更新日2024.03.19

プレミアムSUVから高級スポーツカーまで、日本と世界の高級車メーカーを紹介

プレミアムSUVから高級スポーツカーまで、日本と世界の高級車メーカーを紹介

多くの人は日本車の軽自動車やコンパクトカーなど、大衆車と呼ばれる車を探しているはず。現在は車の製造技術が向上し、大衆車でもしっかりした乗り味を楽しめて、用途に応じてさまざまなタイプを選ぶことができます。

でも世の中には上質な素材を使ってラグジュアリーな室内空間を提供し、大衆車では味わうことができないような走りを堪能できる車もあります。もちろんそれらは値段も大衆車とは比べ物にならないほど高額なので、手に入れることができるのはごく一部の人に限られます。でも、私たちもそんな高級車に憧れますよね?

ここでは日本と世界の代表的な高級車メーカーと、代表モデルを紹介します。

この記事でわかること

  • ・高級車の値段が高い理由
  • ・世界の高級車ブランド・メーカー
  • ・中古車で高級車を買う際の注意点

監修・執筆

エディター ライター

求人誌編集部、カーセンサー編集部を経て1999年にエディター/ライターとして独立し、自動車、音楽、アウトドアなどをテーマに執筆。得意としているのは人物インタビュー。著名人から一般の方まで、心の中に深く潜り込んでその人自身も気づいていなかった本音を引き出すことを心がけている。また、企業の広報・販促活動のサポートも担当。愛車はフィアット500だが最近2台持ちを考えていて、国産輸入車問わず中古車をいろいろ物色中。
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目次

高級車とはどんな車なのか?

高級車とはどんな車なのか?

超高級車というと、お抱えの運転手がいるショーファードリブンを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。一方で、超高級車メーカーのラインナップを見ると、超大型の2ドアクーペもラインナップされていたりします。4ドアは後部座席に座り、2ドアは自らステアリングを握る超富裕層にはそのような使い方をする人が多いようです。

高級車に明確な定義がありませんが、一般的には高性能エンジンやモーターを搭載し、上質な素材が使われているような、贅を尽くした車を指します。車両価格は軽く1,000万円を超えるものも珍しくありません

ボディタイプはセダンやクーペの他、SUVやミニバンなどさまざま。コンパクトカーでとことん高級にこだわったものもありました。

なぜ高級車は高いのか?

高級車の世界では車両本体価格が1,000万円を超える車はざら。なかには数千万円から1億円を超えるものもあります。かたや大衆車では、たとえばコンパクトカーのトヨタ ヤリスはもっとも安いグレードだと車両本体価格が150万1,000円です。高級車と大衆車ではいったい何が違うのでしょうか。

内外装の質感が違う!

高級車の内外装の質感が違う!

高級車には高価な素材が惜しみなく使われています。ボディにはアルミ合金やカーボンファイバーが使われ、ガラスは厚みのあるものを使って遮音性が高められています。ボディの塗装にも高級な塗料を大衆車より工程を増やして塗ることで、微妙な色合いや深みのある陰影を出しています

インテリアは“工芸品”と呼びたくなるような、贅沢で美しいつくりをしているものが多くなります。シートはもちろん、インパネやシフトノブなどにも高級な素材が用いられます。スイッチ類も押した時の感触に深みがあるのが特徴。最近では淡いLEDの光でインテリアを彩る車も増えています。

ブランドやメーカーによってはボディカラーやインテリアの素材を自分好みに仕立てられるプログラムを用意しています。

ボディのつくりが違う!

高級車のボディの作り

素材だけでなく、プラットフォームやボディのつくりも大衆車とは異なります。ボディが大きくなり空間が広がるとどうしても剛性は落ちてしまいますが、コストの関係で大衆車だと採用できない(あるいはできたとしても一部のみ)手法で溶接したり、高価な接着剤を使ったりして剛性を高めています

高級車は電動化が進み、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)のモデルも多くなります。ショーファードリブンとして使用される大型の電気自動車は車両重量が2.5tを超えてきます。これだけ重いものを動かすには大量の電気が必要になるため、航続距離を考えると不利になりますが、高価なリチウムイオンバッテリーをたくさん積むことでロングドライブも楽しめるようにしています

エンジンをはじめ、車の性能が違う!

大きく重たい車体をスムーズに動かすために、ハイパワー&ビッグトルクのエンジンやモーターが搭載されています。しかもこれらは乗員が快適に移動できるようエンジン自体が静かで、さらに遮音性を高める形で搭載されます。

スポーツモデルでは高回転まで一気に回る超ハイスペックエンジンを搭載しているモデルも少なくありません。たとえばフェラーリのPHEVモデルである296GTBは、3L V6ターボ+モーターで、システム最高出力610kW(830ps)/8000rpmになります。

もちろんトランスミッション、足回り、タイヤなど、すべてがハイパワーを受け止め、ハイスピードでも安定して走ることができる高性能なものが使われています。

伝統が違う!

