場合もあるので、慎重に検討しましょう。

修理や交換のコストや効果

修理や交換のコストと効果をみて、10年落ちのアクセラから乗り換えるべきか判断しましょう。10年落ちの車は、経年劣化により部品の破損や消耗がみられ、交換や修理が必要になる頃です。

そのため、部品の修理や交換費用が高くなるようであれば、車を乗り換えてしまった方がコストが抑えられる可能性があります。10年落ちのアクセラに不具合が多く、修理や交換のコストばかりかかる場合は、思い切って乗り換えも検討してみましょう。

車検のタイミング

10年落ちのアクセラから乗り換えるなら、車検のタイミングに合わせると、お得に乗り換えが可能です。車検を受けてから売却すると、検査に支払った金額分を損してしまいます。

車検は新車登録から3年目、その後は2年ごとに訪れるため、10年落ちのアクセラだと11年目に車検があります。車検を受けたかどうかは、査定に大きく影響しないので、11年目になる前に売却してしまった方がお得でしょう。

ライフスタイルの変化

車を乗り換えるべきか判断するポイントで、ライフスタイルの変化は、良いきっかけとなるでしょう。ライフスタイルが変化し、生活に合わなくなった車は不便に感じる場面が多くなるので、乗り換えたいと思う方も多いです。

アクセラは乗車人数が5人までなので、3～4人の人数であれば、遠出でも困ることはありません。しかし、家族が増えて5人以上での外出の場合は、不向きな車なのでファミリーカーの方が向いているでしょう。

車から異音が聞こえる

車から異音が聞こえたら、ほとんどの場合は修理や交換が必要です。乗り換えるべきか判断するタイミングであるので、下記の異音の原因を確認しておきましょう。

車の異音によっては、部品の修理や交換に高いコストがかかります。そのため、修理や交換と乗り換えたときのコストを比較して、慎重に検討しましょう。

次に乗りたい車があるかどうか

10年落ちのアクセラから、次に乗りたい車があれば、乗り換える判断しましょう。次に乗りたい車があれば、モチベーションも上がるので、乗り換えるべきか悩む気持ちの後押ししてくれます。

中古車の乗り換えタイミングを理解しておけば、高い価格で売却でき、新しい車をお得に購入するのも可能です。中古車は、相場によって買取・下取り価格も変動するので、乗り換えるタイミングをきちんと押さえておきましょう。

10年落ちのアクセラを乗り換えるメリット・デメリット

10年落ちのアクセラから乗り換えるメリット・デメリットを紹介します。乗り換えてから後悔しないためにも、メリット・デメリットは正しく理解しておきましょう。

10年落ちのアクセラを乗り換えるメリット

10年落ちのアクセラを乗り換えるメリットは以下のとおりです。

順番に確認していきましょう。

走行距離が一定基準を下回る前に手放せれば高く売れる

走行距離が一定基準を下回る前に手放せれば、高く売れる可能性があります。走行距離は、買取・下取りの査定額を割り出すにあたっての重要な指標です。

一般的に買取・下取りで高い査定額が期待できるのは、10万㎞以内です。そのため、10年落ちのアクセラの場合でも10万㎞の基準を下回っていれば、高額査定も期待できます。

自動車税・自動車重量税が増える前に売却できる

10年落ちのアクセラを乗り換えるメリットに、自動車税・自動車重量税が増える前に売却できる点も挙げられます。ガソリン車は新車登録から13年経つと、自動車税・自動車重量税の税率が上がります。10年落ちのアクセラは、自動車税・自動車重量税が上がるまで3年間の猶予があるので、13年目までに売却できれば維持費も上がりません。

トータルの新車購入費用が抑えられる

10年落ちのアクセラを乗り換えれば、トータルの新車購入費用も抑えられます。新車を購入する際、費用はかかりますが、高い価格で10年落ちのアクセラを売却できれば購入費用に充てられます。

売却で戻ってきた分の金額を新車価格に充てられるので、トータルの費用は抑えられるでしょう。高く売るためにも、10年落ちのアクセラを高く売る必要があります。

10年落ちのアクセラを乗り換えるデメリット

10年落ちのアクセラを乗り換えるデメリットは以下のとおりです。

1つずつ解説ていきます。

走行距離が10万kmを超えると買取価格が低くなる可能性がある

走行距離が10万㎞を超えると買取価格が低くなります。買取価格において走行距離は重要な指標であり、一定の基準である10万㎞を越してしまうと、査定額が低くなる可能性が高いです。

走行距離は車の寿命を表す数値なので、距離が増えてしまうほど車に乗れる期間も短くなり、中古車の価値も下がります。そのため、10年落ちのアクセラを高い価格で売却したい場合は、10万㎞を超える前に売却しましょう。

新車購入時の手続きや車探しが面倒

10年落ちのアクセラを乗り換えるデメリットに、新車購入時の手続きや車探しの負担も挙げられます。車が好きな方にとっては、新車購入や車探しも楽しいですが、興味がない方にとっては負担となります。

乗り換えるには、次に乗る車のリサーチから新車購入の手続きまで行う必要があります。少しでも手間を減らすためには、日ごろから車のリサーチを行い手続きの流れを理解しておくことで、乗り換えるがスムーズに進められます。

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まとめ

この記事では、10年落ちのアクセラの買取・下取り価格について紹介しました。10年落ちのアクセラは、2013年式モデルであり3代目にあたります。口コミや評判からも10年落ちのアクセラに乗り続ける方や購入を検討している方の意見があったことから、車の状態が良ければ高い買取価格も期待できます。10年落ちのアクセラは、下取りよりも査定額が高いので、買取業者への売却を選びましょう。 10年落ちのアクセラを持っている方は、買取を検討する際の参考にしてみてください。

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