7年落ちのヴェルファイアの買取・下取り価格相場はどれくらい？乗り換えのタイミングもあわせて解説

トヨタを代表するアルファードの兄弟車といえば「ヴェルファイア」をイメージする方が多いのではないでしょうか。ヴェルファイアは、クールなボディデザインとアルファードとはひと味違う魅力が詰まった1台です。

2023年には新型ヴェルファイアが発売されましたが、7年落ちのヴェルファイアの買取・下取り価格には変動はあったのでしょうか。

この記事では、7年落ちのヴェルファイアの買取・下取り価格を詳しく解説します。買取・下取り価格相場情報に合わせて、乗り換えをおすすめするタイミングについても紹介しています。

7年落ちのヴェルファイアの売却や乗り換えを検討している方は、この記事をぜひ参考にしてみてください。

一般的に時間が経過するほど、徐々に車の価値が下がり買取金額も落ちていきます。
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7年落ちのヴェルファイアは何代目？グレードは何がある？

7年落ち ヴェルファイアは2016年式モデルの車であり「2代目モデル」に該当します。2016年モデルのヴェルファイアにどのようなグレードがあるのか下記にまとめました。

2016年式ヴェルファイアには、さまざまなグレードが用意されています。中でも、「2.5Aエディションゴールデンアイズ」や「3.5ZA ゴールデンアイズ」などは特別仕様車として中古車市場でも人気があり、他のグレードと比較して高い買取金額が期待できるでしょう。

【走行距離別】7年落ちのヴェルファイアの買取・下取り価格相場

7年落ち ヴェルファイアの買取・下取り価格相場を分かりやすく走行距離別に以下の表にまとめました。

走行距離	買取相場
20,000km以下	208万円
20,001km〜40,000km	261万〜275万円
40,001km〜60,000km	80万〜300万円
60,001km〜80,000km	142万〜175万円
80,001km〜100,000km	85万円〜

上記の表を確認すると、走行距離が2万km〜4万km以内の車両であれば200万円台半ばから後半という高い買取相場がついていることがわかります。さらに、6万kmまで走行距離を伸ばしても、300万円もの買取実績があることが見受けられます。

車の買取価格は、車両状態や市場での需要などさまざまな条件の積み重ねによって変動するため、何kmまでなら高く売れる、という保証はありません。しかし、7年落ちのヴェルファイアが安定したリセールバリューの高さを持つことは確かでしょう。

ヴェルファイアは国内に限らず、海外でも高い人気が期待できる車です。走行距離が10万kmに近い状態でも、一度査定に出してみると良いでしょう。

【グレード別】7年落ちのヴェルファイアの買取・下取り価格相場

7年落ち ヴェルファイアの買取・下取り価格相場をグレード別に分かりやすく以下の表でまとめました。

グレード	買取相場
2.4Zグレード	52万〜142万円
2.5Xグレード	107.6万〜171.5万円
2.5Zグレード	138.4万〜235.8万円

7年落ち ヴェルファイアの買取相場をグレード別に比較すると、買取金額が最も期待できるグレードは、「2.5Zグレード」です。

2.5Zグレードは、ヴェルファイアの中でもコストパフォーマンスに優れたモデルであり、内外装のデザインや質感、快適装備に優れている特徴があります。中古車としてヴェルファイアを購入する方には、最もおすすめしたいグレードです。

買取・下取り価格が高いヴェルファイアの特徴

買取・下取り価格が高いヴェルファイアの特徴を以下にまとめました。

それぞれ買取・下取り価格が高いヴェルファイアの特徴を詳しくみて解説します。

上位グレードや特別仕様車

ヴェルファイアの中でも上位グレードや特別仕様車は、買取・下取り価格が高い傾向があります。具体的には「ZGエディション」や「エグゼクティブラウンジ」などは、ヴェルファイアの中でも上位グレードであり、高い買取金額が期待できます。

国内の中古車市場では、大排気量である3.5Lシリーズよりも、2.5Lシリーズの方が需要が高く、最大限の買取金額が提示されやすいでしょう。少しでも高くヴェルファイアを買取・査定してほしい方は、上位グレードや特別仕様車の購入を検討してみてください。

ブラック系・ホワイト系の定番ボディカラー

ヴェルファイアの中でもブラック系・ホワイト系の定番ボディカラーは、他のボディカラーと比較しても高い買取金額が期待できます。具体的には「ブラック」と「ホワイトパールクリスタルシャイン」などが該当します。