高級車の伝統

たとえばハイブランドのファッションや時計では、ブランドの伝統も価値のひとつになります。これは車も同じで、長い伝統がブランドの価値に繋がります。超高級車メーカーとして知られるロールス・ロイスの起源は1906年ベントレー・モーターズは1919年に創業されています。

世界の主な高級車ブランド・メーカー一覧

ここでは各国の高級車メーカーにどのような特徴があるかを見ていきましょう。

メーカー 特徴
レクサス 日本 1989年に北米での展開がスタートしたトヨタのプレミアムブランド。
日本では2005年から販売開始。『スピンドルグリル』と呼ばれる2つの台形を繋げたグリルがデザインの特徴。
トヨタ 日本 世界でもっとも多くの販売台数を誇る日本の自動車メーカーで、SUVやミニバン、セダン、スポーツモデルなどでプレミアムカーを生産している。
キャデラック アメリカ ゼネラルモーターズ(GM)が展開している、アメリカを消長する高級車ブランド。日本にはフルサイズSUVのエスカレードやXT6などを投入。
リンカーン アメリカ キャデラックと双璧をなすアメリカの高級車ブランドで、プレミアムSUVのナビゲーターやプレミアムセダンのコンチネンタルが有名。
現在、日本には正規輸入されていない。
メルセデス・
ベンツ
ドイツ 1926年に創業された有名なプレミアムブランド。
高級車だけでなく小型車や商用車も製造する総合自動車メーカー。近年は電気自動車に力を入れている。
BMW ドイツ スポーティなイメージが強いドイツの自動車メーカー。
ミニやロールス・ロイスを傘下に持つほか、BMWモトラッドとして2輪も販売している。
アウディ ドイツ フォルクスワーゲン傘下のプレミアムブランド。
創立は1899年。大型セダンは後輪駆動が多いが、アウディはFFを採用する。
クワトロと名付けられた4WDシステムが有名。
ポルシェ ドイツ フェルディナント・ポルシェが1931年に設立したスポーツカーブランド。
主力モデルである911は世界中で支持される。現在はSUVやファストバックもラインナップしている。
ロールス・
ロイス
イギリス 世界の資産家から愛される高級車ブランド。
マスコット『スピリット・オブ・エクスタシー』が有名。縦長の大きなグリルはパルテノン神殿をモチーフにデザインされたもの。
ベントレー イギリス ロールス・ロイスと双璧をなすイギリスの高級車ブランドで、スポーティな高級車を得意としている。
ロールス・ロイス傘下にあったこともある。
アストン
マーティン
イギリス 1913年に設立されたイギリスのラグジュアリースポーツカーメーカーで、映画『007』シリーズのボンドカーが有名。
流麗で美しいスポーツカーを生産している。
ジャガー イギリス 1922年に設立。4ドアプレミアムサルーンだけでなくスポーツモデルも生産。現在はSUVに力を入れている。
2025年に全車種を完全EV化することを表明している。
ランドローバー イギリス 砂漠のロールス・ロイスと呼ばれるレンジローバーを製造する四輪駆動車の専門メーカー。
英国王室の方々がプライベートで愛用していることで知られる。
マクラーレン イギリス 1985年にマクラーレン・カーズが設立され、2010年にマクラーレン・オートモーティブに。F1で培った技術をフィードバックしたスーパーカーを生産している。
ブガッティ フランス 1909年にイタリアで設立。
ブランドが消滅した時期もあるが、現在はフランスに本社がある。最高速度400km/hオーバーの超高級スポーツ化モデルを製造。
DSオート
モビルズ
フランス 元々はシトロエンの高級車ブランドだったが、2015年に独立。ラグジュアリーさを感じさせるSUVやプレミアムセダンを生産。
フェラーリ イタリア 1947年に設立されたスーパーカーの代名詞的存在で、跳ね馬のエンブレムが有名。F1をはじめ、さまざまなモータースポーツで活躍している。
ランボル
ギーニ
イタリア フェラーリとともに、イタリアを象徴するスポーツカーブランド。た1970年代に日本で沸き起こったスーパーカーブームの立役者であるカウンタックがあまりにも有名。
マセラティ イタリア 1914年に設立。4ドアスポーツセダンやクーペのほか、最近ではSUVも人気がある。エンブレムはボローニャ市の広場に置かれるネプチューン像が持つ銛がモチーフ。
パガーニ イタリア 1992年に設立されたブランドで、1台数億円する超高級スポーツカーを少量生産していて、ワンオフモデルの生産も行っている。
ボルボ スウェーデン 1927年設立。日本では元々エステートの人気が高かったが、現在はラグジュアリーなSUVを多く販売。ゼロエミッションに力を入れていて、2030年に全モデルEVにする計画。

憧れの高級車ブランド・メーカーと代表モデル

高橋さん

ここからはいつか所有してみたい国内外の高級車ブランドと、そのブランドの代表モデルを紹介します。みなさんの夢が叶いますように!

【日本の高級車ブランド】レクサス

【日本の高級車ブランド】レクサス

1950年代に本格的に海外進出し、1970年代には輸出台数が大きく伸びた日本車。しかし海外で評価されるのは燃費がよくて壊れにくい小型車のみ。当時の日本の高級車は海外で見向きもされませんでした。

日本の自動車メーカーは海外で通用する高級車を作ろうと闘志を燃やします。そして1980年代後半にホンダは“アキュラ”、日産は“インフィニティ”、トヨタは“レクサス”という高級ブランドを北米で展開しました。レクサスが販売したLS(日本名:セルシオ)は、ドイツの高級車メーカーのモデルに引けを取らない上質さ、圧倒的な静粛性を実現しながら、価格はドイツの高級車より安い。LSは高級車に革命を起こしたモデルとなりました。

2003年、レクサスは日本にも上陸。現在ではSUV、セダン、クーペとさまざまなモデルを発売しています。今回紹介する高級車ブランドのなかでは比較的手が届きやすい部類に入ります。

【レクサスの代表モデル】LS(2代目/2017年〜)

【レクサスの代表モデル】LS(2代目/2017年〜)

■スペック(LS500h エグゼクティブ/2WD)

全長×全幅×全高 5,235mm×1,900mm×1,450mm
ホイールベース 3,125mm
エンジン種類 V型6気筒ハイブリッド
総排気量 3,456cc
エンジン最高出力 220kW(299ps)/6,600rpm
モーター最高出力 132kW(180ps)
エンジン最大トルク 356N・m(36.3kgf-m)/5,100rpm
モーター最大トルク 300N・m(30.6kgf-m)
WLTCモード燃費 13.6km/L
LSの新車価格帯 10,940,000〜17,990,000円
2代目LSの中古車相場価格 総額320万〜1,420万円
レクサスの内装

