12年落ちのヴェルファイアの買取・下取り価格相場はどれくらい？乗り換えのタイミングもあわせて解説

ヴェルファイアは、快適な乗り心地のファミリーカーとして人気の車です。

この記事では、12年落ちのヴェルファイアの買取・下取り価格相場や乗り換えのタイミングを詳しく紹介します。乗り換えのメリットやデメリットについてもあわせて解説しています。

一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。
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12年落ちのヴェルファイアは何代目？グレードは何がある？

12年落ちのヴェルファイアは、初代モデルに該当します。初代ヴェルファイアは、2008年から2015年までの間に製造されました。12年落ちのヴェルファイアのグレードは、以下です。

12年落ちのヴェルファイアには多彩なグレードが設定されています。

Xグレードは、最もベーシックなグレードで2.4Lエンジンを搭載しており、シンプルな外装と16インチアルミホイールが特徴です。一方Vグレードは中間グレードであり、2.4Lまたは3.5Lエンジンを選択できます。

また、Zグレードはスタイリッシュな外観が特徴で、専用エアロパーツやスモークヘッドランプガーニッシュ、エアロリアバンパーなどを装備しています。

多種多様なバリエーションの中から、好みや使い勝手に合わせて選択可能です。

【走行距離別】12年落ちのヴェルファイアの買取・下取り価格相場

12年落ちのヴェルファイアの買取価格相場を、走行距離別にまとめました。

20,000km以下	200万円程度
20,001km〜40,000km	90万～110万円
40,001km〜60,000km	130万円程度
60,001km〜80,000km	32万～87万円
80,001km〜100,000km	27万～100万円
100,001km以上	15万～52万円

12年落ちのヴェルファイアは、走行距離が少なく車の状態が良い場合、100万円以上での買取も実現しています。走行距離が10万kmを超えてしまうと大幅に買取価格が下がる傾向にあるため、売却を考える場合には走行距離が少ないうちに査定に出すようにしましょう。

【グレード別】12年落ちのヴェルファイアの買取・下取り価格相場

次に、12年落ちのヴェルファイアの買取価格相場を、グレード別に紹介します。

２.４Ｖ	110万程度
２.４Ｚ プラチナセレクション２	25万～83万円
２.４Ｚ プラチナセレクション２ タイプゴールド２	52万～74万円
３.５Ｖ Ｌエディション	51万程度
３.５Ｚ Ｇエディション	87万程度

12年落ちのヴェルファイアでは、グレードによって買取価格に違いがあります。状態が良ければ、100万円を超える買取価格も期待できます。そのため、車のコンディションや市場動向を把握して、適切な乗り換えタイミングを見極めましょう。

買取・下取り価格が高いヴェルファイアの特徴

ヴェルファイアの中で、高い買取・下取価格がつきやすい車両にはどのような特徴があるのでしょうか。ここでは、高値で取引されている12年落ちのヴェルファイアの特徴について解説します。

それぞれ詳しく解説します。

上位グレードや特別仕様車

ヴェルファイアの中でも特に高く売却できるのは、「エグゼクティブラウンジ」のような最上位グレードです。このグレードは国内外で高い人気を誇り、需要が供給を上回るほどです。また、「ZGエディション」のようなガソリン車も、マレーシアなど海外市場での需要が高いため、リセールバリューが上昇しています。

国内市場においては、3.5Lよりも2.5Lのモデルの方が需要が高い傾向にあることも注目されます。

ブラック系・ホワイト系の定番ボディカラー

ヴェルファイアの中でも、特に高いリセールバリューを持つのは「ブラック」と「ホワイトパールクリスタルシャイン」のボディカラーです。これらの定番カラーは、中古車市場での需要が高いため、他の色よりも買取・下取り価格が5〜10万円程度高くなる可能性があります。

純正ナビやエアロキット装備

ヴェルファイアで高い買取価格が期待できる特徴として、純正ナビゲーションシステムやモデリスタやTRDのエアロキットの装備が挙げられます。純正システムは車との互換性が高く故障のリスクが低いため、買取価格を高めるポイントになります。