ブラックとホワイトパールクリスタルシャインは、買い手を選ぶことなく中古車市場で高い人気と需要があります。買取金額を比較すると、他のボディカラーより「5万円〜10万円」ほど高い査定金額が期待できるでしょう。

純正ナビやエアロキット装備

純正ナビやエアロキットの装備も高い買取金額が期待できる特徴の1つになります。具体的には「モデリスタ・TRDエアロキット」や「純正9インチナビ」などが挙げられるでしょう。

他にも、リアエンターテインメントシステムや両側電動スライドドアなども高い買取金額を期待できるオプション装備の1つです。

7年落ちのヴェルファイアの口コミ・評判

7年落ち ヴェルファイアの口コミ・評判を以下にまとめました。

７年落ちの中古ヴェルファイア、150万かと思ったら1500万で草 pic.twitter.com/Ur1E8vRqFc

— 代表さん⊿大和ハウス1925太郎🚀(フォローで機密情報) (@teisan2) July 2, 2023

7年落ちのヴェルファイアが
下取りで170いったらしく半額ぐらいで買えるらしい

— マーシー (@Tommy_Marcy) October 1, 2017

7年落ち200万とかだったわ(笑)
たっけーなヴェルファイア

— 小梅ちゃんくそん (@xia_920918_kj) August 28, 2018

にしてもいーよな親父のヴェルファイア
7年落ちで12万キロ近いのに査定80万くらいあるなんて
比べて俺のは…ｳｯ心が痛いでござるwwwwwwwww

— 佐藤 (@rmaster752) February 19, 2018

7年落ち ヴェルファイアの口コミ・評判を確認すると「想像以上の買取金額」や「中古車の購入金額が高い」などの声が多数紹介されていました。ヴェルファイアは、たとえ7年落ちでも高い買取金額が期待できる車です。

しかし、買取金額が高すぎるあまり、中古車で販売される金額も高めに設定されているケースが多いです。

高く買取してもらうなら下取りより買取がおすすめ

車を売却する主な手段に、買取と下取りがあります。

下取りは、新規で車を買う場合愛車をディーラーに引き取ってもらうことです。簡単に流れを説明すると、ディーラーに車を売却し、その資金でそのまま新車の購入に移ります。その際、必要な手続きは全てディーラーが行ってくれるため手間が省けます。

一方、買取は中古車買取業者などに車を売却することです。買取の際の手続きを自分でする手間はかかりますが、売却で得たお金は自由に使える、買取の方が下取りより高めに査定されるなどのメリットがあります。

カーセブンは大手買取店でヴェルファイアの買い取り実績も豊富でおすすめ。たった30秒の入力で概算価格をお知らせしてくれるだけではなく、査定額に満足しなかったらキャンセルしてOKなところが特徴。

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経年劣化するとどのような故障が起きる？

車は経年劣化すると、どのような故障が起きるのでしょうか。ここでは、車が経年劣化した際に発生する故障内容をまとめました。

それぞれの故障内容を詳しく解説します。

エンジンオイルの漏れが発生しやすくなる

車の経年劣化が進むと、エンジンオイルの漏れが発生する可能性が高くなります。エンジンオイルの漏れには「外部漏れ」と「内部漏れ」の2種類があり、どちらも走行に支障をきたす症状です。

外部漏れとは、駐車時にエンジンオイルが車の下に水たまりのような状態で漏れる症状のことを意味します。内部漏れは、燃焼室からエンジンオイルが漏れ出してしまった結果、ガソリンと一緒に燃焼してしまう症状のことを意味します。

どちらも修理や交換が必要になる症状ですが、定期的なメンテナンスを施すことで予防できるでしょう。

オートマオイルが交換できなくなる

オートマオイルとは、AT車（オートマチック車）限定で使用されるオイルのことです。

オートマオイルも他のオイルと同じく、定期的な交換が推奨されています。推奨時期は2〜3年もしくは2万〜3万kmごとですが、車の経年劣化が進むとオートマオイルの交換ができない可能性があります。

経年によって蓄積された汚れが、新しいオイルに交換することでトランスミッション内に詰まると、不具合を起こす可能性があるのです。このような状態になるとトランスミッションの洗浄や交換が必要になるため、高額の修理費用がかかります。

足回りの部品が劣化する

車の経年劣化に伴い、足回り部品の劣化も進む可能性があります。特に、足回り部品の中でもサスペンションの不具合には注意が必要です。サスペンションの不具合や故障は、走行中の快適性が損なわれる可能性が高いです。