2017年10月にフルモデルチェンジした、レクサスのフラッグシップサルーンの2代目。グローバルでは5代目のモデルになります。先代はドライバーズサルーンの標準ボディと、後席の居住性を高めたロングボディが用意されましたが、現行型は標準ボディのみ用意されます。

静粛性と豊かな乗り心地を追求するために基本性能から徹底的につくり込み、先代以上に上質な走りを堪能できるように。パワーユニットは3.5L V型6気筒ツインターボと3.5L V型6気筒ハイブリッドで、どちらもFRと4WDが用意されます。

インテリアは時の移ろいのなかで、さまざまな表情を感じさせるデザインを採用。インテリアのオーナメントにはプラチナ箔や西陣織の銀糸などが用いられています。

【レクサスの代表モデル】LC(初代/2017年〜)

【レクサスの代表モデル】LC(初代/2017年〜)

■スペック(LC500h Sパッケージ/2WD)

全長×全幅×全高 4,770mm×1,920mm×1,345mm
ホイールベース 2,870mm
エンジン種類 V型6気筒ハイブリッド
総排気量 3,456cc
エンジン最高出力 220kW(299ps)/6,600rpm
モーター最高出力 132kW(180ps)
エンジン最大トルク 356N・m(36.3kgf-m)/5,100rpm
モーター最大トルク 300N・m(30.6kgf-m)
WLTCモード燃費 14.4km/L
LCの新車価格帯 14,000,000〜15,500,000円
初代LCの中古車相場価格 総額650万〜1,640万円

高級車ブランドでは、平日は運転手がドライブするショーファードリブンを利用するエグゼクティブが、休日に乗るラグジュアリーなLサイズのクーペをラインナップすることも珍しくありません。LCはまさにそのようなモデルで、オーナーがエスコートする相手との2人の時間を楽しむパーソナルなラグジュアリークーペになります。

パワートレインはLSと同じ3.5L V型6気筒ハイブリッドに加え、5L V型8気筒を用意。V8には10速ATが組み合されます。クルージング時の室内は静けさに包まれますが、一度アクセルを踏み込めば、スポーティな排気音がドライバーの気持ちをたかぶらせます。

運転席はクルマとの一体感を感じさせる空間に。逆に助手席はエスコートされる人がリラックスできるように配慮されたつくりになっています。シートにはセミアニリン本革、アルカンターラなど上質な素材が用いられています。

【日本の高級車ブランド】トヨタ

【日本の高級車ブランド】トヨタ

言わずと知れた世界一の総合自動車メーカーであるトヨタ。コンパクトカーから大型車までさまざまなモデルをラインナップ。もちろん、VIPが乗る高級車も用意されています。

有名なのはセンチュリー(写真上)。ハイヤー、エグゼクティブを乗せるショーファードリブン、高級ホテルの送迎車などとして利用されています。

かつてはセンチュリーの他、セルシオ(現・レクサス LS)なども運転手付きの車として人気がありましたが、最近では広い室内空間でゆったりくつろげるラグジュアリーミニバンがVIPの移動車として人気。アルファードを愛用する政治家や芸能人も多くいます。

【トヨタの代表モデル】アルファード(4代目/2023年〜)

【トヨタの代表モデル】アルファード(4代目/2023年〜)

■スペック(エグゼクティブラウンジ/2WD)

全長×全幅×全高 4,995mm×1,850mm×1,935mm
ホイールベース 3,000mm
エンジン種類 直列4気筒ハイブリッド
総排気量 2,487cc
エンジン最高出力 140kW(190ps)/6,000rpm
モーター最高出力 134kW(182ps)
エンジン最大トルク 236N・m(24.1kgf-m)/4,300〜4,500rpm
モーター最大トルク 270N・m(27.5kgf-m)
WLTCモード燃費 17.5km/L
アルファードの新車価格帯 5,400,000〜8,720,000円
4代目アルファードの
中古車相場価格
総額850万〜1,950万円
【トヨタの代表モデル】アルファード(4代目/2023年〜)内装

Lサイズミニバンで圧倒的なシェアを誇るアルファード。現在販売されているのは4代目となるモデルです。かつてアルファードと兄弟車のヴェルファイアは販売チャネルの違いで内外装のデザインが異なるものの、搭載されるパワートレインや装備は基本的に同じでした。しかし今回から性格が大きく変えられ、パワートレインも異なるものが搭載されています。

左右独立温度設定が可能なフルオートエアコンや、スライドドアを開けたときも冷気の侵入を防ぐヒーターエアカーテンなど、2列目席の快適性が高められているのが特徴。トップグレードであるエグゼクティブラウンジの2列目席は上質な肌触りのプレミアムナッパー本革表皮、伸縮機構付きの電動オットマン、オットマンとアームレストにもシートヒーターが備わるなど、至れり尽くせりです。

しかもロングスライド機構もついているので、3列目を折りたたんでシートを後ろまで下げて、ゆったり足を伸ばして移動することができます。もちろん収納力も高く、大切なゲストを招いてゴルフに行くという使い方にも適しています。

【トヨタの代表モデル】グランエース(初代/2019年〜)

【トヨタの代表モデル】グランエース(初代/2019年〜)

■スペック(プレミアム/2WD)