エアロキットは、ヴェルファイアの外観をスポーティなイメージにしてくれます。特に、カスタム車や個性を重視するユーザーから高い評価を受けるため、買取価格を高めてくれます。

12年落ちのヴェルファイアの口コミ・評判

ここでは、12年落ちのヴェルファイアの口コミと評判を紹介します。12年落ちのヴェルファイアを売却したいと考えている方は、リアルな声も参考にしてみてください。

僕もヴェルファイア12年乗って次の車1年待ちになってますが70万の下取り納車時まで継続です

— kikiー ヘ(≧▽≦ヘ)♪@ 夢の世界 (@wataps13) August 28, 2022

12年お世話になった愛車とお別れ…😭エンジンの不調で動かなくなってしまいました。オイル交換のメンテナンス等を充分にしていなかったのが原因と思います。本当にごめんなさい…そして、12年間ありがとう🙇‍♂️ #愛車 #vellfire #メンテ超大事 #別れ #教訓 pic.twitter.com/qIyl67wW1d

— よしハムコロリ_鳥の詩(Liaさん)愛好家 (@springsunlight) July 31, 2022

12年で93000㌔
さよならヴェルファイア
寂しい… pic.twitter.com/xgwFMC8C5p

— よっしぃー (@tUmRHTQP14YkYZp) March 30, 2023

新車で購入した愛車のヴェルファイアが、早いもので12年経ちました😅
私も車も共に劣化してきてます😂
今日は久しぶりに頑張って手洗い洗車で少しでも綺麗にします🌈

— やまと＠サラリーマン筋トレ投資家 (@yamato40kabu) December 9, 2022

ヴェルファイアのユーザーからの口コミを見てみると、初代モデルを長く乗り続けてる方が多い印象です。しかし、12年経過した車両には、エンジンの不調や大きな不具合が発生する可能性があります。そのため、12年落ちのヴェルファイアのオーナーは、乗り換えを検討し始める方が多いことが見受けられます。

高く買取してもらうなら下取りより買取がおすすめ

12年落ちのヴェルファイアを高い価格で売却するには、買取業者の利用がおすすめです。下取りは新車購入の際に手続きが簡単である点がメリットですが、新車購入に力を入れているため、高価買取はあまり期待できません。

買取業者は車の状態やオプション、市場価値をしっかりと評価して適正な買取価格を提示してくれます。結果として、車の状態が良ければ相場以上の価格で売却することも可能です。できるだけ高くヴェルファイアを売却したい場合は、下取りよりも買取を検討しましょう。

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経年劣化するとどのような故障が起きる？

車を長期間使用していると、経年劣化による故障のリスクが高まります。12年落ちのヴェルファイアの場合、経年劣化により故障には以下のようなものがあります。

それぞれ詳しく解説します。

エンジンオイルの漏れが発生しやすくなる

走行距離が増えるにつれて、エンジンパーツが振動や衝撃で変形し、エンジンオイルが漏れ出す原因となることがあります。

特に、「ガスケット」という部品が劣化すると、オイル漏れが起こりやすくなります。オイル漏れは車の性能に大きな影響を与え、故障につながるリスクもあるため定期的な点検が必要です。

オートマオイルが交換できなくなる

長期にわたる使用により、オートマオイルの交換ができなくなる場合があります。オートマオイルは、ギアやクラッチの潤滑作用や摩擦を防ぐ役割を担います。しかし、経年による汚れの蓄積が不具合の原因にもなるため、注意が必要です。

オートマオイルは定期的な交換が必要ですが、長期間メンテナンスが怠られた車両では、交換作業が困難になる場合があることを念頭に置いておきましょう。

足回りの部品が劣化する

12年落ちのヴェルファイアでは、足回りの部品の劣化が進行することがあります。

足回りの中核であるサスペンションは、路面からの振動を吸収し、スムーズな走行を支える重要な役割を果たしています。サスペンションが劣化すると、乗り心地の低下だけでなくハンドリングの悪化も生じるため、注意が必要です。