サスペンションの交換時期は、初度登録から8年〜10年が推奨タイミングです。サスペンションは経過年数によって、徐々に性能が低下します。サスペンションの不具合を修理せずそのまま乗り続けた場合、大きな車両トラブルに発展する可能性も少なくありません。

大きな故障につながる前に、定期的なメンテナンスを施すことがおすすめです。

エアコンがきかなくなる

エアコンの故障も車の経年劣化に伴い、発生する可能性が高い不具合の1つです。

エアコンの故障は、コンプレッサの故障やエアコンガス不足が原因である場合が多いです。コンプレッサの故障は、高額な修理費用が発生することが考えられます。また、エアコンガスに関しては、ディーラーや修理工場で補充が可能です。

エアコンが効かないと感じた場合には、早急に近くのディーラーや修理工場に相談すると良いでしょう。暑い季節に車のエアコンが使えないと、健康上も問題です。

灯火類が点灯しなくなる

灯火類が点灯しなくなる症状も、車の経年劣化により発生する症状の1つです。車の灯火類とは、具体的にLEDヘッドライトやテールゲートランプ、室内灯が挙げられます。

長期にわたる車の振動などによって、灯火類が点灯しなくなる可能性が考えられます。ハロゲンランプに比べて、LEDライトなどの交換には高額な費用が必要です。ヘッドライトの光量が少なくなったと感じた場合には、近くのディーラーや修理工場で点検してもらうことをおすすめします。

マフラーに穴があく

7年落ちの車のように長年使用している車の場合、マフラーの錆や劣化が進行し穴が開いてしまうことがあります。積雪地域で使用される融雪剤や悪路走行後の汚れがマフラーに付着したまま放置されていた場合に錆や劣化が進みやすいです。

マフラーには、消音効果がありますが、穴が空いてしまうと排気ガスや騒音の原因となるでしょう。

汚れを放置している期間が長いほどマフラーに穴が開く可能性が高くなります。定期的なメンテナンスを忘れないようにしましょう。

車のボディが錆びる

車のボディは経年劣化により、錆が発生する可能性があります。

車の走行中には、雨風や砂埃などの汚れがボディに多く付着します。このような汚れを放置したままにしていると、塗装面の剥がれなどから錆が発生しやすくなるのです。

こうした事態を避けるためにも、ボディについた汚れを放置せずこまめに洗車することがおすすめです。

7年落ちのヴェルファイアは乗り換えるべき？判断するポイント

7年落ちのヴェルファイアを乗り換えるべきか、迷っている方も多いのではないでしょうか。ここでは、7年落ちのヴェルファイアの乗り換えを判断するポイントについてまとめました。

それぞれ詳しく解説します。

維持費が高くなった

車は購入時だけ費用が発生するものではなく、維持するための費用も発生します。

具体的には、自動車税や自動車保険料、メンテナンス代、車検代、そして日常の燃料代などが挙げられるでしょう。維持費が高くなり過ぎると、私生活にも悪影響が出てしまいます。

「最近、車の維持費が高くなったな」と感じた場合には、新しい車への乗り換え検討を進めてみましょう。

修理や交換のコストや効果

修理や交換に伴うコストや効果も、車を乗り換えを判断するポイントの1つです。

車の不具合が発生し、修理もしくは交換してもその後、再発する可能性がゼロになる訳ではありません。修理にかかる費用と、その後の走行に対する安全性などのバランスが大切です。修理や交換により期待できる効果が薄い場合には、新しい車への乗り換えを検討しても良いでしょう。

車検のタイミング

車検のタイミングも乗り換えを検討するポイントの1つです。

1回の車検費用は最低でも5万円以上の費用が発生します。車検整備料金に加えて、自賠責保険、印紙代などが基本的な車検費用です。しかし、経年劣化によって消耗部品の修理や交換が車検時に追加されると、さらに高い費用が請求されます。

新しい車に乗り換えれば、車検まで3年あるうえ、メーカー保証も利用できます。7年落ちのヴェルファイアは車検の年でもあるため、車両状態によっては乗り換えを検討しても良いでしょう。