全長×全幅×全高 5,300mm×1,970mm×1,990mm
ホイールベース 3,210mm
エンジン種類 直列4気筒ディーゼルターボ
総排気量 2,754cc
最高出力 130kW(177ps)/3,400rpm
最大トルク 450N・m(45.9kgf-m)/1,600〜2,400rpm
WLTCモード燃費 10.0km/L
グランエースの新車価格帯 6,421,000〜6,721,000円
初代グランエースの
中古車相場価格
総額450万〜1,120万円
【トヨタの代表モデル】グランエース(初代/2019年〜)内装

アルファードよりさらに大きい、トヨタの超大型ミニバンです。グレードは8人乗りのGと6人乗りのプレミアムが用意されています。ボディサイズを考えると、自分で運転する車というよりも、ショーファーカーになるモデルといえるでしょう。

上級グレードのプレミアムは、エグゼクティブパワーシートが2列目だけでなく3列目にも備わります。電動オットマン、折りたたみ式のサイドテーブルなどが備わり、車内でくつろぐゲストの快適性をとことん高めることにこだわっています。

さらに6人で移動しても、大型のスーツケースを立てたまま4つ収納できるスペースを確保。これができるのも5mを大きく超えるボディサイズがあるからこそですね。

【世界の高級車ブランド】メルセデス・ベンツ

【世界の高級車ブランド】メルセデス・ベンツ

高級車と聞くと、まずメルセデス・ベンツを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。高級輸入車を多く取り扱うヤナセがメインで扱っていたこともあり、メルセデス・ベンツ=超高級車というイメージが定着していますが、本国では商用車なども販売する総合メーカーです。

日本に輸入されるのは、大型のプレミアムモデルはもちろん、コンパクトサイズのモデルも上質な仕様になっています。

【メルセデス・ベンツの代表モデル】EQS SUV(初代/2023年〜)

【メルセデス・ベンツの代表モデル】EQS SUV(初代/2023年〜)

■スペック(EQS 580 4マチックSUVスポーツ/4WD)

全長×全幅×全高 5,135mm×2,035mm×1,725mm
ホイールベース 3,120mm
エンジン種類 ――
総排気量 ――
フロントモーター最高出力 135kW/5,344〜8,851rpm
リアモーター最高出力 265kW/5,198〜8,766rpm
フロントモーター最大トルク 290N・m/0〜4,285rpm
リアモーター最大トルク 568N・m/0〜4,340rpm
一充電走行距離(WLTCモード) 589km
EQS SUVの新車価格帯 15,490,000〜19,990,000円
初代EQS SUVの
中古車相場価格
総額1,320万〜1,640万円
【メルセデス・ベンツの代表モデル】EQS SUV(初代/2023年〜)内装

メルセデス・ベンツの電気自動車であるEQシリーズのフラッグシップモデル。セダンタイプの電気自動車であるEQSに、大人7人がゆったり快適に過ごすことができるスペースと、SUVならではの使い勝手を盛り込んだモデルです。

ジェットエンジンのタービンをモチーフにしたエアアウトレットや、3枚のディスプレイとダッシュボード全体を一枚のガラスで覆ったワイドスクリーンなど、洗練されたイメージのインテリアはため息が出そうな美しさです。

高橋さん

前後130mmの電動スライド機構を備えた2列目シート、シートヒーターが標準装備になる3列目シートなど、その席に座る乗員も心地よさを味わえるようにしているのは、さすがメルセデスですね。

【メルセデス・ベンツの代表モデル】Eクラス(6代目/2024年〜)

【メルセデス・ベンツの代表モデル】Eクラス(6代目/2024年〜)

■スペック(セダン E220dアバンギャルド/2WD)

全長×全幅×全高 4,960mm×1,880mm×1,470mm
ホイールベース 2,960mm
エンジン種類 直列4気筒ディーゼルターボ(マイルドハイブリッド)
総排気量 1992cc
エンジン最高出力 145kW/3,600rpm
モーター最高出力 17kW/1,500〜2,500rpm
エンジン最大トルク 440N・m/1,800〜2,800rpm
モーター最大トルク 205N・m/0〜750rpm
WLTCモード燃費 18.5km/L
Eクラス(セダン)の新車価格帯 8,900,000〜9,880,000円
6代目Eクラス(セダン)の
中古車相場価格
――

 

【メルセデス・ベンツの代表モデル】(セダン E220dアバンギャルド/2WD)内装

メルセデス・ベンツの中核を担うミドルクラスのモデルで、セダンとステーションワゴンをラインナップ。新型Eクラスは2Lガソリンターボと2Lディーゼルターボ、そしてプラグインハイブリッドの3種類用意され、ガソリンとディーゼルにはISGによるマイルドハイブリッドシステムが搭載されます。

ホイールベースが先代より20mm拡大され、居住スペースにゆとりが生まれているのが特徴。助手席一体型のMBUXスーパースクリーンは全グレードオプション設定になります。シートは本体から浮き上がっているようにデザインされ、オプションのレザーエクスクルーシブパッケージを選ぶと、ダイヤモンドステッチが施されたナッパーレザーシートになります

ダッシュボード上にはオプションでセルフィー&ビデオカメラを設置。停車した状態であれば、オンラインでビデオ会議に参加したりできます。忙しいエグゼクティブも時間を有効に使うことができそうです。

【世界の高級車ブランド】BMW

【世界の高級車ブランド】BMW

エンジン製造事業がルーツのBMWは、これまで一貫して“駆け抜ける歓び”を掲げてさまざまなモデルを開発してきました。それはフラッグシップモデルでも変わりません。プレミアムモデルでもスポーティな走りを味わえるからこそ、多くのファンがいるのだと思います。

それを象徴するのがBMWのモータースポーツ活動を担ってきた“M”の名がつくモデル。Mはプレミアムモデルにも用意され、MシリーズがないモデルでもMの名が付けられたグレードが用意されます