安全運転のためにも、定期的な点検と必要に応じたメンテナンスを心がけましょう。

エアコンがきかなくなる

12年落ちのヴェルファイアには、エアコンの故障が発生する可能性があります。

エアコンの効果を支えるエアコンガスは振動や衝撃によって漏れることがあるため、エアコンの効果が低下した場合はガス漏れを疑いましょう。

エアコンガスが不足した場合には、ディーラーや修理工場で補充が可能です。

灯火類が点灯しなくなる

12年落ちのヴェルファイアでは、ヘッドライトやウィンカー、ハザードランプなどの灯火類が点灯しなくなることがあります。

近年の車に使用されるLEDランプなどは、ハロゲンランプに比べて寿命が長いです。しかし、走行距離が長くなると振動による衝撃で玉切れを引き起こします。

ライトが点灯しない状態での運転は無灯火走行となり、道路交通法違反に該当します。灯火類の不具合を感じた際には、速やかに修理しましょう。

マフラーに穴があく

12年落ちのヴェルファイアでは、錆や腐食によりマフラーに穴が開くことがあります。

特に、海沿いや雪国で使用される車では、潮風や融雪剤に含まれる塩化ナトリウムが金属のマフラーに影響を与えます。これらのエリアを走行した後は、錆や腐食を防ぐための速やかな車体洗浄を心がけましょう。

車のボディが錆びる

ヴェルファイアのボディはマフラーと同じく金属製であるため、長年の使用により錆のリスクが生じます。ボディの錆は車の見栄えを損ね、結果として買取や下取り価格の低下につながる可能性があります。

外部環境に常にさらされるボディは、徐々にダメージを受けるため、定期的なチェックとメンテナンスを心がけましょう。

12年落ちのヴェルファイアは乗り換えるべき？判断するポイント

12年落ちのヴェルファイアを所有している場合は、どのタイミングで乗り換えを判断すべきでしょうか。ここでは、乗り換えを判断すべきポイントとして、以下の6つを紹介します。

乗り換えを判断する際の参考にしてください。

維持費が高くなった

12年落ちのヴェルファイアの維持費が高額になる場合も、乗り換えを検討するタイミングです。

古くなった車や走行距離が多い車は、ガソリン代やメンテナンス代などが高くなります。維持費が高いと感じたら、現在の車を維持するコストと新しい車への乗り換えコストを比較してみると良いでしょう。

修理や交換のコストや効果

12年落ちヴェルファイアの乗り換えを考える際に、修理や部品交換のコストや効果は重要な判断基準です。

年式の古い車では、部品の修理や交換にかかるコストが高く、それで得られる効果が限定的な場合があります。特に、修理を行っても新たな問題が発生する可能性がある場合、継続的な修理コストは高額になるおそれもあります。

修理や交換の費用が高い場合や、頻繁にトラブルが起こる場合は、乗り換えを検討してみましょう。

車検のタイミング

12年落ちのヴェルファイアは、翌年に6回目の車検を迎えます。長い所有期間を経た車は、車検時の自動車重量税が増加します。車検を受ける前に車を手放すことで、車検にかかる費用を節約し大きなコスト削減が可能です。

車の乗り換えを検討するなら、車検を迎える前のタイミングがおすすめです。

ライフスタイルの変化

12年落ちのヴェルファイアを所有している方は、12年の間にライフスタイルが変化している可能性があります。もし、現在のヴェルファイルが日常の生活に合わなくなっている場合は、別の車への乗り換えを検討してみましょう。

新しい車に乗り換えることで、現在のライフスタイルに適した車を選ぶことができ、より快適で便利な日常生活が送れるようになります。

車から異音が聞こえる

12年落ちのヴェルファイアで異音が発生する場合は、故障の兆候である可能性があります。

エンジンオイルの不足や部品の劣化など、異音の原因はさまざまです。初期段階の故障なら比較的安価に修理できることもありますが、故障が進行している場合は修理費用が高額になる可能性があります。