ライフスタイルの変化

ライフスタイルの変化にともなって、新しい車への乗り換えを検討することもあります。

就職や結婚、出産などのライフステージの変化により、今乗っている車では不便になったと感じたら、乗り換えを検討しても良いでしょう。

ライフスタイルの変化に合わせて最適な車に乗り換えることで、生活の利便性も高まります。

車から異音が聞こえる

車から異音が聞こえる場合も、乗り換えを検討するタイミングです。

車から異音が発生している場合には、車に何かしらの不具合が発生していることに関係しています。車の異音をそのまま放置し続けると、大きな車両トラブルに発展する可能性が高くなるでしょう。

車の故障に発展すれば、余計な修理費用が請求されるかもしれません。普段運転している感覚と違う場合や異音などに違和感を感じる方は、早急に近くのディーラーや修理工場に足を運びましょう。

次に乗りたい車があるかどうか

次に乗りたい車があるかどうかも乗り換えを判断するタイミングの1つです。

自動車メーカーからは、次々に話題の新型車が発表されます。7年落ちのヴェルファイアと比較すると、燃費性能や走行性能、安全運転支援システムなど、さまざまな面で優れた車種が多いです。

そのような新型車の中に自分が乗りたいと考える車がある場合は、乗り換えを検討するのも選択肢の１つです。

7年落ちのヴェルファイアを乗り換えるメリット・デメリット

7年落ち ヴェルファイアを乗り換えるメリットとデメリットを以下にまとめました。

7年落ちのヴェルファイアを乗り換えるメリット

7年落ちのヴェルファイアを乗り換えるメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、7年落ちのヴェルファイアを乗り換えるメリットについてまとめました。

それぞれのメリットを詳しく解説します。

維持費が高騰する前に手放せる

車の維持費は、経過年数を重ねるごとに高騰していくことが多いです。理由としては、消耗部品の交換や車検費用、定期的なメンテナンス代などが必要な場面が増えていくからだと考えられます。

メーカー保証も5年で切れるため、万が一の不具合発生時には自己負担で修理するしか方法はありません。そのため、維持費が高騰する前に旧車を手放すことは、メリットといえるでしょう。

リセールバリューが大幅に下がる前に売却できる

7年落ちのヴェルファイアは中古車市場でも人気があり、高い買取価格が期待できます。

しかし、人気の高い車種であっても年式が古くなり、走行距離がかさんだ車両のリセールバリューは徐々に下がっていきます。7年落ちのヴェルファイアもいずれ大幅にリセールバリューが下がってしまう可能性は高いです。

そのため、7年落ちのヴェルファイアから乗り換えることで、リセールバリューが下がる前に売却できる点はメリットといえます。

リセールバリューが下がる前に売却すれば、次の車を購入する際の資金に充てられます。

海外への輸出ができる

ヴェルファイアは国内での人気はもちろん、海外でも高い需要と人気がある車種です。日本車は海外で高い人気を誇りますが、海外へ輸出できる車種には制限があるため、高い買取価格がつくことが期待できます。

7年落ちのヴェルファイアの売却を検討する際に、海外への販路を持つ車買取業者に査定を依頼すると良いでしょう。

7年落ちのヴェルファイアを乗り換えるデメリット

では、7年落ちのヴェルファイアを乗り換えるデメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。

それぞれのデメリットを詳しく解説します。

リセールバリューが低い

7年落ちのヴェルファイアは、グレードによってリセールバリューが変動します。しかし、7年という年数が経過しているため、大幅なリセールバリューの高騰は望めません。

中古車市場には、毎日多くの在庫が入れ替わり入ってくるため、年式の新しい車も多くみられます。そのような中では、7年落ちのヴェルファイアはどうしてもリセールバリューが下がってしまいます。

過走行になると買取価格が大幅に下がる

人気があり、高い買取価格がつきやすいヴェルファイアであっても過走行になると買取価格が大幅に下がる可能性があります。

走行距離が10万kmを超えると、一般的に過走行車とみなされます。売却したい車が過走行車である場合は、同じ年式やグレードの車と比較しても低い査定額になってしまう可能性が高いです。

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まとめ

この記事では、7年落ちのヴェルファイアの買取・下取り価格相場について解説しました。ヴェルファイアは、中古車市場でも人気があるため、高いリセールバリューに期待できる車種です。

2023年に新型ヴェルファイアが発売されたため、7年落ちヴェルファイアの買取相場にも今後変動がみられるかもしれません。売却を検討している場合には、市場の動きを注視しておくと良いでしょう。

7年落ちのヴェルファイアの売却や乗り換えを検討している方は、この記事をぜひ参考にしてみてください。

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