【BMWの代表モデル】i7(初代/2022年〜)

【BMWの代表モデル】i7(初代/2022年〜)

■スペック(eドライブ50 Mスポーツ/2WD)

全長×全幅×全高 5,390mm×1,950mm×1,545mm
ホイールベース 3,215mm
エンジン種類 ――
総排気量 ――
モーター最高出力 335kW(455ps)/13,000rpm
モーター最大トルク 650N・m(66.3kgf-m)/0〜5,000rpm
一充電走行距離(WLTCモード) 625km
i7の新車価格帯 15,980,000〜22,080,000円
初代i7の中古車相場価格 総額1,450万〜2,240万円
【BMWの代表モデル】i7(初代/2022年〜)内装

1977年に初代が登場した、BMWフラッグシップセダンである7シリーズ。通算6代目となる最新型ではガソリン、ディーゼル、PHEVに加え、電気自動車であるi7もラインナップに加わりました

新型7シリーズはBMWが考えるラグジュアリーを新たな形で定義した最初のモデル。存在感や優美さ、特別な上質さに加えてコネクティビティやサステナビリティなどの先進性も高められました。それを象徴するのがコックピットからセンターに向かってラウンドしたカーブドコントロールディスプレイ。スイッチ類は最低限のみにし、ディスプレイでほとんどの操作を行えるようになっています。

高橋さん

さらにインパネにはクリスタルを配置して優雅なイメージを演出。このような装飾はこれまでのBMWには見られなかったので、ラグジュアリーモデルを求める人にとって嬉しい変化ではないでしょうか。

【BMWの代表モデル】XM(初代/2023年〜)

【BMWの代表モデル】XM(初代/2023年〜)

■スペック(XM/4WD)

全長×全幅×全高 5,110mm×2,005mm×1,755mm
ホイールベース 3,105mm
エンジン種類 V型8気筒ターボ PHEV
総排気量 4,394cc
エンジン最高出力 360kW(489ps)/6,000rpm
モーター最高出力 145kW(197ps)/6,000rpm
エンジン最大トルク 650N・m(66.3kgf-m)/1,600〜5,000rpm
モーター最大トルク 280N・m(28.6kgf-m)/1,000〜5,000rpm
WLTCモード燃費 8.5km/L
XMの新車価格帯 21,300,000円
初代XMの
中古車相場価格
総額1,750万〜1,980万円
【BMWの代表モデル】XM(初代/2023年〜)内装

BMWのスポーツモデルを表す“M”の称号。XMはBMWのSUVであるXモデルで初となるM専用モデルです。同時にMモデル初のPHEVでもあります。

八角形の大きなキドニーグリルは暗闇で怪しく光ることで独特の怪しさを醸し出します。ラグジュアリーモデルとしての圧倒的な存在感が表現されています。インテリアはMレザーステアリング赤いエンジンスタートボタンラウンジに置かれるソファのような大型のシートドアトリムやインパネのレザーなどでスポーツ性とラグジュアリー性を絶妙なバランスで融合しています。

Mの名を冠したモデルですから、走りのよさは折り紙付き。走行モードはコンフォート、スポーツに加え、サーキット走行も見据えたスポーツプラスから選ぶことができます。

【世界の高級車ブランド】アウディ

【世界の高級車ブランド】アウディ

シングルフレームグリルと呼ばれる六角形の大きなグリルが象徴的なアウディの特徴は、モード感のあるデザインにあります。まるで彫刻のようにシンプルで端正な佇まいは、見る人の心を一瞬で奪います。

グリル内にある4つのリングで構成されるエンブレム(フォーシルバーリングス)は、アウディが「DKW」「WANDERER」「AUDI」「HORCH」という4つの企業の個性を尊重しながら連合して成り立ったことを意味しています。

アウディもプレステージモデルはもちろん、コンパクトカーでもプレミアム性を高めたモデルを生産しています。

【アウディの代表モデル】e-tron GTクワトロ(初代/2021年〜)

【アウディの代表モデル】e-tron GTクワトロ(初代/2021年〜)

■スペック(e-tron GTクワトロ/4WD)

全長×全幅×全高 4,990mm×1,965mm×1,415mm
ホイールベース 2,900mm
エンジン種類 ――
総排気量 ――
モーター最高出力 390kW
モーター最大トルク 640N・m
一充電走行距離(WLTCモード) 534km
e-tron GTクワトロの新車価格帯 14,940,000円
初代e-tron GTクワトロの
中古車相場価格
総額850万〜1,410万円
アウディの内装

アウディの電動グランドツアラーであるe-tron GTクワトロ。ロングドライブを快適に楽しめるGT(グランツーリスモ)を電気自動車で再定義したモデルで、長距離を快適に移動するための優れた乗り心地と快適なキャビン、ダイナミックなハンドリングを兼ね備えた4ドアクーペです。

アウディらしいモダンでエレガンスなインテリアは電動車になっても健在。センターコンソールで運転席と助手席を仕切り、ドライバーを包み込むように設計したことで、ドライバーが運転に集中できるようにしています。オプションのレザーフリーパッケージはペットボトルや布の端切れを再生したポリエステル繊維でウールのような風合いを出したクロスと人工皮革を採用。サステナブル性を高めたパッケージになります。

パワーユニットは前後にモーターを配置した電動クワトロシステムを採用。走行状況を予測してトルク配分を100:0から0:100まで変化させます。シリーズにはハイパフォーマンスモデルとなるRS e-tron GTも用意されます。

【アウディの代表モデル】A8(4代目/2018年〜)

【アウディの代表モデル】A8(4代目/2018年〜)

■スペック(60 TFSIクワトロ/4WD)