修理費用が高額になるようであれば、新しい車への乗り換えも検討しましょう。

次に乗りたい車があるかどうか

次に乗る車をすでに見つけている場合は、12年落ちのヴェルファイアからの乗り換えに最適なタイミングといえるでしょう。

新しい車に乗り換えることで、最新技術が搭載された車に乗れるできるだけでなく、不要な税金や維持費の支払いからも解放されます。

古い車の維持にはコストがかかるため、思い切って新しい車への乗り換えを検討してみるのもおすすめです。

12年落ちのヴェルファイアを乗り換えるメリット・デメリット

12年落ちのヴェルファイアからの乗り換えには、さまざまなメリットとデメリットが存在します。乗り換えを検討する際は、メリットとデメリットも考慮しましょう。

12年落ちのヴェルファイアを乗り換えるメリット

12年落ちのヴェルファイアを乗り換えるメリットには以下のようなものがあります。

1つずつ解説していきます。

維持費が高騰する前に手放せる

12年落ちのヴェルファイアを売却する1つ目のメリットは、維持費の高騰に直面する前に車を手放すことができる点です。長年使用した車は、修理やメンテナンスの頻度が増え、それに伴い維持費が高くなる傾向があります。特に、古い車の部品交換や修理は新車に比べて高額になることが多く、車検費用も年々増加する可能性があります。

早めに乗り換えを決断することで追加費用を避け、経済的な負担を軽減しましょう。

リセールバリューが大幅に下がる前に売却できる

12年落ちのヴェルファイアを売却する2つ目のメリットは、車のリセールバリューが大きく低下する前に売却できる点です。

一般的に、車の価値は年数とともに低下していきます。12年落ちのヴェルファイアを早期に売却することで、より高い価格での取引が可能です。また、車の価値が急激に低下する前に売却することで、新しい車への乗り換えに必要な資金の一部を補うことが可能です。

海外への輸出ができる

12年落ちのヴェルファイアは、海外での需要も高い車として知られます。ヴェルファイアのようなハイエンドなモデルは、国内での使用期間が長い場合でも、海外市場では価値が高く評価されることが多いです。

このため、海外市場への輸出を検討することでより高額での売却が可能になり、次の車購入のための資金を増やすこともできるでしょう。

自動車重量税が上がる前に売却できる

自動車の使用年数が13年を超えると、重量税が上昇します。12年落ちのヴェルファイアの場合、この税金の増加が目前に迫っているため、早めの売却を検討することがおすすめです。

早期売却により車検の費用負担の軽減や、将来的な出費を抑えることが可能です。また、古い車を売却することで、新しい車への乗り換えに必要な資金を確保できます。

12年落ちのヴェルファイアを乗り換えるデメリット

12年落ちのヴェルファイアを乗り換えるデメリットには以下のようなものがあります。

それぞれ詳しく解説します。

リセールバリューが低い

12年落ちのヴェルファイアを売却する1つ目のデメリットは、リセールバリューが低いという点です。

ヴェルファイアは、豊富な装備と高い人気を誇るZグレードを含め、国内外での需要が高いですが、年式が古くなるとリセールバリューは低下する傾向にあります。

そのため、12年落ちのヴェルファイアを持っている場合、乗り換えを考える際にはリセールバリューの低下に注意し、早めに手放すことを検討しましょう。

過走行になると買取価格が大幅に下がる

12年落ちのヴェルファイアを売却する2つ目のデメリットは、過走行による買取価格の低下です。

走行距離が少ないヴェルファイアは高い価格で買い取られる可能性がありますが、過走行状態の場合は買取価格は大幅に低下します。

長期間使用した車は、メンテナンス費用の増加や将来の修理費用を考慮すると、早めの乗り換えがコスト面でのメリットをもたらす場合が多いです。

車を売却するならカーセブンがおすすめ

12年落ちのヴェルファイアを売却するなら、カーセブンがおすすめです。カーセブンは、お客様から信頼される自動車チェーンを目指すため、以下5つのお約束を守ります。

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まとめ

この記事では、12年落ちのヴェルファイアの買取・下取り価格と乗り換えのタイミングについて詳しく解説しました。車を売却するかどうかは、車の状態や車検のタイミング、ライフスタイルの変化などさまざまな要因を総合的に考慮する必要があります。

12年落ちのヴェルファイアの売却を検討している方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

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