全長×全幅×全高 5,190mm×1,945mm×1,470mm
ホイールベース 3,000mm
エンジン種類 V型8気筒ターボ
総排気量 3,996cc
最高出力 338kW(460ps)/5,500rpm
最大トルク 660N・m(67.3kgf-m)/1,850〜4,500rpm
WLTCモード燃費 8.0km/L
A8の新車価格帯 12,140,000〜18,360,000円
4代目A8の
中古車相場価格
総額440万〜1,440万円
【アウディの代表モデル】A8(4代目/2018年〜)内装

アウディのフラッグシップサルーンであるA8。パワートレインは3L V6ターボ、4L V8ターボ、プラグインハイブリッドを用意。ボディは標準ボディの他、後席スペースを広げたロングボディをラインナップ。駆動方式は全グレード4WDのクワトロになります。また、ハイパフォーマンスモデルとなるS8も用意されています。

インテリアはラウンジのような開放感をもたらすために水平基調を強調。エクステンデッドレザーやエスクテンデッドアルミニウムルックインテリアなどを使って素材のクオリティを高めています。

プレステージモデルらしい上質さを実現するために、路面や走行条件を先読みして、1,100N・mを発生する電動モーターを内蔵する4つのサスペンションを瞬時に独立制御するプレディクティブアクティブサスペンションもオプション設定されるなど、先進性も高められています。

【世界の高級車ブランド】ポルシェ

創業以来、ハイスペックなスポーツモデルを製造し続けているポルシェ。代表モデルであり世界中に多くのファンがいる911は、1964年に901として登場してから、水平対向エンジンを後輪軸の後方に搭載するRRの駆動方式を貫いています。当初は空冷だったものが、1997年に登場した996型から水冷エンジンに変更されました。

90年代後半に起こったクロスオーバーSUVブームによりポルシェも2002年にカイエンを発表。現在はスポーツクーペ&オープンモデル以外にSUV、ファストバック、電気自動車など多彩なラインナップになっています。

ボディタイプは多彩になりましたが、一貫しているのはどれもポルシェらしいスポーツモデルであることです。

【ポルシェの代表モデル】911(8代目/2019年〜)

【ポルシェの代表モデル】911(8代目/2019年〜)

■スペック(カレラS/2WD)

全長×全幅×全高 4,519mm×1,852mm×1,300mm
ホイールベース 2,450mm
エンジン種類 水平対向6気筒ターボ
総排気量 2,981cc
最高出力 331kW(450ps)/6,500rpm
最大トルク 530N・m/2,300〜5,000rpm
WLTCモード燃費 ――
911の新車価格帯 16,200,000〜41,180,000円
8代目911の
中古車相場価格
総額1,500万〜4,400万円
【ポルシェの代表モデル】911(8代目/2019年〜)内装

1970年代に起こったスーパーカーブームの前から多くの人にとって憧れの存在であり続ける911。水平対向6気筒エンジンをリアに置くRR方式や、ひと目で911だとわかるアイコニックなデザインなど、伝統を大切にしながら進化を続けてきました

先代となる991型の後期モデルからターボエンジンを搭載。現行モデルの992型もターボを搭載しています。メーターはアナログと液晶表示をミックスしながら、911の伝統である5連メーターのイメージを継承しています。

王道であるカレラの他、カレラS、カレラ4、カレラ4S、カブリオレ、タルガなどさまざまなモデルが用意されるのも911ならでは。スタイルこそ911ですが、これらの性格は大きく異なるため、別のモデルと考えたほうがいいでしょう。

【ポルシェの代表モデル】タイカン(初代/2020年〜)

【ポルシェの代表モデル】タイカン(初代/2020年〜)

■スペック(タイカンターボ/2WD)

全長×全幅×全高 4,962mm×1,966mm×2,144mm
ホイールベース 2,900mm
エンジン種類 ――
総排気量 ――
最高出力 650kW(884ps)
最大トルク 940N・m
一充電走行距離(WLTCモード) ――
タイカンの新車価格帯 13,700,000〜27,460,000円
初代タイカンの
中古車相場価格
総額900万〜2,070万円
【ポルシェの代表モデル】タイカン(初代/2020年〜)内装

ポルシェ初の電気自動車として登場したタイカン。ボディはスポーツセダンとワゴンモデルであるクロスツーリスモが用意されます。標準モデルの駆動方式はRR、上級モデルは4WDになります。

電気自動車でセダンと聞くと大人しいラグジュアリーカーのように感じますが、そこはポルシェ。電気自動車でもスポーツカーそのものです。スペックを紹介したタイカンターボは通常時の最高出力が520kWで、ローンチコントロールを使うと650kWまでオーバーブーストされます。

運転席から見える光景はまるで911のようにデザインされているのもポルシェならでは。アクセルを踏み込むとエレクトリックな音に加えてポルシェらしいエンジンサウンドも聞こえてきて、ドライバーの心を昂らせます。

【世界の高級車ブランド】ランドローバー

四輪駆動車メーカーであるランドローバーは、高級SUVとして知られるレンジローバーシリーズを生産しています。

エリザベス女王の90歳を記念したパレードにレンジローバーが用いられるなど、王室とのゆかりが深いブランドとしても知られます。

レンジローバーは、スポーツ、ヴェラールなどもラインナップ。また、電動化にも積極的に取り組んでいます。

【ランドローバーの代表モデル】レンジローバー(5代目/2021年〜)

【ランドローバーの代表モデル】レンジローバー(5代目/2021年〜)

■スペック(オートバイオグラフィD300 スタンダードホイールベース/4WD)

全長×全幅×全高 5,065mm×2,005mm×1,870mm
ホイールベース 2,995mm
エンジン種類 直列6気筒ディーゼルターボ
総排気量 2,993cc
最高出力 221kW(300ps)/4,000rpm
最大トルク 650N・m/1,500〜2,500rpm
WLTCモード燃費 10.5km/L
レンジローバーの新車価格帯 18,350,000〜25,290,000円
5代目レンジローバーの
中古車相場価格
総額1,880万〜3,180万円

ラグジュアリーでありながら、圧倒的なパフォーマンスを発揮し、クロスカントリーモデルとしての卓越した性能を併せ持つ。レンジローバーは相反する要素を備えた万能モデルとして開発され、50年以上にわたり、ラグジュアリーSUVの頂点に君臨し続けてきました

現行型は究極のモダンラグジュアリーを掲げて開発。シンプルな造形のなかにデジタルテクノロジーをふんだんに盛り込むことで実現した美しいデザインは見るものの心を奪います。インテリアはカラー、テーマ、素材などを膨大な種類から選んで世界に1台だけのレンジローバーを作り上げることができるSV BESPOKEサービスが用意されています。

3L 直6ディーゼルターボ、3L 直6ガソリンターボ、4.4L V8ガソリンターボ、PHEVとパワートレインも豊富なラインナップになっています。

【ランドローバーの代表モデル】レンジローバーイヴォーク(2代目/2019年〜)

【ランドローバーの代表モデル】レンジローバーイヴォーク(2代目/2019年〜)

■スペック(ダイナミックSE P200/4WD)

全長×全幅×全高 4,380mm×1,905mm×1,650mm
ホイールベース 2,680mm
エンジン種類 直列4気筒ターボ
総排気量 1,997cc
最高出力 147 kW(200ps) /5,500rpm
最大トルク 320N・m/1,500rpm
WLTCモード燃費 8.9km/L
レンジローバーイヴォークの新車価格帯 6,990,000〜10,360,000円
2代目レンジローバーイヴォークの
中古車相場価格
総額350万〜960万円
【ランドローバーの代表モデル】レンジローバーイヴォーク(2代目/2019年〜)内装

レンジローバーシリーズのコンパクトSUVとなるイヴォーク。コンパクトといっても、全幅は1,900mm以上あるため、後席に3人でゆったり座ることもできます。2012年に初代イヴォークが発売されたとき、あまりの美しさに世界中の人々が驚きました。しかも3ドア、5ドア、さらにコンバーチブルまで用意される贅沢なモデルとなりました。2代目となる現行型は5ドアのみが用意されます。

パワートレインは2Lガソリンターボ、2Lディーゼルターボ、1.5Lエンジンを搭載するPHEVが用意されます。PHEVは満充電の状態だとモーターのみで65.1km走行可能。自宅での充電時は7kWの普通充電だと2.12時間で100%充電が完了します。

インテアリアはスイッチ類を最小限まで排除した、モダンなデザインを採用。シンプルで質感の高さを感じられる空間が、ドライバーの心地よさを高めてくれます

【世界の高級車ブランド】ボルボ

【世界の高級車ブランド】ボルボ

北欧・スウェーデンの自動車メーカーであるボルボ。1980〜90年代はステーションワゴン(エステート)が人気で、フォトグラファーや広告関係者など感度の高い業界人、シーズンを通してアウトドアスポーツを楽しむ人などから選ばれていました

その後、ボルボは家具のような落ち着きのある“スカンジナビアデザイン”を全面に出し、プレミアム性を高めたブランドになっていきました。現在はコンパクトからラージサイズまで、SUVが人気です。

そしてボルボにとってもっとも大切なのは安全。私たちが当たり前のように使っている3点式シートベルトは1959年にボルボが初めて導入したもの。それを「すべての人がその恩恵を享受できるように」と特許を無償公開したことで知られています。

【ボルボの代表モデル】XC90(2代目/2016年〜)

【ボルボの代表モデル】XC90(2代目/2016年〜)

■スペック(リチャージ アルティメット T8 AWD プラグイン ハイブリッド/4WD)

全長×全幅×全高 4,950mm×1,960mm×1,775mm
ホイールベース 2,985mm
エンジン種類 直列4気筒ターボ
総排気量 1,968cc
エンジン最高出力 223kW(317ps)/6,000rpm
フロントモーター最高出力 52kW/3,000〜4,500rpm
リアモーター最高出力 107kW/3,280〜15,900rpm
エンジン最大トルク 400N・m(40.8kgf-m)/ 3,000〜5,400rpm
フロントモーター最大トルク 165N・m/0〜3,000rpm
リアモーター最大トルク 309N・m/0〜3,280rpm
WLTCモード燃費 13.3km/L
XC90の新車価格帯 9,040,000〜12,440,000円
2代目XC90の
中古車相場価格
総額280万〜1,000万円
【ボルボの代表モデル】XC90(2代目/2016年〜)内装

ボルボのLサイズSUVであるX90は、2Lのマイルドハイブリッドとプラグインハイブリッドモデルのリチャージをラインナップ。最新のボルボらしいラグジュアリーを感じるなら電動車がおすすめです。

満充電からのEV走行距離は73km(WLTCモード)。日常でのドライブならエンジンをかけることなく、静かでクリーンな走りを堪能できます。もちろんロングドライブでもエンジンに加え、前後それぞれのモーターによる安定感のある走りを楽しめます

広い室内には3列目席も備わるので、最大7人でドライブを楽しむことが可能。インテリアは華やかなクリスタルシフトノブをはじめ、北欧ならではの明るくモダンなデザインで心地よい移動時間を楽しむことができます。

【世界の高級車ブランド】キャデラック

【世界の高級車ブランド】キャデラック

アメリカ・ゼネラル・モーターズの高級車部門として1900年代初頭からラグジュアリーモデルを製造しているのがキャデラックです。アメリカ大統領の公用車としても使われていて、バイデン現大統領が乗る“ビースト”もキャデラック製です。

日本にはセビルやデビルなどのセダンが輸入されていましたが、現在は4種類のSUVとセダンが1モデル導入されています

【キャデラックの代表モデル】エスカレード(5代目/2020年〜)

【キャデラックの代表モデル】エスカレード(5代目/2020年〜)

■スペック(スポーツ/4WD)

全長×全幅×全高 5,400mm×2,065mm×1,930mm
ホイールベース 3,060mm
エンジン種類 V型8気筒
総排気量 6,156cc
最高出力 306kW(416ps)/5,800rpm
最大トルク 624N・m(63.6 kgf-m)/4,000rpm
WLTCモード燃費 ――
エスカレードの新車価格帯 16,400,000〜18,000,000円
5代目エスカレードの
中古車相場価格
総額1,250万〜1,750万円
【キャデラックの代表モデル】エスカレード(5代目/2020年〜)内装

全長5.4mのフルサイズSUV。他メーカーのLサイズSUVが小さく見えるほどの存在感は、さすがアメリカ車大きなグリルやメッキでギラついたフロントフェイスは、見るものを圧倒します。

ウッドが多用されたリビングのような室内空間にはデジタルメーターをはじめとする先進テクノロジーが随所に採用されています。広々とした空間には3列シートがゆとりを持って配置されています。プレミアムは8人乗り、その他のグレードは7人乗りになります。

6.2L V8エンジンは怒涛のパワーを発揮しますが、搭載される10速ATの制御によりジェントルな走りを楽しめるのもエスカレードの魅力です

高級車も中古車なら手に入れるかも!?

これまで紹介してきたモデルは、1,000万円以上するものが中心。なかには数千万円するものもあります。とてもじゃないですが普通の人には手が届かないものばかりです。

高橋さん

でも、中古車に目を向ければ手に入れることができるかもしれませんよ。ただし、中古車で選ぶ際には注意も必要です。

セダンの高級車には中古車価格がかなり安くなるものも少なくない

レクサス

今回紹介したモデルは、スペック表の箇所にそのモデルの2024年2月時点での中古車相場価格を記載しました。たとえばレクサス LSは現行型でも総額320万円から探せますし、アウディ A8は総額440万円から探せます。これなら手が届くかもしれないですね。

新車価格が1,000万円を超えるモデルがなぜこんなに安くなるのか。これには秘密があります。

たとえば、新車価格が200万円のA車と1,000万円のB車があり、どちらも1年間で相場が20%下がるとします。

▼1年間で相場が20%下がると・・・

A車は1年後に160万円になりますが、B車は800万円と、一気に200万円も安くなります。

▼さらに翌年も相場が20%下がると・・・

A車は128万円、B車は640万円。B車は2年間で360万円も安くなります。

もちろん実際の相場はこんなに単純ではありませんが、値段が高い車は値落ち率は大衆車と変わらなくても、値落ち額は大きくなりがち。これはプレミアムセダンで顕著に現れる傾向があります。

メルセデス・ベンツ Sクラスの中古車相場を見てみると、先代は2015年式で総額300万円以下、先々代だと2010年式で走行7万km以下のものを総額160万円以下で探すことができます。初代レクサス LSもスピンドルグリルになった後期型が総額150万円以下で探せます。

反対にスポーツモデルやSUVは高値で推移

一方で、SUVは新車として日本に輸入される台数以上の注文が入り、数年待ちという状態のものもあります。するとその期間待つことはできないので中古車に目を向ける人が増えます。そのため、中古車相場がなかなか下がらず、高値安定になっているものが少なくありません

スポーツモデルも同様で、新車が手に入らずに中古車を探す人が多く、さらに海外の人が日本の中古車を高値で買い輸出するケースもあります。そのため新車価格以上で取引されているものも少なくありません

高級車を中古車で買う場合は維持費に注意!

高橋さん

運良く憧れの高級車の中古車を予算内で見つけられた場合、すぐに飛びつきたくなるはず。でも以下の点をきちんと理解したうえで購入するかを検討することをおすすめします。

税金が高くなる可能性がある

最新の高級車はダウンサイジングエンジンを搭載しているものも多いですが、少し前の高級車だと大排気量エンジンを搭載し、その分車両重量が重くなっている可能性があります。そうすると毎年の自動車税種別割や車検時の自動車重量税が一般的な車より高くなります初度登録から13年以上経過しているものは税率が高くなる点も要注意

車両価格は安くても部品代は変わらない

高級車は大衆車に比べて一つ一つの部品の値段が高い傾向にあります。安い中古車を見つけて購入後、もし故障が発生したら修理費は一般的な車よりかなり高くなることを頭に入れておきましょう

よくある質問

Q
高級車はなぜ高い?
A

高性能なエンジンと、そのパワーを支えるボディやシャシーが一般的な車に搭載されるものより高価だからです。また、内外装にも上質な素材を用いてプレミアム性を高めています。

Q
高級車の代表的なメーカーは?
A

日本車で有名なのはレクサス。輸入車だとメルセデス・ベンツやBMWが有名です。スポーツモデルだとフェラーリやランボルギーニ、ポルシェなども多くの人が知るブランドです。他にも高級車ブランドはたくさんあります。
国内外の代表的なモデルは「憧れの高級車ブランドと代表モデル」で詳しくチェック

Q
高級車を中古車で買う際の注意点は?
A

安い中古車を手に入れたとしても、税金や保険、さらにトラブルが発生した際の修理費は新車を買ったときと変わりません。維持費が高くなっても大丈夫か、よく考えてから購入してください。

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